次に、本発明を実施するための最良の形態� ��、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ� ��明する。
 なお、実施例を説明するための全図におい� ��、同一機能を有するものは同一符号を用い� ��繰り返しの説明は省略する。
(通信システムの構成例)
 本実施例に係る通信システムについて、図2 を参照して説明する。

 本実施例に係る通信システムは、移動機1 18を有する。また、本実施例に係る通信シス� ��ムは、基地局(BS: Base Station)112を有する。� �た、本実施例に係る通信システムは、呼び� �し制御装置(PC/LR: Paging Controller/Location Regist er)110を有する。また、本実施例に係る通信シ ステムは、マルチキャスト中継装置108を有す る。また、本実施例に係る通信システムは、 マルチキャストサーバ104を有する。図2には1� ��移動機が示されているが、複数であっても� ��い。また、図2には、5の基地局が示されて� �るが、4以下でもよいし、6以上でもよい。ま た、図2には、2の呼び出し制御装置が示され� ��いるが、1でもよいし3以上でもよい。また� �図2には、2のマルチキャスト中継装置が示さ れているが、1でもよいし3以上でもよい。ま� ��、図2には、1のマルチキャストサーバが示� �れているが、2以上でもよい。

 本実施例に係る通信システムは、間欠受� ��方式をサポートする。ここで、間欠受信方� ��では、アイドルモード(Idle Mode)/ページング (Paging)が提供される。

 さらに、本実施例に係る通信システムは� ��マルチキャスト配信方式をサポートする。� ��こで、マルチキャスト配信方式では、マル� ��キャスト アンド ブロードキャスト サー� ��ス(MBS: Multicast and Broadcast Service)が提供さ� ��る。MBSは、マルチキャスト ブロードキャ� �ト サービス(MCBCS: Multicast Broadcast Service)と 呼ばれてもよい。

 以下、基地局112、呼び出し制御装置110、� ��ルチキャスト中継装置108、マルチキャスト� ��ーバ104を、総じて、無線基地局側装置と呼� ��する。

 本通信システムは、コネクティビティ � �ービス ネットワーク(CSN: Connectivity Service  Network)102を有する。また、本通信システムは� ��アクセス サービス ネットワーク(ASN: Acces s Service Network)を有する。

 CSN102には、マルチキャストサーバ104が含� ��れる。ASNには、アクセス サービス ネット ワーク-ゲートウェイ(ASN-GW: Access Service Netwo rk-Gateway)106が含まれる。ASN-GW106は、マルチキ� ��スト中継装置108を含む。また、ASN-GW106は、� ��び出し制御装置110を含む。また、ASNには、� ��地局112が含まれる。

 アイドルモード(Idle Mode)である移動機118は� ��特定の基地局に登録しない。アイドルモー� ��である移動機110は、ページンググループ114� ��含まれる全基地局112が周期的に送信する着� ��通知メッセージ(Paging Message)を監視する。� �して、アイドルモードである移動機118は、� �移動機宛のトラヒックの有無を一定周期毎� �確認する。ここで、ページンググループは� �1又は複数のセルにより構成されるグループ� ��ある。基地局によりカバーされるセルが複� ��のページンググループに属するようにして� ��よい。ページンググループは、ページング� ��リア、ロケーションエリア、位置登録エリ� ��とも呼ばれることがある。図2に示される例 では、ページンググループ114 ₁ には、基地局112 ₁ 、112 ₂ 及び112 ₃ によりカバーされるセルが含まれる。ページ ンググループ114 ₂ には、基地局112 ₃ 、112 ₄ 及び112 ₅ によりカバーされるセルが含まれる。

 本実施例に係る通信システムでは、無線� ��地局側装置は、マルチキャストデータを受� ��する。また、無線基地局側装置は、アイド� ��モードである移動機を検索する。また、無� ��基地局側装置は、アイドルモードである移� ��機のうち、受信したマルチキャストデータ� ��受信する移動機を検索する。また、無線基� ��局側装置は、該マルチキャストデータを受� ��するアイドルモードである移動機が位置す� ��ページンググループを検索する。また、無� ��基地局側装置では、該ページンググループ� ��該マルチキャストデータの配信地域が重な� ��ていた場合に、該配信地域に属する基地局� ��が、該マルチキャストデータを送信する。� ��こで、該マルチキャストデータが含まれる� ��線フレームには、帯域割り当てメッセージ� ��含まれる。

 該マルチキャストを受信しているアイド� ��モードである移動機は、該帯域割り当てメ� ��セージに含まれる帯域を利用して、上りリ� ��クのデータを送信する。この上りリンクの� ��ータは、該データ量が確定しているデータ� ��あってもよい。また。該データは、一時的� ��送信されるデータであってもよい。

 本実施例に係る通信システムの動作につ� ��て、図3を参照して説明する。

 マルチキャスト中継装置108は、マルチキャ� ��トサーバからマルチキャストデータを受信� ��る(ステップS302)
 マルチキャスト中継装置108は、マルチキャ� ��トされるデータを受信する移動機のうち、� ��イドルモードである移動機を検索する(ステ ップS304)。

 マルチキャスト中継装置108は、該検索さ� ��たアイドルモードである移動機のうち、該� ��動機が位置するページンググループが、マ� ��チキャストされるデータが配信される領域� ��重なっている移動機を選択する(ステップS30 6)。

 マルチキャスト中継装置108は、ステップS 306において選択された移動機を示す情報を基 地局に送信する(ステップS308)。

 基地局112は、受信した選択された移動機� ��示す情報に基づいて、該選択された移動機� ��対して、上りリンクの信号を送信するため� ��無線リソースを割り当てる(ステップS310)。

 基地局112は、該選択された移動機に対し� ��送信するマルチキャストされるデータを送� ��する無線フレームに、ステップS310において 割り当てられた無線リソースの情報を含める (ステップS312)。

 基地局112は、マルチキャストデータを送� ��する(ステップS314)。

 本実施例によれば、マルチキャストを受� ��しているアイドルモードである移動機は、� ��ータ量が確定している一時的なアップリン� ��データを送信できる。その際に、該移動機� ��、特定の基地局との間で制御メッセージを� ��受信して、アイドルモードからノーマルモ� ��ドへ移行する必要はない。

 本実施例では、マルチキャストを受信し� ��いるアイドルモードである移動機は、帯域� ��り当てメッセージを受信することにより、� ��該移動機に割り当てられた帯域を使用して� ��マルチキャストデータの受信確認を無線基� ��局側装置へ送信する。

 本実施例では、マルチキャストを受信し� ��いるアイドルモードである移動機は、帯域� ��り当てメッセージを受信することにより、� ��該移動機に割り当てられた帯域を使用して� ��電波の受信品質を無線基地局側装置へ送信� ��る。この場合、該電波の受信品質を受信し� ��無線基地局側装置は、該移動機宛の着信デ� ��タを受信した場合、該受信品質に基づいて� ��応変調した着信通知メッセージを該移動機� ��へ広報する。

 本実施例では、マルチキャストを受信して� ��るアイドルモードである移動機は、帯域割� ��当てメッセージを受信することにより、当� ��移動機に割り当てられた帯域を使用して、� ��波の受信品質を無線基地局側装置へ送信す� ��。この場合、該電波の受信品質を受信した� ��線基地局側装置は、MBSのマルチキャストデ� ��タを送信する場合、該マルチキャストデー� ��の配信地域に含まれる、あるMBS Zoneに位置� ��るアイドルモードである移動機のうち、有� ��な受信品質が得られていないアイドルモー� ��である移動機を検索する。そして、該無線� ��地局側装置は、検索された有効な受信品質� ��得られていないアイドルモードである全移� ��機に対して、該MBS Zoneにおけるマルチキャ� ��トデータの配信により、帯域を割り当てて� ��るかを判断する。そして、該無線基地局側� ��置は、有効な受信品質が得られていないア� ��ドルモードである全移動機に対して帯域を� ��り当てている場合には、該MBS Zoneにおいて� ��、有効な受信品質が得られているアイドル� ��ードである移動機及び/又は有効な受信品質 が得られているノーマル移動機の最低受信品 質に基づいて、該MBS Zoneで配信するマルチキ ャストデータを適応変調する。
(第1の実施例)
 本実施例に係る通信システムについて、図4 を参照して説明する。

 図4において、通信システムは、マルチキャ ストサーバ104と、マルチキャスト中継装置108 (108 ₁ 、108 ₂ 、・・・、108 _k )(kは、k>0の整数)と、アンカー呼び出し制� �装置110(110 ₁ 、110 ₂ 、・・・、110 _l )(lは、l>0の整数)と、基地局112(112 ₁ 、112 ₂ 、・・・、112 _m )(mは、m>0の整数)と、移動機118(118 ₁ 、118 ₂ 、・・・、118 _n )(nは、n>0の整数)とを有する。マルチキャ� �ト中継装置108とアンカー呼び出し制御装置11 0は、同一のASN-GWに収容されるようにしても� �い。また、マルチキャスト中継装置108とア� �カー呼び出し制御装置110は、異なるASN-GWに� �容されるようにしてもよい。

 マルチキャスト中継装置108は、アイドル� ��ード移動機検索部1082を有する。また、マル チキャスト中継装置108は、ページンググルー プ対配信地域マッチ部1084を有する。

 基地局112は、アップリンク帯域割り当て� ��1122を有する。また、基地局112は、アップリ ンクデータ受信部1122を有する。

 移動機118は、マルチキャストフレーム受� ��部1182を有する。また、移動機118は、アップ リンクデータ送信部1184を有する。

 マルチキャストサーバ104は、配信時刻に� ��ったマルチキャストコンテンツを、該マル� ��キャストコンテンツの配信先のMBS Zoneを管� ��しているマルチキャスト中継装置108へ配信� ��る。ここで、該マルチキャストコンテンツ� ��配信先となるMBS Zoneは1でもよいし、複数で あってもよい。

 マルチキャストサーバ104は、該マルチキ� ��ストコンテンツの受信登録をしている移動� ��(以下、マルチキャストデータ受信登録済移 動機群と呼ぶ)を示す情報を該マルチキャス� �中継装置108に送信する。該マルチキャスト� �ンテンツの受信登録をしている移動機は複� �であってもよい。また、マルチキャストサ� �バ104は、該マルチキャストコンテンツの配� �地域を示す情報を該マルチキャスト中継装� �に送信する。ここで、マルチキャストコン� �ンツの配信地域は、配信先のMBS Zoneに相当� �る。

 尚、マルチキャストデータ受信登録済移� ��機群を示す情報は、マルチキャストデータ� ��配信する前に、マルチキャスト中継装置108� ��送信するようにしてもよい。また、マルチ� ��ャストコンテンツの配信地域を示す情報は� ��マルチキャストデータを配信する前に、マ� ��チキャスト中継装置108へ送信するようにし� ��もよい。また、MBS Zone毎に、該MBS Zoneを管� ��するマルチキャスト中継装置が異なる場合� ��は、配信先マルチキャスト中継装置108は複� ��となる。

 アイドルモード移動機検索部1082は、マル チキャストサーバ104により送信されたマルチ キャストデータ受信登録済移動機群を示す情 報に基づいて、該マルチキャストデータ受信 登録済移動機群に含まれる移動機のうち、ア イドルモードである移動機を検索する。そし て、アイドルモード移動機検索部1082は、検� �されたアイドルモードである移動機が属す� �ページンググループを、該アイドルモード� �ある移動機のアンカー呼出制御装置110に問� �合わせる。アイドルモードである移動機毎� �アンカー呼び出し制御装置が異なる場合に� �、アイドルモード移動機検索部1082は、アイ� ��ルモードである移動機毎に対応するアンカ� ��呼出制御装置110に対して、該アイドルモー� ��である移動機の属するページンググループ� ��問い合わせる。

 アイドルモード移動機検索部1082は、取得 した各アイドルモードである移動機が属する ページンググループに基づいて、各アイドル モードである移動機とページンググループを 対応付けてリスト化する。そして、アイドル モード移動機検索部1082は、該リストをペー� �ンググループ対配信地域マッチ部1084に入力� ��る。

 マルチキャストサーバ104により送信され� ��マルチキャストコンテンツの配信地域を示� ��情報は、ページンググループ対配信地域マ� ��チ部1084に入力される。ページンググループ 対配信地域マッチ部1084は、アイドルモード� �動機検索部1082により入力されたリストと、� ��配信地域のマッチングを行うことにより、� ��域割り当て対象の移動機を特定する。例え� ��、ページンググループ対配信地域マッチ部1 084は、あるアイドルモードである移動機が属 するページンググループに含まれるセルをカ バーする基地局のうち、少なくとも1つが該� �信地域であるMBS Zoneに属する基地局と一致� �る場合には、該あるアイドルモードである� �動機を帯域割り当て対象とする。

 このようにすることにより、ページング� ��ループ対配信地域マッチ部1084では、当該マ ルチキャスト中継装置108が管理するMBS Zone毎 に、帯域割り当ての対象となる移動機を特定 することができる。ページンググループ対配 信地域マッチ部1084は、当該マルチキャスト� �継装置108が管理するMBS Zoneに属する基地局� �、該帯域割り当て対象となる移動機を示す� �報を送信する。

 基地局112では、アップリンク帯域割り当� ��部1121は、マルチキャスト中継装置108により 送信された帯域割り当て対象となる移動機を 示す情報に基づいて、該移動機に送信するマ ルチキャストデータが含まれる無線フレーム に、帯域割り当てメッセージを含める。帯域 割り当てメッセージは、該移動機が、データ 量が確定している一時的なアップリンクデー タを送信するために使用される。

 マルチキャストフレームを受信したアイ� ��ルモードである移動機118では、マルチキャ� ��トフレーム受信部1182は、該マルチキャスト フレームに含まれる帯域割り当て情報を抽出 する。そして、マルチキャストフレーム受信 部1082は、抽出した帯域割り当て情報をアッ� �リンクデータ送信部1184へ入力する。

 アップリンクデータ送信部1184は、入力さ れた帯域割り当て情報に基づいて、当該移動 機118に割り当てられた帯域を利用して、上り リンクのデータを当該移動機118の位置するエ リアをカバーする基地局112に送信する。

 移動機118の位置するエリアをカバーする� ��地局112では、アップリンクデータ受信部1122 は、該上りリンクのデータを受信する。基地 局112は、受信した上りリンクのデータに基づ いて処理を行う。

 本実施例によれば、無線基地局側装置は、� ��ルチキャストデータを受信する。また、無� ��基地局側装置は、該マルチキャストデータ� ��受信登録を行っている移動機のうち、アイ� ��ルモードである移動機を検索する。また、� ��線基地局側装置は、該アイドルモードであ� ��移動機が位置するページンググループを検� ��する。また、無線基地局側装置は、該アイ� ��ルモードである移動機が位置するページン� ��グループと、受信したマルチキャストデー� ��が配信される領域とが重なっていた場合に� ��該配信地域に属する基地局が、該マルチキ� ��ストデータを送信する。該マルチキャスト� ��ータを送信する際に、無線基地局側装置で� ��、該マルチキャストデータが含まれる無線� ��レームに、帯域割り当てメッセージを含め� ��ことができる。
(第2の実施例)
 本実施例に係る通信システムにおいて、上� ��リンクの信号が受信確認である場合につい� ��、図5を参照して説明する。

 本通信システムは、図4を参照して説明し た通信システムと、移動機118のアップリンク データ送信部1184が、上りリンクの信号とし� �、マルチキャストデータの受信確認を送信� �る点で異なる。また、本通信システムは、� �4を参照して説明した通信システムと、基地� ��112が、受信確認送信部1123を有する点で異な る。本通信システムでは、アップリンクデー タ受信部1122は、移動機118により送信された� �りリンク信号に含まれるマルチキャストデ� �タの受信確認を抽出する。そして、アップ� �ンクデータ受信部1122は、抽出したマルチキ� ��ストデータの受信確認を受信確認送信部1123 に入力する。受信確認送信部1123は、アップ� �ンクデータ受信部1122により入力された受信� ��認をマルチキャストサーバ104に送信する。

 尚、受信確認送信部1123は、該受信確認を マルチキャスト中継装置108へ送信するように してもよい。この場合、マルチキャスト中継 装置108は受信した受信確認をマルチキャスト サーバ104へ送信する。言い換えれば、マルチ キャスト中継装置108は、受信した受信確認を マルチキャストサーバ104へ中継する。

 このようにすることにより、マルチキャス� ��を受信しているアイドルモードである移動� ��は、帯域割り当てメッセージで、当該移動� ��に割り当てられたアップリンクデータを送� ��するための帯域を使用して、マルチキャス� ��データの受信確認を無線基地局側装置へ送� ��することができる。
(第3の実施例)
 本実施例に係る通信システムにおいて、着� ��通知に対して適応変調が適用される場合に� ��いて、図6を参照して説明する。

 本通信システムは、図4を参照して説明し た通信システムと、基地局112が受信品質保持 部1124を有する点で異なる。また、本通信シ� �テムは、図4を参照して説明した通信システ� ��と、基地局112が着信通知部1125を有する点で 異なる。また、本通信システムは、図4を参� �して説明した通信システムと、移動機118が� �信受信部1186を有する点で異なる。

 アップリンクデータ送信部1184は、上りリ ンクの信号として、当該移動機118の下りリン クにおける電波の受信品質を基地局112へ送信 する。基地局112のアップリンクデータ受信部 1122は、移動機118により送信された上りリン� �のデータに含まれる受信品質を抽出する。� �ップリンクデータ受信部1122は、抽出した受� ��品質を受信品質保持部1124に入力する。受信 品質保持部1124は、移動機毎に該受信品質を� �持する。また、受信品質保持部1124は、該受� ��品質を有効期限付きで保持するようにして� ��よい。

 また、アンカー呼び出し制御装置110では� ��着信データが受信される。着信データを受� ��したアンカー呼び出し制御装置110は、該着� ��データの宛先であるアイドルモードである� ��動機が位置するページンググループに属す� ��基地局に対して、着信通知(Paging Announce)を� ��信する。

 該着信通知を受信した基地局112では、着� ��通知部1125において、着信対象のアイドルモ ードである移動機の受信品質を受信品質保持 部1124へ問い合わせる。着信通知部1125は、着� ��対象のアイドルモードである移動機に対応� ��る受信品質が得られた場合、該受信品質に� ��づき、着信通知を適応変調して、該アイド� ��モードである移動機宛へ広報する。この着� ��通知は、MOB_PAG-ADVと呼ばれてもよい。移動� �118は、着信受信部1186において、該着信通知� ��受信する。移動機118は、受信した着信通知� ��基づいて、着信処理を行う。

 このようにすることにより、マルチキャス� ��を受信しているアイドルモードである移動� ��は、帯域割り当てメッセージを受信するこ� ��により、当該移動機に割り当てられた帯域� ��使用して、電波の受信品質を無線基地局側� ��置へ送信する。このため、無線基地局側装� ��は、該移動機宛の着信データを受信した場� ��、該受信品質に基づき適応変調した着信通� ��メッセージを該移動機宛へ広報することが� ��きる。
(第4の実施例)
 本実施例に係る通信システムにおいて、マ� ��チキャストデータに対して適応変調が適用� ��れる場合について、図7を参照して説明する 。

 本通信システムは、図4を参照して説明し た通信システムと、基地局112がマルチキャス トフレーム作成部1126を有する点で異なる。� �た、本通信システムは、図4を参照して説明� ��た通信システムと、マルチキャスト中継装� ��108が帯域割り当て済移動機保持部1085を有す る点で異なる。また、本通信システムは、図 4を参照して説明した通信システムと、マル� �キャスト中継装置108が受信品質マージ部1086� ��有する点で異なる。また、本通信システム� ��、図4を参照して説明した通信システムと、 マルチキャスト中継装置108が受信品質保持部 1087を有する点で異なる。また、本通信シス� �ムは、図4を参照して説明した通信システム� ��、マルチキャスト中継装置108が受信品質照� ��部1088を有する点で異なる。

 アップリンクデータ送信部1184は、上りリ ンクの信号として、当該移動機118の下りリン クにおける電波の受信品質を基地局112へ送信 する。基地局112のアップリンクデータ受信部 1122は、当該移動機118が属しているMBS Zoneを� �理する全マルチキャスト中継装置108へ、該� �信品質を当該基地局のIDと共に送信する。こ こで、基地局112が属するMBS Zoneは複数であっ てもよい。

 基地局112により送信された受信品質と基� ��局のIDは、マルチキャスト中継装置108の受� �品質保持部1087に入力される。受信品質保持� ��1087は、入力された基地局IDと受信品質と対� ��付けて保持する。例えば、受信品質保持部1 087は、入力された基地局IDと受信品質とを組� ��して保持するようにしてもよい。また、受� ��品質保持部1087は、入力された基地局IDと受� ��品質とを有効期限付きで保持するようにし� ��もよい。

 ページンググループ対配信地域マッチ部1 084は、帯域割り当て対象の移動機(以下、帯� �割り当て対象移動機群と呼ぶ)を特定する。� ��域割り当て対象の移動機は複数であっても� ��い。ページンググループ対配信地域マッチ� ��1084は、特定した帯域割り当て対象移動機群 を示す情報を、基地局112に送信する。また、 ページンググループ対配信地域マッチ部1084� �、特定した帯域割り当て対象移動機群を、� �域割り当て済移動機保持部1085へ入力する。� ��た、ページンググループ対配信地域マッチ� ��1084は、割り当て対象としたMBS Zoneを示す情 報を、帯域割り当て済移動機保持部1085へ入� �する。帯域割り当て済移動機保持部1085は、� ��力された情報を有効期限付きで保持するよ� ��にしてもよい。

 MBSのマルチキャストデータを送信する場� ��について説明する。

 マルチキャスト中継装置108では、アイド� ��モード移動機検索部1082は、アイドルモード である移動機毎に、該アイドルモードである 移動機が所属するページンググループを特定 する。また、アイドルモード移動機検索部108 2は、ノーマルモードである移動機(以下、ノ� ��マル移動機群と呼ぶ)を特定する。ここで、 特定されるノーマルモードである移動機は複 数であってもよい。そして、アイドルモード 移動機検索部1082は、該ノーマルモード移動� �群を受信品質照合部1088へ入力する。例えば� ��アイドルモード移動機検索部1082は、ノーマ ルモードである移動機の特定を、マルチキャ ストデータ受信登録済移動機群に含まれる移 動機のうち、どのページンググループへも属 していない移動機を調べることで行うように してもよい。この方法で特定する場合、正確 には、特定したノーマルモードである移動機 群の中に、ネットワークエントリしていない 移動機が含まれてもよい。ネットワークエン トリしていない移動機には、例えば、電源が 入っていない移動機が含まれる。

 また、ページンググループ対配信地域マ� ��チ部1084は、受信品質の照合の対象であるア イドルモードである移動機群(以下、受信品� �照合対象アイドル移動機群と呼ぶ)を、受信� ��質照合部1088へ入力する。例えば、ページン ググループ対配信地域マッチ部1084は、帯域� �り当て対象の移動機を特定する処理と同様� �処理により、受信品質照合対象アイドル移� �機群の特定を行うようにしてもよい。この� �理により、マルチキャストを受信するアイ� �ルモードである移動機群の中で、対象のMBS  Zoneに位置する可能性があるアイドルモード� �ある移動機を特定することができる。

 受信品質照合部1088は、ノーマル移動機群 の受信品質と受信品質照合対象アイドル移動 機群の受信品質とを、受信品質保持部1087へ� �い合わせる。そして、受信品質照合部1088は� ��ノーマル移動機群の受信品質群と、受信品� ��照合対象アイドル移動機群の受信品質群と� ��受信品質無しアイドルモードである移動機� ��とを特定する。受信品質照合部1088は、特定 したノーマル移動機群の受信品質群と、受信 品質照合対象アイドル移動機群の受信品質群 と、受信品質無しアイドルモードである移動 機群とを、受信品質マージ部1086へ入力する� �

 例えば、受信品質照合部1088は、ノーマル 移動機の受信品質を特定する場合に、ノーマ ルモードである移動機群の中で、対象のMBS Z oneに属する基地局における受信品質情報があ るノーマル移動群を特定する。そして、受信 品質照合部1088は、特定された移動機の受信� �質を、ノーマル移動機群の受信品質群とし� �、受信品質マージ部1086へ入力する。また、� ��信品質照合部1088は、対象のMBS Zoneに属さな い基地局における受信品質情報があるノーマ ル移動機を除外するようにしてもよい。対象 のMBS Zoneへ配信するマルチキャストデータの 適応変調で考慮する必要はないためである。 また、受信品質照合部1088は、受信品質情報� �ないノーマル移動機を除外するようにして� �よい。受信品質情報がないノーマル移動機� �、該マルチキャスト中継装置が管理してい� �いMBS Zoneに属しているか、若しくは、ネッ� �ワークエントリしていない移動機であると� �定され、対象のMBS Zoneへ配信するマルチキ� �ストデータの適応変調で考慮する必要はな� �ためである。このようにすることにより、� �定されたノーマル移動機群の中にネットワ� �クエントリしていない移動機が含まれたと� �ても、この段階で除外されるので問題はな� �。

 また、受信品質照合部1088は、受信品質照 合対象アイドル移動機群の中で、対象のMBS Z oneに属する基地局における受信品質情報があ る受信品質照合対象アイドル移動機群を特定 する。そして、受信品質照合部1088は、該特� �した移動機の受信品質を、アイドル移動機� �信品質群として、受信品質マージ部1086に入� ��する。

 また、受信品質照合部1088は、対象のMBS Z oneに属さない基地局における受信品質情報が ある受信品質照合対象アイドル移動機群を除 外するようにしてもよい。対象のMBS Zoneへ配 信するマルチキャストデータの適応変調で考 慮する必要はないためである。

 また、受信品質照合部1088は、受信品質情 報がない受信品質照合対象アイドル移動機群 の情報を受信品質無しアイドル移動機群とし て、受信品質マージ部1086へ送信するように� �てもよい。受信品質マージ部1086で分類され� ��ためである。

 受信品質マージ部1086は、受信品質無しア イドル移動機群に関して、過去に該受信品質 無しアイドル移動機に対して、対象のMBS Zone へのマルチキャストデータの配信によってア ップリンク帯域を割り当てていたかを、帯域 割り当て済移動機保持部1085へ問い合わせる� �割り当てていなかったアイドルモードであ� �移動機が1つでもあった場合、そのアイドル� ��ードである移動機は、受信品質を応答する� ��会がなかったことになる。この場合、受信� ��質マージ部1086は、適応変調を行わないと判 断する。この場合、受信品質マージ部1086は� �予め規定されている固定的な変調情報を基� �局112へ送信する。

 一方、全アイドルモードである移動機に� ��して、対象のMBS Zoneへの以前のマルチキャ� ��トデータの配信によってアップリンク帯域� ��割り当てていた場合、帯域を割り当てたに� ��拘らず、受信品質の応答がなかったことに� ��る。この場合、対象のMBS Zoneには、受信品� ��無しアイドル移動機群の全てがいないとい� ��ことになる。

 本実施例では、受信品質無しアイドル移動� ��群を特定する場合に、対象のMBS Zoneと重な� ��合いがあるページンググループに所属して� ��るかで、絞込みが行われる。しかし、図2を 参照して説明した通信システムにおけるペー ジンググループ114 ₁ とMBS Zone116 ₂ との関係のように、ページンググループの範 囲とMBS Zoneの範囲とが一致しない場合がある 。このため、帯域を割り当てたにも拘らず、 受信品質の応答が得られないアイドル移動機 が発生する場合がある。

 対象のMBS Zoneにおいて、受信品質無しア� ��ドル移動機群の全てがいないことが確認で� ��た場合、受信品質照合部1088は、ノーマル移 動機群に対応する受信品質群及びアイドルモ ードである移動機群に対応する受信品質群に 基づいて、適応変調を決定し、該適応変調を 示す適応変調情報を対象のMBS Zoneに属する全 基地局へ送信する。例えば、受信品質照合部 1088は、ノーマル移動機群に対応する受信品� �群及びアイドルモードである移動機群に対� �する受信品質群に基づいて、該受信品質群� �最低受信品質に基づいて、適応変調情報を� �定し、該適応変調情報を対象のMBS Zoneに属� �る全基地局へ送信するようにしてもよい。

 マルチキャスト中継装置108により送信さ� ��た適応変調情報は、基地局112のマルチキャ� ��トフレーム作成部1126に入力される。

 基地局112のマルチキャストフレーム作成� ��1126は、入力された適応変調情報に基づいて 、帯域割り当てメッセージが含まれるマルチ キャストフレームを適応変調してマルチキャ ストする。

 このようにすることにより、マルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��、帯域割り当てメッセージにより、当該移� ��機118に割り当てられたアップリンクデータ� ��送信するための帯域を使用して、電波の受� ��品質を無線基地局側装置へ送信することが� ��きる。

 また、このようにすることにより、次に、� ��線基地局側装置が、MBSのマルチキャストデ� ��タを送信する場合には、以下の処理を行う� ��無線基地局側装置は、該マルチキャストデ� ��タの配信地域のうち、あるMBS Zoneに関して� ��有効な受信品質が得られていないアイドル� ��ードである移動機の全てが、該MBS Zoneへの� ��前のマルチキャストデータの配信によって� ��ップリンク帯域を割り当てられていたかを� ��断する。そして、無線基地局側装置は、該M BS Zoneへの以前のマルチキャストデータの配� ��によってアップリンク帯域を割り当てられ� ��いた場合、該MBS Zoneに関して、有効な受信� ��質が得られているアイドルモードである移� ��機群に対応する受信品質群及び有効な受信� ��質が得られているノーマルモードである移� ��機群に対応する受信品質群に基づいて、該M BS Zoneで配信するマルチキャストデータを適� ��変調する。例えば、無線基地局側装置は、� ��効な受信品質が得られているアイドルモー� ��である移動機群に対応する受信品質群及び� ��効な受信品質が得られているノーマルモー� ��である移動機群に対応する受信品質群の最� ��受信品質に基づいて、該MBS Zoneで配信する� ��ルチキャストデータを適応変調する。
(第5の実施例)
 本実施例に係る通信システムの適用例につ� ��て説明する。本実施例では、WiMAX(Worldwide In teroperability for Microwave Access)を一例として説 明する。しかし、間欠受信方式及びマルチキ ャスト配信方式をサポートするシステムであ れば、WiMAX以外にも適用できる。

 本実施例に係る通信システムは、時分割� ��信(TDD: Time Division Duplex)方式が適用される� ��TDDでは、上りリンクと下りリンクの信号が� ��一周波数帯で送信され、下りリンクと上り� ��ンクとが高速に切り替えられることにより� ��全二重通信が行われる。時分割復信方式に� ��ける伝送フレームには、下りリンクの信号� ��送信される下りリンクサブフレームと、上� ��リンクの信号が送信される上りリンクサブ� ��レームとが含まれる。また、本実施例に係� ��通信システムは、直交周波数分割多重(OFDM:� �Orthogonal Frequency Division Multiplexing)/直交周波 数分割多重接続(OFDMA: Orthogonal Frequency Divisio n Multiple Access)が適用される。

 本実施例に係る通信システムは、基地局1 12を有する。また、本実施例に係る通信シス� ��ムは、移動機118を有する。基地局112と移動� ��118は、時分割復信方式により無線通信を行� ��。時分割復信方式における伝送フレームは� ��図8に示すように下りリンクサブフレーム(DL  Subframe)と上りリンクサブフレーム(UL Subframe )により構成され、1対の下りリンクサブフレ� ��ムと上りリンクサブフレームにより、1フレ ームが構成される。図8には、一例としてOFDMA -PHYを示す。図8において、縦軸はサブチャネ� ��の論理番号(Subchannel Logical Number)を示し、� �軸はシンボル番号(Symbol Number)を示す。横軸� ��時間方向である。また、下りリンクサブフ� ��ームでは1スロットは2シンボルにより構成� �れ、上りリンクサブフレームでは1スロット� ��3シンボルにより構成される。また、下りリ ンクサブフレームには、プリアンブル(Preamble )と、フレーム制御ヘッダ(FCH: Frame Control Hea der)と、下りリンク マップ(DL-MAP)と、上りリ� ��ク マップ(UL-MAP)と、下りリンクバースト(DL  burst)と、マルチキャスト アンド ブロード キャスト サービス マップ メッセージ(MBS_M AP Message)と、MBSバースト(MBS burst)とが含まれ る。下りリンクバーストは、複数の領域に区 分(分割)されてもよい。また、MBS_MAP Messageと 、MBSバースト(MBS burst)がマッピングされる無 線リソースは、MBS領域(MBS Region)と呼ばれて� �よい。

 図8には、下りリンクバーストが4個の領� �に区分(分割)されている場合を示す。また、 MBSバーストは、複数の領域に区分(分割)され� ��もよい。図8には、MBSバーストが2個の領域� �区分(分割)されている場合を示す。

 プリアンブルには、移動機118がフレーム� ��期を実現するために必要なプリアンブルパ� ��ーンが含まれる。FCHは、使用するサブチャ� ��ルや直後に位置するDL-MAPに関する情報が含� ��れる。DL-MAPには、DLサブフレームのDLバース トのマッピング情報が含まれる。移動機118は 、該DL-MAPを読むことにより、UL-MAP(DLバースト #1で送信)、DLバースト及びMBS Regionを識別す� �ことができる。ここで、バーストとは、同� �の変調方式と同一の前方エラー訂正(FEC: Forw ard Error Correction)の組み合わせを有する領域� ��ある。DL-MAP/UL-MAPにより、各バーストの変調 方式とFECの組み合わせが指定される。バース トでは、IEEE 802.16eで規定されている各種の� �御メッセージ、及び、ユーザデータが搬送� �れる。DL-MAPには、様々な種類の情報要素(IE:� �Information Element)が含まれる。例えば、DL-MAP� �含まれるMBS_MAP_IEでは、DLサブフレーム中のMB S Regionが示される。MBS_MAP_IEには、該MBS Region の位置を示すために、フレーム内のシンボル  オフセット(Symbol Offset)等が含まれる。MBS R egionには、MBS Region内の構成を示すMBS_MAP Messa geと、実際のマルチキャストデータを搬送す� ��MBS burstが含まれる。ただし、MBS_MAP Message� �、少なくとも、現在のフレームから2フレー� ��以降のフレームのMBS Region内の構成を指し� �すようにすることがIEEE802.16eで標準化されて いる。移動機118は、MBS-MAP_IEを受信すること� �より、MBS-MAP messageを読むことができる。MBS- MAP_messageの一例を図9に示す。MBS-MAP messageに� �、MBS_DATA_IEが含まれる。

 また、UL-MAPは、ULサブフレームのファー� �ト フィードバック領域(Fast-Feedback Region)及� ��ULバーストのマッピング情報を含む。UL-MAP� �読むことによって、移動機118は、Fast-Feedback� �Region及びULバースト(#1~#4)を識別することが� �きる。また、Fast-Feedback Regionは、複数のス� �ットに分けられるようにしてもよい。例え� �、図8に示すように、Fast-Feedback Regionは、複� ��のFast-Feedback-slotに分けられる。図8には、ス ロット#0-#7(slot#0-#7)に分けられる例を示す。� �スロットには、各左上から右下方向へ番号� �付与される。左上から右下方向への番号付� �規則は、IEEE802.16e標準において固定的に規定 されている。Fast-Feedback-slotは割り当ての単位 である。本実施例では、このFast-Feedback-slotを 、マルチキャストを受信するアイドルモード である移動機118へ割り当てる。このようにす ることにより、マルチキャストを受信するア イドルモードである移動機118が、アップリン クデータを送信できる。Fast-Feedback-Regionは、I EEE802.16e標準において、元々、固定的に決ま� �ているデータを高速に、移動機から基地局� �Feedbackするのに適した領域である。従って、 Fast-Feedback-Regionを使用することは、データ量� ��確定している一時的なアップリンクデータ� ��送信するという目的に合致する。例えば、U L burstを利用して、アップリンクデータを送� ��するためには、送信したいデータに対し各� ��ヘッダを付加して、送信する必要がある。� ��かし、Fast-Feedback-Regionでは、Fast-Feedback-slot� �移動機へ割り当てる際に、その用途も同時� �限定して割り当てるので、柔軟なデータ送� �を可能にするための各種ヘッダを送信した� �データに付与する必要はない。

 また、上りリンクサブフレームには、フ� ��ースト-フィードバック領域(Fast-Feedback Regio n)と、上りリンクバースト(UL burst)とが含ま� �る。上りリンクバーストは、複数の領域に� �分(分割)されてもよい。図8には、上りリン� �バーストが4個の領域に区分(分割)されてい� �場合を示す。また、図8において、TTGは、送� ��/受信の切り替えのギャップを示し、RTGは、 受信/送信の切り替えのギャップを示す。

 基地局112は、下りリンクサブフレーム中� ��MBS RegionのMBS_MAP Messageに帯域割り当てメッ� ��ージをマッピングする。また、基地局112は� ��下りリンクサブフレーム中のDL-MAPのMBS_MAP_IE に帯域割り当てメッセージをマッピングする ようにしてもよい。例えば、基地局112は、ア ップリングデータを送信するための帯域割り 当てメッセージに、ファースト フィードバ� ��ク チャネル(Fast-Feedback-Channel)を割り当てる 情報要素を含める。このようにすることによ り、マルチキャスト受信するアイドルモード である移動機118が、特定の基地局112との間で 制御メッセージを送受信して、アイドルモー ドからノーマルモードへ移行せずに、データ 量が確定している一時的なアップリンクデー タを送信することができる。

 例えば、基地局112は、Fast-Feedback-Channelを� ��り当てる情報要素として、受信確認情報割� ��当て要素(MBS_ACK_Alloc_IE)を有する。例えば、M BS_ACK_Alloc_IEには、移動機識別子(MSID)、フレー ム オフセット(Frame Offset)及びFast-Feedback Regi on中のアロケーション オフセット(Allocation O ffset)が含まれるようにしてもよい。このよう にすることにより、マルチキャスト受信アイ ドル移動機118は、マルチキャストデータの受 信確認を無線基地局側装置へ送信できる。

 図9には、MBS_MAP messageフォーマットが示� �れる。図9において、MBS_MAP Messageは、複数の MBS_DATA_IEを含む。また、図9において、MBS_MAP  Messageは、複数のExtended_MBS_DATA_IEを含む。また 、図9において、MBS_MAP Messageは、MBS_DATA_Time_Di versity_IEを含む。いずれのIE(Information Element)� �、図8を参照して説明した1つのMBS burstの変� �方式等を規定している。この変調方式等は� �移動機118がMBS burstをデコードし、読み出す� ��めに必要な情報である。MBS_DATA_IEが最も基� �的なフォーマットである。Extended_MBS_DATA_IE及 びMBS_DATA_Time_Diversity_IEは、MBS_DATA_IEを拡張し� �フォーマットである。本実施例では、MBS_DATA _IEへ、上述のMBS_ACK_Alloc_IEを追加したフォー� �ットを示す。MBS_ACK_Alloc_IEをExtended_MBS_DATA_IE� �追加するようにしてもよい。MBS_ACK_Alloc_IEをM BS_DATA_Time_Diversity_IEに追加するようにしても� �い。

 図10に示すように、MBS_DATA_IEには、該MBS_DA TA_IEが対象とするMBS burstに関する情報が含ま れる。MBS burstに関する情報には、MBS Burst Fr ame Offset、Multicast CID、MBS DIUC、 OFDMA Symbol  Offset、Subchannel Offset、Boosting、No. OFDMA Symbols 、No. Subchannels、Repetition Coding Indicationが含� �れてもよい。また、MBS_DATA_IEには、次に送信 されるMBS_MAP Messageに関する情報が含まれる� �次に送信されるMBS_MAP Messageに関する情報に� ��、Next MBS MAP change indication、Next MBS Frame  Offset、Next MBS OFDMA Symbol Offset、Next MBS No.  OFDMA Symbols、Next MBS No. OFDMA Subchannelsが含ま れてもよい。また、MBS_DATA_IEには、新たに追� ��したMBS_ACK_Allooc_IEに関する情報が含まれる� �MBS_ACK_Allooc_IEに関する情報には、No. of MBS_AC K_Alloc_IE、MBS_ACK_Alloc_IE()が含まれるようにし� �もよい。

 例えば、移動機118は、Multicast CIDにより� �MBS_DATA_IEにより受信すべきマルチキャストデ ータを搬送するMBS burstが規定されているか� �判断する。そして、移動機118は、MBS_DATA_IEに より受信すべきマルチキャストデータを搬送 するMBS burstが規定されている場合、該MBS bur stを読む。該MBS burstは、図10に示されるMBS_DAT A_IE formatに含まれるMBS Burst Frame OffsetのNotes (説明)に記載されているように、少なくとも� ��フレームから2フレーム後のフレーム中にあ る。

 MBS_ACK_Alloc_IEには、図11に示すように、移� ��機識別子(MSID)、Allocation Offset、Frame Offsetが 含まれる。例えば、マルチキャストを受信す るアイドルモードである移動機118は、MSIDに� �って、当該移動機118に対するアップリンク� �域の割り当てであることを認識する。そし� �、該移動機118は、Frame Offsetによって、該帯� ��が割り当てられているフレームを認識する� ��そして、該移動機118は、Allocation Offsetによ� ��て、該フレーム中のFast-Feedback Regionに含ま� ��るどのFast-Feedback-slotを使用すればよいか認� ��する。そして、該移動機118は、該Fast-Feedback -slotを使用して、受信したMBS burstが搬送して いたマルチキャストデータに対する受信確認 (ACK)を基地局112へ返信する。

 一方、基地局112は、受信確認が、あるフ� ��ーム、言い換えれば、あるタイミングに集� ��しないように、複数フレームへ分散させる� ��ともできる。例えば、基地局は112、あるフ� ��ームに集中しないように、Frame Offsetを指定 する。

 本実施例によれば、MBS_MAP messageのMBS_DATA_ IEに、マルチキャスト受信アイドル移動機118� ��Fast-Feedback-Channelを割り当てるMBS_ACK_Alloc_IEを 新たに含める。また、MBS_MAP messageのExtended M BS_DATA_IEにMBS_ACK_Alloc_IEを新たに含めるように� ��てもよい。また、MBS_MAP messageのMBS_DATA_Time_D iversity_IEにMBS_ACK_Alloc_IEを新たに含めるように してもよい。このようにすることにより、マ ルチキャストを受信するアイドルモードであ る移動機118が、マルチキャストデータの受信 確認を無線基地局側装置へ送信できる。

 本実施例に係る通信システムにおいて、F ast-Feedback-Channelを割り当てる情報要素として� ��MBS_ACK_Alloc_IEを設け、該MBS_ACK_Alloc_IEをMBS_MAP_ IE含めた場合について説明する。

 図12は、本実施例にかかるMBS_MAP_IEのフォ� ��マットを示す。

 MBS_MAP_IEは、図8を参照して説明した伝送� �レームのDL-MAPの一情報要素である。DL-MAPは� �MBS_MAP_IEを含む。

 MBS_MAP_IEには、MBS Zone ID、Multi-BS MBS/Single -BS MBSのMBS Regionの指定、新たに追加したMBS_A CK_Allooc_IEに関する情報が含まれる。MBS_MAP_IE� �より指定されるMBS Regionは、該MBS_MAP_IEを搬� �しているフレーム中のMBS Regionを示す。上述 したMBS_MAP Messageと違い、先のフレームに関� �る情報は含まれない。しかし、MBS_MAP_IE中のM BS_ACK_Alloc_IEは、MBS_MAP Messageに含まれるよう� �した場合と同様に、Frame Offsetによって、先� ��フレームのFast_Feedback_Regionを示すことがで� �る。これは、実際にマルチキャストデータ� �配信されるのは、MBS_MAP_IEを搬送しているフ� ��ームではなく、先のフレームである可能性� ��あるためである。この場合、受信確認も、� ��れに対応する必要があるからである。

 MBS_MAP_IEに含まれるMBS_ACK_Alloc_IEは、図11を 参照して説明したMBS_ACK_Alloc_IEと同様に、MSID� ��Allocation Offset、Frame Offsetを含む。

 本実施例によれば、MBS_MAP_IEに、マルチキャ ストを受信するアイドルモードである移動機 へFast-Feedback-Channelを割り当てるMBS_ACK_Alloc_IE� �新たに含める。このようにすることにより� �マルチキャストを受信するアイドルモード� �ある移動機が、該マルチキャストデータの� �信確認を無線基地局側装置へ送信できる。
(第6の実施例)
 本実施例に係る通信システムの他の適用例� ��ついて説明する。本実施例では、上述した� ��うにWiMAXを一例として説明する。

 本実施例では、上述したFast-Feedback-Channel� ��割り当てる情報要素として、受信品質情報� ��り当て要素(MBS_CQICH_Alloc_IE)を有する。例え� �、該MBS_CQICH_Alloc_IEには、移動機識別子(MSID)� �Frame Offset及びFast-Feedback Region中Allocation Offs etを含めるようにしてもよい。このようにす� ��ことにより、マルチキャストを受信するア� ��ドルモードである移動機は、電波の受信品� ��を無線基地局側装置へ送信できる。無線基� ��局側装置は、該移動機宛の着信データを受� ��したとき、該受信品質に基づいて適応変調� ��た着信通知メッセージを該移動機宛へ広報� ��ることができる。また、無線基地局側装置� ��、該移動機宛の着信データを受信したとき� ��該受信品質に基づいて、配信するマルチキ� ��ストデータを適応変調できる。

 図13及び図14は、Fast-Feedback-Channelを割り当 てる情報要素に、MBS_CQICH_Alloc_IEを含める場合 のMBS_MAP Messageのメッセージフォーマットで� �る。

 本実施例では、上述したIEEE802.16e標準の� �レーム構成を前提に、図13及び図14に示すよ� ��なMBS_CQICH_Alloc_IEを新たに規定する。

 図13に示すように、MBS_MAP MessageのMBS_DATA_I Eに、MBS_CQICH_Alloc_IEを新たに含める。また、MB S_MAP MessageのExtended_MBS_DATA_IEに、MBS_CQICH_Alloc_I Eを新たに含めるようにしてもよい。また、MB S_MAP MessageのMBS_DATA_Time_Diversity_IEに、MBS_CQICH_A lloc_IEを新たに含めるようにしてもよい。

 また、図14に示すように、MBS_CQICH_Alloc_IE� �は、移動機識別子(MSID)、Frame Offset、Fast-Feedb ack Region中Allocation Offsetが含まれるようにし� ��もよい。また、図14に示される他の情報要� �が含まれるようにしてもよい。移動機識別� �は、割り当て対象のマルチキャスト受信ア� �ドル移動機を示す。Frame Offsetは、割り当て� ��象のFast_Feedback_Slotを含むFast_Feedback_Regionを� �送するフレームを示す。Allocation Offsetは、Fa st_Feedback_Region中の割り当て対象のFast_Feedback_S lot番号を示す。

 図14に示されるPeriod(p)、Duration(d)は、必須 ではない。Period(p)、Duration(d)を含めることに� ��り、MBS_CQICH_Alloc_IEによる割り当てにより、D urationで指定した期間、割り当てることがで� �る。すなわち、割り当てが一度きりではな� �なる。言い換えれば、Durationで指定した期間 、2のPeriod乗毎のフレームのFast_Feedback_Regionの Fast_Feedback_Slotを割り当てることができる。

 本実施例によれば、Fast-Feedback-Channelを割� ��当てる情報要素に、MBS_CQICH_Alloc_IEを含める� ��とにより、マルチキャストを受信するアイ� ��ルモードである移動機が、電波の受信品質� ��無線基地局側装置へ送信することができる� ��

 図15は、Fast-Feedback-Channelを割り当てる情� �要素に、MBS_CQICH_Alloc_IEを含める場合のMBS_MAP_ IEのフォーマットを示す。

 MBS_MAP_IEは、上述したように、DL-MAPの一情 報要素として、DL-MAPに含まれる。

 MBS_MAP_IEに含まれるMBS_CQICH_Alloc_IEには、移 動機識別子(MSID)、Frame Offset、Fast-Feedback Regio n中Allocation Offsetが含まれるようにしてもよ� �。MBS_CQICH_Alloc_IEに含まれる情報要素のうち� �Period(p)、Duration(d)はオプションとしてもよい 。

 本実施例によれば、Fast-Feedback-Channelを割� ��当てる情報要素に、MBS_CQICH_Alloc_IEを含める� ��このようにすることにより、マルチキャス� ��を受信するアイドルモードである移動機は� ��電波の受信品質を無線基地局側装置へ送信� ��ることができる。

 尚、上述した実施例において、マルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��、受信確認を送信するための帯域割り当て� ��、受信品質を送信するための帯域割り当て� ��を同じ割り当てメッセージで割り当てるよ� ��にしてもよい。例えば、マルチキャストを� ��信するアイドルモードである移動機が、MBS_ CQICH_Alloc_IEで割り当てられたFast_Feedback_Slotを� ��用して、受信品質を送信した場合に、該受� ��品質は、対象のマルチキャストデータを受� ��したことを示す受信確認であるようにして� ��よい。このようにすることにより、受信確� ��を送信するための帯域割り当てと、受信品� ��を送信するための帯域割り当てとをマージ� ��ることができる。
(第7の実施例)
 本実施例に係る通信システムの他の適用例� ��ついて説明する。本実施例では、上述した� ��うにWiMAXを一例として説明する。

 本実施例では、無線基地局側装置が、フ� ��ーム中の媒体アクセス制御 パケット デー タ ユニット(MAC PDU)のヘッダ中に、アップリ ングデータを送信するための帯域割り当てメ ッセージとして、Fast-Feedback-Channelを割り当て る情報要素を含める。

 このようにすることにより、マルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��、特定の基地局と制御メッセージを送受信� ��て、アイドルモードからノーマルモードへ� ��行せずに、データ量が確定している一時的� ��アップリンクデータを送信することができ� ��。

 また、本実施例では、Fast-Feedback-Channelを割� ��当てる情報要素に、MBS_ACK_Alloc_Extended_Subheade rを含める。
該MBS_ACK_Alloc_Extended_Subheaderには、移動機識別� ��(MSID)、Frame Offset、Fast-Feedback Region中Allocatio n Offsetを含むMBS_ACK_Alloc_IEを含めるようにし� �もよい。

 マルチキャストを受信するアイドルモー� ��である移動機は、マルチキャストデータの� ��信確認を無基地局側装置へ送信することが� ��きる。

 図16は、本実施例にかかるMAC(Media Access C ontrol) PDU(Protocol Data Unit)のフォーマットを� �す。WiMAXにおいては、図8を参照して説明し� �PHY(Physical)レイヤのフレームのburstが、エン� �ードされた複数のMACレイヤのデータユニッ� �を収容する。マルチキャストを受信するア� �ドルモードである移動機は、MAC PDUを読むこ とにより、マルチキャストデータを受信する ことができる。

 図16において、MAC PDUには、ジェネリック  マック ヘッダ(Generic MAC header)、拡張サブ� ��ッダ(Extended subheader)、サブヘッダ(Subheader)� �ペイロード(Payload)(マルチキャストデータ)及 びCRCが含まれる。Extended subheader、Subheader及� �CRCは、オプションである。

 本実施例では、Extended Subheaderに、MBS_ACK_A lloc_Extended_Subheaderを含める。MBS_ACK_Alloc_Extended _Subheaderは、帯域割り当てメッセージであっ� �もよい。従って、Extended subheaderは、必要なs ubheaderとなる。本実施例では、Generic MAC heade rの拡張サブヘッダフィールド(ESF: Extended Sub header Field)を、「Extended Subheader有り」を示す 値に設定する。

 また、Extended subheaderは、図16に示すよう� ��、複数のExtended subheaderをまとめたグループ 構成となっている。本実施例では、この拡張 サブヘッダグループ(Extended subheader group)の� �つとして、新たに設けたMBS_ACK_Alloc_Extended_Sub headerを含める。

 図17には、本実施例のMBS_ACK_Alloc_Extended_Sub headerのフォーマットの一例が示される。MBS_AC K_Alloc_Extended_Subheaderには、対象とするマルチ� ��ャストを受信するアイドルモードである移� ��機分のMBS_ACK_Alloc_IEが含まれる。MBS_ACK_Alloc_I Eは、帯域割り当てメッセージでもよい。MBS_A CK_Alloc_IEには、MSID、Allocation Offset、Frame Offse tが含まれるようにしてもよい。マルチキャ� �トのMAC PDUは、複数の移動機により受信され る。このため、MAC PDUだけでは、移動機を特� ��することはできない。従って、Subheaderで、M SIDを指定して、対象とするMSID分の割り当て� �報を含める必要がある。

 本実施例によれば、MAC PDUに、マルチキ� �ストを受信するアイドルモードである移動� �へFast-Feedback-Channelを割り当てるMBS_ACK_Alloc_Ext ended_Subheaderを新たに含める。このようにする ことにより、マルチキャストを受信するアイ ドルモードである移動機が、マルチキャスト データの受信確認を無線基地局側装置へ送信 することができる。

 尚、本実施例では、MAC PDUのヘッダ中にア� �プリングデータを送信するための帯域割り� �てメッセージとして、Fast-Feedback-Channelを割� �当てる情報要素を含める方法として、Extended  Subheaderを用いた場合について説明した。別� ��手法として、Fast-Feedback-Channelを割り当てる� ��報要素をSubheaderに含めるようにしてもよい� ��Subheaderを用いる場合は、Subheaderタイプは既� ��全て使い切っているので、新たにSubheaderを� ��義するのではなく、既存のSubheaderを拡張し� ��、帯域割り当てメッセージを含めるように� ��てもよい。
(第8の実施例)
 本実施例に係る通信システムの他の適用例� ��ついて説明する。本実施例では、上述した� ��うにWiMAXを一例として説明する。

 本実施例では、無線基地局側装置が、フ� ��ーム中のMAC PDUのヘッダに、アップリング� �ータを送信するための帯域割り当てメッセ� �ジとして、Fast-Feedback-Channelを割り当てる情� �要素を含める。

 このようにすることにより、マルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��、特定の基地局と制御メッセージを送受信� ��て、アイドルモードからノーマルモードへ� ��行せずに、データ量が確定している一時的� ��アップリンクデータを送信することができ� ��。

 また、本実施例では、上述のFast-Feedback-Ch annelを割り当てる情報要素に、MBS_CQICH_Alloc_Ext ended_Subheaderを含める。該MBS_CQICH_Alloc_Extended_Su bheaderには、移動機識別子(MSID)、Frame Offset、F ast-Feedback Region中Allocation Offsetを含むMBS_CQICH_ Alloc_IEを含めるようにしてもよい。このよう� ��することにより、マルチキャストを受信す� ��アイドルモードである移動機は、電波の受� ��品質を無線基地局側装置へ送信することが� ��きる。

 そして、無線基地局側装置は、該移動機� ��の着信データを受信したとき、該受信品質� ��基づいて適応変調した着信通知メッセージ� ��該移動機宛へ広報することができる。また� ��無線基地局側装置は、該移動機宛の着信デ� ��タを受信したとき、該受信品質に基づいて� ��配信するマルチキャストデータを適応変調� ��ることができる。

 本実施例のMBS_CQICH_Alloc Extended Subheaderの� ��ォーマットの一例を図18に示す。MBS_CQICH_Allo c Extended Subheaderは、図16を参照して説明した MAC PDUのExtended Subheaderに含まれるようにして もよい。MBS_CQICH_Alloc Extended Subheaderは、対象 とするマルチキャストを受信するアイドルモ ードである移動機分のMBS_CQICH_Alloc_IEを含む。 MBS_CQICH_Alloc_IEには、移動機識別子(MSID)、Frame� �Offset、Fast-Feedback Region中Allocation Offsetが含� �れるようにしてもよい。また、MBS_CQICH_Alloc_I Eには、オプションで、PeriodとDurationを含むよ うにしてもよい。

 マルチキャストのMAC PDUは、複数の移動� �により受信されるので、MAC PDUだけでは、移 動機を特定することはできない。従って、Sub header中で、MSIDを指定して、対象とするMSID分� ��割り当て情報を含めるようにしてもよい。

 本実施例によれば、MAC PDU中に、マルチ� �ャストを受信するアイドルモードである移� �機へFast-Feedback-Channelを割り当てるMBS_CQICH_Allo c Extended Subheaderを新たに含める。このよう� �することにより、マルチキャストを受信す� �アイドルモードである移動機は、電波の受� �品質を無線基地局側装置へ送信することが� �きる。

 尚、上述した実施例において、マルチキ� ��ストを受信するアイドルモードである移動� ��が、受信確認を送信するための帯域割り当� ��と、受信品質を送信するための帯域割り当� ��とをマージして、一つの割り当てメッセー� ��で割り当ててもよい。例えば、マルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��、MBS_CQICH_Alloc_IEで割り当てられたFast_Feedback _Slotを使用して、受信品質を送信した場合に� ��該受信品質は、対象のマルチキャストデー� ��を受信したことを示す受信確認であるよう� ��してもよい。このようにすることにより、� ��信確認を送信するための帯域割り当てと、� ��信品質を送信するための帯域割り当てとを� ��ージすることができる。

 本実施例に係る通信システムの他の適用� ��について説明する。本実施例では、上述し� ��ようにWiMAXを一例として説明する。

 本実施例では、無線基地局側装置が、下� ��リンクサブフレームのUL-MAPのUL-MAP IEに、ア ップリングデータを送信するための帯域割り 当てメッセージとして、Fast-Feedback-Channelを割 り当てる情報要素を含める。このようにする ことにより、マルチキャストを受信するアイ ドルモードである移動機は、特定の基地局と 制御メッセージを送受信して、アイドルモー ドからノーマルモードへ移行せずに、データ 量が確定している一時的なアップリンクデー タを送信することができる。

 また、本実施例では、Fast-Feedback-Channelを� ��り当てる情報要素として、Extended UIUCの一� �として、MBS_ACK_IEを含める。該MBS_ACK_IEには、 移動機識別子(MSID)、Frame Offset、Fast-Feedback Re gion中Allocation Offsetを含むMBS_ACK_Alloc_IEを含め� ��ようにしてもよい。このようにすることに� ��り、マルチキャストを受信するアイドルモ� ��ドの移動機は、マルチキャストデータの受� ��確認を無線基地局側装置へ送信することが� ��きる。

 図19には、本実施例のUL-MAP IEのフォーマ� ��トが示される。UL-MAP IEのフォーマットには 、Multicast CIDが含まれる。Multicast CIDにより� �象とするマルチキャストデータが識別され� �。また、UL-MAP IEのフォーマットには、UIUCが 含まれる。このUIUCは15が指定される。UIUC=15� �、Extended UIUCを示す。この値のUIUCは、UL-MAP  IEを拡張する際に指定される値である。

 本実施例では、拡張IEとして、MBS_ACK_IEを� ��たに含める。MBS_ACK_IEの一例を図20に示す。� ��ルチキャストを受信するアイドルモードで� ��る移動機は、MBS_ACK_IEのExtended UIUCの値を参� ��することで、MBS_ACK_IEであることを認識する ことができる。

 UL-MAP IEのフォーマットには、MBS_ACK_IEが� �まれる。MBS_ACK_IEは、対象とするマルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��のMBS_ACK_Alloc_IEを含む。MBS_ACK_Alloc_IEは、MSID� ��Allocation Offset、Frame Offsetを含むようにして もよい。

 本実施例によれば、UL-MAP IEにマルチキャ ストを受信するアイドルモードである移動機 へFast-Feedback-Channelを割り当てるMBS_ACK_IEを新� �に含める。このようにすることにより、マ� �チキャストを受信するアイドルモードであ� �移動機が、マルチキャストデータの受信確� �を無線基地局側装置へ送信することができ� �。

 本実施例に係る通信システムの他の適用� ��について説明する。本実施例では、上述し� ��ようにWiMAXを一例として説明する。

 本実施例では、無線基地局側装置が、下� ��リンクサブフレームのUL-MAPのUL-MAP IE中に、 アップリングデータを送信するための帯域割 り当てメッセージとして、Fast-Feedback-Channelを 割り当てる情報要素を含める。このようにす ることにより、マルチキャストを受信するア イドルモードである移動機は、特定の基地局 と制御メッセージを送受信して、アイドルモ ードからノーマルモードへ移行せずに、デー タ量が確定している一時的なアップリンクデ ータを送信することができる。

 また、本実施例では、Fast-Feedback-Channelを� ��り当てる情報要素として、Extended UIUCの一� �として、MBS_CQICH_IEを含める。該MBS_CQICH_IEに� �、移動機識別子(MSID)、Frame Offset、Fast-Feedback  Region中Allocation Offsetを含むMBS_CQICH_Alloc_IEを� ��めるようにしてもよい。このようにするこ� ��により、マルチキャストを受信するアイド� ��モードである移動機は、電波の受信品質を� ��線基地局側装置へ送信することができる。

 また、無線基地局側装置は、該移動機宛� ��着信データを受信したとき、該受信品質に� ��づいて、適応変調した着信通知メッセージ� ��該移動機宛へ広報することができる。また� ��無線基地局側装置が、該受信品質に基づい� ��、配信するマルチキャストデータを適応変� ��することができる。

 図21には、本実施例のUL-MAP IEのフォーマ� ��トが示される。UL-MAP IEのフォーマットには 、Multicast CIDが含まれる。Multicast CIDにより� �象とするマルチキャストデータが識別され� �。また、UL-MAP IEのフォーマットには、UIUCが 含まれる。このUIUCは15が指定される。UIUC=15� �、Extended UIUCを示す。この値のUIUCは、UL-MAP  IEを拡張する際に指定される値である。

 本実施例では、拡張IEとして、MBS_CQICH_IE� �新たに含める。MBS_CQICH_IEの一例を図22に示す 。マルチキャストを受信するアイドルモード である移動機は、MBS_CQICH_IEのExtended UIUCの値� ��参照することで、MBS_CQICH_IEであることを認� ��することができる。

 UL-MAP IEのフォーマットには、MBS_CQICH_IEが 含まれる。MBS_CQICH_IEは、対象とするマルチキ ャストを受信するアイドルモードである移動 機分のMBS_CQICH_Alloc_IEを含む。MBS_CQICH_Alloc_IEは 、移動機識別子(MSID)、Frame Offset、Fast-Feedback� �Region中Allocation Offsetを含むようにしてもよ� �。MBS_CQICH_Alloc_IEは、オプションで、PeriodとDu rationを含むようにしてもよい。

 本実施例によれば、UL-MAP IEにマルチキャ ストを受信するアイドルモードである移動機 へFast-Feedback-Channelを割り当てるMBS_CQICH_IEを新 たに含める。このようにすることにより、マ ルチキャストを受信するアイドルモードであ る移動機が、マルチキャストデータの受信確 認を無線基地局側装置へ送信することができ る。

 本実施例に係る通信システムの他の適用� ��について説明する。本実施例では、上述し� ��ようにWiMAXを一例として説明する。

 本実施例では、図8を参照して説明したUL� �burstを、各マルチキャストを受信するアイド ルモードである移動機へ割り当てる。従って 、上述した実施例のようにFast-Feedback-Channelを 割り当てるものとは異なる。

 このようにすることにより、マルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��、特定の基地局と制御メッセージを送受信� ��て、アイドルモードからノーマルモードへ� ��行せずに、データ量が確定している一時的� ��アップリンクデータを送信することができ� ��。

 図23には、本実施例のUL-MAP IEのフォーマ� ��トが示される。図23によれば、UL burstが割� �当てられる。UL-MAP IEにおいて、CIDとして、� ��動機と一対一に対応関係が取れるBasic CIDが 指定される場合もある。しかし、マルチキャ ストを受信するアイドルモードである移動機 は、アイドルモードであるので、Basic CIDが� �り当てられていない。そこで、CIDとしては� �Multicast CIDを指定する。そして、拡張IEであ� ��MBS_UL_Burst_IEでMSIDを指定する。このようにす ることにより、ある特定のマルチキャストを 受信するアイドルモードである移動機へUL bu rstを割り当てることができる。

 MBS_UL_Burst_IEのフォーマットの一例を、図2 4に示す。MBS_UL_Burst_IEのフォーマットにおい� �、MSIDはマルチキャストを受信するアイドル� ��ードである移動機を指定する。UIUCはMBS_UL_Bu rst_IEにより指定されるUL burstの変調情報を指 定する。ただし、対象のマルチキャストを受 信するアイドルモードである移動機の受信品 質が得られてない場合は、最低の受信品質で あると想定して、UL burstの変調情報を指定す る。Durationは、OFDMAスロット数を示し、MBS_UL_B urst_IEが指定するUL burstのサイズを指定する� �UL burstの指定に当たっては、縦軸/横軸に相� ��する、OFDMA symbol/subchannelに関する情報を指� ��する必要はない。それは、UL-MAPの登場するU L-MAP IE順に、左上から右下方向へDurationで指� ��されたOFDMA symbolをOFDMAスロット単位で割り� ��てていき、右端に到達したら、左端にルー� ��することに標準仕様上、規定されているた� ��である。従って、Durationを指定するだけで� �フレーム中のUL burstを指定することができ� �。

 本実施例によれば、下りリンクのサブフ� ��ームのUL-MAPの新たなUL-MAP IEとして、マルチ キャストを受信するアイドルモードである移 動機が利用できるUL burstを指定するMBS_UL_Burst _IEを、新たに含める。このようにすることに より、該マルチキャストを受信するアイドル モードである移動機が、特定の基地局と制御 メッセージを送受信して、アイドルモードか らノーマルモードへ移行せずに、データ量が 確定している一時的なアップリンクデータを 送信することができる。

 UL burstは、Fast-Feedback-Channelと異なり、割� ��当てる際に必ずしも用途を限定する必要は� ��い。UL burstには各種ヘッダを付加すること� ��できるので、該ヘッダによって、受信確認� ��のか、受信品質なのかを、基地局が判別す� ��ことができる。

 本実施例によれば、マルチキャストを受� ��するアイドルモードである移動機は、特定� ��基地局と制御メッセージを送受信して、ア� ��ドルモードからノーマルモードへ移行せず� ��、データ量が確定している一時的なアップ� ��ンクデータを送信できる。

 また、本実施例によれば、マルチキャス� ��を受信するアイドルモードである移動機は� ��帯域割り当てメッセージにより、当該移動� ��に割り当てられたアップリンクデータを送� ��するための帯域を使用して、マルチキャス� ��データの受信確認を無線基地局側装置へ送� ��することができる。

 また、本実施例によれば、マルチキャス� ��を受信するアイドルモードである移動機は� ��帯域割り当てメッセージにより、当該移動� ��に割り当てられたアップリンクデータを送� ��するための帯域を使用して、電波の受信品� ��を無線基地局側装置へ送信することができ� ��。また、無線基地局側装置は、該移動機宛� ��着信データを受信した際に、該受信品質に� ��づき適応変調した着信通知メッセージを該� ��動機宛へ広報することができる。

 また、本実施例によれば、マルチキャス� ��を受信するアイドルモードである移動機は� ��帯域割り当てメッセージにより、当該移動� ��に割り当てられたアップリンクデータを送� ��するための帯域を使用して、電波の受信品� ��を無線基地局側装置へ送信することができ� ��。また、無線基地局側装置は、マルチキャ� ��トを受信するアイドルモードである移動機� ��受信品質に基づいて、マルチキャストデー� ��を適応変調することができる。