Title:
トリチウム含有水からのトリチウム水分離除去方法及び装置
Document Type and Number:
Japanese Patent JPWO2020085046
Kind Code:
A1
Abstract:
福島第一原子力発電所では炉心溶融事故により多量の放射性（トリチウム）汚染水が発生したが、地下水の混入防止が完了した現在においても汚染水は日々発生している。現在６２種類の放射性核種を除く装置で汚染水の浄化をしているが、トリチウムについては未だ決定的な解決策が見出されていないのが現状である。トリチウム水と普通水とが混合している汚染水を水槽内で冷却する工程と、前記汚染水に負に帯電した気泡を吹入する工程と、前記水槽の上部からトリチウム水氷を回収する工程と、を有する前記汚染水の処理方法において、前記冷却温度をトリチウム水と普通水の各氷点温度の間に設定する。【選択図】図１
Inventors:
Hirofumi Ota
Application Number:
JP2020518830A
Publication Date:
February 15, 2021
Filing Date:
October 04, 2019
Export Citation:
Assignee:
Hirofumi Ota
International Classes:
G21F9/06; B01D59/08
Domestic Patent References:
| JP2008253924A | 2008-10-23 | |||
| JP2015112589A | 2015-06-22 | |||
| JP2018114488A | 2018-07-26 | |||
| JP2017074558A | 2017-04-20 | |||
| JP2016013535A | 2016-01-28 | |||
| JPS50152997A | 1975-12-09 | |||
| JP2008503336A | 2008-02-07 |
Foreign References:
| WO2015060382A1 | 2015-04-30 | |||
| US20170066663A1 | 2017-03-09 | |||
| WO2006007426A2 | 2006-01-19 | |||
| WO2016002938A1 | 2016-01-07 |
Other References:
藤岡泰斗 他: "放射凍結を応用したトリチウム分離の試行", 日本雪氷学会 雪氷研究大会（2016名古屋） 予稿集, vol. P1-40, JPN7019004074, 28 September 2016 (2016-09-28), JP, pages 234, ISSN: 0004642927
寺坂宏一: "「ファインバブル技術のトレンドと課題」", 化学工学, vol. 78, no. 9, JPN7020002483, 2014, pages 2 - 6, ISSN: 0004642928
トリチウム水タスクフォース, 「トリチウム水タスクフォース報告書」, JPN7020002484, June 2016 (2016-06-01), pages 4 - 5, ISSN: 0004642929
寺坂宏一: "「ファインバブル技術のトレンドと課題」", 化学工学, vol. 78, no. 9, JPN7020002483, 2014, pages 2 - 6, ISSN: 0004642928
トリチウム水タスクフォース, 「トリチウム水タスクフォース報告書」, JPN7020002484, June 2016 (2016-06-01), pages 4 - 5, ISSN: 0004642929
Attorney, Agent or Firm:
Hidenobu Harada