Title:
ポリエステル系シーラントフィルム、積層体及び包装体
Document Type and Number:
Japanese Patent JPWO2018150997
Kind Code:
A1
Abstract:
【課題】内容物の成分を吸着が少なく、低温域で高いヒートシール強度を有するのみならず、ヒートシール時に穴あきが発生しない、さらに、積層に起因したカールが少なく、優れた折れ性を有したポリエステル系シーラントを提供すること。および、前記のポリエステル系シーラントを少なくとも一層として含む積層体、及びそれを用いた包装袋を提供すること。【解決手段】ヒートシール層と耐熱層の各層を少なくとも1層以上有しており、各層ともエチレンテレフタレートを主たる構成成分とするポリエステル系成分からなり、以下の(1)〜(6)を満たすことを特徴とするポリエステル系シーラントフィルム。(1)ヒートシール層同士を140℃、0.2MPa、2秒間でヒートシールしたときのヒートシール強度が8N/15mm以上20N/15mm以下(2)ヒートシール層を温度変調DSCによって測定したとき、ガラス転移開始温度から140℃までの可逆熱容量差(ΔCp)が0.5J/g/K以上1.1J/g/K以下(3)耐熱層を温度変調DSCによって測定したときのΔCpが0.1J/g/K以上0.6J/g/K未満(4)折りたたみ保持角度が20度以上60度以下(5)長手方向、幅方向いずれか小さい方の曲率半径が50mm以上300mm以下(6)80℃温湯中に10秒間浸漬した後の収縮率が、長手方向、幅方向ともに−5%以上5%以下【選択図】なし
Inventors:
Shintaro Ishimaru
Masayuki Haruta
Masayuki Haruta
Application Number:
JP2018509855A
Publication Date:
December 12, 2019
Filing Date:
February 08, 2018
Export Citation:
Assignee:
Toyobo Co., Ltd.
International Classes:
B32B27/36; B65D65/40
Domestic Patent References:
JP2006326914A | 2006-12-07 | |||
JP2002337288A | 2002-11-27 | |||
JP2007030232A | 2007-02-08 | |||
JP2001113657A | 2001-04-24 | |||
JP2013039787A | 2013-02-28 | |||
JP2008526570A | 2008-07-24 | |||
JPH02190333A | 1990-07-26 | |||
JPH11314329A | 1999-11-16 | |||
JPH09254346A | 1997-09-30 | |||
JPH08156209A | 1996-06-18 | |||
JPH0347752A | 1991-02-28 | |||
JPH0655717A | 1994-03-01 | |||
JPH04278348A | 1992-10-02 |
Foreign References:
WO2014175313A1 | 2014-10-30 | |||
WO2007123095A1 | 2007-11-01 |