Title:
神経形成を刺激することができるＮ−フェニル−ラクタム誘導体及び神経障害の処置におけるそれらの使用
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2017503025
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、下記一般式：（式中、Ｈｅｔは、オキサゾール−５−イル、ピリジン−４−イル又はピラゾール−４−イルであり；Ｒ１／Ｒ２は、互いに独立して、水素、低級アルキル、低級アルコキシ又はハロゲンであり；Ｗは、−ＣＨ２−又は−ＣＨ２ＣＨ２−であり；Ｘは、ＣＲ３Ｒ４又はＮＲ５であり；Ｒ３は、水素又は低級アルキルであり；Ｒ４は、場合によりハロゲン、低級アルコキシ、ハロゲン置換低級アルキル、ハロゲン又は低級アルキル置換低級アルコキシで置換されている−（ＣＨ２）ｎ−フェニルであり；Ｒ５は、場合によりハロゲン、低級アルコキシ、ハロゲン置換低級アルキル、ハロゲン又は低級アルキル置換低級アルコキシで置換されているＣＨＲ−フェニル又はＣＨ２ＣＨＲ−フェニルであるか、或いはＣＨＲ−ピリジン−２、３又は４−イルであり；Ｒは、水素又は低級アルキルであり；ｎは、０又は１である）の化合物、又はその薬学的に許容し得る酸付加塩、ラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び／又はその光学異性体に関する。前記化合物は、統合失調症、強迫性人格障害、うつ病、双極性障害、不安症、正常な老化、てんかん、網膜変性、外傷性脳損傷、脊髄損傷、心的外傷後ストレス障害、パニック障害、パーキンソン病、認知症、アルツハイマー病、認識機能障害、化学療法誘発認知機能障害、ダウン症候群、自閉症スペクトラム障害、難聴、耳鳴、脊髄小脳失調、筋委縮性側索硬化症、多発性硬化症、ハンチントン病、脳卒中、放射線治療、慢性ストレス、アルコール、オピエート、メタンフェタミン、フェンシクリジン及びコカインより選択される神経系作用薬の中毒の処置に使用し得る。
Inventors:
Jacop-Loutone, Roland
Wichmann, Jurgen
Peters, Jens-Uwe
Ravi, Yagazia
Wichmann, Jurgen
Peters, Jens-Uwe
Ravi, Yagazia
Application Number:
JP2016564394A
Publication Date:
January 26, 2017
Filing Date:
January 14, 2015
Export Citation:
Assignee:
F. HOFFMANN-LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
International Classes:
C07D401/10; A61K31/4155; A61K31/4178; A61K31/422; A61K31/4439; A61K31/444; A61K31/506; A61P21/00; A61P25/00; A61P25/08; A61P25/14; A61P25/16; A61P25/18; A61P25/22; A61P25/24; A61P25/28; A61P25/32; A61P25/36; A61P27/02; A61P27/16; A61P43/00; C07D401/14; C07D403/10; C07D413/10
Domestic Patent References:
| JP2007529495A | 2007-10-25 | |||
| JP2007529495A | 2007-10-25 |
Foreign References:
| WO2011007819A1 | 2011-01-20 | |||
| WO2008137102A2 | 2008-11-13 | |||
| WO2007135969A1 | 2007-11-29 | |||
| WO2011007819A1 | 2011-01-20 | |||
| WO2008137102A2 | 2008-11-13 | |||
| WO2007135969A1 | 2007-11-29 |
Attorney, Agent or Firm:
Patent business corporation Tsukuni