Title:
標的塩基配列の識別方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JPWO2011122501
Kind Code:
A1
Abstract:
本発明により、競合ハイブリダイゼーションを伴う塩基配列の識別方法において、塩基配列の相違を識別する精度を保持しつつ、従来法よりも非常に短時間で標的塩基配列を有する核酸を識別し得る方法が提供される。本発明の方法は、試料２本鎖核酸と標的塩基配列と同一の塩基配列を含む標準２本鎖核酸とを一の反応液内において熱変性処理する熱変性工程と、前記熱変性工程の後、前記反応液の温度を低下させることにより、前記試料２本鎖核酸と前記標準２本鎖核酸とにおいて競合ハイブリダイゼーションを行う降温工程と、前記標準２本鎖核酸を構成していた核酸鎖と前記試料２本鎖核酸を構成していた核酸鎖とにより形成された２本鎖核酸を測定する測定工程と、前記測定工程により得られた測定結果に基づき、前記標準２本鎖核酸と前記試料２本鎖核酸との同一性を識別する識別工程とを有し、前記降温工程をカチオン性くし型重合体の存在下で行う、標的塩基配列の識別方法である。
Inventors:
Kitano Shiro
Akio Yamane
Maruyama Atsushi
Akio Yamane
Maruyama Atsushi
Application Number:
JP2012508268A
Publication Date:
July 08, 2013
Filing Date:
March 25, 2011
Export Citation:
Assignee:
Toppan Printing Co., Ltd.
Kyushu University
Kyushu University
International Classes:
C12Q1/68; C12N15/09
Attorney, Agent or Firm:
Shiro Suzuki
Masatake Shiga
Tadashi Takahashi
Shunsuke Fushimi
Masatake Shiga
Tadashi Takahashi
Shunsuke Fushimi