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Patent Searching and Data


Title:
BAG CONTAINER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/142177
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a bag container (10) wherein a synthetic resin container body (11) equipped with a pouring port forming portion (13) and a filling port (30) projected therefrom is formed by a molding, and the filling port (30) is sealed by fusion after filling a content therefrom. The filling port (30) has a square cross-section at a sealing base portion (32), and a tip side section change portion (34) and a cylindrical portion (33) are provided closer to the tip side than the sealing base portion (32).  Triangular panel portions (35) of isosceles triangle having each side of the square cross-section as a base (35a) are provided at four positions closer to the container body (11) side than the sealing base portion (32) continuously in the circumferential direction of the filling port (30).  When the filling port (30) is sealed by fusion, the region from the sealing base portion (32) to the tip side is folded flatly while arranging a pair of corners (36) facing each other at the opposite ends.

Inventors:
SAGARA Koichi (Research Laboratories 2-1-3, Bunka, Sumida-k, Tokyo 44, 〒1310044, JP)
相良 幸一 (〒44 東京都墨田区文花2-1-3 花王株式会社研究所内 Tokyo, 〒1310044, JP)
KAWAMATA Shigeyuki (Research Laboratories 2-1-3, Bunka, Sumida-k, Tokyo 44, 〒1310044, JP)
川又 重之 (〒44 東京都墨田区文花2-1-3 花王株式会社研究所内 Tokyo, 〒1310044, JP)
INAGAWA Yoshinori (Research Laboratories 2-1-3, Bunka, Sumida-k, Tokyo 44, 〒1310044, JP)
Application Number:
JP2009/059143
Publication Date:
November 26, 2009
Filing Date:
May 18, 2009
Export Citation:
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Assignee:
Kao Corporation (14-10, Nihonbashi Kayaba-cho 1-chome Chuo-k, Tokyo 10, 〒1038210, JP)
花王株式会社 (〒10 東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号 Tokyo, 〒1038210, JP)
YOSHINO KOGYOSHO CO., LTD. (2-6 Ojima 3-chome, Koto-ku Tokyo, 31, 〒1368531, JP)
株式会社吉野工業所 (〒31 東京都江東区大島三丁目2番6号 Tokyo, 〒1368531, JP)
SAGARA Koichi (Research Laboratories 2-1-3, Bunka, Sumida-k, Tokyo 44, 〒1310044, JP)
相良 幸一 (〒44 東京都墨田区文花2-1-3 花王株式会社研究所内 Tokyo, 〒1310044, JP)
KAWAMATA Shigeyuki (Research Laboratories 2-1-3, Bunka, Sumida-k, Tokyo 44, 〒1310044, JP)
International Classes:
B65D77/12; B65D1/02; B65D1/06; B65D1/32; B65D33/24; B65D33/38
Attorney, Agent or Firm:
HATORI Osamu et al. (AKASAKA HKN BLDG. 6F, 8-6 Akasaka 1-chome, Minato-k, Tokyo 52, 〒1070052, JP)
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Claims:
 注出口形成部及び充填口部が周面から突出して設けられた合成樹脂製の容器本体を金型により成形してなり、前記充填口部から内容物を充填収容した後に前記充填口部を融着シールして内容物を封入する袋容器であって、
 融着シール前の前記充填口部は、融着シールを施す領域の境界部である封緘基部において偶数角の多角形断面形状を有しており、前記封緘基部よりも先端側には、円筒形状部分と接続するようにその断面形状を変化させる先端側断面変化部が設けられており、前記封緘基部よりも前記容器本体側には、前記偶数角の多角形断面形状の各辺を底辺とし、該底辺の両端部を基点とした両側の稜線を斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部が、前記充填口部の周方向に連設して複数設けられており、
 前記充填口部を融着シールする際に、前記封緘基部から先端側の領域を押し潰すようにして折り畳むことにより、融着シール後の前記充填口部の両端に、融着シール前の前記封緘基部の前記偶数角の多角形断面形状の対向する一対の角部が配置される袋容器。
 前記封緘基部は正方形の断面形状を有している請求の範囲第1項記載の袋容器。
 前記充填口部の前記封緘基部よりも前記容器本体側の部分は、前記複数の三角パネル部の頂点を結んだ偶数角の多角形断面形状部分を介して、前記容器本体の底部に設けられた台座部に接続している請求の範囲第1項又は第2項記載の袋容器。
 前記先端側断面変化部及び前記円筒形状部分は、前記封緘基部と同じ長さの周長を有している請求の範囲第1項~第3項のいずれかに記載の袋容器。
 前記注出口形成部は、前記容器本体の肩部から突出して設けられており、前記充填口部は、前記容器本体の底部から突出して設けられている請求の範囲第1項~第4項のいずれかに記載の袋容器。
Description:
袋容器

 本発明は、合成樹脂製の容器本体を金型 より成形して形成される袋容器に関する。

 例えば液剤等の内容物の詰替え用の袋容 として、合成樹脂製シートを貼り合せて形 されたパウチが一般的に知られている(例え ば、特開2001-213448号公報参照)。パウチは、例 えば上辺部を充填口部として内容液を充填収 容した後に、上辺部を融着シールして、内容 液が封入されたパウチ入り詰替え用製品とし て製造される。

 一方、合成樹脂製シートを貼り合せて形 されたパウチは、例えば貼り合せのための 造工程が複雑であったり、内容物の充填に る胴部の膨らみ時にしわが入って外観を損 たり、貼り合せ部分の耐衝撃強度が弱いと った欠点があったことから、このような欠 を解消することを目的として、合成樹脂製 容器本体を金型により成形して形成される 容器が種々開発されている(例えば、特開200 4-175378号公報、特開2002-193232号公報、特開平11 -130112号公報参照)。これらの金型により成形 て形成された袋容器もまた、容器本体の周 から突出して設けられた充填口部から内容 を充填収容した後に、充填口部を融着シー して内容物を封入するようになっている。

 本発明は、注出口形成部及び充填口部が 面から突出して設けられた合成樹脂製の容 本体を金型により成形してなり、前記充填 部から内容物を充填収容した後に前記充填 部を融着シールして内容物を封入する袋容 であって、融着シール前の前記充填口部は 融着シールを施す領域の境界部である封緘 部において偶数角の多角形断面形状を有し いる。前記封緘基部よりも先端側には、円 形状部分と接続するようにその断面形状を 化させる先端側断面変化部が設けられてい 。前記封緘基部よりも前記容器本体側には 前記偶数角の多角形断面形状の各辺を底辺 し、該底辺の両端部を基点とした両側の稜 を斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角 ネル部が、前記充填口部の周方向に連設し 複数設けられている。前記充填口部を融着 ールする際に、前記封緘基部から先端側の 域を押し潰すようにして折り畳むことによ 、融着シール後の前記充填口部の両端に、 着シール前の前記封緘基部の前記偶数角の 角形断面形状の対向する一対の角部が配置 れる。

図1(a)は本発明の好ましい一実施形態 に係る袋容器の正面図である。 図1(b)は本発明の好ましい一実施形態 に係る袋容器の図1(a)を左側から見た側面図 ある。 図2(a)は充填口部の断面形状を説明す る図1(a)のA-Aに沿った断面図である。 図2(b)は充填口部の断面形状を説明す る図1(a)のB-Bに沿った断面図である。 図2(c)は充填口部の断面形状を説明す る図1(a)のC-Cに沿った断面図である。 図2(d)は充填口部の断面形状を説明す る図1(a)のD-Dに沿った断面図である。 図3は充填口部に融着シールを施して融 着シール部を形成した状態を説明する部分斜 視図である。 図4(a)は容器本体の底部を胴部の内側 に押し込む前の状態を説明する部分正面図で ある。 図4(b)は容器本体の底部を胴部の内側 に押し込んだ後の状態を説明する部分断面図 である。 図5は本発明の好ましい一実施形態に係 る袋容器を用いて形成された自立袋の正面図 である。

発明の詳細な説明

 上記従来の合成樹脂製の容器本体を金型 より成形して形成される袋容器では、充填 部は、例えば円形の断面形状や楕円形の断 形状を有する筒状に形成されると共に、相 の保形剛性を備える立体形状に形成される とになる。したがって、内容物を充填収容 た後に、シールバー等を用いて充填口部を み込むようにして融着シールを行う際に、 填口部を押し潰して平坦に折り畳んだ状態 するのが容易ではなく、大きな押潰し力を 要とすると共に、押潰し力が不足すると、 着シール部に融着不良を生じたり、たるみ しわを生じて融着シール部の外観を損う場 がある。

 本発明は、内容物を充填収容した後に充 口部を融着シールする際に、充填口部を平 に折り畳んだ状態となるように押し潰し易 して、安定した状態で精度良く融着シール 施すことのできる袋容器に関する。

 本発明は、注出口形成部及び充填口部が 面から突出して設けられた合成樹脂製の容 本体を金型により成形してなり、前記充填 部から内容物を充填収容した後に前記充填 部を融着シールして内容物を封入する袋容 であって、融着シール前の前記充填口部は 融着シールを施す領域の境界部である封緘 部において偶数角の多角形断面形状を有し いる。前記封緘基部よりも先端側には、円 形状部分と接続するようにその断面形状を 化させる先端側断面変化部が設けられてい 。前記封緘基部よりも前記容器本体側には 前記偶数角の多角形断面形状の各辺を底辺 し、該底辺の両端部を基点とした両側の稜 を斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角 ネル部が、前記充填口部の周方向に連設し 複数設けられている。前記充填口部を融着 ールする際に、前記封緘基部から先端側の 域を押し潰すようにして折り畳むことによ 、融着シール後の前記充填口部の両端に、 着シール前の前記封緘基部の前記偶数角の 角形断面形状の対向する一対の角部が配置 れる。

 図1(a),図1(b)に示す本発明の好ましい一実 形態に係る袋容器10は、金型による成形と て、例えばダイレクトブロー成形やインジ クションブロー成形等のブロー成形によっ 中空の立体形状に形成されたものである。 た、本実施形態の袋容器10は、内容物として 例えば液剤、特に毛髪洗浄剤や全身洗浄剤、 液体洗剤や洗浄剤等を封入する容器として用 いられ、当該袋容器10に液剤が充填収容され 、例えば使用時に開封して他の容器に内容 を詰替えるための、詰替え用の自立袋とし 製品化される(図5参照)。さらに、本実施形 の袋容器10は、例えば詰替え用の自立袋の 造工程において、液剤が充填収容された後 、充填口部30を平坦な状態となるように折り 畳み易くして、充填口部30の融着シールを安 した状態で精度良く行えるようにする機能 備えている。

 そして、本実施形態の袋容器10は、注出 形成部13及び充填口部30が周面から突出して けられた合成樹脂製の容器本体11を金型に り成形してなり、充填口部30から内容物を充 填収容した後に、充填口部30の後述の封緘基 32から先端側の領域を押し潰すようにして り畳み、充填口部30を融着シールして内容物 を封入する袋状の容器であって、図2(a)~図2(d) 及び図3にも示すように、充填口部30は、融着 シールを施す領域の境界部である封緘基部32 おいて、平面視して偶数角の多角形断面形 として好ましくは四角形、さらに好ましく 正方形の断面形状を有しており、封緘基部3 2よりも先端側(図1の上端側)には、円筒形状 分33と接続するようにその断面形状を変化さ せる先端側断面変化部34が設けられている。 た封緘基部32よりも容器本体11側には、正方 形の断面形状の各辺を底辺35aとし、該底辺35a の両端部を基点とした両側の稜線35bを斜辺と する二等辺三角形状の平坦な三角パネル部35 、充填口部30の周方向に連設して複数(本実 形態では4箇所)設けられており、充填口部30 を融着シールする際に、封緘基部32から先端 の領域を押し潰すようにして折り畳むこと より、融着シール後の充填口部30の両端に 融着シール前の封緘基部32の正方形の断面形 状の対向する一対の角部36が配置されるよう なっている(図3参照)。

 すなわち、本実施形態では、融着シール の充填口部30は、偶数角の多角形断面形状( 方形の断面形状)を有する封緘基部32と、こ 封緘基部32の先端側に設けられた円筒形状 分33とを備え、封緘基部32と円筒状部分33と 間には、封緘基部32と円筒状部分33と接続す ようにその断面形状を変化させる先端側断 変化部34が設けられており、封緘基部32と容 器本体11との間には、偶数角の多角形断面形 の各辺を底辺35aとし、これらの底辺35aの両 部を基点とした両側の稜線35bを斜辺とする 等辺三角形状の平坦な三角パネル部35が、 填口部30の周方向に連設して複数設けられて いる。

 なお、封緘基部32は、上述のように、充 口部30における融着シールを施す領域の境界 部のことを指す。従って融着シールは、当該 封緘基部32を含み、当該封緘基部32から先端 (図1(a)の上端側)の係止溝45間で施される。当 該間であると、充填口部30を平坦に折り畳ん 状態となるように押し潰し易くなり、安定 た状態で精度良く融着シールを施すことが きるからである。

 また、本実施形態では、注出口形成部13 、容器本体11の肩部19から突出して設けられ おり、充填口部30は、容器本体11の底部14か 突出して設けられている。

 さらに、本実施形態では、充填口部30の 緘基部32よりも容器本体11側の部分は、4箇所 の三角パネル部35の頂点を結んだ正方形の断 形状部分(偶数角の多角形断面形状部分)37を 介して容器本体11の底部14に設けられた後述 台座部38に接続している。

 本実施形態では、合成樹脂製の容器本体1 1は、好ましくはブロー成形によって、肩部19 に注出口形成部13を備える胴部12と、充填口 30を備える底部14を有する中空の3次元形状に 形成される。ブロー成形としては、ダイレク トブロー成形やインジェクションブロー成形 等の公知の各種の成形方法を採用することが できる。

 また、容器本体11を形成するための合成 脂材料としては、LDPE(低密度ポリエチレン) L-LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)、OPP(延伸 リプロピレン)等のポリオレフィン系樹脂等 軟質の合成樹脂材料、又はPET(ポリエチレン テレフタレート)等のポリエステル系樹脂等 単層として採用することができる。これら 合成樹脂と他の合成樹脂との積層樹脂を採 することもできる。例えば、LDPE又はL-LDPEを 側層とし、外側層をHDPE(高密度ポリエチレ )とする積層樹脂を採用することができる。 た、EVOH樹脂(エチレンビニルアルコール共 合樹脂)、EVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合 樹脂)、ナイロン樹脂等を積層した樹脂や、EV A、EVOH、ナイロン等の樹脂をPE(ポリエチレン) 等の樹脂とブレンドした樹脂を採用すること もできる。

 そして、本実施形態では、上述の合成樹 材料を用いたブロー成形によって、容器本 11の胴部12は、当該胴部12を横断する断面に いて、金型のパーティングライン21を介し 正面部12Aの側縁と背面部12Bの側縁とが連続 ることにより、楕円又は角にアールをとっ 長方形の中空断面形状を備えると共に、正 視及び背面視が広幅で側面視が狭幅の扁平 状に形成されている。また容器本体11は、胴 部12の底部14側の端縁が境界段部40を介して当 該底部14と前記ブロー成形によって一体成形 れると共に、胴部12の注出口形成部13側の部 分が肩部19として徐々に縮径し、肩部19の中 部分から注出口形成部13を口首部として突出 させた形状に形成されている。

 ここで、合成樹脂製の容器本体11の胴部12 及び底部14は、内容物を充填収容して自立袋 して製品化された際に、安定した自立性を 保できるように、100μm以上の厚さで成形さ ることが好ましい。また、適度な可撓性を えると共に、潰したり折ったり曲げたりす ことが可能で、且つ概ね平坦にすることが 能なように、例えば700μm以下の厚さ、さら 好ましくは500μm以下の厚さの薄肉に成形さ ることが好ましい。

 本実施形態では、胴部12の肩部19の中央部 分から突出する注出口形成部13は、基部20と 基部20の先端部に易破断部15を介して連設さ て基部20の上端開口(注出口)を閉塞する切除 予定部16を有する。基部20は、先端に向かっ 徐々に先細りとなった中空の略切頭円錐形 を備えている。

 また、本実施形態では、注出口形成部13 、例えばこれの外周面に沿って環状にとり くように形成された細溝状凹部を有する易 断部15によって、これより下方の基部20と、 れより上方の切除予定部16とに区画される 袋容器10が自立袋として製品化された後に、 易破断部15よりも先端域の切除予定部16を基 20から切り離して注出口を形成することによ り、自立袋が封止状態から開放されることに なる。

 易破断部15を介して基部20の上端部に連設 される切除予定部16は、円盤形状を有してお 、基部20の上端開口(注出口)を覆うように配 置されて基部20及び易破断部15と一体成形さ ることにより、注出口を閉塞する。この易 断部15には、成形用金型によるパーティング ライン21に沿った直径方向(正面部12A又は背面 部12Bの側縁方向)に延設して、係止穴24を有す る開封つまみ片17が、円盤形状の切除予定部1 6の上面に一体化されて設けられている。こ で、パーティングライン21に沿った面とはパ ーティングライン21を含んだ仮想面のことで る。

 さらに、本実施形態では、開封つまみ片1 7が張り出す側において注出口形成部13と隣接 する胴部12の肩部19には、押えつまみ片18が、 注出口形成部13と離間した状態で肩部19から 出して設けられている。

 本実施形態では、容器本体11の底部14は、 胴部12との境界段部40から先端側に向けて断 積を徐々に小さくする縮小領域39と、この縮 小領域39の先端部分を覆う平坦な略楕円平面 状の台座部38を有する。底部14は、容器本体 11に内容物を充填収容し、充填口部30を融着 ールした融着シール部31よりも先端側の部分 を切除した後に、図4(a),図4(b)に示すように、 縮小領域39を反転させるようにしながら胴部1 2の内側に押し込んで陥没させることにより 胴部12との境界段部40による載置部を形成す 。この載置部を介して着底させることによ 、図5に示すように、内容物を封入した袋容 器10を、被載置面に安定した自立状態(正立状 態)で載置することが可能になる。

 そして、本実施形態では、底部14の台座 38から突出して設けられた充填口部30は、例 ば20~30mm程度の内径を有する中空筒状の部分 であって、図1(a),図1(b)に示すように、容器本 体11側に配置される充填口シール部41と、先 側に配置される位置決め挿入部42を有する。

 位置決め挿入部42は、例えば自立袋の製 工程において液剤を袋容器10に充填収容する 際に、充填装置の充填ノズルがノズル嵌挿部 43に精度良く挿入されるように、充填口部30 充填装置に正確に位置決めさせる機能を備 る部分であり、例えば充填装置の位置決め 止台に係止させるための係止顎44や、係止溝 45等を備えている。なお、位置決め挿入部42 ノズル嵌挿部43は、液剤を充填収容する前に 不純物等が袋容器10に入り込まないように、 容器10の成形後、液剤が充填されるまでの 、例えばノズル嵌挿部43の先端開口を封止し た状態で運搬や搬送等を行い、液剤を充填す る直前に封止部分を切断することにより、ノ ズル嵌挿部43を開口させるようにすることが ましい。

 充填口部30の充填口シール部41は、袋容器 10に液剤が充填収容された後に融着シールが される部分であり、上述のように、融着シ ルが施される領域の境界部である封緘基部3 2において正方形の断面形状を有すると共に 封緘基部32よりも先端側には、先端側断面変 化部34と円筒形状部分33とが設けられている また封緘基部32よりも容器本体11側には、封 基部32の正方形の断面形状の各辺を底辺35a し、該底辺35aの両端部を基点とした、両側 稜線35bを斜辺とする二等辺三角形状の平坦 三角パネル部35が、充填口部30の周方向に連 して4箇所に設けられている。さらに、充填 口シール部41は、4箇所の三角パネル部35の頂 を結んだ正方形の断面形状部分37を介して 器本体11の底部14に設けられた台座部38に接 するようになっている。

 これらによって、充填口シール部41は、 2(a)~図2(d)に示すように、平面視して、円筒 状部分33において円形の断面形状を有すると 共に、封緘基部32において正方形の断面形状 有することになる。また、封緘基部32と台 部38との中間部分においては、8角形の断面 状を有すると共に、台座部38と接続する部分 においては、封緘基部32の断面形状と対角方 が45度ずれた正方形の断面形状を有するこ になる。

 また、本実施形態では、先端側断面変化 34には円弧形状パネル部46が形成されており 、この円弧形状パネル部46によって、封緘基 32と円筒形状部分33との間の断面形状の変化 を吸収するようになっている。さらに、本実 施形態では、封緘基部32よりも容器本体11側 各隣接する三角パネル部35の間には、台座部 38との接続部における正方形の断面形状部分3 7の各辺を底辺とし、該底辺の両端部を基点 した両側の稜線35bを斜辺とする二等辺三角 状の中間三角パネル部47が形成されている。 さらにまた、本実施形態では、先端側断面変 化部34及び円筒形状部分33は、これらの断面 おいて封緘基部32と同じ長さの周長を有して いる。

 すなわち、本実施形態では、円弧状パネ 部46と三角パネル部35とで略扇形のパネルが 構成される。そして、該略扇形のパネルが中 間三角パネル部47と組み合わされて、さらに 記円筒形状部分33を含むことにより、筒状 充填口シール部41を構成している。

 そして、上述の構成を有する本実施形態 袋容器10によれば、例えば自立袋の製造工 において、内容物を充填収容した後に充填 部30を融着シールする際に、充填口部30を平 に折り畳んだ状態となるように押し潰し易 して、安定した状態で精度良く融着シール 31を形成することが可能になる。

 すなわち、本実施形態によれば、充填口 30は、封緘基部32において正方形の断面形状 を有しており、封緘基部32よりも先端側には 先端側断面変化部34を介在させて円筒形状 分33が設けられており、また封緘基部32より 容器本体11側には、正方形の断面形状の各 を底辺35aとする二等辺三角形状の平坦な三 パネル部35が周方向に連設して4箇所に設け れている。これによって、充填口部30を融着 シールする際に、図3に示すように、封緘基 32から先端側の領域を押し潰すようにして折 り畳むことにより、融着シール後の充填口部 30の両端に、融着シール前の封緘基部32の正 形の断面形状の対向する一対の角部36が配置 されることによって、封緘基部32よりも先端 の融着シールを施す領域を平坦な状態に容 に折り畳むことが可能になり、例えばシー バーによって融着シールを施す領域を挟み み易くして、融着不良やたるみやしわを生 させることなく、安定した状態で精度良く 填口部30に融着シールを施すことが可能に る。

 また、本実施形態の袋容器10は、前述の うに融着シール前の充填口部30が、融着シー ルを施す領域の境界部である封緘基部32にお て偶数角の多角形断面形状を有しており、 緘基部32よりも先端側には、円筒形状部分33 と接続するようにその断面形状を変化させる 先端側断面変化部34が設けられており、封緘 部32よりも容器本体側11には、偶数角の多角 形断面形状の各辺を底辺35aとし、底辺35aの両 端部を基点とした両側の稜線35bを斜辺とする 二等辺三角形状の平坦な三角パネル部47が、 填口部30の周方向に連設して複数設けられ いるため、封緘基部32から台座部38までの距 が短くても(該距離が充填口部30の内径より 短くても)、内容物を充填収容した後に充填 口部30を融着シールする際に、充填口部30を 坦に折り畳んだ状態となるように押し潰し くして、安定した状態で精度良く融着シー を施すことができる。例えば、充填口部30の 内径を1とした場合に、封緘基部32から台座部 38までの距離が1~0.1の間であっても安定した 態で精度良く融着シールを施すことができ 。実用的には封緘基部32から台座部38までの 離が1~0.25であれば、安定した状態で精度良 融着シールを施すことができる。三角パネ 部47が、充填口部30の周方向に連設して複数 設けられていないと、封緘基部32から台座部3 8までの距離が短い場合に、充填口部30を融着 シールする際に、充填口部30を平坦に折り畳 だ状態とする時に発生する反発力により、 し潰し難くなる場合がある。

 なお、本発明は上記実施形態に限定され ことなく種々の変更が可能である。例えば 封緘基部は正方形の断面形状を有している 要は必ずしも無く、折り畳んだ際に対向す 一対の角部を両端に配置することが可能な 6角形や8角形等の他の偶数角の多角形断面 状を有していても良い。また、注出口形成 を容器本体の肩部に、充填口部を容器本体 底部に各々設ける必要は必ずしも無く、そ 他の部分から突出させて設けても良い。さ に、容器本体の底部は、反転されて胴部の 側に押し込まれる構成を備えている必要は ずしも無く、袋容器は、自立袋以外の、内 物を封入するその他の種々の袋状の容器と て用いることもできる。

 本発明の袋容器によれば、内容物を充填 容した後に充填口部を融着シールする際に 充填口部を平坦に折り畳んだ状態となるよ に押し潰し易くして、安定した状態で精度 く融着シールを施すことができる。