Title:
ＬＮＧを活用する炭酸ガス回収式水素製造システム
Document Type and Number:
Japanese Patent JP6951613
Kind Code:
B1
Abstract:
ＬＮＧを気化させた天然ガスと水蒸気は、触媒存在下で水蒸気改質反応およびシフト反応を行い、水素と炭酸ガスを含む混合ガスになる。混合ガスは水素分離装置で水素ガスとオフガスに分離され、水素ガスは水素利用装置に送出される。オフガスは、水蒸気改質に必要な加熱のために燃料として燃焼炉に送られ、酸素供給装置から供給された酸素と燃焼反応する。炭酸ガスと水蒸気を含む燃焼排ガスは、燃焼排ガス予冷装置で予冷された後にＬＮＧ気化装置においてＬＮＧとの間でＬＮＧ冷熱を熱交換し、ＬＮＧを天然ガスに気化させ、燃焼排ガスを冷却するとともに、水蒸気を凝縮して水分を排出し、低温度の回収炭酸ガスとなる。これにより、水素製造において発生する全ての炭酸ガスを、水蒸気改質装置の燃焼炉における燃料の燃焼によって生じる燃焼排ガスに取り纏め、低温度にして回収し、炭酸ガスの液化動力を低減することを可能とする。
Inventors:
Shinzo Ito
Application Number:
JP2021525619A
Publication Date:
October 20, 2021
Filing Date:
February 25, 2021
Export Citation:
Assignee:
Eureka Engineering Co., Ltd.
International Classes:
C01B3/26
Domestic Patent References:
| JP2003081605A | 2003-03-19 | |||
| JPH07119491A | 1995-05-09 | |||
| JP2000247604A | 2000-09-12 |
Foreign References:
| US20070130957A1 | 2007-06-14 | |||
| US20060137246A1 | 2006-06-29 |
Attorney, Agent or Firm:
Kobayashi Osamu