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Patent Searching and Data


Title:
BLOOD SUGAR MEASURED LEVEL MANAGEMENT SYSTEM AND BLOOD SUGAR LEVEL MEASUREMENT APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/081790
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To prevent blood sugar meters used in a hospital word from being mixed up. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] A nickname area which is writable only from outside is provided in a nonvolatile storage in a blood sugar meter. When the blood sugar meter is powered on, a nickname is displayed on a display section. A measured data management apparatus is provided with a blood sugar meter individual setting table in which the serial number and the nickname of the blood sugar meter are registered in association with each other, automatically reads the serial number of the blood sugar meter when connected to the blood sugar meter and starting communication, and displays the nickname obtained from the blood sugar meter individual setting table on the display section.

Inventors:
ASAMA, Koichiro (Inokuchi Nakai-machi, Ashigarakami-gu, Kanagawa 51, 2590151, JP)
浅間 弘一郎 (〒51 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社 内 Kanagawa, 2590151, JP)
SUGAWARA, Yoshihisa (Inokuchi Nakai-machi, Ashigarakami-gu, Kanagawa 51, 2590151, JP)
菅原 吉久 (〒51 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社 内 Kanagawa, 2590151, JP)
MYOUJOU, Hiroyuki (Inokuchi Nakai-machi, Ashigarakami-gu, Kanagawa 51, 2590151, JP)
Application Number:
JP2008/072816
Publication Date:
July 02, 2009
Filing Date:
December 16, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TERUMO Kabushiki Kaisha (44-1, Hatagaya 2-chome Shibuya-k, Tokyo 72, 1510072, JP)
テルモ株式会社 (〒72 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目44番1号 Tokyo, 1510072, JP)
ASAMA, Koichiro (Inokuchi Nakai-machi, Ashigarakami-gu, Kanagawa 51, 2590151, JP)
浅間 弘一郎 (〒51 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社 内 Kanagawa, 2590151, JP)
SUGAWARA, Yoshihisa (Inokuchi Nakai-machi, Ashigarakami-gu, Kanagawa 51, 2590151, JP)
菅原 吉久 (〒51 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社 内 Kanagawa, 2590151, JP)
International Classes:
G01N21/78
Domestic Patent References:
WO2001093143A1
WO2006098702A1
Foreign References:
JP2007159682A
JP2005080765A
JPH1019888A
JPH10318928A
Other References:
See also references of EP 2224228A1
Attorney, Agent or Firm:
TSUNODA, Yoshisue et al. (Sasazuka South Bldg, 1-64-8Sasazuka, Shibuya-ku, Tokyo 73, 1510073, JP)
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Claims:
 内部の所定の場所にシリアルナンバーを格納するシリアルナンバー領域を備える不揮発性ストレージと、所定の命令を受けて前記シリアルナンバー領域から前記シリアルナンバーを読み出す読出制御部と、前記読出制御部に接続され、外部装置とのデータ通信を行う第一の通信部とよりなる血糖値測定装置と、
 前記第一の通信部と通信を行う第二の通信部と、前記シリアルナンバーが格納されるシリアルナンバーフィールドとニックネームが格納されるニックネームフィールドを備える血糖値測定装置個別設定テーブルと、前記第二の通信部に接続され、前記第一の通信部と前記第二の通信部との通信の確立を検出する血糖値測定装置検出部と、前記血糖値測定装置検出部が前記第一の通信部と前記第二の通信部との通信の確立を検出したことに呼応して、前記読出制御部に前記シリアルナンバー領域から前記シリアルナンバーを読み出す命令を送信し、前記読出制御部から受信した前記シリアルナンバーを用いて前記血糖値測定装置個別設定テーブルを検索することにより、前記ニックネームを取得する血糖値測定装置操作部と、前記血糖値測定装置操作部が取得した前記ニックネームを表示する第一表示部とよりなる測定データ管理装置と
を具備する、血糖測定値管理システム。
 前記不揮発性ストレージは更に、内部の所定の場所にニックネームを格納するニックネーム領域を有しており、前記血糖値測定装置は、更に、
 前記第一の通信部に接続され、前記測定データ管理装置からニックネーム文字列を前記第一の通信部を通じて受信したときのみ、前記ニックネーム領域に前記ニックネーム文字列を記録する書込制御部と、を備え、
 前記測定データ管理装置は、更に、
 ユーザの操作を受け付ける操作部を備え、
 前記血糖値測定装置操作部は、前記操作部によって設定された前記ニックネーム文字列を前記第二の通信部に渡すとともに、前記第二の通信部は前記所定の命令及び前記ニックネーム文字列を前記第一の通信部に送信するものである、請求項1記載の血糖測定値管理システム。
 前記血糖値測定装置は更に、
 電源スイッチと、
 前記電源スイッチの操作を受けて電源オンオフを制御する電源制御部と、
 所定の文字列等を表示する第二表示部と
を備え、
 前記読出制御部は、前記電源制御部から発される電源オン状態の通知に呼応して、前記ニックネーム領域から前記ニックネームを読み出し、前記第二表示部に前記ニックネームを表示させるべく制御するものである、請求項2記載の血糖測定値管理システム。
 前記血糖値測定装置は更に、
 電源端子と、
 前記電源端子に加わった電圧を検出する電圧検出部を備え、
 前記電源制御部は、前記電圧検出部が電圧を検出した後、電圧を検出しなくなったことに呼応して、電源をオフ制御するものである、請求項3記載の血糖測定値管理システム。
 前記血糖値測定装置は更に、
 前記読出制御部に接続される操作部を備え、
 前記読出制御部は、前記操作部において特定の操作が行われたことに呼応して、前記ニックネーム領域から前記ニックネームを読み出し、前記ニックネームを表示させるべく前記第二表示部を制御するものである、請求項3記載の血糖測定値管理システム。
 電源スイッチと、
 前記電源スイッチの操作を受けて電源オンオフを制御する電源制御部と、
 内部の所定の場所にシリアルナンバーを格納するシリアルナンバー領域とニックネームを格納するニックネーム領域とを備える不揮発性ストレージと、
 所定の文字列等を表示する表示部と、
 前記電源制御部から発される電源オン状態の通知に呼応して、前記ニックネーム領域から前記ニックネームを読み出し、前記表示部に前記ニックネームを表示させるべく制御すると共に、所定の命令を受けて前記シリアルナンバー領域から前記シリアルナンバーを読み出す読出制御部と、
 前記読出制御部に接続され、外部装置に前記シリアルナンバーを送信する通信部と
を具備する、血糖値測定装置。
 前記血糖値測定装置は、更に、
 前記通信部に接続され、前記外部装置からニックネーム文字列を前記通信部を通じて受信したときのみ、前記ニックネーム領域に前記ニックネーム文字列を記録する書込制御部と
を具備する、請求項6記載の血糖値測定装置。
 前記血糖値測定装置は更に、
 電源端子と、
 前記電源端子に加わった電圧を検出する電圧検出部を備え、
 前記電源制御部は、前記電圧検出部が電圧を検出した後、電圧を検出しなくなったことに呼応して、電源をオフ制御するものである、請求項7記載の血糖値測定装置。
 前記血糖値測定装置は更に、
 前記読出制御部に接続される操作部を備え、
 前記読出制御部は、前記操作部において特定の操作が行われたことに呼応して、前記ニックネーム領域から前記ニックネームを読み出し、前記ニックネームを表示させるべく前記表示部を制御するものである、請求項7記載の血糖値測定装置。
Description:
血糖測定値管理システム及び血 値測定装置

 本発明は、血糖測定値管理システム及び血 値測定装置に適用して好適な技術に関する
 より詳細には、病院内で複数の患者を対象 して、血糖値の測定とインスリンの投与を 安全且つ確実に実行できる血糖値測定装置 、これを含む血糖測定値管理システムに関 る。

 周知のように、糖尿病は膵臓のインスリ 分泌異常に起因する。そのため、糖尿病患 は食事前に血糖値を測定し、その値に応じ インスリンを投与する必要がある。

 従来、家庭内で患者或はその家族が患者 血糖値を簡便に測定するために、小型化し 血糖値測定装置を、出願人は開発し、製造 売している。出願人による血糖値測定装置 特許出願を、特許文献1及び2として示す。

特開平10-19888号公報

特開平10-318928号公報

 多くの患者が入院している病院では、この 庭用血糖値測定装置をそのまま医療現場に 使用している、という実態が報告されてい 。
 しかし、家庭用途の血糖値測定装置では、 に血糖値を測定する機能しか備わっておら 、患者の取り違えやインスリン重複投与等 事故を未然に防止するための、安全面の工 が設けられていない。
 更に、多くの患者の血糖値測定処理とイン リン投与処置をそれぞれまとめて行うよう 、医療作業効率を考慮した機能が設けられ いない。
 今、医療現場向けに、安全面や作業効率等 観点から機能を洗練させた、新たな血糖値 定装置が求められている。

 血糖値測定装置を病院で使う場合、複数個 うことが想定される。同じ形状のものが複 並ぶと、どれがどれだか判らない。このた 、血糖値測定装置を取り違える、という事 が生じる可能性が高い。
 このような場合、医療現場では、看護師等 医療業務従事者が各々の血糖値測定装置に ール等を貼付して、名前をつける、という 用が行われることが考えられる。
 ところが、このシールは、雑菌の住処とな 可能性が極めて高い。
 血糖値測定装置は血液を扱う機器なので、 菌が付着し易い。したがって、常にアルコ ル消毒する等のメンテナンスが必要である このため、血糖値測定装置の筐体はアルコ ル消毒に適した防滴処理が施されている。
 この防滴処理が施された筐体にシールを貼 すると、折角アルコール消毒をしても、シ ルの貼付面に塗布されている粘着剤と筐体 の隙間等に雑菌が入り込み、消毒の効果が られない可能性が高い。このことは院内感 の事故を引き起こす要因となる。また、ア コールは粘着剤を溶かす作用もあるので、 ルコール消毒でシールが剥がれてしまう場 も起こりうる。このような理由から、筐体 シール等を貼付することは決して好ましい ととはいえない。

 本発明は、かかる課題を解決し、衛生的 、且つ血糖値測定装置を取り違える事故を ぐことができる新規な血糖測定値管理シス ム及び血糖値測定装置を提供することを目 とする。

 上記課題を解決するため、本発明による 糖測定値管理システムは、内部の所定の場 にシリアルナンバーを格納するシリアルナ バー領域を備える不揮発性ストレージと、 定の命令を受けてシリアルナンバー領域か シリアルナンバーを読み出す読出制御部と 読出制御部に接続され、外部装置とのデー 通信を行う第一の通信部とよりなる血糖値 定装置と、第一の通信部と通信を行う第二 通信部と、シリアルナンバーが格納される リアルナンバーフィールドとニックネーム 格納されるニックネームフィールドを備え 血糖値測定装置個別設定テーブルと、第二 通信部に接続され、第一の通信部と第二の 信部との通信の確立を検出する血糖値測定 置検出部と、血糖値測定装置検出部が第一 通信部と第二の通信部との通信の確立を検 したことに呼応して、読出制御部にシリア ナンバー領域からシリアルナンバーを読み す命令を送信し、読出制御部から受信した リアルナンバーを用いて血糖値測定装置個 設定テーブルを検索することにより、ニッ ネームを取得する血糖値測定装置操作部と 血糖値測定装置操作部が取得したニックネ ムを表示する第一表示部とよりなる測定デ タ管理装置とを具備するものである。

 また、本発明の好ましい形態として、血糖 測定装置内の不揮発性ストレージに、外部 らのみ書き込みが可能なニックネーム領域 設けた。
 そして、血糖値測定装置の電源オン時に、 示部にニックネームを表示するように構成 た。
 更に、測定データ管理装置は、血糖値測定 置のシリアルナンバーとニックネームを紐 けて登録する血糖値測定装置個別設定テー ルを設けている。そして、測定データ管理 置が血糖値測定装置と接続されて通信を開 した時に、自動的に血糖値測定装置のシリ ルナンバーを読み出し、表示部に血糖値測 装置個別設定テーブルから得たニックネー を表示するようにしている。

 また、本発明に用いられる血糖値測定装置 、
 電源スイッチと、
 前記電源スイッチの操作を受けて電源オン フを制御する電源制御部と、
 内部の所定の場所にシリアルナンバーを格 するシリアルナンバー領域とニックネーム 格納するニックネーム領域とを備える不揮 性ストレージと、
 所定の文字列等を表示する表示部と、
 前記電源制御部から発される電源オン状態 通知に呼応して、前記ニックネーム領域か 前記ニックネームを読み出し、前記表示部 前記ニックネームを表示させるべく制御す と共に、所定の命令を受けて前記シリアル ンバー領域から前記シリアルナンバーを読 出す読出制御部と、
 前記読出制御部に接続され、外部装置に前 シリアルナンバーを送信する通信部と
を具備するものである。

 そして、本発明に用いられる血糖値測定装 の好ましい形態として、更に、
 前記通信部に接続され、前記外部装置から ックネーム文字列を前記通信部を通じて受 したときのみ、前記ニックネーム領域に前 ニックネーム文字列を記録する書込制御部
を具備するものである。

 そして、本発明に用いられる血糖値測定装 の好ましい形態として、更に、
 電源端子と、
 前記電源端子に加わった電圧を検出する電 検出部を備え、
 前記電源制御部は、前記電圧検出部が電圧 検出した後、電圧を検出しなくなったこと 呼応して、電源をオフ制御するものである

 そして、本発明に用いられる血糖値測定装 の好ましい形態として、更に、
 前記読出制御部に接続される操作部を備え
 前記読出制御部は、前記操作部において特 の操作が行われたことに呼応して、前記ニ クネーム領域から前記ニックネームを読み し、前記ニックネームを表示させるべく前 表示部を制御するものである。

 血糖値測定装置はシリアルナンバーでユニ クに識別できるが、ユーザにシリアルナン ーを覚えて貰う訳にはいかない。そこで、 定データ管理装置ではシリアルナンバーと ックネームを紐付けて、設定値と共に血糖 測定装置個別設定テーブルに登録する。そ て、血糖値測定装置と測定データ管理装置 通信が確立したら、血糖値測定装置からシ アルナンバーを読み出し、血糖値測定装置 別設定テーブルを当該シリアルナンバーで 索して、ニックネームを読み出し、表示部 表示する。こうすることにより、ユーザが 定データ管理装置上で取り扱う血糖値測定 置を容易に識別することができる。
 また、測定データ管理装置に一旦登録した 糖値測定装置のレコードを削除する際にも ニックネームの存在により、容易に識別す ことができる。

 本発明の血糖測定値管理システムに係る血 値測定装置は、内部の不揮発性ストレージ にニックネーム領域を設け、そこに測定デ タ管理装置からのみ書き込み可能なニック ームを記録できるようにした。そして、電 オン時に行われるセルフチェックの時間を 用して、LCDに表示するようにした。こうす ことで、電源オンの際に血糖値測定装置の 別ができる。
 また、ニックネームの書き込みに制限を加 、測定データ管理装置からのみ書き込みを 可することで、血糖値測定装置を取り違え 事故を防止できる。

 本発明によれば、衛生的で、かつ血糖値 定装置を取り違える事故を未然に防ぐこと できる血糖測定値管理システム及び血糖値 定装置を提供することができる。

本発明の一実施の形態による血糖測定 管理システムの全体概略図である。 血糖測定器の外観斜視図である。 血糖測定器を四方向から見た図である 血糖測定器をクレードルから離脱した 態での、クレードルの外観図である。 血糖測定器をクレードルに装着した状 での、クレードルの外観図である。 血糖測定器の内部ブロック図である。 クレードルの内部ブロック図である。 血糖測定器とクレードルと測定データ 理装置との接続状態を示すブロック図であ 。 測定データ管理装置のブロック図であ 。 血糖測定器にて行う血糖測定作業の流 れを説明する概略図である。 測定データ管理装置の機能ブロック図 である。 血糖測定器個別設定テーブルのフィー ルドを示す図である。 測定データ管理装置の動作の流れを示 すフローチャートである。 血糖測定器確認及びデータ受信処理の 動作を示すフローチャートである。 「未登録」メッセージウィンドウを示 す図である。 メインメニューウィンドウを示す図で ある。 メインメニューウィンドウを示す図で ある。 メインメニューウィンドウを示す図で ある。 測定器設定転送ウィンドウを示す図で ある。 ニックネーム管理ウィンドウを示す図 である。 血糖測定器の機能ブロック図である。 血糖測定器の状態遷移図である。 血糖測定器がクレードルに載置された 際の動作の流れを示すフローチャートである 。 血糖測定器の電源オン時の処理を示す フローチャートである。 測定データ管理装置と、クレードルを 通じた血糖測定器との、通信の流れを示す模 式図である。

 以下、本発明の実施の形態を、図1~図25を参 照して説明する。
[血糖値測定システム101]
 図1は、本実施の形態の例である、血糖値測 定システムの全体概略図である。
 血糖値測定システム101は、血糖値測定装置 ある血糖計102と、クレードル103と、測定デ タ管理装置104で構成される。
 血糖計102は、リチウムイオンバッテリ等の 次電池で動作する携帯型機器であり、概ね 人の手に収まる大きさである。
 医師や看護師等が患者の血糖値を測定する 合には、通常、血糖計102を病院内の病棟に ち込み、患者からごく微量の採血を行い、 糖値を測定する。
 血糖計102は、血糖値の測定及びインスリン 投与を行った後、必ずクレードル103に載置 る。
 クレードル103は、血糖計102のバッテリを充 すると共に、血糖計102が測定データ管理装 104とのデータの送受信を行うインターフェ スの役割を担っている。
 この、クレードル103を介して血糖計102がデ タを送受信する相手が、測定データ管理装 104である。

 パソコンよりなる測定データ管理装置104は クレードル103とUSBケーブル105にて接続され いる。
 測定データ管理装置104には周知のOSが稼動 ている。更にOS上では、パソコンに測定デー タ管理装置104としての機能を実現するプログ ラムが稼動している。

 血糖計102をクレードル103に装着すると、直 にクレードル103を介して血糖計102と測定デ タ管理装置104との通信が実行される。その 、血糖計102内に患者測定テーブル112が存在 ていれば、この患者測定テーブル112に記憶 れている測定データが、直ちに測定データ 理装置104へ送信される。
 また、測定データ管理装置104から所定のコ ンドを送信することで、測定データ管理装 104は血糖計102から血糖計設定データ113をダ ンロードすることができる。
 更に、測定データ管理装置104は、患者テー ル114、使用者テーブル115、チップロットテ ブル116、血糖計基礎データ117を血糖計102へ ップロードすることができる。
 これらデータの詳細は後述する。

[外観:血糖計102]
 図2(a)及び(b)は、血糖計102の外観斜視図であ る。
 図3(a)、(b)、(c)及び(d)は、血糖計102を四方向 から見た図である。
 なお、説明の便宜上、図2(a)及び図3(a)に示 、LCDが設けられている面を本体表面、図2(b) 示す、バッテリ蓋が設けられている面を本 裏面と称する。

 図3(a)及び(c)に示すように、血糖計102の先端 には、光学測定部202が設けられている。
 光学測定部202は血糖測定チップ212(以下「測 定チップ212」)が着脱可能な形状になってい 。使用済みの測定チップ212は、イジェクト バー302を操作することで光学測定部202から り外すことができる。
 図2(a)及び図3(a)に示す、液晶表示装置であ LCD203が設けられている側面(本体表面)には、 LCD203の横に電源スイッチ204とカーソルキー205 、エンターキー206、そしてバーコードキー207 が設けられている。
 電源スイッチ204は血糖計102の電源オン/オフ のためのスイッチである。
 カーソルキー205は、LCD203に表示される複数 項目のうちの一つを選択するために、カー ルを移動するキーである。
 エンターキー206はカーソルで選択した項目 「実行する」或は「選択する」指示を行う ーである。
 バーコードキー207は、図3(d)に示す、血糖計 102の光学測定部202とは反対の側面に設けられ ているバーコードリーダ208を稼動させるため のボタンである。
 バーコードリーダ208は、周知の赤色レーザ イオードとフォトトランジスタ等の受光素 の組み合わせよりなるバーコード読取装置 ある。なお、受光素子に代えてCCD或はCMOS等 のイメージセンサを用いることもできる。

 血糖計102の基本的な血糖測定の仕組みは、 来技術と同様である。以下、概略を簡単に 明する。
 光学測定部202に測定チップ212を取り付け、 えば指先を穿刺具で穿刺して染み出させた 定対象者の血液を測定チップ212に吸収させ 。この測定チップ212には、ポリエーテルサ ホン等の多孔質膜等でできた試験紙が内蔵 れている。そして、測定チップ212に吸引さ た血液は、試験紙に染み込むと、試験紙に まれている試薬と反応して、発色する。こ 発色反応には数秒から10数秒前後の時間を するが、この反応時間は、周囲の気温によ て影響を受ける。
 所定の反応時間を経過した後に、発光素子 発光させて試験紙に光を当て、試験紙から 反射光を受光素子にて受光する。そして、 光素子から得られたアナログの受光強度信 をデジタル値に変換した後、このデジタル を血糖値に変換してLCD203に表示する。
 なお、血糖計102側の血糖値測定の仕組みは 発色試薬を利用した前記光学測定方式に限 ず、電気化学センサー方式など、従来から 糖測定に使用され得る仕組みを採用するこ ができる。

 図2(b)に示すように、本体裏面の、バーコ ードリーダ208の側には、電源端子209と赤外線 通信窓210が設けられている。血糖計102をクレ ードル103に装着すると、電源端子209がクレー ドル103に設けられている充電端子402(図4参照) と接触し、充電が行われると共に、クレード ル103との赤外線通信が行われる。なお、本体 裏面にはバッテリ蓋211も設けられている。

[外観:クレードル103]
 図4(a)及び(b)は、血糖計102をクレードル103か ら離脱した状態での、クレードル103の外観図 であり、図5(a)及び(b)は、血糖計102をクレー ル103に装着した状態での、クレードル103の 観図である。
 図4(a)及び(b)に示すように、クレードル103の 、血糖計102の電源端子209に相対する箇所には 充電端子402が設けられている。同様に、クレ ードル103の、血糖計102の赤外線通信窓210に相 対する箇所には赤外線通信窓403が設けられて いる。
 血糖計102の赤外線通信窓210及びクレードル1 03の赤外線通信窓403の中には、それぞれ赤外 発光ダイオードとフォトトランジスタが内 されている。これらは周知のIrDA(アイアー ディーエー: Infrared Data Association)規格に従 赤外線シリアル通信インターフェースを構 する。

 図1に示すように、クレードル103はUSBケー ブル105を通じて、測定データ管理装置104に接 続されている。クレードル103は、血糖計102の バッテリを充電する役目をもっており、一台 の測定データ管理装置104に多数のクレードル 103が接続され得ることから、測定データ管理 装置104のUSB端子から電源供給を受けないセル フパワードデバイスとして構成されている。

[ハードウェア:血糖計102]
 図6は血糖計102の内部ブロック図である。
 血糖計102には、CPU602、ROM603及びRAM604と、そ らを接続するバス605が備わっている。バス6 05には、上記の構成以外に、主にデータ入力 能を提供する部分と、データ出力機能を提 する部分も接続されている。
 これより、CPU602、ROM603、RAM604及びバス605を 血糖計102を構成するマイコンとして、便宜 に呼ぶ。

 血糖計102のデータ入力機能部分には、血糖 測定データを得るための光学測定部202と、 度データを得るためのサーミスタ606、バー ードリーダ208、カレンダクロック607、そし 操作部608がある。
 光学測定部202は、発光ダイオード609、その ライバ610、ドライバ610に接続されるD/A変換 611よりなる発光部と、フォトトランジスタ6 12とA/D変換器613よりなる受光部よりなる。
 発光ダイオード609は、適切な強度の光を測 チップ212内の試験紙に照射する必要がある で、予め後述する不揮発性ストレージ614に 憶してある強度データに基づいて発光する うに制御される。つまり、発光強度データ 不揮発性ストレージ614から読み出し、D/A変 器611でアナログの電圧信号に変換後、ドラ バ610で電力増幅して、発光ダイオード609を 光駆動する。
 一方、フォトトランジスタ612が受光した光 強度信号電圧は、A/D変換器613によって数値 ータに変換される。そして、この変換され 数値データは、CPU602が実行する所定の演算 理によって血糖値データに変換された後、R AM604及び不揮発性ストレージ614の所定領域に 録される。

 また、血糖計102はサーミスタ606を備えて り、このサーミスタ606の抵抗変化によって 糖計102が存在する環境の気温を測定できる 前述のフォトトランジスタ612と同様に、サ ミスタ606の抵抗値はA/D変換器613によって数 化され、数値データはRAM604及び不揮発性ス レージ614の所定領域に記録される。なお、 光強度と気温を同時に測定する必要はない で、A/D変換器613はフォトトランジスタ612と ーミスタ606とで共用されている。

 バーコードリーダ208は、赤色レーザダイ ード622を発光させ、フォトトランジスタ623 反射光を受光して、バーコードを読み取り バーコードに記録されているデータをバス6 05に出力する。

 カレンダクロック607は「リアルタイムクロ ク」とも呼ばれる、周知の日時データ出力 能を提供するICであり、多くのマイコンや ソコン等に標準搭載されているものである
 本発明の実施の形態の血糖計102では、血糖 を測定した時点の日時情報を得る必要があ ため、日時情報は重要な情報である。つま 、収集するデータと日時情報は極めて深い 係を有する。そして、血糖値を測定した時 の日時情報は、血糖値と共に患者測定テー ル112に記録する必要がある。このため、図 で敢えてカレンダクロック607を明記してい 。

 操作部608は周知の押しボタンよりなるキ スイッチであり、カーソルキー205とエンタ キー206を有する。使用者が、後述するLCDよ なる表示部615に表示される内容に従って、 糖計102を操作するために用いられる。

 血糖計102のデータ出力機能部分としては、L CD203よりなる表示部615と、ブザー616と、赤外 通信部617がある。
 表示部615には、ROM603に格納され、CPU602によ て実行されるプログラムによって、様々な 面が表示される。表示画面の詳細は後述す 。
 ブザー616は、主にバーコードリーダ208がバ コードを正常に読み取ったことや、血糖値 定における測定完了、赤外線通信の完了、 はエラーメッセージを操作者に告知するた に利用される。設定次第では、操作部608の 作の度毎に鳴らすこともできる。
 赤外線通信部617は、前述の通り、赤外線発 ダイオード619とフォトトランジスタ620が接 されており、IrDA規格のシリアルインターフ ェースを構成している。電源回路618が、電源 端子209の電圧変化によりクレードル103から電 源供給を受けたことを検出すると、電源回路 618はバス605を通じてCPU602に報告する。そして 、CPU602の制御によって赤外線通信部617の赤外 線通信機能が起動され、クレードル103との赤 外線通信が行われると、不揮発性ストレージ 614に格納されている各種テーブルの、測定デ ータ管理装置104との送受信と更新が行われる 。
 つまり、クレードル103との赤外線通信の際 、血糖計102の操作部608などの操作は不要で クレードル103に装着すると直ちに赤外線通 が実行される。

 血糖計102には、データ入出力機能の他に データ記憶機能を提供する、EEPROMよりなる 揮発性ストレージ614がある。この不揮発性 トレージ614には、患者テーブル114、使用者 ーブル115、チップロットテーブル116、患者 定テーブル112、血糖計設定データ113等が格 される。これらはクレードル103を介した測 データ管理装置104との通信の際に更新され 。なお、EEPROMの代わりにフラッシュメモリ を用いてもよい。

[ハードウェア:クレードル103]
 図7はクレードル103の内部ブロック図である 。
 図8は、血糖計102とクレードル103と測定デー タ管理装置104との接続状態を示す概略図であ る。
 図7に示すように、クレードル103は、マイコ ンを構成するCPU702、ROM703、RAM704と、赤外線発 光ダイオード719とフォトトランジスタ720が接 続される赤外線通信部717と、USBインターフェ ース(I/F)706と、充電回路718と、これらを接続 るバス705により構成される。
 充電回路718は、充電端子402の電圧変化から 荷である血糖計102が接続されたことを検出 ると、バス705を通じてCPU702にその旨を報告 る。そして、CPU702の制御によって赤外線通 部717の赤外線通信機能が起動され、赤外線 信部717とUSBインターフェース706を介して、 糖計102と測定データ管理装置104との間の通 が行われる。

 以上説明したように、血糖計102とクレー ル103の間はIrDAによって接続され、クレード ル103と測定データ管理装置104の間はUSBによっ て接続されている。この点で、クレードル103 は、測定データ管理装置104と血糖計102との間 のデータ通信を仲介するインターフェースの 役割を担っている。

[ハードウェア:測定データ管理装置104]
 図9は、測定データ管理装置104のブロック図 である。
 前述のように、測定データ管理装置104の実 は周知のパソコンである。
 測定データ管理装置104の内部にはバス902が る。このバス902には、CPU903、ROM904、RAM905、 ードディスク装置等の不揮発性ストレージ9 06、LCD等の表示部907及びUSBインターフェース( I/F)908が接続されている。USBインターフェー 908には、キーボード及びマウス等の操作部90 9が接続されている他、クレードル103も接続 れている。

[血糖計102の血糖測定作業]
 次に、図10を参照して、血糖計102にて行う 糖測定作業の流れを説明する。
 図10は、血糖計102にて行う血糖測定作業の れを説明する概略図である。
 (1)患者1002の名札等に付されている、バーコ ードよりなる患者ID1003を、バーコードリーダ 208で読み取る。
 読み取った患者ID1003は、先ず、患者テーブ 114の検索キーに用いられる。予め測定デー 管理装置104から送信されて不揮発性ストレ ジ614に記憶されている患者テーブル114を、 者ID1003で検索する。そして、当該患者1002の レコードに記録されている、血糖測定予定時 刻を読み出す。こうして得た血糖測定予定時 刻を、患者ID1003と共に、患者測定テーブル112 の新規レコードとして、それぞれ「患者ID」 ィールド及び「血糖測定予定時刻」フィー ドに追記録する。

 (2)次に、看護師1004の名札等に付されている 、バーコードよりなる使用者ID1005を、バーコ ードリーダ208で読み取る。
 読み取った使用者ID1005は、使用者テーブル1 15に含まれているか否かが検証される。使用 IDを検索キーとして使用者テーブル115を検 して、当該使用者IDが存在すれば、患者測定 テーブル112の先に追記録したレコードの「使 用者ID」フィールドに上書きする。

 (3)次に、測定チップ212の箱1006に印刷されて いる、バーコードよりなるチップロットナン バー1007を、バーコードリーダ208で読み取る
 読み取ったチップロットナンバーは、チッ ロットテーブル116に含まれているか否かが 証される。チップロットナンバーを検索キ としてチップロットテーブル116を検索して 当該チップロットナンバーが存在すれば、 者測定テーブル112の先に追記録したレコー の「チップロットナンバー」フィールドに 書きする。

 (4)(3)で患者測定テーブル112の「チップロ トナンバー」フィールドにチップロットナ バーを記録した直後、サーミスタ606で外気 を測定する。そして、外気温が所定範囲内 収まっていると判断したら、患者測定テー ル112の先に追記録したレコードの「測定時 度」フィールドに上書きする。

 (5)血糖計102の光学測定部に測定チップ212を 着し、血糖値を測定する。そして、測定し 時点の日時データをカレンダクロック607か 得る。
 測定した血糖値を、患者測定テーブル112の に追記録したレコードの「血糖値」フィー ドに上書きする。日時データを、患者測定 ーブル112の先に追記録したレコードの「測 日時」フィールドに上書きする。
 また、「血糖値を測定した」という「事実 を示すフラグが、「血糖測定フラグ」フィ ルドに記録される。
 その後、LCD203(表示部615)に測定した血糖値 表示する。

 (6)先に取得した患者ID1003と血糖値で、当該 者1002の処方テーブル1009を検索し、当該患 1002に処方する、インスリン等の薬剤の種類 その投与量を、LCD203に表示する。なお、処 テーブル1009は患者テーブル114内に、患者ID に格納されている。
 (7)看護師1004がLCD203に表示された処方に従っ て、注射器1008にてインスリン等の投与を行 た後、その事実をエンターキー206で入力す 。すると、「処方した」という「事実」を すフラグが、「血糖測定フラグ」フィール に記録される。

 以上に示した測定作業によって、
・どの患者の、
・測定予定時刻に対し、
・どの測定者が、
・どのチップロットナンバーのチップを用い て、
・どんな外気温の環境下において、
・血糖値を測定したか否か、
・(血糖値を測定したなら)血糖値はどんな値 、
・(血糖値を測定したなら)そのときの日時は つなのか、
・インスリン等の処方をしたか否か
が、患者測定テーブル112に記録される。

 血糖値測定作業とインスリン処方作業は、 ね患者の食後の決まった時間帯に行われる また、食前の決まった時間帯に行うことも る。測定作業及び処方作業は、複数名の患 に対し、決まった時間帯にまとめて行われ 。
 この、複数名の患者に対し、所定の時間帯 まとめて行われる、血糖値測定及び/または インスリン処方の作業単位を、「ラウンド」 と呼ぶ。例えば、「朝食後30分の1ラウンド」 等と呼び、取り扱われる。
 血糖計102は、血糖値測定作業及びインスリ 等処方作業の間違いを起こさないために、1 ラウンドに必要なデータのみが、測定データ 管理装置104から送信される。これが、患者テ ーブル114、使用者テーブル115、チップロット テーブル116である。
 そして、ラウンド終了後は、必ず血糖計102 クレードル103に載置しなければならない。 糖計102をクレードル103に載置すると、直ち 患者測定テーブル112が血糖計102から測定デ タ管理装置104に送信される。測定データ管 装置104はこれを内部のテーブルに記録する

[測定データ管理装置104のニックネーム管理 能]
 図11を参照して、測定データ管理装置104に 行うニックネーム管理機能を説明する。
 図11は、測定データ管理装置104の機能ブロ ク図である。測定データ管理装置104には、 実施形態で開示する以外にも多種多様な機 が備わっているが、本実施形態ではあくま もニックネームに纏わる機能に限って説明 る。

 血糖計検出部1102は、USBインターフェース908 を通じて血糖計102がクレードル103に載置され たか否かを絶えず監視する。血糖計102がクレ ードル103に載置されたとき、或は逆に血糖計 102がクレードル103から取り外されたとき、血 糖計検出部1102は血糖計操作部1103にその旨を 告する。
 血糖計検出部1102は、測定データ管理装置104 と血糖計102との通信の確立を検出する機能を 提供する。このことに関する詳細な内容は、 図25にて後述する。

 血糖計操作部1103は、主に二つの作業を行う 。
 一つは、血糖計102がクレードル103に載置さ たことを血糖計検出部1102が報告したら、基 本的にユーザに対する問い合わせをすること なく直ちに行う、必須のデータ通信作業であ る。
 もう一つは、ユーザによる操作に呼応して 血糖計102がラウンドを行うために必要なデ タを、血糖計102に送信する、任意のデータ 信作業である。
 つまり、測定データ管理装置104が血糖計102 らデータを回収する作業は、基本的には、 糖計102をクレードル103に載置した直後に、 動的に行われる。
 一方、測定データ管理装置104が血糖計102に ータを送信する作業は、必ずユーザによる 作に呼応して(手動で)行われる。

 入力部909はキーボード及びマウス等である 表示部907はLCDディスプレイ等である。入力 909及び表示部907はユーザインターフェース 御部1104に接続されている。
 ユーザインターフェース制御部1104は、表示 部907に所定の操作画面を表示する。また、入 力部909からユーザの操作を受けて、表示部907 に表示される操作画面を変更したり、血糖計 検出部1102に所定の命令を送ったり、テーブ 入出力部1105から必要なデータの入出力を行 たりする。

 テーブル入出力部1105は、測定データ管理 装置104の不揮発性ストレージ内に格納されて いる、血糖計個別設定テーブル1106、患者情 テーブル1107等の、多くのテーブルと、ユー インターフェース制御部1104と血糖計操作部 1103との、データの入出力を行うインターフ ースである。具体的には、ミドルウェアと ばれるデータベースマネージャである。

 測定データ管理装置104は、大量のデータを 持する必要がある。特に、ラウンド終了の に血糖計102から患者測定テーブル112をダウ ロードし、不揮発性ストレージに保持する で、データ量は日々膨れ上がる。このよう 大量のデータに対して、迅速なデータ入出 機能を実現するには、ミドルウェアが存在 ることが好ましい。また、プログラムを構 する上でも、ミドルウェアが存在すると、 ログラムの作成効率が向上する。
 なお、図11では、血糖計個別設定テーブル11 06と患者情報テーブル1107だけが表示されてい るが、実際にはもっと多くのテーブルが存在 する。図11では、本実施形態で説明する際に 要なテーブルの存在を省略している。

 図12は、血糖計個別設定テーブル1106のフィ ルドを示すものである。
 血糖計個別設定テーブル1106には、「シリア ルナンバー」フィールドと、「ニックネーム 」フィールドと、「各種設定値」フィールド がある。これらフィールドの値は、「血糖計 個別設定テーブル」という名の通り、血糖計 102毎に設定される設定値であり、シリアルナ ンバーをキーにして記録されている。なお、 シリアルナンバーとは、血糖計102の、工場出 荷時に付される、ユニークな番号である。

 測定データ管理装置104は、取り扱う血糖 102のシリアルナンバーを、血糖計個別設定 ーブル1106に登録する。ユーザは、複数の血 糖計102を識別するために、登録した血糖計102 にニックネームを付与する。付与したニック ネームは、血糖計102に記録されると共に、血 糖計個別設定テーブル1106にも記録される。

 血糖計個別設定テーブル1106に記録されて いる各種設定値は、図16にて後述する「測定 設定転送」ボタンを押して、測定器設定転 ウィンドウを表示すると、図19にて後述す ように、その内容が表示される。そして、 定器設定転送ウィンドウにて、ニックネー も含めて設定値の変更が可能になっている

 図13は、測定データ管理装置104の動作の流 を示すフローチャートである。
 処理を開始すると(S1301)、血糖計検出部1102 、USBインターフェース908を通じて、クレー ル103に血糖計102が載置されたか否かを確認 る(S1302)。血糖計102が存在しないことを確認 たら、血糖計検出部1102は、次にユーザイン ターフェース制御部1104に対し、メインメニ ーウィンドウを表示済みか否か、確認する(S 1303)。
 まだユーザインターフェース制御部1104がメ インメニューウィンドウを表示していなけれ ば(S1303のNO)、血糖計102が未接続である状態を 示すメインメニューウィンドウを表示する(S1 304)。そして、血糖計検出部1102は再び血糖計1 02の存在の確認作業を繰り返す(S1302)。
 表示済みであれば(S1303のYES)、血糖計検出部 1102は、そのまま再度血糖計102の存在の確認 業を繰り返す(S1302)。
 ステップS1302からS1303及びS1304に至るポーリ グ動作は、およそ100msec間隔である。
 血糖計検出部1102が血糖計102が存在すること を確認したら(S1302のYES)、血糖計操作部1103は 血糖計確認及びデータ受信処理を行う(S1305) 。

 これ以降はループ処理である。
 ユーザが入力部909を操作することにより、 ーザインターフェース制御部1104が血糖計操 作部1103に対し、データ送信命令を発生させ 場合は(S1306及びS1307)、血糖計操作部1103は、 定のデータ送信処理を行う(S1308)。
 そうでない場合(S1307のNO)は、クレードル103 ら血糖計102が取り外されない限り(S1309のNO) 血糖計102の存在を確認する処理のみが続け れる(S1309のNO、S1306、S1307のNO)。
 クレードル103から血糖計102が取り外された とを血糖計検出部1102が検出すると(S1309のYES )、一旦処理が終了する(S1310)。しかし、再び 理が開始され(S1301)、血糖計検出部1102が、US Bインターフェース908を通じて、クレードル10 3に血糖計102が載置されたか否かを確認し続 る(S1302)。
 つまり、クレードル103に血糖計102が載置さ ていない時は、ステップS1302及びS1303のポー リングが継続する。
 そして、クレードル103に血糖計102が載置さ ている時は、(ステップS1306及びステップS130 7を介して)ステップS1309のポーリングが継続 る。

 図14は、血糖計確認及びデータ受信処理の 作を示すフローチャートである。図13のステ ップS1305の中身に該当する。
 処理を開始すると(S1401)、血糖計操作部1103 、USBインターフェース908を通じて、血糖計10 2へ「状態確認コマンド」を送信する(S1402)。 ると、血糖計102から測定データ管理装置104 向けて、図1の血糖計設定データ113が送信さ れる。これにはシリアルナンバーと環境設定 データが含まれている。血糖計操作部1103は の血糖計設定データ113を受信して、保持す (S1403)。
 次に、血糖計操作部1103は、血糖計設定デー タ113から読み取ったシリアルナンバーを検索 キーにして、テーブル入出力部1105を通じて 血糖計個別設定テーブル1106を検索する(S1404) 。

 検索の結果、検索にヒットせず、シリア ナンバーが血糖計個別設定テーブル1106内に 存在しないことが判った場合は(S1405のNO)、血 糖計操作部1103は、シリアルナンバーが血糖 個別設定テーブル1106内に存在しないという 告を、ユーザインターフェース制御部1104に 伝える。ユーザインターフェース制御部1104 、「未登録」メッセージウィンドウを表示 る(S1406)。このメッセージウィンドウには、 確認」ボタンが設けられている。そして、 ーザインターフェース制御部1104は、「確認 」ボタンが押されるのを待つ(S1407)。

 ユーザによって「確認」ボタンが押され ら、ユーザインターフェース制御部1104は、 表示部907にメインメニューウィンドウを表示 する。このメインメニューウィンドウには、 血糖計102が接続されている状態と、血糖計102 のニックネームの代わりに「未登録」という 表示を含むイラストが含まれている(S1408)。 して、処理を終了する(S1415)。

 ステップS1405において、検索の結果、検 にヒットして、シリアルナンバーが血糖計 別設定テーブル1106内に存在することが判っ 場合は(S1405のYES)、血糖計操作部1103はテー ル入出力部1105を通じて、血糖計個別設定テ ブル1106からニックネームを読み取り、その 結果をユーザインターフェース制御部1104に す(S1409)。次に、ユーザインターフェース制 部1104は、血糖計操作部1103から渡されたニ クネームには何らかの文字列が存在するか かを確認する(S1410)。

 ニックネームが何らかの有効な文字が含ま ていた場合(S1410のYES)は、ユーザインターフ ェース制御部1104は、血糖計操作部1103から渡 れたニックネームを表示するメインメニュ ウィンドウを表示する(S1411)。このメインメ ニューウィンドウには、血糖計102が接続され ている状態と、血糖計102のニックネームを表 示するイラストが含まれている。
 ニックネームが空文字列であった場合(S1410 NO)は、ユーザインターフェース制御部1104は 、血糖計操作部1103から渡されたニックネー を表示するメインメニューウィンドウを表 する(S1412)。このメインメニューウィンドウ は、血糖計102が接続されている状態と、血 計102のニックネームの代わりに「未登録」 いう表示を含むイラストが含まれている。

 次に、血糖計操作部1103は、USBインターフェ ース908を通じて、血糖計102へ「状態確認コマ ンド」を送信し、患者データが存在するか否 か問い合わせる(S1413)。
 血糖計102から「患者データがある」旨の応 があれば(S1413のYES)、患者データを受信し(S1 410)、処理を終了する(S1414)。
 血糖計102から「患者データはない」旨の応 があれば(S1413のNO)、そのまま処理を終了す (S1414)。

 図15は、「未登録」メッセージウィンドウ 示す図である。図14のステップS1406で表示部9 07に表示されるウィンドウである。
 「未登録」メッセージウィンドウ1502には、 ユーザに対する指示を示すメッセージ1503が 示されている。そして、ユーザインターフ ースとしては、「確認」ボタン1504だけが設 られている。
 なお、「未登録」メッセージウィンドウ1502 と、これ以降の図16、図17、図18、図19及び図2 0にて示される表示部の表示内容に記される 血糖測定器」及び「測定器」の表記は、血 計102を指す言葉である。

 図16は、メインメニューウィンドウを示す である。図14のステップS1408及びS1412で表示 907に表示されるウィンドウである。
 メインメニューウィンドウ1602の中央下側に は、血糖計状態表示欄1603が設けられている 血糖計状態表示欄1603には、血糖計102のイラ ト1604が表示されている。この、イラスト160 4の、LCDに該当する部分が、接続状態表示欄16 05である。
 図16では、血糖計個別設定テーブル1106の、 レードル103に載置されている血糖計102のシ アルナンバーに該当するレコードにニック ームが登録されていない(図14のステップS140 5のNO、又はS1410のNO)ので、ニックネーム表示 1606に「未登録」の文字列が表示されている 。

 図17は、メインメニューウィンドウを示す である。図13のステップS1304で表示部907に表 されるウィンドウである。
 図17では、血糖計102がクレードル103に載置 れていない状態であるので、接続状態表示 1605には「未接続」の文字列が表示されてい と共に、ニックネーム表示欄1606には何も表 示されていない。

 図18は、メインメニューウィンドウを示す である。図14のステップS1411で表示部907に表 されるウィンドウである。
 図18では、血糖計個別設定テーブル1106の、 レードル103に載置されている血糖計102のシ アルナンバーに該当するレコードにニック ームが登録されている(図14のステップS1410 YES)ので、ニックネーム表示欄1606にニックネ ームとして「ニシ5F」という文字列が表示さ ている。

 図19は、測定器設定転送ウィンドウを示す である。
 図16及び図18の「測定器設定転送」ボタン160 7を押すと、この測定器設定転送ウィンドウ19 02が表示部907に表示される。
 「測定器シリアルNo.」欄1903は、血糖計102の シリアルナンバーを表示する欄である。この 内容は変更ができない。
 「ニックネーム」欄1904は、血糖計102のニッ クネームを表示する欄であると共に、変更も できる入力欄である。
 「機能設定」欄1905は、複数のチェックボッ クスの項目よりなる欄である。これら項目は 、1ビットのフラグ形式である。
 以上の欄に記述されている内容は、「転送 ボタン1906を押すことにより、血糖計102の動 作環境設定値として、血糖計個別設定テーブ ル1106に記憶されると共に、血糖計102基礎デ タとして血糖計102に転送される。

 図20は、ニックネーム管理ウィンドウを示 図である。
 図16、図17及び図18の「PCS管理」ボタン1608を 押し、所定の操作を経て、表示される。
 この画面は、測定データ管理装置104の血糖 個別設定テーブル1106に登録されている血糖 計102のレコードを削除するための画面である 。ニックネーム管理ウィンドウ2002には、血 計表示欄2003が表示されている。血糖計表示 2003は、シリアルナンバーのフィールドと、 ニックネームのフィールドがある。これは、 血糖計個別設定テーブル1106の「シリアルナ バー」フィールドと、「ニックネーム」フ ールドの内容と等しい。

 一例として、ある病院を想定する。
 甲病院は、ナースステーションが一箇所存 し、そこに測定データ管理装置104を一台設 している。看護師は自分が担当する病棟毎 血糖計102を所持し、ラウンド業務を遂行し いる。
 ここで、糖尿病患者の人数が増えて、これ 呼応する形で病棟が拡張されたとする。
 ナースステーションが一箇所だけでは、看 師の業務の遂行に支障を来たすようになり ナースステーションの分室を設ける。
 その分室で、測定データ管理装置104を新た 設置した場合、以前の測定データ管理装置1 04に登録していた一部の血糖計102を、新たな 定データ管理装置104に登録し直す必要が生 る場合がある。その際、ニックネーム管理 ィンドウで、当該血糖計102のレコードを削 する必要がある。

 シリアルナンバーだけでは、外見が殆ど じである複数の血糖計102を区別することは 難である。しかし、ニックネームを設定す ことにより、識別が容易にできる。複数の 糖計102の識別が容易にできることは、複数 血糖計102を混同することなく、正しく運用 ることができることを意味する。

[血糖計102のニックネーム表示機能]
 図21を参照して、血糖計102に備わっている ックネーム表示機能を説明する。
 図21は、血糖計102の機能ブロック図である 血糖計102には、本実施形態で開示する以外 も多種多様な機能が備わっているが、本実 形態ではあくまでもニックネームに纏わる 能に限って説明する。

 電圧検出部2102は、電源端子209とクレードル 103の充電端子402との接続を検出すると、検出 信号を出力する。
 電源制御部2103は、検出信号を受けて、バッ テリ621の充電を開始する。
 赤外線通信部617は、検出信号を受けて、ク ードル103との通信を開始する。
 書込制御部2104は、検出信号を受けて、赤外 線通信部617とクレードル103を介して、測定デ ータ管理装置104から来るコマンドを受信する 。もし、当該コマンドが書込制御部2104に対 る、ニックネーム書き込み命令である場合 、不揮発性ストレージ614のニックネーム領 2105に、受信したニックネームを記録する。
 読出制御部2106は、検出信号を受けて、赤外 線通信部617とクレードル103を介して、測定デ ータ管理装置104から来るコマンドを受信する 。もし、当該コマンドが読出制御部2106に対 る、ニックネーム読み出し命令である場合 、不揮発性ストレージ614のニックネーム領 2105からニックネームを読み出すと共に、シ アルナンバー領域2107からシリアルナンバー を読み出し、赤外線通信部617及びクレードル 103を通じて、測定データ管理装置104に送信す る。

 ここで、ニックネーム領域2105は、書込制御 部2104が測定データ管理装置104から所定の命 を受信した時のみ、ニックネームの書込み 行われる。したがって、操作部608から変更 ることはできない。
 また、シリアルナンバー領域2107は、工場出 荷時に記録されるのみであり、測定データ管 理装置104から変更することも、操作部608から も変更できない。

 読出制御部2106は更に、電源スイッチ204が押 されて電源がオン状態になったことを、電源 制御部2103から通知されると、不揮発性スト ージ614のニックネーム領域2105からニックネ ムを読み出し、表示部907に表示する。
 読出制御部2106は更に、操作部608の二つのカ ーソルキーが同時に押されて約0.5秒程度経過 したことを検出すると、不揮発性ストレージ 614のニックネーム領域2105からニックネーム 読み出し、表示部907に表示する。

 図22は、血糖計102の状態遷移図である。
 血糖計102aは、クレードル103から取り外され 、且つ電源オフの状態(P2201)である。この状 から、電源スイッチ204を押すと(S2211)、血糖 102aはLCD203にニックネームを表示する(P2202) このとき、血糖計102b内部ではセルフチェッ 動作が行われる。セルフチェックが終了す と(S2212)、LCD203からニックネームの表示2212 消去され、所定のメニュー画面が表示され (P2203)。
 血糖計102cが電源オンの状態(P2203)であって 、電源オフの状態(P2201)であっても、一旦ク ードル103に載置して(P2203→S2213→P2204、P2201 S2214→P2204)、その後クレードル103から血糖 102を取り出すと(S2215)、必ず電源オフの状態 なる(P2201)。

 図23は、血糖計102がクレードル103に載置さ た際の動作の流れを示すフローチャートで る。
 血糖計102は、クレードル103に載置されると 図23に示す処理を行うプログラムが起動す (S2301)。
 先ず、読出制御部2106及び書込制御部2104は 測定データ管理装置104からコマンドが来た 否か、確認する(S2302)。コマンドが来ていな れば、電圧検出部2102は、血糖計102がクレー ドル103から取り外されたか否か確認する(S2303 )。血糖計102がクレードル103から取り外され 場合は、電源制御部2103は、電源をオフ制御 て(S2304)、処理を終了する(S2305)。
 測定データ管理装置104からコマンドが来た 、読出制御部2106及び書込制御部2104は、そ 自身が取り扱うコマンドであるか否かを確 する。

 続いて、書込制御部2104は、コマンドが血糖 計基礎データ117の書き込み命令であるか否か 、確認する(S2306)。もし書き込み命令であれ 、書込制御部2104はニックネーム領域2105にニ ックネームを書き込む(S2307)。
 次に、コマンドが血糖計102基礎データの書 込み命令でない場合(S2306のNO)、読出制御部2 106はそのコマンドが血糖計設定データ113の読 出し命令であるか否か、確認する(S2308)。も 読み出し命令であれば、読出制御部2106はニ クネーム領域2105からニックネームを読み出 すと共に、シリアルナンバー領域2107からシ アルナンバーを読み出し、赤外線通信部617 びクレードル103を通じて、測定データ管理 置104に送信する(S2309)。
 コマンドが血糖計設定データ113の読出し命 でない場合(S2308のNO)、読出制御部2106及び書 込制御部2104は、自身に対するコマンドであ と認識した場合に、対応する処理を行う(S231 0)。

 以上説明したように、血糖計102は、クレ ドル103から取り外されるまで、測定データ 理装置104から来るコマンドに対し、対応す 処理を行う。測定データ管理装置104からコ ンドが来ない場合は、コマンドが来るのを つ。このような処理の中で、ニックネーム 関するコマンドに対しては、ニックネーム 域2105に対する読み出し或は書き込みを行う 。

 図24は、血糖計102の電源オン時の処理を示 フローチャートである。
 電源オンからマイコンのROMからRAMへプログ ムが読み込まれ、プログラムの処理が開始 れると(S2401)、読出制御部2106は電源制御部21 03から電源が投入された旨を知る。そこで、 出制御部2106はニックネーム領域2105からニ クネームを読み出し(S2402)、表示部907にニッ ネームを表示する(S2403)。
 次に、セルフチェック動作を開始する。セ フチェック動作とは、血糖計102の内部の各 能部分が正常に動作するか否かを検証する 作である。具体的には、
・電池チェック(バッテリ残量の確認)
・温度チェック(動作保証温度範囲内である の確認)
・メモリデータチェック(不揮発性ストレー 614に保存されているデータに異常がないか 確認)
・バーコードチェック(バーコードリーダ208 正常に動作するかの確認)
を行う。
 セルフチェック動作の間は、セルフチェッ が終了したか否か、確認し続ける(S2405)。セ ルフチェック動作が終了したら、表示部907に 表示したニックネームの表示を消去し(S2406) 一連の動作を終了する(S2407)。

 図25は、測定データ管理装置104と、クレー ル103を通じた血糖計102との、通信の流れを す模式図である。特に、測定データ管理装 104に未登録の血糖計102を接続した際の動作 説明する。
 測定データ管理装置104は、クレードル103に し、100msec毎にポーリングコマンドを送信す る(S2501)。

 クレードル103に血糖計102が載置されていな 状態では、血糖計102から発される返信がな ので、測定データ管理装置104は血糖計102が レードル103に載置されていないことを認識 る。
 時点T2502において、血糖計102がクレードル10 3に載置されると、血糖計102は、その直後に 定データ管理装置104が発したポーリングコ ンド(S2503)に呼応して、ポーリング応答コマ ドを返信する(S2504)。この、ステップS2504で ーリング応答コマンドを返信した時点で、 定データ管理装置104と血糖計102との通信が 立したといえる。

 測定データ管理装置104は、血糖計102から されたポーリング応答コマンドを受信する とで、血糖計102がクレードル103に載置され ことを認識する。すると、測定データ管理 置104はポーリング応答コマンドに呼応して 血糖計102へ状態確認コマンドを送信する(S25 05)。血糖計102は状態確認コマンドに呼応して 、測定データ管理装置104へ血糖計設定データ 113を送信する(S2506)。

 測定データ管理装置104は、受信した血糖 設定データ113から、シリアルナンバーを取 出す。そして、当該シリアルナンバーで血 計個別設定テーブル1106を検索する(S2507=図14 のS1404)。検索の結果、血糖計個別設定テーブ ル1106に当該シリアルナンバーが存在しない とがわかると(図14のS1405のNO)、「未登録」メ ッセージウィンドウを表示する(S2508=図14のS14 06)。そして、「確認」ボタンが押されるのを 待つ(S2509=図14のS1407)。「確認」ボタンが押さ れたら、ニックネームが未登録である旨を示 すメインメニューを表示する(S2510=図14のS1408) 。

 次に、ユーザが図16及び図18の「測定器設定 転送」ボタン1607を押すと、図19の測定器設定 転送ウィンドウ1902が表示部907に表示される
 そして、ユーザが「ニックネーム」欄1904に ニックネームを記入して、「転送」ボタン190 6を押すと、測定データ管理装置104から、「 ックネーム」欄1904に記載したニックネーム 、「機能設定」欄1905に記載した設定項目が 、血糖計基礎データ117として、血糖計102に送 信される(S2511)。なお、この血糖計基礎デー 117と同じ設定内容は、血糖計個別設定テー ル1106にも記録される。

 血糖計102は、受信した血糖計基礎データ117 、不揮発性ストレージ614の所定の領域に記 する。その中で、ニックネームについては ニックネーム領域2105に記録する。これら記 録が完了すると、血糖計102は、書き込みを完 了した旨を示すメッセージを、測定データ管 理装置104に返信する(S2512)。
 以上のように、血糖計102のニックネームは ユーザの発意に基づいて、測定データ管理 置104からのみ記録できる。

 本実施形態には、以下のような応用例が考 られる。
 (1)電源オン直後のニックネーム表示は、セ フチェックが終わってもそのまま表示し続 させ、任意のキーを押して、ニックネーム 表示を消去するように、プログラムを構成 ることもできる。この場合、任意のキーを さない限りはニックネームを表示し続ける で、使用を開始する直前までニックネーム 表示させ、他の血糖計と明確に区別させる ともできる。

 血糖計がニックネームを表示するタイミ グは、電源投入時及び特定のキー操作の時 けには限られない。血糖値測定中、或はイ スリン投与量表示中等の動作中においても 表示部615であるLCD203の左下隅等の片隅に小 いフォントを用いて常時表示させることも 能である。

 本実施形態においては、血糖計と、これを いた血糖測定値管理システムを開示した。
 病棟向けの血糖計は、一つの病院に複数台 入されることを想定して作られる。その際 全く同じ形状の血糖計が複数台並ぶと、ど が自分の担当する血糖計なのか、外見から は区別できない。かといって、シールを貼 する等の運用は、使用する現場が病棟であ ことを鑑みると、衛生上好ましくない。
 本実施形態の血糖計は、内部の不揮発性ス レージ内にニックネーム領域を設け、そこ ニックネームを記録できるようにした。そ て、電源オン時に行われるセルフチェック 時間を利用して、LCDに表示するようにした こうすることで、電源オンの際に血糖計の 別ができる。

 また、血糖計は、クレードルから取り出 たら必ず電源がオフされるようにプログラ を構成した。このように血糖計のプログラ を構成すると、ユーザは、血糖計をクレー ルから取り出して使用する際には必ず電源 イッチを操作して電源オンさせることを強 させられる。その際、LCDにはニックネーム 表示される。したがって、ユーザに対し、 糖計の使用を開始する際にニックネームの 視確認を強制でき、血糖計を取り違える事 を防止できる。

 更に、ラウンド中でもニックネームを確 できるように、例えばカーソルキーの同時 押しという、特定のキー操作を行うことで ニックネームを表示できるように、血糖計 プログラムを構成した。したがって、ユー は血糖計の使用中でもニックネームの目視 認ができるので、血糖計を取り違える事故 防止できる。また、この機能により、激務 追われる看護師等のユーザに、使用中にお ても安心感を与える効果もある。

 もし、血糖計に対するニックネームの書 込みが血糖計からできてしまうと、却って り違えの事故の元になる。そこで、血糖計 対するニックネームの書き込みは、測定デ タ管理装置からしかできないように、プロ ラムを構成した。つまり、血糖計内の、ニ クネームの書き込みを行うプログラムは、 定データ管理装置から発されるコマンドで か実行できないように構成した。したがっ 、ニックネームの書き込みに制限を加える とで、血糖計を取り違える事故を防止でき 。

 血糖計はシリアルナンバーでユニークに識 できるが、ユーザにシリアルナンバーを覚 て貰う訳にはいかない。そこで、測定デー 管理装置ではシリアルナンバーとニックネ ムを紐付けて、設定値と共に血糖計個別設 テーブルに登録する。そして、血糖計をク ードルに載置して、血糖計と測定データ管 装置との通信が確立したら、血糖計からシ アルナンバーを読み出し、血糖計個別設定 ーブルを当該シリアルナンバーで検索して ニックネームを読み出し、表示部に表示す 。こうすることにより、ユーザが測定デー 管理装置上で取り扱う血糖計を容易に識別 ることができる。
 また、測定データ管理装置に一旦登録した 糖計のレコードを削除する際にも、ニック ームの存在により、容易に識別することが きる。

 以上、本発明の実施形態例について説明 たが、本発明は上記実施形態例に限定され ものではなく、特許請求の範囲に記載した 発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他 変形例、応用例を含む。

引用符号の説明

 102…血糖計、103…クレードル、104…測定 ータ管理装置、105…USBケーブル、112…患者 定テーブル、113…血糖計設定データ、114… 者テーブル、115…使用者テーブル、116…チ プロットテーブル、117…血糖計基礎データ 202…光学測定部、203…LCD、204…電源スイッ 、205…カーソルキー、206…エンターキー、2 07…バーコードキー、208…バーコードリーダ 209…電源端子、210…赤外線通信窓、211…バ テリ蓋、212…測定チップ、302…イジェクト バー、402…充電端子、403…赤外線通信窓、6 02…CPU、603…ROM、604…RAM、605…バス、606…サ ミスタ、607…カレンダクロック、608…操作 、609…発光ダイオード、610…ドライバ、611 D/A変換器、612…フォトトランジスタ、613…A /D変換器、614…不揮発性ストレージ、615…表 部、616…ブザー、617…赤外線通信部、618… 源回路、702…CPU、703…ROM、704…RAM、717…赤 線通信部、706…USBインターフェース、718… 電回路、705…バス、902…バス、903…CPU、904 ROM、905…RAM、906…不揮発性ストレージ、907 表示部、908…USBインターフェース、909…入 部、1002…患者、1003…患者ID、1004…看護師 1005…使用者ID、1006…箱、1007…チップロット ナンバー、1008…注射器、1009…処方テーブル 1202…血糖計検出部、1203…血糖計操作部、12 04…ユーザインターフェース制御部、1205…テ ーブル入出力部、1206…血糖計個別設定テー ル、1207…患者情報テーブル、1502…「未登録 」メッセージウィンドウ、1503…メッセージ 1504…「確認」ボタン、1602…メインメニュー ウィンドウ、1603…血糖計状態表示欄、1604… ラスト、1605…接続状態表示欄、1606…ニッ ネーム表示欄、1902…測定器設定転送ウィン ウ、1903…「測定器シリアルNo.」欄、1904… ニックネーム」欄、1905…「機能設定」欄、1 906…「転送」ボタン、2002…ニックネーム管 ウィンドウ、2003…血糖計表示欄、2102…電圧 検出部、2103…電源制御部、2104…書込制御部 2105…ニックネーム領域、2106…読出制御部 2107…シリアルナンバー領域