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Patent Searching and Data


Title:
ユーザー定義の機能性を有する哺乳動物プロモーターのインシリコ設計
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2020517245
Kind Code:
A
Abstract:
遺伝子調節の単純化されたモデルは、哺乳動物の合成生物学にとって基本的な要件である。しかしながら、転写レベルでは、これは、プロモーター活性動態を統御し、ユーザー定義の機能性を有する調節エレメントの新規の設計を妨げる複雑な設計規則によって妨げられてきた。本明細書で実証されるとおり、複合性の転写因子結合部位が相乗的に機能しないとき、哺乳動物のプロモーターは、単純な設計規則に従って構築され得る。宿主細胞の転写機構の成分をインシリコで分析して、所望の発現動態を有する転写因子を同定した。次に、同種の結合部位を、ホモタイプ及びヘテロタイプの構造において包括的に試験してモジュール性を評価し、各部位の単一コピーによって呈される転写活性を決定した。エレメントを、組み合わせの相互作用を防止するために特別に選択したとき、ヘテロタイプのプロモーター活性を、単に成分結合部位のコピー数の関数として正確にモデル化できた。結合部位の順序、スペーシング、及び配向がプロモーター活性に最小の影響を及ぼしたため、文脈特異的な設計基準に従って、ブロックをインシリコで最適に組み合わせ、配置することができた。これを実証するために、設計された活性レベル及び長期間の発現安定性をインビトロで呈したCHO細胞のプロモーターを新規に作製した。この知見により、真核生物の転写調節機構への新たな洞察が明らかになり、哺乳動物の合成生物学のための新規のツールが提供される。【選択図】図1

Inventors:
Brown, adam, jay
James, david, sea
Gibson, Suzanne, Jay
Hatton, Diane
Application Number:
JP2019556682A
Publication Date:
June 18, 2020
Filing Date:
April 19, 2018
Export Citation:
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Assignee:
Medimun Limited
International Classes:
C12N1/15; C12N1/19; C12N1/21; C12N5/10; C12N15/11; C12N15/67; C40B40/06
Domestic Patent References:
JP2016537987A2016-12-08
JP2009529855A2009-08-27
JP2001054391A2001-02-27
Foreign References:
WO2012099279A12012-07-26
Other References:
NUCLEIC ACIDS RES., vol. 43, no. 11, JPN6022008594, 2015, pages 5318 - 5330, ISSN: 0004722012
ONCOGENE, vol. 15, JPN6022008596, 1997, pages 3091 - 3102, ISSN: 0004722013
Attorney, Agent or Firm:
Hiraki International Patent Office