Title:
粒子状物質および有害化合物をエンジン排気ガスから除去するための方法、多機能フィルタおよびシステム
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2018521258
Kind Code:
A
Abstract:
窒素酸化物、揮発性有機化合物および一酸化炭素を含む有害化合物および粒子状物質を圧縮点火エンジンの排気ガスから除去するという同じ性能を有する多機能ウォールフローフィルタおよびシステムであって、順次、以下のステップ、（ａ）尿素水溶液の液滴状のある量のＳＣＲ還元剤を排気ガスに添加するステップ；（ｂ）該尿素水溶液の液滴と混合された排気ガスをウォールフローフィルタの入口チャネルに導入し、そして、ウォールフローフィルタの入口側において透過性多孔質隔壁上に配置された酸化触媒の存在下に、揮発性有機化合物および一酸化炭素を二酸化炭素および水に、そして、一酸化窒素を二酸化窒素に酸化するステップであって、該酸化触媒は活性である、ステップ；（ｃ）次いで、ステップ（ｂ）からの排気ガス中の尿素水溶液の液滴を蒸発してアンモニアに分解するステップ；（ｄ）アンモニアを含む排気ガスを、フィルタの出口チャネルまでウォールフローフィルタの透過性多孔質隔壁を通過させ、そして、該フィルタの入口チャネルに面する透過性多孔質隔壁の表面上に粒子状物質を捕捉するステップ；（ｅ）排気ガス中に含まれる二酸化窒素と反応させることによって捕捉された粒子状物質を連続的に除去するステップ；および（ｆ）次に、ガス透過性多孔質隔壁の内側および／またはウォールフローパティキュレートフィルタの出口チャネルに面している側の該ガス透過性多孔質隔壁上に配置されたＳＣＲ活性触媒の存在下でのアンモニアとの反応によって、排気ガスから残存する量の二酸化窒素を除去するステップ、が行われる。
Inventors:
Gabrielson Pell El Tea
Application Number:
JP2017559565A
Publication Date:
August 02, 2018
Filing Date:
May 12, 2016
Export Citation:
Assignee:
Haldor Topser Actiezer Scabet
International Classes:
F01N3/08; B01D53/94; F01N3/022; F01N3/035; F01N3/10; F01N3/24; F01N3/28
Domestic Patent References:
| JP2014114714A | 2014-06-26 | |||
| JP2006170013A | 2006-06-29 | |||
| JP2014080979A | 2014-05-08 | |||
| JP2014528350A | 2014-10-27 | |||
| JPH02223624A | 1990-09-06 |
Foreign References:
| DE102008038736A1 | 2010-02-18 | |||
| WO2015022937A1 | 2015-02-19 | |||
| US20100175372A1 | 2010-07-15 | |||
| US20080256936A1 | 2008-10-23 | |||
| US20130276432A1 | 2013-10-24 |
Attorney, Agent or Firm:
Mitsufumi Esaki
Blacksmith
Katsunori Uenishi
Ichiro Torayama
Blacksmith
Katsunori Uenishi
Ichiro Torayama