| JP09194742 | DEODORIZING MOLDED PRODUCT |
| JP2005095537 | ADHESIVE MATERIAL FOR DEODORIZING AND MOISTURE CONDITIONING |
| JP2001314493 | DEODORANT COMPOSITION |
小林製薬株式会社 (〒07 大阪府大阪市中央区道修町四丁目3番6号 Osaka, 54185, JP)
| 香料、及び常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水素を15~90重量%含有することを特徴とする、開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物。 |
| 前記パラフィン系炭化水素の配合割合が25~65重量%である、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 前記パラフィン系炭化水素が、20℃での蒸気圧が0.03~4kPaである、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 前記パラフィン系炭化水素が、イソパラフィン系炭化水素である、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 前記パラフィン系炭化水素が、炭素数4~17の形質流動イソパラフィンである、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 前記香料の配合割合が10~85重量%である、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 前記香料が、常圧での沸点が50~360℃である、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 前記香料が、d-リモネン、カリオフィレン、エチルブチレート、スチラリルアセテート、及びo-t-ブチルシクロへキシルアセテートよりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 前記香料の配合割合が35~75重量%であり、前記パラフィン系炭化水素の配合割合が25~65重量%である、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 液状である、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 引き出し、又は下駄箱に設置して使用される、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 衣類の収納空間に設置して使用される、請求項1に記載の芳香剤組成物。 |
| 常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水素の配合割合が15~90重量%となるように、香料及び該パラフィン系炭化水素を混合することを特徴とする、開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物の製造方法。 |
| 香料、及び常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水素を15~90重量%含有する芳香剤組成物を、開閉可能な収納空間に揮散させることを特徴とする、開閉可能な収納空間における香気の揮散方法。 |
| 常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水素の配合割合が15~90重量%となるように、香料及び該パラフィン系炭化水素を混合することを特徴とする、開閉可能な収納空間における香気の揮散性の調整方法。 |
| 香料、及び常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水素を15~90重量%含有する組成物の、開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物の製造のための使用。 |
| 開閉可能な収納空間における香料の揮散性を調整するための、芳香剤組成物の総量当たり15~90重量%の常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水素の使用。 |
本発明は、開閉可能な収納空間用の芳香 組成物、及びその製造方法に関する。より 細には、開閉可能な収納空間に設置され、 納空間内で一定の強度で均質な香気を保持 きる芳香剤組成物、及びその製造方法に関 る。また、本発明は、開閉可能な収納空間 おいて一定の強度で均質な香気を揮散させ 香気の揮散方法に関する。更に、本発明は 開閉可能な収納空間における香気の揮散性 一定の強度で均質になるように調整する方 に関する。
収納空間や室内空間の臭気による不快感 なくし、快適な空間を生み出すために、芳 剤が広く使用されている。
一般に、室内空間は、芳香剤に含まれる 料の揮散速度に対して空間容積が大きいた 、室内空間で使用される芳香剤は、香料の 散性を向上させて、持続的に香料を揮散さ ることが求められる。
一方、引き出しや下駄箱等の収納空間は 芳香剤に含まれる香料の揮散速度に対して 間容積が小さいことに加え、収納物の出し れの際にのみ開閉され、通常は閉鎖された 境である点で、室内空間とは異なっている そのため、収納空間において、香料の揮散 を向上させて持続的に香料を揮散させ続け と、収納空間内での香料の揮散量が増大し 収納空間を空ける時に嗅知される香気が強 なり過ぎることがある。また、収納空間で 用される芳香剤は、収納空間内の収納物に する付香の目的でも使用されることから、 納空間内の香料の揮散量が増大は、収納物 対して過度の付香をもたらし、適度な付香 できなくなる。更に、閉鎖された収納空間 での香料の揮散性の向上は、収納空間の閉 期間の長短による香気の強さの不均一性を き、更には芳香剤の使用期間の短縮をも招 ことになる。そのため、開閉可能な収納空 で使用される芳香剤は、室内空間で使用さ る芳香剤のように香料の揮散性及び揮散持 性を揮散させることよりも、収納空間内で 気を一定の強さ且つ均質に保持できること 強く求められる。
今日、様々なタイプの芳香剤が開発され商
化されているが、閉鎖された収納空間内で
気を均質且つ一定の強さで保持でき、収納
間の開閉を行っても、収納空間内に均質且
一定の強さの香気を満たすことができる芳
剤については、未だ開発されていないのが
状である。
本発明は、閉鎖された収納空間内で香気 均質且つ一定の強さで保持でき、収納空間 開閉を行っても、収納空間内に均質且つ一 の強さの香気を満たすことができる、開閉 能な収納空間用の芳香剤組成物を提供する とを目的とする。また、本発明は、開閉可 な収納空間において、一定の強度で均質な 気を揮散させる香気の揮散方法を提供する とを目的とする。更に、本発明は、開閉可 な収納空間における香気の揮散性を一定の 度で均質になるように調整する方法を提供 ることを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭 検討したところ、常圧で沸点が70~220℃のパ フィン系炭化水素を芳香剤組成物の溶媒と て15~90重量%の配合割合で使用することによ て、閉鎖された収納空間内で香気を均質且 一定の強さで保持することができ、更に、 納空間を開閉しても、収納空間内に均質且 一定の強さの香気を満たすことが可能にな ことを見出した。本発明は、かかる知見に づいて、更に検討を重ねることにより完成 たものである。
即ち、上記知見に基づいて、下記に掲げる
様の発明を提供する。
項1. 香料、及び常圧で沸点が70~220℃のパラ
ィン系炭化水素を15~90重量%含有することを
徴とする、開閉可能な収納空間用の芳香剤
成物。
項2. 前記パラフィン系炭化水素の配合割合
25~65重量%である、項1に記載の芳香剤組成物
項3. 前記パラフィン系炭化水素が、20℃での
蒸気圧が0.03~4kPaである、項1に記載の芳香剤
成物。
項4. 前記パラフィン系炭化水素が、イソパ
フィン系炭化水素である、項1に記載の芳香
組成物。
項5. 前記パラフィン系炭化水素が、炭素数4~
17の形質流動イソパラフィンである、項1に記
載の芳香剤組成物。
項6. 前記香料の配合割合が10~85重量%である
項1に記載の芳香剤組成物。
項7. 前記香料が、常圧での沸点が50~360℃で
る、項1に記載の芳香剤組成物。
項8. 前記香料が、d-リモネン、カリオフィレ
ン、エチルブチレート、スチラリルアセテー
ト、及びo-t-ブチルシクロへキシルアセテー
よりなる群から選択される少なくとも1種で
る、項1に記載の芳香剤組成物。
項9. 前記香料の配合割合が35~75重量%であり
前記パラフィン系炭化水素の配合割合が25~65
重量%である、項1に記載の芳香剤組成物。
項10. 液状である、項1に記載の芳香剤組成物
。
項11. 引き出し、又は下駄箱に設置して使用
れる、項1に記載の芳香剤組成物。
項12. 衣類の収納空間に設置して使用される
項1に記載の芳香剤組成物。
項13. 常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭
水素の配合割合が15~90重量%となるように、
料及び該パラフィン系炭化水素を混合する
とを特徴とする、開閉可能な収納空間用の
香剤組成物の製造方法。
項14. 香料、及び常圧で沸点が70~220℃のパラ
ィン系炭化水素を15~90重量%含有する芳香剤
成物を、開閉可能な収納空間に揮散させる
とを特徴とする、開閉可能な収納空間にお
る香気の揮散方法。
項15. 常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭
水素の配合割合が15~90重量%となるように、
料及び該パラフィン系炭化水素を混合する
とを特徴とする、開閉可能な収納空間にお
る香気の揮散性の調整方法。
項16. 香料、及び常圧で沸点が70~220℃のパラ
ィン系炭化水素を15~90重量%含有する組成物
、開閉可能な収納空間用の芳香剤組成物の
造のための使用。
項17. 開閉可能な収納空間における香料の揮
性を調整するための、芳香剤組成物の総量
たり15~90重量%の常圧で沸点が70~220℃のパラ
ィン系炭化水素の使用。
本発明によれば、含有される香料に対し 、開閉可能な収納空間で求められる揮散特 を備えさせることができる。即ち、本発明 芳香剤組成物は、閉鎖された収納空間内で 気を均質且つ一定の強さで保持することが き、更には収納空間の開閉を繰り返しても 納空間内に均質且つ一定の強さの香気を満 すことが可能である。而して、本発明の芳 剤組成物は、引き出しや下駄箱等の収納空 内に設置されることにより、これらの収納 間に所望の香気を満たし、更には内部の収 物に対して所望の付香を施すこともできる
I.芳香剤組成物
本発明の芳香剤組成物は、開閉可能な収納
間で使用されるものであって、香料、及び
圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水素
15~90重量%含有することを特徴とするもので
る。以下、本発明の芳香剤組成物の具体的
施形態について詳述する。
本発明の芳香剤組成物に含まれる香料とし
は、天然香料、天然香料から分離された単
香料、合成された単品香料、及びこれらの
合香料のいずれであってもよく、従来公知
香料を使用することができる。具体的には
単品香料として、d-リモネン、カリオフィ
ン、α-ピネン、β-ピネン、ミルセン、ター
ノレン、オシメン、γ-ターピネン、α-フェ
ンドレン、p-サイメン、β-カリオフィレン、
β-ファルネセン、1,3,5-ウンデカトリエン、ジ
フェニルメタン等の炭化水素系香料;シス-3-
キセノール、リナロール、ゲラニオール、
ェニルエチルアルコール、トランス-2-ヘキ
ノール、シス-3-ヘキセノール、3-オクタノー
ル、1-オクテン-3-オール、2、6-ジメチル-2-ヘ
タノール、9-デセノール、4-メチル-3-デセン
-5-オール、10-ウンデセノール、トランス-2-シ
ス-6-ノナジエタノール、リナロール、ゲラニ
オール、ネロール、シトロネロール、ロジノ
ール、ミルセノール、ラバンジュロール、テ
オラヒドロゲラニオール、テトラヒドロリナ
ロール、ヒドロキシシトロネロール、ジヒド
ロミルセノール、アロオキシメノール、ター
ピネオール、α-ターピネオール、ターピネン
-4-オール、l-メントール、ボルネオール、イ
プレゴール、ノポール、ファルネソール、
ロリドール、セドロール、パチュリアルコ
ル、ベチベロール、2,4-ジメチル-3-シクロヘ
キセン-1-メタノール、4-イソプロピルシクロ
キサノール、4-イソプロピルシクロヘキサ
メタノール、1-(4-イソプロピルシクロヘキシ
ル)-エタノール、2,2-ジメチル-3-(3-メチルフェ
ニル)-プロパノール、p-t-ブチルシクロヘキサ
ノール、o-t-ブチルシクロヘキサノール、ア
ブリノール、1-(2-t-ブチルシクロヘキシルオ
シ)-2-ブタノール、ペンタメチルシクロヘキ
シルプロパノール、1-(2,2,6-トリメチルシクロ
ヘキシル)-3-ヘキサノール、ベンジルアルコ
ル、フェニルエチルアルコール、フェノキ
エチルアルコール、スチラリルアルコール
アニスアルコール、シンナミックアルコー
、フェニルプロピルアルコール、ジメチル
ンジルカルビノール、ジメチルフェニルエ
ルカルビノール、フェニルエチルメチルエ
ルカルビノール、3-メチル-5-フェニルペンタ
ノール、チモール、カルバクロール、オルシ
ノールモノメチルエーテル、オイゲノール、
イソオイゲノール、プロペニルグアエトール
、サンタロール、イソボルニルシクロヘキサ
ノール、サンダロア、バグダノール、サンダ
ルマイソルコア、ブラマノール、エバノール
、ポリサントール、3,7-ジメチル-7-メトキシ
クタン-2-オール等のアルコール系香料;ジフ
ニルオキシド、p-クレジルエチルエーテル
dl-ローズオキシド、(ネロールオキサイド、
ロキサイド、1,8-シネオール、ローズオキサ
イド、リメトール、メントフラン、リナロー
ルオキサイド、ブチルジメチルジヒドロキシ
ピラン、アセトキシアミルテトラヒドロピラ
ン、セドリルメチルエーテル、メトキシシク
ロドデカン、1-メチル-1-メトキシシクロドデ
ン、エトキシメチルシクロドデシルエーテ
、トリクロデセニルメチルエーテル、ルボ
ィックス、セドロキサイド、アンブロキサ
、グリサルバ、ボワジリス、アニソール、
メチルハイドロキノン、パラクレジルメチ
エーテル、アセトアニソール、アネトール
ジヒドロアネトール、エストラゴール、ジ
ェニルオキサイド、メチルオイゲノール、
ェニルエチルイソアミルエーテル、β-ナフ
ルメチルエーテル、β-ナフチルイソブチル
ーテル)等のエーテル系香料;ヘキサナール
シトラール、ヘキシルシンナミックアルデ
ド、ヘキシルアルデヒド、オクチルアルデ
ド、ノニルアルデヒド、デシルアルデヒド
ウンデシルアルデヒド、ドデシルアルデヒ
、トリデシルアルデヒド、トリメチルヘキ
ルアルデヒド、メチルオクチルアセチルア
デヒド、メチルノニルアセトアルデヒド、
ランス-2-ヘキセナール、シス-4-ヘプテナー
、2,6-ノナジエナール、シス-4-デセナール、
ランス-4-デセナール、ウンデシレンアルデ
ド、トランス-2-ドデセナール、トリメチル
ンデセナール、2,6,10-トリメチル-5,9-ウンデ
ジエナール、シトロネラール、ヒドロキシ
トロネラール、ペリラルデヒド、メトキシ
ヒドロシトロネラール、シトロネリルオキ
アセトアルデヒド、2,4-ジメチル-3-氏クロヘ
キセニルカルボキシアルデヒド、イソシクロ
シトラール、センテナール、マイラックアル
デヒド、リラール、ベルンアルデヒド、デュ
ピカール、マセアール、ボロナール、セトナ
ール、ベンズアルデヒド、フェニルアセトア
ルデヒド、フェニルプロピルアルデヒド、シ
ンナミックアルデヒド、α-アミルシンナミッ
クアルデヒド、α-ヘキシルシンナミックアル
デヒド、ヒドロトロピックアルデヒド、アニ
スアルデヒド、p-メチルフェニルアセトアル
ヒド、クミンアルデヒド、シクラメンアル
ヒド、3-(p-t-ブチルフェニル)-プロピルアル
ヒド、p-エチル-2,2-ジメチルヒドロシンナム
アルデヒド、2-メチル-3-(p-メトキシフェニル)
-プロピルアルデヒド、p-t-ブチル-α-メチルヒ
ドロシンナミックアルデヒド、サリチルアル
デヒド、ヘリオトロピン、ヘリオナール、バ
ニリン、エチルバニリン、メチルバニリン等
のアルデヒド系香料;オクチルアルデヒドグ
コールアセタール、アセトアルデヒドエチ
シス-3-ヘキセニルアセタール、シトラール
メチルアセタール、シトラールジエチルア
タール、アセトアルデヒドエチルリナリル
セタール、アセトアルデヒドエチルリナリ
アセタール、ヒドロキシシトロネラールジ
チルアセタール、フェニルアセトアルデヒ
ジメチルアセタール、ヒドラトロピックア
デヒドジメチルアセタール、フェニルアセ
アルデヒドヒドグリセリルアセタール、ア
トアルデヒドエチルフェニルアセタール、
セトアルデヒドフェニルエチルプロピルア
タール、フェニルプロピルアルデヒドプロ
レングリコールアセタール、4,4,6-トリメチ
-2-ベンジル-1,3-ジオキサン、2,4,6-トリメチル
-2-フェニル-1,3-ジオキサン、2-ブチル-4,4,6-ト
メチル-1,3-ジオキサン、テトラヒドロイン
ノ-m-ジオキシン、ジメチルテトラヒドロイ
デノ-m-ジオキシン、カラナール等のアセタ
ル系香料;エチルブチレート、スチラリルア
テート、o-t-ブチルシクロへキシルアセテー
ト、蟻酸エチル、蟻酸シス-3-ヘキセニル、蟻
酸リナリル、蟻酸シトロネリル、蟻酸ゲラニ
ル、蟻酸ベンジル、蟻酸フェニルエチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソアミル、シ
クロペンチリデン酢酸メチル、酢酸ヘキシル
、酢酸シス-3-ヘキセニル、酢酸トランス-3-ヘ
キセニル、酢酸イソノニル、酢酸シトロネリ
ル、酢酸ラバンジュリル、酢酸ゲラニル、酢
酸リナリル、酢酸ミルセニル、酢酸ターピニ
ル、酢酸メンチル、酢酸メンタニル、酢酸ノ
ピル、酢酸n-ボルニル、酢酸イソボルニル、
酸p-t-ブチルシクロヘキシル、酢酸o-t-ブチ
シクロヘキシル、酢酸トリシクロデセニル
酢酸 2,4-ジメチル-3-シクロヘキセン-1-メタ
ル、酢酸ベンジル、酢酸フェニルエチル、
酸スチラリル、酢酸シンナミル、酢酸アニ
ル、酢酸パラクレジル、酢酸ヘリオトロピ
、アセチルオイゲノール、アセチルイソオ
ゲノール、酢酸グアイル、酢酸セドリル、
酸ベチベリル、酢酸デカヒドロβナフチル、
プロピオン酸エチル、プロピオン酸イソアミ
ル、プロピオン酸シロネリル、プロピオン酸
シロネリル、プロピオン酸ゲラニル、プロピ
オン酸リナリル、プロピオン酸ターピニル、
プロピオン酸ベンジル、プロピオン酸シンア
ミル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、
プロピオン酸トリシクロデセニル、酪酸エチ
ル、2-メチル酪酸エチル、酪酸ブチル、酪酸
ソアミル、酪酸ヘキシル、酪酸リナリル、
酸ゲラニル、酪酸シトロネリル、酪酸ベン
ル、イソ酪酸シス-3-ヘキセニル、イソ酪酸
トロネリル、イソ酪酸ゲラニル、イソ酪酸
ナリル、イソ酪酸ベンジル、イソ酪酸フェ
ルエチル、イソ酪酸フェノキシエチル、イ
酪酸トリシクロデセニル、吉草酸エチル、
草酸プロピル、イソ吉草酸シトロネリル、
ソ吉草酸ゲラニル、イソ吉草酸シンアミル
イソ吉草酸ベンジル、イソ吉草酸フェニル
チル、カプロン酸エチル、カプロン酸アリ
、エナント酸エチル、エナント酸アリル、
プリン酸エチル、チグリン酸シトロネリル
オクチンカルンボン酸メチル、2-ペンチロ
シグリコール酸アリル、シス-3-ヘキセニル
チルカーボネート、ケト酸エチル、ピルビ
酸イソアミル、アセト酸エチル、レブリン
エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチル
安息香酸イソブチル、安息香酸イソアミル
安息香酸ゲラニル、安息香酸リナリル、安
香酸ベンジル、安息香酸フェニルエチル、
息香酸フェニルエチル、ジヒドロキシメチ
安息香酸メチル、フェニル酢酸メチル、フ
ニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、フ
ニル酢酸イソブチル、フェニル酢酸イソア
ル、フェニル酢酸ゲラニル、フェニル酢酸
ンジル、フェニル酢酸フェニルエチル、フ
ニル酢酸p-クレジル、桂皮酸メチル、桂皮酸
エチル、桂皮酸ベンジル、桂皮酸シンアミル
、桂皮酸フェニルエチル、サリチル酸メチル
、サリチル酸エチル、サリチル酸イソブチル
、サリチル酸イソアミル、サリチル酸ヘキシ
ル、サリチル酸シス-3-ヘキセニル、サリチル
酸ベンジル、サリチル酸フェニルエチル、ア
ニス酸メチル、アニス酸エチル、アンスラニ
ル酸メチル、アンスラニル酸エチル、メチル
アンスラニル酸メチル、ジャスモン酸メチル
、ジヒドロジャスモン酸メチル、メチルフェ
ミルグリシド酸エチル、フェニルグリシド酸
エチル、グリコメル、フラクトン、フレイス
トン、フルテート、ジベスコン、エチル2-メ
ル-6-ペンチル-4-オキサ-2-シクロヘキセンカ
ボネート等のエステル系香料;2-オクタノン
δ-ダマスコン、アセトイン、ジアセチル、
チルアミルケトン、エチルアミルケトン、
チルヘキシルケトン、メチルノニルケトン
メチルヘプテノン、コアボン、カンファー
カルボン、メントン、d-プレゴン、ピペリ
ン、フェンチョン、ゲラニルアセトン、セ
リルメチルケトン、ヌートカトン、イオノ
、α-イオノン、β-イオノン、メチルイオノ
、α-n-メチルイオノン、β-n-メチルイオノン
α-イソイオノン、β-イソイオノン、アリル
オノン、イロン、α-イロン、β-イロン、γ-
ロン、ダマスコン、α-ダマスコン、β-ダマ
コン、δ-ダマスコン、ダマセノン、ダイナ
コン、α-ダイナスコン、β-ダイナスコン、
ルトール、エチルマルトール、2,5-ジメチル
-4-ヒドロキシフランノン、シュガーラクトン
、p-t-ブチルシクロヘキサノン、アミルシク
ペンタノン、ヘプチルシクロペンタノン、
ヒドロジャスモン、シスージャスモン、フ
レックス、プリカトン、4-シクロヘキシル-4-
メチル-2-ペンタノン、p-メンテン-6-イルプロ
ノン、2,2,5-トリメチル-5-ペンチルシクロペ
タノン、エトキシビニルテトラシクロヘキ
ノン、ジヒドロペンタメチルインダノン、
ソ・イー・スーパー、トリモフィックス、
セトフェノン、p-メチルアセトフェノン、
ンジルアセトン、カローン、ラズベリーケ
ン、アニシルアセトン、4-(4-ヒドロキシ-3-メ
トキシフェニル)-2-ブタノン、メチルナフチ
ケトン、4-フェニル-4-メチル-2-ペンタノン、
ベンゾフェノン等のケトン系香料;ゲラニル
、シトロネリル酸、安息香酸、フェニル酢
、フェニルプロピオン酸、桂皮酸、2-メチル
-2-ペンテノ酸等のカルボン酸系香料;γ-オク
ラクトン、γーノナラクトン、γ-デカラクト
ン、γ-ウンデカラクトン、δ-デカラクトン、
クマリン、ジヒドロクマリン、ジャスモラク
トン、
ジャスミンラクトン等のラクトン系香料;ム
コン、シベトン、シクロペンタデカノン、
クロヘキサデセノン、シクロペンタデカノ
ド、12-ケトシクロペンタデカノリド、シク
ヘキサデカノリド、シクロヘキサデセノリ
、12-オキサ-16-ヘキサデカノリド、11-ヘキサ-
16-ヘキサデカノリド、10-オキサ-16-ヘキサデ
ノリド、エチレンブラシレート、エチレン
デカンジオエート、ムスクケトン、ムスク
シロール、ムスクアンブレット、ムスクチ
テン、ムスクモスケン、6-アセチルヘキサメ
チルインダン、4-アセチルジメチル-t-ブチル
ンダン、5-アセチルテトラメチルイソプロ
ルインダン、6-アセチルヘキサテトラリン、
ヘキサメチルヘキサヒドロシクロペンタンベ
ンゾピラン等のムスク系香料;アセチルピロ
ル、インドール、スカトール、インドレン
2-アセチルピリジン、マリティマ、6-メチル
ノリン、6-イソプロピルキノリン、イソブ
ルキノリン、2-アセチルピラジン、2,3-ジメ
ルピラジン、2-イソプロピル-3-メトキシピラ
ジン、2-イソブチル-3-メトキシピラジン、2-
カンダリーブチル-3-メトキシピラジン、ト
メチルピラジン、5-メチル-3-ヘプタンオキシ
ム等の窒素含有香料;ゲラニルニトリル、シ
ロネリルニトリル、5-フェニル-2,6-ノナジエ
ニトリル、シナモンニトリル、クミンニト
ル、ドデカンニトリル、トリデセン-2-ニト
ルと等のニトリル系香料;ジメチルスルフィ
ド、2-メチル-4-プロピル-1,3-オキサチアン、
ソオシアン酸アリル、p-メンタン-8-チオール
-3-オン、p-メンテン-8-チオール、p-メンチル
オプロピオン酸メチル等の硫黄含有香料等
例示される。また、天然香料としては、チ
ベローズ油、ムスクチンキ、カストリウム
ンキ、シベットチンキ、アンバーグリスチ
キ、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレ
油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油
しょう脳油、芳油、クラリーセージ油、サ
ダルウッド油、スペアミント油、スパイク
ベンダー油、スターアニス油、ラバンジン
、ラベンダー油、レモン油、レモングラス
、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オ
チア油、パチュリ油、タイム油、トンカ豆
ンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、バジ
油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ
、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモ
油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ
、マンダリン油、タンジェリン油、アニス
、ベイ油、コリアンダー油、エレミ油、ユ
カリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼ
ニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、
チバー油、ベルガモット油、イランイラン
、グレープフルーツ油、ゆず油等が例示さ
る。
本発明の芳香剤組成物において、これら 香料は、1種単独で使用してもよく、また2 以上を任意に組み合わせて調香して使用す こともできる。
これらの香料の中でも、好ましくは常圧 の沸点が50~360℃、好ましくは70~340℃、更に ましくは90~310℃のものが例示される。なお 調合香料の場合には、ここでいう沸点は、 合香料自体の沸点を指し、必ずしも調合香 中の各単品香料が上記沸点範囲を充足して ることを必要とするものではない。これら 香料を使用することによって、閉鎖された 納空間内に放たれる香気を均質且つ一定の さにするという本発明の効果を一層顕著に させることが可能になる。
本発明において、香料として、好ましく 、d-リモネン、カリオフィレン、エチルブ レート、スチラリルアセテート、及びo-t-ブ ルシクロへキシルアセテートが例示される これらの香料によれば、本発明の芳香剤組 物において、収納空間で求められる揮散特 を一層有効に備えさせることが可能になる
本発明の芳香剤組成物中の香料の配合割 については、使用する香料の種類、期待さ る芳香効果等に応じて異なるため、一律に 定することはできないが、一例として、該 香剤組成物の総重量に対して香料が総量で1 0~85重量%、好ましくは25~75重量%、更に好まし は35~75重量%となる割合を挙げることができ 。
本発明の芳香剤組成物は、前述する香料 加えて、常圧での沸点が70~220℃のパラフィ 系炭化水素を含有する。パラフィン系炭化 素として、好ましくは常圧での沸点が100~210 ℃、好ましくは160~210℃のものである。この うなパラフィン系炭化水素を溶媒として後 する配合割合で使用することによって、含 される香料に対して、収納空間内で求めら る揮散特性を一層有効に備えさせることが きる。
本発明の芳香剤組成物に配合されるパラ ィン系炭化水素は、沸点が上記範囲を充足 る事に加えて、更に20℃での蒸気圧が0.03~2.5 kPa、好ましくは0.04~1kPa、更に好ましくは0.06~0 .7kPaを満たしていることが望ましい。このよ な蒸気圧を満たすパラフィン系炭化水素に れば、閉鎖された収納空間内に放たれる香 を均質且つ一定の強さにするという本発明 効果を一層顕著に奏させることが可能にな 。
本発明の芳香剤組成物に配合されるパラ ィン系炭化水素は、沸点が上記範囲を満た 限り、特に制限されず、イソパラフィン系 化水素であってよく、またノルマルパラフ ン系炭化水素であってもよいが、好ましく イソパラフィン系炭化水素である。
沸点が上記範囲にあるイソパラフィン系 化水素としては、具体的には、炭素数4~17、 好ましくは炭素数8~17、更に好ましくは炭素 8~15の形質流動イソパラフィンが例示される
また、沸点が上記範囲にあるノルマルパ フィン系炭化水素としては、具体的には、 素数7~14、好ましくは炭素数8~13、更に好ま くは炭素数10~12の形質流動ノルマルパラフィ ンが例示される。
本発明の芳香剤組成物において、沸点が 記範囲にあるパラフィン系炭化水素は、1種 単独で使用してもよく、また2種以上を任意 組み合わせて使用してもよい。
本発明の芳香剤組成物において、沸点が 記範囲にあるパラフィン系炭化水素の配合 合は15~90重量%であればよく、このような配 割合を充足させることによって、含有され 香料に対して、収納空間内で求められる揮 特性を備えさせることが可能になる。本発 の芳香剤組成物において、沸点が上記範囲 あるパラフィン系炭化水素の配合割合とし 、好ましくは25~75重量%、更に好ましくは25~6 5重量%が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物は、上記香料及び ラフィン系炭化水素に加えて、本発明の効 を妨げないことを限度として、他の成分を 合しても良い。本発明の芳香剤組成物に配 可能な他成分としては、例えば、界面活性 、防腐剤、酸化防止剤、溶剤、消臭剤、除 剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、殺虫成分、 虫成分、忌避成分等の成分が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な界面 性剤としては、具体的には、ポリオキシエ レン硬化ひまし油、ポリオキシエチレン硬 ひまし油エーテル、ポリオキシエチレンア キルエーテル、ポリオキシエチレンラウリ エーテル、ポリオキシエチレンオレイルエ テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂 酸エステル、アルキルアルカノールアミド アルキルポリグルコシド、ソルビタン脂肪 エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポ オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン リコール等の非イオン性界面活性剤;アルキ ル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー テル硫酸塩、スルホコハク酸塩、N-アシルア ノ酸塩、カルボン酸塩、スルホン酸、リン エステル等のアニオン性界面活性剤;アルキ ルアンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤 ;アルキルアミドベタイン、アルキルジメチ アミンオキシド等の両性界面活性剤等が挙 られる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な防腐 としては、具体的には、ソルビン酸、p-オ シ安息香酸メチル、1,2-ベンズイソチアゾリ -3-オン、2n-オクチル-イソチアゾリン-3-オン 等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な酸化 止剤としては、具体的には、ジブチルヒド キシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニ ール(BHA)、アスコルビン酸塩、イソフラボン 、α-トコフェロール等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な溶剤 しては、具体的には、水、3-メトキシ-3-メ ル-1-ブタノール、プロピレングリコールモ メチルエーテル、プロピレングリコールモ エチルエーテル、プロピレングリコールモ プロピルエーテル、ジプロピレングリコー モノメチルエーテル、トリプロピレングリ ールモノメチルエーテル、プロピレングリ ールプロピルエーテル、メタノール、エタ ール、プロパノール、ブタノール、エチレ グリコール、プロピレングリコール、ジプ ピレングリコール等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な消臭 としては、具体的には、ジクロロイソシア ル酸塩;イネ、松、ヒノキ、笹、柿、茶等の 植物の抽出物;脱塩型ベタイン化合物;変性有 酸化合物;アルカノールアミン;安定化二酸 塩素;アルデヒド化合物;グリコールエーテル 化合物;フィトンチッド系香料;低級脂肪族ア デヒド系香料等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な除菌 としては、具体的には、イソプロピルメチ フェノール、パラオキシ安息香酸エステル P C M X 、I P B C 、グルコン酸クロルヘ シジン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベン トニウム、塩化セチルピリジニウム、二酸 塩素、ジクロロイソシアヌル酸塩、テルペ 炭化水素類香料、テルペンアルコール類香 、フェノール類香料、芳香族アルコール類 料、アルデビド類香料等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な紫外 吸収剤としては、具体的には、ベンゾトリ ゾール系(2-(3,5-di-tert-pentyl-2-hydroxyphenyl)-2H-ben zotriazole)、ベンゾフェノン系(2,2 4,4 tetrahydrox ybenzophenone)等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能なpH調 剤としては、具体的には、モノエタノール ミン、ジイソプロパノールアミン、ジエタ ールアミン、トリエタノールアミン等のア カノールアミン;クエン酸三ナトリウム、ク ン酸カリウム等のクエン酸のアルカリ金属 ;エチレンジアミン四酢酸、水酸化ナトリウ ム、塩基性アミノ酸(アルギニン)、炭酸カル ウムなどのカルシウム塩等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な殺虫 分としては、具体的には、ヒノキチオール ヒバ油、アリルイソチオシアネート、プロ レングリコールモノメチルエーテル、エタ ール、プロパノール、1.8―シネオール等が げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な防虫 分としては、具体的には、ピレスロイド系 合物、ナフタレン系化合物、パラジクロロ ンゼン系化合物、樟脳等が挙げられる。
本発明の芳香剤組成物に配合可能な忌避 分としては、具体的には、N,N-ジエチル-m-ト ルアミド、ジメチルフタレート、ジブチルフ タレート、p-メンタン-3,8-ジオール、2-エチル -1,3-ヘキサンジオール、ジ-n-プロピルイソシ コメロネート、p-ジクロロベンゼン、ジ-n- チルサクシネート、カラン-3,4-ジオール、1- チルプロピル-2-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペ リジンカルボキシレート、イソチオシアン酸 アリル等が挙げられる。さらに、テルペン炭 化水素類香料、テルペンアルコール類香料、 フェノール類香料、芳香族アルコール類香料 、アルデビド類香料、ケトン類香料、カラシ 、ワサビ等の植物抽出物や木酢液等が挙げら れる。
本発明の芳香剤組成物の形状については 特に制限されず、液状であってもよく、ま ゲル状であってもよい。好ましくは液状で る。
本発明の芳香剤組成物は、上記香料と上 パラフィン系炭化水素、及び必要に応じて 他の配合成分を、所定量混合することによ 調製される。
本発明の芳香剤組成物は、開閉可能な収 空間に設置される芳香剤として使用される 本発明において、開閉可能な収納空間とは 開閉されることによって、収納物の取り出 又は収納ができる収納空間であり、具体的 は、引き出し、下駄箱、衣装ケース、小物 れ、戸棚等が例示される。上記収納空間の でも、下駄箱及び引き出し、特に引き出し 、本発明の芳香剤組成物が対象とする収納 間として好ましい。本発明の芳香剤組成物 使用される収納空間としては、その容積に いては、特に制限されるものでないが、通 0.5~150 L、好ましくは1~100 L、更に好ましく 10~80 Lが挙げられる。本発明の芳香剤組成 は、このような容積の収納空間に対して香 を均質且つ一定の強さで保持させる効果を 層有効に発揮させ得る。
また、本発明の芳香剤組成物は、収納空 内の収納物に対して香気を付与することが きるので、衣類の収納空間に設置すること よって、収納されている衣類に対して、快 な香気を付香することができる。このよう 本発明の効果に鑑みれば、本発明の芳香剤 成物が使用される収納空間の好適な一例と て、衣類の収納空間が例示される。
本発明の芳香剤組成物は、外部に香料が 散可能な容器に収納して使用される。この うな容器の構造については、使用する芳香 組成物の形状に応じて適宜設定される。例 ば、本発明の芳香剤組成物が液状である場 、(i)容器に収納された芳香剤組成物を吸上 て外部に揮散させるための吸上揮散部材を えている容器、並びに(ii)液状の芳香剤組成 物を漏出させないが、揮散した芳香剤組成物 は通過させる公知の透過性フィルムを用いて 開口部が封止されている容器が例示される。 特に、後者の容器は、収納空間の開閉時に衝 撃を受けても、液体が容器外に漏出すること がないので、本発明の芳香剤組成物の収納に 好適である。更に、本発明の芳香剤組成物が 液状である場合には、紙、パルプ、合成繊維 、合成樹脂、セルロース等の天然系樹脂等の 基材に含浸させた状態で容器に収容されてい てもよく、このような状態で容器に収容され ることによって、収納空間の開閉時に液漏れ を防止することが可能になる。
II.開閉可能な収納空間における香
気の揮散方法
前述するように、上記芳香剤組成物は、開
可能な収納空間において、香気を均質且つ
定の強さで揮散させることができる。従っ
、本発明は、更に、香料、及び常圧で沸点
70~220℃のパラフィン系炭化水素を15~90重量%
有する芳香剤組成物を、開閉可能な収納空
に揮散させることを特徴とする、開閉可能
収納空間における香気の揮散方法を提供す
。
本揮散方法において、芳香剤組成物の組 、開閉可能な収納空間、芳香剤組成物の使 方法等については、前述する「I.芳香剤組 物」の欄に記載の通りである。
III.開閉可能な収納空間における
気の揮散性の調整方法
また、前述するように、香料に、常圧で沸
が70~220℃のパラフィン系炭化水素を15~90重
%となるように混合することによって、閉鎖
れた収納空間内で均質且つ一定の強さで香
を揮散できるように、香気の揮散性を調整
ることができる。そこで、更に、本発明は
常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水
の配合割合が15~90重量%となるように、香料
び該パラフィン系炭化水素を混合すること
特徴とする、開閉可能な収納空間における
気の揮散性の調整方法を提供する。
本調整方法において、使用される香料の 類、使用されるパラフィン系炭化水素の種 、これらの配合割合等については、前述す 「I.芳香剤組成物」の欄に記載の通りであ 。
以下、実施例等を挙げて、本発明を説明 るが、本発明はこれらの実施例に限定され ものではない。
試験例1
引き出し内での香料の揮散特性の検討
表1に示す組成の芳香剤組成物を調製し、引
き出し内での香料の揮散特性を検討した。
具体的には、表1に示す組成の芳香剤組成物
20gを、40ml容の容器(開口部の面積:約1cm 2
)に入れた。次に、容器内の芳香剤組成物を
い上げるための吸上部と、容器外に配置さ
吸い上げた芳香剤組成物を容器外に揮散さ
るための揮散部とを有する吸上揮散部材を
芳香剤組成物が入れられた容器に差し込ん
。なお、吸上揮散部材としてパルプ及びレ
ヨン材から構成されているものを使用した
斯くして調製した、芳香剤組成物が揮散可
になった容器を、引き出し(木製、50×40×8.5cm
)に設置して、引き出しを完全に閉めて、引
出し内で芳香剤組成物の揮散を開始させた
芳香剤組成物の揮散開始20分後、開始4日後
及び開始7日後に、引き出しを開いて、6名の
パネラーにより嗅知される香気を以下の基準
に従って判定した。なお、試験中、芳香剤組
成物の揮散開始20分後、開始4日後、及び開始
7日後以外は、引き出しを閉めた状態を維持
、引き出しの開閉は行わなかった。
<評価基準>
1点:香気が弱く嗅知される
2点:香気がやや弱く嗅知される
3点:香気がちょうど良く嗅知される
4点:香気がやや強く嗅知される
5点:香気が強く嗅知される
更に、揮散開始時、開始4日後、及び開始 7日後に、容器内に残っている芳香剤組成物 の香料の濃度をガスクロマトグラフィーを いて測定した。
嗅知される香気について評価した結果を 2に、また芳香剤組成物中の香料の濃度を測 定した結果を図1に示す。なお、図1には、芳 剤組成物に関する香料の濃度の測定結果の 表例として、実施例1、3及び4の芳香剤組成 に関する結果を示す。この結果から、実施 1-5の芳香剤組成物は、揮散開始時から開始7 日目に亘って、嗅知される香気が均質に維持 されていることが確認された。また、芳香剤 組成物中の香料の濃度の測定結果からも、香 料濃度がほぼ一定であり、引き出しの開閉を 繰り返しても、引き出し内に均質で一定の強 さの香気を満たすことが可能であることが明 らかとなった。
参考試験例1
室内空間での香料の揮散特性の検討
表1に示す組成の芳香剤組成物を上記試験例
1と同様に、容器に入れて揮散可能な状態に
て、これを室内に静置し、芳香剤組成物の
散を開始させた。芳香剤組成物の揮散開始
、開始4日後、及び開始7日後に、芳香剤組成
物が入った容器をそのまま、庫内を22℃、無
無臭に近い状態に保ったステンレス製庫(容
積:1000L)の中に移動させ、20分間静置した後に
、上記試験例1と同様の方法で嗅知される香
を判定した。更に、揮散開始前、開始4日後
及び開始7日後に、芳香剤組成物中の香料の
濃度を、上記試験例1と同様の方法で測定し
。
嗅知される香気について評価した結果を 3に、また芳香剤組成物中の香料の濃度を測 定した結果を図2に示す。なお、表3には、嗅 される香気の判定結果の代表例として、実 例1及び3の芳香剤組成物に関する結果を示 。実施例2、4及び5について、嗅知される香 の判定結果は省略するが、実施例1及び3と同 様の傾向が認められた。また、図2には、芳 剤組成物に関する香料の濃度の測定結果の 表例として、実施例1、3及び4の芳香剤組成 に関する結果を示す。実施例2及び5について 、芳香剤組成物に関する香料の濃度の測定結 果は省略するが、実施例1、3及び4と同様の傾 向が認められた。
これらの結果から、実施例1-5の芳香剤組 物は、室内空間に設置されると、嗅知され 香気が経時的に不均一になり、香料と溶媒 濃度も経時的に変動する傾向があることが かった。
以上の結果から、実施例1-5の芳香剤組成 は、通常の室内空間での使用に比し、引き し等の閉鎖収納空間での使用に適している とが明らかとなった。
参考試験例2
他の溶媒を使用した場合の香料の揮散特性
検討
常圧で沸点が70~220℃のパラフィン系炭化水
以外の溶媒、或いは10重量%の沸点が179~188℃
のパラフィン系炭化水素を使用して芳香剤組
成物を調製し、引き出し内での香料の揮散特
性を検討した。具体的には、表4に示す組成
芳香剤組成物を調製し、これを上記試験例1
同様の方法で、引き出しに設置して揮散を
始させた。芳香剤組成物の揮散開始20分後
開始4日後、及び開始7日後に、引き出しを開
き、上記試験例1と同様の方法で、嗅知され
香気を判定した。
この結果、揮散開始20分後と開始7日後で 、嗅知される香気の強さに明らかな変動が められ、嗅知される香気が経時的に不均一 なることが確認された。
以上の結果から、常圧で沸点が70~220℃の ラフィン系炭化水素を15~90重量%、特に20~70 量%の濃度として、香料(10~85重量%、特に30~80 量%)と混合することによって、引き出し等 収納空間で香気を均質且つ一定の強さで保 させることが可能になるが、他の溶媒を使 した場合では、引き出し等の収納空間にお て、香気を経時的に均一に保つことができ 、良好な香気に満ちた快適な空間の創出が きないことが明らかとなった。
