Title:
熱処理方法及び熱処理装置
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2019506531
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、鋼部材の個々の領域を特に対象とする、鋼部材の熱処理方法及び熱処理装置に関する。前記鋼部材の一つ又は複数の第１領域において、主にマルテンサイト組織を焼き入れによって抽出可能であるオーステナイト組織を主に調整可能である。この鋼部材の一つ又は複数の第２領域には、主にベイナイト組織が存在し、前記鋼部材は、まず、Ａｃ３温度より高い温度まで第１炉で加熱される。その後、前記鋼部材は、処理ステーションに移送される。その移送の間に該鋼部材を冷却することができる。この処理ステーションでは、前記鋼部材の一つ又は複数の前記第２領域が処理期間中に冷却停止温度θ２まで冷却される。その後、この鋼部材は第２炉へと移送され、一つ又は複数の前記第２領域の温度が前記Ａｃ３温度より低い温度まで再び上昇する。【選択図】図１
Inventors:
Reinalz, Andreas
Application Number:
JP2018538675A
Publication Date:
March 07, 2019
Filing Date:
January 25, 2017
Export Citation:
Assignee:
Schwarz Game Becher
International Classes:
C21D9/00; C21D1/18; F27B9/02; F27B9/12; F27D15/02
Foreign References:
| EP2548975A1 | 2013-01-23 | |||
| WO2010150683A1 | 2010-12-29 | |||
| WO2013137308A1 | 2013-09-19 | |||
| DE102014201259A1 | 2015-07-23 | |||
| DE102010049205A1 | 2012-04-19 |
Attorney, Agent or Firm:
Isshiki International Patent Service Corporation