Title:
建物用受動型制振装置
Document Type and Number:
Japanese Patent JP6420012
Kind Code:
B1
Abstract:
【課題】既存の建物にも適用可能なコンパクトな制振装置であって、小規模の地震から大地震まで振動レベルに応じて最大限に制震機能を発揮することができる建物用受動型制振装置を提供する。【解決手段】制振装置１の外殻をなし制振の対象となる建物に固定される外殻構造体２と、外殻構造体２内にクリアランスＣをおいて収納され、水平バネ手段４を介して水平面内の全方向に振動可能な水平断面における外郭縁が円形または楕円形の付加マス３と、付加マス３の水平振動に対して減衰力を与える減衰手段５とを備える。建物の固有振動数に応じて、ＴＭＤとして機能するように水平バネ手段４のバネ定数および減衰手段５の減衰定数を設定する。付加マス３の水平方向の振幅がクリアランスＣ以上に達すると、付加マス３が外殻構造体２の外壁部２ａ内面に衝突し、衝突によって生ずる衝撃エネルギーによって建物の振動を減衰させる。【選択図】図１
Inventors:
Masamichi Kamei
Application Number:
JP2018082748A
Publication Date:
November 07, 2018
Filing Date:
April 24, 2018
Export Citation:
Assignee:
Land Business Co., Ltd.
International Classes:
E04H9/02; F16F15/02
Domestic Patent References:
| JP2002371726A | 2002-12-26 | |||
| JP2000170181A | 2000-06-20 | |||
| JP2001200888A | 2001-07-27 | |||
| JPH05118162A | 1993-05-14 |
Attorney, Agent or Firm:
Kumon enjoyment
Hisako Yasuko
Hisako Yasuko