Title:
バイオマスの熱化学変換
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2021501827
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、複数ステップの手順において行われる熱化学プロセスによってバイオマスからファインケミカルおよび／または自動車燃料にさらに変換するのに適した合成ガスを生成する方法であって、ａ）バイオマス材料の流れを提供するステップと、ｂ）ナトリウムおよび／またはカリウム化合物を含む水性アルカリ触媒流を提供するステップと、ｃ）粉砕したバイオマスおよびアルカリ触媒および任意選択の添加剤を混合して、アルカリバイオマススラリーまたは懸濁液を形成するステップと、ｄ）アルカリバイオマススラリーまたは懸濁液を、２００〜４００℃の範囲内の温度および１０〜５００ｂａｒの圧力において水熱処理反応器内で処理し、液化バイオマスおよび使用済みアルカリ触媒を含むバイオオイル懸濁液を形成するステップと、ｅ）任意選択的な１０〜１００ｂａｒの範囲内の圧力までの減圧、熱交換、ならびに、ＣＯ２、蒸気、および使用済み水性触媒などのガスの分離の後、ステップｄ）からの前記バイオオイル懸濁液を、６００〜１２５０℃の温度範囲内で動作するガス化反応器へと直接的または間接的に充填し、結果、合成ガスおよびアルカリ化合物を形成するステップと、ｆ）ガス化反応器または合成ガスからアルカリ化合物を分離し、ステップｄ）の前記水熱バイオマス処理反応器における新たなバイオマスの処理において存在するようにアルカリ化合物を直接または間接的にリサイクルし、および／または、水性アルカリ塩をパルプ工場の化学物質回収サイクルにリサイクルするステップとを含む、方法に関する。
Inventors:
Furusyo, Eric
Kentaro Umeki
Gebert, Ricardo
Stigson, Lars
Kentaro Umeki
Gebert, Ricardo
Stigson, Lars
Application Number:
JP2020525913A
Publication Date:
January 21, 2021
Filing Date:
November 06, 2018
Export Citation:
Assignee:
KIRAM AB
International Classes:
C10J3/06; C01B3/48; C02F11/00; C02F11/08; C10G1/00; C10G2/00
Attorney, Agent or Firm:
Umeda Shinsuke
Hiroyuki Ohno
Hiroyuki Ohno