富士通株式会社 (〒88 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号 Kanagawa, 2118588, JP)
| 特定の電波を受信すると固有の情報を電波の形態で発する電子タグと、電波を遮断する部材とが、複数の結節のうちの幾つかに取り付けられた防護ネット、及び、 前記特定の電波を発信するとともにそれを受信した電子タグから電波を受信することによって固有情報を取得する読取部と、各種の指示を入力するための入力部と、前記入力部が所定の第1の指示を受けた場合において前記読取部が固有情報を取得するとその固有情報をテーブルに登録する登録部と、前記入力部が所定の第2の指示を受けた場合において前記読取部が固有情報を取得するとそれら固有情報と同一の固有情報の何れもが前記テーブルに登録されているか否かを判定する判定部と、前記読取部が取得した固有情報と同一の固有情報の何れもが前記テーブルに登録されていないと前記判定部が判定した場合に所定の出力を行う出力部とを有する端末装置 からなることを特徴とする異常検知システム。 |
| 特定の電波を受信すると固有の情報を電波の形態で発する球状の電子タグ、及び、その球状の電子タグが収容された一葉双曲面状の内部空間を有するとともに外表面のうち前記一葉双曲面の回転軸の方向における半分側が電波遮蔽材で覆われている筐体からなるタグ部材が、複数の結節のうちの幾つかに取り付けられた防護ネット、並びに、 前記特定の電波を発信するとともにそれを受信した電子タグから電波を受信することによって固有情報を取得する読取部と、各種の指示を入力するための入力部と、前記入力部が所定の第1の指示を受けた場合において前記読取部が固有情報を取得するとその固有情報をテーブルに登録する登録部と、前記入力部が所定の第2の指示を受けた場合において前記読取部が固有情報を取得するとそれら固有情報と同一の固有情報の何れもが前記テーブルに登録されているか否かを判定する判定部と、前記読取部が取得した固有情報と同一の固有情報の何れもが前記テーブルに登録されていないと前記判定部が判定した場合に所定の出力を行う出力部とを有する端末装置 からなることを特徴とする異常検知システム。 |
| 複数の人工衛星から受信した信号に基づいて位置情報を生成するとともに、特定の電波を受信すると固有の情報を電波の形態で発するタグ装置が、複数の結節のうちの幾つかに取り付けられた防護ネット、及び、 前記特定の電波を発信するとともにそれを受信したタグ装置から電波を受信することによって固有情報及び位置情報を取得する読取部と、各種の指示を入力するための入力部と、前記入力部が所定の第1の指示を受けた場合において前記読取部が固有情報及び位置情報を取得するとそれら固有情報及び位置情報をテーブルに登録する登録部と、前記入力部が所定の第2の指示を受けた場合において前記読取部が固有情報及び位置情報を取得するとそれら固有情報及び位置情報の組み合わせと同一の組み合わせの何れもが前記テーブルに登録されているか否かを判定する判定部と、前記読取部が取得した固有情報及び位置情報の組み合わせと同一の組み合わせの何れもが前記テーブルに登録されていないと前記判定部が判定した場合に所定の出力を行う出力部とを有する端末装置 からなることを特徴とする異常検知システム。 |
| 前記タグ装置が、振動センサと、その振動センサが振動を検出したときにアラームを出力するアラーム出力機器とを、更に備えている ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の異常検知システム。 |
| 前記タグ装置が、撮影を行うことによって動画データを生成して蓄積する機能を、更に備えている ことを特徴とする請求の範囲第3又は4項に記載の異常検知システム。 |
本発明は、配達商品の異常を検知するシ テムに、関する。
特許文献1には、展示棚に展示されている 展示品が持ち出されたときにそれを検知する 技術が、開示されている。この技術を実現す るためのシステムは、アンテナを介して電子 タグからデータを取得するためのリーダーと 、出入口の扉の錠機構を駆動するためのドラ イバーと、スピーカーから音声を出力するた めのオーディオインターフェースと、これら に接続された制御装置とから構成されている 。そして、管理者は、アンテナを展示棚に敷 設しておくとともに、常時電波を発する電子 タグを展示品に貼付して展示棚に展示してお く。その展示品が展示棚から離れたところへ 持ち出されると、アンテナが電子タグからの 電波を受信できなくなり、それをトリガとし て、制御装置が、スピーカーから警報音を出 力したり、出入口のドアを施錠したりする。
ところで、周知のように、駅やコンビニ ンスストア等の売店に陳列される商品は、 達業者によって売店に配達される。配達商 は、通常、配達業者によって店内や倉庫ま 運び込まれる。しかし、店舗が狭い場合、 いは、配達商品が売り子が荷解きせねばな ない新聞紙のような商品である場合には、 達商品は、売店と配達業者とが事前に決め おいた売店から離れた場所又は店先に置か ることもある。売り子は、配達業者によっ 商品が配達された後、暫くしてから、その 所又は店先より商品を取ってきて、店内に 列する。配達時刻が予め決められているか 或いは、配達業者が商品を配達した旨を売 子に毎回知らせるよう決められていれば、 り子は、商品が配達されたことを把握する とができる。
しかしながら、売り子の目の届かない所 一時的にでも商品を置いておくと、商品が られたり悪戯されたりする虞がある。
このようなことを防止するため、前述し 特許文献1に係るシステムを応用することが 考えられる。
しかし、この場合、配達業者が電子タグ 配達商品にいちいち貼付していたのでは、 達に時間が掛かってしまう。また、売店側 しても、配達場所にアンテナを敷設したり 制御装置の設置場所を別途確保したりする は大変であるし、配達場所が道路や駅構内 どの公共の場所であると、そもそもアンテ を設置することができない。更には、一旦 達場所にアンテナを敷設してしまうと気軽 配達場所を変更できないという問題もある
本発明は、前述したような従来の事情に みてなされたものであり、その課題は、任 の場所に一時的に置かれていた配達商品に 常があったことを検知できるようにするこ にある。
上記の課題を解決するために案出された 常検知システムの第1の態様は、特定の電波 を受信すると固有の情報を電波の形態で発す る電子タグと、電波を遮断する部材とが、複 数の結節のうちの幾つかに取り付けられた防 護ネット、及び、特定の電波を発信するとと もにそれを受信した電子タグから電波を受信 することによって固有情報を取得する読取部 と、各種の指示を入力するための入力部と、 その入力部が所定の第1の指示を受けた場合 おいて読取部が固有情報を取得するとその 有情報をテーブルに登録する登録部と、入 部が所定の第2の指示を受けた場合において 取部が固有情報を取得するとそれら固有情 と同一の固有情報の何れもがテーブルに登 されているか否かを判定する判定部と、読 部が取得した固有情報と同一の固有情報の れもが前記テーブルに登録されていないと 定部が判定した場合に所定の出力を行う出 部とを有する端末装置からなることを、特 としている。
このように構成されると、第1の指示が端 末装置に入力された場合において、商品を覆 っている防護ネットに端末装置が、近づけら れたときには、端末装置との間に電波遮断部 材が介在していない電子タグ内の固有情報だ けが、端末装置に取得されてテーブルに登録 される。また、第2の指示が端末装置に入力 れた場合において、商品を覆っている防護 ットに端末装置が、近づけられたときには 端末装置との間に電波遮断部材が介在して ない電子タグ内の固有情報だけが、端末装 に取得されて、取得された各固有情報と同 の固有情報の何れもがテーブルに登録され いるか否かが、判定される。そして、第1の 示が端末装置に入力されたときの防護ネッ の状態と、第2の指示が端末装置に入力され たときの防護ネットの状態とが、変えられて しまうことにより、第2の指示が端末装置に 力されたときに取得された固有情報と同一 固有情報の何れか一つでもテーブルに登録 れていなかったときには、端末装置は、防 ネットの状態に変化があったとして、所定 出力をする。
このような作用があるため、配達業者は 防護ネットと端末装置とを売店から受け取 、所定の配達場所に商品を置いた後、配達 品を防護ネットで覆って、端末装置を防護 ットにかざすだけで、商品を覆っている防 ネットの状態を端末装置に登録できる。ま 、売店の売り子は、その配達業者から受け った端末装置を防護ネットにかざすだけで 商品を覆っている防護ネットの状態が配達 者が配達したときから変化があったか否か 、所定の出力があったか否かにより、把握 ることができる。
また、上記の課題を解決するために案出 れた異常検知システムの第2の態様は、特定 の電波を受信すると固有の情報を電波の形態 で発する球状の電子タグ、及び、その球状の 電子タグが収容された一葉双曲面状の内部空 間を有するとともに外表面のうちその一葉双 曲面の回転軸の方向における半分側が電波遮 蔽材で覆われている筐体からなるタグ部材が 、複数の結節のうちの幾つかに取り付けられ た防護ネット、並びに、特定の電波を発信す るとともにそれを受信した電子タグから電波 を受信することによって固有情報を取得する 読取部と、各種の指示を入力するための入力 部と、その入力部が所定の第1の指示を受け 場合において読取部が固有情報を取得する その固有情報をテーブルに登録する登録部 、入力部が所定の第2の指示を受けた場合に いて読取部が固有情報を取得するとそれら 有情報と同一の固有情報の何れもがテーブ に登録されているか否かを判定する判定部 、読取部が取得した固有情報と同一の固有 報の何れもが前記テーブルに登録されてい いと判定部が判定した場合に所定の出力を う出力部とを有する端末装置からなること 、特徴としている。
このように構成されると、第1の指示が端 末装置に入力された場合において、商品を覆 っている防護ネットに端末装置が、近づけら れたときには、タグ部材における電波遮蔽材 に覆われていない側に存在する球状の電子タ グ内の固有情報だけが、端末装置に取得され てテーブルに登録される。また、第2の指示 端末装置に入力された場合において、商品 覆っている防護ネットに端末装置が、近づ られたときには、タグ部材における電波遮 材に覆われていない側に存在する球状の電 タグ内の固有情報だけが、端末装置に取得 れて、取得された各固有情報と同一の固有 報の何れもがテーブルに登録されているか かが、判定される。そして、第1の指示が端 装置に入力されたときの防護ネットの状態 、第2の指示が端末装置に入力されたときの 防護ネットの状態とが、変えられてしまうこ とにより、第2の指示が端末装置に入力され ときに取得された固有情報と同一の固有情 の何れか一つでもテーブルに登録されてい かったときには、端末装置は、防護ネット 状態に変化があったとして、所定の出力を る。
このような作用があるため、配達業者は 防護ネットと端末装置とを売店から受け取 、所定の配達場所に商品を置いた後、配達 品を防護ネットで覆って、端末装置を防護 ットにかざすだけで、商品を覆っている防 ネットの状態を端末装置に登録できる。ま 、売店の売り子は、その配達業者から受け った端末装置を防護ネットにかざすだけで 商品を覆っている防護ネットの状態が配達 者が配達したときから変化があったか否か 、所定の出力があったか否かにより、把握 ることができる。
さらに、上記の課題を解決するために案 された異常検知システムの第3の態様は、複 数の人工衛星から受信した信号に基づいて位 置情報を生成するとともに、特定の電波を受 信すると固有の情報を電波の形態で発するタ グ装置が、複数の結節のうちの幾つかに取り 付けられた防護ネット、及び、特定の電波を 発信するとともにそれを受信したタグ装置か ら電波を受信することによって固有情報及び 位置情報を取得する読取部と、各種の指示を 入力するための入力部と、その入力部が所定 の第1の指示を受けた場合において読取部が 有情報及び位置情報を取得するとそれら固 情報及び位置情報をテーブルに登録する登 部と、入力部が所定の第2の指示を受けた場 において読取部が固有情報及び位置情報を 得するとそれら固有情報及び位置情報の組 合わせと同一の組み合わせの何れもが前記 ーブルに登録されているか否かを判定する 定部と、読取部が取得した固有情報及び位 情報の組み合わせと同一の組み合わせの何 もが前記テーブルに登録されていないと判 部が判定した場合に所定の出力を行う出力 とを有する端末装置からなることを、特徴 している。
このように構成されると、第1の指示が端 末装置に入力された場合において、商品を覆 っている防護ネットに端末装置が、近づけら れたときには、タグ装置の固有情報及び位置 情報が、端末装置に取得されてテーブルに登 録される。また、第2の指示が端末装置に入 された場合において、商品を覆っている防 ネットに端末装置が、近づけられたときに 、タグ装置の固有情報及び位置情報が、端 装置に取得されて、取得された固有情報及 位置情報の組み合わせと同一の組み合わせ 何れもがテーブルに登録されているか否か 、判定される。そして、第1の指示が端末装 に入力されたときの防護ネットの状態と、 2の指示が端末装置に入力されたときの防護 ネットの状態とが、変えられてしまうことに より、第2の指示が端末装置に入力されたと に取得された固有情報及び位置情報の組み わせと同一の組み合わせの何れか一つでも ーブルに登録されていなかったときには、 末装置は、防護ネットの状態に変化があっ として、所定の出力をする。
このような作用があるため、配達業者は 防護ネットと端末装置とを売店から受け取 、所定の配達場所に商品を置いた後、配達 品を防護ネットで覆って、端末装置を防護 ットにかざすだけで、商品を覆っている防 ネットの状態を端末装置に登録できる。ま 、売店の売り子は、その配達業者から受け った端末装置を防護ネットにかざすだけで 商品を覆っている防護ネットの状態が配達 者が配達したときから変化があったか否か 、所定の出力があったか否かにより、把握 ることができる。
従って、本発明によれば、任意の場所に 時的に置かれていた配達商品に異常があっ ことが検知できるようになる。
10 防護ネット
11 電子タグ
12 電波遮断部材
20 端末装置
20a 表示ユニット
20b 入力ユニット
20c タグリーダーユニット
20d ストレージユニット
20e CPU
20f メモリユニット
21 登録プログラム
22 判定プログラム
以下、添付図面を参照しながら、本発明 実施するための三つの形態について、説明 る。
第1図は、第1の実施形態の異常検知シス ムの構成図である。
第1図に示すように、第1の実施形態の異 検知システムは、防護ネット10、及び、端末 装置20からなる。防護ネット10は、方形の網 を持つように紐が編み込まれてなる網と、 定の電波を受信すると固有の情報を電波の 態で発する電子タグ11と、電波を遮断する円 盤状の電波遮断部材12とからなる。複数の電 タグ11と複数の電波遮断部材12とが、網の結 節のうちの幾つかに、取り付けられている。 端末装置20は、電子タグ11内の固有情報を読 取るための装置である。
第2図は、電子タグ11の構成図である。
第2図に示すように、電子タグ11は、不揮 性メモリ11a、コイルアンテナ11b、及び、通 制御回路11cを、備えている。不揮発性メモ 11aは、EEPROM[Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory]、及び、FeRAM[Ferroelectric Random Access Memory]などの記憶装置であり、各電子 グ11に固有の情報を記憶する。コイルアンテ ナ11bは、端末装置20との間でデータの送受信 行うための回路である。また、このコイル ンテナ11bは、端末装置20から発信された電 によって誘導起電力を生じて、通信制御回 11cへ電力を供給する。通信制御回路11cは、 イルアンテナ11bを介して端末装置20から信号 を受信すると、不揮発性メモリ11aが記憶して いる固有情報をコイルアンテナ11bから外部へ 発信するための回路である。
第3図は、端末装置20の構成図である。
第3図に示すように、端末装置20は、表示 ニット20a、入力ユニット20b、タグリーダー ニット20c、ストレージユニット20d、CPU[Centra l Processing Unit]20e、及び、メモリユニット20f 、備えている。表示ユニット20aは、各種の 面を表示するためのデバイスである。入力 ニット20bは、各種の指示を入力するための タンを有するデバイスである。タグリーダ ユニット20cは、電子タグ11が記憶する固有 報をアンテナを介して読み取るためのデバ スである。具体的には、このタグリーダー ニット20cは、電子タグ11に対して応答信号を 出力させるための電波をアンテナから発信さ せる。また、タグリーダーユニット20cは、ア ンテナが電子タグ11から応答信号として電波 受信できた場合に、その応答信号にて表さ る固有情報を取得してCPU20eに引き渡す。ス レージユニット20dは、各種のプログラム及 各種のデータが記録されたデバイスである CPU20eは、ストレージユニット20dに記録され プログラムを実行するデバイスである。メ リユニット20fは、CPU20eが実行するプログラ がキャッシュされたり作業領域が展開され りするデバイスである。そして、本実施形 のストレージユニット20dには、登録プログ ム21及び判定プログラム22がインストールさ れている。このうち、登録プログラム21は、 護ネット10に取り付けられている電子タグ11 からタグリーダーユニット20cが読み取った固 有情報を、後述の登録テーブルに登録するた めのプログラムである。また、判定プログラ ム22は、防護ネット10に取り付けられている 子タグ11からタグリーダーユニット20cが読み 取った固有情報の組み合わせを、後述の登録 テーブルに登録されている固有情報の組み合 わせと一致するか否かを判定するためのプロ グラムである。これらプログラム21、22に従 てCPU20eが実行する処理の内容については、 4図及び第6図を用いて後述する。
第4図は、登録プログラム21の流れを示す である。
CPU20eは、端末装置20の主電源が投入され とき、又は、登録プログラム21の実行を終え たときに、登録プログラム21をストレージユ ット20dから読み込んで、登録処理を開始す 。
登録処理の開始後、最初のステップS101で は、CPU20eは、入力ユニット20bの所定のボタン が操作者によって押下されることによって第 1の指示が入力されるまで、待機する。そし 、第1の指示が入力されると、CPU20eは、ステ プS102へ処理を進める。
ステップS102では、CPU20eは、電子タグ11内 固有情報をタグリーダーユニット20cから受 取って、登録テーブルに登録する処理を行 。
第5図は、登録テーブル31のデータ構造の 例を示す図である。
第5図に示すように、登録テーブル31内の コードは、「番号」及び「固有情報」の各 ィールドを、有している。「番号」フィー ドは、各レコードの先頭からの順番を示す 号が記録されるフィールドである。「固有 報」フィールドは、電子タグ11から送られ きた固有情報が記録されるフィールドであ 。
CPU20eは、タグリーダーユニット20cから固 情報を受け取るたびに、その固有情報と新 番号とからなるレコードを、第5図のような 登録テーブル31に登録する。そして、例えば タグリーダーユニット20cから固有情報が一 時間送られてこなかった場合、CPU20eは、第4 図に係る登録処理を終了する。
端末装置20がこの登録処理を実行できる うになっているため、操作者は、端末装置20 の入力ユニット20bに第1の指示を入力して、 末装置20を防護ネット10に近づければ、電波 断部材12に遮られていない電子タグ11の固有 情報を、端末装置20に登録することができる
第6図は、判定プログラム32の流れを示す である。
CPU20eは、端末装置20の主電源が投入され とき、又は、判定プログラム22の実行を終え たときに、判定プログラム22をストレージユ ット20dから読み込んで、判定処理を開始す 。
判定処理の開始後、最初のステップS201で は、CPU20eは、入力ユニット20bの所定のボタン が操作者によって押下されることによって第 2の指示が入力されるまで、待機する。そし 、第2の指示が入力されると、CPU20eは、ステ プS202へ処理を進める。
ステップS202では、CPU20eは、タグリーダー ユニット20cから電子タグ11内の固有情報を受 取るたびに、その固有情報と新規番号とか なるレコードを、ワークテーブルに登録す 処理を行う。なお、ワークテーブルは、第6 図に示した登録テーブル31と実質的に同じデ タ構造を持つテーブルとなっている。そし 、例えば、タグリーダーユニット20cから固 情報が一定時間送られてこなかった場合、C PU20eは、ステップS203へ処理を進める。
ステップS203では、CPU20eは、ステップS202 ワークテーブルに登録された各固有情報と 一の固有情報が、第5図の登録テーブル31内 記録されているか否かを、判別する。そし 、ステップS202でワークテーブルに登録され 固有情報のうち、一つでも、同一の固有情 が登録テーブル31に登録されていなかった 合、CPU20eは、ステップS203からステップS205へ 処理を分岐させる。一方、ステップS202でワ クテーブルに登録された固有情報の何れと 、同一の固有情報が登録テーブル31に登録さ れていた場合、CPU20eは、ステップS204へ処理 進める。
ステップS204では、CPU20eは、異常なしの旨 が記述された画面を表示ユニット20aに表示す る処理を行い、その後、第6図に係る処理を 了する。
ステップS205では、CPU20eは、異常ありの旨 が記述された画面を表示ユニット20aに表示す る処理を行い、その後、第6図に係る処理を 了する。
端末装置20がこの判定処理を実行できる うになっているため、操作者は、端末装置20 の入力ユニット20bに第2の指示を入力して、 末装置20を防護ネット10に近づければ、電波 断部材12に遮られていない電子タグ11の固有 情報を端末装置20に取り込んで、登録テーブ 31に登録しておいた固有情報と比較させる とができる。
第7図は、第1の実施形態の異常検知シス ムの使用手順を示す図である。
第1の実施形態の防護ネット10と端末装置2 0は、駅やコンビニエンスストア等の売店に り管理される。配達業者は、この売店への 達商品を持ってきたときには(ステップS301) まず、防護ネット10と端末装置20とを売店か 借り受ける(ステップS302)。配達業者は、売 との間で事前に決めていた配達場所に商品 置き、配達商品を防護ネットで覆う(ステッ プS303)。その後、配達業者は、端末装置20の 力ユニット20bの所定のボタンを押下するこ によって第1の指示を入力し(ステップS304、S1 01)、続いて、商品を覆っている防護ネット10 端末装置20を近づけつつ、防護ネット10に触 れることなく、この防護ネット10の全体(特に 周縁部)を満遍なくなぞることにより、端末 置20に各電子タグ10の固有情報を取り込む(ス テップS305、S102)。このとき端末装置20に取り まれる固有情報は、電波遮蔽部材12により られていない電子タグ11の固有情報である。 つまり、端末装置20との間に電波遮蔽部材12 介在する電子タグ11の固有情報は、端末装置 20に取り込まれない。その後、配送業者は、 末装置20を売店に引き渡す(ステップS306)。
売店の売り子は、配達業者が配達した商 を店内に陳列する際には、まず、防護ネッ 10の覆いを解く前に、端末装置20の入力ユニ ット20bの所定のボタンを押下することによっ て第2の指示を入力し(ステップS307、S201)、続 て、商品を覆っている防護ネット10に端末 置20を近づけつつ、防護ネット10に触れるこ なく、この防護ネット10の全体(特に周縁部) を満遍なくなぞることにより、端末装置20に 電子タグ10の固有情報を取り込む(ステップS 308、S202)。
すると、端末装置20は、ステップS305(ステ ップS102)で読み取った固有情報の組み合わせ 、ステップS307(ステップS201)で読み取った固 有情報の組み合わせとが、一致するか否かを 判定し(ステップS203)、その判定結果を表示ユ ニット20aに表示する(ステップS309、S204、S205)
そして、端末装置20の表示ユニット20aに 示された判定結果が、固有情報の組み合わ 同士が一致するというものであった場合(ス ップS310;YES、S204)、売り子は、防護ネット10 覆いを解いて、商品を店内に運び込んで陳 することができる(ステップS311)。
逆に、端末装置20の表示ユニット20aに表 された判定結果が、固有情報の組み合わせ 士が一致しないというものであった場合(ス ップS310;NO、S205)、配達業者が商品を配達し 防護ネット10を被せた後、第三者が商品を ったり悪戯したりするために防護ネット10の 状態を変え、それにより、電波遮蔽部材12に って電波が遮られる電子タグ11の組み合わ に変化が生じている可能性がある。従って 売り子は、商品の配達後からその商品を取 に行くまでの間に何らかの異常があったと 握して、その異常の原因の取り調べに取り かることができる(ステップS312)。
つまり、第1の実施形態によれば、売店の 売り子は、配達業者から受け取った端末装置 20を防護ネット10にかざすだけで、商品を覆 ている防護ネット10の状態が配達業者が配達 したときから変化があったか否かを、把握す ることができる。
なお、第1の実施形態の電子タグ11は、電 を持たないパッシブ型の電子タグであると て、説明した。しかし、現実には、このパ シブタグに限定されず、電池を内蔵するア ティブ型の電子タグであってもよい。
また、第1の実施形態の電波遮蔽部材12は アルミニウム板のような電波反射部材であ てもよいし、電波吸収特性のあるカーボン 末、フェライト粉末、又は、合金粉末が練 込まれたゴムシートのような電波吸収部材 あってもよい。
第8図は、第2の実施形態の異常検知シス ムの構成図である。
第8図に示すように、第2の実施形態の異 検知システムも、第1の実施形態と同様に、 護ネット40と端末装置20とからなる。このう ち、端末装置20は、第1の異常検知システムの 端末装置20と同等の機能を有する。一方、防 ネット40は、方形の網目を持つように紐が み込まれてなる網と、回転楕円体状のタグ 材41とからなる。複数のタグ部材41は、網の 節のうちの幾つかに、取り付けられている つまり、第2の実施形態の防護ネット40は、 1の実施形態の防護ネット10の電子タグ11及 電波遮蔽部材12の代わりに、タグ部材41を網 取り付けたものとなっている。
第9図は、タグ部材41の断面図である。
第9図に示すように、タグ部材41の外表面 うち、回転軸方向における半分の領域は、 波遮蔽材41aで覆われている。また、タグ部 41の内部には、一葉双曲面状(瓢箪状)の内部 空間41bが、形成されており、その内部空間41b の回転軸は、タグ部材41の外形の回転軸と同 となっている。その内部空間41b内には、球 のアクティブ型の電子タグ41cが、一個収納 れている。なお、図示していないが、この 子タグ41cは、第1の実施形態のパッシブ型の 電子タグ11と同様に、不揮発性メモリ内に固 情報を記憶している。このように構成され タグ部材41においては、その内部空間41bが 葉双曲面状に形成されているため、球状の 子タグ41cは、タグ部材41が鉛直方向に対して 横向きに置かれたときには、内部空間の41bの 一方側の端に必ず転がっていく。また、タグ 部材41が鉛直方向に対して斜めに傾けられた きにも、内部空間の41bの一方側の端に必ず がっていく。従って、球状の電子タグ41cは 電波遮蔽材41aで覆われた側か、電波遮蔽材4 1aで覆われていない側の何れか一方に、必ず 在することとなる。タグ部材41自体は、電 が通過する素材により製造されているため 球状の電子タグ41cが電波遮蔽材41aで覆われ いない側に存在するときには、電子タグ41c 発する電波が、タグ部材41の外部へ放射され る。逆に、球状の電子タグ41cが電波遮蔽材41a で覆われている側に存在するときには、電子 タグ41cが発する電波は、タグ部材41の外部に 放射されない。
第10図は、端末装置20を用いた登録の一 を模式的に示す図である。また、第11図は 端末装置20を用いた判定の一例を模式的に示 す図である。
4個のタグ部材41からなる防護ネット40が るとした場合において、配達業者がその防 ネット40で商品を覆った後、第10図に示すよ に、第3及び第4のタグ部材41のみが、内部の 電子タグ41cの電波を放射できる状態にあると する。この場合、配達業者が端末装置20を操 することにより、第3及び第4のタグ部材41の 電子タグ41cの固有情報のみが、端末装置20に 録されることとなる(ステップS101、S102)。そ の後、第三者が、商品を覆っている防護ネッ ト40を弄ることにより、第2乃至第4のタグ部 41が、内部の電子タグ41cの電波を放射できる 状態になったとする。すると、売店の売り子 が端末装置20を操作することにより、第2乃至 第4のタグ部材41の電子タグ41cの固有情報が、 端末装置20に取り込まれ、取り込まれた固有 報の組み合わせが、先に登録されていた固 情報の組み合わせと一致しないと、端末装 20に判定される(ステップS201~S205)。
このように、第2の実施形態によっても、 売店の売り子は、配達業者から受け取った端 末装置20を防護ネット40にかざすだけで、商 を覆っている防護ネット40の状態が配達業者 が配達したときから変化があったか否かを、 把握することができる。
然も、第1の実施形態において、電子タグ 11のコイルアンテナ11bの一部だけが電波遮蔽 材12にて遮蔽されたりすると、防護ネット10 の状態に変化がなくとも、端末装置20におけ 同一の電子タグ11からの受信状態が良くな たり悪くなったりする。しかし、第2の実施 態のタグ部材41は、球状の電子タグ41cが、 波の外部への放射が可能な位置、又は、電 の外部への放射が不可能な位置の何れかに 必ず、配置されるので、防護ネット10の状態 に変化がなければ、一つの電子タグ41cについ ての端末装置20の受信状態に、変化は生じな こととなる。
第12図は、第3の実施形態の異常検知シス ムの構成図である。
第12図に示すように、第3の実施形態の異 検知システムも、第1及び第2の実施形態と 様に、防護ネット50と端末装置60とからなる このうち、防護ネット50は、方形の網目を つように紐が編み込まれてなる網と、タグ 置51とからなる。複数のタグ装置51は、網の 節のうちの幾つかに、取り付けられている つまり、第3の実施形態の防護ネット50は、 1の実施形態の防護ネット10の電子タグ11及 電波遮蔽部材12の代わりに、タグ装置51を網 取り付けたものとなっている。そのタグ装 51は、パッシブ型の電子タグに対し、一般 な携帯電話機に組み込まれている測位機能 び動画撮影機能と同じ機能、並びに、振動 ンサ及びアラーム出力機器を加えたものと っている。なお、測位機能は、上空を周回 る複数の人工衛星から受信した信号に基づ て、現在位置の緯度及び経度を位置情報と て取得する機能である。このタグ装置51は、 特定の電波を受信すると、不揮発性メモリ内 の固有情報とともに、測位機能により得られ る位置情報を、電波の形態で発するようにな っている。また、このタグ装置51は、振動セ サにより振動を検知すると、アラーム出力 器によりアラームを出力するようになって る。さらに、このタグ装置51は、常時撮影 行うことにより動画データを生成して蓄積 るようになっている。
第13図は、端末装置60の構成図である。
端末装置60は、第1の異常検知システムの 末装置20のハードウエア20a~20fと同じ機能を つハードウエア60a~60fから、構成されている 。端末装置60は、第1の実施形態と同様に、登 録プログラム61及び判定プログラム62をスト ージユニット60dに記憶しているが、これら ログラム61、62による処理内容が、第1の実施 形態の各プログラム21、22による処理の内容 、若干異なっている。
第14図は、第3の実施形態の登録プログラ 61の流れを示す図である。
CPU20eは、端末装置60の主電源が投入され とき、又は、登録プログラム61の実行を終え たときに、登録プログラム61をストレージユ ット60dから読み込んで、登録処理を開始す 。
登録処理の開始後、最初のステップS401で は、CPU60eは、入力ユニット60bの所定のボタン が操作者によって押下されることによって第 1の指示が入力されるまで、待機する。そし 、第1の指示が入力されると、CPU60eは、ステ プS402へ処理を進める。
ステップS402では、CPU60eは、タグ装置51内 固有情報と位置情報とをタグリーダーユニ ト60cから受け取って、登録テーブルに登録 る処理を行う。
第15図は、登録テーブル71のデータ構造の 一例を示す図である。
第15図に示すように、登録テーブル71内の レコードは、「番号」、「固有情報」及び「 位置情報」の各フィールドを、有している。 「番号」フィールドは、各レコードの先頭か らの順番を示す番号が記録されるフィールド である。「固有情報」フィールドは、タグ装 置51から送られてきた固有情報が記録される ィールドである。「位置情報」フィールド 、タグ装置51から送られてきた位置情報が 録されるフィールドである。
CPU60eは、タグリーダーユニット60cから固 情報及び位置情報の組み合わせを受け取る びに、それら固有情報及び位置情報と新規 号とからなるレコードを、第15図のような 録テーブル71に登録する。そして、例えば、 タグリーダーユニット60cから固有情報及び位 置情報の組み合わせが一定時間送られてこな かった場合、CPU60eは、第14図に係る登録処理 終了する。
端末装置60がこの登録処理を実行できる うになっているため、操作者は、端末装置60 の入力ユニット60bに第1の指示を入力して、 末装置60を防護ネット50に近づければ、タグ 置51の固有情報及び位置情報を、端末装置60 に登録することができる。
第16図は、判定プログラム62の流れを示す 図である。
CPU60eは、端末装置60の主電源が投入され とき、又は、判定プログラム62の実行を終え たときに、判定プログラム62をストレージユ ット60dから読み込んで、判定処理を開始す 。
判定処理の開始後、最初のステップS501で は、CPU60eは、入力ユニット60bの所定のボタン が操作者によって押下されることによって第 2の指示が入力されるまで、待機する。そし 、第2の指示が入力されると、CPU60eは、ステ プS502へ処理を進める。
ステップS502では、CPU60eは、タグ装置51の 有情報と位置情報とをタグリーダーユニッ 60cから受け取るたびに、それら固有情報及 位置情報と新規番号とからなるレコードを ワークテーブルに登録する処理を行う。な 、ワークテーブルは、第16図に示した登録 ーブル71と実質的に同じデータ構造を持つテ ーブルとなっている。そして、例えば、タグ リーダーユニット60cから固有情報及び位置情 報の組み合わせが一定時間送られてこなかっ た場合、CPU60eは、ステップS503へ処理を進め 。
ステップS503では、CPU60eは、ステップS502 ワークテーブルに登録された固有情報及び 置情報の組み合わせと同一の組み合わせが 第15図の登録テーブル71内に登録されている 否かを、判別する。そして、ステップS502で ワークテーブルに登録された固有情報及び位 置情報の組み合わせのうち、一つでも、同一 の組み合わせが登録テーブル71に登録されて なかった場合、CPU60eは、ステップS503からス テップS505へ処理を分岐させる。一方、ステ プS502でワークテーブルに登録された固有情 及び位置情報の組み合わせの何れとも、同 の組み合わせが登録テーブル71に登録され いた場合、CPU20eは、ステップS504へ処理を進 る。
ステップS504では、CPU60eは、異常なしの旨 が記述された画面を表示ユニット60aに表示す る処理を行い、その後、第16図に係る処理を 了する。
ステップS505では、CPU60eは、異常ありの旨 が記述された画面を表示ユニット60aに表示す る処理を行い、その後、第16図に係る処理を 了する。
端末装置60がこの判定処理を実行できる うになっているため、操作者は、端末装置60 の入力ユニット60bに第2の指示を入力して、 末装置60を防護ネット50に近づければ、タグ 置51の固有情報及び位置情報を端末装置20に 取り込んで、登録テーブル71に登録しておい 固有情報及び位置情報と比較させることが きる。
このように、第3の実施形態によっても、 売店の売り子は、配達業者から受け取った端 末装置60を防護ネット50にかざすだけで、商 を覆っている防護ネット50の状態が配達業者 が配達したときから変化があったか否かを、 把握することができる。
然も、第3の実施形態では、タグ装置51が 置を測位して位置情報を端末装置60に送信 るようになっているため、防護ネット50の状 態に変化があると、タグ装置51の中に、位置 報が変化したタグ装置51が含まれることと る。これにより、端末装置60は、防護ネット 50の状態に変化があったとき、その変化を簡 に検出することができる。
また、タグ装置60は、振動を検知したと にアラームを出力するようになっているた 、配達業者が、防護ネット50で配達商品を覆 った後、第三者によってこの防護ネット50の 態が変えられたときには、何れかのタグ装 60が直ちにアラームを出力する。従って、 のアラームが売り子の耳に届けば、売り子 、商品の配達後からその商品を取りに行く での間に何らかの異常があったと把握して その異常の原因の取り調べに取り掛かるこ ができる。
さらに、タグ装置51は、常時撮影を行う とにより動画データを生成して蓄積するよ になっているため、第三者に対し、防護ネ ト50で覆われた配達商品を盗んだり悪戯した りすることを、躊躇わせることができる。
