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Title:
微細なカチオン性水性ポリマー分散液、その製造方法、およびその使用
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2018537564
Kind Code:
A
Abstract:
カチオン性プレポリマーを分散剤として含む水性液体におけるエチレン性不飽和モノマーの乳化重合により得られる、微細なカチオン性水性ポリマー分散液であって、ここで、前記カチオン性プレポリマーは、少なくとも1種の非イオン性乳化剤の存在下での第一の乳化重合において、少なくとも1種の重合開始剤の存在下に、(a)15質量%から45質量%までの、少なくとも1個の第四級アンモニウム基を含む少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマー;(b)5質量%から80質量%までの少なくとも1種の任意に置換されたスチレン;(c)0質量%から50質量%までの少なくとも1種のC1〜C12アルキル(メタ)アクリレート;(d)0質量%から10質量%までの、酸基を含む少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマー;(e)0質量%から10質量%までの、アミン基を含む少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマー;ならびに(f)0質量%から20質量%までの、(b)、(c)および(e)とは異なる少なくとも1種の非イオン性エチレン性不飽和モノマー、ここで、(a)+(b)+(c)+(d)+(e)+(f)の合計は100質量%である、の重合により製造され、かつその後、前記カチオン性プレポリマーを含む水性液体において、少なくとも1種の重合開始剤の存在下に、(i)10質量%から70質量%までの任意に置換されたスチレンまたは(メタ)アクリロニトリルの少なくとも1種;(ii)30質量%から90質量%までの少なくとも1種のC1〜C18アルキル(メタ)アクリレート;(iii)0質量%から30質量%までの、直鎖状または分岐状のC1〜C30カルボン酸の少なくとも1種のビニルエステル;ならびに(iv)0質量%から30質量%までの、(i)、(ii)および(iii)とは異なる少なくとも1種の非イオン性エチレン性不飽和モノマー、ここで、(i)+(ii)+(iii)+(iv)の合計は100質量%である、を含むモノマー混合物の第二の乳化重合が実施され、かつ第一の乳化重合および/または第二の乳化重合は、任意に、0質量%から10質量%までの少なくとも1種の重合調整剤の存在下に実施される、微細なカチオン性水性ポリマー分散液。本発明によるポリマー分散液は、紙、板紙および厚紙用のサイズ剤としての使用に好適である。

Inventors:
Carmen-Elena Chimpane
Claus melar
Petra Arnold
Christina Georgieva
Reinhold Deing
Christian Yan-Randu
Chuan Wen
Application Number:
JP2018528231A
Publication Date:
December 20, 2018
Filing Date:
December 01, 2016
Export Citation:
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Assignee:
BASF SE
International Classes:
C08F2/24; C08F2/38; C08F212/08; C08F220/34; D21H21/16
Attorney, Agent or Firm:
Einzel Felix-Reinhard
Morita Taku
Junichi Maekawa
Hiroyasu Ninomiya
Ueshima