抗腫瘍免疫応答に対する耐性と関連する細胞内キナーゼ、及びその使用

Japanese Patent JP2020517747

A

本発明は、SIK3が抗腫瘍免疫応答に対する耐性と関連するという驚くべき研究結果に基づく。特に、本発明はSIK3の阻害剤、特にSIK3の核酸又は小分子阻害剤を用いて増殖性疾患を治療する方法を提供する。SIK3阻害剤を或る特定の炎症性シグナル伝達経路のリガンド又はアゴニストと共に用いて、増殖性障害に関与する細胞をかかるシグナル伝達経路の細胞傷害効果に対して感作する方法、及び／又はかかる細胞を死滅させる方法、及び／又は増殖性疾患を治療する方法も提供される。本発明によって提供される他の方法としては、かかるシグナル伝達経路を利用する治療を増強するか又はそれと関連する或る特定の副作用を克服するためにSIK3阻害剤を用いる方法、並びに被験体から得られたサンプル中のSIK3の検出に基づく診断、予後診断及びモニタリングの方法及びキット、並びにSIK3の阻害剤を特定又は特性評価するのに有用なスクリーニング方法が挙げられる。【選択図】なし

Solentino, Antonio
Beck Hob, Philip
Michels, Tillman
Kandelwar, Nishite
Butros, Michael
Breinich, Marco
Zane Hane, Peter
Maier Evert, Sebastian
Vorpin, valentina
Menevshe, Aishe

JP2020508074A

June 18, 2020

April 20, 2018

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Iox Therapeutics AG

A61K45/00; A61K31/506; A61K45/06; A61P1/04; A61P17/06; A61P19/02; A61P29/00; A61P35/00; A61P37/02; A61P37/04; A61P43/00; C07D417/12; C12N15/113; C12Q1/02; C12Q1/6851; C12Q1/686; G01N33/68

CANCER TREATMENT REVIEWS, vol. 36, JPN6022019816, 2010, pages 492 - 500, ISSN: 0004962775
EXPERIMENTAL HEMATOLOGY, vol. 37, JPN6022019817, 2009, pages 1435 - 1444, ISSN: 0004962776
ONCOGENE, vol. 30, JPN6022019818, 2011, pages 3570 - 3584, ISSN: 0004962777
BIOCHEMICAL JOURNAL, vol. 465, JPN6022019819, 2015, pages 271 - 279, ISSN: 0004777592

Takashi Shoji
Yuriko Shinobu
Takuya Osugi
Hirata Midori

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