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Title:
AIR-CONDITIONING AND HOT WATER COMPLEX SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/122477
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an air-conditioning and hot water complex system which can process a cooling load, a heating load, and a high temperature hot water load simultaneously and supply a stable heat source throughout the year. In an air-conditioning and hot water complex system (100), a bypass pipe (45a) having a bypass electromagnetic valve (309) arranged in parallel with a heating medium-cooling medium heat exchanger (51) is provided between the inlet and the outlet of a cooling medium piping (45) of the heating medium-cooling medium heat exchanger (51). The system opens and closes the bypass electromagnetic valve (309), and thereby allows a cooling medium for hot water to flow in the bypass pipe (45a), thereby controlling the flow rate of the cooling medium for hot water to the heating medium-cooling medium heat exchanger (51).

Inventors:
YABUUCHI, Hironori (7-3 Marunouchi 2-chome, Chiyoda-k, Tokyo 10, 10083, JP)
藪内 宏典 (〒10 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 三菱電機株式会社内 Tokyo, 10083, JP)
KAMEYAMA, Junichi (7-3 Marunouchi 2-chome, Chiyoda-k, Tokyo 10, 10083, JP)
亀山 純一 (〒10 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 三菱電機株式会社内 Tokyo, 10083, JP)
Application Number:
JP2008/056287
Publication Date:
October 08, 2009
Filing Date:
March 31, 2008
Export Citation:
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Assignee:
Mitsubishi Electric Corporation (7-3 Marunouchi 2-chome, Chiyoda-ku Tokyo, 10, 10083, JP)
三菱電機株式会社 (〒10 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 Tokyo, 10083, JP)
YABUUCHI, Hironori (7-3 Marunouchi 2-chome, Chiyoda-k, Tokyo 10, 10083, JP)
藪内 宏典 (〒10 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 三菱電機株式会社内 Tokyo, 10083, JP)
KAMEYAMA, Junichi (7-3 Marunouchi 2-chome, Chiyoda-k, Tokyo 10, 10083, JP)
International Classes:
F25B29/00; F25B7/00; F25B13/00
Attorney, Agent or Firm:
KOBAYASHI, Hisao et al. (KISA PATENT & TRADEMARK FIRM, The 6th Central Bldg. 19-10, Toranomon 1-chome, Minato-k, Tokyo 01, 10500, JP)
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Claims:
 空調用圧縮機、流路切替手段、室外熱交換器、室内熱交換器、及び、空調用絞り手段が直列に接続されているとともに、冷媒-冷媒熱交換器及び給湯熱源用絞り手段が直列に接続されて前記室内熱交換器及び前記空調用絞り手段に並列に接続されている第1冷媒回路を備え、前記第1冷媒回路に空調用冷媒を循環させる空調用冷凍サイクルと、
 給湯用圧縮機、熱媒体-冷媒熱交換器、給湯用絞り手段、及び、前記冷媒-冷媒熱交換器が直列に接続されている第2冷媒回路を備え、前記第2冷媒回路に給湯用冷媒を循環させる給湯用冷凍サイクルと、
 水循環用ポンプ、前記熱媒体-冷媒熱交換器、及び、貯湯タンクが直列に接続されている水回路を備え、前記水回路に給湯用水を循環させる給湯用負荷と、
を備え、
 前記空調用冷凍サイクルと前記給湯用冷凍サイクルとは、前記冷媒-冷媒熱交換器で、前記空調用冷媒と前記給湯用冷媒とが熱交換を行なうようにカスケード接続され、
 前記給湯用冷凍サイクルと前記給湯用負荷とは、前記熱媒体-冷媒熱交換器で、前記給湯用冷媒と前記水とが熱交換を行なうようにカスケード接続されており、
 前記熱媒体-冷媒熱交換器に接続している冷媒配管の出入口間に、前記熱媒体-冷媒熱交換器と並列にバイパス電磁弁を設置したバイパス管を設け、
 前記バイパス電磁弁の開閉で前記バイパス管に前記給湯用冷媒を流入させることで、前記熱媒体-冷媒熱交換器への前記給湯用冷媒の流入量を制御する
 ことを特徴とする空調給湯複合システム。
 前記室外熱交換器の表面温度が除霜運転を行なうように設定してある温度以下のとき、
 前記バイパス電磁弁を開状態にし、前記バイパス管に前記給湯用冷媒を流入させる
 ことを特徴とする請求項1に記載の空調給湯複合システム。
 前記給湯用冷凍サイクルと前記給湯用負荷との間に、熱媒体循環用ポンプ、前記熱媒体-冷媒熱交換器、及び、熱媒体-熱媒体熱交換器が直列に接続されている熱媒体回路を備え、前記熱媒体回路に加温用熱媒体を循環させる給湯用熱媒体循環サイクルを設け、
 前記給湯用冷凍サイクルと前記給湯用熱媒体循環サイクルとは、前記熱媒体-冷媒熱交換器で、前記給湯用冷媒と前記熱媒体とが熱交換を行なうようにカスケード接続され、
 前記給湯用熱媒体循環サイクルと前記給湯用負荷とは、前記熱媒体-熱媒体熱交換器で、前記熱媒体と前記水とが熱交換を行なうようにカスケード接続される
 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空調給湯複合システム。
 前記給湯用水を導通している貯湯水循環用配管には、
 前記熱媒体-冷媒熱交換器の出口側の一部を前記熱媒体-冷媒熱交換器の入口側よりも高い位置に配管したトラップが形成されている
 ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の空調給湯複合システム。
 前記給湯用冷媒には、臨界温度が60℃以上の冷媒を採用している
 ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の空調給湯複合システム。
 
Description:
空調給湯複合システム

 本発明は、ヒートポンプサイクルを搭載 、冷房負荷、暖房負荷及び給湯負荷を同時 提供することができる空調給湯複合システ に関するものである。

 従来から、一元の冷凍サイクルによって 房負荷、暖房負荷及び給湯負荷を同時に提 することができる空調給湯複合システムが 在する。そのようなものとして、「1台の圧 縮機を備え、該圧縮機と、室外熱交換器、室 内熱交換器、蓄冷熱槽および給湯熱交換器と を接続した冷媒回路により構成され、それぞ れの熱交換器への冷媒の流れを切り換えるこ とにより、冷暖房・給湯・蓄熱・蓄冷の単独 運転およびそれらの複合運転を可能とする冷 凍サイクルを構成してなる多機能ヒートポン プシステム」が提案されている(たとえば、 許文献1参照)。

 また、二元の冷凍サイクルによって高温 給湯と室内空調機能を同時に提供すること できる空調給湯複合システムも存在してい 。そのようなものとして、「第1圧縮機、冷 媒分配装置、第1熱交換器、第2熱交換器、第1 絞り装置、室外熱交換器、四方弁および上記 第1圧縮機をこの順に接続するとともに、上 冷媒分配装置から上記四方弁、室内熱交換 及び第2絞り装置をこの順に介装して上記第2 熱交換器と上記第1絞り装置の間に接続し、 1の冷媒が流される低段側の冷媒回路と、第2 圧縮機、凝縮器、第3の絞り装置、上記第1熱 換器および上記第2圧縮機をこの順に接続し 、第2の冷媒が流れる高段側の冷媒回路と、 記第2熱交換器及び上記凝縮器をこの順に接 し、給湯水が流される給湯経路とを備えた ートポンプ式給湯装置」が提案されている( たとえば、特許文献2参照)。

特開平11-270920号公報(第3-4頁、図1)

特開平4-263758号公報(第2-3頁、図1)

 特許文献1に記載の多機能ヒートポンプシ ステムは、一元の冷凍サイクル、つまり1つ 冷凍サイクルによって冷房負荷、暖房負荷 び給湯負荷を同時に提供するようにしたも である。しかしながら、このようなシステ では、水の加熱を行なう放熱過程の温度と 暖房を行なう放熱過程の温度とが、概同一 なるため、冷房運転を行っている際、高温 給湯負荷を賄うことができず、年間を通し 安定した温熱を供給することができないと う問題があった。

 特許文献2に記載のヒートポンプ式給湯装 置は、二元の冷凍サイクル、つまり2つの冷 サイクルによって冷房負荷、暖房負荷及び 湯負荷を同時に提供するようにしたもので る。しかしながら、このようなシステムで 、室内機にて空調を行なう冷媒回路と、給 を行なう冷媒回路とが、異なる取り扱いと っており、単純に室内機の代替として給湯 能を付加することができないため、既設の 気調和機に容易には導入できないという問 があった。

 本発明は、上記の問題を解決するために されたもので、冷房負荷、暖房負荷及び高 の給湯負荷を同時に処理でき、年間を通し 安定した熱源を供給できる空調給湯複合シ テムを提供することを目的としている。

 本発明に係る空調給湯複合システムは、 調用圧縮機、流路切替手段、室外熱交換器 室内熱交換器、及び、空調用絞り手段が直 に接続されているとともに、冷媒-冷媒熱交 換器及び給湯熱源用絞り手段が直列に接続さ れて前記室内熱交換器及び前記空調用絞り手 段に並列に接続されている第1冷媒回路を備 、前記第1冷媒回路に空調用冷媒を循環させ 空調用冷凍サイクルと、給湯用圧縮機、熱 体-冷媒熱交換器、給湯用絞り手段、及び、 前記冷媒-冷媒熱交換器が直列に接続されて る第2冷媒回路を備え、前記第2冷媒回路に給 湯用冷媒を循環させる給湯用冷凍サイクルと 、水循環用ポンプ、前記熱媒体-冷媒熱交換 、及び、貯湯タンクが直列に接続されてい 水回路を備え、前記水回路に給湯用水を循 させる給湯用負荷と、を備え、前記空調用 凍サイクルと前記給湯用冷凍サイクルとは 前記冷媒-冷媒熱交換器で、前記空調用冷媒 前記給湯用冷媒とが熱交換を行なうように スケード接続され、前記給湯用冷凍サイク と前記給湯用負荷とは、前記熱媒体-冷媒熱 交換器で、前記給湯用冷媒と前記水とが熱交 換を行なうようにカスケード接続されており 、前記熱媒体-冷媒熱交換器に接続している 媒配管の出入口間に、前記熱媒体-冷媒熱交 器と並列にバイパス電磁弁を設置したバイ ス管を設け、前記バイパス電磁弁の開閉で 記バイパス管に前記給湯用冷媒を流入させ ことで、前記熱媒体-冷媒熱交換器への前記 給湯用冷媒の流入量を制御することを特徴と する。

 本発明に係る空調給湯複合システムによ ば、熱媒体-冷媒熱交換器の冷媒側回路の出 入口間に、熱媒体-冷媒熱交換器と並列にバ パス電磁弁を設置したバイパス管を設け、 イパス電磁弁の開閉でバイパス管に給湯用 媒を流入させることで、熱媒体-冷媒熱交換 への給湯用冷媒の流入量を制御しているの 、たとえば除霜運転実行中においても、バ パス管に低圧の冷媒を流入させることで、 湯用負荷側で急激な温度変化を与えること なく、安定した熱源を供給することができ 。また、バイパス管に低圧の冷媒を流入さ ることで、熱媒体―冷媒熱交換器内にて保 している水の凍結を防ぐことができ、熱媒 ―冷媒熱交換器の破損を防止できる。

実施の形態1に係る空調給湯複合システ ムの冷媒回路構成を示す冷媒回路図である。 給湯用負荷の別の形態例を説明するた の概略回路構成図である。 室外熱交換器の構造の一例を説明する めの説明図である。 空調用圧縮機の運転範囲を調整する際 処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る給湯用冷凍サイクル を説明するための説明図である。 バイパス電磁弁の開閉を行なう際の処 の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3に係る貯湯水循環用配管を 説明するための説明図である。 トラップの高さを説明するための概略 である。

符号の説明

 1 空調用冷凍サイクル、2 給湯用冷凍サ クル、2a 給湯用冷凍サイクル、3 給湯用負 荷、4 給湯用水循環サイクル、21 給湯用圧 機、22 給湯用絞り手段、31 水循環用ポンプ 、31a 熱媒体循環用ポンプ、32 貯湯タンク、 41 冷媒-冷媒熱交換器、45 冷媒配管、45a バ パス管、51 熱媒体-冷媒熱交換器、51a 熱媒 体-冷媒熱交換器、100 空調給湯複合システム 、101 空調用圧縮機、102 四方弁、103 室外熱 交換器、103a 分割熱交換器、104 アキュムレ タ、105a 逆止弁、105b 逆止弁、105c 逆止弁 105d 逆止弁、106 高圧側接続配管、107 低圧 側接続配管、108 気液分離器、109 分配部、10 9a 弁手段、109b 弁手段、110 分配部、110a 逆 止弁、110b 逆止弁、111 内部熱交換器、112  1中継機用絞り手段、113 内部熱交換器、114  第2中継機用絞り手段、115 会合部、116 会合 、116a 会合部、117 空調用絞り手段、118 室 内熱交換器、119 給湯熱源用絞り手段、130  続配管、131 接続配管、132 接続配管、133  続配管、133a 接続配管、133b 接続配管、134  接続配管、134a 接続配管、134b 接続配管、135  接続配管、135a 接続配管、135b 接続配管、1 36 接続配管、136a 接続配管、136b 接続配管 201 水-水熱交換器、202 循環水用配管、203  湯水循環用配管、203a 貯湯水循環用配管、2 09 電磁弁(開閉弁)、209a 電磁弁(バイパス開 弁)、210 トラップ、300 バイパス回路、309  イパス電磁弁、A 熱源機、B 冷房室内機、C  暖房室内機、D 給湯熱源用回路、E 中継機 a 接続部分、b 接続部分、c 接続部分、d  続部分。

 以下、図面に基づいて本発明の実施の形態 ついて説明する。
実施の形態1.
 図1は、本発明の実施の形態1に係る空調給 複合システム100の冷媒回路構成(特に、暖房 体運転時の冷媒回路構成)を示す冷媒回路図 である。図1に基づいて、空調給湯複合シス ム100の冷媒回路構成、特に暖房主体運転時 冷媒回路構成について説明する。この空調 湯複合システム100は、ビルやマンション等 設置され、冷媒(空調用冷媒)を循環させる冷 凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を利用す ことで冷房負荷、暖房負荷及び給湯負荷を 時に供給できるものである。なお、図1を含 め、以下の図面では各構成部材の大きさの関 係が実際のものとは異なる場合がある。

 この実施の形態1に係る空調給湯複合シス テム100は、空調用冷凍サイクル1と、給湯用 凍サイクル2と、給湯用負荷3とで構成されて おり、空調用冷凍サイクル1と給湯用冷凍サ クル2とは冷媒-冷媒熱交換器41で、給湯用冷 サイクル2と給湯用負荷3とは熱媒体-冷媒熱 換器51で、互いの冷媒や水が混ざることな 熱交換を行なうように構成されている。な 、図1では、空調用冷凍サイクル1において、 暖房室内機Cと給湯熱源用回路Dとに対する負 の合計よりも冷房室内機Bに対する負荷の方 が小さく、室外熱交換器103が蒸発器として働 く場合のサイクルの状態(便宜上、暖房主体 転と称する)を示している。

[空調用冷凍サイクル1]
 空調用冷凍サイクル1は、熱源機Aと、冷房 荷を担当する冷房室内機Bと、暖房負荷を担 する暖房室内機Cと、給湯用冷凍サイクル2 熱源となる給湯熱源用回路Dと、中継機Eと、 によって構成されている。このうち、冷房室 内機B、暖房室内機C及び給湯熱源用回路Dは、 熱源機Aに対して並列となるように接続され 搭載されている。そして、熱源機Aと、冷房 内機B、暖房室内機C及び給湯熱源用回路Dと 、間に設置される中継機Eが冷媒の流れを切 り換えることで、冷房室内機B、暖房室内機C び給湯熱源用回路Dとしての機能を発揮させ るようになっている。

[熱源機A]
 熱源機Aは、空調用圧縮機101と、流路切替手 段である四方弁102と、室外熱交換器103と、ア キュムレータ104とが直列に接続されて構成さ れており、この熱源機Aは、冷房室内機B、暖 室内機C及び給湯熱源用回路Dに冷熱を供給 る機能を有している。なお、室外熱交換器10 3の近傍に、この室外熱交換器103に空気を供 するためのファン等の送風機を設けるとよ 。また、熱源機Aでは、室外熱交換器103と中 機Eとの間における高圧側接続配管106に所定 の方向(熱源機Aから中継機Eへの方向)のみに 調用冷媒の流れを許容する逆止弁105aが、四 弁102と中継機Eとの間における低圧側接続配 管107に所定の方向(中継機Eから熱源機Aへの方 向)のみに空調用冷媒の流れを許容する逆止 105bが、それぞれ設けられている。

 そして、高圧側接続配管106と低圧側接続 管107とは、逆止弁105aの上流側と逆止弁105b 上流側を接続する第1接続配管130と、逆止弁1 05aの下流側と逆止弁105bの下流側を接続する 2接続配管131とで接続されている。つまり、 圧側接続配管106と第1接続配管130との接続部 分aは、逆止弁105aを挟んで高圧側接続配管106 第2接続配管131との接続部分bよりも上流側 なっており、低圧側接続配管107と第1接続配 130との接続部分cも、逆止弁105bを挟んで低 側接続配管107と第2接続配管131との接続部分d よりも上流側になっている。

 第1接続配管130には、低圧側接続配管107か ら高圧側接続配管106の方向のみに空調用冷媒 の流通を許容する逆止弁105cが設けられてい 。第2接続配管131にも、低圧側接続配管107か 高圧側接続配管106の方向のみに空調用冷媒 流通を許容する逆止弁105dが設けられている 。なお、図1では、暖房主体運転時における 媒回路構成を示しているため、逆止弁105a及 逆止弁105bが閉状態(黒塗りで示している)、 止弁105b及び逆止弁105cが開状態(白抜きで示 ている)となっている。

 空調用圧縮機101は、空調用冷媒を吸入し その空調用冷媒を圧縮して高温・高圧の状 にするものである。四方弁102は、空調用冷 の流れを切り替えるものである。室外熱交 器103は、蒸発器や放熱器(凝縮器)として機 し、図示省略の送風機から供給される空気 空調用冷媒との間で熱交換を行ない、空調 冷媒を蒸発ガス化又は凝縮液化するもので る。アキュムレータ104は、暖房主体運転時 おいて、四方弁102と空調用圧縮機101との間 配置され、過剰な空調用冷媒を貯留するも である。なお、アキュムレータ104は、過剰 空調用冷媒を貯留できる容器であればよい

[冷房室内機B及び暖房室内機C]
 冷房室内機B及び暖房室内機Cには、空調用 り手段117と、室内熱交換器118とが、直列に 続されて搭載されている。また、冷房室内 B及び暖房室内機Cには、2台の空調用絞り手 117と、2台の室内熱交換器118とが、それぞれ 列に搭載されている場合を例に示している 冷房室内機Bは、熱源機Aからの冷熱の供給 受けて冷房負荷を担当し、暖房室内機Cは、 源機Aからの冷熱の供給を受けて暖房負荷を 担当する機能を有している。

 つまり、実施の形態1では、中継機Eによ て、冷房室内機Bが冷房負荷を担当するよう 決定され、暖房室内機Cが暖房負荷を担当す るように決定された状態を示しているのであ る。なお、室内熱交換器118の近傍に、この室 内熱交換器118に空気を供給するためのファン 等の送風機を設けるとよい。また、便宜的に 、中継機Eから室内熱交換器118に接続してい 接続配管を接続配管133と、中継機Eから空調 絞り手段117に接続している接続配管を接続 管134と称して説明するものとする。

 空調用絞り手段117は、減圧弁や膨張弁と て機能し、空調用冷媒を減圧して膨張させ ものである。この空調用絞り手段117は、開 が可変に制御可能なもの、たとえば電子式 張弁による緻密な流量制御手段や、毛細管 の安価な冷媒流量調節手段等で構成すると い。室内熱交換器118は、放熱器(凝縮器)や 発器として機能し、図示省略の送風手段か 供給される空気と空調用冷媒との間で熱交 を行ない、空調用冷媒を凝縮液化又は蒸発 ス化するものである。なお、空調用絞り手 117及び室内熱交換器118は、直列に接続され いる。

[給湯熱源用回路D]
 給湯熱源用回路Dは、給湯熱源用絞り手段119 と、冷媒-冷媒熱交換器41とが、直列に接続さ れて構成されており、熱源機Aからの冷熱を 媒-冷媒熱交換器41を介して給湯用冷凍サイ ル2に供給する機能を有している。つまり、 調用冷凍サイクル1と給湯用冷凍サイクル2 は、冷媒-冷媒熱交換器41でカスケード接続 れているのである。なお、便宜的に、中継 Eから冷媒-冷媒熱交換器41に接続している接 配管を接続配管135と、中継機Eから給湯熱源 用絞り手段119に接続している接続配管を接続 配管136と称して説明するものとする。

 給湯熱源用絞り手段119は、空調用絞り手 117と同様に、減圧弁や膨張弁として機能し 空調用冷媒を減圧して膨張させるものであ 。この給湯熱源用絞り手段119は、開度が可 に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁 よる緻密な流量制御手段や、毛細管等の安 な冷媒流量調節手段等で構成するとよい。 媒-冷媒熱交換器41は、放熱器(凝縮器)や蒸 器として機能し、給湯用冷凍サイクル2の冷 サイクルを循環する給湯用冷媒と、空調用 凍サイクル1の冷凍サイクルを循環する空調 用冷媒との、間で熱交換を行なうようになっ ている。

[中継機E]
 中継機Eは、冷房室内機B、暖房室内機C及び 湯熱源用回路Dのそれぞれと、熱源機Aとを 接続する機能を有すると共に、第1分配部109 弁手段109a又は弁手段109bの何れかを択一的 開閉することにより、室内熱交換器118を放 器とするか蒸発器とするか、冷媒-冷媒熱交 器41を冷水器とするか給湯機とするかを決 する機能を有している。この中継機Eは、気 分離器108と、第1分配部109と、第2分配部110 、第1内部熱交換器111と、第1中継機用絞り手 段112と、第2内部熱交換器113と、第2中継機用 り手段114とで、構成されている。

 第1分配部109では、接続配管133及び接続配 管135が2つに分岐されており、一方(接続配管1 33b及び接続配管135b)が低圧側接続配管107に接 し、他方(接続配管133a及び接続配管135a)が気 液分離器108に接続している接続配管(接続配 132と称する)に接続するようになっている。 た、第1分配部109では、接続配管133a及び接 配管135aに開閉制御されて冷媒を導通したり なかったりする弁手段109aが、接続配管133b び接続配管135bに開閉制御されて冷媒を導通 たりしなかったりする弁手段109bがそれぞれ 設けられている。なお、弁手段109a及び弁手 109bの開閉状態を白抜き(開状態)及び黒塗り( 状態)で表している。

 第2分配部110では、接続配管134及び接続配 管136が2つに分岐されており、一方(接続配管1 34a及び接続配管136a)が第1会合部115で接続され 、他方(接続配管134b及び接続配管136b)が第2会 部116で接続されるようになっている。また 第2分配部110では、接続配管134a及び接続配 136aに冷媒の流通を一方のみに許容する逆止 110aが、接続配管134b及び接続配管136bに冷媒 流通を一方のみに許容する逆止弁110bがそれ ぞれ設けられている。なお、逆止弁110a及び 止弁110bの開閉状態を白抜き(開状態)及び黒 り(閉状態)で表している。

 第1会合部115は、第2分配部110から第1中継 用絞り手段112及び第1内部熱交換器111を介し て気液分離器108に接続している。第2会合部11 6は、第2分配部110と第2内部熱交換器113との間 で分岐し、一方が第2内部熱交換器113を介し 第2分配部110と第1中継機用絞り手段112との間 における第1会合部115に接続され、他方(第2会 合部116a)が第2中継機用絞り手段114、第2内部 交換器113及び第1内部熱交換器111を介して低 側接続配管107に接続されている。

 気液分離器108は、空調用冷媒をガス冷媒 液冷媒とに分離するものであり、高圧側接 配管106に設けられ、一方が第1分配部109の弁 手段109aに接続され、他方が第1会合部115を経 第2分配部110に接続されている。第1分配部10 9は、弁手段109a又は弁手段109bの何れかが択一 的に開閉され、室内熱交換器118及び冷媒-冷 熱交換器41に空調用冷媒を流入させる機能を 有している。第2分配部110は、逆止弁110a及び 止弁110bによって、空調用冷媒の流れをいず れか一方に許容する機能を有している。

 第1内部熱交換器111は、気液分離器108と第 1中継機用絞り手段112との間における第1会合 115に設けられており、第1会合部115を導通し ている空調用冷媒と、第2会合部116が分岐さ た第2会合部116aを導通している空調用冷媒と 、の間で熱交換を実行するものである。第1 継機用絞り手段112は、第1内部熱交換器111と 2分配部110との間における第1会合部115に設 られており、空調用冷媒を減圧して膨張さ るものである。この第1中継機用絞り手段112 、開度が可変に制御可能なもの、たとえば 子式膨張弁による緻密な流量制御手段や、 細管等の安価な冷媒流量調節手段等で構成 るとよい。

 第2内部熱交換器113は、第2会合部116に設 られており、第2会合部116を導通している空 用冷媒と、第2会合部116が分岐された第2会 部116aを導通している空調用冷媒と、の間で 交換を実行するものである。第2中継機用絞 り手段114は、第2内部熱交換器113と第2分配部1 10との間における第2会合部116に設けられてお り、減圧弁や膨張弁として機能し、空調用冷 媒を減圧して膨張させるものである。この第 2中継機用絞り手段114は、第1中継機用絞り手 112と同様に、開度が可変に制御可能なもの たとえば電子式膨張弁による緻密な流量制 手段や、毛細管等の安価な冷媒流量調節手 等で構成するとよい。

 以上のように、空調用冷凍サイクル1は、 空調用圧縮機101、四方弁102、室内熱交換器118 、空調用絞り手段117及び室外熱交換器103が直 列に接続されるとともに、空調用圧縮機101、 四方弁102、冷媒-冷媒熱交換器41、給湯熱源用 絞り手段119及び室外熱交換器103が直列に接続 されており、中継機Eを介して室内熱交換器11 8と冷媒-冷媒熱交換器41とが並列に接続され 第1冷媒回路を構成し、この第1冷媒回路に空 調用冷媒を循環させることで成立している。

 なお、空調用圧縮機101は、吸入した冷媒を 圧状態に圧縮できるものであればよく、特 タイプを限定するものではない。たとえば レシプロ、ロータリー、スクロールあるい スクリューなどの各種タイプを利用して空 用圧縮機101を構成することができる。この 調用圧縮機101は、インバータにより回転数 可変に制御可能なタイプとして構成しても く、回転数が固定されているタイプとして 成してもよい。また、空調用冷凍サイクル1 を循環する冷媒の種類を特に限定するもので はなく、たとえば二酸化炭素(CO )や炭化水素、ヘリウムなどの自然冷媒、HFC41 0AやHFC407C、HFC404Aなどの塩素を含まない代替 媒、若しくは既存の製品に使用されているR2 2やR134aなどのフロン系冷媒のいずれを使用し てもよい。

 ここで、空調用冷凍サイクル1の暖房主体運 転動作について説明する。
 まず、空調用圧縮機101で高温・高圧にされ 空調用冷媒は、空調用圧縮機101から吐出し 、四方弁102を経由し、逆止弁105cを導通し、 高圧側接続配管106に導かれ、過熱ガス状態で 中継機Eの気液分離器108へ流入する。気液分 器108に流入した過熱ガス状態の空調用冷媒 、第1分配部109の弁手段109aが開いている回路 に分配される。ここでは、過熱ガス状態の空 調用冷媒は、暖房室内機Cや給湯熱源用回路D 流入するようになっている。

 暖房室内機Cに流入した空調用冷媒は、室 内熱交換器118で放熱し(つまり、室内空気を め)、空調用絞り手段117で減圧され、第1会合 部115で合流する。また、給湯熱源用回路Dに 入した空調用冷媒は、冷媒-冷媒熱交換器41 放熱し(つまり、給湯用冷凍サイクル2に熱を 与え)、給湯熱源用絞り手段119で減圧され、 房室内機Cから流出した空調用冷媒と第1会合 部115で合流する。一方、気液分離器108に流入 した過熱ガス状態の空調用冷媒の一部は、第 1内部熱交換器111で第2中継機用絞り手段114に 低温・低圧に膨張した空調用冷媒と熱交換 行なうことにより過冷却度を得る。

 それから、第1中継機用絞り手段112を通過 して、空調用として利用された空調用冷媒( 房室内機Cや給湯熱源用回路Dに流入し、室内 熱交換器118や冷媒-冷媒熱交換器41で放熱した 空調用冷媒)と第1会合部115で合流する。なお 第1中継機用絞り手段112を通る一部の過熱ガ ス状態の空調用冷媒は、第1中継機用絞り手 112を全閉にして、皆無にしてもよい。その 、第2内部熱交換器113で、第2中継機用絞り手 段114にて低温・低圧に膨張した空調用冷媒と 熱交換を行なうことにより過冷却度を得る。 この空調用冷媒は、第2会合部116側と第2中継 用絞り手段114側とに分配される。

 第2会合部116を導通する空調用冷媒は、弁 手段109bが開いている回路に分配される。こ では、第2会合部116を導通する空調用冷媒は 冷房室内機Bに流入し、空調用絞り手段117に て低温・低圧に膨張され、室内熱交換器118で 蒸発し、弁手段109bを経て低圧側接続配管107 合流する。また、第2中継機用絞り手段114を 通した空調用冷媒は、第2内部熱交換器113及 び第1内部熱交換器111で熱交換を行なって蒸 し、低圧側接続配管107で冷房室内機Bを流出 た空調用冷媒と合流する。そして、低圧側 続配管107で合流した空調用冷媒は、逆止弁1 05dを通って室外熱交換器103に導かれ、運転条 件によっては残留している液冷媒を蒸発させ 、四方弁102、アキュムレータ104を経て空調用 圧縮機101へ戻る。

[給湯用冷凍サイクル2]
 給湯用冷凍サイクル2は、給湯用圧縮機21と 熱媒体-冷媒熱交換器51と、給湯用絞り手段2 2と、冷媒-冷媒熱交換器41と、によって構成 れている。つまり、給湯用冷凍サイクル2は 給湯用圧縮機21、熱媒体-冷媒熱交換器51、 湯用絞り手段22、及び、冷媒-冷媒熱交換器41 が冷媒配管45で直列に接続されて第2冷媒回路 を構成し、この第2冷媒回路に給湯用冷媒を 環させることで成立している。なお、給湯 冷凍サイクル2の動作は、空調用冷凍サイク 1の運転状態、つまり冷房主体運転を実行し ているか、暖房主体運転を実行しているかで 相違するものではない。

 給湯用圧縮機21は、給湯用冷媒を吸入し その給湯用冷媒を圧縮して高温・高圧の状 にするものである。この給湯用圧縮機21は、 インバータにより回転数が可変に制御可能な タイプとして構成してもよく、回転数が固定 されているタイプとして構成してもよい。ま た、給湯用圧縮機21は、吸入した冷媒を高圧 態に圧縮できるものであればよく、特にタ プを限定するものではない。たとえば、レ プロ、ロータリー、スクロールあるいはス リューなどの各種タイプを利用して給湯用 縮機21を構成することができる。

 熱媒体-冷媒熱交換器51は、給湯用負荷3を 循環する水(熱媒体)と、給湯用冷凍サイクル2 を循環する給湯用冷媒との、間で熱交換を行 なうものである。つまり、給湯用冷凍サイク ル2と給湯用負荷3とは、熱媒体-冷媒熱交換器 51でカスケード接続されている。給湯用絞り 段22は、減圧弁や膨張弁として機能し、給 用冷媒を減圧して膨張させるものである。 の給湯用絞り手段22は、開度が可変に制御可 能なもの、たとえば電子式膨張弁による緻密 な流量制御手段や、毛細管等の安価な冷媒流 量調節手段等で構成するとよい。

 冷媒-冷媒熱交換器41は、給湯用冷凍サイ ル2を循環する給湯用冷媒と、空調用冷凍サ イクル1を循環する空調用冷媒との、間で熱 換を行なうものである。なお、給湯用冷凍 イクル2を循環する冷媒の種類を特に限定す ものではなく、たとえば二酸化炭素や炭化 素、ヘリウムなどの自然冷媒、HFC410AやHFC407 C、HFC404Aなどの塩素を含まない代替冷媒、若 くは既存の製品に使用されているR22やR134a どのフロン系冷媒のいずれを使用してもよ 。

 ここで、給湯用冷凍サイクル2の運転動作に ついて説明する。
 まず、給湯用圧縮機21で高温・高圧にされ 給湯用冷媒は、給湯用圧縮機21から吐出して 、熱媒体-冷媒熱交換器51に流入する。この熱 媒体-冷媒熱交換器51では、流入した給湯用冷 媒が、給湯用負荷3を循環している水を加熱 ることで放熱する。この給湯用冷媒は、給 用絞り手段22で空調用冷凍サイクル1の給湯 源用回路Dにおける冷媒-冷媒熱交換器41の出 温度以下まで膨張される。膨張された給湯 冷媒は、冷媒-冷媒熱交換器41で、空調用冷 サイクル1を構成する給湯熱源用回路Dを流 る空調用冷媒から受熱して蒸発し、給湯用 縮機21へ戻る。

[給湯用負荷3]
 給湯用負荷3は、水循環用ポンプ31と、熱媒 -冷媒熱交換器51と、貯湯タンク32と、によ て構成されている。つまり、給湯用負荷3は 水循環用ポンプ31、熱媒体-冷媒熱交換器51 及び、貯湯タンク32が貯湯水循環用配管203で 直列に接続されて水回路(熱媒体回路)を構成 、この水回路に給湯用水を循環させること 成立している。なお、給湯用負荷3の動作は 、空調用冷凍サイクル1の運転状態、つまり 房主体運転を実行しているか、暖房主体運 を実行しているかで相違するものではない また、水回路を構成する貯湯水循環用配管20 3は、銅管やステンレス管、鋼管、塩化ビニ 系配管などによって構成されている。

 水循環用ポンプ31は、貯湯タンク32に蓄え られている水を吸入し、その水を加圧し、給 湯用負荷3内を循環させるものであり、たと ばインバータにより回転数が制御されるタ プのもので構成するとよい。熱媒体-冷媒熱 換器51は、上述したように、給湯用負荷3を 環する水(熱媒体)と、給湯用冷凍サイクル2 循環する給湯用冷媒との、間で熱交換を行 うものである。貯湯タンク32は、熱媒体-冷 熱交換器51で加熱された水を貯えておくも である。

 まず、貯湯タンク32に蓄えられている比 的低温な水は、水循環用ポンプ31によって貯 湯タンク32の底部から引き出されるとともに 圧される。水循環用ポンプ31で加圧された は、熱媒体-冷媒熱交換器51に流入し、この 媒体-冷媒熱交換器51で給湯用冷凍サイクル2 循環している給湯用冷媒から受熱する。す わち、熱媒体-冷媒熱交換器51に流入した水 、給湯用冷凍サイクル2を循環している給湯 用冷媒によって沸き上げられて、温度が上昇 するのである。そして、沸き上げられた水は 、貯湯タンク32の比較的高温な上部へ戻り、 の貯湯タンク32に蓄えられることになる。

 なお、空調用冷凍サイクル1と給湯用冷凍 サイクル2とは、上述したように、それぞれ 立した冷媒回路構成(空調用冷凍サイクル1を 構成する第1冷媒回路及び給湯用冷凍サイク 2を構成する第2冷媒回路)になっているため 各冷媒回路を循環させる冷媒を同じ種類の のとしてもよいし、別の種類のものとして よい。つまり、各冷媒回路の冷媒は、それ れ混ざることなく冷媒-冷媒熱交換器41及び 媒体-冷媒熱交換器51にて互いに熱交換する うに流れている。

 また、給湯用冷媒として臨界温度の低い 媒を用いた場合、高温の給湯を行なう際に 媒体-冷媒熱交換器51における放熱過程での 湯用冷媒が超臨界状態となることが想定さ る。しかしながら、一般に放熱過程の冷媒 超臨界状態にある場合、放熱器圧力や放熱 出口温度の変化によるCOPの変動が大きく、 いCOPを得る運転を行なうためには、より高 な制御が要求される。一方、一般に、臨界 度の低い冷媒は、同一温度に対する飽和圧 が高く、その分、配管や圧縮機の肉厚を大 くする必要があるので、コスト増の要因と なる。

 さらに、レジオネラ菌等の繁殖を抑える めの貯湯タンク32内に蓄えられる水の推奨 度が60℃以上であることを鑑みると、給湯の 目標温度が最低でも60℃以上となることが多 と想定される。以上のことを踏まえ、給湯 冷媒には、最低でも60℃以上の臨界温度を つ冷媒を採用している。このような冷媒を 湯用冷凍サイクル2の給湯用冷媒として採用 れば、より低コストで、より安定的に、高 COPを得ることができるからである。冷媒を 界温度付近で常用する場合、冷媒回路内が 温・高圧になることが想定されるため、給 用圧縮機21は、高圧シェルを用いたタイプ 圧縮機を使用することで、安定した運転が 能となる。

 また、空調用冷凍サイクル1において余剰 冷媒を受液器(アキュムレータ104)によって貯 する場合を示したが、これに限るものでは く、冷凍サイクルにおいて放熱器となる熱 換器にて貯蔵するようにすれば、アキュム ータ104を取り除いてもよい。さらに、図1で は、冷房室内機Bと暖房室内機Cとが2台以上接 続されている場合を例に示しているが、接続 台数を特に限定するものではなく、たとえば 冷房室内機Bが1台以上、暖房室内機Cがないか 若しくは1台以上を接続されていればよい。 して、空調用冷凍サイクル1を構成している 室内機の容量は、全部を同一としてもよく 大から小まで異なるようにしてもよい。

 以上のように、この実施の形態1に係る空 調給湯複合システム100では、給湯負荷系統を 二元サイクルで構成しているため、高温の給 湯需要(たとえば、80℃)を提供する場合に、 湯用冷凍サイクル2の放熱器の温度を高温(た とえば、凝縮温度85℃)にすればよく、他に暖 房負荷がある場合に、暖房室内機Cの凝縮温 (たとえば、50℃)までも増加させずに済むの 、省エネとなる。また、たとえば夏期の空 冷房運転中に高温の給湯需要があった場合 従来はボイラーなどによって提供する必要 あったが、従来大気中に排出していた温熱 回収し、再利用して給湯を行なうので、シ テムCOPが大幅に向上し、省エネとなる。

 図2は、給湯用負荷3の別の形態例を説明 るための概略回路構成図である。図2に基づ て、給湯用負荷3を別の形態とし、循環する 水を加熱する仕組みの一例について説明する 。図2に示すように、給湯用冷凍サイクル2と 湯用負荷3との間には、給湯用水循環サイク ル(給湯用熱媒体循環サイクル)4が熱媒体-冷 熱交換器51及び水-水熱交換器(熱媒体-熱媒体 熱交換器)201を介してカスケード接続されて る。図1では、開回路として構成されている 湯用負荷3は、熱媒体-冷媒熱交換器51で水を 直接的に加温していく場合を例に示している が、図2では、開回路として構成されている 湯用負荷3は、給湯用冷凍サイクル2の間に給 湯用水循環サイクル4を設け、水-水熱交換器2 01で水を間接的に加温していく場合を例に示 ている。

[給湯用水循環サイクル4]
 給湯用水循環サイクル4は、熱媒体循環用ポ ンプ31aと、熱媒体-冷媒熱交換器51と、水-水 交換器201と、によって構成されている。つ り、給湯用水循環サイクル4は、熱媒体循環 ポンプ31a、熱媒体-冷媒熱交換器51、及び、 -水熱交換器201が循環水用配管202で直列に接 続されて水回路(熱媒体回路)を構成し、この 媒体回路(水回路)に加温用熱媒体(加温用水) を循環させることで成立している。なお、水 回路を構成する循環水用配管202は、銅管やス テンレス管、鋼管、塩化ビニル系配管などに よって構成されている。

 熱媒体循環用ポンプ31aは、循環水用配管2 02を導通している水(熱媒体)を吸入し、その を加圧し、給湯用水循環サイクル4を循環さ るものであり、たとえばインバータにより 転数が制御されるタイプのもので構成する よい。熱媒体-冷媒熱交換器51は、給湯用水 環サイクル4を循環する水と、給湯用冷凍サ イクル2を循環する給湯用冷媒との、間で熱 換を行なうものである。水-水熱交換器201は 給湯用水循環サイクル4を循環する水と、給 湯用負荷3を循環する水との、間で熱交換を なうものである。なお、給湯用水循環サイ ル4に水を循環させた場合を例に説明するが 他の流体、たとえばブライン(不凍液)など 熱媒体として循環させてもよい。

 まず、貯湯タンク32に蓄えられている比 的低温な水は、水循環用ポンプ31によって貯 湯タンク32の底部から引き出されるとともに 圧される。水循環用ポンプ31で加圧された は、水-水熱交換器201に流入し、この水-水熱 交換器201で給湯用水循環サイクル4を循環し いる水から受熱する。すなわち、水-水熱交 器201に流入した水は、給湯用水循環サイク 4を循環している水によって沸き上げられて 、温度が上昇するのである。そして、沸き上 げられた水は、貯湯タンク32の比較的高温な 部へ戻り、この貯湯タンク32に蓄えられる とになる。すなわち、給湯用冷凍サイクル2 らの熱は、熱媒体-冷媒熱交換器51で給湯用 循環サイクル4に、水-水熱交換器201で給湯 負荷3にそれぞれ伝達されるようになってい 。

 図3は、室外熱交換器103の構造の一例を説 明するための説明図である。図3に基づいて 年間を通して暖房運転をできるようにした 外熱交換器103について説明する。通常の空 用途のみに空調給湯複合システム100を用い 場合、外気湿球温度が15℃以下で暖房運転を 行なうことが一般的であるが、給湯運転を行 なう場合、外気温度に関係なく給湯運転を行 なう必要がある。そこで、図3では、室外熱 換器103が、内部に複数の熱交換器(以下、分 熱交換器103aと称する)を有する分割構造と っている場合を例に示している。なお、室 熱交換器103は、4つ熱交換器を組み合わせた 割構造としてもよく、1つの熱交換器を4分 した分割構造としてもよい。

 図3に示すように、高圧側接続配管106を複 数に分岐させて、室外熱交換器103を構成して いる分割熱交換器103aのそれぞれに接続する うにしている。また、分岐された高圧側接 配管106のそれぞれには、開閉制御されて冷 を導通したりしなかったりする開閉弁であ 電磁弁209が設置されている。なお、複数に 岐した高圧側接続配管106の1つを分割熱交換 103aを迂回するバイパス回路300としている。 そして、このバイパス回路300にも、バイパス 開閉弁である電磁弁209aを設置している。つ り、空調用冷凍サイクル1を構成している室 熱交換器103は、電磁弁209及び電磁弁209aの開 閉を制御することにより、流入する冷媒の量 を調整でき、熱交換器容量が分割可能になっ ているのである。

 外気湿球温度が上昇した場合、つまり空 用圧縮機101の吸入温度が運転範囲を超えそ な場合(一般的には最高15℃)には、室外熱交 換器103の熱交換器能力を低下させることが望 ましい。そこで、空調給湯複合システム100で は、電磁弁209の全部あるいは一部を閉制御し 、室外熱交換器103に流入する冷媒を遮断し、 空調用圧縮機101の運転範囲を逸脱しないよう にしている。つまり、空調用圧縮機101の運転 範囲に応じて、冷媒を流入させる分割熱交換 器103aの個数を決定し、その個数に応じた電 弁209を閉制御することで、冷媒の流入量を 整し、空調用圧縮機101の運転範囲を逸脱し いようにしている。

 ところが、電磁弁209を閉制御することで 外熱交換器103の熱交換器能力を低下させた 合でも、空調用圧縮機101の運転範囲を逸脱 てしまう場合がある。この場合、冷媒を室 熱交換器103に流入させずに、空調用圧縮機1 01に戻すことが望ましい。そこで、バイパス 路300に設置してある電磁弁209aを開制御し、 冷媒を室外熱交換器103に流入させずに、空調 用圧縮機101の吸入側に戻すようにしているの である。こうすることで、蒸発温度の上昇を 防ぎ、空調用圧縮機101の運転範囲を逸脱する ことなく運転することができる。

 また、バイパス回路300に設置する電磁弁2 09aは、室外熱交換器103を通過する際の冷媒の 流量係数をCvaとした場合、バイパス回路300を 導通する冷媒の流量係数をCVbとすると式Cva< ;CVbを満たすように選定される。さらに、熱 換器容量の分割のみで空調用圧縮機101の運 範囲を維持できない場合は、バイパス回路30 0に設置した電磁弁209aを開として冷媒をバイ スさせることで、運転範囲を維持する。な 、分割構造は電磁弁で行なわず、電子式膨 弁を使用し制御を行なう構造としてもよい

 図4は、空調用圧縮機101の運転範囲を調整 する際の処理の流れを示すフローチャートで ある。図4に基づいて、図3で説明した空調用 縮機101の運転範囲を調整する際の処理を詳 に説明する。上述したように、通常の空調 途のみに空調給湯複合システム100を用いる 合、外気温度が比較的高い場合(たとえば、 15℃以上)に暖房運転を行なう必要がなく、外 気湿球温度が-20℃~15.5℃である場合に暖房運 を行なうことが一般的になっている。しか ながら、空調給湯複合システム100が給湯運 を行なう場合、外気温度に関係なく給湯運 を行なう必要がある。

 まず、空調給湯複合システム100が運転を 始すると、現在の運転モードが暖房運転で るか否かを判定する(ステップS101)。そして 運転モードが冷房運転である場合には(ステ ップS101;NO)、空調用圧縮機101の運転範囲が逸 しないため、特段の制御をすることなく冷 運転を継続する。一方、運転モードが暖房 転である場合には(ステップS101;YES)、外気温 度が予め設定されている所定温度A℃よりも きいか否かを判定する(ステップS102)。そし 、外気温度がA℃以下である場合(ステップS10 2;NO)、空調用圧縮機101の運転範囲が逸脱しな ため、特段の制御をすることなく暖房運転 継続する。

 一方、外気温度がA℃よりも大きい場合( テップS102;YES)、空調用圧縮機101に吸入され 冷媒の圧力が所定温度A℃の飽和圧力以上で るか否かを判定する(ステップS103)。そして 吸入圧力がA℃の飽和圧力以下である場合( テップS103;NO)、空調用圧縮機101の運転範囲が 逸脱しないため、特段の制御をすることなく 暖房運転を継続する。一方、吸入圧力がA℃ 飽和圧力以上である場合(ステップS103;YES)、 調用圧縮機101の運転範囲が逸脱する可能性 高いため、室外熱交換器103の近傍に設けら ているファンなどの送風手段の回転数を低 、閉状態にする電磁弁209の個数を決定する うに制御する(ステップS104)。

 つまり、室外熱交換器103の熱交換器能力 低下させることで、空調用圧縮機101への吸 圧力が許容値を超えないようにして空調用 縮機101の運転範囲を調整しているのである それから、再度、空調用圧縮機101への吸入 力が所定温度A℃の飽和圧力以上であるか否 かを判定する(ステップS105)。そして、吸入圧 力が飽和圧力以下になった場合(ステップS105; NO)、空調用圧縮機101の運転範囲が逸脱しない と判断できるので、送風手段及び電磁弁209を 制御した状態で暖房運転を継続する。一方、 まだ吸入圧力が飽和圧力以上である場合(ス ップS105;YES)、空調用圧縮機101の運転範囲が 脱する可能性がまだ残っているため、更に 風手段の回転数を低下、閉状態にする電磁 209の個数を増加するように制御する(ステッ S104)。

 なお、通常の運転状態において、所定温 A℃の判定基準は、使用する空調用圧縮機101 によって一般的に決められる。通常の空調用 圧縮機101は、吸入圧力と吐出圧力とに制限値 が設けられている。また、一般的に暖房運転 になった場合、室外熱交換器103が蒸発器とし て作用する。室外熱交換器103が蒸発器として 作用している場合、空調用圧縮機101の吸入圧 力は外気湿球温度から算出した飽和圧力とほ ぼ同様の値となる。さらに、外気温度を基準 に空調用圧縮機101の運転範囲を判定している が、室外熱交換器103近傍の送風手段が最低速 で数分間回転している場合や、空調用圧縮機 101が最低速で数分間回転している場合に基づ いて判定してもよい。この場合に示す数分間 とは、室外機制御タイミングと同等時間若し くは瞬時であるものとする。

 上記のフローチャートに基づく判定及び 機器の制御は、マイコンなどで構成される 御装置(図示省略)が実行するようになって る。この制御装置は、熱源機A又は中継機E、 冷房室内機B、暖房室内機C、給湯熱源用回路D のいずれに設けられていてもよい。また、空 調用圧縮機101に吸入される冷媒の圧力を検知 する圧力センサなどの低圧検出手段を空調用 圧縮機101に接続している吸入側配管に設けて おくとよい。さらに、室外熱交換器103を構成 する分割熱交換器103aの個数、つまり室外熱 換器103の分割数を特に限定するものではな 。

実施の形態2.
 図5は、本発明の実施の形態2に係る給湯用 凍サイクル2aを説明するための説明図である 。図5に基づいて、実施の形態2の特徴事項で る給湯用冷凍サイクル2aについて説明する なお、図5(a)が給湯用冷凍サイクル2aの部分 大図を、図5(b)が比較例としての給湯用冷凍 イクル2の部分拡大図をそれぞれ示している 。この給湯用冷凍サイクル2aは、給湯用圧縮 21と熱媒体-冷媒熱交換器51との間で冷媒配 45を分岐し、給湯用絞り手段22と冷媒-冷媒熱 交換器41との間に接続したバイパス管45aを設 、バイパス回路310を形成している点で、給 用冷凍サイクル2と相違している。また、バ イパス管45aにはバイパス電磁弁309が設置され ている。

 上述したように、熱媒体-冷媒熱交換器51 、給湯用冷凍サイクル2を循環する冷媒と、 給湯用負荷3を循環する水などの熱媒体とで 交換を行なうものである。空調給湯複合シ テム100で暖房運転を行っている場合、外気 度によっては、除霜運転に運転モードが変 することがある。除霜運転に運転モードが 化した場合、熱媒体―冷媒熱交換器51aに0℃ 下の低圧の冷媒が流入する可能性がある。 た、除霜運転に運転モードが変化した場合 実施の形態1に係る熱媒体-冷媒熱交換器51に 0℃以下の低圧の冷媒が流入すると、その結 として、給湯用負荷3を循環し、熱媒体―冷 熱交換器51で保有している水が凍結するこ が考えられる。

 そこで、給湯用冷凍サイクル2aにバイパ 管45aを追加することで、除霜運転に運転モ ドが変化した場合でも、バイパス管45aに設 したバイパス電磁弁309を閉から開に制御す ことで、低圧の冷媒を熱媒体―冷媒熱交換 51内に流入させないようにすることができる 。したがって、除霜運転実行中においても、 バイパス回路310に低圧の冷媒を流入させるこ とで、給湯用負荷3側で急激な温度変化を与 ることがなく、安定した熱源を供給するこ ができる。また、バイパス管45aで低圧の冷 をバイパスすることで、熱媒体―冷媒熱交 器51内にて保有している水の凍結を防ぐこと ができ、熱媒体―冷媒熱交換器51の破損を防 できる。なお、低圧冷媒のバイパスをバイ ス電磁弁309で行なわず、電子式膨張弁又は 械式膨張弁で行なうようにしてもよい。

 図6は、バイパス電磁弁309の開閉を行なう 際の処理の流れを示すフローチャートである 。図6に基づいて、バイパス電磁弁309の開閉 制御してバイパス管45aに冷媒を導通させる の処理を詳細に説明する。上述したように 空調給湯複合システム100で暖房運転を行っ いる場合、外気温度によっては、除霜運転 運転モードが変更することがある。この場 、空調給湯複合システム100は、四方弁102を 御し、冷房運転時と同様の冷媒の流れにす ことで除霜運転を実行することが可能にな ている。

 まず、空調給湯複合システム100が運転を 始すると、現在の運転モードが暖房運転で るか否かを判定する(ステップS201)。そして 運転モードが冷房運転である場合には(ステ ップS201;NO)、除霜運転をすることがなく、バ パス管45aに冷媒を導通させる必要がないた バイパス電磁弁309を閉状態にして冷房運転 継続する。一方、運転モードが暖房運転で る場合には(ステップS201;YES)、外気温度が予 め設定されている所定温度A℃以下であるか かを判定する(ステップS202)。そして、外気 度がA℃よりも大きい場合(ステップS202;NO)、 霜運転をすることがなく、バイパス管45aに 媒を導通させる必要がないためバイパス電 弁309を閉状態にして暖房運転を継続する。

 一方、外気温度がA℃以下である場合(ス ップS202;YES)、室外熱交換器103の表面温度が 定温度以下になったかどうかで除霜運転の 無を判定する(ステップS203)。そして、除霜 転が不要である場合、つまり室外熱交換器10 3の表面温度が所定温度より高い場合(ステッ S203;NO)、バイパス管45aに冷媒を導通させる 要がないためバイパス電磁弁309を閉状態に て暖房運転を継続する。一方、除霜運転を する場合、つまり室外熱交換器103の表面温 が所定温度以下である場合(ステップS203;YES) 除霜運転を実行するとともに、バイパス電 弁309を開状態に制御し、バイパス管45aに冷 が流れるようにする(ステップS204)。

 このフローチャートに基づく判定及び各 器の制御は、図4と同様に制御装置が実行す るようになっている。また、室外熱交換器103 の表面の温度を検知する温度センサなどの温 度検出手段を室外熱交換器103の表面や近傍に 設けておくとよい。なお、除霜運転に入った 場合のみにバイパス電磁弁309を開状態にする ものではない。たとえば、冷媒の流れ方向が 反転する場合、たとえば暖房運転から冷房運 転に切り替わった場合にも、熱媒体-冷媒熱 換器51に低温の冷媒が流入することになるた め、バイパス電磁弁309を開状態にしてバイパ ス管45aに冷媒を流入させるようにしてもよい 。ただし、この場合、バイパス管45a回路で急 激に冷媒の変化が起こらないように冷媒流量 を調節した後に運転を開始するとよい。

実施の形態3.
 図7は、本発明の実施の形態3に係る貯湯水 環用配管203aを説明するための説明図である 図8は、トラップ210の高さを説明するための 概略図である。図7及び図8に基づいて、実施 形態3の特徴事項である貯湯水循環用配管203 aについて説明する。なお、図7(a)が貯湯水循 用配管203aの部分拡大図を、図7(b)が比較例 しての貯湯水循環用配管203の部分拡大図を れぞれ示している。この貯湯水循環用配管20 3aは、トラップ210を形成するように設けられ いる点で、貯湯水循環用配管203と相違して る。

 実施の形態1及び実施の形態2に係る貯湯 循環用配管203を施工する際、図7(b)に示すよ に熱媒体-冷媒熱交換器51の水側入出口に直 配管を接続するのが一般的である。その結 、流体を矢印方向に流した場合、熱媒体-冷 媒熱交換器51の上部に空気層が滞留すること なる。熱媒体-冷媒熱交換器51の上部に空気 が滞留すると、その部分にスケールが付着 、熱媒体-冷媒熱交換器51の寿命が短くなっ しまう可能性が高くなる。

 そこで、給湯用負荷3を構成する貯湯水循 環用配管203aにトラップ210を形成し、熱媒体- 媒熱交換器51の上部に空気層を滞留させな ようにしている。このトラップ210は、熱媒 -冷媒熱交換器51の出口側における貯湯水循 用配管203aの一部を、熱媒体-冷媒熱交換器51 入口側における貯湯水循環用配管203aよりも Amm分高くすることで形成されている。このよ うに、貯湯水循環用配管203aにトラップ210を 成すれば、トラップ210に空気層を滞留させ ことができ、熱媒体-冷媒熱交換器51の上部 空気層が滞留しなくなる。

 その結果、硬度分が多く含まれた環境で 用されたような場合、空気が熱媒体-冷媒熱 交換器51内に滞留することを事前に防止し、 ケールの付着を防止し、熱媒体-冷媒熱交換 器51の寿命の延長を測ることができる。また トラップ210内に滞留した空気は、水循環用 ンプ31の流量を最大にすることで、外部へ き出すことが可能となり、配管施工時に一 に吐き出すようにすれば、トラップ210内に 気が滞留することもなくなり、貯湯水循環 配管203a内にスケールが付着することもない

 また、トラップ210の形成部分に空気抜き などを設け、トラップ210内に滞留した空気 抜くような構造としてもよい。なお、図8に 示すように、トラップ210の高さをA(mm)、熱媒 -冷媒熱交換器の高さをB(mm)とした場合、ト ップ210の高さAは、0mm以上でかつ熱媒体-冷 熱交換器51の高さB以下とする。ただし、ト ップ210の高さAを考慮して水循環用ポンプ31 選定する場合であれば、トラップ210の高さA 特に制限するものではない。