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Patent Searching and Data


Title:
BATHTUB DRAIN PLUG DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/066693
Kind Code:
A1
Abstract:
Conventional drain plug devices where a plug lid is opened and closed by a pull of a chain, wire, or the like have a complex structure which is prone to failure and is difficult to clean. Further, in conventional drain plug devices where a plug lid is opened and closed by using a mechanical box provided with a thrust lock mechanism, the plug lid is remotely operated by a release wire which requires labor and time for mounting. A bathtub plug device of the invention has a mechanical box for lifting and lowering a plug lid of a drain plug, a support member for supporting the mechanical box and placed and held at a drain opening, and a chain, wire, or the like anchored to the upper surface of the plug lid connected to a support shaft of the mechanical box. A thrust lock mechanism of the mechanical box is operated by a pull of the chain, wire, or the like, and the drain plug is opened and closed by ascending and descending of the plug lid effected by vertical movement of the support shaft of the mechanical box.

Inventors:
ISHIGAKI MASAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/071020
Publication Date:
May 28, 2009
Filing Date:
November 19, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NIHON ALPHA KK (JP)
ISHIGAKI MASAKI (JP)
International Classes:
E03C1/22; A47K1/14; E03C1/23
Foreign References:
JPS5755390U1982-03-31
JPS56108786U1981-08-24
JPH09192037A1997-07-29
JP2002097694A2002-04-02
Attorney, Agent or Firm:
ASAKURA, Shozo (12-4 Iwamotocho 1-chom, Chiyoda-ku Tokyo 32, JP)
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Claims:
 排水栓の栓蓋を昇降させるメカボックスと、該メカボックスが支持され、排水口に装填支持する支持部材と、メカボックスの支軸に接続する栓蓋上面に繋留したチェーン又はワイヤ等とでなり、チェーン又はワイヤ等の引張りでメカボックスのスラストロック機構が作動され、メカボックスの支軸の上下動による栓蓋の上昇、下降で、排水栓の開閉がされることを特徴とする浴槽用排水栓装置。
 栓蓋の上面相対側部に、軸支された柄を設け、該柄を介してその柄の円弧頂部に繋留するチェーン又はワイヤ等が設けられることを特徴とする請求項1記載の浴槽用排水栓装置。
 スラストロック機構は、メカボックスケースの内周面に形成した下向きと上向きとの相対向の鋸歯部と、栓蓋と接続する支軸に装着して自由回転する鋸歯回転こまと、メカボックスケースと支軸と間に介在させたスプリングとで構成し、支軸を軸上方へ引張ることによって、スプリングを庄縮し、下向き鋸歯部を鋸歯回転こまが噛合しつつ摺って回転されて送られ、支軸の引張りを弛緩することによって、スプリングの圧縮が元へ戻って、上向き鋸歯部に噛合し、支軸の上下動を止めて、栓蓋による排水口の開閉がされることを特徴とする請求項1記載の浴槽用排水栓装置。
Description:
浴槽用排水栓装置

 本発明は、栓蓋に繋留したチェーン又は イヤ等の引張りで開閉する浴槽用排水栓装 に係るものである。

 従来、浴槽用排水栓装置は、浴槽底部の 水口に排水栓紛失防止の為のチェーン又は イヤ等が栓蓋に取付けられたゴム栓を備え このゴム栓によって開閉がされるものであ た。

 ところで、水を張った浴槽などでは、排水 の開閉が困難を来たしたので、チェーン又 ワイヤ等を引張ることによって、排水栓の 閉をできるようにした浴槽用排水栓装置が る。
 この浴槽用排水栓装置は、固定筒と、該固 筒内を摺動する可動筒と、固定筒底部にそ 下端を固着したコイルバネ上端に固定した 力を有する係止体と、係止体上部には栓蓋 設けられた支軸とでなり、チェーン又はワ ヤの引張りによる支軸の上下動で、前記可 筒による前記係止体の前記固定筒との係脱 されて排水栓の開閉をするものである(特許 文献1)。

 また、排水栓の栓蓋を昇降させるメカボ クスが支持される支持部材を排水口に装填 持し、メカボックスのスラストロック機構 操作部より遠隔操作されるレリースワイヤ 栓蓋に設定する排水栓装置がある(特許文献 2)。

特開2007-136134

特開2000-038752

 チェーン又はワイヤ等が取付けられたゴ 栓などの排水栓は、該排水栓の排水口への りが強くて、開くときには、チェーン又は イヤ等を強く引張ることになる。そのよう ことが多々であるので、チェーン又はワイ 等を切断してしまうことになり、不都合で った。

 また、固定筒と、可動筒と、係止体及びコ ルバネとが設けられ、チェーン又はワイヤ の引張りによる支軸の上下動で、可動筒に る係止体の固定筒との係脱がされて排水栓 開閉をする浴槽用排水栓装置(特許文献1)は 構造が複雑で、且つ排水の流れを妨げるも であり、使い勝手が悪いものである。
 なお、複雑な構造を排水内に露出するもの あるので故障が起りやすく、不具合である
 なおまた、複雑な構造の排水栓装置は、そ 清掃に困難を来すものである。

 また、メカボックスが支持される支持部材 排水口に装填支持し、栓蓋に設定したレリ スワイヤによるメカボックスのスラストロ ク機構が遠隔操作されて、栓蓋の昇降によ 排水栓の開閉がされる排水栓装置(特許文献 2)は、排水栓の開閉を軽い操作で出来ること よいもののレリースワイヤが使われる関係 、そのレリースワイヤの栓蓋への設定に不 合を生じ、レリースワイヤの位置決め定着 煩わしかった。
 そして、栓蓋が異形となるので、違和感を じ、かつ密着性にも苦労を要することにな 。
 また、この排水栓装置は、栓蓋にレリース イヤを設定するために、排水管内ヘレリー ワイヤを通して遠隔操作される排水栓を開 させるものほどには、施工の困難さはない しても、取付けに安易さがない。

 本発明は、安易に取付け作業でき、且つ 水栓の軽い開閉操作を簡単で、容易にでき ようにするために、栓蓋にチェーン又はワ ヤ等が繋留された浴槽用排水栓装置を得る とを目的とする。

 本発明の浴槽用排水栓装置は、排水栓の 蓋を昇降させるメカボックスと、該メカボ クスが支持され、排水口に装填支持する支 部材と、メカボックスの支軸に接続する栓 上面に繋留したチェーン又はワイヤ等とで り、チェーン又はワイヤ等の引張りでメカ ックスのスラストロック機構で作動され、 カボックスの支軸の上下動による栓蓋の上 、下降で排水栓の開閉がされるものである

 本発明の浴槽用排水栓装置は、栓蓋の上 相対側部に軸支された柄を設け、該柄を介 てその柄の円弧頂部に繋留するチェーン叉 ワイヤ等が設けられるものである。

 本発明の浴槽用排水栓装置は、メカボッ スのスラストロック機構がメカボックスケ スの内周面に形成した下向きと上向きとの 対向の鋸歯部と、栓蓋と接続する支軸に装 して自由回転する鋸歯回転こまと、メカボ クスケースと支軸との間に介在させたスプ ングとで構成され、支軸を軸上方へ引張る とによって、スプリングを圧縮し、下向き 歯部を鋸歯回転こまが噛合しつつ摺って回 されて送られ、支軸の引張りを弛緩するこ によって、スプリングの圧縮が元へ戻って 上向き鋸歯部に噛合し、支軸の上下動を止 て、栓蓋による排水口の開閉がされるもの ある。

 本発明の浴槽用排水栓装置は、排水栓の 蓋を昇降させるメカボックスが支持部材に 持され、該支持部材を排水口に装填支持し メカボックスのスラストロック機構が栓蓋 繋留したチェーン叉はワイヤ等で作動され ものであるので、メカボックスが取付けら た支持部材を、排水ロに簡単、且つ容易な 付け、取外し出来、施工に苦慮しないです 。よって、取付け、取外し施工に時間を要 ることがない。

 本発明の浴槽用排水栓装置は、排水栓の開 操作がチェーン叉はワイヤ等の引張りで簡 、且つ容易にでき、その操作が軽く、しか 、チェーン叉はワイヤ等への引張り負荷が さいので、該チェーン叉はワイヤ等を破損 ないようにできる。
 また、排水栓の開閉がされる栓蓋の昇降を るスラストロック機構がメカボックス内に 納され、コンパクトになっているので、排 に不祥事を起すことなく、また、清掃の困 さを解消できる。
 排水栓による排水口の開閉は、メカボック のスラストロック機構での作動によるもの あるので、歯切れのよい作動をすることが きる。

 本発明の浴槽用排水栓装置は、栓蓋の上 相対側部に軸支された柄を介して、その柄 円弧頂部に繋留するチェーン叉はワイヤ等 設けられているものであるので、チェーン はワイヤ等で引張られる引張り負荷が柄に って分散されて栓蓋に及ぼすことになり、 散することによって、個々の引張り負荷が さくなって、この小さくなった引張り負荷 受けることになるので、それによる破損は 避できる。

  図1は、栓蓋にチェーン叉はワイヤ等を繋 した浴槽用排水栓の断面図である。
  図2は、栓蓋に柄を介してチェーン叉はワ ヤ等が繋留された浴槽用排水栓の断面図で る。
  図3は、栓蓋に柄を介してチェーン叉はワ ヤ等が繋留された浴槽用排水栓の側面図で る。
  図4は、スラストロック機構の説明のため 展開図である。

 本発明の浴槽用排水栓装置は、栓蓋に、 は栓蓋に軸支した柄を介して繋留したチェ ン叉はワイヤ等と、該チェーン叉はワイヤ による引張りで栓蓋を昇降させ、排水口の 閉がされるスラストロック機構を具備した カボックスが付設された排水栓とによって るものである。

 浴槽用排水栓装置は、図1に示す如く、排水 栓aの栓蓋1を昇降させるメカボックス2と、該 メカボックスが支持され、排水口金具bに装 支持する支持部材cと、メカボックス2の支軸 3に接続する栓蓋1上面に繋留したチェーン叉 ワイヤ4等とでなる。
 排水栓aは、下側面には、中心部にメカボッ クス2の支軸3の頭部との接続が容易には外れ い接合がされる接合部11と、その外側部に 蓋の昇降でメカボックス2の外側周を摺動ガ ドするガイド部12と、排水口金具bとのシー がされるパッキン13とを備え、また、上側 には、チェーン叉はワイヤ4等を取付ける繋 部14を備えた栓蓋1と、メカボックスケース2 1の内周面に形成した下向き鋸歯部211と上向 鋸歯部212との相対向する鋸歯部と、栓蓋1と 続する支軸3に装着して自由回転する上面及 び下面に鋸歯が形成された鋸歯回転こま22と メカボックスケース21と支軸3との間に介在 せたスプリング23とで構成されるスラスト ック機構が具備され、支軸3を軸上方へ引張 ことによってスプリング23を圧縮し、下向 鋸歯部211を鋸歯回転こま22が噛合しつつ摺っ て回転されて送られ、支軸3の引張りを弛緩 ることによって、スプリング23の圧縮が元へ 戻って上向き鋸歯部212に噛合し、支軸の上下 動を止めて、栓蓋の昇降がされるメカボック ス2とでなる。
 支持部材cは、メカボックスケース21の外周 を支持定着し、排水口金具bに装着して、排 水口金具に定着させる。例えば、その支持部 材の外側に形成された爪部5で、排水口金具b 係合部6に係合定着してもよい。

 そこで、需要に基いて、排水栓aを支持定 着した支持部材cを浴槽の排水口金具bに装着 れば、直ちに使用可能になり、また、取外 も、簡単且つ容易である。

 浴槽に取付けられた排水栓aは、チェーン叉 はワイヤ等を引張ることによって、該チェー ン叉はワイヤ等を繋留した栓蓋1が引上げら 、それに伴って、外れないように嵌着され いる支軸3が引張られる。そして、支軸3が引 張られることによって、メカボックス2のス ストロック機構を作動する。
 チェーン叉はワイヤ4等の引張り、及びその 弛緩によって、支軸3の上下動がされ、この 下動によって栓蓋の上昇、下降をし、スラ トロック機構によって、この上昇、下降位 で止めることにより、栓蓋1による排水口の 閉がされる。

 チェーン叉はワイヤ等の引張り負荷を分散 るため、柄が介在された浴槽用排水栓装置 、図2、図3によって示す。
 この浴槽用排水栓装置は、栓蓋1aと、該栓 を昇降させるメカボックス2とでなる排水栓a と、該メカボックスが支持され、排水口金具 bに装填支持する支持部材cと、メカボックス2 の支軸3に接続する栓蓋1a上面相対側部に軸ピ ン7をもって軸支された柄8を設け、該柄を介 てその柄における円弧頂部の繋留部81に繋 するチェーン叉はワイヤ4等とで構成される

 引張り負荷が一点集中しないよう分散させ ため、柄8が栓蓋1aとチェーン叉はワイヤ4等 との間に介在され、該柄は、栓蓋1aの上面相 側部に軸支し、柄8の円弧頂部には、形成さ れた繋留部81をもってチェーン叉はワイヤ4等 が繋留されている。
 そして、柄8は、通常では、栓蓋1a上面に埋 するように形成し、チェーン叉はワイヤ4等 で引張られると栓蓋1aより引き起こされる。
 浴槽に取付ける支持部材cに支持定着された 排水栓aは、チェーン叉はワイヤ4等が引張ら ることによって、それを繋留する柄8が、そ れを上面相対側部に軸支する栓蓋1aを引上げ ことになる。そして、栓蓋の引上げに伴っ 支軸3が引張られ、メカボックス2のスラス ロック機構が作動される。
 よって、チェーン叉はワイヤ4等の引張り、 及びその弛緩によって、支軸3が上下動し、 ラストロック機構の作動で、この上下動が 栓蓋による排水口の開閉位置に止めること できる。
 メカボックス2は、メカボックスケース21の 周面に形成した下向き鋸歯部211と上向き鋸 部212との相対向鋸歯部と、栓蓋と接続する 軸3に装着して自由回転する鋸歯回転こま22 、メカボックスケース21と支軸3との間に介 させたスプリング23とでなるスラストロッ 機構を構成する。
 なお、スラストロック機構は、メカボック ケース21の内周面に形成された下向き鋸歯 211と上向き鋸歯部212との相対向鋸歯部と、 蓋1aに接続する支軸3に装着して自由回転す 鋸歯回転こま22と、メカボックスケース21と 軸3との間に介在させたスプリング23とで構 されている。

 スラストロック機構の作動を、図4によって 説明すると、メカボックスケースの内周面に 下向き鋸歯部211と、上向き鋸歯部212との相対 向鋸歯部が形成されている。そして、この相 対向鋸歯部間には、支軸に装着され、自由回 転する鋸歯回転こま22がスプリングによって に下方へ押圧されている状態で設けられて る。
 そこで、チェーン叉はワイヤ等による引張 の弛緩で鋸歯回転こま22が、上向き鋸歯部21 2の溝部212aに位置され、スプリングの圧縮が へ戻るための目一杯の伸びの押圧で溝部212a を下降し、それに伴って、下降した支軸によ って、それに接続された栓蓋が排水口の閉じ の状態にされる。
 次に、チェーン叉はワイヤ等を引張ると、 軸が引き上げられ、それに伴って鋸歯回転 ま22がスプリングの圧縮による伸びの押圧 逆らって引上げられ、鋸歯回転こま22がその 上面鋸歯を下向き鋸歯部211に噛合し、傾斜部 211aを摺って回転され、下向き鋸歯部の鋸歯21 1bで停止する。チェーン叉はワイヤ等を弛緩 ると、スプリングの伸びによる押圧で、鋸 回転こま22は、上向き鋸歯部212の傾斜部212b 摺ってその鋸歯212cに当り、停止し、栓蓋が 排水口の開きの状態になり、この開きの状態 を維持する。(行程(1))
 そこで、チェーン叉はワイヤ等を再び引張 と、支軸が引上げられると共に、鋸歯回転 ま22がスプリングの圧縮による伸びの押圧 逆らって引き上げられ、下向き鋸歯部211の の鋸歯の傾斜部211cに当って、これを摺り、 転される。ここで、チェーン叉はワイヤ等 よる引張りを弛緩すると、スプリングの伸 の押圧で、鋸歯回転こま22の下面鋸歯が上 き鋸歯部212の鋸歯212cの傾斜部を摺って、次 溝部212dへ下降することになり、栓蓋が排水 口の閉じの状態となる。(行程(2))