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Title:
CARRYING APPARATUS AND HOT-ROLLING APPARATUS, AND CARRYING METHOD AND HOT-ROLLING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/090993
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a carrying apparatus, which comprises a plurality of carrying rollers supported in parallel at a predetermined spacing, so that a workpiece is carried from a rolling machine to the inside of a heat keeping-applying furnace by the carrying rollers. The carrying apparatus is characterized by further comprising a shock-predicting data collection unit for acquiring such data upstream of the heat keeping-applying furnace as to predict the magnitude of shocks to be applied by the workpiece to that one of the carrying rollers, which is disposed in the heat keeping-applying furnace, and a control unit for predicting the magnitude of the shocks from that data acquired by the shock-predicting data collection unit, thereby to adjust the carrying speed of carrying the workpiece in the heat keeping-applying furnace in accordance with the magnitude of the shocks.

Inventors:
KUCHI, Masahiro (10-5, Shinbashi 5-chome, Minato-k, Tokyo 04, 1050004, JP)
口 誠寛 (〒04 東京都港区新橋五丁目10番5号 IHIメタルテック株式会社内 Tokyo, 1050004, JP)
ISHII, Hajime (10-5, Shinbashi 5-chome, Minato-k, Tokyo 04, 1050004, JP)
Application Number:
JP2009/050462
Publication Date:
July 23, 2009
Filing Date:
January 15, 2009
Export Citation:
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Assignee:
IHI METALTECH CO., LTD. (10-5, Shinbashi 5-chome Minato-k, Tokyo 04, 1050004, JP)
IHIメタルテック株式会社 (〒04 東京都港区新橋五丁目10番5号 Tokyo, 1050004, JP)
IHI Corporation (1-1 Toyosu 3-chome, Koto-ku Tokyo, 10, 1358710, JP)
株式会社IHI (〒10 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 Tokyo, 1358710, JP)
KUCHI, Masahiro (10-5, Shinbashi 5-chome, Minato-k, Tokyo 04, 1050004, JP)
International Classes:
B21B39/00; B21B1/26; B21B45/00; B21C51/00; B21B39/00; B21B1/26; B21B45/00; B21C51/00
Attorney, Agent or Firm:
SHIGA, Masatake et al. (1-9-2, Marunouchi Chiyoda-k, Tokyo 20, 1006620, JP)
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Claims:
 所定間隔で並列に支持された複数本の搬送ローラを有し、該搬送ローラによって、圧延機から保加熱炉内へと被工作物を搬送する搬送装置であって、
 前記搬送ローラのうち該保加熱炉内のものである炉内ローラに前記被工作物が与える衝撃の大きさを予測するためのデータを、前記保加熱炉の上流で取得する衝撃予測用データ採集部と、
 前記衝撃予測用データ採集部が取得した前記データから衝撃の大きさを予測し、該衝撃の大きさに応じて、前記保加熱炉内での前記被工作物の搬送速度を調節する制御部と、を備えることを特徴とする搬送装置。
 前記衝撃予測用データ採集部は、前記搬送ローラのうちの少なくとも1本を支持する軸受部に設けられて、該軸受部の変形及び振動の少なくともいずれか一つに関するデータ前記データとして取得することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
 前記衝撃予測用データ採集部は、撮像装置を有し、該撮像装置によって、前記保加熱炉の上流を搬送される前記被工作物を撮影した映像を、前記データとして取得することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
 前記保加熱炉は、1000℃以上の温度で前記被工作物を保加熱することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の搬送装置。
 前記炉内ローラによる前記被工作物の最高搬送速度は、200m/分以上であることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
 加熱炉にて加熱された被工作物を、粗圧延機で圧延し、保加熱炉にて温度調節しつつ仕上圧延機に搬送し、該仕上圧延機によって圧延する熱間圧延装置であって、
 請求項1に記載の搬送装置を備えることを特徴とする熱間圧延装置。
 所定間隔で並列に支持された複数本の搬送ローラ上を移動させることにより、圧延機から保加熱炉へと被工作物を搬送する搬送方法であって、
 前記保加熱炉の上流で、該保加熱炉内の前記搬送ローラである炉内ローラに前記被工作物が与える衝撃の大きさを予測し、当該予測した衝撃の大きさに応じて、前記保加熱炉内での前記被工作物の搬送速度を調節することを特徴とする搬送方法。
 前記衝撃の予測は、前記搬送ローラのうち少なくとも1本を支持する軸受部の変形及び振動の少なくともいずれか一つに基づいて行うことを特徴とする請求項7に記載の搬送方法。
 前記衝撃の予測は、前記保加熱炉の上流を搬送される前記被工作物を撮影した撮影映像に基づいて行うことを特徴とする請求項7に記載の搬送方法。
 前記保加熱炉は、1000℃以上の温度で前記被工作物を保加熱することを特徴とする請求項7に記載の搬送方法。
 前記炉内ローラによる前記被工作物の最高搬送速度は、200m/分以上であることを特徴とする請求項7に記載の搬送方法。
 被工作物を熱間圧延する熱間圧延方法であって、
 請求項7に記載の搬送方法により前記被工作物を搬送することを特徴とする熱間圧延方法。
Description:
搬送装置及び熱間圧延装置、並 に搬送方法及び熱間圧延方法

 本発明は、搬送装置及び熱間圧延装置、並 に搬送方法及び熱間圧延方法に関する。
 本願は、2008年1月17日に日本国に出願された 特願2008-008136号に基づき優先権を主張し、そ 内容をここに援用する。

 従来、鋼板等の被工作物の熱間圧延を行う 間圧延装置は、粗圧延機及び仕上圧延機を し、更に、加熱炉や保加熱炉、シャーリン マシン、巻取機等を有している。
 上記のような熱間圧延装置は、まず被工作 を加熱炉で加熱し、続いて被工作物を粗圧 機で粗圧延し、被工作物を保加熱炉で再加 ・保温しながら搬送し、被工作物の先端及 終端をシャーリングマシンで切り落とし、 上圧延機で被工作物を仕上圧延して、巻取 で巻き取る。

 ところで、保加熱炉内の搬送ローラは、高 に耐えるよう耐熱鋼製とされている。
 しかしながら、粗圧延後の被工作物(特に先 端部)には、うねりや反り等の変形があるた 、保加熱炉内の搬送ローラは、被工作物か 衝撃を受ける。
 このため、保加熱炉の内部温度は、搬送ロ ラの強度を損なわない程度に設定され、且 、保加熱炉内での被工作物の搬送速度は、 送ローラが耐え得る衝撃を上回る衝撃が搬 ローラに加わらない程度に設定される。具 的には、内部温度が1000℃以下、搬送速度が 100m/分程度とされている。

特開平7-88528号公報

 従来は、上記事情から、保加熱炉の内部温 及び搬送速度が制限され、保加熱炉を高温 高速化できていないが、冶金的見地からす と、現在の設定温度よりも高温化すること 望ましく、また、作業効率の観点からは、 送速度を高速化することが望ましい。
 しかし、仮に、保加熱炉内の搬送速度を速 すると、被工作物の変形部分から搬送ロー が受ける衝撃が大きくなってしまうという 題が生じる。また、保加熱炉内を高温にす と、搬送ローラの強度が弱まってしまうと う問題が生じる。

 本発明は、上述した事情に鑑みてなされ もので、熱間圧延を高温・高速化しつつも 搬送ローラの破損を防ぐことができる搬送 置及び熱間圧延装置、並びに搬送方法及び 間圧延方法を提案することを目的とする。

 上記課題を解決するために、本発明に係る 送装置及び熱間圧延装置、並びに搬送方法 び熱間圧延方法では、以下の手段を採用し 。
 本発明の第一の態様としては、所定間隔で 列に支持された複数本の搬送ローラを有し 該搬送ローラによって、圧延機から保加熱 内へと被工作物を搬送する搬送装置であっ 、前記保加熱炉の上流で、該保加熱炉内の 記搬送ローラである炉内ローラに前記被工 物が与える衝撃の大きさを予測するための ータを取得する衝撃予測用データ採集部と 前記衝撃予測用データ採集部が取得した前 データから衝撃の大きさを予測し、該衝撃 大きさに応じて、前記保加熱炉内での前記 工作物の搬送速度を調節する制御部と、を えることを特徴とするものを採用した。

 次に、上記発明の態様において、前記衝 予測用データ採集部は、前記搬送ローラの ちの少なくとも1本を支持する軸受部に設け られて、該軸受部の変形及び振動の少なくと もいずれか一つに関するデータを、前記デー タとして取得するものを採用した。

 また、上記発明の態様において、前記衝 予測用データ採集部は、撮像装置を有し、 撮像装置によって、前記保加熱炉の上流を 送される前記被工作物を撮影した映像を、 記データとして取得するものを採用した。

 また、上記発明の態様において、前記保 熱炉は、1000℃以上の温度で前記被工作物を 保加熱するものを採用した。

 また、上記発明の態様において、前記炉 ローラによる前記被工作物の最高搬送速度 、200m/分以上であるものを採用した。

 本発明の第二の態様として、加熱炉にて 熱された被工作物を、粗圧延機で圧延し、 加熱炉にて温度調節しつつ仕上圧延機に搬 し、該仕上圧延機によって圧延する熱間圧 装置であって、上記第1の発明に係る搬送装 置を備えることを特徴とするものを採用した 。

 本発明の第三の態様として、所定間隔で 列に支持された複数本の搬送ローラ上を移 させることにより、圧延機から保加熱炉へ 被工作物を搬送する搬送方法であって、前 保加熱炉の上流で、該保加熱炉内の前記搬 ローラである炉内ローラに前記被工作物が える衝撃の大きさを予測し、当該予測した 撃の大きさに応じて、前記保加熱炉内での 記被工作物の搬送速度を調節することを特 とする方法を採用した。

 次に、上記発明の態様において、前記衝 の予測は、前記搬送ローラのうち少なくと 1本を支持する軸受部の変形及び振動の少な くともいずれか一つに基づいて行う方法を採 用した。

 また、上記発明の態様において、前記衝 の予測は、前記保加熱炉の上流を搬送され 前記被工作物を撮影した撮影映像に基づい 行う方法を採用した。

 また、上記発明の態様において、前記保 熱炉は、1000℃以上の温度で前記被工作物を 保加熱する方法を採用した。

 また、上記発明の態様において、前記炉 ローラによる前記被工作物の最高搬送速度 、200m/分以上である方法を採用した。

 本発明の第四の態様として、被工作物を 間圧延する熱間圧延方法であって、上記第3 の発明に係る搬送方法により前記被工作物を 搬送することを特徴とする方法を採用した。

 本発明によれば、保加熱炉の上流で、炉内 ーラが被工作物から受ける衝撃の大きさを 測し、この予測した衝撃の大きさに応じて 保加熱炉内での被工作物の搬送速度を調節 るので、衝撃が小さいと予測された場合に 搬送速度を速め、衝撃が大きいと予測され 場合には搬送速度を遅くすることができる
 したがって、保加熱炉の内部温度を高温化 て、仮に炉内ローラの強度が従来の設定温 の場合よりも弱くなったとしても、炉内ロ ラの強度が耐え得る衝撃の大きさを把握し それ以上の衝撃が加わることのないように 送速度を調節することにより、適切に搬送 度を高速化できる。
 よって、熱間圧延の特に粗圧延後から仕上 延前までにおいて、処理温度を高温化し、 送速度を適切に高速化することにより、熱 圧延を全体的には高温・高速化しつつも、 内ローラの破損を防ぐことができる。

本発明の一実施形態における搬送装置 びこれを備える熱間圧延装置の概略構成及 機能構成を示す図である。 上記実施形態における後面テーブルと 加熱炉の斜視図である。 上記実施形態における軸箱の正面図及 側面図である。 上記実施形態の変形例における衝撃予 用データ採集部を示す斜視図である。

符号の説明

1…熱間圧延装置
2…加熱炉
3…前面テーブル
3a…搬送ローラ
4…粗圧延機
5…後面テーブル
5a…搬送ローラ
50…軸箱(軸受部)
6…保加熱炉
6a…搬送ローラ(炉内ローラ)
6b…駆動モータ
11…制御部
12…衝撃予測用データ採集部
20…搬送装置
X…スラブ(被工作物)
Y…金属板(被工作物)
212…衝撃予測用データ採集部
212a…撮像装置

 以下、本発明の一実施形態について図面を 照して説明する。
 図1は、本発明の一実施形態である搬送装置 20及びこれを備える熱間圧延装置1の概略構成 及び機能構成を示す図である。
 この図に示すように本実施形態の熱間圧延 置1は、加熱炉2、前面テーブル3、粗圧延機4 、後面テーブル5、保加熱炉6、シャーリング シン7、仕上圧延機8、冷却装置9、巻取機10 制御部11及び衝撃予測用データ採集部12を備 ている。

 加熱炉2は、粗圧延機4にて圧延する前に 銅を含有すると共に主成分が鋼からなるス ブX(被工作物)を粗圧延処理に適した温度に 温するものである。

 前面テーブル3は、加熱炉2の後段に配置さ ており、ライン方向に配列された複数の搬 ローラ3aを備えている。
 この前面テーブル3は、加熱炉2から搬出さ たスラブXを粗圧延機4に搬送すると共に、後 述する粗圧延機4にてスラブXが往復されて繰 返し圧延される際に、スラブXを下方から支 持するものである。

 粗圧延機4は、回転される一対の圧延ロー ラ41,42を備えており、圧延ローラ41,42間にて ラブXを圧延することによって、スラブXを金 属板Y(被工作物)に成形するものである。圧延 ローラ41,42は同期して回転駆動されるが、そ 回転方向は可逆とされている。このため、 ラブXを往復させながら、繰り返し圧延処理 することが可能とされている。

 ここで、図1に加えて図2をも参照して説明 続ける。図2は、後面テーブル5と保加熱炉6 斜視図である。
 後面テーブル5は、ライン方向に配列された 複数の搬送ローラ5a、軸箱50,51、駆動軸52、モ ータ53及び歯車箱54を備えており、粗圧延機4 ら搬出される金属板Yを保加熱炉6に搬送す と共に、粗圧延機4にてスラブXが往復された 繰り返し圧延される際に、スラブXを下方か 支持するものである。

 軸箱50,51は、搬送ローラ5aを回転自在に支 持する。駆動軸52は、搬送ローラ5aに連結さ ており、この駆動軸52に、モータ53の駆動力 、歯車箱54に収納されている歯車を介して 達される。

 後面テーブル5の長さは、粗圧延機4から保 熱炉6に向かうスラブXの最終往復移動におけ る粗圧延機4からスラブXが突出する長さより 長く設定されている。
 なお、ここで言う最終往復移動とは、粗圧 機4から仕上圧延機8に最後にスラブXが送ら る前の往復移動(最終パスの前のパス)のこ を言う。即ち、最終往復移動における粗圧 機4からスラブXが突出する長さとは、粗圧延 機4から仕上圧延機8に最後にスラブXが送られ る前(最終パスの前のパス)において、粗圧延 4から突出されるスラブXの長さである。

 つまり、本熱間圧延装置1では、最後往復移 動において、スラブXが粗圧延機4から保加熱 6方向に最も突出された場合のスラブXの突 長さよりも、後面テーブル5の長さが長く設 されている。
 このため、粗圧延機4におけるスラブXの圧 処理において、スラブXの先端が保加熱炉6に 到達されることはなく、粗圧延機4における ラブXの圧延処理期間にて、スラブXが保加熱 炉6の内部雰囲気に晒されることがない。

 保加熱炉6は、トンネル炉61及び加熱バーナ 62を備えており、加熱炉2とは別に金属板Yを 保加熱保持するものであって、本熱間圧延装 置1においては、1100℃程度にて金属板Yの保温 を行う。
 この保加熱炉6は、粗圧延機4から搬出され 金属板Yの全長に近い長さ(例えば60~70m)で、 属板Yを曲げることなく保温することが可能 なっている。

 なお、保加熱炉6の内部には、ライン方向に 複数の搬送ローラ6a(炉内ローラ)が配列され おり、これらの搬送ローラ6aによって金属板 Yが移動可能に支持されている。
 搬送ローラ6aは、駆動モータ6bの駆動力によ り回転駆動される。また、本熱間圧延装置1 おいては、保加熱炉6内での金属板Yの搬送速 度は、金属板Yのうねりや反りが少ないとき30 0m/分程度であり、うねりや反りが多いときに は最も遅くて100m/分程度である。
 上記搬送ローラ6aは、1100℃でも所定の強度 保つ耐熱鋼製である。

 そして、本熱間圧延装置1が備える搬送装 置20は、前面テーブル3、後面テーブル5、搬 ローラ6a及び駆動モータ6bにより構成されて る。

 図1に戻り、シャーリングマシン7は、保加 炉6の後段に設置されており、保加熱炉6から 搬出される金属板Yの先端を切断するための のである。
 仕上圧延機8は、複数の圧延ローラ8aによっ 構成される圧延機81がラインに沿って複数 列されることによって構成されており、保 熱炉6から搬出された金属板Yをさらに圧延処 理することによって形状を整えるものである 。

 冷却装置9は、仕上圧延機8の後段に設置さ ており、仕上圧延機8によって形状が整えら た金属板Yを冷却処理するものであり、本実 施形態においては、水冷によって金属板Yを 却処理する。
 巻取機10は、冷却装置9の後段に設置されて り、冷却装置9によって冷却された金属板Y 巻き取るものである。

 制御部11は、本熱間圧延装置1の動作全体 統括するものであり、加熱炉2、前面テーブ ル3、粗圧延機4、後面テーブル5、保加熱炉6 シャーリングマシン7、仕上圧延機8、冷却装 置9、巻取機10及び衝撃予測用データ採集部12 、電気的に接続されている。

 この制御部11は、図2に示すように、データ 理器111及びデータ格納器112を備えている。
 データ処理器111は、衝撃予測用データ採集 12から入力されるデータによって、搬送ロ ラ6aの回転速度を決定し、駆動モータ6bを制 する。データ格納器112は、データ処理器111 介して、衝撃予測用データ採集部12から入 されるデータを格納する。

 次に、衝撃予測用データ採集部12について 図3をも参照して説明する。図3は、軸箱50(軸 受部)の正面図(図3の(a))及び側面図(図3の(b)) ある。
 衝撃予測用データ採集部12は、図2に示すよ に、軸箱50、板検知用HMD(Hot Metal Detector)121 び速度検出器122からなる。

 軸箱50は、環状部501及び台座部502とからな 。
 環状部501は、搬送ローラ5aの端部を把持す 環状の部分である。
 台座部502は、環状部501の下部から軸の幅方 へ延出した略台形の形状であって、環状部5 01を支える部分である。この台座部502は、下 に凹部502aが形成されることにより、肉薄に 形成されている。

 凹部502aの中央部は、環状部501の曲率に略沿 って形成されている。また、台座部502は、凹 部502aの両脇に、肉薄な台座部502を必要に応 て補強するための着脱自在な支持ボルト502b 備えている。
 そして、台座部502は、凹部502aの中央部に貼 付された歪ゲージ502cと、凹部502a内の歪ゲー 502cと重ならない位置に配された加速度計502 dとを備えている。
 歪ゲージ502cは、凹部502aの中央部に生じる に応じた信号を、データ処理器111に出力す 。加速度計502dは、測定値をデータ処理器111 出力する。

 板検知用HMD121は、軸箱50の上流に設置され 金属板Yを検知すると、軸箱50に金属板Yが近 いてきたことを示す信号をデータ処理器111 出力するものである。
 速度検出器122は、歯車箱54に取り付けられ おり、駆動軸の回転速度を検知してデータ 理器111に出力するものである。データ処理 111は、速度検出器122から入力される駆動軸 回転速度に基づいて、金属板Yの搬送速度を 出する。

 次に、このようにして構成された本実施 態の熱間圧延装置1の動作について説明する 。なお、熱間圧延装置1の動作は、上述の制 部11が主体となって行われる。

 まず、加熱炉2においてスラブXが所定温度 で加熱されると、加熱されたスラブXは、粗 延機4に供給される。
 粗圧延機4に供給されたスラブXは、粗圧延 4にて複数回(例えば3回)往復移動され、繰り し圧延されることによって金属板Yに成形さ れる。
 ここで、本熱間圧延装置1では、粗圧延機4 てスラブXが圧延処理されている間、スラブX は、前面テーブル3あるいは後面テーブル5に って下方から支持されると共に、スラブXの 進行方向に対して左右に移動可能とされてい る。

 粗圧延機4にて成形された金属板Yは、後面 ーブル5を介して保加熱炉6に100~300m/分で供給 されて1100℃程度にて保温される。
 保加熱炉6から搬出された金属板Yは、シャ リングマシン7にて先端部が切断された後、 上圧延機8によってさらに圧延処理されて所 望の厚さとされる。
 そして、仕上圧延機8によって圧延処理され た金属板Yは、冷却装置9にて冷却処理された 、巻取機10にて巻き取られる。

 保加熱炉6内での金属板Yの搬送速度は、 御部11により制御される。その過程を以下に 詳述する。

 まず、後面テーブル5を搬送されてくる金属 板Yが搬送ローラ5aに与える衝撃の大きさを、 衝撃予測用データ採集部12により採集したデ タに基づいて、制御部11が予測する。
 具体的には、板検知用HMD121が金属板Yを検知 し、データ処理器111に信号を出力すると、デ ータ処理器111は、歪ゲージ502cから入力され 信号により、台座部502に生じている歪を算 すると共に、加速度計502dから入力される信 により、台座部502に生じている振動を算出 る。そして、データ処理器111は、上記歪及 振動から、金属板Yが搬送ローラ5aに与えて る衝撃の大きさを算出し、該算出値を、搬 ローラ6aに金属板Yが与える衝撃の大きさの 測値とする。

 次に、データ処理器111は、上記予測値に基 いて、保加熱炉6内での金属板Yの搬送速度 適正値を決定する。
 そして、データ処理器111は、駆動モータ6b 制御することにより、保加熱炉6内での金属 Yの搬送速度を調節し、これと共に、速度検 出器122から入力される回転速度から算出され る搬送速度が上記適正値に近づくように、モ ータ53を制御する。

 このような実施形態によれば、保加熱炉6 内が1100℃という従来よりも高温に設定され と共に、金属板Yの搬送速度が300m/分という 来の約3倍の高速に設定されていても、金属 Yによって搬送ローラ6aに与えられる衝撃の きさが、1100℃に保温(ないし加熱)された搬 ローラ6aが耐え得る値を超える場合には、 属板Yの搬送速度を遅くすることによって、 送ローラ6aに与えられる衝撃の大きさを小 くすることができる。

 つまり、保加熱炉6の上流で、搬送ローラ6a 金属板Yから受ける衝撃の大きさを予測し、 この予測した衝撃の大きさに応じて、保加熱 炉6内での金属板Yの搬送速度を調節するので 衝撃が小さいと予測された場合には搬送速 を速め、衝撃が大きいと予測された場合に 搬送速度を遅くすることができる。
 したがって、保加熱炉6の内部温度を高温化 して、仮に搬送ローラ6aの強度が従来の設定 度の場合よりも弱くなったとしても、搬送 ーラ6aの強度が耐え得る衝撃の大きさを把 し、それ以上の衝撃が加わることのないよ に搬送速度を調節することにより、適切に 送速度を高速化できる。
 よって、熱間圧延の特に粗圧延後から仕上 延前までにおいて、処理温度を高温化し、 送速度を適切に高速化することにより、熱 圧延を全体的には高温・高速化しつつも、 内ローラの破損を防ぐことができる。

 以上、図面を参照しながら本発明に係る 間圧延装置の好適な実施形態について説明 たが、本発明は上記実施形態に限定されな ことは言うまでもない。上述した実施形態 おいて示した各構成部材の諸形状や組み合 せ等は一例であって、本発明の主旨から逸 しない範囲において設計要求等に基づき種 変更可能である。

 上記実施形態の変形例として、図4に示す次 のようなものが考えられる。図4は、該変形 における衝撃予測用データ採集部212を示す 視図である。
 この変形例における衝撃予測用データ採集 212は、上記実施形態の衝撃予測用データ採 部12が備える軸箱50及び板検知用HMD121に代え て、撮像装置212aを備えている。また、衝撃 測用データ採集部212は、撮像装置212aの他に 上記実施形態の衝撃予測用データ採集部12 備えるものと同様の速度検出器122を備えて る。
 そして、この変形例における上記実施形態 の差異は以上であって、その他の部分は上 実施形態と同様である。

 撮像装置212aは、後面テーブル5上を撮影し 撮影した映像をデータ処理器111に出力する のである。
 データ処理器111は、撮像装置212aから入力さ れた映像に基づいて、金属板Yのうねりや反 、振動状態を分析し、該分析結果に基づい 、保加熱炉6内での金属板Yの搬送速度の適正 値を決定する。
 このような構成によれば、上記実施形態と 様の効果を得ることができる。

 本発明によれば、熱間圧延の特に粗圧延 から仕上圧延前までにおいて、処理温度を 温化し、搬送速度を適切に高速化すること より、熱間圧延を全体的には高温・高速化 つつも、炉内ローラの破損を防ぐことがで る。