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Patent Searching and Data


Title:
ABSORBENT ARTICLE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/116307
Kind Code:
A1
Abstract:
An absorbent article which can make a wearer sight a changed design particularly at a diaper change. A waist elastic element (3) is set on a diaper (1) in a stretched state in a rear waist region (6) of the diaper (1), and the elastic element (3) is provided with plural slits (16) which run in the longitudinal direction (Y) and pass through in the thicknesswise direction. When the diaper (1) is worn, the waist elastic element (3) is stretched, so that the slits (16) form openings (27). In a first design area (23) present on the periphery of the slits (16), stems and tails are so printed as to fit the slits (16). When the slits (16) are widened to form the openings (27), the openings (27) are recognized as heads to form notes. In an area spread from the first design area (23) to a crotch region (7), a second design area (24) is formed and a picture of an instrument-playing character is printed in the area (24). Thus, the diaper can make a wearer feel as if the notes appearing in the first design area (23) came from the instrument.

Inventors:
UEDA JUNKO (JP)
MITSUI KOICHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/050582
Publication Date:
September 24, 2009
Filing Date:
January 16, 2009
Export Citation:
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Assignee:
UNI CHARM CORP (JP)
UEDA JUNKO (JP)
MITSUI KOICHIRO (JP)
International Classes:
A61F13/15; A61F13/49
Foreign References:
JP2002065731A2002-03-05
JPH11104172A1999-04-20
JP2007215804A2007-08-30
JP2002065731A2002-03-05
JP2003501211A2003-01-14
Other References:
See also references of EP 2258327A4
Attorney, Agent or Firm:
SHIRAHAMA, Yoshiharu et al. (JP)
Yoshiharu Shirahama (JP)
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Claims:
 縦方向および横方向と、身体側および着衣側と、前記縦方向に連なる前ウエスト域、後ウエスト域および前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、少なくとも前記クロッチ域に配置される吸液構造体とを有するシャーシと、前後ウエスト域の少なくともいずれか一方の端縁に沿って伸長状態で取り付けられたウエスト弾性体とを含む吸収性物品において、
 前記ウエスト弾性体は、前記縦方向に延びるとともにその厚さ方向に貫通して形成されたスリットを含み、前記スリットは前記ウエスト弾性体によって前記横方向に伸長され開孔部を形成することが可能であり、
 前記スリットの周縁であって前記着衣側に表示された第1絵柄表示部を含み、前記第1絵柄表示部は、前記開孔部と協働してイラストを構成することを特徴とする前記吸収性物品。
 前記スリットが取り付けられた前記前後ウエスト域の着衣側に表示された第2絵柄表示部をさらに含み、前記第2絵柄表示部には、前記第1絵柄表示部の絵柄に有意義に関連付けられた絵柄が表示される請求項1記載の前記吸収性物品。
 前記シャーシは、身体側を形成する内面シートと、着衣側を形成する外面シートとを含み、前記内外面シートの間に前記ウエスト弾性体が取り付けられ、前記スリットは前記内外面シートをもその厚さ方向に貫通する請求項1または2記載の吸収性物品。
 前記第1および第2絵柄表示部は、前記前ウエスト域側に形成される請求項1~3のいずれかに記載の吸収性物品。
Description:
吸収性物品

 この発明は、吸収性物品に関し、さらに しくは使い捨てのおむつ、排便トレーニン パンツ、失禁ブリーフ等の吸収性物品に関 る。

 従来、使い捨てのおむつにおいて、ウエ ト弾性部材にスリットを形成した構造とし 、例えば特開2002-65731号公報(特許文献1)が公 知である。この特許文献1によれば、おむつ 前後ウエスト域およびクロッチ域と、着用 側内面および着衣側外面を含む吸液性シャ シと、前後ウエスト域の横方向に取り付け れたシート状のウエスト弾性部材とを含む ウエスト弾性部材には、縦方向に延びる複 のスリットを形成している。このスリット ウエスト弾性部材およびシャーシを身体側 ら着衣側へとその厚み方向に貫通している このようにスリットを形成することによっ 、おむつ内部の蒸れを防止するようにして る。

 また、使い捨ておむつにおいて、その着衣 外面にキャラクター図柄を付したものとし 、例えば特表2003-501211号公報(特許文献2)が 知である。この特許文献2によれば、最初か おむつに画かれている図柄と、排尿等によ て後から現れる絵柄とがあり、これら両者 絵柄に関連性を持たせるようにしている。 のように絵柄に関連性を持たせることによ 、親子の対話を誘発するようにしている。

特開2002-65731号公報

特表2003-501211号公報

 おむつの着用者が乳幼児の場合には、おむ 交換の間に退屈して動き回ることがある。 のような場合に、乳幼児を退屈させないよ にするためには、変化する絵柄を見せたり この絵柄について話しかけたりすることが 果的である。
 しかし、引用文献1のおむつにおいては、着 用時にウエスト弾性部材が伸長し、スリット が開いてウエスト弾性部材に開孔が形成され るだけであって、この開孔は視認され難く、 親子の対話などには寄与していなかった。
 引用文献2のおむつにおいては、関連性を有 する絵柄は排尿等のときに現れるものであり 、おむつの交換時にこの絵柄が現れることは ほとんどない。

 本発明では、特におむつの交換時に着用 に変化した絵柄を視認させることができる 収性物品を提供することを課題とする。

 本発明は、縦方向および横方向と、身体 および着衣側と、前記縦方向に連なる前ウ スト域、後ウエスト域および前記前後ウエ ト域間に位置するクロッチ域と、少なくと 前記クロッチ域に配置される吸液構造体と 有するシャーシと、前後ウエスト域の少な ともいずれか一方の端縁に沿って伸長状態 取り付けられたウエスト弾性体とを含む吸 性物品の改良に関わる。

 本発明は前記吸収性物品において、前記 エスト弾性体は、前記縦方向に延びるとと にその厚さ方向に貫通して形成されたスリ トを含み、前記スリットは前記ウエスト弾 体によって前記横方向に伸長され開孔部を 成することが可能であり、前記スリットの 縁であって前記着衣側に表示された第1絵柄 表示部を含み、前記第1絵柄表示部は、前記 孔部と協働してイラストを構成することを 徴とする。

 好ましい実施態様のひとつとして、前記 リットが取り付けられた前記前後ウエスト の着衣側に表示された第2絵柄表示部をさら に含み、前記第2絵柄表示部には、前記第1絵 表示部の絵柄に有意義に関連付けられた絵 が表示される。

 好ましい他の実施態様のひとつとして、 記シャーシは、身体側を形成する内面シー と、着衣側を形成する外面シートとを含み 前記内外面シートの間に前記ウエスト弾性 が取り付けられ、前記スリットは前記内外 シートをもその厚さ方向に貫通する。

 好ましい他の実施態様のひとつとして、 記第1および第2絵柄表示部は、前記前ウエ ト域側に形成される。

 ウエスト弾性体には、縦方向に延びると もにその厚さ方向に貫通するスリットを形 し、スリットはウエスト弾性体によって前 横方向に伸長され開孔部を形成する。スリ トの周縁であって着衣側には開孔部と協働 てイラストを表示する第1絵柄表示部を形成 することとしたので、吸収性物品の着用時に ウエスト弾性体が伸長して開孔部を形成する とともに、この開孔部と協働して第1絵柄表 部の絵柄が変化するようにしている。した って、着用時にイラストの変化を認識する とができ、特に着用者が乳幼児等の場合に 、着用者に退屈させることがなく、着用者 の対話を促進することができる。また、着 者である乳幼児の知育にも寄与することが きる。

 スリットが取り付けられた前後ウエスト の着衣側に第2絵柄表示部をさらに形成する こととし、第2絵柄表示部には、第1絵柄表示 の絵柄に有意義に関連付けられた絵柄が表 されることとしたので、より一層着用者に 屈させることがなく、着用者が乳幼児であ 場合には知育への貢献を期待することがで る。

 シャーシを形成する内外面シートの間に エスト弾性体を取り付け、スリットは内外 シートをもその厚さ方向に貫通することと たので、開孔部が認識されやすくなり、第1 絵柄表示部に表示される絵柄を明確にするこ とができる。

 第1および第2絵柄表示部を前ウエスト域 に形成することとしたので、着用者がその 用時に絵柄を認識しやすい。

第1の実施形態のおむつを着用者側から 見たときの平面図。 図1のおむつを着衣側から見たときの平 面図。 着用状態のおむつを前ウエスト域側か 見たときの斜視図。 着用尾状態のおむつを後ウエスト域側 ら見たときの斜視図。 第2の実施形態のおむつを着衣側から見 たときの平面図。 着用状態のおむつを前ウエスト域側か 見たときの斜視図。

符号の説明

  1  おむつ
  2  シャーシ
  3  ウエスト弾性体
  4  レッグ弾性体
  5  前ウエスト域
  6  後ウエスト域
  7  クロッチ域
  8  内面シート
  9  外面シート
 10  吸液構造体
 16  スリット
 23  第1絵柄表示部
 24  第2絵柄表示部
 27  開孔部
 28  前ウエスト弾性体
 29  後ウエスト弾性体

 吸収性物品として使い捨ておむつを用い 本発明の一例を説明する。

<第1の実施形態>
 図1は、いわゆるオープン型のおむつ1を展 した状態の平面図であり、説明のためその 部を破断している。図示したように、おむ 1はシャーシ2と、ウエスト弾性体3と、レッ 弾性体4とを含む。シャーシ2は、縦方向Yに なる前ウエスト域5、後ウエスト域6、これら 前後ウエスト域5,6間に位置するクロッチ域7 を含む。縦方向Yに直交する方向を横方向Xと している。
 シャーシ2は、身体側内面を形成する内面シ ート8と、着衣側外面を形成する外面シート9 を含み、これら内外面シート8,9との間であ て、少なくともクロッチ域7には吸液構造体 10が配置されている。内外面シート8,9は通気 不織布等を用いることができる。

 吸液構造体10は、フラッフパルプと高吸 性ポリマー粒子との混合物等によって形成 れる吸液性芯材11と、吸液性芯材11を覆うテ ッシュペーパ等の拡散シート12とを含む。 液構造体10と外面シート9との間にはプラス ックフィルム等から形成された漏れバリア ート13が取り付けられ、尿等の排泄物がおむ つ1外に漏れるのを防止している。

 シャーシ2は、縦方向Yに対向して横方向Xに びる前後端縁14,15を含み、後端縁15に沿って ウエスト弾性体3を取り付けている。ウエス 弾性体3は、伸縮性シートによって形成され 横方向Xに伸長状態で取り付けられる。
 ウエスト弾性体3には、縦方向Yに延びる複 のスリット16を形成している。スリット16は 方向Yに対して2列形成されるとともに、横 向Xに対してほぼ等間隔に形成されている。 だし、スリット16は2列に限定されることな 、ウエスト弾性体3の大きさや素材等によっ て適宜変更可能である。スリット16は、内外 シート8,9とともに、着用者内面から外面へ 厚さ方向に貫通して形成されている。

 シャーシ2は、横方向Xに対向して縦方向Y 延びる両側縁17を含む。両側縁17は前ウエス ト域5に位置する前側縁18と、後ウエスト域6 位置する後側縁19と、クロッチ域7に位置す レッグ側縁20とを含む。レッグ側縁20は、お つ1の横方向Xの寸法を二等分する縦中心線P- Pに向かって凸となるように湾曲し、シャー 2が砂時計型を形成するようにしている。

 両側縁17には、レッグ側縁20に沿って延びる 複数のレッグ弾性体4を取り付けている。レ グ弾性体4は、内外面シート8,9の間に伸長状 で取り付けられる。レッグ弾性体4によって 、レッグ側縁20が着用者の脚周りにフィット て、脚周りからの尿等の漏れを防止するこ ができる。
 後側縁19であって外面シート9には、横方向X に延びるテープファスナとしてメカニカルフ ァスナのフック21を取り付けている。前ウエ ト域5の外面シート9には、フック21に係合可 能なメカニカルファスナのループ22を取り付 ている。

 図2は、おむつ1を外面シート9側から見た 合の平面図である。この図において、ウエ ト弾性体3は収縮した状態を示している。図 示したように、スリット16の周縁には、第1絵 柄表示部23が形成されている。第1絵柄表示部 23には、音符の符幹と符尾のみが画かれ、符 が画かれていない。符幹はスリット16に接 するようにして画かれるようにしている。 幹および符尾は、ウエスト弾性体3に画いて 面シート9を介して視認されるようにしても よいし、外面シート9に画くようにしてもよ 。ただし、ウエスト弾性体3に画く場合には 絵柄が視認できるように外面シート9を透明 または半透明にすることが望ましい。

 おむつ1の外面シート9であって、第1絵柄 示部23よりもシャーシ2の縦方向Yの寸法を二 等分する横中心線Q-Q側に第2絵柄表示部24が形 成されている。すなわち、第2絵柄表示部24は 、後ウエスト域6からクロッチ域7に向かって 成されている。第2絵柄表示部24には、キャ クターが楽器を演奏している絵が画かれて る。第2絵柄表示部24は、外面シート9に直接 画かれるようにしてもよいし、例えば漏れバ リアシート13の外面シート9との対向面に画か れるようにしてもよい。ただし、漏れバリア シート13に画く場合には、外面シート9を介し て絵柄が視認できるように、外面シート9を 明または半透明にすることが望ましい。

 図3,4は、上記のようなおむつ1の着用状態 を示したもので、図3はおむつ1を前ウエスト 5側から見たものである。おむつ1を着用さ るときには、内面シート8を着用者側に対向 せ、フック21を引っ張ってウエスト弾性体3 伸長させながら、フック21をループ22に係合 させる。フック21とループ22とを係合させる とによってパンツ型とすることができ、前 端縁14,15によってウエスト開口25が形成され レッグ側縁20によってレッグ開口26が形成さ れる。

 図4はおむつ1を後ウエスト域6側から見た のである。図示したように、おむつ1の着用 時にはウエスト弾性体3が伸長するから、ウ スト弾性体3に形成したスリット16が横方向X 引っ張られるとともに、ウエスト弾性体3に 接合する内外面シート8,9も横方向Xに引っ張 れる。したがって、スリット16によって、お むつ1を着用者側から着衣側へと貫通する開 部27が形成される。開孔部27を形成するスリ ト16の周縁に位置する第1絵柄表示部23には スリット16に重なる符幹と符尾とが画かれて いる。したがってスリット16が広がって開孔 27となったときには、この開孔部27が符頭と 認識され、開孔部27と協働して音符が形成さ る。

 上記のようにおむつ1の着用時に、隠れて いた絵が現れるようになることで、着用者は 絵の変化を認識することができる。特に着用 者が乳幼児の場合には、この絵の変化に注意 を向けることができ、乳幼児を退屈させるこ とがなく、おむつ1の交換をスムーズにおこ うことができる。

 第1絵柄表示部23の横中心線Q-Q側には第2絵柄 表示部24を形成し、この第2絵柄表示部24には キャラクターが楽器を持っている絵を画い いる。したがって、第1絵柄表示部23に現れ 音符があたかもキャラクターの楽器から出 いるように、すなわちキャラクターが楽器 演奏しているように想起させることができ 。これら第1絵柄表示部23と第2絵柄表示部24 が意義のある関連性を有するようにするこ によって、より一層、着用者の興味を引く とができ、着用者を退屈させることがない
 さらに、スリット16によって開孔部27が形成 されるので、おむつ1の内部の蒸気を、開孔 27を介して放出することができ、おむつ1内 蒸れを防止することができる。

 この実施形態において、後ウエスト域6にウ エスト弾性体3を取り付けるようにしている 、前ウエスト域5に取り付けてもよく、前後 エスト域5,6の両方に取り付けるようにして よい。また、前後ウエスト域5,6の両方にウ スト弾性体3を取り付けた場合には、そのい ずれか一方にスリット16を形成するようにし もよいし、その両方にスリット16を形成す ようにしてもよい。
 スリット16は内外面シート8,9およびウエス 弾性体3を貫通するようにして形成している 、少なくともウエスト弾性体3を厚さ方向に 貫通していればよく、内外面シート8,9を厚さ 方向に貫通しないものであってもよい。

<第2の実施形態>
 図5,6はこの発明の第2の実施形態を示したも のである。この第2の実施形態においては、 1および第2絵柄表示部23,24を前ウエスト域5側 に形成することとし、おむつ1としていわゆ プルオン・パンツ型のものを用いることを 徴とする。この特徴以外の構成要素は、第1 実施形態と同様であるのでその構成要素に いては詳細な説明を省略する。

 図5は、おむつ1を展開させた状態で外面 ート9側から見たものであり、各弾性体の収 力を作用させない状態を示している。この 2の実施形態では図示したように、前後ウエ スト域5,6のいずれにも、前後端縁14,15に沿っ 前後ウエスト弾性体28,29を取り付けている 前後ウエスト弾性体28,29は伸縮性シートによ って形成され、内外面シート8,9の間に接合さ れるとともに、横方向Xに伸長状態で取り付 られている。

 前後ウエスト弾性体28,29には、縦方向Yに 列に並ぶとともに、横方向Xにほぼ等間隔に 並んだ複数のスリット16が形成されている。 リット16は内外面シート8,9および前後ウエ ト弾性体28,29をそれぞれ身体側から着衣側へ と貫通して形成されている。

 スリット16の周縁であって外面シート9側 は、第1絵柄表示部23が形成されている。第1 絵柄表示部23には、スリット16から横中心線Q- Qに向かう矢印が画かれている。おむつ1の外 シート9側であって、第1絵柄表示部23よりも 横中心線Q-Q側に第2絵柄表示部24が形成されて いる。第2絵柄表示部24は、前ウエスト域5か クロッチ域7に亘って形成されている。第2絵 柄表示部24には、キャラクターがうちわで扇 でいる絵が画かれている。

 図6はおむつ1の着用状態を示したもので る。この実施形態に示したパンツ型のおむ 1では、前側縁18と後側縁19とを互いに接合し て接合部位30を形成し、パンツ型となるよう している。この図6はおむつ1を前ウエスト 5側から見たものである。図示したように、 むつ1の着用時には前後ウエスト弾性体28,29 伸長するから、前後ウエスト弾性体28,39に 成したスリット16が横方向Xに引っ張られる ともに、前後ウエスト弾性体28,29が接合され た内外面シート8,9も横方向Xに引っ張られる したがって、スリット16によって、おむつ1 着用者側から着衣側へと貫通する開孔部27が 形成される。前ウエスト域5においては、ス ット16の周縁に第1絵柄表示部23を形成してい るので、スリット16が広がって開孔部27が形 されたときには、開孔部27と絵柄が協働して 開孔部27から矢印が飛び出ているように視認 れる。したがって、着用者は変化する絵柄 視認することができ、退屈することがない

 第1絵柄表示部23の横中心線Q-Q側には第2絵柄 表示部24が形成され、キャラクターがうちわ 扇いでいる様子が画かれている。したがっ 、あたかもキャラクターが扇ぐことによっ 開孔部27が開き、開孔部27から風が吹いてき ているように視認することができる。
 このように第1絵柄表示部23と第2絵柄表示部 24とが有意義に関連付けられているので、着 者はより一層興味を示し、着用者を退屈さ ることがなく、知育に寄与することもでき 。

 この実施形態では、前ウエスト域5に第1 よび第2絵柄表示部23,24を形成することとし いるので、着用者から絵柄が見えやすく、 用者の興味を引きやすくすることができる

 この実施形態では、前ウエスト弾性体28 にのみ第1絵柄表示部23および第2絵柄表示部2 4を形成しているが、スリット16が形成された 前後ウエスト弾性体28,29の両方に第1絵柄表示 部23および第2絵柄表示部24を形成するように てもよい。