Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
BODY WEIGHT GAIN INHIBITOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/048128
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide a body weight gain inhibitor which is to be used for obtaining an effect of inhibiting a body weight gain while having ordinary eating habits, and to provide a food, a drink, a material and so on having an effect of inhibiting body weight gain. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] A body weight gain inhibitor which contains, as the active ingredient, aroma component(s) comprising essential oil components obtained from green leaves. The aroma component(s) comprise one member or a combination of two or more members selected from among (3Z)-hexanol, (3Z)-hexenol, (3E)-hexenol, (3E)-hexenal, (2E)-hexenol, (2E)-hexenal, n-hexenolandn-hexanal. A food or drink for inhibiting body weight gain, a material for inhibiting body weight gain, wherein the above-described body weight gain inhibitor is carried on a material, and so on each containing from 0.003 to 1% by weight of the aroma component(s) as described above.

Inventors:
NAKAJIMA TOSHIHIRO (JP)
YAMANAKA SATOSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/068434
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
October 10, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
SUN AROMA CO LTD (JP)
NAKAJIMA TOSHIHIRO (JP)
YAMANAKA SATOSHI (JP)
International Classes:
A61K36/18; A23K1/16; A23K1/18; A23L1/30; A23L2/52; A61K8/97; A61K31/045; A61K31/11; A61K36/00; A61P3/04; A61Q13/00
Foreign References:
JP2007300823A2007-11-22
JP2006335674A2006-12-14
JP2007070534A2007-03-22
JP2002097122A2002-04-02
JP2007111345A2007-05-10
Attorney, Agent or Firm:
KUSUMOTO, Takayoshi et al. (Omi-Tetsudo Bldg. 5F, 4-7, Awazu-ch, Otsu-shi Shiga 32, JP)
Download PDF:
Claims:
青葉由来精油成分からなる香気成分を有効成分とする体重増加抑制剤。
前記香気成分が、(3Z)-ヘキサノール、(3Z)-ヘキセノール、(3E)-ヘキセノール、(3E)-ヘキセナール、(2E)-ヘキセノール、(2E)-ヘキセナール、n-ヘキセノール、n-ヘキサナールから選択される1種又は2種以上の組み合わせからなるものを含む請求項1に記載の体重増加抑制剤。
請求項1または2に記載の体重増加抑制剤を含有させた飲食物からなる体重増加抑制飲食物。
前記香気成分が飲食物に対して0.003~1重量%含まれた請求項3に記載の体重増加抑制飲食物。
嗜好品に請求項1または2に記載の体重増加抑制剤を混合してなる体重増加抑制嗜好品。
前記香気成分が嗜好品に対して0.003~1重量%含まれた請求項5に記載の体重増加抑制嗜好品。
化粧品に請求項1または2に記載の体重増加抑制剤を混合してなる体重増加抑制化粧品。
前記香気成分が化粧品に対して0.003~2重量%含まれた請求項7に記載の体重増加抑制化粧品。
アクセサリー、衣料品、トイレタリー用品、家電用品、インテリア用品、寝装用品、から選択される用品に請求項1または2に記載の体重増加抑制剤が担持されてなる体重増加抑制用品。
請求項1または2に記載の体重増加抑制剤を含有したペットフードからなる体重増加抑制ペットフード。
前記香気成分がペットフードに対して0.003~2重量%含まれた請求項10に記載の体重増加抑制ペットフード。
ペット用品に請求項1または2に記載の体重増加抑制剤を担持させてなるペット用体重増加抑制用品。
請求項1または2に記載の体重増加抑制剤からなる体重増加抑制薬。
Description:
体重増加抑制剤

 本発明は、嗅ぐことにより体重増加抑制 果が得られる体重増加抑制剤に関する。

 食生活の豊潤化に伴い肥満化が進み憂慮 れている肥満を解消するために、蒟蒻やキ コのような低カロリーの食材を利用するこ が考えられてきた。(例えば、特許文献1参 )

 しかし、低カロリーの食材の過剰な摂取は 専門家の指導や監修のもとに行なわれない 合は食のバランスを崩すおそれがあり、よ 手軽に実行できる体重増加抑制の手段が望 れている。

特開昭54-135238号公報

 本願発明は上記観点に鑑みなされたもの 、本発明の目的は、通常の喫食状態におい 体重増加の抑制効果を得るために用いられ 体重増加抑制剤を提供しようとすることで る。

 さらに、本発明の目的は、体重増加抑制 果を有する飲食物、用品等を提供しようと ることである。

 本発明の要旨とするところは、青葉由来 油成分からなる香気成分を有効成分とする 重増加抑制剤であることにある。

 前記香気成分は、(3Z)-ヘキサノール、(3Z)- ヘキセノール、(3E)-ヘキセノール、(3E)-ヘキ ナール、(2E)-ヘキセノール、(2E)-ヘキセナー 、n-ヘキセノール、n-ヘキサナールから選択 される1種又は2種以上の組み合わせからなる のを含み得る。

 また、本発明の要旨とするところは、前 体重増加抑制剤を含有させた飲食物からな 体重増加抑制飲食物であることにある。

 前記体重増加抑制飲食物においては、前 香気成分が飲食物に対して0.003~1重量%含ま 得る。

 さらに、本発明の要旨とするところは、 好品に前記体重増加抑制剤を混合してなる 重増加抑制嗜好品であることにある。

 前記体重増加抑制嗜好品においては、前 香気成分が嗜好品に対して0.003~1重量%含ま 得る。

 またさらに、本発明の要旨とするところ 、化粧品に前記体重増加抑制剤を混合して る体重増加抑制化粧品であることにある。

 前記体重増加抑制化粧品においては、前 香気成分が化粧品に対して0.003~2重量%含ま 得る。

 また、本発明の要旨とするところは、ア セサリー、衣料品、トイレタリー用品、家 用品、インテリア用品、寝装用品、から選 される用品に前記体重増加抑制剤が担持さ てなる体重増加抑制用品であることにある

 さらに、本発明の要旨とするところは、 記体重増加抑制剤を含有したペットフード らなる体重増加抑制ペットフードであるこ にある。

 前記体重増加抑制ペットフードにおいて 、前記香気成分がペットフードに対して0.00 3~2重量%含まれ得る。

 また、本発明の要旨とするところは、ペ ト用品に前記体重増加抑制剤を担持させて るペット用体重増加抑制用品であることに る。

 さらに、本発明の要旨とするところは、 記体重増加抑制剤からなる体重増加抑制薬 あることにある。

 本発明によると、青葉由来精油成分から る香気成分の体重増加抑制剤としての使用 より体重増加抑制の効果が得られる。

 本発明によると、嗅ぐことにより体重増 抑制の効果が得られる体重増加抑制剤が提 される。

 本発明によると、喫食あるいは飲用の行 により体重増加抑制の効果が得られる、体 増加抑制飲食物が提供される。

 本発明によると、服用の行為により体重 加抑制の効果が得られる、体重増加抑制嗜 品が提供される。

 本発明によると、使用により体重増加抑 の効果が得られる、体重増加抑制化粧品が 供される。

 本発明によると、使用により体重増加抑 の効果が得られる、体重増加抑制用品が提 される。

 本発明によると、ペットが服用すること よりペットの体重増加抑制の効果が得られ 、体重増加抑制ペットフードが提供される

 本発明によると、ペットが使用すること よりペットの体重増加抑制の効果が得られ 、体重増加抑制ペット用品が提供される。

 本発明によると、前記体重増加抑制剤を 有させてなる飲食物の、体重増加抑制飲食 としての使用により体重増加抑制効果が得 れる。

 本発明によると、前記体重増加抑制剤を 合してな嗜好品の、前記香気成分が該嗜好 に対して0.003~1重量%含まれた嗜好品の、体 増加抑制嗜好品としての使用により体重増 抑制効果が得られる。

 本発明によると、前記体重増加抑制剤を 有させてなる化粧品の、体重増加抑制化粧 としての使用により体重増加抑制効果が得 れる。

 本発明によると、前記体重増加抑制剤が 持された用品の、体重増加抑制用品として 使用により体重増加抑制効果が得られる。

 本発明によると、前記体重増加抑制剤を 有させたペットフードの、体重増加抑制ペ トフードとしての使用により体重増加抑制 果が得られる。

 本発明によると、前記体重増加抑制剤が 持されたペット用品の、体重増加抑制ペッ フードとしての使用により体重増加抑制効 が得られる。

 本発明の体重増加抑制剤は嗅ぐことによ 体重増加抑制の効果が得られるものであり 青葉由来精油成分からなる香気成分を有効 分とする。この青葉由来精油成分は、植物 葉に含まれる香気成分(緑の香り、green odor) である。

 一般に体重増加抑制は、食物を摂取する (あるいは動物)に食物の充分な摂取による 腹感によらずに満腹感を与えて、食物を摂 しないようにするか、あるいは、摂取され 体重増加の因となる脂肪分を通常の状態に けるよりも積極的に運動エネルギあるいな エネルギに変えて脂肪分の体内蓄積を妨げ かのいずれかの機構によりなされるものと われているが、本発明の体重増加抑制剤は 者の機構により体重増加を抑制するもので る。すなわち、本発明の体重増加抑制剤は 後述の実験例で示されるように、脂肪分を 常の状態におけるよりも積極的に熱エネル に変えて脂肪分の体内蓄積を妨ぎ、体重増 抑制の効果を得るものである。

 本発明において用いられる、植物の葉か 採取するかまたはそれと同等の香気成分は (3Z)-ヘキセノール、(3Z)-ヘキセナール、(3E)- キセノール、(3E)-ヘキセナール、(2E)-ヘキセ ノール、(2E)-ヘキセナール、n-ヘキサノール n-ヘキサナールから選ばれる少なくとも一種 の香気成分であり得る。なかでも、(3Z)-ヘキ ノール(cis-3-ヘキセノール)及び/または(2E)- キセナール(trans-2-ヘキセナール)が効果のう でまた実用上好ましい。

 これらの香気成分は、合成物であっても いが、植物の葉から採取されるものが特に 適に用いられ、なかでも青葉が最適である 植物の葉としては例えば、ペパーミントが る。本発明による体重増加抑制効果を有す 香気成分は、ペパーミント特有の香り成分 して知られるメントールではなく、これと 別途得られるものである。この香気成分は 野菜、果物、生茶葉等にも含まれており、 取の経済性は別として、大抵の植物に含ま ている。採取方法は、水蒸気蒸留、減圧蒸 、超臨海抽出、乾留抽出その他各種充填剤( イオン交換樹脂、合成吸着剤、活性炭、シリ カゲル等)を用いた分離分画方法による抽出 どのような方法でも構わない。

 本発明の体重増加抑制剤は、連続的にあ いは間欠的に所定時間意識的あるいは無意 に嗅ぐこと又は喫食により体重増加抑制の 果が得られる。体重増加抑制剤を嗅ぐこと より上記香気成分を嗅ぎ、この香気成分が 覚細胞から脳の視床下部を経由して体重コ トロール部位へ作用して体重増加抑制が得 れるものと推定される。

 具体的には、通常の食生活において、本 明の体重増加抑制剤を所定時間意識的ある は無意識に嗅ぐと、嗅ぐ期間が終了してか の一定期間において体重の増加が抑制され 。すなわち、本発明の体重増加抑制剤を嗅 ずに同じ期間を同様の食生活状態ですごし 場合に比べて体重の増加が抑制される。

 この嗅ぐ時間は、5分以上であることが体 重増加抑制効果のうえで好ましい。2~10時間 あることが効果及び実行の容易さのうえで らに好ましい。間欠的に嗅ぐ場合は実際に ぐ時間の累計が5分以上であることが好まし 。嗅ぐ時間の累計が2~10時間であることがさ らに好ましい。

 本発明の体重増加抑制剤は上記香気成分 らなるものであってもよい。上記香気成分 エタノール等の溶媒に溶解されてなる溶液 あってもよい。上記香気成分が吸着性の基 物質に吸着されてなる錠剤であってもよい 上記香気成分がデキストリンのような包接 質に包接されてなるものであってもよい。

 本発明の体重増加抑制剤はじかに鼻を近 けて嗅いでもよいが、担体に担持させたも を鼻の近くに位置させることにより上記の 気成分を意識的あるいは無意識に嗅ぐ状態 作りだしてもよい。例えば、飲食物を担体 して、その飲食物に体重増加抑制剤を混合 、体重増加抑制剤が混合されたその飲食物 飲食することにより上記の香気成分を意識 あるいは無意識に嗅ぐ状態を作りだしても い。体重増加抑制剤が混合されたその飲食 は、上記の香気成分を含有してなる飲食物 あり、この飲食物は体重増加抑制効果を有 る体重増加抑制飲食物である。体重増加抑 剤が含有されたその飲食物を飲食すると、 気成分が嗅覚細胞から脳の視床下部を経由 て体重コントロール部位へ作用して体重増 抑制が得られるとともに、香気成分が小腸 血液→脳を経由して消化器官の代謝機能部 へ作用して体重増加抑制が得られるものと 定される。

 体重増加抑制剤を含有させる飲食物とし はとくに限定されないが、インスタント食 、レトルト食品、固形食品、粉状食品、菓 類、飲料、酒類等が例示される。

 この菓子類としては、特に限定されない 、和菓子、洋菓子、中華菓子、ガム類が例 される。和菓子としては、代表的なものと ては、餅使用の菓子、餡類使用の菓子、求 使用の菓子、団子類、桜餅、柏餅、おはぎ 、水無月、ういろう、饅頭、最中、せんべ ・おかき類、かりんとう、揚げ物、包み・ み系の菓子、きんつば類、今川焼きやたい き類、松風・村雨、わらびもち等のゲル感 系の菓子、餡蜜、寒天菓子、ゼリー類、干 子、羊羹、ぜんざい・しるこ類、麩まんじ う、洲濱・きな粉・類似のものの菓子 、 菓子、昆布菓子、飴・砂糖菓子、おこし・ 天・五家宝類、カステラ、菓子パン類、駄 子類などが例示される。洋菓子としては、 ップルパイ、ウエハース、エクレア、乾パ 、キャラメル、クラッカー、クリスマスケ キ、クレープ、コロンビエ、サバラン、サ トノーレ、シュークリーム、シュツルーテ 、ショートケーキ、ゼリー、タルト、デコ ーションケーキ、デニッシュペーストリー トルテ、ドロップ、ヌガー、バウムクーヘ 、パウンドケーキ、バターケーキ、ババ、 バロア、パルフェグラッセ、パンケーキ、 スケット、プディング(プリン)、フラン、フ ルーツケーキ、ブレッツエル、ボンボン、ミ ルフィーユ、ムース、ロールケーキ、ワッフ ル(英)、ドーナツ、ピザパイ、スポンジケー 、ミートパイ、バターケーキ、発酵菓子類 チーズケーキ、砂糖漬け類、チョコレート 、スナック類(ポテト系、コーン系、小麦粉 系など)、が例示される。

 この飲料としては、缶コーヒー、リキッド ーヒー、PETボトルコーヒー、紅茶、ウーロ 茶、麦茶、日本茶、ブレンドティ、その他 ィドリンク、機能型ティドリンク、ココア リンク、冬期型飲料(スープ・甘酒・おしる こ)等の嗜好飲料;果汁飲料、果汁入清涼飲料 低果汁入清涼飲料、果粒含有果実飲料、果 飲料、野菜系飲料(トマト飲料・野菜飲料・ 野菜入混合果汁飲料)等の果実・野菜飲料;コ ラフレーバー飲料、透明炭酸飲料、果実着 炭酸飲料、乳類入炭酸飲料、ジンジャーエ ル、果汁含有炭酸飲料(果汁入炭酸飲料・低 果汁入炭酸飲料)等の炭酸飲料;飲用牛乳、乳 料(白物乳飲料・コーヒー系乳飲料・色物乳 飲料・カップ乳飲料)、乳製品乳酸菌飲料、 酸菌飲料、乳類入清涼飲料、殺菌乳製品乳 菌飲料(ストレート)、ドリンクヨーグルト等 の乳性飲料;
ミネラルウォーター、酸素強化水等のミネラ ルウォーター類; 食系ドリンク、健康サポー ト飲料、機能性清涼飲料、スポーツドリンク 等の機能性飲料; 乳類・大豆飲料(豆乳類・ 豆飲料)、ビネガードリンク等の飲料、が例 される。

 さらには、例えば、茶葉のような嗜好品 担体として、その嗜好品に体重増加抑制剤 攪拌混合等により混合し、例えば茶葉であ ば体重増加抑制剤が混合されたその茶葉を じて飲用するなどして服用する過程で上記 香気成分を意識的あるいは無意識に嗅ぐ状 を作りだすことにより、体重増加抑制効果 得られる。茶葉としては、紅茶,緑茶,ウー ン茶、麦茶、ハト麦茶、ジャスミン茶、プ ール茶、ルイボス茶、ハーブ茶、甜茶葉、 ゾウコギ茶、蕎麦茶、明日葉茶、グァバ茶 ユーカリ茶、枇杷の葉茶、アロエ茶、ゲン ショウコ、センブリ、ウコン、スギナ茶、 原決明、ウラジロガシ茶、ドクダミ茶、ハ 茶、菊花茶、シソ茶、アマチャズル茶、オ バコ、桜、甘茶、柿の葉茶、カモミール、 ょうが、紅花、サフラン、コンフリー茶、 いたけ茶、杜仲茶、ギムネマ茶、ヨモギ茶 銀杏葉茶、玄米茶、麦茶、ウラジロガシ茶 カキオドシ茶、カミツレ茶、カリン茶、桑 葉茶、ゴボウ茶、セキショウ茶、タラノキ 、タンポポの根茶、ナタマメ茶、ニワトコ 、ネズミモチ茶、メグスリノキ茶、羅漢果 、鉄観音茶、野草茶、各種漢方茶、人参茶 などが例示される。

 体重増加抑制剤が混合された嗜好品は、 記の香気成分を含有してなる嗜好品であり この嗜好品は体重増加抑制効果を有する体 増加抑制嗜好品である。

 この嗜好品としては、茶葉のほかに、コ ヒー(豆、粉)、昆布茶の粉、ココアの粉、 の他の嗜好性飲料の粉、等が例示される。

 香気成分は揮発性があるので、食品や嗜 品へ体重増加抑制剤を混合あるいは含有さ る手段として、香気成分を例えばシクロデ ストリン等の包接材に包接させて粉末形態 して食品やその原材料に加えてもよい。

 飲食物や嗜好品に体重増加抑制剤を含有 せる場合、飲食物や嗜好品に対して香気成 が0.003~1重量%含有されることが体重増加抑 効果のうえで好ましい。香気成分が0.003重量 %以上であれば体重増加抑制効果が得られる 0.003重量%未満であると、体重増加抑制効果 顕著には得られない。香気成分が1重量%を超 えると、飲食物や嗜好品に違和感を生ずる場 合がある。

 また、本発明の体重増加抑制剤は、化粧 を担体として、その化粧品に体重増加抑制 を混合し、体重増加抑制剤が混合されたそ 化粧品の使用時に上記の香気成分を意識的 るいは無意識に嗅ぐ状態を作りだすことに り、体重増加抑制効果が得られる。

 化粧品としては、フレグランス製品、基 化粧品、仕上げ化粧品、頭髪化粧品、日焼 化粧品、薬用化粧品などが例示される。フ グランス製品としては、香水、オードパル ァム、オードトワレ、オーデコロン、など; 基礎化粧品としては、洗顔クリーム、バニシ ングクリーム、クレンジングクリーム、コー ルドクリーム、マッサージクリーム、乳液、 化粧水、美容液、など;仕上げ化粧品として 、ファンデーション、粉おしろい、固形お ろい、タルカムパウダー、口紅、リップク ーム、頬紅、など;頭髪化粧品としては、ポ ード、ブリランチン、セットローション、 アーステック、ヘアーソリッド、ヘアーオ ル、ヘアートリートメント、ヘアークリー 、ヘアートニック、ヘアーリキッド、ヘア スプレー、バンドリン、養毛剤、染毛剤、 ど;日焼け化粧品としては、サンタン製品、 サンスクリーン製品、など;薬用化粧品とし は、制汗剤、アフターシェービングローシ ン及びジェル、パーマネントウェーブ剤、 用皮膚化粧料、などを挙げることができる

 体重増加抑制剤が混合された化粧品は、 記の香気成分を含有してなる化粧品であり この化粧品は体重増加抑制効果を有する体 増加抑制化粧品である。

 化粧品を担体とする場合、化粧品総量に する香気成分の含有割合が0.003~2重量%であ ことが体重増加抑制効果のうえで好ましい 香気成分が0.003重量%以上であれば体重増加 制効果が得られるが0.003重量%未満であると 体重増加抑制効果が顕著には得られない。 気成分が2重量%を超えると、化粧品としての 本来の香りに違和感を生ずる場合がある。

 さらに、本発明の体重増加抑制剤は、イ リングやネッカチーフやバンダナやブロー や、胸元のハンカチや帽子やヘッドバンド ハンドバッグや匂い袋のようなアクセサリ や衣料品を担体として、そのアクセサリー 衣料品に体重増加抑制剤を担持させ、体重 加抑制剤が担持されたそのアクセサリーや 料品を使用することにより上記の香気成分 意識的あるいは無意識に嗅ぐ状態を作りだ ことにより、体重増加抑制効果が得られる このアクセサリーや衣料品は顔(鼻)に近い 置に装着されるものであることが好ましい

 この衣料品としては、肌着、セーター、 ャケット、浴衣、白衣、スラックス、マフ ー、靴下、手袋、ストッキング、エプロン マスク、サポーター、帽子、などが例示さ るが身に付けたり着るものであればとくに 定されない。

 またさらに、本発明の体重増加抑制剤は 寝装用品に担持されて就寝時に上記の香気 分を意識的あるいは無意識に嗅ぐ状態を作 だすことにより、体重増加抑制効果が得ら る。寝装用品としては、枕、枕カバー、掛 布団、敷き布団、布団カバー、毛布、シー 、ベッド、ベッドカバー等のほか、浴衣、 ジャマ、肌着等就寝用に使用する衣料、及 ナイトキャップ、ヘアバンド、マスク、ア マスク、タオル等就寝用に使用する小物、 らには寝所に配置するソファー類やそのカ ーが挙げられる。また、就寝用に身辺また その近傍に配されて使用するものであれば れらに限定されない。

 すなわち、本発明の体重増加抑制剤は鼻 ら約20cm以内の距離に位置されて所定の時間 嗅がれることが体重増加抑制効果のうえで好 ましい。

 あるいは、本発明の体重増加抑制剤を用 て、風や空気の自然対流やファン等で積極 に室内にその香気成分を拡散させて上記の 気成分を意識的あるいは無意識に嗅ぐ状態 作りだされてもよい。

 さらに、本発明の体重増加抑制剤は、ト レタリー用品に担持されてトイレ使用時に 記の香気成分を意識的あるいは無意識に嗅 状態を作りだすことにより、体重増加抑制 果が得られる。トイレタリー用品としては スリッパ、ペーパーホルダーカバー、フタ バー、トイレマット、ペーパーホルダー、 物、が挙げられる。また、トイレまたはそ 近傍に配されて使用するものであればこれ に限定されない。

 さらに、本発明の体重増加抑制剤は、家 用品(家電製品)に担持されてその用品の使 時またはその用品の近傍に居るときに上記 香気成分を意識的あるいは無意識に嗅ぐ状 を作りだすことにより、体重増加抑制効果 得られる。家電用品としては、エアコン、 アコンカバー、エアコンのフィルター、テ ビ、テレビ台、冷蔵庫、洗濯機、パーソナ コンピュータ、AV機器、電子レンジ、フード プロセッサー、オーブン、電気コンロ、調理 用ヒーター、食器洗浄器、暖房用ヒーター、 扇風機、身体揉み器、空気清浄機、炊飯器、 等が挙げられるが、電気を利用する家庭用器 機であればこれらに限定されない。

 また、本発明の体重増加抑制剤は、イン リア用品に担持されてその用品の使用時ま はその用品の近傍に居るときに上記の香気 分を意識的あるいは無意識に嗅ぐ状態を作 だすことにより、体重増加抑制効果が得ら る。インテリア用品としては、椅子、机、 ャビネット、鏡台、カーテン、障子、襖、 紙、テーブルクロス、スリッパ、間仕切り 等の家具類や、絵画、置物、縫いぐるみ、 花、鉢植えもの、タペストリー、クラフト 品、等の装飾品、絨緞等の敷物類、クッシ ン、床材、壁材、天井材、扉などの内装材 玩具、が例示されるが室に用いられるもの あればこれらに限定されない。

 これら、アクセサリー、衣料品、トイレ リー用品、家電用品、インテリア用品、か 選択される用品に本発明の体重増加抑制剤 担持させる手段としては、例えば、香気成 をコロイド状にして単独に又はバインダー 共に用品を構成する繊維や樹脂へ練り込む とが考えられる。或いは、香気成分を徐放 のマイクロカプセルに封入し、マイクロカ セルをバインダーにより用品の構成部材に プレーで噴霧するなどして付着させてもよ 。あるいは用品の一部分に本発明の体重増 抑制剤を収納する収納部を設けてその収納 に体重増加抑制剤を収納してもよい。

 また、本発明の体重増加抑制剤は、ペッ フードに混合して犬、猫のようなペットに えると、喫食時にペットが上記の香気成分 意識的あるいは無意識に嗅ぐ状態を作りだ ことにより、ペットの体重増加を抑制する 果が得られる。ペットフードに体重増加抑 剤を含有させてなる体重増加抑制ペットフ ドは、香気成分がペットフードに対して0.00 3~2重量%含まれていることが好ましい。香気 分が0.003重量%以上であれば体重増加抑制効 が得られるが0.003重量%未満であると、体重 加抑制効果が顕著には得られない。香気成 が2重量%を超えると、喫食量が減少する場合 がある。

 さらに、本発明の体重増加抑制剤は、ペ ト用品に担持されてペットが使用時にペッ 用品の近傍に居るときにペットが上記の香 成分を意識的あるいは無意識に嗅ぐ状態を りだすことにより、ペットの体重増加抑制 果が得られる。ペット用品としては、レイ コート、首輪、胴輪、犬舎、ペット用各種 具、ボーン、デンタルケア、食器、つめみ き等が例示される。

 また、本発明の体重増加抑制剤は、体重 加抑制効果を有する体重増加抑制薬として 用してあるいは嗅がれて用いられてもよい

 本発明の体重増加抑制剤は、マイクロカ セルやシクロデキストリンのような包接剤 包接されて上記各種の担体に担持されても い。マイクロカプセルに包まれて上記各種 担体に担持されてもよい。

 本発明の効果は以下の実験例により確認さ る。
[実験例1]
 実験対象動物:wistar rat(7週齢、体重165~260g)
 実験に使用した香気成分:(3Z)-ヘキセノール( cis-3-ヘキセノール)
 実験に使用した固形飼料:ラット飼育用標準 飼料(オリエンタル酵母社製)
 香気成分の固形飼料への付与:香気成分をシ クロデキストリンにて包接した包接粉末を作 成し、この粉末を体重増加抑制剤として飼料 原料と混合し固形飼料とした。
 香気成分をシクロデキストリンに包接させ 方法としては、香気成分に100倍量(容積比) 水を添加した液とシクロデキストリンとを 合して得られる混合液をホモジナイザで攪 後、アトマイザーによる噴霧乾燥により入 口温度は150℃、20000rpmで乾燥して包接状態の シクロデキストリンの粉末を得た。混合液に おける香気成分とシクロデキストリンとの混 合比率は2:10(重量比)であった。
 実験対象動物のグループ分け:
        グループ1・・・飼料として固形 料のみを与える
        グループ2・・・飼料として固形 料のみを与える期間と、上記包接粉
                末を0.026重量%混合し 固形飼料を与える期間
                とを設ける。(実験開 始時の、体重増加抑制剤混合飼
                料中の香気成分の含 率:0.0005重量%)
        グループ3・・・飼料として固形 料のみを与える期間と、上記包接粉
                末を0.26重量%混合し 固形飼料を与える期間と
                を設ける。(実験開始 時の、体重増加抑制剤混合飼料
                中の香気成分の含有 :0.005重量%)
        グループ4・・・飼料として固形 料のみを与える期間と、上記包接粉
                末を2.6重量%混合した 固形飼料を与える期間とを
                設ける。(実験開始時 の、体重増加抑制剤混合飼料中
                の香気成分の含有率: 0.075重量%)
 各グループの実験個体数:6
 飼育:飼料を自由に喫食可能な状態にして与 え、各グループのratの体重の変化を計測した 。
 グループ別給餌状態:
 グループ1:実験開始後24時間の間、固形飼料 のみを与えた。
 グループ2、3、4:実験開始後初めの2時間固 飼料のみを与え、次いで香気成分含有飼料( 重増加抑制剤)を5時間与え、次いで17時間固 形飼料のみを与えた。
 体重計測:各グループとも実験開始時、7時 後(香気成分を含有した飼料の給餌を終了し 時点)、24時間後(実験終了時点)に体重を計 した。

 体重計測結果:図1のグラフにグループ別の 時による体重変化を示す。体重は実験開始 を基準とする体重増加率(個体の平均値)で表 示した。図中、Aのゾーンはグループ2~4にお る香気成分を含有した飼料を給餌した時間 を示す。
・各グループとも7時間後(香気成分を含有し 飼料の給餌を終了した時点)での体重増加率 はほぼ同じであった。
・グループ2は、グループ1に比べて、24時間 の体重増加率がやや少ない。
・グループ3、4は、24時間後の体重増加率が ぼ同じで、値は両者ともグループ1の24時間 の体重増加率に比べて少ない。

 喫食量:
 図2に、各グループの実験開始後2時間~7時間 の間の一匹当たりの喫食量(グループ2~4につ ては香気成分を含有した飼料のトータルの 匹当たりの喫食量)を示す。グループ別では ループ3の喫食量が他に比べてやや多く、グ ループ1の喫食量が他に比べて多いというこ はなかった。

 図3に、各グループの実験開始後7時間~24 間の間の一匹当たりの喫食量(グループ2~4に いては香気成分を含有した飼料の供給終了 の固形飼料のみを与えた時間帯における一 当たりの喫食量)を示す。グループ間に喫食 量の差はほとんどなかった。

 実験例1においては、グループ1の喫食量 他のグループより多いという傾向はなく、 験例1により、本発明の体重増加抑制剤は、 常の喫食量のもとでの体重増加抑制効果を することが確認された。

[実験例2]
 実験例2は本発明の体重増加抑制剤の体重増 加抑制の機構に関するものである。
 実験群の実験対象動物:wistar rat(7週齢 雄) 総検体数:10
 実験に使用した香気成分(青葉アルコール):( 3Z)-ヘキセノール(cis-3-ヘキセノール)
 実験に使用した固形飼料:ラット飼育用標準 飼料(オリエンタル酵母社製)を用い、この飼 に慣れさせるため実験前の2日間摂取させて から実験を開始した。
 実験期間:4日間
 香気成分の嗅がせ方:エチルアルコールを溶 媒とする香気成分の濃度1重量%溶液を0.2cc採 て約1cm径の脱脂綿球に沁み込ませたものを 香気成分提示時間帯に飼育箱の片隅に置い 所定時間帯中匂いを嗅ぐ状態とした。この 気成分提示時間帯は実験開始日の前日の10:00 ~17:00の間とし、この間1時間おきに青葉アル ールを含浸している新しい脱脂綿球を取り え嗅がせた。
 飼料の与え方:実験開始日の2日前から常時 由にほしいだけ喫食可能な状態で喫食させ 。
 測定項目:実験期間中毎日17:00にテイルニッ 採血し、次の項目を測定した。
(1)血漿中グルコース濃度
(2)血漿中インスリン濃度
(3)血漿中遊離脂肪酸濃度
 コントロール群:香気成分を嗅がせる操作を せずに香気成分を嗅がせなかった以外は実験 群と同様にして飼育した。

測定結果
 図4、図5、図6にそれぞれ血漿中グルコース 度(Glucose conc.)、血漿中インスリン濃度(insul in conc.)、血漿中遊離脂肪酸濃度(FFA conc.)の 定結果を示す。横軸の数字は実験開始日を1 して実験の何日目かを示す。Control    は ントロール群のratの測定値、1%Cis-3-Hexenolは 気成分を嗅がせたratの測定値である。実験 の実験対象動物はwistar rat(7週齢 雄)、総検 体数:10である。

 図4より、香気成分(青葉アルコール)を嗅 せることは、コントロール群と比べて血漿 グルコース濃度に有意の差をもたらさない とがわかった。図5より、香気成分(青葉ア コール)を嗅がせることは、コントロール群 比べて血漿中インスリン濃度にも有意の差 もたらさないことがわかった。すなわち、 気成分(青葉アルコール)を嗅がせることがra tに満腹感を与えて食欲を減退させるのであ ば、血漿中グルコース濃度や血漿中インス ン濃度に影響(血漿中のグルコース、インス ンが増加すれば満腹感を感じる)するはずで あるが、そのような影響は認められなかった 。

 一方、 図6に示すように、香気成分(青葉 アルコール)を嗅がせることは、長時間にわ る傾向としてコントロール群と比べて血漿 遊離脂肪酸濃度の有意の増加が認められた 血漿中遊離脂肪酸濃度は体内で脂肪の分解 活発になり脂肪組織の中性脂肪が分解され と増加するものであるが、図6により、香気 分(青葉アルコール)を嗅がせることが、体 で脂肪の分解が活発になる現象をもたらす とがわかった。

 体内での脂肪の分解は褐色脂肪細胞が活 化すると活発化する(例えば、特開2008-168614[ 0028]、[0029]を参照)。本実験において、香気成 分(青葉アルコール)を嗅がせることにより褐 脂肪細胞が活性化することが 図7によりあ らかとなった。図7は、図4、図5、図6におけ ると同様にして香気成分を嗅がせたratの背骨 部の褐色脂肪細胞に温度センサーの感知部を 差し込んで温度を測定したものである。横軸 は実験開始日の前日の時刻を表わす。縦軸は 褐色脂肪細胞の温度(BAT Temperature(℃))である Controlはコントロール群のratの測定値のプロ ット、1%Cis-3-Hexenolは香気成分を嗅がせたratの 測定値のプロットである。実験群の実験対象 動物はwistar rat(8週齢 雄)、総検体数は4であ 。図7中の*印を付したプロットはコントロ ルに較べ有意水準5%で有意差有りのものであ る。

図7より、香気成分(青葉アルコール)を嗅が せることを開始すると短時間で褐色脂肪細胞 の温度が急激に上昇することが認められた。 この上昇は香気成分(青葉アルコール)を嗅が る期間内であっても徐々におさまって、香 成分(青葉アルコール)を嗅がせることを開 してから約5時間ほどで、褐色脂肪細胞の温 はコントロールとほぼ同じになる。この温 上昇は褐色脂肪細胞が活性化したことのシ ナルであると思われる。

 図6に示される血漿中遊離脂肪酸濃度の増 加と図7に示される褐色脂肪細胞の温度変化( 性化)との因果関係の機構は必ずしもあきら かといえないが、少なくともこのように相関 があるとわかった。すなわち、香気成分(青 アルコール)を嗅がせることにより、体内で 肪の分解が活発になり、このことが体重抑 をもたらすことがわかった。

 図8に図4、図5、図6におけると同様にして 香気成分を嗅がせたratの摂食量の変化を示す 。総検体数を6匹とし、摂食量はrat6匹の摂食 である。図8により、実験2において香気成 (青葉アルコール)を嗅がせることが、摂食量 にあまり影響しないことが確認された。

 図9に実験例2におけるwistar ratの体重変化 を示す。図9は、総検体数を6匹(7週齢、体重17 2~207g)とし測定した体重の平均値に関するも であり、第1日目の未明に測定した体重の平 値を100(%)としたときの値を示す。体重測定 1日につき2回実施した。「未明」は未明時 測定値、「昼」は略正午の測定値である。 気成分(青葉アルコール)を嗅がせた検体はコ ントロールに比べて体重増加率が小さいこと が確認された。従って、実験例2においても 香気成分(青葉アルコール)を嗅がせることに よる摂食量への影響はほとんどなく、体重増 加が抑制されるとわかった。

 その他、本発明は、主旨を逸脱しない範 で当業者の知識に基づき種々なる改良、修 、変更を加えた態様で実施できるものであ 。

本発明の体重増加抑制剤を含有させた 料を喫食させたratの体重の変化を示すグラ である。 図1における、体重増加抑制剤を含有さ せた飼料の喫食量を示すグラフである。 図1における、体重増加抑制剤を含有さ せた飼料を喫食させた後の通常の飼料の喫食 量を示すグラフである。 本発明の体重増加抑制剤を含有させた 脂綿球を嗅がせたratの血漿中グルコース濃 の変化を示すグラフである。 本発明の体重増加抑制剤を含有させた 脂綿球を嗅がせたratの血漿中インスリン濃 の変化を示すグラフである。 本発明の体重増加抑制剤を含有させた 脂綿球を嗅がせたratの血漿中遊離脂肪酸濃 の変化を示すグラフである。 本発明の体重増加抑制剤を含有させた 脂綿球を嗅がせたratの褐色脂肪細胞の温度 変化を示すグラフである。 本発明の体重増加抑制剤を含有させた 脂綿球を嗅がせたratの摂食量の実験例2にお ける変化を示すグラフである。 本発明の体重増加抑制剤を含有させた 脂綿球を嗅がせたratの実験例2における体重 の変化を示すグラフである。