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Title:
BRAKE FLUID PRESSURE CONTROL DEVICE AND SADDLE-TYPE VEHICLE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2021/171131
Kind Code:
A1
Abstract:
Obtained is a brake fluid pressure control device that is for a saddle-type vehicle and can be made more compact than previously. A brake fluid pressure control device (70) according to the present invention comprises: a base (80); a motor (40) that is a brushless motor and drives a pump device (31); a housing (85) that is connected to the base (80); and a detection mechanism (60) that detects the rotation condition of an output shaft (45) of the motor (40), wherein the motor (40) is positioned in a space that is surrounded by the base (80) and the housing (85), and a bearing (46) of the motor (40) is inserted into a recess (84) that is formed in the base.

Inventors:
ATSUSHI HIROAKI (JP)
SAGAYAMA KOSAKU (JP)
KOTAKA MIKIYA (JP)
Application Number:
PCT/IB2021/051231
Publication Date:
September 02, 2021
Filing Date:
February 15, 2021
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Assignee:
BOSCH GMBH ROBERT (DE)
International Classes:
B60T8/36; B60T8/17; B60T8/32; B60T8/40; B60T17/02; H02K5/16; H02K7/075; H02K7/08
Foreign References:
DE102007001733A12008-07-17
US20090189440A12009-07-30
US20020153768A12002-10-24
JP2014015077A2014-01-30
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Claims:
\¥02021/171131 卩(:17132021/051231

【書類名】請求の範囲

【請求項 1】 ブレーキ液の流路 (2 6) が形成されている基体 (8 0) と、 ステータ (4 1) と、 □-夕 (4 4) と、前記 □-夕 (4 4) に固定された出力軸 (4 5) と、を含み 、前記流路 (2 6) に設けられているポンプ装置 (3 1) の駆動源であるモータ (4 0) と、 前記モ-夕 (4 0) の制御基板 (7 6) と、 前記制御基板 (7 6) が収納され、前記基体 (8 0) に接続されたハウジング (8 5) と、 を備えた鞍乗型車両 (1 0 0) 用のブレ-キ液圧制御装置 (7 0) であって、 前記モータ (4 0) は、ブラシレスモータであって、前記基体 (8 0) と前記ハウジング (8 5) とで囲 まれる空間内に配置されており、 前記 □-夕 (4 4) には、前記出力軸 (4 5) の第 1端部 (4 5 3) 及び第 2端部 (4 5 匕) の両方が前記 □-夕 (4 4) から突出する状態で、前記出力軸 (4 5) が固定され、 前記モ-夕 (4 0) は、 前記第 1端部 (4 5 3) と前記 □-夕 (4 4) との間において前記出力軸 (4 5) を回転自在に 支持する第 1軸受 (4 6) と、 前記第 2端部 (4 5 13) と前記 □-夕 (4 4) との間において前記出力軸 (4 5) を回転自在に 支持する第 2軸受 (4 7) と、 前記ステ-夕 (4 1) 及び前記 □-夕 (4 4) が収納され、前記第 1軸受 (4 6) 及び前記第 2 軸受 (4 7) を保持するモータハウジング (5 0) と、 を備え、 当該ブレ-キ液圧制御装置 (7 0) は、さらに、前記出力軸 (4 5) の回転状態を検出する検出 機構 (6 0) を備え、 前記基体 (8 0) には、前記ハウジング (8 5) 側に開口する第 1凹部 (8 4) が形成さており、 前記モ-夕 (4 0) の前記第 1軸受 (4 6) は、前記第 1凹部 (8 4) に挿入されている ブレ-キ液圧制御装置 (7 0) 。 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231

【請求項 2】 前記ポンプ装置 (3 1) は、直進往復運動をするピストン (3 1 3) を含み、 前記出力軸 (4 5) のうちの、前記第 1軸受 (4 6) によって支持される箇所と前記第 1端部 ( 4 5 3) との間の領域に、前記ピストン (3 1 3) の端部を受ける偏心体 (4 8) が付設され、 前記出力軸 (4 5) のうちの、前記偏心体 (4 8) が付設された箇所と前記第 1端部 (4 5 3 ) との間の領域は、自由である 請求項 1に記載のブレ-キ液圧制御装置 (7 0) 。

【請求項 3】 前記第 1軸受 (4 6) は、前記第 1凹部 (8 4) に嵌合されている 請求項 1又は請求項 2に記載のブレ-キ液圧制御装置 (7 0) 。

【請求項 4】 前記第 1軸受 (4 6) は、前記第 1凹部 (8 4) に、隙間嵌めで嵌合されている 請求項 3に記載のブレ-キ液圧制御装置 (7 0) 。

【請求項 5】 前記モータハウジング (5 0) は、外方へ突出するフランジ (5 1) を備え、 前記基体 (8 0) には、前記ハウジング (8 5) 側に開口し、前記フランジ (5 1) が挿入された 第 2凹部 (8 1) が形成さており、 前記第 2凹部 (8 1) の内周面に形成された塑性変形部 (8 2) と前記第 2凹部 (8 1) の 底部 (8 3) との間で前記フランジ (5 1) が挟持されて、前記モ-夕 (4 0) が前記基体 (8 0) に固定されている 請求項 3又は請求項 4に記載のブレ-キ液圧制御装置 (7 0) 。

【請求項 6】 前記検出機構 (6 0) は、 前記出力軸 (4 5) と共に回転する回転要素 (6 1) と、 前記回転要素 (6 1) の回転位置を検出するセンサ (6 2) と、 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 を備え、 前記回転要素 (6 1) は、前記出力軸 (4 5) と前記制御基板 (7 6) との間に位置し、 前記センサ (6 2) は、前記制御基板 (7 6) に実装されている 請求項 1〜請求項 5のいずれか一項に記載のブレ-キ液圧制御装置 (7 0) 。

【請求項 7】 請求項 1〜請求項 6のいずれか一項に記載のブレ-キ液圧制御装置 (7 0) を備えている 鞍乗型車両 ( 1 0 0) 。

Description:
\¥02021/171131 卩(:17132021/051231

【書類名】明細書

【発明の名称】ブレ-キ液圧制御装置及び 乗型車両 【技術分野】

[ 0 0 0 1 ] 本発明は、鞍乗型車両用のブレ-キ液圧制御 置、及び、該ブレ-キ液圧制御装置を備えた 乗 型車両に関する。

[ 0 0 0 2 ] 従来の車両には、ブレーキシステムをアンチ □ックプレーキ動作させるためのブレーキ液 圧制御装置を備えて いるものがある。このブレ-キ液圧制御装置 、車両の搭乗者がブレ-キレパ-等の入力部を 操作している 状態において、ブレ-キ液回路内のブレ-キ液 圧力を増減させて、車輪に発生する制動力 調整する。 このようなブレ-キ液圧制御装置のなかには ブレ-キ液回路の一部を構成する流路、ブレ- キ液回路内の ブレーキ液の増圧を行うポンプ装置の駆動源 であるモータ、及び該モータの制御基板等を ユニット化したも のがある (例えば、特許文献 1参照) 。

[ 0 0 0 3 ] 具体的には、ユニット化されたブレ-キ液圧 御装置は、ブレ-キ液の流路が形成されてい 基体と、ブ レーキ液の流路に設けられているポンプ装置 の駆動源であるモータと、モータの制御基板 と、制御基板を収 納するハウジングと、を備えている。ブレー キ液圧制御装置の基体は、略直方体形状をし ており、 1つの面 に八ウジングが取り付けられている。ここで 、八ウジングが取り付けられる基体の当該面 を第 1面とする。また 、基体における第 1面の反対面を、第 2面とする。このように第 1面及び第 2面を定義した場合、従来 のブレ-キ液圧制御装置においては、ポンプ 置の駆動源であるモ-夕は、基体の第 2面に取り付けられ ている。すなわち、ユニット化されたブレー キ液圧制御装置においては、ポンプ装置の駆 動源であるモータは、 基体及びハウジングの外咅5に設けられてい 。

【先行技術文献】

【特許文献】

[ 0 0 0 4 ] \¥02021/171131 卩(:17132021/051231

【特許文献 1】特開 2 0 1 4 - 1 5 0 7 7号公報 【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

[ 0 0 0 5 ] 車雨の一種である鞍乗型車雨は、 自動四輪車等の車両と比べて、部品レイアウ トの自由度が低く、 ブレ-キ液圧制御装置の搭載の自由度が低い このため、鞍乗型車両に搭載されるブレ-キ 圧制御装 置に対して、小型化の要請が強まっていると いう課題があった。

[ 0 0 0 6 ] 本発明は、上述の課題を背景としてなされた ものであり、鞍乗型車両用のブレ-キ液圧制 装置であ って、従来よりも小型化することが可能なブ レーキ液圧制御装置を得ることを第 1の目的とする。また、本 発明は、このようなブレーキ液圧制御装置を 備えた鞍乗型車両を得ることを第 2の目的とする。

【課題を角军決するための手段】

[ 0 0 0 7 ] 本発明に係るブレーキ液圧制御装置は、ブレ ーキ液の流路が形成されている基体と、ステ ータと、 □-夕と 、前記 □-夕に固定された出力軸と、を含み、前記 路に設けられているポンプ装置の駆動源で るモータ と、前記モ-夕の制御基板と、前記制御基板 収納され、前記基体に接続された八ウジン と、を備えた 鞍乗型車両用のブレ-キ液圧制御装置であっ 、前記モ-夕は、ブラシレスモ-夕であって、 前記基体と前 記八ウジングとで囲まれる空間内に配置され ており、前記 □-夕(こは、前記出力軸の第 1端部及び第 2 端部の両方が前記 □-夕から突出する状態で、前記出力軸が固 され、前記モ-夕は、前記第 1端部 と前記 □-夕との間において前記出力軸を回転自在 支持する第 1軸受と、前記第 2端部と前記口- 夕との間において前記出力軸を回転自在に支 持する第 2軸受と、前記ステータ及び前記 □-夕が収納さ れ、前記第 1軸受及び前記第 2軸受を保持するモ-夕八ウジングと、を備え 当該ブレ-キ液圧制御装 置は、さらに、前記出力軸の回転状態を検出 する検出機構を備え、前記基体には、前記八 ウジング側 に開口する第 1凹部が形成さており、前記モ-夕の前記第 1軸受は、前記第 1凹部に挿入されている。

[ 0 0 0 8 ] \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 また、本発明に係る鞍乗型車両は、本発明に 係るブレ-キ液圧制御装置を備えている。

【発明の効果】

[ 0 0 0 9 ] 本発明に係るブレ-キ液圧制御装置において 、モ-夕は、基体と八ウジングとで囲まれる 間内に配 置されている。このため、本発明に係るブレ -キ液圧制御装置は、従来のブレ-キ液圧制御 置よりも小 型化することができる。

[ 0 0 1 0 ] ところで、本発明に係るブレーキ液圧制御装 置のモータは、ブラシレスモータとなってい る。このため、本発 明に係るブレ-キ液圧制御装置は、モ-夕の出 軸の回転状態を検出する検出機構が必要と る。そし て、検出機構によって出力軸の回転状態を精 度良く検出するためには、基体と八ウジング とで囲まれる空 間内にモ-夕を配置する際の位置精度が重要 なる。ここで、基体と八ウジングとで囲ま る空間内では、 モータの酉己置スペースが限られる。そこで 、本発明に係るブレーキ液圧制御装置では、 モータの第 1軸受を 基体の第 1凹部に挿入して、モ-夕を位置決めしている 出力軸を回転自在に支持する第 1軸受は、 元来、モータが備えているものである。すな わち、本発明に係るブレーキ液圧制御装置で は、モータが元来 備えている第 1軸受を用いて、モータを位置決めしている このため、本発明に係るブレーキ液圧制御 置 においては、基体とハウジングとで囲まれる 空間内にブラシレスモータを配置する際でも 、モータの位置精度 を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

[ 0 0 1 1 ]

【図 1】本発明の実施の形態に係るブレ-キシステ が搭載される鞍乗型車両の構成を示す図で る

【図 2】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムの構成を示す図である。

【図 3】本発明の実施の形態に係るブレ-キ液圧制 装置のユニット化されている部分が鞍乗型 両に搭載されている状態において、本発明の 実施の形態に係るブレ-キ液圧制御装置のユ ット化されて いる部分を上方から見た図であり、一部を断 面で示した図である。 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231

【図 4】図 3の八部拡大図である。

【図 5】図 4の巳矢視図である。

【発明を実施するための形態】

[ 0 0 1 2 ] 以下に、本発明に係るブレ-キ液圧制御装置 び鞍乗型車両について、図面を用いて説明 る。

【0 0 1 3】 なお、以下では、本発明が自動二輪車に採用 される場合を説明するが、本発明は自動二輪 車以外 の他の鞍乗型車両に採用されてもよい。 自動二輪車以外の他の鞍乗型車両とは、例え ば、エンジン及 び電動モ-夕のうちの少なくとも 1つを駆動源とする自動三輪車、及びパギ-等 ある。また、 自動二輪車 以外の他の鞍乗型車両とは、例えば、 自転車である。 自転車とは、ペダルに付与される踏力によっ て路 上を谁進することが可能な乗物全般を意味し ている。つまり、 自転車には、普通自転車、電動アシスト 自転車、電動自転車等が含まれる。また、 自動二輪車又は自動三輪車は、いわゆるモ- サイクルを意 味し、モータサイクルには、才ートパイ、ス クーター、電動スクーター等が含まれる。ま た、以下では、ブレーキ液 圧制御装置が 2系統の液圧回路を備えている場合を説明し いるが、ブレ-キ液圧制御装置の液圧回 路の数は 2系統に限定されない。ブレ-キ液圧制御装置 、 1系統のみの液圧回路を備えていてもよく 、また、 3系統以上の液圧回 £各を備えていてもよい。

【0 0 1 4】 また、以下で説明する構成、動作等は、一例 であり、本発明に係るブレ-キ液圧制御装置 び鞍乗 型車両は、そのような構成、動作等である場 合に限定されない。また、各図においては、 同一の又は類似 する咅5材又は咅5分に、同一の符号を付して る、又は、符号を付すことを省略している また、細かい構 造については、適宜図示を簡略化又は省略し ている。また、重複する説明については、適 宜簡略化又は 省田各している。

[ 0 0 1 5 ] 実施の形態. 以下に、本実施の形態に係るブレ-キ液圧制 装置を備えた鞍乗型車両用のブレ-キシステ を説明 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 する。

[ 0 0 1 6 ]

<鞍乗型車両用ブレ-キシステムの構成及 動作> 本実施の形態に係るブレーキシステムの構成 及び動作について説明する。 図 1は、本発明の実施の形態に係るブレ-キシス ムが搭載される鞍乗型車両の構成を示す図 ある 。図 2は、本発明の実施の形態に係るブレーキシ テムの構成を示す図である。

[ 0 0 1 7 ] 図 1及び図 2に示されるように、ブレ-キシステム 1 0は、例えば自動二輪車である鞍乗型車両 1 0 0 (こ搭載される。鞍乗型車両 1 0 0は、胴体 1と、胴体 1に旋回自在に保持されているハンドル 2と、 月同体 1にハンドル 2と共に旋回自在に保寺されている前車侖 3と、月同体 1に回動自在に保寺されている後 車侖 4と、を含む。

【0 0 1 8】 ブレーキシステム 1 0は、ブレーキレパー 1 1と、ブレーキ液が充填されている第 1液圧回路 1 2と、ブレー キペダル 1 3と、ブレーキ液が充填されている第 2液圧回路 1 4と、を含む。すなわち、ブレーキシステム 1 0 は、 2つのブレーキ液回路 (第 1液圧回路 1 2、第 2液圧回路 1 4) を備えている。ブレーキレパ_

1 1は、八ンドル 2に設けられており、使用者の手によって操 される。第 1液圧回路 1 2は、前輪 3と 共に回動する □-夕 3 3 に、ブレーキレパー 1 1の操作量に応じたブレーキカを生じさせる のである。ブレーキ ペダル 1 3は、胴体 1の下部に設けられており、使用者の足によ て操作される。第 2液圧回路 1 4は 、後輪 4と共に回動する □-夕 4 3 に、ブレーキペダル 1 3の操作量に応じたブレーキカを生じさせる ので ある。

[ 0 0 1 9 ] なお、ブレーキレパー 1 1及びブレーキペダル 1 3は、ブレーキの入力部の一例である。例え 、ブレーキレパ - 1 1に換わるブレーキの入力咅5として、胴体 1に設けられているブレーキペダル 1 3とは別のブレーキペダル を採用してもよい。また例えば、ブレーキペ ダル 1 3に換わるブレーキの入力咅5として、ハンド 2に設けられて いるブレーキレパー 1 1とは別のブレーキレパーを採用してもよい また、第 1液圧回路 1 2は、後輪 4と共 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 に回動する □-夕 4 3に、ブレーキレパー 1 1の操作量、又は、月同体 1に設けられているブレーキペダル 1 3 とは別のブレーキペダルの操作量に応じたブ レーキカを生じさせるものであってもよい。 また、第 2液圧回路 1 4は、前輪 3と共に回動する □-夕 3 3に、ブレ-キペダル 1 3の操作量、又は、ハンドル 2に設けられ ているブレーキレパー 1 1とは別のブレーキレパーの操作量に応じた レーキカを生じさせるものであってもよい

[ 0 0 2 0 ] 第 1液圧回路 1 2と第 2液圧回路 1 4とは、同じ構成になっている。このため、 下では、代表して 、第 1液圧回路 1 2の構成を説明する。 第 1液圧回路 1 2は、ピストン (図示省略) を内蔵しているマスタシリンダ 2 1と、マスタシリンダ 2 1 に付設されているリザーパ 2 2と、月同体 1に保持され、ブレーキパッド (図示省略) を有しているブレーキキャ リパ 2 3と、ブレーキキャリパ 2 3のブレーキパッド (図示省略) を動作させるホイールシリンダ 2 4と、を含 む。

[ 0 0 2 1 ] 第 1液圧回路 1 2において、マスタシリンダ 2 1及びホイ-ルシリンダ 2 4は、マスタシリンダ 2 1と基 体 8 0に形成されているマスタシリンダポート 1\/1 との間に接続される液管、基体 8 0に形成されている主 流路 2 5、及び、ホイ-ルシリンダ 2 4と基体 8 0に形成されているホイ-ルシリンダポ-卜 との間に接 続される液管を介して連通する。また、基体 8 0には、畐 1】流路 2 6が形成されている。ホイールシリンダ 2 4 のブレ-キ液は、その副流路 2 6を介して、主流路 2 5の途中部である主流路途中部 2 5 3に逃が される。また、本実施の形態においては、基 体 8 0には、 ±曽圧流路 2 7が形成されている。マスタシリンダ 2 1のブレ-キ液は、その増圧流路 2 7を介して、副流路 2 6の途中部である副流路途中部 2 6 3に 供給される。

[ 0 0 2 2 ] 主流路 2 5のうちの主流路途中部 2 5 3よりもホイ-ルシリンダ 2 4側の領域には、インレットパルプ 2 8が設けられている。インレットパルプ 2 8の開閉動作によって、この領域を流通する レーキ液の流量が 制御される。副流路 2 6のうちの副流路途中部 2 6 3よりも上流側の領域には、上流側から順に アウ トレットパルプ 2 9と、ブレーキ液を貯留するアキュムレータ 3 0とが設けられている。アウトレットパルプ 2 9の \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 開閉動作によって、この領域を流通するブレ ーキ液の流量が制御される。また、畐 1】流路 2 6のうちの畐 1】流 路途中咅5 2 6 3よりも下流側の領域には、ポンプ装置 3 1が設けられている。主流路 2 5のうちの主流 路途中部 2 5 3よりもマスタシリンダ 2 1側の領域には、切換パルプ 3 2が設けられている。切換パルプ 3 2の開閉動作によって、この領域を流通する レ-キ液の流量が制御される。増圧流路 2 7には、 ±曽 圧パルプ 3 3が設けられている。増圧パルプ 3 3の開閉動作によって、増圧流路 2 7を流通するブレ-キ 液の流量が制御される。

[ 0 0 2 3 ] また、主流路 2 5のうちの切換パルプ 3 2よりもマスタシリンダ 2 1側の領域には、マスタシリンダ 2 1の ブレーキ液の液圧を検出するためのマスタシ リンダ液圧センサ 3 4が設けられている。また、主流路 2 5のう ちのインレットパルプ 2 8よりもホイールシリンダ 2 4側の領域には、ホイールシリンダ 2 4のブレーキ液の液圧 を検出するためのホイールシリンダ液圧セン サ 3 5が設けられている。

[ 0 0 2 4 ] つまり、主流路 2 5は、インレットパルプ 2 8を介してマスタシリンダポート 1\/1 及びホイールシリンダポート を連通させるものである。また、畐 1】流路 2 6は、ホイールシリンダ 2 4のブレーキ液を、アウトレットパルプ 2 9を介してマスタシリンダ 2 1に逃がす流路の一咅5又は全てと定萎される 路である。また、 ±曽圧流路 2 7は、マスタシリンダ 2 1のブレーキ液を、 ±曽圧パルプ 3 3を介して副流路 2 6のうちのポンプ装置 3 1 の上流側に供給する流路の一部又は全てと定 義される流路である。

[ 0 0 2 5 ] インレットパルプ 2 8は、例えば、非通電状態から通電状態にな と、その設置個所でのブレ-キ液の流 通を開放から閉鎖に切り替える電磁パルプで ある。アウトレットパルプ 2 9は、例えば、非通電状態から通 電状態になると、その設置個所を介して副流 路途中部 2 6 3へ向かうブレ-キ液の流通を閉鎖から開 放に切り替える電磁パルプである。切換パル プ 3 2は、例えば、非通電状態から通電状態にな と、その 設置個所でのブレ-キ液の流通を開放から閉 に切り替える電磁パルプである。増圧パル 3 3は、例え ば、非通電状態から通電状態になると、その 設置個所を介して副流路途中部 2 6 3 へ向かうブレ-キ 液の流通を閉鎖から開放に切り替える電磁パ ルプである。 [ 0 0 2 6 ] 第 1液圧回路 1 2のポンプ装置 3 1と、第 2液圧回路 1 4のポンプ装置 3 1とは、共通のモ-夕 4 0 によって駆動される。すなわち、モータ 4 0は、ポンプ装置 3 1の駆動源である。

[ 0 0 2 7 ] 基体 8 0と、基体 8 0に設けられている各咅5品 (インレットパルプ 2 8、アウトレットパルプ 2 9、アキュ ムレータ 3 0、ポンプ装置 3 1、切換パルプ 3 2、 ±曽圧パルプ 3 3、マスタシリンダ液圧センサ 3 4、ホイー ルシリンダ液圧センサ 3 5、モ-夕 4 0等) と、制御装置 (巳 0 11) 7 5と、によって、ブレ-キ液圧制御 装置 7 0が構成される。なお、本実施の形態では、 ンレットパルプ 2 8、アウトレットパルプ 2 9、アキュム レータ 3 0、ポンプ装置 3 1、切換パルプ 3 2、 ±曽圧パルプ 3 3、マスタシリンダ液圧センサ 3 4、ホイール シリンダ液圧センサ 3 5、及びモータ 4 0等を総称して、ブレーキ液の液圧制御機構 称する場合がある。 すなわち、ブレ-キ液の液圧制御機構とは、 1液圧回路 1 2及び第 2液圧回路 1 4のブレ-キ液の 液圧を制御する際に用いられる機構である。

[ 0 0 2 8 ] 芾 1 】御装置 7 5は、 1つであってもよく、また、複数に分かれて てもよい。また、芾 I】御装置 7 5は、基体 8 0に取り付けられていてもよく、また、基体 8 0以外の他の咅5材に取り付けられていてもよ 。また、芾1】 御装置 7 5の一咅5又は全ては、例えば、マイコン、マ ク □プロセッサユニット等で構成されてもよく 、また、 ファームウエア等の更新可能なもので構成さ れてもよく、また、 0 II等からの指令によって実行されるプ □グ ラムモジュール等であってもよい。

[ 0 0 2 9 ] なお、後述のように、本実施の形態に係るブ レ-キ液圧制御装置 7 0では、制御装置 7 5の少なくと も一部が、制御基板 7 6で構成されている。また、本実施の形態で 、制御基板 7 6は、モ-夕 4 0の 起動及び停止等を制御する機能を有する。す なわち、本実施の形態に係るブレ-キ液圧制 装置 7 0 は、モータ 4 0の制御基板 7 6を備えていると言うこともできる。また、 実施の形態では、制御基板 7 6 は、ブレ-キ液の液圧制御機構を構成する各 品の制御も行う。すなわち、本実施の形態 係るブレ —キ液圧制御装置 7 0は、ブレーキ液の液圧制御機構の制御基板 7 6を備えていると言うこともできる。 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231

[ 0 0 3 0 ] 例えば、通常状態では、制御装置 7 5(こよって、インレットパルプ 2 8、アウトレットパルプ 2 9、切換パ ルブ 3 2、及び増圧パルプ 3 3が非通電状態に制御される。その状態で、 レ-キレパ - 1 1が操作され ると、第 1液圧回路 1 2において、マスタシリンダ 2 1のピストン (図示省略) が押し込まれてホイ-ルシ リンダ 2 4のブレ-キ液の液圧が増加し、ブレ-キキャリ パ 2 3のブレ-キパッド (図示省略) が前輪 3の口 -夕 3 3 に押し付けられて、前輪 3が制動される。また、ブレ-キペダル 1 3が操作されると、第 2液圧回 路 1 4において、マスタシリンダ 2 1のピストン (図示省略) が押し込まれてホイールシリンダ 2 4のブレー キ液の液圧が増カロし、ブレーキキャリパ 2 3のブレーキパッド (図示省略) が後輪 4の □-夕 4 3に押し付 けられて、後輪 4が制動される。

[ 0 0 3 1 ] 制御装置 7 5には、各センサ (マスタシリンダ液圧センサ 3 4、ホイ-ルシリンダ液圧センサ 3 5、車輪 速センサ、加速度センサ等) の出力が入力される。制御装置 7 5は、その出力に応じて、モ-夕 4 0、各 パルプ等の動作を司る指令を出力して、減圧 制御動作、増圧制御動作等を実行する。

[ 0 0 3 2 ] 例えば、制御装置 7 5は、第 1液圧回路 1 2のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧の過剰又は 過剰の可能性が生じた場合に、第 1液圧回路 1 2のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧を減少さ せる動作を実行する。その際、制御装置 7 5は、第 1液圧回路 1 2において、インレットパルプ 2 8を通 電状態に制御し、アウトレットパルプ 2 9を通電状態に制御し、切換パルプ 3 2を非通電状態に制御し 、 ±曽圧パルプ 3 3を非通電状態に制御しつつ、モータ 4 0を駆動する。また、制御装置 7 5は、第 2液 圧回路 1 4のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧の過剰又は過剰の可能性 生じた場合に、第 2 液圧回路 1 4のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧を減少させる動作を実行 る。その際、制御装 置 7 5は、第 2液圧回路 1 4において、インレットパルプ 2 8を通電状態に制御し、アウトレットパルプ 2 9 を通電状態に制御し、切換パルプ 3 2を非通電状態に制御し、増圧パルプ 3 3を非通電状態に制 锥口しつつ、モータ 4 0を馬区動する。

[ 0 0 3 3 ] \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 これにより、ブレ-キ液圧制御装置 7 0は、第 1液圧回路 1 2のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液 圧を制御して、第 1液圧回路 1 2のアンチ □ックプレーキ動作を実行することが可能で ある。また、ブレーキ 液圧制御装置 7 0は、第 2液圧回路 1 4のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧を制御して、第 2 液圧回路 1 4のアンチ □ックプレーキ動作を実行することが可能で ある。すなわち、ポンプ装置 3 1の駆動 源であるモ-夕 4 0は、少なくとも第 1液圧回路 1 2及び第 2液圧回路 1 4の液圧を低下させる際に 駆動する。換言すると、ポンプ装置 3 1は、少なくとも第 1液圧回路 1 2及び第 2液圧回路 1 4の液 圧を低下させるものである。

[ 0 0 3 4 ] また例えば、制御装置 7 5は、第 1液圧回路 1 2のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧の不足 又は不足の可能性が生じた場合に、第 1液圧回路 1 2のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧を増 加させる動作を実行する。その際、制御装置 7 5は、第 1液圧回路 1 2において、インレットパルプ 2 8 を非通電状態に制御し、アウトレットパルプ 2 9を非通電状態に制御し、切換パルプ 3 2を通電状態に 制御し、 ±曽圧パルプ 3 3を通電状態に制御しつつ、モータ 4 0を駆動する。また、制御装置 7 5は、第 2 液圧回路 1 4のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧の不足又は不足の可能性 生じた場合に、 第 2液圧回路 1 4のホイールシリンダ 2 4のブレーキ液の液圧を増カロさせる動作を 行する。その際、制 御装置 7 5は、第 2液圧回路 1 4において、インレットパルプ 2 8を非通電状態に制御し、アウトレット パルプ 2 9を非通電状態に制御し、切換パルプ 3 2を通電状態に制御し、増圧パルプ 3 3を通電状態 に芾 I】御しつつ、モータ 4 0を駆動する。

[ 0 0 3 5 ] これにより、ブレ-キ液圧制御装置 7 0は、第 1液圧回路 1 2のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液 圧を制御して、第 1液圧回路 1 2の自動増圧動作を実行することが可能であ 。また、ブレーキ液圧制 御装置 7 0は第 2液圧回路 1 4のホイ-ルシリンダ 2 4のブレ-キ液の液圧を制御して、第 2液圧回 路 1 4の自動増圧動作を実行することが可能であ 。

[ 0 0 3 6 ]

<ブレ-キ液圧制御装置の構成> \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 ブレ-キ液圧制御装置 7 0は、基体 8 0、モ-夕 4 0、及び制御基板 7 6がユニット化されている。な お、本実施の形態においては、基体 8 0に設けられているモ-夕 4 0以外の各部品 (インレットパルプ 2 8 、アウトレットパルプ 2 9、アキュムレータ 3 0、ポンプ装置 3 1、切換パルプ 3 2、 ±曽圧パルプ 3 3、マス タシリンダ液圧センサ 3 4、ホイ-ルシリンダ液圧センサ 3 5等) も、基体 8 0及び制御基板 7 6とユニ ット化している。以下では、ブレーキ液圧制 御装置 7 0のユニット化されている咅5分の構成につい 説明し ていく。

[ 0 0 3 7 ] 図 3は、本発明の実施の形態に係るブレ-キ液圧 御装置のユニット化されている部分が鞍乗 車 両に搭載されている状態において、本発明の 実施の形態に係るブレ-キ液圧制御装置のユ ット化されて いる部分を上方から見た図であり、一部を断 面で示した図である。 上述の基体 8 0は、例えばアルミ等の金属で形成されてお 、例えば略直方体の形状をしている。この 基体 8 0は、第 1面 8 0 3及び第 2面 8 0 匕を備えている。第 1面 8 0 3には、八ウジング 8 5が接 続されている。また、八ウジングには、制御 基板 7 6が収納されている。第 2面 8 0 13は、第 1面 8 0 3 の反対面である。なお、基体 8 0の各面は、段差咅5を含んでいてもよく、ま 、曲面咅5を含んでいてもよい

[ 0 0 3 8 ] 基体 8 0には、モータ 4 0が取り付けられている。このモータ 4 0は、ステータ 4 1、 □-夕 4 4、出力軸 4 5、軸受 4 6、軸受 4 7及びモータハウジング 5 0を備えている。ステータ 4 1には、田各円筒状の貫通 孔が形成されている。 □-夕 4 4は、田各円筒形状をしており、ステータ 4 1の貫通孑し内に、ステータ 4 1に 対して回転自在に酉己置されている。この □-夕 4 4には、 出力軸 4 5が固定されている。出力軸 4 5は、 該出力軸 4 5の端咅5 4 5 3及び端部 4 5 匕の両方が □-夕 4 4から突出する状態で、 □-夕 4 4に固 定されている。

[ 0 0 3 9 ] 軸受 4 6は、端部 4 5 3と □-夕 4 4との間において、 出力軸 4 5を回転自在に支持している。軸受 4 7は、端咅5 4 5 匕と □-夕 4 4との間において、 出力軸 4 5を回転自在に支持している。モータ八ウジ \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 グ 5 0は、モータ 4 0の外享5を構成するものである。本実施の形 では、モータハウジング 5 0は、金属で 形成された金属部 5 0 3と、樹脂を含む材料で形成された樹脂部 5 0 13と、を備えている。金属咅5 5 0 3は、例えば、板金加工によって形成される また、樹脂部 5 0 匕は、例えば、モ-ルド成型によって形 成される。モータ八ウジング 5 0には、ステータ 4 1及び □-夕 4 4が収納されている。また、モータ八ウジン 5 0は、軸受 4 6及び軸受 4 7を保持している。具体的には、軸受 4 6は、樹脂部 5 0 匕に保持され ている。また、軸受 4 7は、金属部 5 0 3に保持されている。また、本実施の形態で 、軸受 4 6は、該 軸受 4 6の一咅5がモータ八ウジング 5 0から出力軸 4 5の端咅5 4 5 3側へ突出するように、モータ八ウジ ング 5 0に保持されている。

[ 0 0 4 0 ] ここで、従来のモ-夕は、 出力軸を回転自在に支持する一対の軸受 (本実施の形態に係る軸受 4 6 及び軸受 4 7に相当) を備えている。そして、従来のモ-夕におい は、出力軸は、一対の軸受のうちの 少なくとも 1つに対して、 泉間嵌めで嵌合されている。本実施の形態に 係るモータ 4 0においても、従来の モ-夕と同様に、出力軸 4 5を軸受 4 6及び軸受 4 7に嵌合する際、軸受 4 6及び軸受 4 7のうちの 少なくとも 1つに対して、 出力軸 4 5を隙間嵌めで嵌合している。具体的には、 実施の形態においては 、モータ 4 0の出力軸 4 5は、軸受 4 6にしまり嵌めで嵌合されていると共に、軸 4 7に隙間嵌めで 嵌合されている。

[ 0 0 4 1 ] 本実施の形態に係るモータ 4 0は、ブラシレスモータである。モータ 4 0としてブラシレスモータを用いること により、モータ 4 0としてブラシ付きモータを用いた場合と比 、ブレーキ液圧制御装置 7 0を長寿命化す ることができる。本実施の形態では、モータ 4 0がブラシレスモータであるので、ステータ 4 1がコイル 4 2を備 えている。また、コイル 4 2は、制御基板 7 6と図示せぬ配線又は端子等で接続されてい 。制御基板 7 6からコイル 4 2に電力供給されると、コイル 4 2に電流が流れて磁界が発生する。この磁界 □-夕 4 4に作用することにより、 □-夕 4 4及び出力軸 4 5は、回転軸 4 5 〇を中心に回転する。そして、口一 夕 4 4及び出力軸 4 5が回転することにより、ポンプ装置 3 1は、次のように駆動する。

[ 0 0 4 2 ] \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 ポンプ装置 3 1は、直進往復運動をするピストン 3 1 3を備えている。また、モータ 4 0の出力軸 4 5 には、軸受 4 6によって支持される箇所と端咅5 4 5 3との間の領域に、ピストン 3 1 3の端咅5を受ける偏 心体 4 8が付設されている。偏心体 4 8の中心軸は、回転軸 4 5 に対して偏心している。このため、 □-夕 4 4及び出力軸 4 5と共に偏心体 4 8が回転すると、偏心体 4 8の外周面に押し付けられてい るポンプ装置 3 1のピストン 3 1 3が往復動することで、ブレ-キ液がポンプ装 3 1の吸込側から吐出 側に搬送される。

[ 0 0 4 3 ] なお、モ-夕 4 0は、上述の構成以外の構成を備えていても い。例えば、モ-夕 4 0は、遊星歯車等 の複数の歯車を備え、これらの歯車を介して 、出力軸 4 5と偏心体 4 8とを接続してもよい。また例えば 、モータ 4 0は、モータ八ウジング 5 0の外方に、モータ 4 0の構成を覆うカパーを備えていてもよい。

[ 0 0 4 4 ] ここで、従来のブレーキ液圧芾 I】御装置においては、ポンプ装置の駆動源 あるモータは、基体の第 2面に 取り付けられている。すなわち、従来のブレ -キ液圧制御装置においては、ポンプ装置の 動源であるモ- クは、基体及び八ウジングの外咅5(こ設け れている。一方、本実施の形態に係るブレ- 液圧制御装置 7 0においては、モータ 4 0は、基体 8 0の第 1面 8 0 3に取り付けられている。このため、基体 8 0に八 ウジング 8 5が接続された状態においては、モータ 4 0は、基体 8 0と八ウジング 8 5とで囲まれる空間内 に酉己置されることとなる。このようにモー タ 4 0を配置することにより、従来のブレーキ液 制御装置と比べ、 ブレーキ液圧制御装置 7 0を小型化することができる。

[ 0 0 4 5 ] また、本実施の形態においては、 出力軸 4 5のうちの、偏心体 4 8が付設された箇所と端部 4 5 3と の間の領域は、 自由である。換言すると、 出力軸 4 5のうちの、偏心体 4 8が付設された箇所と端部 4 5 3との間の領域は、軸受によって支持されて ない。このため、 当該軸受の配置スペースが基体 8 0に 不要となり、ブレーキ液圧制御装置 7 0をさらに小型化することができる。

[ 0 0 4 6 ] また、従来のブレ-キ液圧制御装置において 、モ-夕は、ボルト締結によって、基体に固 されている。 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 具体的には、従来のブレ-キ液圧制御装置の -夕のフランジ部には、複数の貫通孔が形成 れている。 貫通孔のそれぞれには、ボルトが挿入されて いる。また、従来のブレ-キ液圧制御装置の 体には、複数 の雌ネジ部が形成されている。そして、従来 のブレーキ液圧芾 I】御装置においては、モータのフランジ部 貫通 孔に挿入されているボルトのそれぞれを基体 の雌ネジ部にねじ込むことにより、ボルトの 頭部と基体とでモ- クのフランジ部が挟持され、モータが基体に 固定される。

[ 0 0 4 7 ] 本実施の形態に係るブレ-キ液圧制御装置 7 0においても、従来と同様に、ボルト締結に って、基 体 8 0にモータ 4 0を固定してもよい。しかしながら、本実施 形態では、所謂カシメによって、基体 8 0に モータ 4 0を固定している。ここで、 出力軸 4 5の回転軸 4 5 。方向をスラスト方向とする。カシメによっ て 基体 8 0にモータ 4 0を固定している咅5分は、主に、スラスト方 の荷重を支持する。具体的には、モータ 4 0のモータ八ウジング 5 0は、外方へ突出するフランジ 5 1を備えている。より具体的には、モータ八 ジン グ 5 0の金属部 5 0 3が、外方へ突出するフランジ 5 1を備えている。基体 8 0には、フランジ 5 1が挿 入される凹部 8 1が形成されている。なお、凹部 8 1の底部 8 3は、段差咅5を含んでいてもよく、また、 曲面部を含んでいてもよい。上述のように、 本実施の形態では、モ-夕 4 0は、基体 8 0とハウジング 8 5 とで囲まれる空間内に配置されている。この ため、凹部 8 1は、八ウジング 8 5側に開口している。また、凹 部 8 1の内周面には、塑性変形部 8 2が形成されている。本実施の形態に係る塑 変形部 8 2は、 モ-夕 4 0の外周面から離れる方向に凹部 8 1の内周面をずらす段部となっている。例え 、塑性変形 部 8 2は、凹部 8 1の内周面に 9 0 °ピッチで配置されている。

[ 0 0 4 8 ] 基体 8 0にモ-夕 4 0を固定する場合、出力軸 4 5に付設された偏心体 4 8が基体 8 0内に位置 するように、モータ八ウジング 5 0のフランジ 5 1が凹咅5 8 1に挿入される。そして、モータ八ウジング 5 〇のフ ランジ 5 1は、凹部 8 1の底部 8 3に当接するまで、凹部 8 1に挿入される。この状態で、凹部 8 1の 塑性変形部 8 2の第 1面 8 0 3側の空間に治具が挿入されて、その塑性変 部 8 2が加圧により塑 性変形される。これにより、凹部 8 1の内周面に形成された塑性変形部 8 2と凹部 8 1の底咅5 8 3と の間でモータ八ウジング 5 0のフランジ 5 1が挟持されて、モータ 4 0が基体 8 0に固定される。このように力 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 シメによって基体 8 0にモータ 4 0を固定することにより、モータ 4 0を固定するためのボルトが不要となり、 該ボルトがねじ込まれる雌ネジ部を基体 8 0に形成することも不要となる。したがって ブレ-キ液圧制御 装置 7 0をさらに小型化することができる。

[ 0 0 4 9 ] ところで、従来より、ブラシレスモータを用 いる場合、ブラシレスモータの出力軸の回転 状態を検出する検 出機構が設けられる。本実施の形態に係るブ レーキ液圧制御装置 7 0においても、ブラシレスモータである モータ 4 0の出力軸 4 5の回転状態を検出するため、検出機構 6 0を備えている。具体的には、本実 施の形態では、検出機構 6 0を用いて、 出力軸 4 5の回転状態として、 出力軸 4 5の回転位置及び 回転速度を検出している。

[ 0 0 5 0 ] 検出機構 6 0は、出力軸 4 5と共に回転する回転要素 6 1と、回転要素 6 1の回転位置を検出 するセンサ 6 2と、を備えている。回転要素 6 1としては、従来の検出機構で用いられてい 種々の回転 要素を用いることができる。同様に、センサ 6 2としては、従来の検出機構で用いられてい 種々のセンサ を用いることができる。例えば、回転要素 6 1として、永久磁石を用いることができる。 の場合、センサ 6 2 として、例えば、ホール素子を用いたセンサ を用いることができる。また、例えば、回転 要素 6 1として、貫 通孑しが形成されたディスク、あるいは、反 射板が取り付けられたディスクを用いること ができる。この場合、セ ンサ 6 2として、例えば、発光素子及び受光素子を いたセンサを用いることができる。

[ 0 0 5 1 ] 検出機構 6 0によって出力軸 4 5の回転状態を精度良く検出するためには、 体 8 0と八ウジング 8 5とで囲まれる空間内にモ-夕 4 0を配置する際の位置精度が重要となる。こ で、基体 8 0と八ウジ ング 8 5とで囲まれる空間内では、モ-夕 4 0の配置スペースが限られる。そこで、本実 の形態では、次 のように、基体 8 0と八ウジング 8 5とで囲まれる空間内にモータ 4 0を酉己置している。

[ 0 0 5 2 ] 基体 8 0には、八ウジング 8 5側に開口する凹部 8 4が形成さている。本実施の形態では、凹部 8

1 の底咅5 8 3に、凹部 8 4が形成されている。そして、モータ 4 0の軸受 4 6が、凹部 8 4に挿入されて \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 いる。詳しくは、上述のように、軸受 4 6は、該軸受 4 6の一咅5がモータ八ウジング 5 0から出力軸 4 5 の端咅5 4 5 3側へ突出するように、モータ八ウジング 5 0に保持されている。そして、軸受 4 6のモータ八ウ ジング 5 0から突出している咅5分が、凹部 8 4に挿入されている。出力軸 4 5を回転自在に支持する軸 受 4 6は、元来、モータ 4 0が備えているものである。すなわち、本実 の形態に係るブレーキ液圧制御 装置 7 0では、モータ 4 0が元来備えている軸受 4 6を用いて、モータ 4 0を位置決めしている。このため 、本実施の形態に係るブレ-キ液圧制御装置 7 0においては、基体 8 0とハウジング 8 5とで囲まれる 空間内にモータ 4 0を配置する際でも、モータ 4 0の位置精度を向上させることができる。

[ 0 0 5 3 ] また、本実施の形態では、軸受 4 6は、凹咅5 8 4に嵌合されている。このように構成するこ により、モー ク 4 0の位置精度をさらに向上させることができ 。また、このように構成することにより、 の効果を得るこ ともできる。ポンプ装置 3 1の駆動源であるモータ 4 0の出力軸 4 5には、ポンプ装置 3 1を駆動する際 (こ、偏心体 4 8を介して、ポンプ装置 3 1のピストン 3 1 3から荷重が作用する。軸受 4 6が凹部 8 4 に嵌合されていることにより、モータ 4 0におけるカシメで基体 8 0に固定されている箇所にカロえて、軸受 4 6 と凹部 8 4との間でも、当該荷重を受けることができ 。このため、軸受 4 6が凹部 8 4に嵌合されて いることにより、ブレ-キ液圧制御装置 7 0の信頼性を向上させることができる。また 本実施の形態では 、軸受 4 6は、凹部 8 4に、 泉間嵌めで嵌合されている。このように構成 することにより、軸受 4 6を凹 部 8 4に嵌合することが容易となり、ブレ-キ液圧 御装置 7 0の組み立て工数を低減することができる

[ 0 0 5 4 ] なお、モ-夕 4 0の出力軸 4 5は、軸受 4 6にしまり嵌めで嵌合されていると共に、軸 4 7にしまり 嵌めで嵌合されていてもよい。これにより、 ポンプ装置 3 1を駆動する際に出力軸 4 5に荷重が作用した 際、出力軸 4 5の心振れを抑制することができる。すなわ 、 出力軸 4 5と共に回転する回転要素 6 1 の心振れも抑制される。したがって、 出力軸 4 5の回転状態をさらに精度良く検出すること できる。

[ 0 0 5 5 ] また、本実施の形態では、回転要素 6 1は、 出力軸 4 5と制御基板 7 6との間に位置している。具 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 体的には、本実施の形態では、回転要素 6 1は、 出力軸 4 5の端咅5 4 5 匕に取り付けられている。回 転要素 6 1が出力軸 4 5と制御基板 7 6との間に位置することにより、センサ 6 2を制御基板 7 6に 実装することができる。これにより、センサ 6 2を実装するために制御基板 7 6以外の制御基板を設ける 必要がなくなり、ブレ-キ液圧制御装置 7 0をさらに小型化できる。

[ 0 0 5 6 ] ところで、本実施の形態に係るブレ-キ液圧 御装置 7 0を知った当業者は、基体 8 0と八ウジング 8 5とで囲まれる空間内にモータ 4 0を配置することにより、モータ 4 0のコイル 4 2が過度に温度上昇し てしまうことを懸念するかもしれない。しか しながら、本実施の形態に係るブレ-キ液圧 御装置 7 0は、モ -夕 4 0のコイル 4 2の温度上昇を抑制することができる。具体 には、上述のように、モータ 4 0のステー 夕 4 1は、コイル 4 2を備えている。また、本実施の形態に係る レーキ液圧芾 I】御装置 7 0のステータ 4 1 は、モールド材でコイル 4 2を覆うモールド部 4 3を備えている。また、このモールド咅5 4 3はモータ八ウジン グ 5 0に接角虫している。本実施の形態では、モ ルド部 4 3は、モータ八ウジング 5 0の金属咅5 5 0 3及 び樹月旨咅5 5 0 匕の双方に接角虫している。モータハウジン グ 5 0は、モールド部 4 3以外の何らかの物に必 ず接角虫している。このため、本実施の形態 に係るブレーキ液圧制御装置 7 0においては、コイル 4 2の発し た熱が、モールド咅5 4 3及びモータハウジング 5 0を通って、モータハウジング 5 0との接角虫物に伝わることと なる。

[ 0 0 5 7 ] コイル 4 2の断面形彳犬は、田各円形彳犬である。こ ため、モールド部 4 3を備えていない場合、コイル 4 2 の外周面とモータ八ウジング 5 0とが接角虫していても、コイル 4 2とモータ八ウジング 5 0との接角虫面積は小 さくなる。具体的には、コイル 4 2の断面で観察した場合、断面略円形状のコ ル 4 2とモータ八ウジング 5 0とは、点接角虫となる。このため、モール 咅5 4 3を備えていない場合、コイル 4 2の外周面とモータハウ ジング 5 0とが接角虫していても、コイル 4 2からモータ八ウジング 5 0に伝わる熱の量は少ない。一方、モー ルド部 4 3を備えている場合、モ-ルド部 4 3は、コイル 4 2の外周面の多くの範囲に接触することがで る。また、モールド部 4 3は、コイル 4 2とモータ八ウジング 5 0とが直接接角虫する場合の面積よりも大き 範囲で、モータ八ウジング 5 0と接角虫することができる。 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231

[ 0 0 5 8 ] このため、モールド咅5 4 3を備えることにより、コイル 4 2とモータ八ウジング 5 0とが直接接角虫する場合と 比べ、コイル 4 2からモータ八ウジング 5 0に伝わる熱の量を増大できる。したがって モールド部 4 3を備え ることにより、コイル 4 2の発した熱を、モールド咅 5 4 3及びモータハウジング 5 0を介してモータハウジング 5 0 との接角虫物に十分に伝差することができる 。このため、モールド部 4 3を備えることにより、基体 8 0とハ ウジング 8 5とで囲まれる空間の外部にコイル 4 2の発した熱を放出することができ、モータ 4 0のコイル 4 2 の温度上昇を抑制することができる。

[ 0 0 5 9 ] なお、モ-ルド部 4 3のモ-ルド材の具体的な種類は、特に限定さ ない。例えば、モ-ルド材として、ガ ラス又は金属等を用いることができる。また 例えば、モールド材として、樹月旨を含む材 料を用いてもよい。本 実施の形態では、モールド部 4 3のモールド材として、ガラスフアイパー入 の植す月旨を用いている。モールド部 4 3のモールド材として、樹月旨を含む材料を いることにより、モールド部 4 3の成型が容易となる。なお、 本実施の形態では、モールド部 4 3とモータ八ウジング 5 0の樹月旨咅5 5 0 匕とを、モールド成型によって一 体形成している。

[ 0 0 6 0 ] ここで、本実施の形態では、モータハウジン グ 5 0は、基体 8 0と接角虫している。基体 8 0は、ブレーキ 液圧制御装置 7 0を構成する咅5品のなかでも、大きな方の部 である。また、基体 8 0は、金属製であ る。このため、モータハウジング 5 0が基体 8 0と接角虫していることにより、基体 8 0とハウジング 8 5とで囲 まれる空間の外部にコイル 4 2の発した熱をより放出しやすくなり、モ-夕 4 0のコイル 4 2の温度上昇を さらに抑制することができる。

[ 0 0 6 1 ] また、本実施の形態では、上述のように、モ -夕八ウジング 5 0に保持された軸受 4 6は、基体 8 0に 接角虫している。このため、本実施の形態に 係るブレーキ液圧制御装置 7 0においては、コイル 4 2の発した 熱は、モールド部 4 3、モータハウジング 5 0及び軸受 4 6を通る経路でも、基体 8 0に伝わることができ る。このため、本実施の形態に係るブレ-キ 圧制御装置 7 0は、モ-夕 4 0のコイル 4 2の温度上昇を \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 さらに抑制することができる。

[ 0 0 6 2 ] ところで、本実施の形態に係るブレ-キ液圧 御装置 7 0は、少なくとも 1つの板パネ 9 0を備えてい る。そして、本実施の形態に係るブレ-キ液 制御装置 7 0は、板パネ 9 0を用いて制御基板 7 6のア -スをとり、制御基板 7 6の帯電を抑制している。以下、図 3と、後述の図 4及び図 5と、を用いて、板 パネ 9 0周辺の構成について説明する。

[ 0 0 6 3 ] 図 4は、図 3の八部拡大図である。また、図 5は、図 4の巳矢視図である。すなわち、図 4は、ブレ- キ液圧制御装置 7 0のユニット化されている部分が鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている状態において、 ブレ-キ液圧制御装置 7 0のユニット化されている咅5分における板パ 9 0周辺を上方から見た図である 。また、図 5は、ブレ-キ液圧制御装置 7 0のユニット化されている部分が鞍乗型車両 1 0 0に搭載さ れている状態において、ブレーキ液圧芾 I】御装置 7 0のユニット化されている咅5分における板パ 9 0周辺を 横方向から見た図である。

[ 0 0 6 4 ] 板パネ 9 0は、金属製である。なお、板パネ 9 0の材質は、導電性であれば金属に限定され 、繊維 強化樹月旨等であってもよい。ここで、ブレ ーキ液圧芾 1 】御装置 7 0は、基体 8 0とハウジング 8 5とで囲まれ ている空間内に配置され、基体 8 0に電気的に接続されている咅5品を備えてい 。以下、基体 8 0と八 ウジング 8 5とで囲まれている空間内に配置され、基体 8 0に電気的に接続されている部品を、電気的 接続部品と称する。このように電気的接続部 品を定義した場合、板パネ 9 0は、制御基板 7 6と電気 的接続咅5品との間に設けられている。なお 電気的接続部品とは、例えば、インレット ルプ 2 8、アウト レットパルプ 2 9、切換パルプ 3 2及び増圧パルプ 3 3のピストンである。また例えば、電気的接 部品と は、モータ八ウジング 5 0である。本実施の形態では、板パネ 9 0は、芾 I】御基板 7 6とモータ八ウジング 5 0 との間に設けられている。以下、電気的接続 部品の一例としてモ-夕八ウジング 5 0を用い、板パネ 9

〇の詳細構成について説明していく。

[ 0 0 6 5 ] \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 板パネ 9 0は、制御基板 7 6とモータ八ウジング 5 0との対向方向に、伸縮自在となっている。 た、 板パネ 9 0の自由長は、制御基板 7 6とモ-夕八ウジング 5 0との間の £巨離よりも長くなっている。すなわ ち、板パネ 9 0は、芾 I】御基板 7 6とモータ八ウジング 5 0とで圧縮された状態となっている。そして 板パネ 9 0の端咅5 9 3は制御基板 7 6に接続されており、板パネ 9 0の端咅5 9 4はモータ八ウジング 5 0に接 続されている。具体的には、本実施の形態で は、板パネ 9 0の端咅5 9 4はモータ八ウジング 5 0の金属 咅 5 5 0 3に接続されている。

[ 0 0 6 6 ] 詳しくは、板パネ 9 0の端咅5 9 3は、制御基板 7 6に、電気的に接続されている。また、板パ 9 0 の端部 9 3は、制御基板 7 6に半田付けされており、制御基板 7 6と機械的にも接続されている。なお 、板パネ 9 0の端部 9 3が制御基板 7 6に接続されているとは、板パネ 9 0の端部 9 3が制御基板 7 6に直接接続されている状態のみならず、板 ネ 9 0の端咅^ 9 3が制御基板 7 6に間接的に接続さ れている状態も含む。例えば、板パネ 9 0の端部 9 3と制御基板 7 6とを長期にわたって安定して電気 的に接続するため、板パネ 9 0の端咅^ 9 3と制御基板 7 6との間に、銀等の酸化し(こくい材料で形 された咅5材を設けることも考えられる。こ ような場合でも、本実施の形態では、板パ 9 0の端咅5 9 3が 制御基板 7 6に接続されているという。

[ 0 0 6 7 ] また、板パネ 9 0の端咅5 9 4は、モータ八ウジング 5 0に、電気的に接続されている。なお、板パ 9 0 の端咅5 9 4がモータ八ウジング 5 0に接続されているとは、板パネ 9 0の端咅5 9 4がモータ八ウジング 5 0 に直接接続されている状態のみならず、板パ ネ 9 0の端咅^ 9 4がモ-夕八ウジング 5 0に間接的に接続さ れている状態も含む。例えば、板パネ 9 0の端咅5 9 4とモータ八ウジング 5 0とを長期にわたって安定して 電気的に接続するため、板パネ 9 0の端咅5 9 4とモータ八ウジング 5 0との間に、銀等の酸化しにくい材 料で形成された咅5材を設けることも考えら る。このような場合でも、本実施の形態で 、板パネ 9 0の端 咅 5 9 4がモータ八ウジング 5 0に接続されているという。

[ 0 0 6 8 ] すなわち、本実施の形態に係るブレ-キ液圧 御装置 7 0においては、制御基板 7 6は、板パネ 9 0 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 及びモータハウジング 5 0を介して、基体 8 0に電気的に接続されている。このため、本 施の形態に係る ブレ-キ液圧制御装置 7 0は、制御基板 7 6のア-スをとることができ、制御基板 7 6の帯電を抑制す ることができる。

[ 0 0 6 9 ] ここで、従来のブレ-キ液圧制御装置には、 御基板と電気的接続部品との間に金属製の イルスプ リングを設け、制御基板のアースをとるもの が提案されている。ここで、コイルスプリン グは、振動によって、該 コイルスプリングの伸縮方向と垂直な方向に 変形しやすい。コイルスプリングの伸縮方向 とは、制御基板と 電気的接続部品との対向方向である。そして 、コイルスプリングが該コイルスプリングの 伸縮方向と垂直な 方向に変形すると、コイルが制御基板及び電 気的接続部品の少なくとも一方に接していな い状態となる ため、芾 I】御基板のアースをとることができなくな 。このため、従来のブレーキ液圧芾 I】御装置は、芾 I】御基板と 電気的接続部品との間に配置されている部材 に貫通孔を形成し、該貫通孑し(こコイルス プリングを挿入し ている。これにより、コイルスプリングが貫 通孑しの内壁によって保持されるため、ブレ ーキ液圧制御装置が振 動した場合でも、コイルスプリングが該コイ ルの伸縮方向と垂直な方向に変形することを 抑制できる。

[ 0 0 7 0 ] このため、コイルスプリングを用いて芾 I】御基板のアースをとる従来のブレーキ液 芾 I】御装置は、芾 I】御基板 と電気的接続部品との間に配置されている部 材(こ、コイルスプリングが挿入される貫通 孑しを形成する必 要がある。この貫通孑しは、内壁によってコ イルスプリングを保持する必要があるため、 カロエする際の位置精 度及び寸法精度に高い精度が求められる。こ のため、コイルスプリングを用いて芾 I】御基板のアースをとる従 来のブレ-キ液圧制御装置は、制御基板と電 的接続部品との間に配置されている部材を する部品 の製造コストが増カロしてしまい、ブレーキ 液圧制御装置の製造コストが増カロしてしま う。

[ 0 0 7 1 ] 一方、板パネ 9 0は、コイルスプリングに比べて、該板パネ 9 0の伸縮方向と垂直な方向に変形しにく い。このため、本実施の形態に係るブレ-キ 圧制御装置 7 0は、板パネ 9 0が該板パネ 9 0の伸縮方 向と垂直な方向に変形することを抑制するた めに、制御基板 7 6とモ-夕八ウジング 5 0との間に配置さ れている部材に形成された貫通孔(こ、板パ ネ 9 0を挿入する必要がない。すなわち、本実施 形態に係 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 るブレ-キ液圧制御装置 7 0においては、制御基板 7 6とモ-夕八ウジング 5 0との間に配置されている 部材(こ、貫通孔を形成する必要がない。ま た、本実施の形態に係るブレ-キ液圧制御装 7 0において は、制御基板 7 6とモ-タハウジング 5 0との間に配置されている部材に形成された 通孔に板パネ 9 0 が挿入される構成とする場合であっても、貫 通孑しの内壁によって板パネ 9 0を保持させる必要がない。この ため、本実施の形態に係るブレーキ液圧制御 装置 7 0においては、制御基板 7 6とモータハウジング 5 0 との間に配置されている部材に形成された貫 通孔に板パネ 9 0が挿入される構成とする場合であっても、 貫通孔を加工する際の位置精度及び寸法精度 は、コイルスプリングを保持する従来の貫通 孔と比べ、 低いものでよい。すなわち、本実施の形態に 係るブレーキ液圧芾 I】御装置 7 0においては、コイルスプリングを 用いて制御基板のア-スをとる従来のブレ-キ 圧制御装置と比べ、制御基板 7 6とモ-タハウジング 5 0 との間に酉己置されている咅5材を有する咅5 の製造]ストを肖 減できる。したがって、本実施の形態に係 るブレーキ液圧制御装置 7 0は、コイルスプリングを用いて制御基板の ースをとる従来のブレーキ液圧制 御装置と比べ、製造コストの増カロを抑制す ることができる。

[ 0 0 7 2 ] また、本実施の形態では、上述のように、電 気的接続咅5品としてモータハウジング 5 0を用いている。板 パネ 9 0と電気的接続部品とを安定して電気的に接 するには、電気的接続部品における板パネ 9 0 の端部 9 4が接触する箇所は、平面であることが好ま い。モ-タハウジング 5 0は、板パネ 9 0の端部 9 4が接触する箇所を平面に形成しやすいので 制御基板 7 6のア-スをとることの安定性が向上する。

[ 0 0 7 3 ] また、本実施の形態では、板パネ 9 0は、端部 9 3に、制御基板 7 6と接触する平面部 9 6を備え ている。平面部 9 6を備えることにより、板パネ 9 0と制御基板 7 6との接角虫面積が増カロするため、制 御基板 7 6のア-スをとることの安定性が向上する。ま 、本実施の形態では、板パネ 9 0は、端部 9 4 に、モータ八ウジング 5 0と接角虫する平面咅5 9 7を備えている。平面咅5 9 7を備えることにより、板パネ 9 0 とモータ八ウジング 5 0との接角虫面積が増カロするため、芾 I】御基板 7 6のアースをとることの安定性が向 上する。

[ 0 0 7 4 ] \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 なお、板パネ 9 0を該板パネ 9 0の幅方向に観察した際の形状は、円弧形状 、種々の形状とする ことができる。なお、板パネ 9 0の幅方向とは、板パネ 9 0の形成材料である板咅5材の幅方向である。 4 では紙面直交方向が板パネ 9 0の幅方向となり、図 5では紙面左右方向が板パネ 9 0の幅方向と なる。ここで、本実施の形態に係る板パネ 9 0は、次のような形状となっている。板パネ 9 0は、端咅^ 9 3 と端部 9 4との間の少なくとも一力所において、該板 ネ 9 0の厚さ方向に曲がった折り曲がり部 9 5を 備えている。なお、板パネ 9 0の厚さ方向とは、板パネ 9 0の形成材料である板部材の厚さ方向である すなわち、板パネ 9 0が 1つの折り曲がり咅5 9 5を備えている場合、板パネ 9 0を該板パネ 9 0の幅方 向に観察した際の形状は、略 V字形状となる。また、板パネ 9 0が複数の折り曲がり部 9 5を備えてい る場合、板パネ 9 0を該板パネ 9 0の幅方向に観察した際の形状は、ジグザグ 状となる。板パネ 9 0 をこのような形に形成することにより、板パ ネ 9 0の形成が容易となる。

[ 0 0 7 5 ] また、本実施の形態では、板パネ 9 0として、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2を備えている。そし て、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2は、折り曲がり部 9 5の曲がる方向が互いに逆となっている。ブ レ-キ液圧制御装置 7 0が振動する際に、板パネ 9 0の伸縮方向と垂直な方向への板パネ 9 0の変 形を観察すると、板パネ 9 0の幅方向への変形と比べ、板パネ 9 0の幅方向と垂直な方向へ変形しや すい。板パネ 9 0の幅方向と垂直な方向とは、図 4では紙面左右方向となる。また、ブレ-キ液 制御 装置 7 0が振動する際、板パネ 9 0は、折り曲がり部 9 5の曲がる方向により、図 4の紙面左方向へ の変形しやすさと、図 4の紙面右方向への変形のしやすさとが異な 。そこで、本実施の形態では、第 1 板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2が、折り曲がり部 9 5の曲がる方向が互いに逆となっている。こ ように 第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2を構成することにより、図 4の紙面左右方向において、互いの曲が りやすい方向が逆となる。このため、このよ うに第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2を構成することにより、 第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2の全体としては、図 4の紙面左右方向の両方向に対して変形し にくくなる。したがって、このように第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2を構成することにより、制御基板 7 6 のア-スをとることの安定性が向上する。な 、本実施の形態では、第 1板パネ 9 1の平面部 9 6と 第 2板パネ 9 2の平面部 9 6とは、一体化されている。また、第 1板パネ 9 1の平面咅5 9 7と第 2板 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 パネ 9 2の平面部 9 7とは、一体化されている。

[ 0 0 7 6 ] ここで、本実施の形態において、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2の折り曲がり部 9 5の曲がる方 向が互いに逆となっているとは、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2の折り曲がり部 9 5の曲がる方向 が厳密に逆になっているという意味ではない 。具体的には、本実施の形態における第 2板パネ 9 2は、制 御基板 7 6とモ-夕八ウジング 5 0との対向方向に沿った仮想線を回転基準と て、第 1板パネ 9 1を 1 8 0度回転させた姿勢となっている。これに限 ず、第 2板パネ 9 2は、制御基板 7 6とモ-夕八ウジン グ 5 0との対向方向に沿った仮想線を回転基準と て、第 1板パネ 9 1を 1 8 0度よりも小さい角度 で回転させた姿勢となっていてもよい。この 際、第 2板パネ 9 2は、制御基板 7 6とモ-夕八ウジング 5 0 との対向方向に沿った仮想線を回転基準とし て、第 1板パネ 9 1を 9 0度よりも大きく回転させた姿勢 であればよい。第 2板パネ 9 2がこのような姿勢になっている場合でも、 実施の形態では、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2の折り曲がり部 9 5の曲がる方向が互いに逆となっていると称 ることとする。

[ 0 0 7 7 ] また、図 5に示すように、第 1板パネ 9 1の幅方向と垂直な方向に第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2を観察した際、本実施の形態では、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2は、互いが重なり合わな いように酉己置されている。これに限らず、 第 1板パネ 9 1の幅方向と垂直な方向に第 1板パネ 9 1及び 第 2板パネ 9 2を観察した際、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2は、互いが重なり合っていてもよい 。また、図 4に示すように、第 1板パネ 9 1の幅方向に第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2を観察した 際、本実施の形態では、第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2は、互いが重なり合うように配置されてい る。これに限らず、第 1板パネ 9 1の幅方向に第 1板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2を観察した際、第 1 板パネ 9 1及び第 2板パネ 9 2は、互いが重なり合っていなくてもよい。

[ 0 0 7 8 ] ここで、本実施の形態に係るブレ-キ液圧制 装置 7 0は、板パネ 9 0の姿勢が図 3〜図 5で示す 姿勢で、鞍乗型車両 1 0 0に搭載される。具体的には、鞍乗型車両 1 0 〇にブレ-キ液圧制御装置

7 0が搭載された際、板パネ 9 0は、該板パネ 9 0の幅方向が水平にならない姿勢となってい 。より詳 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 しくは、本実施の形態では、鞍乗型車両 1 0 0にブレ-キ液圧制御装置 7 0が搭載された際、板パネ

9 0は、該板パネ 9 0の幅方向が上下方向に沿うよう姿勢となっ いる。

[ 0 0 7 9 ] 鞍乗型車両 1 0 0は、走行中、上下方向に振動しやすい。一 、折り曲がり部 9 5が形成されてい る板パネ 9 0は、上述のように、板パネ 9 0の幅方向と垂直な方向へ変形しやすい。こ ため、鞍乗型 車両 1 0 0にブレ-キ液圧制御装置 7 0が搭載された際、板パネ 9 0の幅方向が水平にならない姿勢 にすることにより、板パネ 9 0が変形しやすい方向が、鞍乗型車両 1 0 0の走行中に振動が大きくなりや すい上下方向とは異なる方向となる。このた め、鞍乗型車両 1 0 〇にブレ-キ液圧制御装置 7 〇が搭 載された際、板パネ 9 0の幅方向が水平にならない姿勢にすること より、板パネ 9 0がモータ八ウジング 5 0と接角虫しない状態になることをより抑芾 I】でき、芾 I】御基板 7 6のアースをとることの安定性が向上する。

[ 0 0 8 0 ]

<ブレ-キ液圧制御装置の効果> 本実施の形態に係るブレ-キ液圧制御装置 7 0の効果について説明する。

[ 0 0 8 1 ] 本実施の形態に係るブレ-キ液圧制御装置 7 0は、ブレ-キ液の副流路 2 6が形成されている基体 8 0と、畐 1】流路 2 6に設けられているポンプ装置 3 1の駆動源であるモータ 4 0と、モータ 4 〇の芾 I】御基 板 7 6と、基体 8 0に接続された八ウジング 8 5と、を備えている。モータ 4 0は、ステータ 4 1と、 □-夕 4 4 と、 □-夕 4 4に固定された出力軸 4 5と、を含む。制御基板 7 6は、八ウジング 8 5に収納されてい る。モータ 4 0は、ブラシレスモータであって、基体 8 0とハウジング 8 5とで囲まれる空間内に配置されてい る。 □-夕 4 4には、 出力軸 4 5の第 1端咅5である端咅5 4 5 3及び第 2端部である端部 4 5 匕の両方 が □-夕 4 4から突出する状態で、出力軸 4 5が固定されている。また、モ-夕 4 0は、第 1軸受である軸 受 4 6と、第 2軸受である軸受 4 7と、モ-夕八ウジング 5 0と、を備えている。軸受 4 6は、端部 4 5 3 と □-夕 4 4との間において出力軸 4 5を回転自在に支持するものである。軸受 4 7は、端部 4 5 匕 と □-夕 4 4との間において出力軸 4 5を回転自在に支 寺するものである。モータハウジング 5 0には、ステ -夕 4 1及び □-夕 4 4が収納されている。また、モータハウジン 5 0は、軸受 4 6及び軸受 4 7を保持 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 している。ブレ-キ液圧制御装置 7 0は、さらに、出力軸 4 5の回転状態を検出する検出機構 6 〇を備 えている。また、基体 8 0には、八ウジング 8 5側に開口する第 1凹咅5である凹咅5 8 4が形成さている。そ して、モータ 4 0の軸受 4 6は、凹部 8 4に挿入されている。

[ 0 0 8 2 ] このように構成されたブレ-キ液圧制御装置 7 0は、基体 8 0と八ウジング 8 5とで囲まれる空間内に モータ 4 0が配置されているので、従来のブレーキ液 制御装置よりも小型化することができる。 た、この ように構成されたブレ-キ液圧制御装置 7 0は、モ-夕 4 0が元来備えている軸受 4 6を凹部 8 4に挿 入して、モータ 4 0を位置決めしている。このため、このよう 構成されたブレーキ液圧芾 I】御装置 7 0は、基 体 8 0と八ウジング 8 5とで囲まれる空間内にモータ 4 0を配置する際でも、モータ 4 0の位置精度を向 上させることができる。

[ 0 0 8 3 ] 好ましくは、ポンプ装置 3 1は、直進往復運動をするピストン 3 1 3を含む。また、出力軸 4 5のうち の、軸受 4 6によって支持される箇所と端咅5 4 5 3との間の領域に、ピストン 3 1 3の端咅5を受ける偏 心体 4 8が付設されている。そして、出力軸 4 5のうちの、偏心体 4 8が付設された箇所と端部 4 5 3 との間の領域は、 自由となっている。このように構成すること により、出力軸 4 5の当該領域を回転自在 に支持する軸受の配置スペ-スが基体 8 0に不要となり、ブレ-キ液圧制御装置 7 0をさらに小型化す ることができる。

[ 0 0 8 4 ] 好ましくは、軸受 4 6は、凹咅5 8 4に嵌合されている。このように構成するこ により、モータ 4 0の位置 精度をさらに向上させることができる。また 好ましくは、軸受 4 6は、凹部 8 4に、隙間嵌めで嵌合されて いる。このように構成することにより、軸受 4 6を凹咅5 8 4に嵌合することが容易となり、ブレーキ液 芾 I】御 装置 7 0の組み立て工数を低減することができる。

[ 0 0 8 5 ] 好ましくは、モータ八ウジング 5 0は、外方へ突出するフランジ 5 1を備えている。基体 8 0には、八ウジ ング 8 5側に開口し、フランジ 5 1が挿入された第 2凹部である凹部 8 1が形成さている。そして、凹部 \¥02021/171131 卩(:17132021/051231

8 1の内周面に形成された塑性変形部 8 2と凹部 8 1の底咅5 8 3との間でフランジ 5 1が挟持されて

、モータ 4 0が基体 8 0に固定されている。このように構成するこ により、モータ 4 0を固定するためのボル 卜が不要となり、該ボルトがねじ込まれる雌 ネジ部を基体 8 0に形成することも不要となる。したがって ブ レーキ液圧制御装置 7 0をさらに小型化することができる。

[ 0 0 8 6 ] 好ましくは、検出機構 6 0は、 出力軸 4 5と共に回転する回転要素 6 1と、回転要素 6 1の回転 位置を検出するセンサ 6 2と、を備えている。回転要素 6 1は、 出力軸 4 5と制御基板 7 6との間に 位置している。そして、センサ 6 2は、芾 I】御基板 7 6に実装されている。このように構成するこ により、セン サ 6 2を実装するために制御基板 7 6以外の制御基板を設ける必要がなくなり、 レ-キ液圧制御装 置 7 0をさらに小型化できる。

[ 0 0 8 7 ] 以上、実施の形態において本発明に係るブレ -キ液圧制御装置及び鞍乗型車両の一例を説 した が、本発明に係るブレ-キ液圧制御装置及び 乗型車両は、実施の形態の説明に限定され い。例え ば、実施の形態の全て又は一部が組み合わさ れて、本発明に係るブレ-キ液圧制御装置及 鞍乗型車 両が構成されていてもよい。

【符号の説明】

[ 0 0 8 8 ]

1 胴体、 2 ハンドル、 3 前輪、 3 3 口-夕、 4 後輪、 4 3 口-夕、 1 0 ブレ-キシステム 、 1 1 ブレ-キレパ-、 1 2 第 1液圧回路、 1 3 ブレ-キペダル、 1 4 第 2液圧回路、 2 1 マ スタシリンダ、 2 2 リザーパ、 2 3 ブレーキキャリパ、 2 4 ホイールシリンダ、 2 5 主流路、 2 5 3 主流路途中部、 2 6 副流路、 2 6 3 副流路途中部、 2 7 増圧流路、 2 8 インレットパル ブ、 2 9 アウトレットパルプ、 3 0 アキュムレータ、 3 1 ポンプ装置、 3 1 3 ピストン、 3 2 切換 パルプ、 3 3 ±曽圧パルプ、 3 4 マスタシリンダ液圧センサ、 3 5 ホイールシリンダ液圧センサ、 4 0 モータ、 4 1 ステ-夕、 4 2 コイル、 4 3 モ-ルド部、 4 4 口-夕、 4 5 出力軸、 4 5 3 端部 、 4 5 匕 端部、 4 5 〇 回転軸、 4 6 軸受、 4 7 軸受、 4 8 偏心体、 5 0 モ-夕八ウジン \¥02021/171131 卩(:17132021/051231 グ、 5 0 3 金属部、 5 0 匕 樹脂部、 5 1 フランジ、 6 0 検出機構、 6 1 回転要素、 6 2 センサ、 7 0 ブレ-キ液圧制御装置、 7 5 制御装置、 7 6 制御基板、 8 0 基体、 8 0 3 第 1面、 8 0 匕 第 2面、 8 1 凹部、 8 2 塑性変形部、 8 3 底部、   ¾ 4 凹部、 8 5 八ウジング、 9 0 板パネ、 9 1 第 1板パネ、 9 2 第 2板パネ、 9 3 端咅 9 4 端部、 9 5 折り曲がり部、 9 6 平面部、 9 7 平面部、 1 0 0 鞍乗型車両、 1\/1 マスタシリンダボート、 ホイールシリンダボート。