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Title:
CARD PROCESSING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/016819
Kind Code:
A1
Abstract:
A card processing device (1) has a first card processing section (4) and a second card processing section (5). The first card processing section (4) has at one end a card insertion opening (3) into which a card (2) is inserted and also has a magnetic head (12) for reading magnetic information recorded on the card (2). The second card processing section (5) has card conveyance means (21) for conveying the card (2) and recording means (22) for recording information onto the card (2) and is connected to the other end of the first card processing section (4). The construction minimizes wear and damage to the recording means for recording information on the card (2).

Inventors:
OHTA, Keiji (5329 Shimosuwa-machi, Suwa-gu, Nagano 11, 3938511, JP)
太田恵治 (〒11 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地日本電産サンキョー株式会社内 Nagano, 3938511, JP)
Application Number:
JP2008/002010
Publication Date:
February 05, 2009
Filing Date:
July 28, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NIDEC SANKYO CORPORATION (5329, Shimosuwa-machiSuwa-gu, Nagano 11, 3938511, JP)
日本電産サンキョー株式会社 (〒11 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地 Nagano, 3938511, JP)
OHTA, Keiji (5329 Shimosuwa-machi, Suwa-gu, Nagano 11, 3938511, JP)
International Classes:
G06K17/00; G06K13/07
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Claims:
 カードが挿入されるカード挿入口を一端に有するとともに前記カードに記録された磁気情報を読み取る磁気ヘッドを有する第1カード処理部と、
 前記カードを搬送するカード搬送手段および前記カードに情報を記録する記録手段を有し、前記第1カード処理部の他端に連結される第2カード処理部とを備えることを特徴とするカード処理装置。
 前記第1カード処理部または前記第2カード処理部は、前記第1カード処理部と前記第2カード処理部との境界部分に、前記カードに当接して前記カードを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラに向かって付勢されるパッドローラとを備えることを特徴とする請求項1記載のカード処理装置。
 前記第1カード処理部と前記第2カード処理部との境界部分に、前記カードが通過する通過路に出没可能なシャッタを備えることを特徴とする請求項1または2記載のカード処理装置。
 前記第2カード処理部は、前記記録手段として、磁気ヘッド、IC接点、サーマルヘッドおよび前記カード側に設けられたアンテナと通信するアンテナの少なくともいずれか1つを備えることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のカード処理装置。
 前記記録手段は磁気ヘッドであり、前記記録手段で記録される情報には、前記第1カード処理部の前記磁気ヘッドで読み取られる磁気情報の更新情報が含まれていることを特徴とする請求項1から4いずれかに記載のカード処理装置。
 前記カードは、磁気情報が記録された磁気ストライプを備え、
 前記搬送ローラと前記第1カード処理部の前記磁気ヘッドとの距離は、前記磁気ストライプの前記磁気情報が記録されている範囲の長さよりも長くなっていることを特徴とする請求項2記載のカード処理装置。
 前記カード搬送手段は、前記第2カード処理部から前記第1カード処理部へ前記カードを送り出す際に、前記カード挿入口から前記カードの一部を露出させた状態で、かつ、前記搬送ローラと前記パッドローラとの間から前記カードが抜けた状態で前記カードの送り出しを完了することを特徴する請求項2または6記載のカード処理装置。
 前記カード搬送手段は、前記第2カード処理部から前記第1カード処理部へ前記カードを送り出す際に、前記カード挿入口から前記カードの一部を露出させた状態で、かつ、前記搬送ローラと前記パッドローラとの間で前記カードの搬送方向における前記カードの前記第2カード処理部側の端部を保持した状態で前記カードの送り出しを完了することを特徴する請求項2または6記載のカード処理装置。
 前記搬送ローラを駆動する駆動モータと、前記カードの搬送方向における前記カードの端部を検出するために前記搬送ローラの近傍に配置される検出手段と、前記駆動モータを制御するモータ制御手段とを備え、
 前記モータ制御手段は、前記検出手段で前記搬送方向における前記カードの前記第1カード処理部側の端部を検出した後の所定時間経過後に前記駆動モータを減速させて、停止させることを特徴とする請求項7または8記載のカード処理装置。
 前記第1カード処理部の前記磁気ヘッドで読み取られる磁気情報が入力されるとともに、入力される磁気情報に基づいて、前記記録手段による情報の記録の要否を判断する判断手段を備えることを特徴とする請求項1から9いずれかに記載のカード処理装置。
 前記第1カード処理部の前記磁気ヘッドで読み取られる磁気情報を前記カード処理装置が組み込まれる上位装置へ送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1から10いずれかに記載のカード処理装置。
Description:
カード処理装置

 本発明は、カードに所定の処理を行うカ ド処理装置に関する。

 従来から、カードに記録された磁気情報 読取りやカードへの磁気情報の記録を行う ードリーダが知られている(たとえば、特許 文献1および2参照)。特許文献1および2に記載 カードリーダは、カードが挿入されるカー 挿入口と、挿入されたカードが搬送される ード搬送路と、カード搬送路に配置され搬 されるカードの磁気情報を読取りおよび搬 されるカードへの磁気情報の記録を行う磁 ヘッドを備えている。

 特許文献1に記載のカードリーダは1個の 気ヘッドを備えており、このカードリーダ は、1個の磁気ヘッドによって磁気情報の読 りおよび記録が行われている。また、特許 献2に記載のカードリーダは、磁気情報を読 み取るための読取り用の2個の磁気ヘッドと 磁気情報を記録するための記録用の2個の磁 ヘッドとを備えている。

特開平7-334629号公報

特開平7-29298号公報

 カードリーダが搭載される上位装置では 通常、挿入されたカードの磁気情報の読取 のみを行うものが多い。しかしながら、特 文献1または2に記載のカードリーダでは、 録用の磁気ヘッドがカード搬送路に配置さ ている。そのため、磁気情報の読取りのみ 行う場合であっても、記録用の磁気ヘッド カードが必ず接触する。その結果、磁気情 の記録の頻度が少ないにも関わらず、記録 の磁気ヘッドが摩耗するという問題が生じ 。

 そこで、本発明の課題は、カードに情報 記録する記録手段の摩耗や損傷を抑制する とが可能なカード処理装置を提供すること ある。

 上記の課題を解決するため、本発明のカ ド処理装置は、カードが挿入されるカード 入口を一端に有するとともにカードに記録 れた磁気情報を読み取る磁気ヘッドを有す 第1カード処理部と、カードを搬送するカー ド搬送手段およびカードに情報を記録する記 録手段を有し、第1カード処理部の他端に連 される第2カード処理部とを備えることを特 とする。

 本発明のカード処理装置は、カード挿入 を一端に有するとともに磁気ヘッドを有す 第1カード処理部と、第1カード処理部の他 に連結される第2カード処理部とを備えてい 。そのため、第1カード処理部のみで、挿入 されたカードの磁気情報の読取りを行うこと ができ、カードの磁気情報の読取りのみを行 う場合には、記録手段を有する第2カード処 部でカードを搬送する必要がなくなる。し がって、本発明では、カードに情報を記録 る記録手段の摩耗や損傷を抑制することが 能になる。

 本発明において、第1カード処理部または 第2カード処理部は、第1カード処理部と第2カ ード処理部との境界部分に、カードに当接し てカードを搬送する搬送ローラと、搬送ロー ラに向かって付勢されるパッドローラとを備 えることが好ましい。このように構成すると 、カードへの情報の記録が必要な場合には、 搬送ローラを順転させて第2カード処理部へ ードを適切に取り込むができる。また、カ ドの磁気情報の読取りのみを行う場合には 搬送ローラを停止あるいは反転させて第2カ ド処理部へのカードの進入を阻止すること 可能になる。

 本発明において、カード処理装置は、第1 カード処理部と第2カード処理部との境界部 に、カードが通過する通過路に出没可能な ャッタを備えることが好ましい。このよう 構成すると、カードの磁気情報の読取りの を行う場合には、シャッタによって、第2カ ド処理部へのカードの進入を確実に阻止す ことが可能になる。

 本発明において、第2カード処理部は、記 録手段として、たとえば、磁気ヘッド、IC接 、サーマルヘッドおよびカード側に設けら たアンテナと通信するアンテナの少なくと いずれか1つを備えている。そのため、第2 ード処理部では、カードの種類に応じた各 の情報を適切に記録することができる。

 本発明において、記録手段は磁気ヘッド あり、記録手段で記録される情報には、第1 カード処理部の磁気ヘッドで読み取られる磁 気情報の更新情報が含まれていることが好ま しい。このように構成すると、第1カード処 部で読み取られる磁気情報を第2カード処理 で容易に更新することができる。

 本発明において、カードは、磁気情報が 録された磁気ストライプを備え、搬送ロー と第1カード処理部の磁気ヘッドとの距離は 、磁気ストライプの磁気情報が記録されてい る範囲の長さよりも長くなっていることが好 ましい。このように構成すると、カード挿入 口から挿入されたカードの端部が搬送ローラ に達する前に第1カード処理部の磁気ヘッド の磁気情報の読取りを完了することが可能 なる。そのため、第1カード処理部内にスム ズにカードを挿入することが可能となり、 1カード処理部での適切な磁気情報の読取り が可能になる。

 本発明において、カード搬送手段は、第2 カード処理部から第1カード処理部へカード 送り出す際に、カード挿入口からカードの 部を露出させた状態で、かつ、搬送ローラ パッドローラとの間からカードが抜けた状 でカードの送り出しを完了することが好ま い。このように構成すると、ユーザが第1カ ド処理部からカードを引き抜く際の引き抜 抵抗を軽減することができる。そのため、 ーザは第1カード処理部から容易にカードを 引き抜くことが可能になる。

 また、本発明において、カード搬送手段 、第2カード処理部から第1カード処理部へ ードを送り出す際に、カード挿入口からカ ドの一部を露出させた状態で、かつ、搬送 ーラとパッドローラとの間でカードの搬送 向におけるカードの第2カード処理部側の端 を保持した状態でカードの送り出しを完了 せても良い。このように構成すると、搬送 ーラとパッドローラとによって、カードを 度良く停止させることができる。そのため カードの停止後、第1カード処理部で適切な 処理を行うことが可能になる。

 本発明において、カード処理装置は、搬 ローラを駆動する駆動モータと、カードの 送方向におけるカードの端部を検出するた に搬送ローラの近傍に配置される検出手段 、駆動モータを制御するモータ制御手段と 備え、モータ制御手段は、検出手段で搬送 向におけるカードの第1カード処理部側の端 部を検出した後の所定時間経過後に駆動モー タを減速させて、停止させることが好ましい 。このように構成すると、搬送ローラとパッ ドローラとの間からカードが抜けた状態でカ ードの送り出しを完了する場合であっても、 カードの停止精度を向上させることができる 。また、搬送ローラとパッドローラとの間で カードの搬送方向におけるカードの第2カー 処理部側の端部を保持した状態でカードの り出しを完了する場合には、カードの停止 度をさらに向上させることができる。

 本発明において、カード処理装置は、第1 カード処理部の磁気ヘッドで読み取られる磁 気情報が入力されるとともに、入力される磁 気情報に基づいて、記録手段による情報の記 録の要否を判断する判断手段を備えることが 好ましい。このように構成すると、第1カー 処理部で読み取られる磁気情報に基づいて 第2カード処理部へカードを取り込むか否か 判断することができる。

 本発明において、カード処理装置は、第1 カード処理部の磁気ヘッドで読み取られる磁 気情報をカード処理装置が組み込まれる上位 装置へ送信する送信手段を備えることが好ま しい。このように構成すると、磁気ヘッドで 読み取られた磁気情報の読取り結果に基づい て、上位装置は、カード処理装置の適切な制 御を行うことが可能になる。

 以上のように、本発明にかかるカード処 装置では、カードに情報を記録する記録手 の摩耗や損傷を抑制することが可能になる

本発明の実施の形態にかかるカード処 装置を示す斜視図である。 図1に示すカード処理装置の概略構成を 上面から説明するための図である。 図1に示すカード処理装置の概略構成を 側面から説明するための図である。 図1に示すカード処理装置の制御部とそ の周辺機器の概略構成を示すブロック図であ る。 図1に示すカード処理装置の概略動作を 説明するための図であり、(A)は第1カード処 部にカードが挿入され磁気ヘッドによる磁 情報の読取りが終了した状態を示し、(B)は 2カード処理部にカードが取り込まれた状態 示し、(C)は第2カード処理部から第1カード 理部にカードが送り出された状態を示す。

符号の説明

 1 カード処理装置
 2 カード
 2a 磁気ストライプ
 3 カード挿入口
 4 第1カード処理部
 5 第2カード処理部
 12 磁気ヘッド
 14 リア検出部(検出手段)
 21 カード搬送機構(カード搬送手段)
 22 磁気ヘッド(記録手段)
 25 第1搬送ローラ(搬送ローラ)
 28 第1パッドローラ(パッドローラ)
 31 駆動モータ
 46 記録要否判断部(判断手段)
 47 送受信部(送信手段)
 48 モータ制御部(モータ制御手段)

 以下、本発明の実施の形態を図面に基づ て説明する。

 (カード処理装置の構成)
 図1は、本発明の実施の形態にかかるカード 処理装置1を示す斜視図である。図2は、図1に 示すカード処理装置1の概略構成を上面から 明するための図である。図3は、図1に示すカ ード処理装置1の概略構成を側面から説明す ための図である。図4は、図1に示すカード処 理装置1の制御部6とその周辺機器の概略構成 示すブロック図である。

 なお、以下の説明では、図1のX1方向(図2 図3の右方向)を「前」、図1のX2方向(図2、図3 の左方向)を「後(後ろ)」、図1のY1方向(図2の 方向、図3の紙面手前方向)を「左」、図1のY 2方向(図2の上方向、図3の紙面奥方向)を「右 、図1のZ1方向(図2の紙面手前方向、図3の上 向)を「上」、図1のZ2方向(図2の紙面奥方向 図3の下方向)を「下」とする。また、以下 は、カード2の前方向端(X1方向端)を「先端」 、後方向端(X2方向端)を「後端」とする。ま 、本形態では、前後方向(図2、図3の左右方 )はカード2の搬送方向である。

 本形態のカード処理装置1は、主として挿 入されるカード2に記録された磁気情報を読 取るとともに、必要に応じて挿入されたカ ド2に磁気情報を記録するための装置であり ATM(Automated Teller Machine)等の所定の上位装置 (図示省略)に組み込まれて使用される。この ード処理装置1は、図1~図3に示すように、カ ード2が挿入されるカード挿入口3を一端(前端 )に有する第1カード処理部4と、第1カード処 部4の他端(後端)に連結される第2カード処理 5とを備えている。また、図4に示すように カード処理装置1は、カード処理装置1の各種 の制御を行う制御部6を備えている。

 本形態では、第1カード処理部4において カード挿入口3から挿入されるカード2の磁気 情報の読取りが手動で行われる。また、必要 に応じて、第2カード処理部5において、挿入 れたカード2への磁気情報の記録が自動で行 われる。なお、本形態では、カード2に形成 れた後述の磁気ストライプ2aを下側に向けた 状態で、カード挿入口3にカード2が挿入され 。

 カード2は、たとえば、厚さが0.7~0.8mm程度 の矩形状の塩化ビニール製のカードである。 このカード2の表面には、図2に示すように、 気情報が記録される磁気ストライプ2aが前 方向の全域に形成されている。本形態では カード2の下面側(図1、図2におけるカード2の 裏面側)に磁気ストライプ2aが形成されている 。なお、磁気ストライプ2aに記録される磁気 報の記録範囲はカード2の仕様によって相違 する。たとえば、ある仕様のカード2では、 気ストライプ2aの長手方向(前後方向)の全域 磁気情報が記録され、他の仕様のカード2で は、磁気ストライプ2aの長手方向の一部のみ 磁気情報が記録されている。また、カード2 は、厚さが0.18~0.36mm程度のPET(ポリエチレンテ レフタレート)カードや、所定の厚さの紙カ ド等であっても良い。

 第1カード処理部4は、図3に示すように、 側に配置される上ガイド部材9と、下側に配 置される下ガイド部材10と、カード挿入口3が 形成されるとともに前端側に配置される出入 口ガイド部材11との3つのガイド部材を備えて いる。また、第1カード処理部4は、磁気スト イプ2aに記録された磁気情報を読み取るた の磁気ヘッド12と、カード2の端部を検出す ためのフロント検出部(図示省略)およびリア 検出部14とを備えている。上ガイド部材9、下 ガイド部材10および出入口ガイド部材11は、 ード処理装置1のフレーム15に固定されてい 。

 上ガイド部材9および下ガイド部材10は、 脂で形成されたブロック状の部材である。 の上ガイド部材9と下ガイド部材10との間に 、カード2が搬送されるカード搬送路16が形 されている。具体的には、カード搬送路16 、上ガイド部材9と下ガイド部材10との間に いて、前後方向に直線状に形成されている 上ガイド部材9の後端部の下端および下ガイ 部材10の後端部の上端は、図3に示すように 面取り加工されている。また、上ガイド部 9および下ガイド部材10の前端側の一部には 出入口ガイド部材11に形成された後述の指 入部11aが配置される凹部が形成されている なお、上ガイド部材9および下ガイド部材10 、板金加工やダイキャストによって形成さ た金属部材であっても良い。

 出入口ガイド部材11は、樹脂で形成され ブロック状の部材である。この出入口ガイ 部材11には、上述のように、カード2をカー 処理装置1へ挿入し、また、カード2をカード 処理装置1から取り出すためのカード挿入口3 形成されている。具体的には、カード挿入 3は、前後方向で出入口ガイド部材11を貫通 るように形成されており、カード搬送路16 つながっている。なお、出入口ガイド部材11 は、板金加工やダイキャストによって形成さ れた金属部材であっても良い。

 また、出入口ガイド部材11には、ユーザ カード処理装置1へカード2を挿入する際およ びユーザがカード処理装置1からカード2を引 抜く際に、ユーザの指が挿入可能な指挿入 11aと、カード2の挿入およびカード2の引抜 の際にユーザの指が配置される切欠部11bと 形成されている。指挿入部11aおよび切欠部11 bは、左右方向における出入口ガイド部材11の 所定範囲に形成されている。また、指挿入部 11aと切欠部11bとは、出入口ガイド部材11の後 側からこの順番で隣接するように配置され いる。

 指挿入部11aは、切欠部11bの後端から後方 に向かって窪む孔状に形成されている。こ 指挿入部11aは、上ガイド部材9および下ガイ ド部材10の前端側に形成される凹部に配置さ ており、カード搬送路16につながっている また、指挿入部11aは、ユーザの指が挿入可 となるような高さ(上下方向の高さ)および幅 (左右方向の幅)で形成されている。切欠部11b 、出入口ガイド部材11の前端から指挿入部11 aに向かって上下方向の全部分が切り欠かか るように形成されている。

 磁気ヘッド12は、出入口ガイド部材11の内 部に配置されている。具体的には、磁気ヘッ ド12は、下側からカード挿入口3へ突出するよ うに出入口ガイド部材11の前端側に配置され いる。この磁気ヘッド12は、図示を省略す 板バネ等の付勢部材によって上方向に付勢 れている。

 フロント検出部(図示省略)は、カード2に 触して回動する検出レバーと、検出レバー 回動を検出する光学式のセンサとを備えて る。このフロント検出部は、第1カード処理 部4の前端側に配置されている。具体的には フロント検出部は、前後方向において磁気 ッド12の近傍に配置されている。

 リア検出部14は、フロント検出部と同様 、カード2に接触して回動する検出レバー(図 示省略)と、検出レバーの回動を検出する光 式のセンサ(図示省略)とを備えている。この リア検出部14は、第1カード処理部4の後端側 配置されている。具体的には、リア検出部14 は、前後方向において、第2カード処理部5を 成する後述の第1搬送ローラ25および第1パッ ドローラ28の近傍に配置されている。本形態 は、リア検出部14は、カード2の端部を検出 るために第1搬送ローラ25の近傍に配置され 検出手段となっている。

 第2カード処理部5は、上側に配置される ガイド部材19と、下側に配置される下ガイド 部材20とを備えている。また、第2カード処理 部5は、カード2を搬送するカード搬送手段と てのカード搬送機構21と、第2カード処理部5 内に取り込まれたカード2に情報を記録する 録手段としての磁気ヘッド22と、磁気ヘッド 22に向かって付勢されるヘッド用パッドロー 23とを備えている。上ガイド部材19および下 ガイド部材20は、フレーム15に固定されてい 。

 上ガイド部材19および下ガイド部材20は、 樹脂で形成されたブロック状の部材である。 この上ガイド部材19と下ガイド部材20との間 は、カード2が搬送されるカード搬送路24が 成されている。具体的には、カード搬送路24 は、上ガイド部材19と下ガイド部材20との間 おいて、前後方向に直線状に形成されてい 。上ガイド部材19の前端部の下端および下ガ イド部材20の前端部の上端は、図3に示すよう に、面取り加工されている。また、カード搬 送路24は、第1カード処理部4に形成されるカ ド搬送路16に所定の隙間を介してつながって いる。なお、上ガイド部材19および下ガイド 材20は、板金加工やダイキャストによって 成された金属部材であっても良い。

 カード搬送機構21は、図3等に示すように 第1搬送ローラ25と、第2搬送ローラ26と、第3 搬送ローラ27と、第1パッドローラ28と、第2パ ッドローラ29と、第3パッドローラ30と、第1~ 3搬送ローラ25~27を駆動する駆動モータ31と、 駆動モータ31の動力を第1~第3搬送ローラ25~27 伝達する伝達機構32とを備えている。

 第1搬送ローラ25は、図3等に示すように、 第2カード処理部5の前端に配置されている。 なわち、第1搬送ローラ25は、第1カード処理 部4と第2カード処理部5との境界部分に配置さ れている。また、第2搬送ローラ26は、第2カ ド処理部5の前後方向の略中心位置に配置さ 、第3搬送ローラ27は、第2カード処理部5の 端側に配置されている。第1~第3搬送ローラ25 ~27は、カード2の上面に当接可能となるよう 、上側からカード搬送路24(あるいはカード 送路15)にわずかに突出するように配置され いる。

 第1~第3パッドローラ28~30のそれぞれは、 示を省略する付勢部材によって、第1~第3搬 ローラ25~27のそれぞれに向かって付勢されて いる。具体的には、第1~第3パッドローラ28~30 それぞれは、カード2の下面に当接可能とな るように、カード搬送路24(あるいはカード搬 送路15)の下側から第1~第3搬送ローラ25~27のそ ぞれに向かって付勢されている。すなわち 第1~第3パッドローラ28~30のそれぞれは、第1~ 第3搬送ローラ25~27のそれぞれに下側から当接 するように配置されている。

 なお、本形態では、第1搬送ローラ25は、 1カード処理部4と第2カード処理部5との境界 部分に配置され、カード2に当接してカード 搬送する搬送ローラであり、第1パッドロー 28は、搬送ローラである第1搬送ローラ25に かって付勢されるパッドローラである。

 伝達機構32は、図2に示すように、駆動モ タ31の出力軸に固定される駆動プーリ34と、 第1~第3搬送ローラ25~27の回転軸35~37の軸端側 固定される小従動プーリ38~40と、第2搬送ロ ラ26の回転軸36の軸端に固定される大従動プ リ41と、駆動プーリ34と大従動プーリ41との に掛け渡されるタイミングベルト42と、小 動プーリ38~40間に掛け渡されるタイミングベ ルト43と、タイミングベルト43のテンション 調整する複数のテンションプーリ44とを備え ている。

 磁気ヘッド22は、下ガイド部材20から上方 向に向かってカード搬送路24に突出するよう 配置されている。この磁気ヘッド22は、前 方向における第2カード処理部5の略中心位置 に配置されている。本形態の磁気ヘッド22は カード2への磁気情報の記録機能に加え、カ ード2に記録された磁気情報の読取り機能も えている。

 ヘッド用パッドローラ23は、図示を省略 る付勢部材によって、磁気ヘッド22に向かっ て付勢されている。具体的には、ヘッド用パ ッドローラ23は、磁気ヘッド22に上側から当 するように付勢されている。

 図2に示すように、本形態では、第1搬送 ーラ25の回転中心(すなわち、第1搬送ローラ2 5と第1パッドローラ28との当接位置)と、磁気 ッド12のギャップ位置との前後方向におけ 距離L1は、カード2の長手方向(搬送方向)の長 さよりもわずかに長くなっている。また、第 1搬送ローラ25と第1パッドローラ28との当接位 置と、指挿入部11aの後端位置との前後方向に おける距離L2は、カード2の長手方向の長さよ りも短くなっている。また、第1搬送ローラ25 の回転中心と第2搬送ローラ26の回転中心との 距離、および、第2搬送ローラ26の回転中心と 第3搬送ローラ27の回転中心との距離は、カー ド2の長手方向の長さよりも若干短くなって る。

 図4に示すように、本形態では、制御部6 、磁気ヘッド12、22および駆動モータ31に関 する構成として、記録要否判断部46と送受信 部47とモータ制御部48とヘッド制御部49とを備 えている。また、制御部6は、カード処理装 1が搭載される上位装置の制御指令部50に接 されている。なお、実際には、記録要否判 部46は、CPU等の演算手段やRAM等の記憶手段等 によって実現され、送受信部47は、IOポート の入出力手段によって実現されている。ま 、モータ制御部48およびヘッド制御部49は、 際には、トランジスタ等を有する駆動回路 CPU等の演算手段等によって実現されている

 記録要否判断部46には、磁気ヘッド12で読 み取られた磁気情報が入力される。記録要否 判断部46は、入力された磁気情報に基づいて 磁気ヘッド22によってカード2へ磁気情報を 録する必要があるか否かを判断する。すな ち、本形態の記録要否判断部46は、磁気ヘ ド12から入力された磁気情報に基づいて、磁 気ヘッド22によるカード2への磁気情報の記録 の要否を判断する判断手段である。

 送受信部47は、制御部6と制御指令部50と 間で信号のやりとりを行うための手段であ 。本形態では、送受信部47は、磁気ヘッド12 読み取られた磁気情報を制御指令部50へ送 (出力)する。すなわち、本形態の送受信部47 、磁気ヘッド12で読み取られた磁気情報を ード処理装置1が組み込まれる上位装置へ送 する送信手段である。また、送受信部47は 記録要否判断部46での判断結果を制御指令部 50へ出力する。

 さらに、送受信部47は、制御指令部50から 入力される駆動モータ31の駆動指令をモータ 御部48へ出力する。また、送受信部47は、制 御指令部50から入力される磁気ヘッド22への 電指令をヘッド制御部49へ出力するとともに 、後述のように、ヘッド制御部49を介して入 される磁気ヘッド22での確認読取り情報を 御指令部50へ出力する。

 モータ制御部48は、駆動モータ31を制御す る。このモータ制御部48には、送受信部47を して、制御指令部50から駆動モータ31の駆動 令が入力される。具体的には、記録要否判 部46でカード2へ磁気情報の記録が必要であ と判断されると、モータ制御部48に制御指 部50から駆動モータ31の駆動指令が入力され 。

 モータ制御部48は、制御指令部50からの駆 動指令に基づいて、駆動モータ31を制御する 具体的には、後述のように、第1カード処理 部4に挿入されたカード2が第1~第3搬送ローラ2 5~27によって第2カード処理部5内に取り込まれ 、その後、第1カード処理部4に向かって排出 れるように(送り出されるように)、モータ 御部48は、駆動モータ31を制御する。なお、 形態では、磁気ヘッド22上を磁気ストライ 2aの磁気情報の記録範囲が完全に通過するよ うに、カード2が第2カード処理部5内に取り込 まれる。

 また、モータ制御部48には、リア検出部14 でのカード2の端部の検出結果が入力される このモータ制御部48は、カード2を第1カード 理部4へ送り出す際に、リア検出部14でのカ ド2の先端の検出結果に基づいて、駆動モー タ31を減速させ、停止させる。本形態では、 ア検出部14でカード2の先端が検出されると モータ制御部48は、先端検出後、所定時間 過後に駆動モータ31の減速を開始し、駆動モ ータ31を停止させる。

 具体的には、カード2の後端が第1搬送ロ ラ25と第1パッドローラ28との間から抜けた状 態で駆動モータ31が停止するように、モータ 御部48は、駆動モータ31を減速させて停止さ せる。すなわち、本形態では、第1搬送ロー 25と第1パッドローラ28との間からカード2が けた状態で、カード搬送機構21による第2カ ド処理部5から第1カード処理部4へのカード2 送り出しが完了する。より具体的には、カ ド2の後端が第1搬送ローラ25と第1パッドロ ラ28との間から抜けた瞬間に駆動モータ31が 止するように、モータ制御部48は、駆動モ タ31を減速させて停止させる。すなわち、第 1搬送ローラ25と第1パッドローラ28との間から カード2が抜けた瞬間に、第2カード処理部5か ら第1カード処理部4へのカード2の送り出しが 完了する。

 ヘッド制御部49は、制御指令部50からの通 電指令に基づいて、磁気ヘッド22に記録電流 流す。具体的には、ヘッド制御部49は、記 要否判断部46でカード2へ磁気情報の記録が 要であると判断され、第1~第3搬送ローラ25~27 によって第2カード処理部5内にカード2が取り 込まれる際に、カード2に磁気情報を記録す ため、磁気ヘッド22に記録電流を流す。また 、本形態では、カード2への磁気情報の記録 行われた後に、記録された磁気情報を確認 るための確認読取りが磁気ヘッド22で行われ るため、ヘッド制御部49は、磁気ヘッド22で 確認読取り情報を送受信部47を介して制御指 令部50へ出力する。

 上述のように、第1搬送ローラ25と第1パッ ドローラ28との当接位置と指挿入部11aの後端 置との距離L2は、カード2の長手方向の長さ りも短くなっている。そのため、カード2の 後端が第1搬送ローラ25と第1パッドローラ28と の間から抜けた状態で、第2カード処理部5か 第1カード処理部4へのカード2の送り出しが 了すると、カード2の先端側は、指挿入部11a および切欠部11bに露出する。すなわち、カー ド2の先端側は、カード挿入口3から露出する したがって、ユーザは、カード2の先端側を 掴んでカード処理装置1(第1カード処理部4)か カード2を引き抜くことができる。

 (カード処理装置の概略動作)
 図5は、図1に示すカード処理装置1の概略動 を説明するための図であり、(A)は第1カード 処理部4にカード2が挿入され磁気ヘッド12に る磁気情報の読取りが終了した状態を示し (B)は第2カード処理部5にカード2が取り込ま た状態を示し、(C)は第2カード処理部5から第 1カード処理部4にカード2が送り出された状態 を示す。

 以上のように構成されたカード処理装置1 では、主として、第1カード処理部4で、カー 2に記録された磁気情報の読取りのみが行わ れる。具体的には、以下のように、カード2 記録された磁気情報の読取りのみが行われ 。

 すなわち、第1~第3搬送ローラ25~27が停止 ている状態で、ユーザは、第1カード処理部4 の内部へカード挿入口3からカード2を挿入す 。具体的には、図5(A)に示すように、第1搬 ローラ25と第1パッドローラ28との当接部分に カード2の後端が達するまで、ユーザはカー 2の先端側を掴んだ状態で、第1カード処理部 4の内部へカード2を挿入する。このカード2の 挿入動作に伴って、磁気ヘッド12はカード2に 記録された磁気情報を読み取る。なお、ユー ザは、第1搬送ローラ25と第1パッドローラ28と の当接部分にカード2の後端が当接すること (あるいは第1搬送ローラ25と第1パッドローラ 28との間にカード2の後端がわずかに入り込む ことで)、カード2の挿入が完了したと認識す 。

 磁気ヘッド12が磁気情報を読み取ると、 の磁気情報は記録要否判断部46へ入力される 。本形態では、大半の場合、記録要否判断部 46は入力された磁気情報に基づいて、磁気ヘ ド22によるカード2への磁気情報の記録は不 であると判断する。そのため、挿入された ード2をそのままユーザが引き抜くことで、 通常は、カード処理装置1での処理が終了す 。

 ただし、カード処理装置1では、必要に応 じて挿入されたカード2への磁気情報の記録 行われる。具体的には、以下のように、カ ド2への磁気情報の記録が行われる。

 すなわち、記録要否判断部46が入力され 磁気情報に基づいて、磁気ヘッド22によるカ ード2への磁気情報の記録が必要であると判 すると、図5(A)に示す状態で、制御指令部50 らの駆動指令によって、モータ制御部48が駆 動モータ31を駆動する。すると、図5(B)に示す ように、第1~第3搬送ローラ25~27が第1カード処 理部4に挿入されたカード2を第2カード処理部 5内に取り込む。なお、この場合には、カー 処理装置1が搭載される上位装置の所定の表 部にカード2を第2カード処理部5へ取り込む が表示される。

 図5(B)に示す状態まで(すなわち、前後方 における第2カード処理部5の略中心位置にカ ード2の先端が達するまで)、第1~第3搬送ロー 25~27がカード2を第2カード処理部5内に取り む際には、制御指令部50からの通電指令で、 ヘッド制御部49が磁気ヘッド22に記録電流を し、磁気ヘッド22がカード2の磁気ストライ 2aに磁気情報を記録する。なお、磁気ヘッド 22で記録される磁気情報には、たとえば、次 以降のカード処理装置1での処理において、 磁気ヘッド12で読み取られる磁気情報の更新 報が含まれている。

 その後、前後方向における第2カード処理 部5の略中心位置にカード2の後端側が達する で、第1~第3搬送ローラ25~27がカード2を搬送 、磁気ヘッド22が、カード2に記録された磁 情報を確認するための確認読取りを行う。 の確認読取りの結果は、制御指令部50で判 され、適切な記録が行われていると制御指 部50が判断すると、図5(C)に示すように、第1~ 第3搬送ローラ25~27は、第2カード処理部5から 1カード処理部4へカード2を送り出す。

 第2カード処理部5から第1カード処理部4へ 送り出されたカード2の先端側は、指挿入部11 aおよび切欠部11bに露出する。この露出した ード2の先端側をユーザが掴んで引き抜くこ で、カード2への磁気情報の記録が行われる 場合のカード処理装置1での処理が終了する

 なお、カード2に記録された磁気情報の確 認読取り後、適切な記録が行われていないと 制御指令部50が判断すると、第1~第3搬送ロー 25~27は、前後方向における第2カード処理部5 の略中心位置に後端側が達するまで搬送され たカード2を再び、図5(B)に示す状態まで搬送 、磁気ヘッド22がカード2へ磁気情報を記録 る。また、その後同様に、第1~第3搬送ロー 25~27がカード2を搬送し、磁気ヘッド22が、 ード2に記録された磁気情報を確認するため 確認読取りを行う。

 (本形態の主な効果)
 以上説明したように、本形態では、カード 理装置1は、カード挿入口3と磁気ヘッド12と を有する第1カード処理部4と、第1カード処理 部4の後端に連結される第2カード処理部5とを 備えている。そのため、第1カード処理部4の で、挿入されたカード2の磁気情報の読取り を行うことができ、カード2の磁気情報の読 りのみを行う場合には、記録機能を有する 気ヘッド22を備える第2カード処理部5でカー 2を搬送する必要がなくなる。したがって、 本形態では、カード2の磁気情報の読取り機 およびカード2への磁気情報の記録機能を有 るカード処理装置1において、記録機能を有 する磁気ヘッド22の摩耗を抑制することがで る。

 また、本形態のカード処理装置1では、通 常、カード2は、第2カード処理部5に取り込ま れず、ユーザがカード2を掴んだ状態で第1カ ド処理部4での磁気情報の読取りが行われる 。そのため、いわゆるフィッシング等のカー ド搾取犯罪を防止することが可能になる。ま た、いわゆるカードジャムを抑制することも 可能なる。

 本形態では、第2カード処理部5は、第1カー 処理部4と第2カード処理部5との境界部分に 置される第1搬送ローラ25と第1パッドローラ 28とを備えている。そのため、カード2への情 報の記録が必要な場合には、第1搬送ローラ25 を順転させて第2カード処理部5へカード2を適 切に取り込むができる。また、第1カード処 部4でカード2の磁気情報の読取りのみを行う 場合には、第1搬送ローラ25を停止させて第2 ード
処理部5へのカード2の進入を阻止することが きる。

 本形態では、磁気ヘッド22で記録される 気情報には、たとえば、次回以降のカード 理装置1における処理において、磁気ヘッド1 2で読み取られる磁気情報の更新情報が含ま ている。そのため、第1カード処理部4で読み 取られる磁気情報を第2カード処理部5で容易 更新することができる。

 本形態では、第1搬送ローラ25の回転中心 磁気ヘッド12のギャップ位置との距離L1は、 カード2の長手方向の長さよりも長くなって る。そのため、磁気ストライプ2aが前後方向 の全域に形成されている場合であっても、カ ード挿入口3から挿入されたカード2の後端が 1搬送ローラ25に達する前に磁気ヘッド12で 磁気情報の読取りを確実に完了することが きる。したがって、ユーザは、第1カード処 部4内にスムーズにカード2を挿入すること でき、第1カード処理部4での適切な磁気情報 の読取りが可能になる。

 本形態では、第1搬送ローラ25と第1パッド ローラ28との間からカード2が抜けた状態で、 かつ、カード挿入口3からカード2の一部を露 させた状態で、カード搬送機構21による第2 ード処理部5から第1カード処理部4へのカー 2の送り出しが完了する。そのため、ユーザ が第1カード処理部4からカード2を引き抜く際 の引き抜き抵抗を軽減することができ、ユー ザは第1カード処理部4から容易にカードを引 抜くことができる。また、本形態では、モ タ制御部48が、リア検出部14でカード2の先 を検出した後の所定時間経過後に駆動モー 31を減速させて、停止させている。そのため 、第1搬送ローラ25と第1パッドローラ28との間 からカード2が抜けた状態でカード2の送り出 が完了する場合であっても、カード2の停止 精度を向上させることができる。

 本形態では、カード処理装置1は、磁気ヘ ッド12で読み取られる磁気情報が入力される ともに、入力される磁気情報に基づいて、 2カード処理部5での磁気情報の記録の要否 判断する記録要否判断部46を備えている。そ のため、第1カード処理部4で読み取られる磁 情報に基づいて、第2カード処理部5へカー 2を取り込むか否かを判断することができる

 本形態では、カード処理装置1は、磁気ヘ ッド12で読み取られる磁気情報を上位装置へ 信する送受信部47を備えている。そのため 磁気ヘッド12で読み取られた磁気情報の読取 り結果に基づいて、上位装置は、カード処理 装置1の各種の制御を行うことができる。

 なお、本形態では、主として、第1カード 処理部4で、カード2に記録された磁気情報の 取りのみが行われる。そのため、記録機能 有し比較的高価な磁気ヘッド22と比較して 記録機能を有さず比較的安価な磁気ヘッド12 は早く摩耗するが、本形態では、第1カード 理部4を交換可能に構成する、あるいは、磁 ヘッド12を交換可能に構成することで、上 した特許文献1および2に記載のカードリーダ と比較して、維持費を抑えることが可能にな る。すなわち、たとえば、特許文献2に記載 カードリーダの場合、カードに記録された 気情報の読取りのみが行われる場合であっ も記録用の磁気ヘッドが摩耗するため、記 用の磁気ヘッドの交換頻度が高くなる。こ で、記録用の磁気ヘッドの場合、交換の際 磁気ヘッドの位置調整やスキュー(磁気ヘッ のギャップの傾き)調整が大変であるため、 実際には記録用の磁気ヘッドが摩耗するとカ ードリーダ全体を交換して、このカードリー ダは廃棄している。これに対して、本形態で は、第1カード処理部4を交換可能に構成する( すなわち、第1カード処理部4および第2カード 処理部5をそれぞれユニット化する)、あるい 、磁気ヘッド12を交換可能に構成すること 、比較的高価な磁気ヘッド22を有する第2カ ド処理部5を交換、廃棄する頻度が非常に低 なり、維持費を抑えることができる。なお 磁気ヘッド12を交換する場合であっても、 気ヘッド12は読取り専用なので、磁気ヘッド 12のトラック位置(左右方向における磁気ヘッ ド12の取付位置)やスキューに対してそれほど 神経を使う必要がなく、磁気ヘッド12のみの 換も容易に行うことができる。

 (他の実施の形態)
 上述した形態は、本発明の好適な形態の一 ではあるが、これに限定されるものではな 本発明の要旨を変更しない範囲において種 変形実施が可能である。

 上述した形態では、第1カード処理部4の 部へカード2が挿入されるときには、第1~第3 送ローラ25~27が停止しており、第1カード処 部4で磁気情報の読取りが行われる際には、 第1搬送ローラ25と第1パッドローラ28との当接 部分にカード2の後端が達するまでカード2が 入されている。すなわち、第1搬送ローラ25 第1パッドローラ28との当接部分は、第2カー ド処理部5へのカード2の進入を阻止するスト パとしての機能を果たしている。

 この他にもたとえば、カード処理装置1は 、カード2が通過する通過路(たとえば、カー 搬送路16とカード搬送路24との隙間等)に出 可能なシャッタを第1カード処理部4と第2カ ド処理部5との境界部分に備えていても良い この場合には、カード2の磁気情報の読取り のみを行うときに、このシャッタによって、 第2カード処理部5へのカード2の進入を確実に 阻止することができる。なお、この場合には 、シャッタはたとえば、通過路に対して上下 動するように構成されている。

 また、第1カード処理部4の内部へカード2 挿入されるときに、カード2が前側へ送られ る方向(図3の反時計方向)に第1~第3搬送ローラ 25~27を回転させて、第2カード処理部5へのカ ド2の進入を阻止しても良い。

 上述した形態では、第1搬送ローラ25の回 中心と磁気ヘッド12のギャップ位置との距 L1がカード2の長手方向の長さよりも長くな ている。この他にもたとえば、磁気ストラ プ2aの長手方向の一部のみに磁気情報が記録 されているカード2が第1カード処理部4に挿入 される場合には、距離L1は、磁気ストライプ2 aの磁気情報が記録されている範囲よりも長 なっていれば良い。具体的には、距離L1は、 カード2の先端側における磁気情報の記録開 位置とカード2の後端との距離よりも長くな ていれば良い。このように構成すると、カ ド2の後端が第1搬送ローラ25に達する前に磁 気ヘッド12での磁気情報の読取りを完了する とができる。また、カード処理装置1の小型 化を図ることが可能になる。

 また、距離L1は、カード2の先端側におけ 磁気情報の記録開始位置とカード2の後端と の距離より短くなっていても良い。この場合 には、第1パッドローラ28を下方向へ退避させ る所定の退避機構(あるいは、第2カード処理 5へカード2を取り込むときにのみ第1パッド ーラ28に付勢力が発生する機構)を設け、ユ ザがカード2を挿入する際にカード2が第1搬 ローラ25と第1パッドローラ28との当接部分 接触しても、スムーズにカード2が挿入され ようにすれば良い。

 上述した形態では、磁気ヘッド22で記録 れた磁気情報を確認するための確認読取り 磁気ヘッド22で行われている。この他にもた とえば、図5(B)の状態まで第2カード処理部5内 に取り込まれ磁気情報が記録されたカード2 そのまま、図5(C)に示すように、第2カード処 理部5から第1カード処理部4へ送り出され、そ の後のユーザによるカード2の引抜きの際に カード2に記録された磁気情報の確認読取り 磁気ヘッド12で行われても良い。上述のよ に、距離L1は、カード2の長手方向の長さよ も長くなっている。また、第1搬送ローラ25 第1パッドローラ28との間からカード2が抜け 瞬間に、第2カード処理部5から第1カード処 部4へのカード2の送り出しが完了する。そ ため、第2カード処理部5から第1カード処理 4へのカード2の送り出しが完了した後、ユー ザがカード2の先端側を掴んでカード処理装 1からカード2を引き抜くことで、カード2に 録された磁気情報を確認するための確認読 りを磁気ヘッド12で確実に行うことができる 。

 なお、この場合には、カード2に記録され た磁気情報の適切な確認読取りが磁気ヘッド 12によってできなかった場合には、カード処 装置1が搭載される上位装置側で、ユーザに 対して再度、カード2をカード処理装置1に挿 するように注意を喚起することが好ましい たとえば、上位装置に表示部が設けられて る場合には、その表示部にカード2の再挿入 が必要である旨を表示し、あるいは、上位装 置に点滅可能なランプが設けられている場合 には、ランプを点滅させて、カード2の再挿 が必要である旨を知らせることが好ましい

 上述した形態では、第1搬送ローラ25と第1 パッドローラ28との間からカード2が抜けた状 態で駆動モータ31が停止するように、モータ 御部48は、駆動モータ31を減速させて停止さ せている。この他にもたとえば、第1搬送ロ ラ25と第1パッドローラ28とがカード2の後端 を挟んだ状態で駆動モータ31が停止するよう に、モータ制御部48は、駆動モータ31を減速 せて停止させても良い。すなわち、第1搬送 ーラ25と第1パッドローラ28との間でカード2 後端を保持した状態でカード2の送り出しを 完了させても良い。このように構成すると、 第1搬送ローラ25と第1パッドローラ28とによっ て、カード2を精度良く停止させることがで る。

 上述した形態では、記録要否判断部46で ード2へ磁気情報の記録が必要であると判断 れると、第1~第3搬送ローラ25~27によって第2 ード処理部5内にカード2が取り込まれ、カ ド2に磁気情報が記録されている。この他に たとえば、カード2を回収するためのカード 回収庫が第2カード処理部5の後端に連結され 磁気ヘッド12で読み取られる磁気情報に基 いて、カード2の回収(あるいは廃却)が必要 あると制御部6で判断された場合に、第2カー ド処理部5内に取り込まれたカード2がカード 収庫に回収されても良い。なお、第2カード 処理部5に代えて、第1カード処理部4の後端に カード回収庫が連結されても良い。この場合 にも、カード2の回収が必要であると制御部6 判断された場合に、カード2がカード回収庫 に回収される。

 上述した形態では、カード2は磁気ストラ イプ2aを備えている。この他にもたとえば、 ード2は、磁気ストライプ2aに加え、表面に 定されたICチップ、内蔵された通信用のア テナ、および/または、熱転写方式で印字が われる印字部を備えていても良い。この場 には、第2カード処理部5には、カード2に情 を記録する記録手段として、ICチップに接 するIC接点、カード2に内蔵されたアンテナ 通信を行うアンテナ、および/または、印字 に印字を行うためのサーマルヘッドが配置 れる。また、この場合には、第2カード処理 部5で、カード2の種類に応じた各種の情報を 切に記録することができる。なお、第1カー ド処理部4が、IC接点、アンテナおよび/また サーマルヘッドを備えていても良い。

 上述した形態では、カード処理装置1は、 入力される磁気情報に基づいて、第2カード 理部5での磁気情報の記録の要否を判断する 録要否判断部46を備えている。この他にも とえば、カード処理装置1が記録要否判断部4 6を備えずに、制御指令部50が、第2カード処 部5での磁気情報の記録の要否を判断しても い。

 上述した形態では、第2カード処理部5が 第1カード処理部4と第2カード処理部5との境 部分に配置される第1搬送ローラ25と第1パッ ドローラ28とを備えている。この他にもたと ば、第1カード処理部4が、第1カード処理部4 と第2カード処理部5との境界部分に配置され 第1搬送ローラと第1パッドローラとを備え いても良い。