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Patent Searching and Data


Title:
BACKLIGHT UNIT AND LIQUID CRYSTAL DISPLAY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/149566
Kind Code:
A1
Abstract:
A plurality of LEDs (11) in an LED group (GP) are arranged in parallel in a longitudinal direction of an incident face (21s) on an optical waveguide (21) to form LED rows (12a and 12b). Those two LED rows (12a and 12b) are placed in parallel in the direction intersecting with the incident face (21s).

Inventors:
OHYAMA CHIAKI
MIWA MASASHI
Application Number:
PCT/JP2008/050567
Publication Date:
December 11, 2008
Filing Date:
January 18, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
OHYAMA CHIAKI
MIWA MASASHI
International Classes:
F21V8/00; G02F1/13357; F21Y101/02
Domestic Patent References:
WO2006027883A12006-03-16
Foreign References:
JP2002350850A2002-12-04
JP2004127934A2004-04-22
JP2003187622A2003-07-04
JP2005250020A2005-09-15
JP2005190942A2005-07-14
Attorney, Agent or Firm:
SANO, Shizuo (2-6 Tenmabashi-Kyomachi, Chuo-Ku, Osaka-Sh, Osaka 32, JP)
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Claims:
 複数の発光素子を有する発光素子群と、上記発光素子からの光が入射する入射面を有する導光板と、を含むバックライトユニットにあって、
 上記発光素子群は、発光素子を並列させた発光素子列を複数有しており、
 上記の複数の発光素子列は、上記導光板の入射面に対して交差する方向に並列しているバックライトユニット。
 上記の並列する発光素子列では、1つの発光素子列における発光素子同士の間を、他の発光素子列における発光素子が照射している請求項1に記載のバックライトユニット。
 上記の1つの発光素子列における発光素子同士の間を照射する他の発光素子列の発光素子の個数が、単数である請求項2に記載のバックライトユニット。
 上記の並列する発光素子列では、1つの発光素子列における発光素子の配置ピッチと、他の発光素子列における発光素子の配置ピッチとが、同じであり、
 1つの発光素子列における発光素子の第1光路と、他の発光素子列における発光素子の第2光路とが、交互に並列している請求項3に記載のバックライトユニット。
 上記の1つの発光素子列における発光素子同士の間を照射する他の発光素子列の発光素子の個数が、複数である請求項2に記載のバックライトユニット。
 上記の並列する発光素子列では、1つの発光素子列における発光素子の配置ピッチと、他の発光素子列における発光素子の配置ピッチとが、異なっており、
 1つの発光素子列における発光素子の第1光路と、他の発光素子列における発光素子の第2光路とが、並列しており、
 並列する光路は、同種類の光路を連続して並列させる箇所を含んでいる請求項5に記載のバックライトユニット。
 上記の1つの発光素子列の実装されている基板と、他の発光素子列の実装されている基板とが、別々の基板である請求項2に記載のバックライトユニット。
 上記の1つの発光素子列の実装されている基板は、上記導光板の光出射面に面しており、
 他の発光素子列の実装されている基板は、上記光出射面の裏面である非光出射面に面している請求項7に記載のバックライトユニット。
 上記の1つの発光素子列の実装されている基板と、他の発光素子列の実装されている基板とが一連状につながった基板ユニットである請求項2に記載のバックライトユニット。
 上記の基板ユニットは、上記導光板の光出射面およびその裏面である非光出射面に巻き付いており、
 1つの発光素子列の実装されている基板は、上記光出射面に面し、他の発光素子列の実装されている基板は、上記非光出射面に面している請求項9に記載のバックライトユニット。
 上記の1つの発光素子列および他の発光素子列の少なくとも1つは、別々の基板に実装されている発光素子が混在しつつ並列することで形成されている請求項2に記載のバックライトユニット。
 上記の別々の基板のうちの一方は、上記導光板の光出射面に面しており、
 上記の別々の基板のうちの他方は、上記光出射面の裏面である非光出射面に面している請求項11に記載のバックライトユニット。
 複数の発光素子を有する発光素子群と、上記発光素子からの光の入射する入射面を有する導光板と、を含むバックライトユニットにあって、
 上記発光素子群における発光素子は、上記導光板の光出射面に面する光出射面側基板と、上記光出射面の裏面に面する非光出射面側基板とに分けられ、かつ、基板毎にて列状に実装されており、
 上記の光出射面側基板および非光出射面側基板は、実装面を向かい合わせつつ近づけることで、光出射面側基板の発光素子と非光出射面側基板の発光素子とを、交互に並べているバックライトユニット。
 上記の交互に並ぶ光出射面側基板の発光素子と非光出射面側基板の発光素子とが、一列状になっている請求項13に記載のバックライトユニット。
 上記の光出射面側基板と非光出射面側基板とが、一連状につながった基板ユニットである請求項13に記載のバックライトユニット。
 請求項1~15のいずれか1項に記載のバックライトユニットと、
 上記バックライトユニットからの出射光を受光する液晶表示パネルと、
を含む液晶表示装置。
Description:
バックライトユニットおよび液 表示装置

 本発明は、液晶表示パネルに光を照射す バックライトユニット、およびそのバック イトユニットを備える液晶表示装置に関す ものである。

 通常、液晶を用いた表示パネル(液晶表示 パネル)では、液晶自体が自ら発光しない。 のため、液晶表示パネルを備える液晶表示 置は、太陽光等を外部光として取り込み、 の外部光を利用して液晶表示パネルに種々 画像を表示させている。すると、液晶表示 置は、外部光を取り込めない場合を想定し 液晶を照射する照射装置(バックライトユニ ト)を有していると望ましい。

 一例として、図30~図32に示すようなバッ ライトユニット172が挙げられる{なお、図31 図30のLED111を背面からみた平面図であり(矢 b参照)、図32は図30のLED11を側面からみた平面 図である(矢印s参照)}。このバックライトユ ット172では、FPC(Flexible Printed Circuits)基板131 上にて列状に並ぶLED111が導光板121の側面(入 面121s)に光を発し、かかる導光板121が入射す る光をミキシングして天面121bから、面状光 出射している。

 しかしながら、このようなバックライト ニット172の導光板121では、図33に示すよう 、隣り合うLED111・111同士の間に、LED111から 光が入射しない部分(暗領域br)が生じる。つ り、この暗領域brとそれ以外の領域(LED111の が照射している領域;明領域lr)とが、導光板 121に生じる。

 そして、このような暗領域brと明領域lrと が導光板121内に生じると、それに起因して、 バックライトユニット172からの光(バックラ ト光)に輝度ムラが生じる。さらに、かかる 度ムラの生じたバックライト光が液晶表示 ネルに入射すると、液晶表示パネルの表示 像に、輝度ムラの影響が生じ、液晶表示装 としての画像品位が低下してしまう。

 そこで、かかるような暗領域brを減少さ ようとするバックライトユニットが種々開 されている。その一例が、図34および図35に すような特許文献1のバックライトユニット 172である。

 このバックライトユニット172は、導光板1 21の入射面121sに溝181を形成するとともに、こ の溝181に収容されるようなレンズ182を設け、 さらに、このレンズ182に向かって、LED111の光 を出射させている。特に、このバックライト ユニット172でのレンズ182は入射光を拡散させ て出射させる拡散剤を含んでいる。

 そのために、レンズ182から出射する光の 散角θは、比較的広く拡散し、暗領域brの奥 行きαの長さが短縮している。その結果、暗 域brの面積は減少し、暗領域brと明瞭域lrと 存在に起因するバックライト光の輝度ムラ 低減する。

特開2006-108606号公報(図2、図6等参照)

 しかしながら、かかるバックライトユニ ト172は、導光板121の入射面121sに溝181を形成 しなくてはならない。その上、レンズ182のサ イズは、かかる溝181に収容可能なサイズでな くてはならない。そのため、かかるバックラ イトユニット172の構造は、複雑であり、製造 工程も増加する。その上、レンズ182は、拡散 剤を含むことから高価になりやすく、ひいて はバックライトユニット172のコストアップに つながる。

 本発明は、上記の状況を鑑みてなされた のである。そして、本発明の目的は、簡易 構造でありながら、バックライト光の輝度 ラを抑制できるバックライトユニット、お びそれを備える液晶表示装置を提供するこ にある。

 バックライトユニットは、複数の発光素 を有する発光素子群と、その発光素子から 光が入射する入射面を有する導光板と、を んでいる。そして、かかるバックライトユ ットでは、発光素子群は、発光素子を並列 せた発光素子列を複数有しており、さらに 複数の発光素子列は、導光板の入射面に対 て交差する方向に並列している。

 このようになっていると、例えば1本の発 光素子列だけしか含まない発光素子群に比べ て、発光素子列の数が多い分、発光素子の個 数も増加する。その上、発光素子群内の発光 素子列が導光板の入射面に対して交差する方 向に並列することから、かかる発光素子群の 発光素子の密集度合いも、1本の発光素子列 けしか含まない発光素子群での発光素子も 集度合いに比べて高まる。そのため、発光 子同士の間に応じて生じる暗領域が小さく りやすく、バックライトユニットからの出 光(バックライト光)の輝度ムラも発生しにく い。

 特に、発光素子群内にて並列する発光素 列では、1つの発光素子列における発光素子 同士の間を、他の発光素子列における発光素 子が照射していると望ましい。

 このようになっていると、1つの発光素子 列における発光素子同士の間に応じて生じる 暗領域が、他の発光素子列の発光素子にて照 射されることから、暗領域が一層小さくなる 。

 なお、1つの発光素子列における発光素子 同士の間を照射する他の発光素子列の発光素 子の個数が、単数であっても複数であっても よい。

 そして、かかる個数が単数の場合、発光 子群内にて並列する発光素子列では、例え 、1つの発光素子列における発光素子の配置 ピッチと、他の発光素子列における発光素子 の配置ピッチとが、同じであり、さらに、1 の発光素子列における発光素子の第1光路と 他の発光素子列における発光素子の第2光路 とが、交互に並列していると望ましい。

 また、1つの発光素子列における発光素子 同士の間を照射する他の発光素子列の発光素 子の個数が複数の場合、発光素子群内にて並 列する発光素子列では、例えば、1つの発光 子列における発光素子の配置ピッチと、他 発光素子列における発光素子の配置ピッチ が、異なっている。そして、この発光素子 では、1つの発光素子列における発光素子の 1光路と、他の発光素子列における発光素子 の第2光路とが並列し、さらに、この並列す 光路は、同種類の光路を連続して並列させ 箇所を含んでいると望ましい。

 また、バックライトユニットでは、1つの 発光素子列の実装されている基板と、他の発 光素子列の実装されている基板とが、別々の 基板であってもよい。ただし、1つの発光素 列の実装されている基板は、導光板の光出 面に面しており、他の発光素子列の実装さ ている基板は、光出射面の裏面である非光 射面に面していると望ましい。

 また、バックライトユニットでは、1つの 発光素子列の実装されている基板と、他の発 光素子列の実装されている基板とが一連状に つながった基板ユニットであってもよい。た だし、この基板ユニットは、導光板の光出射 面およびその裏面である非光出射面に巻き付 いており、1つの発光素子列の実装されてい 基板は、光出射面に面し、他の発光素子列 実装されている基板は、非光出射面に面し いると望ましい。

 また、バックライトユニットでは、1つの 発光素子列および他の発光素子列の少なくと も1つは、別々の基板に実装されている発光 子が混在しつつ並列することで形成されて てもよい。ただし、別々の基板のうちの一 は、導光板の光出射面に面しており、別々 基板のうちの他方は、光出射面の裏面であ 非光出射面に面していると望ましい。

 また、バックライトユニットでは、発光 子群における発光素子は、導光板の光出射 に面する光出射面側基板と、光出射面の裏 に面する非光出射面側基板とに分けられ、 つ、基板毎にて列状に実装されていてもよ 。そして、かかるバックライトユニットで 、光出射面側基板および非光出射面側基板 、実装面を向かい合わせつつ近づけること 、光出射面側基板の発光素子と非光出射面 基板の発光素子とを、交互に並べている。

 なお、このようなバックライトユニット 場合、交互に並ぶ光出射面側基板の発光素 と非光出射面側基板の発光素子とが、一列 になっていると望ましい。ただし、これに 定されるものではなく、交互に並ぶ光出射 側基板の発光素子と非光出射面側基板の発 素子とがジグザグ状になっていてもよい。

 また、光出射面側基板と非光出射面側基 とが一連状につながった基板ユニットであ てもよい。

 なお、以上のバックライトユニットと、 のバックライトユニットからの出射光を受 する液晶表示パネルと、を含む液晶表示装 も本発明といえる。

 本発明のバックライトユニットによれば 発光素子群内に複数の発光素子列を含むと う簡易な構造でありながら、バックライト の輝度ムラを抑制できる。

は、図29におけるLEDおよびFPC基板の付 を拡大した斜視図である(実施の形態1)。 は、図1のLEDを背面からみた平面図であ る。 は、図1のLEDを側面からみた平面図であ る。 は、図1のLED群におけるLEDの光路を示す 光路図である。 は、図1のLED群におけるLEDの光が放射し て進行する状態を示す平面図である。 は、実施の形態2におけるバックライト ユニットでのLEDおよびFPC基板の付近を拡大し た斜視図である。 は、図6のLEDを背面からみた平面図であ る。 は、図6のLEDを側面からみた平面図であ る。 は、図6のLED群におけるLEDの光路を示す 光路図である。 は、図6のLED群におけるLEDの光が放射 て進行する状態を示す平面図である。 は、実施の形態3におけるバックライ ユニットでのLEDおよびFPC基板の付近を拡大 た斜視図である。 は、図11のLEDを背面からみた平面図で る。 は、図11のLEDを側面からみた平面図で る。 は、図11の分解斜視図である。 は、図11のLED群におけるLEDの光路を示 光路図である。 は、図11のLED群におけるLEDの光が放射 て進行する状態を示す平面図である。 は、実施の形態4におけるバックライ ユニットでのLEDおよびFPC基板の付近を拡大 た斜視図である。 は、図17のLEDを背面からみた平面図で る。 は、図17のLEDを側面からみた平面図で る。 は、図17の分解斜視図である。 は、図17のLED群におけるLEDの光路を示 光路図である。 は、図17のLED群におけるLEDの光が放射 て進行する状態を示す平面図である。 は、実施の形態5におけるバックライ ユニットでのLEDおよびFPC基板の付近を拡大 た斜視図である。 は、図23のLEDを背面からみた平面図で る。 は、図23のLEDを側面からみた平面図で る。 は、図23の分解斜視図である。 は、図23のLED群におけるLEDの光路を示 光路図である。 は、図23のLED群におけるLEDの光が放射 て進行する状態を示す平面図である。 は、液晶表示装置の分解斜視図である 。 は従来のバックライトユニットでのLED およびFPC基板の付近を拡大した斜視図である 。 は、図30のLEDを背面からみた平面図で る。 は、図30のLEDを側面からみた平面図で る。 は、図30のLEDの光が放射して進行する 態を示す平面図である。 は、図30とは異なる従来のバックライ ユニットでのLEDおよびFPC基板の付近を拡大 た斜視図である。 は、図34のLEDの光が放射して進行する 態を示す平面図である。

符号の説明

  GP  LED群
  11  LED(発光素子)
  12  LED列
  12a LED列(1つの発光素子列、または他の発 素子列)
  12b LED列(1つの発光素子列、または他の発 素子列)
  21  導光板
  21a 導光板の底面(導光板の非光出射面)
  21b 導光板の天面(導光板の光出射面)
  21s 導光板の側面(導光板の入射面)
  31  FPC基板(基板)
  31a FPC基板(導光板の非光出射面に面して る基板)
  31b FPC基板(導光板の光出射面に面してい 基板)
  La(La1~La5)  LEDの配置ピッチの間隔
  Lb(Lb1~Lb5)  LEDの配置ピッチの間隔
  BL  LEDの光路
  BLa 第1光路
  BLb 第2光路
  BLc 第3光路
  BLd 第4光路
  D1  第1方向(LED列の列方向)
  D2  第2方向(導光板の入射面に対して交差 する方向)
  71  液晶表示パネル
  72  バックライトユニット
  79  液晶表示装置

 [実施の形態1]
 実施の一形態について、図面に基づいて説 すれば、以下の通りである。なお、図面に っては便宜上、部材符号等を省略する場合 あるが、かかる場合、他の図面を参照する のとする。また、図面上での黒丸は紙面に し垂直方向を意味する。

 図29は、液晶表示装置79の分解斜視図であ る。この図に示すように、液晶表示装置79は 液晶表示パネル71と、バックライトユニッ 72とを含んでいる。

 液晶表示パネル71は、非発光型の表示パ ルであり、バックライトユニット72からの光 (バックライト光)を受光することで表示機能 発揮する。そのため、バックライトユニッ 72からの光が液晶表示パネル71の全面を均一 に照射できれば、液晶表示パネル71の表示品 が向上することになる。

 バックライトユニット72は、バックライ 光を生成するために、LED(Light Emitting Diode)11 、導光板21、反射シート61、拡散シート62、光 学シート63、およびベゼル64を含んでいる。

 LED(発光素子)11は点状光源であり、導光板 21の側面21sに向けて光を出射する。また、LED1 1は、FPC(Flexible Printed Circuits)基板31に実装さ ることで、電流の供給を受けている。なお LED11は、光量確保のために、複数であると ましい(なお、LED11の配置についての詳細は 述する)。ただし、図面では便宜上、一部のL ED11のみが示されているにすぎない。

 導光板21は、側面21sと、この側面21sを挟 するように位置する底面21aおよび天面21bと 有する板状部材である。そして、側面21sの 面(入射面21s)は、LED11の発光面に面する(対向 する)ことで、LED11からの光を受光する。受光 された光は、導光板21の内部でミキシングさ 、天面21bから面状光を出射する。

 反射シート61は、導光板21によって覆われ るように位置している。そして、導光板21の 面21aに面する一面が反射面になっている。 のため、この反射面が、LED11からの光や導 板21内部を伝搬する光を漏洩させることなく 導光板21に戻すように反射させている。

 拡散シート62は、導光板21を覆うように位 置し、導光板21からの面状光を拡散させて、 晶表示パネル71全域に光をいきわたらせて る。

 光学シート63は、例えばシート面内にレ ズ形状を有し、光の放射特性を偏向させる( 光させる)レンズシートであり、拡散シート 62を覆うように位置している。そのため、こ 光学シート63に、拡散シート62から進行して きた光が入射すると、その光は集光し、単位 面積あたりの発光輝度を向上させる。

 ベゼル64は、箱状部材であり、LED11、反射 シート61、導光板21、拡散シート62、および光 学シート63等を収容している。特に、ベゼル6 4の底から、反射シート61、導光板21、拡散シ ト62、および光学シート63が、この順で積み 重なっている。そこで、この積み重なる方向 を以降では重ね方向Pと称する(なお、重ね方 Pは、導光板21の厚み方向と同方向である)。

 ここで、LED11の配置について、図1~図5を いて詳説する。なお、図1は、図29におけるLE D11およびFPC基板31(以降で31aと称す場合もある )の付近を拡大した斜視図である。また、図2 図1のLED11を背面からみた平面図であり(矢印 B参照)、図3は図1のLED11を側面からみた平面図 である(矢印S参照)。

 これらの図に示すように、FPC基板31にお て、複数のLED11は、密集して群になっている (LED群GPが形成されている)。詳説すると、一 向(第1方向D1と称す)に並列したLEDの列{LED列12 (LED列12a・12b)}が2本集まることで、LED11の群が 形成されている。

 なお、複数のLED11が、導光板21における1 の側面(入射面21s)の長手方向に並列すること で、LED列12a・12bは形成されている(すなわち 入射面21sの長手方向と第1方向D1とは同方向 ある)。

 そして、LED群GPにおいて、2本のLED列12a・1 2bは、入射面21sに対して交差する方向(第2方 D2と称す)、例えば入射面21sに対する垂直方 に並列している(詳説すると第2方向D2は第1方 向D1に交差する方向でもある)。このようにな っていると、導光板21の入射面21sの面前に並 LED11の個数は、LED列12a・12bの列数分に応じ 増加する。

 通常、複数のLED11が一列に並列する場合 FPC基板31に対する実装の都合上、LED11・11同 はある一定間隔までしか近づけない。その め、導光板21の入射面21sの面前に並ぶLED11の 数を増加させるために、LED11を完全に密着 せつつ、一方向に並列させることはできな 。

 しかしながら、LED群GPでは、限界までLED11 を近づけながら列状になったLED列12a・12bが含 まれる。そのため、LED群GPにおけるLED11の総 が増加する。その結果、かかるバックライ ユニット72は、バックライト光の光量を増や せる(バックライトの輝度向上が図れる)。

 その上、LED列12aとLED列12bとが導光板21の 射面21sに対して交差する方向に並列するこ から、LED群GPのLED11の密集度合いも、1本のLED 列だけしか含まないLED群でのLEDの密集度合い に比べて高まる。そのため、LED11・11同士の に応じて生じる暗領域が小さくなりやすく バックライト光の輝度ムラも発生しにくい

 特に、バックライトユニット72では、図4 光路図に示すように、LED列12aにおけるLED11 配置ピッチの間隔La1と、LED列12bにおけるLED11 の配置ピッチの間隔Lb1とが同じになっている (La1=Lb1)。さらに、LED列12aにおけるLED11の光路( 第1光路BLa)と、LED列12bにおけるLED11の光路(第2 光路BLb)とは、第1方向D1にて、交互に並列し いる。

 このようになっていると、2本のLED列12a・ 12b中、導光板21の入射面21sに近いLED列12aにお るLED11・11同士の間を、導光板21の入射面21s ら離れたLED列12bにおける1個のLED11が照射す 。

 すると、図5(LED11からの放射光を示す平面 図)に示すように、LED列12aにおけるLED11・11同 の間に発生していた暗領域が消失する。な なら、LED列12aにおけるLED11・11同士の間の領 域が、LED列12bにおけるLED11によって照射され 明領域LRとなるためである。

 すなわち、かかるバックライトユニット7 2では、導光板21の入射面21sにおいて暗領域と 明領域との2種の領域が発生せず、明領域LRと いう1種の領域しか生じない。その結果、暗 域と明領域という2種の領域の存在に起因す 輝度ムラが生じない。

 [実施の形態2]
 実施の形態2について説明する。なお、実施 の形態1で用いた部材と同様の機能を有する 材については同一の符号を付記し、その説 を省略する。

 実施の形態1では、2本のLED列12a・12b中、LE D列12aにおけるLED11・11同士の間を、LED列12bに ける1個のLED11が照射するバックライトユニ ト72を例に挙げて説明した。しかし、これ 限定されるものではない。

 例えば、図6~図10(なお、図6~図10は、図1~ 5と同様の表現)に示すように、LED列12aにおけ るLED11・11同士の間を、LED列12bにおける2個のL ED11・11が照射するバックライトユニット72で ってもよい。

 詳説すると、LED列12aにおけるLED11の配置 ッチの間隔La2と、LED列12bにおけるLED11の配置 ピッチの間隔Lb2とが異なっており(La2>Lb2)、 LED列12aにおけるLED11の第1光路BLaと、LED列12bに おけるLED11の第2光路BLbとが、第1方向D1にて、 並列している。そして、この並列する光路に おいて、同種類の光路(第2光路BLb)が連続して 並列する箇所が含まれている(図9参照)。

 このようなバックライトユニット72であ ても、LED群GPには、入射面21sに対する交差方 向(第2方向D2)に2本で並列するLED列12a・12bが含 まれることから、LED11の総数が増加する。そ ため、かかるバックライトユニット72にお るバックライトの輝度は高まる。

 また、2本のLED列12a・12bを搭載するバック ライトユニット72は、LED列12a中のLED11・11同士 の間に発生する暗領域BRを、1本のLED列しか搭 載しないバックライトユニットでのLED同士の 間に発生する暗領域に比べて少なくしている (図10参照)。そのため、暗領域BRと明領域LRと う2種の領域の存在に起因する輝度ムラは低 減する。

 [実施の形態3]
 実施の形態3について説明する。なお、実施 の形態1で用いた部材と同様の機能を有する 材については同一の符号を付記し、その説 を省略する。

 実施の形態1・2のバックライトユニット72 では、導光板21の底面21a(非光出射面21a)のみ 面するFPC基板31に、LED群GPが実装されていた しかし、これに限定されるものではない。 えば、図11~図16に示すように、導光板21の底 面21aおよび天面21b(光出射面21b)に面するFPC基 31a・31bに、LED群GPのLED11が分散して実装され ていてもよい。

 以降では、導光板21の底面21aに面するFPC 板(非光出射面側FPC基板)31aと天面21bに面する FPC基板(光出射面側FPC基板)31bに、LED群GPのLED 12aとLED列12bとが分かれて実装されているバ クライトユニット72を説明する。

 なお、図11~図13は、図1~図3と同様の表現 ある。ただし、図11では、FPC基板31aに実装さ れているLED11は一点鎖線で図示され、FPC基板3 1bに実装されているLED11は二点鎖線で図示さ ている。

 また、図14は図11の分解斜視図である。な お、この図14での点線矢印は、2つのFPC基板31a ・31b同士を近づけた場合、FPC基板31b上のLED11 移動軌跡を示している。また、図15および 16は、図4および図5と同様の表現である(ただ し、図15および図16では、便宜上、FPC基板31b 省略している)。

 図11~図14、特に図14に示すように、LED列12a は、導光板21の底面21aに面する(対向する)FPC 板31aに実装されている。一方、LED列12bは、 光板21の天面21bに面するFPC基板31bに実装され ている。そして、FPC基板31aとFPC基板31bとが、 導光板21を挟持するように近づくと、入射面2 1sに対する交差方向(第2方向)に、LED列12aとLED 12bとが並列する(図11参照)。

 また、図15に示すように、LED列12aにおけ LED11の配置ピッチの間隔La3と、LED列12bにおけ るLED11の配置ピッチの間隔Lb3とが同じになっ おり(La3=Lb3)、LED列12aにおけるLED11の第1光路B Laと、LED列12bにおけるLED11の第2光路BLbとが、 施の形態1同様に、第1方向D1にて、交互に並 列している。

 ただし、実施の形態1での第1光路BLaと第2 路BLbとの間隔S1と(図4参照)、実施の形態3で 第1光路BLaと第2光路BLbとの間隔S3とは異なる 。また、実施の形態1でのLED列12aとLED列12bと 間隔T1と(図4参照)、実施の形態3でのLED列12a LED列12bとの間隔T3とも異なる。

 実施の形態1のバックライトユニット72は 導光板21の入射面21sにおいて暗領域を全く じさせないことを優先しており、それに適 た間隔T1および間隔S1が設定されている。そ て、かかる設定では、比較的T1が長くなる め、導光板21の底面21aに面するFPC基板31aのみ に、LED列12aとLED列12bとが実装できる。ただし 、このような実装であると、比較的T1が長く るため、FPC31の奥行きが延び、その結果、 ックライトユニット72が大型化してしまう。

 一方、実施の形態3のバックライトユニッ ト72は、導光板21の入射面21sにおいて若干の 領域BRが発生したとしても、バックライトユ ニット72の小型化を優先しており、それに適 た間隔T3および間隔S3が設定されている。そ して、かかる設定では、比較的T3が短くなる め、導光板21の底面21aに面するFPC基板31aの に、LED列12aとLED列12bとが実装できない。そ ため、2枚のFPC基板31aとFPC基板31bに、LED列12a LED列12bとが分けて実装されている。

 なお、実施の形態3のバックライトユニッ ト72であっても、LED列12a中のLED11・11同士の間 に発生する暗領域BRを、1本のLED列しか搭載し ないバックライトユニットでのLED同士の間に 発生する暗領域に比べて少なくしている(図16 参照)。そのため、暗領域BRと明領域LRという2 種の領域の存在に起因する輝度ムラは低減す る。

 つまり、実施の形態1のように、導光板21 底面21aに面するFPC基板31のみにLED列12a・12b 実装される場合(または、導光板21の天面21b 面するFPC基板のみに2本のLED列が実装される 合)と、実施の形態3のように、導光板21の底 面21aに面するFPC基板31aおよび天面21b面するFPC 基板31bに分けてLED列12a・12bが実装される場合 と、があるので、バックライトユニット72の 望の設計(輝度ムラ抑制重視や小型化重視等 )に応じた実装の選択肢(自由度)が増えること になる。

 ところで、通常、実施の形態1のように、 導光板21の底面21a面するFPC基板31の第2方向D2 、LED列12aとLED列12bとが並列する場合(または 導光板21の天面21bに面するFPC基板21bの第2方 D2に、2本のLED列が実装される場合)、実装の 都合上、両LED列12a・12bは、ある一定間隔まで しか近づけない。

 しかしながら、実施の形態3のように、LED 列12aとLED列12bとが、導光板21の底面21aに面す FPC基板31aと導光板21の天面21bに面するFPC基 31bとに分かれて実装されていると、LED列12a LED列12bとの近づき合う距離は、実装の影響 受けない。それゆえに、実施の形態3でのLED 12aとLED列12bとの間隔T3は比較的短くなれる( 施の形態3と実施の形態1とを比べると、T3< ;T1となる;図4および図15参照)。

 また、以上では、導光板21の底面21aに面 たFPC基板31aと導光板21の天面21bに面したFPC基 板31bとを含むバックライトユニット72を例に げて説明した。しかし、これらのFPC基板31a FPC基板31bとが分かれているものに限定され い。

 すなわち、FPC基板31aとFPC基板31bとが、一 状につながっていてもよい。そして、この うなFPC基板31aとFPC基板31bとが一連状で一体 したものを、FPC基板ユニット(基板ユニット )と称す。

 なお、このFPC基板ユニットは、導光板21 底面21aおよび天面21bに巻き付いており(FPC基 ユニットは、導光板21の底面21aと天面21bと み込むべく、撓んで曲がる部分を有してお )、FPC基板31aの実装面を底面21aに向けている ともに、FPC基板31bの実装面を天面21bに向け いる。

 [実施の形態4]
 実施の形態4について説明する。なお、実施 の形態1~3で用いた部材と同様の機能を有する 部材については同一の符号を付記し、その説 明を省略する。

 実施の形態3のバックライトユニット72で 、LED列12a・12b毎に、FPC基板31aと、FPC基板31b に分けて実装されていた。しかし、これに 定されるものではない。つまり、FPC基板31a 、FPC基板31bとに分けてLED11を実装する場合 FPC基板31a・31b毎にLED11が列状配置されている 必要はない。

 そこで、以降に、別々の基板(FPC基板31a・ 31b)に実装されているLED11が混在しつつ並列す ることで、LED列12bが形成されているバックラ イトユニット72を、図17~図22を用いて説明す 。なお、図17~図22は、図11~図16と同様の表現 ある。

 図17~図20、特に図20に示すように、LED列12a は、FPC基板31aに実装されている。そして、こ のFPC基板31a上には、LED列12aよりも導光板21の 射面21sから乖離した箇所に、複数のLED11が 列している。

 この並列するLED11は、LED列12bの一部であ 、部分LED列12baと称される(すなわち、FPC基板 31a上には、LED列12aと部分LED列12baとが、第2方 D2にて並列している)。一方、部分LED列12ba以 外でLED列12bを構成する複数のLED11は、FPC基板3 1bに実装されており、部分LED列12bbと称される 。

 そして、FPC基板31aとFPC基板31bとが、導光 21を挟持するように近づくと、FPC基板31a上 部分LED列12baのLED11と、FPC基板31b上の部分LED 12bbのLED11とが噛み合って(すなわち、部分LED 12baのLED11と部分LED列12bbのLED11とが交互に並 で)、一列状のLED列12bが完成する。

 その結果、導光板21の入射面21sの面前に LED列12aが位置し、その後ろに(入射面21sから らに乖離する側に)、LED列12bが位置するよう になる。つまり、導光板21の入射面21sに対す 交差方向(第2方向D2)に、LED列12aとLED列12bと 並列する。

 なお、図21に示すように、このようなLED 12a・12bを含むバックライトユニット72は、実 施の形態2同様、LED列12aにおけるLED11の配置ピ ッチの間隔La4と、LED列12bにおけるLED11の配置 ッチの間隔Lb4とが異なっている(La4>Lb4)。 らに、LED列12aにおけるLED11の第1光路BLaと、L ED列12bにおけるLED11の第2光路BLbとが、第1方向 D1にて並列し、この並列する光路において、 種類の光路(第2光路BLb)が連続して並列する 所が含まれている。

 ただし、実施の形態4でのLED列12bの配置ピ ッチの間隔Lb4と、実施の形態2でのLED列12bの 置ピッチの間隔Lb2とは異なる(Lb4<Lb2;図21お よび図9参照)。

 通常、複数のLED11が一列に並列する場合 FPC基板31に対する実装の都合上、LED11・11同 はある一定間隔までしか近づけない。しか ながら、LED列12bのLED11は、FPC基板31aとFPC基板 31bとに分かれて実装されている。

 そのため、FPC基板31a・31b毎のLED11・11同士 の間隔が、実装の都合上、広かったとしても 、LED列12bとしてのLED11・11同士の間隔は、実 の影響を受けずに狭くなる。それゆえに、 施の形態4でのLED列12bの配置ピッチの間隔Lb4 比較的短くなる。そして、図21および図22に 示すように、間隔Lb4が比較的短くなると、実 施の形態2での比較的長い間隔Lb2に起因して じていた暗領域(図10参照)が消失する。

 また、この比較的短い配置ピッチの間隔L b4に対応して、LED列12aにおけるLED11の配置ピ チの間隔La4が設定されると、LED列12aのLED11の 第1光路BLaとLED列12bのLED11第2光路BLbとの間隔S4 も比較的短くなる(例えば、S4<S2となる;図21 および図9参照)。そのため、導光板21の入射 21sの面前に、比較的多数のLED11を含むLED群GP 位置することになり、バックライトユニッ 72の輝度も向上する。

 つまり、別々の基板(FPC基板31a・31b)に実 されているLED11が混在しつつ並列することで 、LED列12bが形成されていると、そのLED列12bの 配置ピッチの間隔Lb4は極めて短くできるので 、バックライトユニット72の所望の設計に応 た実装の選択肢が増えることになる。また 配置ピッチの間隔Lb4が極めて短くなるので LED11の個数が増加しやすくなり、それに伴 て、バックライトユニット72の輝度も向上す る。

 なお、以上では、導光板21の底面21aに面 たFPC基板31aと導光板21の天面21bに面したFPC基 板31bとを含むバックライトユニット72を例に げて説明した。しかし、これらのFPC基板31a FPC基板31bとが分かれているものに限定され い。すなわち、FPC基板31aとFPC基板31bとが、 連状につながったFPC基板ユニットになって てもよい。

 [実施の形態5]
 実施の形態5について説明する。なお、実施 の形態1~4で用いた部材と同様の機能を有する 部材については同一の符号を付記し、その説 明を省略する。

 実施の形態1~4のバックライトユニット72 は、LED群GPは、2本のLED列12a・12bを含んでい 。しかし、LED群GPは、必ずしも2本のLED列12a 12bを含む必要はない。なぜなら、1本のLED列 か含まないバックライトユニット72であっ も、輝度ムラ抑制や小型化を実現できるた である。

 かかるようなバックライトユニット72を 23~図28を用いて説明する。なお、これらの図 23~図28は、図11~図16と同様の表現になってい 。

 図23~図26、特に図26に示すように、LED群GP 含まれるLED11は、導光板21の底面21aに面する FPC基板31aと、天面21bに面するFPC基板31bとに分 けられ、かつ、FPC基板31a・31b毎にて列状に実 装されている{なお、FPC基板31a上において列 のLED11の配置ピッチの間隔La5と、FPC基板31b上 において列状のLED11の配置ピッチの間隔Lb5と 同じ間隔である(La5=Lb5)}。

 その上、FPC基板31aとFPC基板31bは、互いの 装面を向かい合わせつつ近づけることで、F PC基板31aにおける列状のLED11とFPC基板31bの列 のLED11とを交互に並べている{なお、FPC基板31 aにおけるLED11の光(第3光路BLc)と、FPC基板31bに おけるLED11の光路(第4光路BLd)とが、交互に並 している;図27参照}。

 特に、図23に示すように、FPC基板31aのLED11 とFPC基板31bのLED11とは、第1方向にて、交互に 並びつつ一列状になっている。

 実施の形態4にて説明したように、通常、 複数のLED11が一列に並列する場合、FPC基板31 対する実装の都合上、LED11・11同士はある一 間隔までしか近づけない。しかしながら、 実施の形態でのLED群GPは一列状になってお 、その一列状のLED群GPのLED11は、FPC基板31aとF PC基板31bとに分かれて実装されている。

 そのため、FPC基板31a・31b毎のLED11・11同士 の間隔が、実装の都合上、広かったとしても 、FPC基板31a上の複数のLED11と、FPC基板31b上の 数のLED11とが噛み合って一列状のLED群GPが形 成されている場合、そのLED群GPとしてのLED11 11同士の間隔は、実装の影響を受けずに狭く なる。

 すると、このようなバックライトユニッ 72では、LED群GPにおけるLED11・11同士の間隔 極めて密になり、LED11の総数が増加する。そ のため、かかるバックライトユニット72にお るバックライトの輝度は高まる。

 また、極めて密な配置になったLED11を一 状にしたLED群GPを搭載するバックライトユニ ット72では、LED11・11同士の間に発生する暗領 域BRが必然的に小さくなる(図28参照)。そのた め、暗領域BRと明領域LRという2種の領域の存 に起因する輝度ムラは低減する。

 なお、以上では、実施の形態3および4同 、導光板21の底面21aに面したFPC基板31aと導光 板21の天面21bに面したFPC基板31bとを含むバッ ライトユニット72を例に挙げて説明した。 かし、これらのFPC基板31aとFPC基板31bとが分 れているものに限定されない。すなわち、FP C基板31aとFPC基板31bとが、一連状につながっ 基板ユニットになっていてもよい。

 また、交互に並ぶFPC基板31aのLED11とFPC基 31bのLED11とが一列状ではなく、ジグザグ状に なっているバックライトユニット72は、実施 形態3でのバックライトユニット72と同じと いえる。

 [その他の実施の形態]
 なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ ず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種 の変更が可能である。

 例えば、実施の形態4のバックライトユニ ット72では、FPC基板31aとFPC基板31bとに実装さ ているLED11が混在しつつ並列することで、LE D列12bが形成されていた(図17参照)。

 しかし、これに限定されるものではない 例えば、FPC基板31a・31bに実装されているLED1 1が混在しつつ並列することで、LED列12aが形 されていてもよいし、LED列12aおよびLED列12b 双方が形成されていてもよい。

 すなわち、LED列12aおよびLED列12bの少なく も一方が、別々の基板(FPC基板31a・31b)に実 されているLED11を混在しつつ並列させること で形成されていればよい。

 また、実施の形態4のバックライトユニッ ト72では、FPC基板31aとFPC基板31bとに実装され いるLED11が混在しつつ並列することで形成 れたLED列12bが含まれるだけでなく、このLED 12bにおけるLED11の第2光路BLbとLED列12aにおけ LED11の第1光路BLaとが並列し、この並列する 路において、同種類の光路(第2光路BLb)が連 して並列する箇所が含まれていた(図21参照)

 しかし、これに限定されるものではない 例えば、LED列12aおよびLED列12bの少なくとも 方が、FPC基板31aとFPC基板31bとに実装されて るLED11が混在しつつ並列することで形成さ ているバックライトユニット72であっても、 LED列12aにおけるLED11の配置ピッチの間隔Laと LED列12bにおけるLED11の配置ピッチの間隔Lbと 同じになっており、LED列12aにおけるLED11の 1光路BLaと、LED列12bにおけるLED11の第2光路BLb が、交互に並列していてもよい。

 要は、LED群GP内のLED列12a・12bに含まれるLE D11が、単数または複数のFPC基板31に実装され いることにかかわらず、LED列12aにおけるLED1 1の第1光路BLaと、LED列12bにおけるLED11の第2光 BLbとが、交互に並列していてもよい。

 もちろん、LED群GP内のLED列12a・12bに含ま るLED11が、単数または複数のFPC基板31に実装 れていることにかかわらず、LED列12aにおけ LED11の配置ピッチの間隔Laと、LED列12bのLED11 おける配置ピッチの間隔Lbとが、異なって り、さらに、LED列12aにおけるLED11の第1光路BL aと、LED列12bにおけるLED11の第2光路BLbとが並 し、この並列する光路において、同種類の 路(例えば、第2光路BLb)が連続して並列する 所が含まれていてもよい。

 なお、以上では、LED群GPに含まれるLED列12 が複数の場合、2本LED列12(12a・12b)の例を挙げ 説明してきた。しかし、これに限定される ととはなく、例えば、3本以上のLED列12を含 LED群GPであってもよい。

 また、LED11の出射方向は、導光板21の入射 面21sに対して垂直方向に限定されるものでは なく、入射面21sに対して傾斜していてもよい 。例えば、LED列12aの両端付近に位置するLED11 み、入射面21sに対して垂直方向ではなく、 光板21の中心に向くように傾斜していても い。このようになっていると、入射面21s以 の導光板21の側面からの漏れ光が低減するた めである。