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Title:
APPARATUS FOR PRODUCING GAS HYDRATE PELLETS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/047847
Kind Code:
A1
Abstract:
This invention provides an apparatus for producing gas hydrate pellets, which can continuously produce high-quality and homogeneous gas hydrate pellets. The apparatus for producing gas hydrate pellets is of a briquetting roll-type for producing gas hydrate pellets (2) by compression molding gas hydrate with a pair of compression rolls (1). The apparatus is provided with gas hydrate supply means. The gas hydrate supply means comprises a vessel (5) having upper and lower opening parts, and a plurality of screws (6) inserted substantially perpendicularly into the vessel (5) through the upper opening part. The plurality of screws (6) are successively disposed in the longitudinal direction of the pair of compression rolls (1) so that projection parts projected in the direction of the pair of compression rolls are mutually overlapped with each other.

Inventors:
OGAWA KENJI (JP)
SUGANOYA KIYOAKI (JP)
TAKAMOTO KOUHEI (JP)
TAKAHASHI SHINJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/069779
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
October 10, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MITSUI SHIPBUILDING ENG (JP)
OGAWA KENJI (JP)
SUGANOYA KIYOAKI (JP)
TAKAMOTO KOUHEI (JP)
TAKAHASHI SHINJI (JP)
International Classes:
C10L3/06
Domestic Patent References:
WO2003006589A12003-01-23
Foreign References:
JP2007262143A2007-10-11
JP2007254531A2007-10-04
JP2007246642A2007-09-27
JP2006225471A2006-08-31
JP2006104256A2006-04-20
Attorney, Agent or Firm:
OGAWA, Shin-ichi et al. (37 Kowa Building4-5, Tsukiji 1-chom, Chuo-ku Tokyo 45, JP)
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Claims:
 外周面に複数の成形型をもつ回転する一対の圧縮ロールと、前記一対の圧縮ロール間へガスハイドレートを供給する供給手段と、前記供給手段にガスハイドレートを補給する補給手段とを備えたガスハイドレートペレット製造装置において、
 前記供給手段は、
 上下に開口部を有する容器と、
 前記容器内に上部の開口部を通じて略垂直に挿入され、前記一対の圧縮ロール方向に投影してなる投影部が互いに重なりように該一対の圧縮ロールの長手方向に順に配置された複数のスクリューとからなり、
 前記補給手段は、前記容器に接続するスクリューコンベアからなるガスハイドレートペレット製造装置。
 前記容器内に貯留するガスハイドレードの貯留高さ及び貯留分布を計測する計測手段と、
 前記計測手段の計測結果に基づいて、前記スクリューコンベアによるガスハイドレートの補給量と、前記複数のスクリューの回転方向と、前記一対の圧縮ロールの回転速度とを制御する制御手段とを備える請求項1に記載のガスハイドレートペレット製造装置。
 前記計測手段は、前記容器内に貯留するガスハイドレート表面の画像データを取得する複数のカメラと、前記画像データから三次元画像を作成する画像処理装置とからなる請求項2に記載のガスハイドレートペレット製造装置。
 前記制御手段は、前記容器内に貯留するガスハイドレートの貯留高さが第1の所定値よりも高くなった場合には、前記一対の圧縮ロールの回転速度を増加させてから前記スクリューコンベアによる補給量を減少させ、
 前記貯留高さが第2の所定値よりも低くなった場合には、前記スクリューコンベアによる補給量を減少させてから前記一対の圧縮ロールの回転速度を減少させ、
 前記ガスハイドレート表面の凹凸の差の最大値が第3の所定値よりも大きくなった場合には、前記複数のスクリューの回転方向を逆転させる請求項2又は3に記載のガスハイドレートペレット製造装置。
 前記第1の所定値は前記容器の高さの70~80%の値とし、前記第2の所定値は前記複数のスクリューの3ピッチ以下の値とし、前記第3の所定値は20cm以下の値とする請求項4に記載のガスハイドレートペレット製造装置。
 前記スクリューコンベアの上流側に、前記ガスハイドレートの濃度及び量を一定の範囲に調整する中間タンクを接続した請求項1~5のいずれかに記載のガスハイドレートペレット製造装置。
 前記中間タンクは、該中間タンク内に貯留するガスハイドレートの貯留高さを検出するレベル計と、トルク計を備えた撹拌機と、第1バルブが設置された注水管と、第2バルブが設置された原料ガス供給管とを備え、前記トルク計の測定値が、前記レベル計の測定値から定まる所定の範囲から外れたときに、前記第1のバルブ又は前記第2のバルブの開度を調節して前記ガスハイドレートの濃度を一定の範囲にする請求項6に記載のガスハイドレートペレット製造装置。
Description:
ガスハイドレートペレット製造 置

 本発明はガスハイドレートを圧縮成形し ペレットを製造するガスハイドレートペレ ト製造装置に関し、更に詳しくは品質が高 かつ均一なガスハイドレートペレットを製 することができるガスハイドレートペレッ 製造装置に関する。

 天然ガス等(以下、「原料ガス」という。 )の原料ガスを水と接触反応させて固体状態 水和物としたガスハイドレートにおいては 輸送及び貯蔵時のハンドリング性を向上さ るために、圧縮成形してペレット状の成形 (以下、「ガスハイドレートペレット」とい 。)に加工することが行われている。

 このガスハイドレートペレットの製造に 、いわゆるブリケッティングロール方式の スハイドレートペレット製造装置が用いら ている。このガスハイドレートペレット製 装置は、外周面に複数のポケットを有する 属製の一対の圧縮ロールを回転させ、それ の圧縮ロール間にホッパとスクリューフィ ダーからなる供給装置により連続的にガス イドレートを供給し、ポケット内で圧縮成 することによりガスハイドレートペレット 製造するものである。(例えば、特許文献1 参照。)。

 このようなガスハイドレートペレット製 装置を用いて品質が高くかつ均一なガスハ ドレートペレットを連続的に製造するため は、圧縮ロールの長手方向にガスハイドレ トを均一に供給する必要がある。

 しかし、ガスハイドレートペレットの製造 を増加させるためにロールを長尺化した場 には、従来のホッパとスクリューフィーダ からなる供給装置では、均一な供給が非常 困難になるという問題があった

WO2003/006589号公報

 本発明の目的は、品質が高くかつ均一な スハイドレートペレットを連続的に製造す ことができるガスハイドレートペレット製 装置を提供することにある。

 上記の目的を達成する本発明のガスハイ レートペレット製造装置は、外周面に複数 成形型をもつ回転する一対の圧縮ロールと 前記一対の圧縮ロール間へガスハイドレー を供給する供給手段と、前記供給手段にガ ハイドレートを補給する補給手段とを備え ガスハイドレートペレット製造装置におい 、前記供給手段は、上下に開口部を有する 器と、前記容器内に上部の開口部を通じて 垂直に挿入され、前記一対の圧縮ロール方 に投影してなる投影部が互いに重なりよう 該一対の圧縮ロールの長手方向に順に配置 れた複数のスクリューとからなり、前記補 手段は、前記容器に接続するスクリューコ ベアからなることを特徴とするものである

 上記のガスハイドレートペレット製造装 には、前記容器内に貯留するガスハイドレ ドの貯留高さ及び貯留分布を計測する計測 段と、前記計測手段の計測結果に基づいて 前記スクリューコンベアによるガスハイド ートの補給量と、前記複数のスクリューの 転方向と、前記一対の圧縮ロールの回転速 とを制御する制御手段とを備えることが望 しい。

 前記計測手段は、前記容器内に貯留する スハイドレート表面の画像データを取得す 複数のカメラと、前記画像データから三次 画像を作成する画像処理装置とから構成す ことが望ましい。

 また、前記制御手段は、前記容器内に貯 するガスハイドレートの貯留高さが第1の所 定値よりも高くなった場合には、前記一対の 圧縮ロールの回転速度を増加させてから前記 スクリューコンベアによる補給量を減少させ 、前記貯留高さが第2の所定値よりも低くな た場合には、前記スクリューコンベアによ 補給量を減少させてから前記一対の圧縮ロ ルの回転速度を減少させ、前記ガスハイド ート表面の凹凸の差の最大値が第3の所定値 りも大きくなった場合には、前記複数のス リューの回転方向を逆転させるようにする とが望ましい。

 前記第1の所定値は前記容器の高さの70~80% の値とし、前記第2の所定値は前記複数のス リューの3ピッチ以下の値とし、前記第3の所 定値は20cm以下の値とすることが望ましい。

 前記スクリューコンベアの上流側には、 記ガスハイドレートの濃度及び量を一定の 囲に調整する中間タンクを接続することが ましい。

 前記中間タンクは、該中間タンク内に貯 するガスハイドレートの貯留高さを検出す レベル計と、トルク計を備えた撹拌機と、 1バルブが設置された注水管と、第2バルブ 設置された原料ガス供給管とを備え、前記 ルク計の測定値が、前記レベル計の測定値 ら定まる所定の範囲から外れたときに、前 第1のバルブ又は前記第2のバルブの開度を調 節して前記ガスハイドレートの濃度を一定の 範囲にすることが望ましい。

 本発明のガスハイドレートペレット製造 置によれば、ガスハイドレートの補給手段 供給手段を通じて供給されたガスハイドレ トを、回転する一対の圧縮ロールで圧縮成 してペレット状に成形するガスハイドレー ペレット製造装置において、供給手段を上 に開口部を有する容器と、その容器内に上 の開口部を通じて略垂直に挿入され、一対 圧縮ロール方向に投影してなる投影部が互 に重なりように一対の圧縮ロールの長手方 に順に配置された複数のスクリューとから 成すると共に、補給手段を容器に接続する クリューコンベアから構成したことにより スクリューコンベアにより連続的に容器内 移送されたガスハイドレートが、複数のス リューにより一対の圧縮ロールの長手方向 均一に分散されるので、一対の圧縮ロール へ供給されるガスハイドレートの供給量を 手方向に均一にすることができるため、品 が高くかつ均一なガスハイドレートペレッ を連続的に製造することができる。

図1は本発明の第1実施形態からなるガ ハイドレートペレット製造装置の斜視図で る。 図2は図1に示すA-A矢視の断面図である 図3は図1に示すB-B矢視の断面図である 図4は本発明の第2実施形態からなるガ ハイドレートペレット製造装置の斜視図で る。 図5は制御手段の動作を説明するフロー 図である。 図6は本発明の第3実施形態からなるガ ハイドレートペレット製造装置の斜視図で る。 図7は中間タンクの断面図である。

符号の説明

1 圧縮ロール
2 ペレット
3 ポケット
4 電動機
5 容器
6 縦型スクリュー
7 ギアボックス
8 電動機
9 スクリューコンベア
10 横型スクリュー
11 外筒
12 補給口
13 電動機
14 ガスハイドレート
15 カメラ
16 画像処理装置
17 モニター
18 制御装置
20 中間タンク
21 タンク本体
22 電動機
23 撹拌機
24 トルク計
25 レベル計
26 注水管
27 原料ガス供給管
28 第1バルブ
29 第2バルブ
30 調整装置
31 水
32 原料ガス

 以下に、本発明の実施の形態について、 面を参照して説明する。

 図1~3は、本発明の第1実施形態からなるガ スハイドレートペレット製造装置の例を示す 。

 このガスハイドレートペレット製造装置 、ガスハイドレートの生成工程から、ガス イドレートの補給手段と供給手段を通じて 給されたガスハイドレートを、一対の圧縮 ール1間で圧縮成形することにより、ガスハ イドレートペレット(以下、単に「ペレット という。)2を製造するものである。

 圧縮ロール1は、外周面にペレット2の成 型である複数のポケット3が形成された金属 の筒体であり、互いに平行になるよう近接 て配置され、電動機4によりそれぞれ逆方向 に回転する。

 供給手段は、上下に開口部を有する容器5 と、その容器5の上部の開口部から略垂直に 入された複数の縦型スクリュー6から構成さ ている。複数の縦型スクリュー6は、図2に すように、圧縮ロール1に向けて投影した投 部が互いに重なり合うように、圧縮ロール1 の長手方向に沿って順に配置されている。各 縦型スクリュー6は互いに接触することなく 一方向に同期して回転するように、ギアボ クス7を介して電動機8により回転駆動される 。なお、縦型スクリュー6の台数は、図面に す4台に限定されるものではなく、圧縮ロー 1のサイズや回転数などにより適宜変更され る。

 補給手段であるスクリューコンベア9は、 横型スクリュー10とそれを外囲する外筒11か 構成され、一端部が容器5内に連通すると共 、他端部にはガスハイドレートの生成工程 接続する補給口12が設けられている。横型 クリュー10は、外筒11の外部に設置された電 機13により回転駆動される。

 このようなガスハイドレートペレット製 装置の作用を、図1~3を用いて以下に説明す 。

 ガスハイドレートの生成工程から補給口1 2を通じてスクリューコンベア9内に流入した スハイドレート14は、電動機13により回転す る横型スクリュー10により容器5内へ連続的に 移送される。容器5内においては、回転する 縦型スクリュー6によりガスハイドレート14 下方へ搬送されつつ水平方向へも移送され 長手方向に対して均等に分配される。その め、圧縮ロール1の長手方向におけるガスハ ドレート14の供給量が均一になる。そして 互いに逆方向に回転する圧縮ロール1上へ供 されたガスハイドレート14は、ポケット3内 くい込みつつ加圧成形されてペレット化さ る。

 このような構成により、一対の圧縮ロー 間へ供給されるガスハイドレートの供給量 長手方向に均一にすることができるため、 質が高くかつ均一なペレットを連続的に製 することができる。

 図4は、本発明の第2実施形態からなるガ ハイドレートペレット製造装置の例を示す

 この実施形態は、上記の第1実施形態のガ スハイドレートペレット製造装置に、容器5 に貯留するガスハイドレート14の貯留高さ及 び貯留分布を計測する計測手段と、その計測 結果に基づいて供給手段及び補給手段を制御 する制御手段とを設置したものである。ここ で、貯留高さとは、容器5の底部からガスハ ドレート14の表面までの距離を意味し、貯留 分布とは容器5内のガスハイドレート14の偏在 を意味する。

 計測手段は、容器5の上部に設置された複 数のカメラ15と、それらに接続する画像処理 置16から構成される。複数のカメラ15の設置 場所は、容器5内に貯留しているガスハイド ートの表面を互いに異なる視野から撮影で る場所であればよいが、取り付けやメンテ ンスを容易にする観点から、容器5の上端付 とすることが望ましい。また、これらのカ ラ15は、後述する三次元化処理を行う上か 、デジタルの画像データを取得できる性能 有する必要がある。画像処理装置16は、複数 のカメラ15が撮影した画像データを処理して 次元画像を作成するものであり、例えば日 国特許文献第2961264号公報に開示された三次 元視覚システムを搭載したパーソナルコンピ ュータを備えたシステムなどにより構成する ことができる。なお、この画像処理装置16に 、処理結果である三次元画像を表示するた のモニター17を必要に応じて接続してもよ 。

 制御装置18は、画像処理装置16に接続し、 その処理結果に基づいて3台の電動機4、8、13 運転を制御するものである。

 このようなガスハイドレートペレット製 装置における制御装置18の動作を、図5に基 いて以下に説明する。

 まず、容器5内のガスハイドレート14の表 は、所定の時間ごとに複数のカメラ15によ 撮影されて画像データが取得される。これ の画像データは画像処理装置16において三次 元化処理されることにより、ガスハイドレー ト14の表面の局所的な凹凸(貯留高さ分布)が 例えば等高線の分布のようにして求められ 。

 制御装置18は、この局所的な高さ分布デ タを入力して(S10)、貯留高さの水平方向の平 均値Hを計算し(S20)、第1の所定値であるHmaxと 較して(S30)、Hmaxよりも大きい場合には容器5 内のガスハイドレート14の量が多過ぎるもの して、電動機4を制御して圧縮ロール1の回 速度を増加させ(S40)、その後に電動機13を制 してスクリューコンベア9の回転速度を増加 させる(S50)ことにより、容器5内のガスハイド レート14を消費させる。

 また、平均値Hを第2の所定値であるHminと 較して(S60)、Hminよりも小さい場合には容器5 内のガスハイドレート14の量が少な過ぎるも として、スクリューコンベア9の回転速度を 減少させて(S70)、その後に圧縮ロール1の回転 速度を減少させる(S80)ことにより、容器5内に ガスハイドレート4を貯留させる。

 なお、上記の所定値Hmax及びHminは、供給 段による圧縮ロール1間へのガスハイドレー 14の供給量を許容範囲内とする上から、そ ぞれ容器5の高さの70~80%の値及びスクリュー ィーダー6の3ピッチ以下の値とすることが ましい。

 ガスハイドレート4の貯留高さが所定の範 囲内にある場合には、次に局所的な貯留高さ の最大値Xと最小値Yを求めて(S90)、その差を 算する(S100)。

 この差が第3の所定値であるDよりも大き 場合には、容器5内のガスハイドレート14の 在が大きいものとして、電動機8を制御して 型スクリュー6の回転方向を逆転させる(S110) ことにより偏在をならす。上記の差がDより 大きくない場合には、ガスハイドレート14の 偏在は小さいものとして、縦型スクリュー6 回転方向をそのままにする。なお、第3の所 値Dは、圧縮ロール1間へのガスハイドレー 14の供給速度を許容範囲内にする上から、20c m以下の値とすることが好ましい。

 このような計測手段と制御手段を設置す ことにより、容器5内のガスハイドレート14 貯留量を一定にすると共に、偏在を少なく ることができるため、一対の圧縮ロール1へ のガスハイドレート14の供給量をより均一な のとすることでき、ペレット2の品質をより 向上しかつ均一にすることができる。

 図6は、本発明の第3実施形態からなるガ ハイドレートペレット製造装置の例を示す

 この実施形態は、ガスハイドレートペレ トの補給手段であるスクリューコンベア9の 補給口12に中間タンク20を接続したものであ 。中間タンク20は、ガスハイドレート14の一 貯蔵と濃度の調節を目的とするものであり 図7に示すように、タンク本体21には電動機2 2により回転駆動される撹拌機23が挿入されて いる。電動機22にはトルク計24が設置されて り、撹拌機23のトルクを測定できるようにな っている。また、タンク本体21内には、レベ 計25、注水管26及び原料ガス供給管27が設置 れている。レベル計25は、タンク本体21内に 一時貯蔵されたガスハイドレート14の貯蔵高 を測定するものであり、レーザー方式又は 外線方式のものが例示される。注水管26及 原料ガス管27の出口付近には、それぞれ第1 ルブ28及び第2バルブ29が設けられている。調 整装置30は、トルク計24及びレベル計25の測定 結果に基づいて、第1バルブ28及び第2バルブ29 の開度をそれぞれ調節して、タンク本体21内 一時貯蔵されたガスハイドレート14に水31及 び/又は原料ガス32を加えるものである。

 この調整装置30には、攪拌トルク、ガス イドレートのレベル及びガスハイドレート 度の関係があらかじめ記憶されている。ト ク計24の測定値が、レベル計25の測定値から まる所定の範囲よりも高くなった場合には 注水管26の第1バルブ28の開度を大きくして 31を加えることによりガスハイドレート14の 度を低下させる。また、上記の所定の範囲 りも低くなった場合には、原料ガス供給管2 7の第2バルブ29の開度を大きくして原料ガス32 を加えてガスハイドレート14に含まれる未反 水と反応させることにより、ガスハイドレ ト14を新たに生成させてガスハイドレート14 の濃度を増加させる。

 このような中間タンク20をスクリューコ ベア9の上流側に設置することにより、スク ューコンベア9及び容器5を通じて一対の圧 ロール1間に供給されるガスハイドレート4の 濃度を正確に調整することができるため、ガ スハイドレートペレットの品質を更に向上し かつ均一にすることができる。