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Title:
4,4’-ジクロロジフェニルスルホンを得る方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2022548512
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、4,4’-ジクロロジフェニルスルホンおよび有機溶媒としての直鎖C6~C10カルボン酸を含む有機混合物から4,4’-ジクロロジフェニルスルホンを得る方法に関し:(a)前記有機混合物を(a1a)前記有機混合物を結晶化容器内で水と混合し、液体混合物を得るステップ;(a1b)(a1a)で得られた液体混合物を、(i)結晶化容器内を、水が蒸発し始める圧力まで減圧するステップ、(ii)蒸発した水を冷却して凝縮させるステップ、(iii)結晶化容器内の液体混合物に凝縮水を混合するステップにより4,4’-ジクロロジフェニルスルホンの飽和点を下回る温度まで冷却するステップであって、結晶化した4,4’-ジクロロジフェニルスルホンを含む懸濁液を得るステップ;または(a2)前記有機混合物を少なくとも1つの冷却可能な表面と接触させ、それによって10~30℃の範囲の温度に達するまで5~50K/hの範囲の冷却速度で前記有機混合物の温度を下げるステップであって、有機混合物および少なくとも1つの冷却可能な表面が、冷却プロセス全体にわたって1~30Kの範囲に保たれる温度差を維持し、結晶化した4,4’-ジクロロジフェニルスルホンを含む懸濁液を得るステップにより冷却する工程(b)(a1b)または(a2)で得られた懸濁液を固液分離し、生成物として残留水分を含む固体の4,4’-ジクロロジフェニルスルホンおよび有機溶剤と水とを含む母液を得る工程を含む方法。【選択図】図1

Inventors:
Harman, Yesika Nadine
Metsger, Lucas
Bry stephan
Application Number:
JP2022513492A
Publication Date:
November 21, 2022
Filing Date:
August 20, 2020
Export Citation:
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Assignee:
BASF SE
International Classes:
C07C315/06; C07C315/02; C07C317/14
Attorney, Agent or Firm:
Sato Eto
Akiko Kurawaki
Osamu Yamaguchi
Kenji Inagaki
Hironori Nagayama