Title:
果実の剥皮方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP6967685
Kind Code:
B1
Abstract:
【課題】果実の外果皮表面は、リノール酸やオレイン酸などをはじめとする不飽和脂肪酸、クチクラなどをはじめとする蝋質によって強固に保護されており、化学的処理を用いて果実の外果皮又は内果皮を除去する場合には、剥皮処理とは別に果実に対して脱脂工程などの事前処理を行う必要があり、簡便な果実外果皮または柑橘類内果皮の剥皮除去方法が求められている。【解決手段】発明者は、鋭意検討した結果、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムと、次亜塩素酸ナトリウムと、塩化ナトリウム又は塩化カリウムと、界面活性剤と、を含むｐＨ１０以上１４以下の剥皮処理液を用いて果実の外果皮又は内果皮を溶解又は剥皮させることにより、果実表面の不飽和脂肪酸及び／又は蝋質を除去する前処理工程なしに、果実外果皮または柑橘類内果皮を剥皮除去できることを見出した。【選択図】図１
Inventors:
Yasuji Ishiguro
Application Number:
JP2021093939A
Publication Date:
November 17, 2021
Filing Date:
June 03, 2021
Export Citation:
Assignee:
Yasuji Ishiguro
International Classes:
A23N7/01
Domestic Patent References:
| JP2020000218A | 2020-01-09 |
Foreign References:
| CN109198666A | 2019-01-15 | |||
| CN103462182A | 2013-12-25 |
Attorney, Agent or Firm:
Patent Business Corporation Daiichi Technical International Patent Office