Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
高圧フリーラジカル重合によって形成されるエチレン系ポリマーの生成量及び品質を制御するためのプロセス
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2018500433
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、エチレン系ポリマーを調製するためのプロセスを提供し、該プロセスは、a)クラス1開始剤系、b)クラス2開始剤系、c)クラス3開始剤系、またはd)これらの組み合わせから選択される少なくとも1つの開始剤系の存在下で、かつ1000バール(100MPa)以上の注入口圧力(P2)で、かつ少なくとも1つのハイパー圧縮器と、少なくとも1つの反応部を備える少なくとも1つの反応器を備える反応器構成と、を備える反応器システムにおいて、エチレンを重合することを含み、注入口圧力(P2)は、より高い注入口圧力(P1)で、かつ異なるハイパー圧縮器処理量で、かつ少なくとも1つの反応部に対して異なる最高温度で、及び任意に、反応器構成に供給される異なる量のCTA系で操作されること以外は、同じ反応器システムにおけるものである類似重合と比較して少なくとも200バール低減され、本プロセスに関して、「最高温度クラス開始剤系(複数可)(Y)の総反応器消費の比率」は、次の方程式D:0.95*x^((P1−P2)/10MPa)<Y<1.04*z^((P1−P2)/10MPa)(方程式D)と一致し、式中、xは、0.97以上であり、zは、1.03以下である。本発明は、エチレン系ポリマーを調製するためのプロセスも提供し、該プロセスは、a)クラス1開始剤系、b)クラス2開始剤系、c)クラス3開始剤系、またはd)これらの組み合わせから選択される少なくとも1つの開始剤系の存在下で、かつ1000バール(100MPa)以上の注入口圧力(P2)で、かつ少なくとも1つの反応部を備える少なくとも1つの反応器を備える反応器構成を備える反応器システムにおいて、エチレンを重合することを含み、注入口圧力(P2)が、より高い注入口圧力(P1)で、かつ少なくとも1つの反応部に対して異なる最高温度で、及び任意に、反応器構成に供給される異なる量のCTA系で操作されること以外は、同じ反応器構成における類似重合と比較して少なくとも200バール低減され、本プロセスに関して、「最高温度クラス開始剤系(複数可)(Y)の総反応器消費の比率」は、次の方程式D:0.95*x^((P1−P2)/10MPa)<Y<1.04*z^((P1−P2)/10MPa)(方程式D)と一致し、式中、xは、0.97以上であり、zは、1.03以下である。【選択図】なし

Inventors:
Cornelis Jay F Hosman
Otto Jay Barbie
Sergio E. Gonzalves
Ni Dan
Application Number:
JP2017533773A
Publication Date:
January 11, 2018
Filing Date:
December 18, 2015
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
Dow Global Technologies LLC
Dow Brazil Sustain Dustrial Limited
International Classes:
C08F2/34; C08F10/02
Attorney, Agent or Firm:
Hiroshi Kobayashi
Eiji Katayama
Norio Omori
Tsukasa Iguchi
Yasuhito Suzuki