Title:
ポリエーテルアミンをグラフトすることにより多糖類を修飾する方法、その方法により修飾された多糖類、およびその多糖類を備え、温度感受性のレオロジー特性を有する製剤
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2017520674
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、多糖類を修飾する方法に関する。この方法は、(a)ある多糖類を(好ましくは水とイソプロパノールとの組み合わせである)基剤(base)の存在下に、(X−R−C(O)NH)bR’型の修飾されたポリエーテルアミン(ここで、R’はポリエーテルであり、b=1、2または3であり、Xはハロゲン(好ましくはClまたはBr)であり、Rはアルキル基(置換されていても良い)または芳香族基(置換されていても良い)である)と反応させる工程と、(b)工程(a)により得られた生成物をNaClの存在下に膜分離法により少なくとも部分的に精製させる工程であって、該精製は、9〜13(好ましくは10〜12)のpHで実行される、工程と、(c)工程(b)により得られた生成物を膜分離法により少なくとも部分的に精製する工程であって、該精製は、pH6〜8(好ましくは6.5〜7.5)における中和を行った後、必要な場合には前記生成物をフリーズドライさせ、該フリーズドライさせた生成物を(好ましくはエタノールで)洗浄した後に実行される、工程と、を有する。
More Like This:
Inventors:
Sugir Jid
Dumanger Elise
Dumanger Elise
Application Number:
JP2017521618A
Publication Date:
July 27, 2017
Filing Date:
July 08, 2015
Export Citation:
Assignee:
Serenith
International Classes:
C08B37/00; A61L27/20; A61L27/52; C08B11/12; C08B11/145; C08B37/02; C08B37/04; C08B37/06; C08B37/08; C08B37/10; C08B37/12
Attorney, Agent or Firm:
Maeda patent office