株式会社イシダ (〒92 京都府京都市左京区聖護院山王町44番地 Kyoto, 6068392, JP)
| 振分対象である物品が上流装置から搬送される上流側搬送面と、 前記上流側搬送面と離間して配設され、振分後の物品を下流装置へ搬送する下流側搬送面と、 前記上流側搬送面と前記下流側搬送面との間に配設された、可動の中継面と を備え、 前記中継面が駆動されて前記上流側搬送面と前記下流側搬送面との間の隙間を塞ぐことによって、前記上流側搬送面から搬送されてきた物品を前記中継面を介して前記下流側搬送面に受け渡し、 前記中継面が駆動されて前記隙間を空けることによって、前記上流側搬送面から搬送されてきた物品を前記隙間から落下させる、 物品振分装置であって、 前記隙間を塞ぐ際には前記中継面が前記上流側搬送面から前記下流側搬送面に向かって移動され、その移動速度は、前記上流側搬送面から前記中継面に搬送されてきた物品の速度以上に制御される、物品振分装置。 |
| 前記中継面と前記下流側搬送面との間には、上下方向に関して所定寸法の隙間が設けられており、 前記所定寸法は、振分対象である物品の厚みよりも大きく設定されている、請求項1に記載の物品振分装置。 |
| 物品を落下させるために前記中継面が前記下流側搬送面から前記上流側搬送面に向かって移動する移動量は、物品のサイズに応じて可変である、請求項1に記載の物品振分装置。 |
本発明は、物品振分装置に関する。
背景技術に係る物品振分装置の一例が、 記特許文献1に開示されている。かかる物品 振分装置は、計量機の下流に配設されており 、計量機のコンベア(以下「上流側コンベア と称す)から物品が搬送されるシュート板と シュート板から物品が搬送されるコンベア( 以下「下流側コンベア」と称す)とを備えて る。下流側コンベアは、上流側コンベアの め下方に配設されている。シュート板は、 流側コンベアと下流側コンベアとの間に、 斜した姿勢で配設されている。また、シュ ト板は、自身の上流端辺に沿う軸を中心と て、上下方向に回動可能である。
シュート板の基本位置は、上方向に回動 れた位置であり、上流側コンベアから物品 分装置に良品が供給された場合、シュート はこの基本位置を維持する。これにより、 流側コンベアから供給された良品は、シュ ト板を介して下流側コンベアに受け渡され 。一方、上流側コンベアから物品振分装置 不良品が供給された場合、シュート板は基 位置から下方向に回動され、これにより、 ュート板の下流端辺と下流側コンベアの上 端辺との間に隙間が生じる。そして、上流 コンベアから供給された不良品は、その隙 から下方に落下される。つまり、不良品は 品の搬送経路からドロップアウトされる。
不良品のドロップアウトが完了すると、 方向に回動されていたシュート板は、再び 方向に回動されて、元の基本位置に復帰す 。その際、次の良品が上流側コンベアから 給されていると、シュート板の下流端辺と 流側コンベアの上流端辺との間にその良品 噛み込まれてしまう場合がある。
本発明はかかる不具合を解決するために されたものであり、シュート板が基本位置 復帰する際の物品の噛み込みの発生を回避 得る、物品振分装置を得ることを目的とす 。
第1の発明に係る物品振分装置は、振分対 象である物品が上流装置から搬送される上流 側搬送面と、前記上流側搬送面と離間して配 設され、振分後の物品を下流装置へ搬送する 下流側搬送面と、前記上流側搬送面と前記下 流側搬送面との間に配設された、可動の中継 面とを備え、前記中継面が駆動されて前記上 流側搬送面と前記下流側搬送面との間の隙間 を塞ぐことによって、前記上流側搬送面から 搬送されてきた物品を前記中継面を介して前 記下流側搬送面に受け渡し、前記中継面が駆 動されて前記隙間を空けることによって、前 記上流側搬送面から搬送されてきた物品を前 記隙間から落下させる、物品振分装置であっ て、前記隙間を塞ぐ際には前記中継面が前記 上流側搬送面から前記下流側搬送面に向かっ て移動され、その移動速度は、前記上流側搬 送面から前記中継面に搬送されてきた物品の 速度以上に制御されることを特徴とする。
第2の発明に係る物品振分装置は、第1の 明に係る物品振分装置において特に、前記 継面と前記下流側搬送面との間には、上下 向に関して所定寸法の隙間が設けられてお 、前記所定寸法は、振分対象である物品の みよりも大きく設定されていることを特徴 する。
第3の発明に係る物品振分装置は、第1の 明に係る物品振分装置において特に、物品 落下させるために前記中継面が前記下流側 送面から前記上流側搬送面に向かって移動 る移動量は、物品のサイズに応じて可変で ることを特徴とする。
第1の発明に係る物品振分装置によれば、 隙間を塞ぐために中継面が上流側搬送面から 下流側搬送面に向かって移動する際の移動速 度は、上流側搬送面から中継面に搬送されて きた物品の速度以上に制御される。従って、 中継面が移動している最中に上流側搬送面か ら中継面に物品が供給された場合であっても 、中継面はその面上を移動している物品を追 い越すため、中継面の下流端辺と下流側搬送 面の上流端辺との間に物品が噛み込まれてし まうことを回避できる。
これに加えて第2の発明に係る物品振分装 置によれば、中継面と下流側搬送面との間に 設けられている上下方向の所定寸法は、振分 対象である物品の厚みよりも大きく設定され ている。従って、下流側搬送面の上流端部付 近に物品が存在している状態で、中継面が下 流側搬送面に向かって移動してきた場合であ っても、中継面の下流端部の下面と下流側搬 送面の上流端部の上面との間に物品が噛み込 まれてしまうことを回避できる。
これに加えて第3の発明に係る物品振分装 置によれば、物品を落下させるために中継面 が下流側搬送面から上流側搬送面に向かって 移動する移動量は、物品のサイズに応じて可 変である。従って、物品のサイズが小さい場 合には中継面の移動量を小さく設定し、物品 のサイズが大きい場合には中継面の移動量を 大きく設定することができる。その結果、物 品のサイズが小さい場合に中継面を過剰に移 動させる必要がないため、中継面の開閉動作 を効率良く実行することが可能となる。
1 上流装置
2 物品振分装置
11,31 ベルトコンベア
21 上流側搬送板
22 中継板
23 下流側搬送板
50 物品
以下、本発明の実施の形態について、図 を用いて詳細に説明する。なお、異なる図 において同一の符号を付した要素は、同一 は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る物品振 分装置2が組み込まれたシステムの全体構成 概略的に示す図である。物品振分装置2の前 には、X線検査装置等の任意の装置(以下「 流装置」と称す)1が配設されている。上流装 置1は、食料品等の物品を搬送するためのベ トコンベア11を有している。図1に示した例 は、ベルトコンベア11によって、紙面の左方 から右方に向かって物品が搬送される。
物品振分装置2は、本体ケース200、支持部 201、及び取付部202を有している。本体ケース 200は、支持部201によって前傾姿勢(つまり、 流ほど高く下流ほど低い姿勢)で支持されて る。支持部201は、取付部202によって上流装 1の脚部101に固定されている。物品振分装置 2には、上流装置1から物品が搬送されてくる 物品振分装置2は、上流装置1から搬送され きた物品を、良品と不良品とに振り分ける
物品振分装置2の後段には、計量装置等の 任意の装置(以下「下流装置」と称す)が配設 れている。物品振分装置2によって良品とし て振り分けられた物品は、下流装置が有する ベルトコンベア31に受け渡される。
図2,3は、物品振分装置2が有する本体ケー ス200の内部構造を概略的に示す図である。本 体ケース200の内部には、物品を搬送するため の搬送板群が配設されている。搬送板群は、 上流装置1が有するベルトコンベア11から搬送 されてきた物品を受け取るための搬送板(以 「上流側搬送板」と称す)21と、良品として り分けられた物品を下流装置が有するベル コンベア31へ受け渡すための搬送板(以下「 流側搬送板」と称す)23と、上流側搬送板21と 下流側搬送板23との間に配設された搬送板(以 下「中継板」と称す)22とを備えている。上流 側搬送板21の上面は上流側搬送面を規定し、 流側搬送板23の上面は下流側搬送面を規定 、中継板22の上面は中継面を規定する。上流 側搬送板21、下流側搬送板23、及び中継板22は 、いずれも前傾姿勢をなしている。図2,3に示 すように、中継板22は、前傾姿勢を維持した ま前後方向に可動である。図2は、中継板22 最も前方に駆動された状態を示しており、 3は、中継板22が最も後方に駆動された状態 示している。
図4,5は、中継板22を駆動するための駆動 構を概略的に示す図である。エアシリンダ を用いた駆動部25が、本体ケース200(図1参照) の内部において上流側搬送板21の下方に配設 れている。駆動部25は、棒体26を前後方向に 駆動する。棒体26の先端は、取付部材27によ て中継板22の下面に固定されている。従って 、駆動部25が棒体26を前方に駆動することに り、中継板22も前方に駆動され(図4)、一方、 駆動部25が棒体26を後方に駆動することによ 、中継板22も後方に駆動される(図5)。
図6,7は、物品振分装置2による物品の振分 動作を説明するための図である。上流装置1 ら物品振分装置2に良品の物品50が搬送され きた場合は、図6を参照して、中継板22が前 に駆動されることにより、上流側搬送板21と 下流側搬送板23との間の隙間が中継板22によ て塞がれる。この場合、良品の物品50は、上 流装置1が有するベルトコンベア11から上流側 搬送板21に受け渡され、その後、上流側搬送 、中継面、及び下流側搬送面の各面上をこ 順に滑落して、下流装置が有するベルトコ ベア31に受け渡される。
一方、上流装置1から物品振分装置2に不 品の物品50が搬送されてきた場合は、図7を 照して、中継板22が後方に駆動されることに より、上流側搬送板21と下流側搬送板23との に隙間が空けられる。この場合、不良品の 品50は、ベルトコンベア11から上流側搬送板2 1に受け渡された後、上流側搬送面を滑落し その後、上流側搬送板21と下流側搬送板23と 間の隙間から下方に落下される。これによ 、不良品が物品搬送経路からドロップアウ される。
不良品のドロップアウトが完了すると、 方に駆動されていた中継板22(図7参照)は、 び前方に駆動されて元の基本位置(図6参照) 復帰する。つまり、中継板22が上流側搬送板 21から下流側搬送板23に向かって移動される 本発明では、後方位置から前方位置に駆動 れる際の中継板22の移動速度が、上流側搬送 面から中継面に搬送されてきた物品の速度以 上となるように設定される。具体的には以下 の通りである。
図8は、中継板22の駆動を制御するための 御部40の構成を示すブロック図である。制 部40は、駆動部25と移動速度決定部41とを有 ている。移動速度決定部41には、上流装置1 ら、ベルトコンベア11の駆動速度(以下「速 V1」と称す)に関する情報が信号S1として入力 される。移動速度決定部41は、信号S1に基づ て、後方位置から前方位置に駆動する際の 継板22の移動速度を、速度V1以上に設定する 設定された移動速度に関する情報は、信号S 2として駆動部25に入力される。中継板22を後 位置から前方位置に駆動する際には、駆動 25は、信号S2に基づいて、その設定された移 動速度で中継板22を駆動する。
なお、ここでは以下のことを前提として る。つまり、図6を参照して、上流側搬送板 21及び中継板22は前傾姿勢をなしているため 速度V1でベルトコンベア11から上流側搬送板2 1に受け渡された物品50は、その速度V1を維持 たまま、上流側搬送面及び中継面の各面上 滑落する。従って、上流側搬送面から中継 に搬送されてきた物品50の速度は、速度V1に 等しい。
上流側搬送板21の傾斜がきつく、上流側 送板21から中継板22に受け渡される際の物品5 0の速度が、速度V1より大きくなる場合には、 それを考慮して中継板22の移動速度を決定す 必要がある。例えば、上流側搬送面上を滑 している物品50の速度を測定可能なセンサ 設け、そのセンサによって測定された物品50 の速度以上に、中継板22の移動速度を設定す 。
このように本実施の形態に係る物品振分 置2によれば、後方位置(図7)から前方位置( 6)に駆動される際の中継板22の移動速度が、 流側搬送面から中継面に搬送されてきた物 50の速度以上となるように、中継板22の駆動 が制御される。従って、中継板22が移動して る最中に上流側搬送面から中継面に次の物 50が供給された場合であっても、中継板22は 中継面上を移動している物品50を追い越すた 、中継面の下流端辺と下流側搬送面の上流 辺との間に物品50が噛み込まれてしまうこ を回避できる。
図9は、下流側搬送板23と、前方位置に駆 された中継板22との位置関係を示す図であ 。中継板22の下面の下流端部と、下流側搬送 板23の上面の上流端部との間には、上下方向 関して寸法L2の隙間が設けられている。そ て、この隙間の寸法L2は、物品50の厚みL1よ も大きく設定されている。これにより、下 側搬送板23の上流端部付近に物品50が存在し いる状態で、中継板22が下流側搬送板23に向 かって移動してきた場合であっても、中継板 22の下面と下流側搬送板23の上面との間に物 50が噛み込まれてしまうことを回避できる。
<第1の変形例>
図10,11は、本実施の形態の第1の変形例を示
図である。図2,3に示した上流側搬送板21及
下流側搬送板23の代わりに、いずれも水平姿
勢の上流側ベルトコンベア28及び下流側ベル
コンベア29がそれぞれ配設されている。図10
は、中継板22が前方位置に駆動された状態を
しており、図11は、中継板22が後方位置に駆
動された状態を示している。上流側ベルトコ
ンベア28の上面が上流側搬送面を規定し、下
側ベルトコンベア29の上面が下流側搬送面
規定する。上流側ベルトコンベア28の駆動速
度(以下「速度V2」と称す)は、上流装置1が有
るベルトコンベア11の駆動速度V1以上である
。
この場合、図8に示した移動速度決定部41 は、速度V2に関する情報が信号S1として入力 される。移動速度決定部41は、信号S1に基づ て、後方位置から前方位置に駆動する際の 継板22の移動速度を、速度V2以上に設定する
<第2の変形例>
図12は、本実施の形態の第2の変形例を示す
である。上流装置1から物品振分装置2に不
品の物品50が搬送されてきた場合、図7に示
た例では、中継板22が最も後方の位置まで駆
動された。つまり、上流側搬送板21と下流側
送板23との間の隙間が全開された。これに
し、第2の変形例では、図12に示すように、
方位置にある中継板22が下流側搬送板23から
流側搬送板21に向かって移動する移動量Wを
物品50のサイズに応じて可変に設定する。
体的には、搬送方向に関する物品50のサイズ
の例えば1.5倍の距離だけ、中継板22を後方に
動する。これにより、中継板22と下流側搬
板23との間に隙間が空けられる。不良品の物
品50は、ベルトコンベア11から上流側搬送板21
に受け渡された後、上流側搬送面を滑落する
。その後、物品50は、上流側搬送板21から中
板22に受け渡された後、中継面を滑落する。
その後、物品50は、中継板22と下流側搬送板23
との間の隙間から下方に落下される。これに
より、不良品が物品搬送経路からドロップア
ウトされる。
図13は、第2の変形例に関して、中継板22 駆動を制御するための制御部40の構成を示す ブロック図である。制御部40は、駆動部25、 動速度決定部41、及び移動量決定部42を有し いる。移動速度決定部41には、上流装置1か 、ベルトコンベア11の駆動速度(速度V1)に関 る情報が信号S1として入力される。移動量 定部42には、物品50のサイズ(特に搬送方向に 関するサイズ)に関する情報が信号S3として入 力される。
移動速度決定部41は、信号S1に基づいて、 後方位置から前方位置に駆動する際の中継板 22の移動速度を、速度V1以上に設定する。設 された移動速度に関する情報は、信号S2とし て駆動部25に入力される。
移動量決定部42は、信号S3に基づいて、不 良品の物品50を落下させるために前方位置に る中継板22を後方に向かって移動する移動 Wを、物品50のサイズの例えば1.5倍の距離に 定する。これにより、中継板22の後方位置が 設定される。設定された移動量Wに関する情 は、信号S4として駆動部25に入力される。
中継板22を前方位置から後方に向かって 動する際には、駆動部25は、信号S4に基づい 、その設定された移動量Wだけ中継板22を駆 する。中継板22を後方位置から前方位置に 動する際には、駆動部25は、信号S2に基づい 、その設定された移動速度で中継板22を駆 する。
第2の変形例によれば、物品50を落下させ ために中継板22が下流側搬送板23から上流側 搬送板21に向かって移動する移動量Wは、物品 50のサイズに応じて可変である。従って、物 50のサイズが小さい場合には中継板22の移動 量Wを小さく設定し、物品50のサイズが大きい 場合には中継板22の移動量Wを大きく設定する ことができる。その結果、物品50のサイズが さい場合に中継板22を過剰に移動させる必 がないため、中継板22の開閉動作、ひいては 物品50の振分動作を、効率良く実行すること 可能となる。
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