Title:
熱処理方法及び熱処理装置
Document Type and Number:
Japanese Patent JP2019509401
Kind Code:
A
Abstract:
本発明は、鋼部材の個々の領域を特に対象とする、鋼部材の熱処理方法及び熱処理装置に関する。鋼部材の一つ又は複数の第１領域に主にオーステナイト微細組織を形成することができ、そこから主にマルテンサイト微細組織を焼き入れによって生成可能である。この鋼部材の一つ又は複数の第２領域には、主にフェライト・パーライト微細組織を形成することができる。一つ又は複数の第３領域には、主にベイナイト微細組織を形成することができる。このために、鋼部材は、まず、Ａｃ３温度以下の温度まで第１炉で加熱される。その後、該鋼部材は、処理ステーションに移送され、その移送中に冷却することができる。この処理ステーションでは、鋼部材の一つ又は複数の第１領域と一つ又は複数の第３領域が滞留時間ｔ１５１内にオーステナイト化温度以上の温度まで冷却される。その後、一つ又は複数の第３領域だけが冷却停止温度θＳまで冷却される。そして、温度がＡｃ３温度以下の鋼部材は第２炉へと移動し、そこで３つの異なる領域の温度が互いに近づく。【選択図】図１
Inventors:
Frank, Wilden
Winkel, Jork
Reinalz, Andreas
Winkel, Jork
Reinalz, Andreas
Application Number:
JP2018562405A
Publication Date:
April 04, 2019
Filing Date:
January 25, 2017
Export Citation:
Assignee:
Schwarz Game Becher
International Classes:
C21D9/00; F27B9/02; F27B9/12
Domestic Patent References:
| JP2014513206A | 2014-05-29 |
Foreign References:
| KR20130002230A | 2013-01-07 | |||
| US20090320968A1 | 2009-12-31 | |||
| WO2013137308A1 | 2013-09-19 | |||
| WO2010150683A1 | 2010-12-29 |
Attorney, Agent or Firm:
Isshiki International Patent Service Corporation