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Title:
BRAKE HYDRAULIC PRESSURE CONTROL UNIT, BRAKE SYSTEM FOR MOTORCYCLE, AND MOTORCYCLE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2018/078475
Kind Code:
A1
Abstract:
A brake hydraulic pressure control unit (50) capable of improving mountability of a brake system (1) on a motorcycle (100) is obtained. In addition, a brake system (1) for a motorcycle (100) including such a brake hydraulic pressure control unit (50) and a motorcycle (100) are obtained. In the brake hydraulic pressure control unit (50) of the brake system (1) for a motorcycle (100), an inlet valve (21), an outlet valve (22), and a pump (24) in one of hydraulic circuits (2,3) as a boost-type hydraulic circuit and a first valve (26) and a second valve (27) in the boost-type hydraulic circuit (3) are separately provided in a primary base body (31) and a secondary base body (36). The primary base body (31) and the secondary base body (36) are separated from each other.

Inventors:
ATSUSHI HIROAKI (JP)
SASAKI MAKOTO (JP)
Application Number:
PCT/IB2017/056239
Publication Date:
May 03, 2018
Filing Date:
October 10, 2017
Export Citation:
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Assignee:
BOSCH GMBH ROBERT (DE)
International Classes:
B60T8/36
Domestic Patent References:
WO1991016221A11991-10-31
Foreign References:
JP2007276563A2007-10-25
US5984429A1999-11-16
EP1277635A22003-01-22
US20080106145A12008-05-08
US5496099A1996-03-05
US20020125764A12002-09-12
DE102005027856A12006-07-06
Other References:
None
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Claims:
【書類名】 請求の範囲

【請求項 1 】

モータサイクル用のブレーキシステムのブレーキ液圧制御ユニッ トであって、 前記ブレーキシステムは、

モータサイクルの前輪に作用する第 1液圧回路と、

前記モータサイクルの後輪に作用する第 2液圧回路と、 を含み、

前記第 1液圧回路及び前記第 2液圧回路のそれぞれは、

マスタシリンダとホイールシリンダとを連通させる主流路と、

ポンプの駆動によって、 前記ホイールシリンダのブレーキ液を前記主流路の途中部に逃 がす副流路と、 を含み、

前記第 1液圧回路及び前記第 2液圧回路のうちの一方の液圧回路は、

前記ポンプの駆動によって、 前記ホイールシリンダのブレーキ液を昇圧できる昇圧型液 圧回路であり、

前記マスタシリ ンダのブレーキ液を前記副流路の前記ポンプの吸込側に供給する供給流 路を含み、

前記ブレーキ液圧制御ュニッ トは、

前記主流路に設けられている込め弁と、

前記副流路に設けられている弛め弁と、

前記一方の液圧回路の前記主流路のうちの、 前記途中部の前記マスタシリンダ側に設け られている第 1弁と、

前記一方の液圧回路の前記供給流路に設けられている第 2弁と、 を備えており、 前記一方の液圧回路の前記込め弁、 前記弛め弁、 及び、 前記ポンプと、 前記一方の液圧 回路の前記第 1弁、 及び、 前記第 2弁と、 は、 主基体と副基体とに分かれて設けられてお り、

前記主基体と前記副基体とは、 互いに分離されている、

ブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 2】

前記一方の液圧回路の前記主流路の前記途中部は、 前記主基体に形成されている、 請求項 1に記載のブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 3】

前記一方の液圧回路の前記主流路の前記途中部と前記第 1弁との間は、 前記主基体に形 成されている第 1部分流路と、 前記副基体に形成されている第 2部分流路と、 を介して連 通し、

前記一方の液圧回路の前記副流路の前記ボンプの吸入側と前記供給流路の前記第 2弁と の間は、 前記主基体に形成されている第 3部分流路と、 前記副基体に形成されている第 4 部分流路と、 を介して連通し、

前記第 1部分流路と前記第 2部分流路とは、 直接接続され、

前記第 3部分流路と前記第 4部分流路とは、 直接接続される、

請求項 2に記載のブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 4】

前記一方の液圧回路の前記主流路の前記途中部と前記第 1弁との間は、 前記主基体に形 成されている第 1部分流路と、 前記副基体に形成されている第 2部分流路と、 を介して連 通し、

前記一方の液圧回路の前記副流路の前記ポンプの吸入側と前記供給流路の前記第 2弁と の間は、 前記主基体に形成されている第 3部分流路と、 前記副基体に形成されている第 4 部分流路と、 を介して連通し、

前記第 1部分流路と前記第 2部分流路とは、 第 1ブレーキ液管を介して接続され、 前記第 3部分流路と前記第 4部分流路とは、 第 2ブレーキ液管を介して接続される、 請求項 2に記載のブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 5】 前記第 1液圧回路及び前記第 2液圧回路のうちの他方の液圧回路は、 前記ポンプの駆動 によって、 前記ホイールシリンダのブレーキ液を昇圧できる昇圧型液圧回路ではなく、 前記副基体に、 前記他方の液圧回路の前記マスタシリンダにおけるブレーキ液の圧力を 検知するマスタシリンダ液圧センサが設けられている、

請求項 1〜 4の何れか一項に記載のブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 6】

前記主基体に、 前記他方の液圧回路の前記込め弁、 前記弛め弁、 及び、 前記ポンプが設 けられている、

請求項 5に記載のブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 Ί】

前記第 2液圧回路のみが、 前記ポンプの駆動によって、 前記ホイールシリンダのブレー キ液を昇圧できる昇圧型液圧回路である、

請求項 1〜 6の何れか一項に記載のブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 8】

前記第 2液圧回路の前記マスタシリンダには、 前記モータサイクルのフッ トペダルにお ける操作が入力され、

前記副基体は、 前記主基体と比較して、 前記フッ トペダルの近くに配設されている、 請求項 7に記載のブレーキ液圧制御ュニッ ト。

【請求項 9】

請求項 1〜8の何れか一項に記載のブレーキ液圧制御ュニッ トを備えている、 モータサイクゾレ用のブレーキシステム。

【請求項 1 0】

請求項 9に記載のモータサイクル用のブレーキシステムを備えている、

モータサイクル。

Description:
【書類名】 明細書

【発明の名称】 ブレーキ液圧制御ユニッ ト、 モータサイクル用のブレーキシステム、 及び 、 モータサイクノレ

【技術分野】

【 0 0 0 1 】

本発明は、 モータサイクル用のブレーキシステムのブレ ーキ液圧制御ユニッ トと、 その ブレーキ液圧制御ュニッ トを備えているモータサイクル用のブレーキ システムと、 そのモ ータサイクル用のブレーキシステムを備えて いるモータサイクルと、 に関する。

【背景技術】

【 0 0 0 2】

従来のモータサイクル (自動二輪車又は自動三輪車) として、 モータサイクルの前輪に 作用する第 1液圧回路と、 モータサイクルの後輪に作用する第 2液圧回路と、 を含むブレ ーキシステムを備えているものがある。 第 1液圧回路及び第 2液圧回路のそれぞれは、 マ スタシリンダとホイールシリンダとを連通さ せる主流路と、 ポンプの駆動によって、 ホイ ールシリンダのブレーキ液を主流路の途中部 に逃がす副流路と、 を含む。 また、 第 1液圧 回路及び第 2液圧回路の少なく とも一方の液圧回路は、 ポンプの駆動によって、 ホイール シリンダのブレーキ液を昇圧できる昇圧型液 圧回路であり、 マスタシリンダのブレーキ液 をポンプの吸込側に供給する供給流路を含む 。

【 0 0 0 3】

第 1液圧回路の主流路及び第 2液圧回路の主流路のそれぞれに設けられて る込め弁と 、 第 1液圧回路の副流路及び第 2液圧回路の副流路のそれぞれに設けられて る弛め弁と 、 昇圧型液圧回路である液圧回路の主流路のう ちの、 途中部のマスタシリンダ側に設けら れている第 1弁と、 供給流路に設けられている第 2弁と、 それらが設けられている基体と 、 によって、 ブレーキ液圧制御ユニッ トが構成される (例えば、 特許文献 1を参照。 ) 。 【先行技術文献】

【特許文献】

【 0 0 0 4】

【特許文献 1】 特開 2 0 0 7— 2 7 6 5 6 3号公報

【発明の概要】

【発明が解決しよう とする課題】

【 0 0 0 5】

上述のブレーキ液圧制御ュニッ トでは、 第 1液圧回路及び第 2液圧回路の込め弁及び弛 め弁と、 昇圧型液圧回路である液圧回路の第 1弁及び第 2弁と、 力 1つの基体に設けら れている。 他の車両と異なり、 モータサイクルでは、 特に、 搭載スペースに対する制約が きびしい。 そして、 昇圧型液圧回路を実現するための構成が追加 されていることで、 基体 が大型化されている。 そのような状況で、 基体をモータサイクルに搭載するには、 モータ サイクルの本体側に広いスペースを確保する ことが必要となる。 つまり、 上述のブレーキ 液圧制御ュニッ トでは、 ブレーキシステムのモータサイクルへの搭載 性が低いという問題 点力 Sある。

【 0 0 0 6】

本発明は、 上述の課題を背景としてなされたものであり 、 ブレーキシステムのモータサ ィクルへの搭載性を向上することができるブ レーキ液圧制御ュニッ トを得るものである。 また、 そのようなブレーキ液圧制御ュニッ トを備えているモータサイクル用のブレーキ シ ステムを得るものである。 また、 そのようなモータサイクル用のブレーキシス テムを備え ているモータサイクルを得るものである。

【課題を解決するための手段】

【 0 0 0 7】

本発明に係るブレーキ液圧制御ュニッ トは、 モータサイクル用のブレーキシステムのブ レーキ液圧制御ユニッ トであって、 前記ブレーキシステムは、 モータサイクルの前輪に作 用する第 1液圧回路と、 前記モータサイクルの後輪に作用する第 2液圧回路と、 を含み、 前記第 1液圧回路及び前記第 2液圧回路のそれぞれは、 マスタシリンダとホイールシリン ダとを連通させる主流路と、 ポンプの駆動によって、 前記ホイールシリンダのブレーキ液 を前記主流路の途中部に逃がす副流路と、 を含み、 前記第 1液圧回路及び前記第 2液圧回 路のうちの一方の液圧回路は、 前記ポンプの駆動によって、 前記ホイールシリンダのブレ 一キ液を昇圧できる昇圧型液圧回路であり、 前記マスタシリンダのブレーキ液を前記副流 路の前記ポンプの吸込側に供給する供給流路 を含み、 前記ブレーキ液圧制御ユニッ トは、 前記主流路に設けられている込め弁と、 前記副流路に設けられている弛め弁と、 前記一方 の液圧回路の前記主流路のうちの、 前記途中部の前記マスタシリンダ側に設けら れている 第 1弁と、 前記一方の液圧回路の前記供給流路に設けら れている第 2弁と、 を備えており 、 前記一方の液圧回路の前記込め弁、 前記弛め弁、 及び、 前記ポンプと、 前記一方の液圧 回路の前記第 1弁、 及び、 前記第 2弁と、 は、 主基体と副基体とに分かれて設けられてお り、 前記主基体と前記副基体とは、 互いに分離されているものである。

【 0 0 0 8】

また、 本発明に係るモータサイクル用のブレーキシ ステムは、 上記のようなブレーキ液 圧制御ュニッ トを備えているものである。

【 0 0 0 9】

また、 本発明に係るモータサイクルは、 上記のようなモータサイクル用のブレーキシ ス テムを備えているものである。

【発明の効果】

【 0 0 1 0】

本発明に係るブレーキ液圧制御ュニッ トでは、 昇圧型液圧回路である液圧回路の込め弁 及び弛め弁と、 その液圧回路の第 1弁及び第 2弁と、 力 互いに分離されている主基体と 副基体とに分かれて設けられている。 各部材が 1つの基体に纏めて設けられる場合には、 その基体に多くの流路を複雑な経路で形成す る必要があり、 また、 多くの部材を取り付け るために広い外面積を確保する必要があるた め、 ある程度までしかブレーキ液圧制御ュニ ッ トを小型化することができない。 それに対して、 各部材が互いに分離されている主基体 及び副基体に分かれて設けられる場合には、 個々の基体を、 流路の経路と外面積の確保の 制約がより少ない状況で小型化することがで きるため、 ブレーキ液圧制御ュニッ トをより 小型化することが可能である。 そのため、 モータサイクルに大きなスペースを確保する 必 要性が低減されて、 ブレーキシステムのモータサイクルへの搭載 性が向上する。 更に、 主 基体を、 第 1液圧回路及び第 2液圧回路の両方が昇圧型液圧回路ではない 合の基体に流 用することが可能となって、 製造コス ト等が削減される。

【図面の簡単な説明】

【 0 0 1 1 】

【図 1】 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 システム構成を示す図である

【図 2】 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 主基体とそれに設けられてい る部材とのィメージ図である。

【図 3】 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 副基体とそれに設けられてい る部材とのィメージ図である。

【図 4】 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 ブレーキ液圧制御ユニッ トの モータサイクルへの搭載状態を示す図である 。

【図 5】 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の変形例の、 システム構成を示す 図である。

【発明を実施するための形態】

【 0 0 1 2】

以下に、 本発明に係るブレーキ液圧制御ユニッ ト、 ブレーキシステム、 及び、 モータサ イタルについて、 図面を用いて説明する。

なお、 以下で説明する構成、 動作等は、 一例であり、 本発明に係るブレーキ液圧制御ュ ニッ ト、 ブレーキシステム、 及び、 モータサイクルは、 そのような構成、 動作等である場 合に限定されない。 また、 各図において、 同一の又は類似する部材又は部分に同一の符 号 を付している場合がある。 また、 細かい構造については、 適宜図示を簡略化又は省略して いる。

【 0 0 1 3】

実施の形態.

以下に、 実施の形態に係るブレーキシステムを説明す る。

くブレーキシステムの構成及び動作 >

実施の形態に係るブレーキシステムの構成及 び動作について説明する。

図 1は、 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 システム構成を示す図である

【 0 0 1 4】

図 1に示されるように、 ブレーキシステム 1は、 モータサイクル 1 0 0 (自動二輪車又 は自動三輪車) に搭載され、 モータサイクル 1 0 0の前輪 1 0 1に作用する第 1液圧回路 2と、 モータサイクル 1 0 0の後輪 1 0 2に作用する第 2液圧回路 3 と、 を含んでいる。 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3には、 ブレーキ液が充填されている。

【 0 0 1 5】

第 1液圧回路 2のマスタシリンダ 1 1には、 ハンドルレバー 4と連動して往復動するピ ス トン (図示省略) が内蔵されている。 マスタシリンダ 1 1には、 リザーバ 1 2が付設さ れている。 第 1液圧回路 2のホイールシリンダ 1 3は、 フロントブレーキキヤリパ 5に設 けられている。 ホイールシリンダ 1 3のブレーキ液の圧力が増加すると、 フロントブレー キキヤリパ 5のブレーキパッ ド (図示省略) 力 前輪 1 0 1 と共に回転するフロン トロー タ 6に押し付けられて、 前輪 1 0 1が制動される。

【 0 0 1 6】

第 2液圧回路 3のマスタシリンダ 1 1には、 フッ トペダル 7 と連動して往復動するビス トン (図示省略) が内蔵されている。 マスタシリンダ 1 1には、 リザーバ 1 2が付設され ている。 第 2液圧回路 3のホイールシリンダ 1 3は、 リアブレーキキヤリパ 8に設けられ ている。 ホイールシリンダ 1 3のブレーキ液の圧力が増加すると、 リアブレーキキヤリパ 8のブレーキパッ ド (図示省略) 力 後輪 1 0 2 と共に回転するリアロータ 9に押し付け られて、 後輪 1 0 2が制動される。

【 0 0 1 7】

第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3のそれぞれは、 主流路 1 4と、 副流路 1 5 と、 を含 む。 主流路 1 4は、 マスタシリンダ 1 1 とホイールシリンダ 1 3とを連通させる。 主流路 1 4には、 込め弁 2 1が設けられている。 副流路 1 5は、 主流路 1 4の込め弁 2 1のホイ ールシリンダ 1 3側とマスタシリンダ 1 1側とを、 弛め弁 2 2を介して連通させる。 込め 弁 2 1は、 例えば、 非通電状態で開き、 通電状態で閉じる電磁弁である。 弛め弁 2 2は、 例えば、 非通電状態で閉じ、 通電状態で開く電磁弁である。 副流路 1 5の弛め弁 2 2の下 流側には、 アキュムレータ 2 3 とポンプ 2 4 とが、 その順に設けられている。 ポンプ 2 4 は、 モータ 2 5によって駆動される。 ポンプ 2 4が駆動されると、 ホイールシリンダ 1 3 のブレーキ液が副流路 1 5を介して主流路 1 4の途中部 1 4 aに逃がされる。

【 0 0 1 8】

第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3のうちの第 2液圧回路 3のみが、 ポンプ 2 4の駆動 によって、 ホイールシリンダ 1 3のブレーキ液を昇圧できる昇圧型液圧回路 ある。 第 2 液圧回路 3は、 マスタシリンダ 1 1のブレーキ液を副流路 1 5のポンプ 2 4の吸込側に供 給する供給流路 1 6を含む。 第 2液圧回路 3の主流路 1 4のうちの、 途中部 1 4 aのマス タシリンダ 1 1側には、 第 1弁 2 6が設けられている。 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6に は、 第 2弁 2 7が設けられている。 第 1弁 2 6は、 例えば、 非通電状態で開き、 通電状態 で閉じる電磁弁である。 第 2弁 2 7は、 例えば、 非通電状態で閉じ、 通電状態で開く電磁 弁である。 第 2液圧回路 3は、 本発明における 「一方の液圧回路」 に相当し、 第 1液圧回 路 2は、 本発明における 「他方の液圧回路」 に相当する。

【 0 0 1 9】 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3の込め弁 2 1 と弛め弁 2 2 とアキュムレータ 2 3 と ポンプ 2 4とモータ 2 5 とは、 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3の主流路 1 4の一部を 構成する部分流路 3 1 a と、 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3の副流路 1 5を構成する 部分流路 3 1 b と、 が内部に形成されている主基体 3 1に設け れている。 また、 第 2液 圧回路 3の第 1弁 2 6 と第 2弁 2 7 とは、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の一部を構成する 部分流路 3 6 a と、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6の一部を構成する部分流路 3 6 b と、 が内部に形成されている副基体 3 6に設けられている。

【 0 0 2 0】

主基体 3 1に形成されている部分流路のうちの、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の一部を 構成する部分流路 3 1 aのポート P 1 1 と、 副基体 3 6に形成されている部分流路のうち の、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の一部を構成する部分流路 3 6 aのポート P 2 1 と、 は 、 直接、 つまりブレーキ液管を介さずに接続される。 主基体 3 1に形成されている部分流 路のうちの、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の一部を構成する部分流路 3 1 aの一部は、 本 発明における 「第 1部分流路」 に相当する。 副基体 3 6に形成されている部分流路のうち の、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の一部を構成する部分流路 3 6 aの一部は、 本発明にお ける 「第 2部分流路」 に相当する。

【 0 0 2 1】

主基体 3 1には、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6の一部を構成する部分流路 3 1 cが形 成されており、 その部分流路 3 1 c のポート P 1 2と、 副基体 3 6に形成されている部分 流路のうちの、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6の一部を構成する部分流路 3 6 bのポート P 2 2 と、 は、 直接、 つまりブレーキ液管を介さずに接続される。 主基体 3 1に形成され ている部分流路のうちの、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6の一部を構成する部分流路 3 1 cの一部は、 本発明における 「第 3部分流路」 に相当する。 副基体 3 6に形成されている 部分流路のうちの、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6の一部を構成する部分流路 3 6 bの一 部は、 本発明における 「第 4部分流路」 に相当する。

【 0 0 2 2】

主基体 3 1に形成されている部分流路のうちの、 第 1液圧回路 2の主流路 1 4の部分流 路 3 1 aのポート P 1 3には、 マスタシリ ンダ 1 1からのブレーキ液管 4 1が接続され、 その部分流路 3 1 aのポート P 1 4には、 ホイールシリンダ 1 3からのブレーキ液管 4 2 が接続される。 副基体 3 6に形成されている部分流路のうちの、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の部分流路 3 6 aのポート P 2 3には、 マスタシリ ンダ 1 1からのブレーキ液管 4 1 が接続され、 主基体 3 1に形成されている部分流路のうちの、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の部分流路 3 1 aのポート P 1 5には、 ホイールシリ ンダ 1 3からのブレーキ液管 4 2 が接続される。 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3の主流路 1 4の、 副流路 1 5の下流側 端部が接続される途中部 1 4 aは、 主基体 3 1に形成される。

【 0 0 2 3】

第 1液圧回路 2には、 マスタシリンダ 1 1のブレーキ液の圧力を検知するマスタシリ ン ダ液圧センサ 2 8が設けられている。 また、 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3には、 ホ ィールシリンダ 1 3のブレーキ液の圧力を検知するホイールシ 液圧センサ 2 9が設 けられている。 ホイールシリンダ液圧センサ 2 9は、 主基体 3 1 設けられており、 マス タシリンダ液圧センサ 2 8は、 副基体 3 6に設けられている。

【 0 0 2 4】

主基体 3 1に形成されている部分流路のうちの、 第 1液圧回路 2の主流路 1 4の部分流 路 3 1 aのポート P 1 6 と、 副基体 3 6に形成されている部分流路のうちの、 第 1液圧回 路 2の主流路 1 4の部分流路 3 6 cのポート P 2 4と、 は、 、 つまりブレーキ液管を 介さずに接続される。

【 0 0 2 5】

少なく とも、 主基体 3 1 と副基体 3 6 と、 それらに! る各部材と、 制御装置 6 0 と、 によって、 ブレーキ液圧制御ユニッ ト 5 0が構成される ブレーキ液圧制御ュニ ッ ト 5 0において、 込め弁 2 1、 弛め弁 2 2、 第 1弁 2 6、 及び 第 2弁 2 7の動作と、 モータ 2 5の動作と、 が制御装置 6 0によって制御されることで、 ホイールシリンダ 1 3 のブレーキ液の圧力が制御される。

【 0 0 2 6】

制御装置 6 0は、 1つの制御器であってもよく、 また、 複数の制御器に分かれていても よい。 例えば、 制御装置 6 0は、 主基体 3 1に設けられている部材を制御する制御器と 副基体 3 6に設けられている部材を制御する制御器と に分かれていてもよい。 また、 制 御装置 6 0の全て又は一部は、 主基体 3 1、 副基体 3 6等に取り付けられていてもよく、 また、 他の部材に取り付けられていてもよい。 また、 制御装置 6 0の全て又は一部は、 例 えば、 マイコン、 マイクロプロセッサユニッ ト等で構成されてもよく、 また、 ファームゥ エア等の更新可能なもので構成されてもよく 、 また、 C P U等からの指令によって実行さ れるプログラムモジュール等であってもよい 。

【 0 0 2 7】

制御装置 6 0は、 例えば、 以下の液圧制御動作を実施する。

通常状態、 つまり、 込め弁 2 1、 弛め弁 2 2、 第 1弁 2 6、 及び、 第 2弁 2 7が非通電 状態で、 モータサイクル 1 0 0のハンドルレバー 4又はフッ トペダル 7が操作されている 際に、 モータサイクル 1 0 0の車輪 (前輪 1 0 1、 後輪 1 0 2 ) のロック又はロ ックの可 能性が検知されると、 制御装置 6 0は、 その車輪のアンチロックブレーキ制御を開始 する

【 0 0 2 8】

アンチロックブレーキ制御が開始されると、 制御装置 6 0は、 込め弁 2 1を通電状態に して主流路 1 4を遮断することで、 マスタシリンダ 1 1からホイールシリンダ 1 3へのブ レーキ液の流動を制限する。 また、 制御装置 6 0は、 弛め弁 2 2を通電状態にして副流路 1 5を開放することで、 ホイールシリンダ 1 3からアキュムレータ 2 3へのブレーキ液の 流動を可能にする。 また、 制御装置 6 0は、 モータ 2 5を駆動させることで、 アキュムレ ータ 2 3に貯留されたブレーキ液の主流路 1 4への還流を可能にする。

【 0 0 2 9】

モータサイクル 1 0 0の車輪 (前輪 1 0 1、 後輪 1 0 2 ) のロックの解除又は口ックの 回避が検知されると、 制御装置 6 0は、 込め弁 2 1及び弛め弁 2 2を非通電状態にし、 つ、 ポンプ 2 4の駆動を停止することで、 アンチロックブレーキ制御を終了する。

【 0 0 3 0】

また、 モータサイクル 1 0 0のハンドルレバー 4のみが操作されている際に、 前輪 1 0 1に加えて後輪 1 0 2を制動する必要があると判定されると、 制御装置 6 0は、 第 2液圧 回路 3の第 1弁 2 6及び第 2弁 2 7を通電状態にして、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6を 開放することで、 第 2液圧回路 3におけるマスタシリンダ 1 1 とポンプ 2 4の吸込側との 間のブレーキ液の流動を可能にする。 また、 制御装置 6 0は、 モータ 2 5を駆動させるこ とで、 第 2液圧回路 3のホイールシリンダ 1 3のブレーキ液の圧力を昇圧する。 その際、 制御装置 6 0が、 第 1液圧回路 2のマスタシリンダ液圧センサ 2 8、 第 2液圧回路 3のホ ィールシリンダ液圧センサ 2 9等の検知信号に基づいて、 モータ 2 5の動作パラメータ等 を最適化することで、 後輪 1 0 2の制動力が適正化される。

【 0 0 3 1】

くブレーキ液圧制御ュニッ トの各部材の組立状態 >

実施の形態に係るブレーキシステムのブレー キ液圧制御ュニッ トの各部材の組立状態に ついて説明する。

図 2は、 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 主基体とそれに設けられてい る部材とのイメージ図である。 図 3は、 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 副基体とそれに設けられている部材とのィメ ージ図である。

【 0 0 3 2】

図 2に示されるように、 主基体 3 1は、 略直方体のアルミ製ブロック等である。 ポート P l l、 P 1 2、 P 1 3、 P 1 4、 P 1 5、 P 1 6は、 主基体 3 1 の同一面 ( 面) に形 成されているとよい。 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3の込め弁 2 1、 弛め弁 2 2、 及 び、 ホイールシリンダ液圧センサ 2 9は、 主基体 3 1の主基体ケーシング 3 2が取り付け られている面に取り付けられ、 その主基体ケーシング 3 2によって覆われている。

【 0 0 3 3】

図 3に示されるように、 副基体 3 6は、 略直方体のアルミ製ブロック等である。 ポート P 2 1、 P 2 2、 P 2 4は、 副基体 3 6の同一面 (B面) に形成されているとよレ、。 第 2 液圧回路 3の第 1弁 2 6及び第 2弁 2 7 と、 第 1液圧回路 2のマスタシリンダ液圧センサ 2 8 と、 は、 副基体 3 6の副基体ケーシング 3 7が取り付けられている面に取り付けられ 、 その副基体ケーシング 3 7によって覆われている。

【 0 0 3 4】

副基体 3 6は、 副基体 3 6のポート P 2 1、 P 2 2、 P 2 4力 主基体 3 1 のポート P 1 1、 P 1 2、 P 1 6に連結されるように、 主基体 3 1に取り付けられる。 主基体 3 1 の ポート P l l、 P 1 2、 P 1 6 と、 副基体 3 6のポート P 2 1、 P 2 2、 P 2 4 と、 力 ブレーキ液を封止可能な連結構造を備えてい るとよい。

【 0 0 3 5】

くブレーキ液圧制御ュニッ トのモータサイクルへの搭載状態 >

実施の形態に係るブレーキシステムのブレー キ液圧制御ュニッ トのモータサイクルへの 搭載状態について説明する。

図 4は、 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の、 ブレーキ液圧制御ユニッ トの モータサイクルへの搭載状態を示す図である 。

【 0 0 3 6】

図 4に示されるように、 主基体 3 1及び副基体 3 6は、 副基体 3 6が主基体 3 1 と比較 して、 モータサイクル 1 0 0のフッ トペダル 7に近い側に位置するように、 配設される。

【 0 0 3 7】

くブレーキシステムの効果 >

実施の形態に係るブレーキシステムの効果に ついて説明する。

ブレーキシステム 1のブレーキ液圧制御ュニッ ト 5 0では、 昇圧型液圧回路である液圧 回路 (第 2液圧回路 3 ) の込め弁 2 1、 弛め弁 2 2、 及び、 ポンプ 2 4と、 その液圧回路 (第 2液圧回路 3 ) の第 1弁 2 6、 及び、 第 2弁 2 7 と、 力 互いに分離されている主基 体 3 1 と副基体 3 6 とに分かれて設けられている。 各部材が 1つの基体に纏めて設けられ る場合には、 その基体に多くの流路を複雑な経路で形成す る必要があり、 また、 多くの部 材を取り付けるために広い外面積を確保する 必要があるため、 ある程度までしかブレーキ 液圧制御ュニッ ト 5 0を小型化することができない。 それに対して、 各部材が互いに分離 されている主基体 3 1及び副基体 3 6に分かれて設けられる場合には、 個々の基体を、 流 路の経路と外面積の確保の制約がより少ない 状況で小型化することができるため、 ブレー キ液圧制御ユニッ ト 5 0をより小型化することが可能である。 そのため、 モータサイクル 1 0 0に大きなスペースを確保する必要性が低減 れて、 ブレーキシステム 1 のモータサ イタル 1 0 0への搭載性が向上する。 更に、 主基体 3 1を、 両方の液圧回路 (第 1液圧回 路 2、 第 2液圧回路 3 ) が昇圧型液圧回路ではない場合の基体に流用 することが可能とな つて、 製造コス ト等が削減される。

【 0 0 3 8】

好ましくは、 ブレーキシステム 1 のブレーキ液圧制御ユニッ ト 5 0では、 昇圧型液圧回 路である液圧回路 (第 2液圧回路 3 ) の主流路 1 4の途中部 1 4 aが、 副基体 3 6ではな く、 主基体 3 1に形成されている。 そのため、 主基体 3 1及び副基体 3 6に設けられるべ きポートの数を削減して、 主基体 3 1及び副基体 3 6を更に小型化することが可能となつ て、 ブレーキシステム 1のモータサイクル 1 0 0への搭載性が更に向上する。

【 0 0 3 9】

特に、 ブレーキシステム 1 のブレーキ液圧制御ユニッ ト 5 0では、 その液圧回路 (第 2 液圧回路 3 ) の主流路 1 4の途中部 1 4 a と第 1弁 2 6 との間が、 主基体 3 1に形成され ている部分流路 3 l a と、 副基体 3 6に形成されている部分流路 3 6 a と、 を介して連通 し、 その液圧回路 (第 2液圧回路 3 ) の副流路 1 5のポンプ 2 4の吸入側と供給流路 1 6 の第 2弁 2 7 との間が、 主基体 3 1に形成されている部分流路 3 1 c と、 副基体 3 6に形 成されている部分流路 3 6 b と、 を介して連通し、 部分流路 3 1 a と部分流路 3 6 a とが 、 直接接続され、 部分流路 3 1 c と部分流路 3 6 b とが、 直接接続されるとよい。 そのよ うに構成されることで、 主基体 3 1 と副基体 3 6 とが互いに分離されていることで、 ブレ ーキシステム 1 の部品点数が増加してしまうことが抑制され る。

【 0 0 4 0】

好ましくは、 ブレーキシステム 1のブレーキ液圧制御ユニッ ト 5 0では、 一方の液圧回 路 (第 2液圧回路 3 ) のみが昇圧型液圧回路であり、 副基体 3 6に、 他方の液圧回路 (第 1液圧回路 2 ) のマスタシリンダ液圧センサ 2 8が設けられている。 そのため、 他方の液 圧回路 (第 1液圧回路 2 ) における操作入力に応じて一方の液圧回路 (第 2液圧回路 3 ) のホイールシリンダ 1 3のブレーキ液を昇圧させる連動ブレーキ動 を可能にするために 、 両方の液圧回路 (第 1液圧回路 2、 第 2液圧回路 3 ) が昇圧型液圧回路ではない場合の 基体に、 複数の基体を追加することの必要性が低減さ れて、 ブレーキシステム 1の組立性 が向上する。

【 0 0 4 1】

特に、 主基体 3 1に、 両方の液圧回路 (第 1液圧回路 2、 第 2液圧回路 3 ) の込め弁 2 1、 弛め弁 2 2、 及び、 ポンプ 2 4が設けられているとよレ、。 そのように構成されること で、 ブレーキシステム 1 の組立性が更に向上する。

【 0 0 4 2】

好ましくは、 ブレーキシステム 1 のブレーキ液圧制御ユニッ ト 5 0では、 第 2液圧回路 3のみが昇圧型液圧回路である。 そのため、 使用者によるハンドルレバー 4の操作感を確 保しつつ、 ブレーキ液圧制御ユニッ ト 5 0を小型化することが可能となって、 ブレーキシ ステム 1 のモータサイクル 1 0 0への搭載性が更に向上する。

【 0 0 4 3】

特に、 第 2液圧回路 3のマスタシリンダ 1 1には、 モータサイクル 1 0 0のフッ トぺダ ル 7における操作が入力され、 副基体 3 6が、 主基体 3 1 と比較してフッ トペダル 7の近 くに配設されているとよい。 そのように構成されることで、 ブレーキ液管 4 1の配線長が 不必要に長くなることが抑制される。

【 0 0 4 4】

く変形例一 1 >

図 5は、 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の変形例の、 システム構成を示す 図である。

図 5に示されるように、 主基体 3 1に形成されている部分流路のうちの、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の部分流路 3 1 aのポート P 1 1 と、 副基体 3 6に形成されている部分流 路のうちの、 第 2液圧回路 3の主流路 1 4の部分流路 3 6 aのポート P 2 1 と、 は、 ブレ 一キ液管 4 3を介して接続される。 また、 主基体 3 1に形成されている部分流路のうちの 、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6の部分流路 3 1 cのポート P 1 2と、 副基体 3 6に形成 されている部分流路のうちの、 第 2液圧回路 3の供給流路 1 6の部分流路 3 6 bのポート P 2 2 と、 は、 ブレーキ液管 4 4を介して接続される。 また、 副基体 3 6に形成されてい る部分流路のうちの、 第 1液圧回路 2の主流路 1 4の部分流路 3 6 cのポート P 2 4は、 ブレーキ液管 4 1に、 ブレーキ液管 4 5を介して接続される。 ブレーキ液管 4 3は、 本発 明における 「第 1ブレーキ液管」 に相当し、 ブレーキ液管 4 4は、 本発明における 「第 2 ブレーキ液管」 に相当する。

【 0 0 4 5】

そのよ うに構成されることで、 主基体 3 1及び副基体 3 6を、 モータサイクル 1 0 0の 比較的小さな別々のスペースに配設すること が可能となる。 そのため、 モータサイクル 1 0 0に大きなスペースを確保する必要性が更に 減されて、 ブレーキシステム 1 のモータ サイクル 1 0 0への搭載性が更に向上する。 そのような場合においても、 副基体 3 6が、 主基体 3 1 と比較してフッ トペダル 7の近くに配設されているとよく、 そのように構成さ れることで、 ブレーキ液管 4 1の配線長が不必要に長くなることが抑制さ る。

【 0 0 4 6】

く変形例一 2 >

第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3のうちの第 1液圧回路 2のみが、 ポンプ 2 4の駆動 によって、 ホイ一/レシリ ンダ 1 3のブレーキ液を昇圧できる昇圧型液圧回路 あってもよ い。 そのような場合には、 第 1液圧回路 2は、 本発明における 「一方の液圧回路」 に相当 し、 第 2液圧回路 3は、 本発明における 「他方の液圧回路」 に相当する。

【 0 0 4 7】

また、 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3のうちの両方が、 ポンプ 2 4の駆動によって ホイ一/レシリンダ 1 3のブレーキ液を昇圧できる昇圧型液圧回路 あってもよい。 そのよ うな場合には、 第 1液圧回路 2及び第 2液圧回路 3のうちの何れか一方は、 本発明におけ る 「一方の液圧回路」 に相当する。 第 1液圧回路 2の第 1弁 2 6及び第 2弁 2 7 と、 第 2 液圧回路 3の第 1弁 2 6及び第 2弁 2 7 と、 が、 1つの副基体 3 6に纏めて設け てもよく、 また、 2つの副基体 3 6に別々に設 てもよい。

【 0 0 4 8】

以上、 実施の形態について説明したが、 本発明は、 説明された実施の形態に限定される ものではない。 例えば、 本発明は、 説明された実施の形態の一部のみが実施され るもので あってもよレヽ。

【符号の説明】

【 0 0 4 9】

1 ブレ ム、 2 第 1液圧回路、 3 第 2液圧回路、 4 ハンドルレバー、 5 フロン トブレ キキヤ リパ、 6 フロ ン ト ロータ、 7 フ ッ トぺダノレ、 8 リアブレ ーキキヤリパ、 9 リア口ータ、 1 1 マスタシリ ンダ、 1 2 リザーバ、 1 3 ホイ一 ノレシリ ンダ、 1 4 主流路、 1 4 a 途中部、 1 5 副流路、 1 6 供給流路、 2 1 込 め弁、 2 2 弛め弁、 2 3 アキュムレータ、 2 4 ポンプ、 2 5 モータ、 2 6 第 1 弁、 2 7 第 2弁、 2 8 マスタシリンダ液圧センサ、 2 9 ホイールシリ ンダ液圧セン サ、 3 1 主基体、 3 1 aゝ 3 1 b、 3 1 c 部分流路、 3 2 主基体ケーシング、 3 6 副基体、 3 6 a、 3 6 b , 3 6 c 部分流路、 3 7 副基体ケーシング、 4 1、 4 2、 4 3、 4 4、 4 5 ブレーキ液管、 5 0 ブレーキ液圧制御ユニッ ト、 6 0 制御装置、 1 0 0 モータサイクノレ、 1 0 1 前輪、 1 0 2 後輪、 P l l、 P 1 2、 P 1 3、 P I 4、 P 1 5、 P 1 6、 P 2 1、 P 2 2、 P 2 3、 P 2 4 ポー ト。