Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
編まれたアッパーを備えた靴を作製するための構造および方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2023511429
Kind Code:
A
Abstract:
二重ストッキングから構成されるアッパー(2)を製織/構築する第1のステップと、それに続くアッパーを形成する第2のステップであって、2つのストッキングが一方の側(先端部)で閉じている一種の「チューブ」であり、一方でチューブの他方の端部が開いたままである、第2のステップとを含み、内側ストッキングが好適な靴型に置かれ、外側ストッキングが裏返されて先行するストッキングに重ねられて二重層を形成する、編まれたアッパーを備えた靴を作製するための方法が開示される。靴型に置かれたアッパーが、製織中に存在する熱硬化性ポリマー糸を湿らせて軟化させるスチームジェットにかけられるスチームステップと、アッパーを、高温キルンを通過させて、先行ステップから残留する湿気を除去し、熱硬化性ポリマー糸を溶融温度にすることによってアッパーを所望の寸法に戻す乾燥ステップとが続く。その後、この方法は、靴型に置かれたアッパーがその環境に熱を与えてアッパーの温度を低下させるパーキングステップを提供し、アッパーを寸法的に固定するために、靴型に置かれたアッパーが、超低温冷凍機を介して移動して、熱硬化性ポリマー糸を安定化させる安定化ステップと、アッパーが周辺温度にあるときに、靴型から取り外すステップとが続く。特に、アッパーを形成するステップの間に、本方法は、靴型の全領域を覆うことができ、かつ靴型の両側に均等に延在するアーチ構造体を有し、後にソールとなる部分の輪郭よりもわずかに高く、好適な形状および位置の一連のスロット(50)を有するインソール(5)の位置が定められるように提供される。靴型から取り外されると、アッパーはソール(7)の構築の準備が整い、ソールの構築には、アッパーを好適な鋳型の靴型に挿入するステップと、ポリウレタン注入(6)ステップのための、アッパーが置かれている靴型の位置、および鋳型の2つのリングの間で閉じられる位置を定めるステップであって、ソール用の鋳型のリングが、アッパーを部分的に囲むように閉じ、鋳型を充填しつつポリウレタンを注入し、ソールを形成するのに好適な、外側から隔離された空洞を形成する、ステップとが提供される。注入ステップの間、アーチ構造体(5)が存在するため、アッパーの内部へのポリウレタンの移動が制限され、スロット(50)のみを通過する所定量のポリウレタンの移動を可能にし、ソールとアッパーとの間かつソールと内側ストッキングとの間に、機能的特徴も審美的特徴も、干渉することなく、かつ変化させることなく接合点を生成する。注入が終了した後、鋳型のリングが開かれ、完成した靴(アッパーおよびソール)が鋳型から取り外され、靴型から取り外され、単一の、均質でコンパクトな本体である靴が得られる。【選択図】図5

Inventors:
Ladyni Marco
Application Number:
JP2022544729A
Publication Date:
March 17, 2023
Filing Date:
January 22, 2021
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
Trele Innovation S.R.L.
International Classes:
B29D35/06; A43B23/02; A43B23/04
Attorney, Agent or Firm:
Patent Attorney Corporation Kisaragi International Patent Office