北村 辰雄 (〒01 滋賀県草津市東草津2丁目3番38号 草津電機株式会社内 Shiga, 5258501, JP)
KITAMURA, Yoshihide (3-38, Higashikusatsu 2-chome, Kusatsu-sh, Shiga 01, 5258501, JP)
草津電機株式会社 (〒01 滋賀県草津市東草津2丁目3番38号 Shiga, 5258501, JP)
KITAMURA, Tatsuo (3-38, Higashikusatsu 2-chome, Kusatsu-sh, Shiga 01, 5258501, JP)
北村 辰雄 (〒01 滋賀県草津市東草津2丁目3番38号 草津電機株式会社内 Shiga, 5258501, JP)
| 触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置において、 触媒を循環させる循環槽と、 該循環槽内には、プラスチック及び/又は有機物を該触媒と共に循環及び/又は撹拌をするための回転車と、を備え、 該触媒と共に該プラスチック及び/又は有機物を該循環槽内を循環させることを特徴とする触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記回転車は、駆動源により回転する回転軸に車輪を設け、該回転軸が前記循環槽内に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記車輪に、撹拌羽根が設置されていることを特徴とする請求項2に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽が2枚の仕切り壁により3つの領域である右領域、左領域及び中央領域に分けられており、1又は2以上の前記回転車が3つの領域にそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記中央領域に設置された前記回転車が前記触媒と共に前記プラスチック及び/又は有機物を前記右領域及び/又は前記左領域に運搬し、さらに該右領域及び/又は該左領域に設置された前記回転車が該触媒と共に該プラスチック及び/又は有機物を該中央領域に運搬することにより、該触媒と共に該プラスチック及び/又は有機物を該循環槽内を循環させることを特徴とする請求項4に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記右領域及び/又は前記左領域に設置された前記回転車は、前記中央領域に設置された回転車よりも高く配置されており、循環終了後の触媒を該右領域及び/又は該左領域の下流端から前記循環槽内の新たに投入したプラスチック及び/又は有機物に投下することを特徴とする請求項4又は5に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 混合槽が前記循環槽に連結又は該循環槽内に導入されていることを特徴とする請求項4~6のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽が1枚の仕切り壁により2つの領域である前方領域及び後方領域に分けられており、1つの回転車が該前方領域に設置されており、かつ2つの回転車が該後方領域に設定されており、該前方領域に設置された該回転車が前記プラスチック及び/又は有機物を該後方領域に運搬し、さらに該後方領域に設置された該回転車が該触媒と共に該プラスチック及び/又は有機物を該前方領域に運搬することにより、該触媒と共に該プラスチック及び/又は有機物を該循環槽内を循環させることを特徴とする請求項1~3のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽が2枚の仕切り壁により3つの領域に分けられており、1又は2以上の前記回転車がそれぞれの両端側領域に設置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽が、2以上の区分に分けられており、第1区分から最終区分まで連結しており、かつ最終区分の下流端が該第1区分の上流端に連結しており、そして前記回転車が各区分に1又は2以上設置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽が、2以上の区分に分けられており、第1区分から最終区分まで連結しており、かつ最終区分の下流端が該第1区分の上流端に混合槽を介して連結しており、そして前記回転車が各区分に1又は2以上設置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記最終区分に設置されている前記回転車は、連結されている前の区分に設置されている前記回転車よりも高く配置されており、循環終了後の触媒を該最終区分の下流端から前記循環槽内の新たに投入したプラスチック及び/又は有機物に投下することを特徴とする請求項10に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記最終区分に設置されている前記回転車は、連結されている前の区分に設置されている前記回転車よりも高く配置されており、循環終了後の触媒を該最終区分の下流端から前記混合槽内の新たに投入したプラスチック及び/又は有機物に投下することを特徴とする請求項11に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽には、プラスチック及び/又は有機物を撹拌するための撹拌手段と、プラスチック及び/又は有機物を該混合槽に導入するための導入口と、循環終了後の触媒を溜めるための1又は2以上の触媒滞留領域とを、備え、 循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラスチック及び/又は有機物に投下し、該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続いて、該触媒並びに該プラスチック及び/又は有機物を前記第1区分に運搬することを特徴とする請求項7、11又は13に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽には、循環終了後の触媒を溜めるための1又は2以上の触媒滞留領域と、プラスチック及び/又は有機物を収容するための1又は2以上のカゴ収納領域と、カゴを混合槽内へ搬入するための搬入口、カゴを混合槽内から搬出するための搬出口とを、備え、 プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域に搬入し、循環終了後の触媒滞留領域中の触媒を該カゴ収納領域に投下し、続いて、該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続いて、該触媒を第1区分に運搬することを特徴とする請求項7、11、13又は14に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽は、さらに、複数のカゴを前記混合槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーンを、備え、 1又は複数のカゴを前記搬出口を介して該混合槽から搬出すると同時に、次の1又は複数のカゴを前記搬入口を介して該混合槽へ搬入することを特徴とする請求項15に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬レーンの上流端と前記混合槽を介して連結しており、新たに処理するプラスチック及び/又は有機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを再度該混合槽内へ搬入することを特徴とする請求項16に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置において、 触媒を循環させる循環槽と、 該触媒とプラスチック及び/又は有機物を混合するための混合槽と、 該循環槽内には、プラスチック及び/又は有機物を該触媒と共に循環及び/又は撹拌をする手段(循環及び/又は撹拌手段)と、 該混合槽には、プラスチック及び/又は有機物を撹拌するための撹拌手段と、プラスチック及び/又は有機物を該混合槽に導入するための導入口と、循環終了後の触媒を溜めるための1又は2以上の触媒滞留領域とを、備え、 循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラスチック及び/又は有機物に投下し、該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続いて、該触媒並びに該プラスチック及び/又は有機物を該循環槽内に運搬することを特徴とする触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽には、さらに、プラスチック及び/又は有機物を収容するための1又は2以上のカゴ収納領域と、カゴを混合槽内へ搬入するための搬入口、カゴを混合槽内から搬出するための搬出口とを、備え、 プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域に搬入し、循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラスチック及び/又は有機物に投下し、該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続いて、該触媒は該循環槽内に運搬することを特徴とする請求項18に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置において、 触媒を循環させる循環槽と、 該触媒とプラスチック及び/又は有機物を混合するための混合槽と、 該循環槽内には、プラスチック及び/又は有機物を該触媒と共に循環及び/又は撹拌をする手段(循環及び/又は撹拌手段)と、 該混合槽には、プラスチック及び/又は有機物を収容するための1又は2以上のカゴ収納領域と、カゴを混合槽内へ搬入するための搬入口、カゴを混合槽内から搬出するための搬出口と、循環終了後の触媒を溜めるための1又は2以上の触媒滞留領域とを、備え、 プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域に搬入し、循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラスチック及び/又は有機物に投下し、該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続いて、該触媒は該循環槽に運搬することを特徴とする触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽には、さらに、プラスチック及び/又は有機物を撹拌するための撹拌手段と、プラスチック及び/又は有機物を該混合槽に導入するための導入口とを、備え、 循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラスチック及び/又は有機物に投下し、該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続いて、該触媒並びに該プラスチック及び/又は有機物を循環槽に運搬することを特徴とする請求項20に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽は、さらに、複数のカゴを混合槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーンを、備え、 1又は複数のカゴを前記搬出口を介して該混合槽から搬出すると同時に、次の1又は複数のカゴを前記搬入口を介して該混合槽へ搬入することを特徴とする請求項18~21のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬レーンの上流端に混合槽を介して連結しており、新たに処理するプラスチック及び/又は有機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを再度該混合槽内へ搬入することを特徴とする請求項22に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置において、 触媒を循環させる循環槽と、 該触媒を下流端から上流端に投下させる混合槽と、 該循環槽内には、該触媒を循環及び/又は撹拌をする手段(循環及び/又は撹拌手段)と、 該混合槽には、プラスチック及び/又は有機物を収容するための1又は2以上のカゴ収納領域と、カゴを混合槽内へ搬入するための搬入口、カゴを混合槽内から搬出するための搬出口とを、備え、 プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域に搬入し、循環終了後の触媒を該プラスチック及び/又は有機物に投下し、該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続いて、該触媒を該循環槽内に運搬することを特徴とする触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽は、さらに、複数のカゴを混合槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーンを、備え、 1又は複数のカゴが前記搬出口を介して該混合槽から搬出すると同時に、次の1又は複数のカゴを前記搬入口を介して該混合槽へ搬入することを特徴とする請求項24に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬レーンの上流端に前記混合槽を介して連結しており、新たに処理するプラスチック及び/又は有機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを再度該混合槽内へ搬入することを特徴とする請求項25に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽には、カゴを循環槽内へ搬入するための搬入口と、カゴを循環槽内から搬出するための搬出口と、該循環槽の中央領域には、プラスチック及び/又は有機物を収容するための1又は2以上のカゴ収納領域とを、備えることを特徴とする請求項9に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽は、さらに、複数のカゴを循環槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーンを、備え、 1又は複数のカゴを前記搬出口を介して該循環槽から搬出すると同時に、次の1又は複数のカゴを前記搬入口を介して該循環槽へ搬入することを特徴とする請求項27に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬レーンの上流端と前記循環槽を介して連結しており、新たに処理するプラスチック及び/又は有機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを再度該循環槽内へ搬入することを特徴とする請求項28に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記混合槽において、混合槽底部及び/又は側部から担体ガスを供給し、前記触媒を混合槽内に充満させることを特徴とする請求項7、11、13~29のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| 前記循環槽において、循環槽底部の金網の網目から担体ガスを直接に触媒の内部に均一に分散供給可能であることを特徴とする請求項1~30のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 |
| さらに、以下のいずれか1以上の手段を有することを特徴とする請求項1~31のいずれか1に記載の触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。 (1)無機・金属触媒処理手段 (2)担体ガス供給手段 (3)サイクロン集塵手段 (4)フィルター付き集塵手段 (5)熱交換手段 (6)プレヒート手段 (7)排気手段 (8)冷却手段 (9)熱回収手段 (10)HCl連続測定手段 (11)CO連続測定手段 (12)警報手段 (13)石灰中和処理手段 |
| 請求項1~32のいずれか1の分解装置を使用して、活性成分が酸化チタンである酸化チタンの顆粒体からなる触媒の加熱温度を420度~560度の範囲に設定してプラスチック・有機物の分解をすることを特徴とするプラスチック・有機物の分解システム。 |
| 酸化チタンの顆粒体の活性成分の酸化チタンが、以下の特性を有することを特徴とする請求項33に記載の分解システム。 (1)顆粒体の形状が略球形である (2)全顆粒体の70%以上の顆粒体の粒子径が0.15~1.0mmである |
| 前記酸化チタンの顆粒体が、活性成分としての酸化チタンと少なくとも以下のいずれか1から選ばれる混合物であることを特徴とする請求項34に記載の分解システム。 (1)酸化アルミニウム (2)酸化ケイ素 |
本発明は、廃プラスチック、有機物、特に
種のプラスチック、有機物で構成される医
廃棄物、又感染性のある医療廃棄物を分解
るための装置に関し、詳しくは、回転車を
用することによる循環・撹拌手段を最適化
たこと及び/又は混合槽を導入することによ
る高効率廃プラスチック・有機物の分解装置
及び分解システムに関する。
加えて、該分解装置は、廃プラスチックに
在し、またはその少なくとも一部に蒸着し
るいは貼着等された金属・無機物の分離・
収手段も含む。
本出願は、参照によりここに援用されると
ろ、日本特許出願番号2007-273216及び2007-292664
からの優先権を請求する。
近年、廃プラスチックを処理し又は再利用
る方法として、種々のものが提案されてお
、さらに、一部は実用化されている。この
うな廃プラスチックの再利用、再資源化の
つの有力な方法として、廃プラスチック片
光触媒として知られている酸化チタンから
る分解触媒の存在下に紫外線を照射しなが
、加熱して、廃プラスチックをガス化する
法及び装置が提案されている(特許文献1、2
照)。
また、廃プラスチック片の分解処理に用い
れる触媒についても種々検討されている(特
許文献3~5)。
しかし、上記の廃プラスチックの分解方法
用いた分解装置では、効率的な廃プラスチ
ク分解処理を行うことはできず、高い処理
用及び大掛かりな装置が必要であった。
さらに、ポリ塩化ビニルを含む廃棄物を処
する場合では、塩化水素ガスが発生するこ
が知られており、また、テフロン(登録商標
)を処理する場合には有毒なフッ化水素が発
することが知られており、それらのガスの
理が問題となっていた。
プラスチック・有機物は、廃棄時の処理が
しく、焼却処理ではダイオキシンなどの有
物質が発生するなどの危険がある。
また、プラスチック片には用途に応じてア
ミニウムや銅などの金属、無機物が混在し
いたり、表面に金属が蒸着、貼着等されて
たりする。このようなプラスチック片を焼
すると、有毒ガスが発生したり、焼却炉を
めたりする恐れが有る。
そこで、プラスチック片など有機物は、埋
立て処理される場合があるが、プラスチッ
はそのままでは地中で分解しない。埋立地
不足してきているというのが実状である。
た、生分解性プラスチックなるものが存在
るが、生分解性プラスチックは分解される
でに長期間かかり、さらに分解に必要な土
が膨大であるという欠点がある。加えて、
プラスチック・有機物に混在している利用
能な金属、希少金属、無機物は廃プラスチ
ク・有機物から分離することができず、埋
られたり、焼却されている。
さらには、産業廃棄物の不法投棄が大きな
題となっている。
従来このような触媒を利用した有機物の分
は、プラスチック・有機物を破砕装置で粒
に破砕し、この有機物を、予め粒状の触媒
蓄積されたドラム形の反応槽に投入する。
いて、反応槽の内部で撹拌羽根を回転させ
ことにより、触媒と有機物とを撹拌し、ブ
アで反応槽の内部へ熱風を供給する。これ
より、触媒の作用によって有機物の分解が
進され、有機物が気化するに至る。
更に、触媒は反応槽に残存するが、気化し
有機物は、サイクロン集塵機を主体とする
離装置を経て、水蒸気と二酸化炭素だけが
気ガスとして大気へ放出される。このよう
反応槽に投入された有機物が気化すれば、
の分、新たな有機物を反応槽に投入できる
で、上記の工程は中断することなく連続し
行うことができる。
しかし、従来の分解装置では、効率的な廃
ラスチック分解処理を行うことはできず、
い処理費用及び大掛かりな装置が必要であ
た。
さらに、ポリ塩化ビニルを含む廃棄物を処
する場合では、塩化水素ガス、窒素化合物
発生することが知られており、また、テフ
ン(登録商標)を処理する場合には有毒なフ
化水素が発生することが知られており、そ
らのガスの処理が問題となっていた。
また、スクリュフィーダを使用して反応槽
触媒を循環させる廃プラスチックの分解装
も開示されている(特許文献6)。しかし、ス
リュフィーダを用いた触媒の循環では、触
に強い負荷がかかり、触媒が磨耗してしま
。触媒の磨耗の結果、反応槽内の廃棄プラ
チックは十分に分解されない問題がある。
らに、触媒磨耗が激しいので、触媒の寿命
短く、頻繁に反応槽の触媒を交換しなけれ
いけない問題があった。さらに、触媒が飛
して取り扱いが困難であった。
加えて、スクリュフィーダを使用した触媒
環では、触媒と廃プラスチックの撹拌効率
悪い問題があった。
一方、病院、透析施設等から排出される感
性医療廃棄物による2次感染防止のため、こ
のような廃棄物の処理方法を規定した厚生省
のガイドラインが平成1年11月7日に発表され
平成2年4月1日から施行されている。これに
り、病院、透析施設等は、原則として、院
又は施設内での医療廃棄物の滅菌処理が義
付けられている。
以上により、病院内やクリニック内での施
において、大掛かりな装置を必要とせずか
安全に廃プラスチック特にポリ塩化ビニル
含む感染性医療廃棄物の処理を可能とする
解方法及び分解装置の開発が望まれている
本発明は、以上の実情に鑑みてなされたも
であり、課題は、触媒の寿命を延ばすこと
でき、しかも多量の廃プラスチック・有機
を効率良く分解できる分解装置及び分解シ
テムを提供することである。
さらに、本発明は、高効率の廃プラスチッ
、有機物、特に多種のプラスチック類で構
される医療廃棄物、血液等の生体由来物又
該由来物が付着したプラスチックの分解装
及び分解システムを提供することを課題と
る。より、詳しくは、ポリ塩化ビニルなど
塩素系プラスチック分解時に発生するHCl、
体由来及び多種の医療廃棄物プラスチック
解時に発生する硫黄化合物、窒素化合物、
フロン(登録商標)などのフッ素化合物分解
に発生するフッ化水素等の除去も可能な分
装置及び分解システムも課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研
を重ねた結果、回転車を使用した分解装置
循環・撹拌手段を最適化すること、混合槽
導入すること、及び発生した有害ガスを吸
除去する手段を導入することにより、高効
の廃プラスチック、有機物特に主にプラス
ック類で構成される医療廃棄物の分解装置
び分解システムを確立した。
以上により、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は以下よりなる。
「1.触媒循環型プラスチック・有機物の分解
置において、
触媒を循環させる循環槽と、
該循環槽内には、プラスチック及び/又は有
機物を該触媒と共に循環及び/又は撹拌をす
ための回転車と、を備え、
該触媒と共に該プラスチック及び/又は有機
物を該循環槽内を循環させることを特徴とす
る触媒循環型プラスチック・有機物の分解装
置。
2.前記回転車は、駆動源により回転する回
軸に車輪を設け、該回転軸が前記循環槽内
挿入されていることを特徴とする前項1に記
の触媒循環型プラスチック・有機物の分解
置。
3.前記車輪に、撹拌羽根が設置されている
とを特徴とする前項2に記載の触媒循環型プ
スチック・有機物の分解装置。
4.前記循環槽が2枚の仕切り壁により3つの領
域である右領域、左領域及び中央領域に分け
られており、1又は2以上の前記回転車が3つの
領域にそれぞれ設置されていることを特徴と
する前項1~3のいずれか1に記載の触媒循環型
ラスチック・有機物の分解装置。
5.前記中央領域に設置された前記回転車が
記触媒と共に前記プラスチック及び/又は有
物を前記右領域及び/又は前記左領域に運搬
し、さらに該右領域及び/又は該左領域に設
された前記回転車が該触媒と共に該プラス
ック及び/又は有機物を該中央領域に運搬す
ことにより、該触媒と共に該プラスチック
び/又は有機物を該循環槽内を循環させるこ
とを特徴とする前項4に記載の触媒循環型プ
スチック・有機物の分解装置。
6.前記右領域及び/又は前記左領域に設置さ
た前記回転車は、前記中央領域に設置され
回転車よりも高く配置されており、循環終
後の触媒を該右領域及び/又は該左領域の下
流端から前記循環槽内の新たに投入したプラ
スチック及び/又は有機物に投下することを
徴とする前項4又は5に記載の触媒循環型プラ
スチック・有機物の分解装置。
7.混合槽が前記循環槽に連結又は該循環槽
に導入されていることを特徴とする前項4~6
いずれか1に記載の触媒循環型プラスチック
有機物の分解装置。
8.前記循環槽が1枚の仕切り壁により2つの領
域である前方領域及び後方領域に分けられて
おり、1つの回転車が該前方領域に設置され
おり、かつ2つの回転車が該後方領域に設定
れており、該前方領域に設置された該回転
が前記プラスチック及び/又は有機物を該後
方領域に運搬し、さらに該後方領域に設置さ
れた該回転車が該触媒と共に該プラスチック
及び/又は有機物を該前方領域に運搬するこ
により、該触媒と共に該プラスチック及び/
は有機物を該循環槽内を循環させることを
徴とする前項1~3のいずれか1に記載の触媒循
環型プラスチック・有機物の分解装置。
9.前記循環槽が2枚の仕切り壁により3つの領
域に分けられており、1又は2以上の前記回転
がそれぞれの両端側領域に設置されている
とを特徴とする前項1~3のいずれか1に記載の
触媒循環型プラスチック・有機物の分解装置
。
10.前記循環槽が、2以上の区分に分けられて
おり、第1区分から最終区分まで連結してお
、かつ最終区分の下流端が該第1区分の上流
に連結しており、そして前記回転車が各区
に1又は2以上設置されていることを特徴と
る前項1~3のいずれか1に記載の触媒循環型プ
スチック・有機物の分解装置。
11.前記循環槽が、2以上の区分に分けられて
おり、第1区分から最終区分まで連結してお
、かつ最終区分の下流端が該第1区分の上流
に混合槽を介して連結しており、そして前
回転車が各区分に1又は2以上設置されてい
ことを特徴とする前項1~3のいずれか1に記載
触媒循環型プラスチック・有機物の分解装
。
12.前記最終区分に設置されている前記回転
は、連結されている前の区分に設置されて
る前記回転車よりも高く配置されており、
環終了後の触媒を該最終区分の下流端から
記循環槽内の新たに投入したプラスチック
び/又は有機物に投下することを特徴とする
前項10に記載の触媒循環型プラスチック・有
物の分解装置。
13.前記最終区分に設置されている前記回転
は、連結されている前の区分に設置されて
る前記回転車よりも高く配置されており、
環終了後の触媒を該最終区分の下流端から
記混合槽内の新たに投入したプラスチック
び/又は有機物に投下することを特徴とする
前項11に記載の触媒循環型プラスチック・有
物の分解装置。
14.前記混合槽には、プラスチック及び/又は
有機物を撹拌するための撹拌手段と、プラス
チック及び/又は有機物を該混合槽に導入す
ための導入口と、循環終了後の触媒を溜め
ための1又は2以上の触媒滞留領域とを、備え
、
循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラ
チック及び/又は有機物に投下し、該プラス
チック及び/又は有機物を該触媒と接触させ
続いて、該触媒並びに該プラスチック及び/
は有機物を前記第1区分に運搬することを特
徴とする前項7、11又は13に記載の触媒循環型
ラスチック・有機物の分解装置。
15.前記混合槽には、循環終了後の触媒を溜
るための1又は2以上の触媒滞留領域と、プ
スチック及び/又は有機物を収容するための1
又は2以上のカゴ収納領域と、カゴを混合槽
へ搬入するための搬入口、カゴを混合槽内
ら搬出するための搬出口とを、備え、
プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを
該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域
に搬入し、循環終了後の触媒滞留領域中の触
媒を該カゴ収納領域に投下し、続いて、該プ
ラスチック及び/又は有機物を該触媒と接触
せ、続いて、該触媒を第1区分に運搬するこ
を特徴とする前項7、11、13又は14に記載の触
媒循環型プラスチック・有機物の分解装置。
16.前記混合槽は、さらに、複数のカゴを前
混合槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーン
、備え、
1又は複数のカゴを前記搬出口を介して該混
合槽から搬出すると同時に、次の1又は複数
カゴを前記搬入口を介して該混合槽へ搬入
ることを特徴とする前項15に記載の触媒循環
型プラスチック・有機物の分解装置。
17.前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬
ーンの上流端と前記混合槽を介して連結し
おり、新たに処理するプラスチック及び/又
は有機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを
再度該混合槽内へ搬入することを特徴とする
前項16に記載の触媒循環型プラスチック・有
物の分解装置。
18.触媒循環型プラスチック・有機物の分解
置において、
触媒を循環させる循環槽と、
該触媒とプラスチック及び/又は有機物を混
合するための混合槽と、
該循環槽内には、プラスチック及び/又は有
機物を該触媒と共に循環及び/又は撹拌をす
手段(循環及び/又は撹拌手段)と、
該混合槽には、プラスチック及び/又は有機
物を撹拌するための撹拌手段と、プラスチッ
ク及び/又は有機物を該混合槽に導入するた
の導入口と、循環終了後の触媒を溜めるた
の1又は2以上の触媒滞留領域とを、備え、
循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラ
チック及び/又は有機物に投下し、該プラス
チック及び/又は有機物を該触媒と接触させ
続いて、該触媒並びに該プラスチック及び/
は有機物を該循環槽内に運搬することを特
とする触媒循環型プラスチック・有機物の
解装置。
19.前記混合槽には、さらに、プラスチック
び/又は有機物を収容するための1又は2以上
カゴ収納領域と、カゴを混合槽内へ搬入す
ための搬入口、カゴを混合槽内から搬出す
ための搬出口とを、備え、
プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを
該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域
に搬入し、循環終了後の触媒滞留領域中の触
媒をプラスチック及び/又は有機物に投下し
該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と
触させ、続いて、該触媒は該循環槽内に運
することを特徴とする前項18に記載の触媒
環型プラスチック・有機物の分解装置。
20.触媒循環型プラスチック・有機物の分解
置において、
触媒を循環させる循環槽と、
該触媒とプラスチック及び/又は有機物を混
合するための混合槽と、
該循環槽内には、プラスチック及び/又は有
機物を該触媒と共に循環及び/又は撹拌をす
手段(循環及び/又は撹拌手段)と、
該混合槽には、プラスチック及び/又は有機
物を収容するための1又は2以上のカゴ収納領
と、カゴを混合槽内へ搬入するための搬入
、カゴを混合槽内から搬出するための搬出
と、循環終了後の触媒を溜めるための1又は
2以上の触媒滞留領域とを、備え、
プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを
該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域
に搬入し、循環終了後の触媒滞留領域中の触
媒をプラスチック及び/又は有機物に投下し
該プラスチック及び/又は有機物を該触媒と
触させ、続いて、該触媒は該循環槽に運搬
ることを特徴とする触媒循環型プラスチッ
・有機物の分解装置。
21.前記混合槽には、さらに、プラスチック
び/又は有機物を撹拌するための撹拌手段と
、プラスチック及び/又は有機物を該混合槽
導入するための導入口とを、備え、
循環終了後の触媒滞留領域中の触媒をプラ
チック及び/又は有機物に投下し、該プラス
チック及び/又は有機物を該触媒と接触させ
続いて、該触媒並びに該プラスチック及び/
は有機物を循環槽に運搬することを特徴と
る前項20に記載の触媒循環型プラスチック
有機物の分解装置。
22.前記混合槽は、さらに、複数のカゴを混
槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーンを、
え、
1又は複数のカゴを前記搬出口を介して該混
合槽から搬出すると同時に、次の1又は複数
カゴを前記搬入口を介して該混合槽へ搬入
ることを特徴とする前項18~21のいずれか1に
載の触媒循環型プラスチック・有機物の分
装置。
23.前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬
ーンの上流端に混合槽を介して連結してお
、新たに処理するプラスチック及び/又は有
機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを再度
該混合槽内へ搬入することを特徴とする前項
22に記載の触媒循環型プラスチック・有機物
分解装置。
24.触媒循環型プラスチック・有機物の分解
置において、
触媒を循環させる循環槽と、
該触媒を下流端から上流端に投下させる混
槽と、
該循環槽内には、該触媒を循環及び/又は撹
拌をする手段(循環及び/又は撹拌手段)と、
該混合槽には、プラスチック及び/又は有機
物を収容するための1又は2以上のカゴ収納領
と、カゴを混合槽内へ搬入するための搬入
、カゴを混合槽内から搬出するための搬出
とを、備え、
プラスチック及び/又は有機物を含むカゴを
該搬入口を介して該混合槽内のカゴ収納領域
に搬入し、循環終了後の触媒を該プラスチッ
ク及び/又は有機物に投下し、該プラスチッ
及び/又は有機物を該触媒と接触させ、続い
、該触媒を該循環槽内に運搬することを特
とする触媒循環型プラスチック・有機物の
解装置。
25.前記混合槽は、さらに、複数のカゴを混
槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーンを、
え、
1又は複数のカゴが前記搬出口を介して該混
合槽から搬出すると同時に、次の1又は複数
カゴを前記搬入口を介して該混合槽へ搬入
ることを特徴とする前項24に記載の触媒循環
型プラスチック・有機物の分解装置。
26.前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬
ーンの上流端に前記混合槽を介して連結し
おり、新たに処理するプラスチック及び/又
は有機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを
再度該混合槽内へ搬入することを特徴とする
前項25に記載の触媒循環型プラスチック・有
物の分解装置。
27.前記循環槽には、カゴを循環槽内へ搬入
るための搬入口と、カゴを循環槽内から搬
するための搬出口と、該循環槽の中央領域
は、プラスチック及び/又は有機物を収容す
るための1又は2以上のカゴ収納領域とを、備
ることを特徴とする前項9に記載の触媒循環
型プラスチック・有機物の分解装置。
28.前記循環槽は、さらに、複数のカゴを循
槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーンを、
え、
1又は複数のカゴを前記搬出口を介して該循
環槽から搬出すると同時に、次の1又は複数
カゴを前記搬入口を介して該循環槽へ搬入
ることを特徴とする前項27に記載の触媒循環
型プラスチック・有機物の分解装置。
29.前記カゴ運搬レーンの下流端がカゴ運搬
ーンの上流端と前記循環槽を介して連結し
おり、新たに処理するプラスチック及び/又
は有機物を搬出されたカゴに入れ、該カゴを
再度該循環槽内へ搬入することを特徴とする
前項28に記載の触媒循環型プラスチック・有
物の分解装置。
30.前記混合槽において、混合槽底部及び/又
は側部から担体ガスを供給し、前記触媒を混
合槽内に充満させることを特徴とする前項7
11、13~29のいずれか1に記載の触媒循環型プラ
スチック・有機物の分解装置。
31.前記循環槽において、循環槽底部の金網
網目から担体ガスを直接に触媒の内部に均
に分散供給可能であることを特徴とする前
1~30のいずれか1に記載の触媒循環型プラス
ック・有機物の分解装置。
32.さらに、以下のいずれか1以上の手段を有
することを特徴とする前項1~31のいずれか1に
載の触媒循環型プラスチック・有機物の分
装置。
(1)無機・金属触媒処理手段
(2)担体ガス供給手段
(3)サイクロン集塵手段
(4)フィルター付き集塵手段
(5)熱交換手段
(6)プレヒート手段
(7)排気手段
(8)冷却手段
(9)熱回収手段
(10)HCl連続測定手段
(11)CO連続測定手段
(12)警報手段
(13)石灰中和処理手段
33.前項1~32のいずれか1の分解装置を使用し
、活性成分が酸化チタンである酸化チタン
顆粒体からなる触媒の加熱温度を420度~560度
範囲に設定してプラスチック・有機物の分
をすることを特徴とするプラスチック・有
物の分解システム。
34.酸化チタンの顆粒体の活性成分の酸化チ
ンが、以下の特性を有することを特徴とす
前項33に記載の分解システム。
(1)顆粒体の形状が略球形である
(2)全顆粒体の70%以上の顆粒体の粒子径が0.15~1
.0mmである
35.前記酸化チタンの顆粒体が、活性成分と
ての酸化チタンと少なくとも以下のいずれ
1から選ばれる混合物であることを特徴とす
る前項34に記載の分解システム。
(1)酸化アルミニウム
(2)酸化ケイ素」
本発明に係る分解装置及び分解システムに
れば、廃プラスチック・有機物が循環槽又
混合槽に投入されると、廃プラスチック・
機物は触媒と共に好適には回転車によって
環槽を循環する。この循環工程で、廃プラ
チック・有機物と触媒とが好適には回転車
よって撹拌、混合されるので、触媒と廃プ
スチック・有機物との接触が繰り返され、
媒と廃プラスチック・有機物の密度が均一
保たれ、触媒の作用に基づき効率的分解が
進される。これにより、循環槽に投入され
廃プラスチック・有機物は、循環槽を約1周
(1循環)するまでの間に気化される。
さらに、後述する実施態様7では、循環槽内
での2方向の触媒循環を可能とした。該2方向
触媒循環は、同一の容積での1方向の触媒循
環と比較して、触媒と廃プラスチック・有機
物の接触効率を高くすることができるので高
効率分解を行うことができる。
加えて、本発明に係る分解装置及び分解シ
テムによれば、触媒を循環するための反応
とは別途に混合槽を導入することによりさ
に効率的に分解が促進される。
さらに、本発明の分解装置及び分解システ
によれば、酸化触媒処理手段、さらに好適
は石灰中和処理手段を備えるので、高効率
廃プラスチック、有機物、特に多種のプラ
チック類で構成される医療廃棄物などの産
廃棄物、血液等の生体由来物又は該由来物
付着したプラスチックを処理することがで
る。さらに、分解工程中にHCI、フッ化水素
硫黄化合物、窒素化合物等を発生するプラ
チック、有機物又は血液等の生体由来物、
ッ化水素を発生するフッ素化合物の処理も
易に行うことができる。
さらに、本発明の触媒循環型廃プラスチッ
・有機物の分解装置では、回転車を使用す
ことにより、従来のスクリューフィダを使
する分解装置と比較して、触媒使用量が同
でも反応槽(分解槽)の容積を小さくするこ
ができる。
さらに、本発明の触媒循環型廃プラスチッ
・有機物の分解装置では、回転車を使用す
ことにより、従来のスクリューフィーダを
用する分解装置と比較して、触媒寿命を約5
~20倍にすることができる。
さらに、本発明の触媒循環型廃プラスチッ
・有機物の分解装置では、従来の触媒循環
廃プラスチック・有機物の分解装置と比較
て、反応槽(分解槽)の容積が同じでも、約1/
3~2/5の大きさにすることができる。
さらに、本発明の触媒循環型廃プラスチッ
・有機物の分解装置では、従来の触媒循環
廃プラスチック・有機物の分解装置と比較
て、触媒量が同じでも、単位当たりの廃プ
スチック・有機物の処理量を約2倍以上に向
上させることに成功した。
以上の結果、本発明の分解装置では、分解
置外に有害なガスを排出することなく、分
装置のコンパクト化、高分解効率を達成し
ことにより、病院等の廃棄物が発生する現
に分解装置を設置して、該廃棄物を処理す
ことができる。
本発明に係る分解装置及び分解システム ついて図面を参照しながら説明する。以下 述べる駆動源、ブロア、又は回転車の他、 明の技術については、その図示又は説明は 略する場合がある。また、当該分解装置の 状、各要素の配置、及び尺度については、 明の便宜を優先して図示しており、実際の のではない。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様1)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様1は、図1、2に示すよ
うに、触媒2を内部に循環する循環槽3と、循
槽3内に投入される廃プラスチック・有機物
4を触媒2と共に循環及び/又は撹拌するための
回転車5とを、少なくとも備える。さらに、
体ガス(空気)供給手段としての送風ブロア7
分解反応に必要な熱を供給する加熱手段8、
風チャンバ9、排気口10も好適には備える。
なお、図2の循環層3は、3角形の形状を有し
3個の区分に仕切られており(第1区分11、第2
分12、第3区分13(最終区分))、第1区分から最
区分まで連結しており、かつ最終区分の下
端25が第1区分の上流端に混合槽23を介して
結している。これにより、触媒2は、循環槽3
を循環することができる。
各区分では、触媒2並びに廃プラスチック及
び/又は有機物4を次の区分に運搬するために
又は触媒2並びに廃プラスチック及び/又は
機物4を撹拌するために、1又は2以上の回転
5が設置されている。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様2)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様2では、図3に示すよ
に、触媒2を内部に循環する循環槽3と、循
槽3内に投入される廃プラスチック・有機物4
を触媒2と共に循環及び/又は撹拌するための
転車5とを、少なくとも備える。さらに、担
体ガス(空気)供給手段としての送風ブロア7、
分解反応に必要な熱を供給する加熱手段8、
風チャンバ9、排気口10も好適には備える。
なお、図3の反応層3は、長方形の形状を有
、4個の区分に仕切られており(第1区分11、第
2区分12、第3区分13、第4区分14(最終区分))、第
1区分から最終区分まで混合槽23を介して連結
している。これにより、触媒2は、循環槽3を
環することができる。
上記実施態様1と同様に、各区分では、1又
2以上の回転車5が設置されている。
加えて、触媒2及び廃プラスチック・有機物
4が、循環の流れに乗れず、各区分の角に蓄
するのを防ぐために又は触媒2の流れを変え
ためのパドル17を好適には設置する。なお
各実施態様でも同様に、各区分にパドル17を
設置しても良い。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様3)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様3では、図4に示すよ
に、触媒2を内部に循環する循環槽3と、循
槽3内に投入される廃プラスチック・有機物4
を触媒2と共に循環及び/又は撹拌するための
転車5とを、少なくとも備える。さらに、担
体ガス(空気)供給手段としての送風ブロア7、
分解反応に必要な熱を供給する加熱手段8、
風チャンバ9、排気口10も好適には備える。
なお、図4の反応層3は、台形の形状を有し
4個の区分に仕切られており(第1区分11、第2
分12、第3区分13、第4区分(最終区分)14)、第1
分から最終区分まで連結しており、かつ最
区分の下流端25が第1区分の上流端に混合槽23
を介して連結している。これにより、触媒2
、循環槽3を循環することができる。なお、
適には、反応槽3の上面から見た場合には、
第2区分が上辺、第4区分(最終区分)が底辺に
り、かつ第2区分長が第4区分長(最終区分)よ
短い台形の構造が好ましい。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様4)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様4では、図5に示すよ
に、触媒2を内部に循環する循環槽3と、循
槽3内に投入される廃プラスチック・有機物4
を触媒2と共に循環及び/又は撹拌するための
転車5とを、少なくとも備える。さらに、担
体ガス(空気)供給手段としての送風ブロア7、
分解反応に必要な熱を供給する加熱手段8、
風チャンバ9、排気口10も好適には備える。
なお、図5の循環槽3は、六角形の形状を有
、6個の区分に仕切られており(第1区分11、第
2区分12、第3区分13、第4区分14、第5区分15、第
6区分16(最終区分))、第1区分から最終区分ま
連結しており、かつ最終区分の下流端25が第
1区分の上流端に混合槽23を介して連結してい
る。これにより、触媒2は、循環槽3を循環す
ことができる。
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1のその他の実施態様では、上記
循環槽3が、5角形、8角形及び9角形の形状を
し、それぞれ5、8及び9の区分に仕切られて
る。
なお、長方形の2つの区分を平行に連結した
循環槽3の態様も本発明の触媒循環型廃プラ
チック・有機物の分解装置1に含まれる。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様5)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様5では、図6に示すよ
に、触媒2を内部に循環する循環槽3は、循
槽3に投入される廃プラスチック・有機物4を
触媒2と共に循環及び/又は撹拌するための2以
上の回転車5と、1又は2以上の穴を有する仕切
り壁20を、少なくとも備える。さらに、担体
ス(空気)供給手段としての送風ブロア7、分
反応に必要な熱を供給する加熱手段8、送風
チャンバ9、排気口10も好適には備える。
なお、図6の循環槽3内では、2つの回転車5は
、1又は2以上の穴を有する仕切り壁20を介し
、互いに異なる方向に回転している。これ
より、一つの回転車で持ち上げられた触媒2
び/又は廃プラスチック・有機物4は、該穴
介して、仕切り壁20の向こう側に運搬される
。同様に、もう一方の回転車5で持ち上げら
た触媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4
、該穴を介して、仕切り壁20の向こう側に運
搬される。この2つの回転車の回転により、
媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4は、
環槽3を循環することができる。特に、1枚の
車輪51に複数の撹拌羽根53を有するいわゆる
車輪(参照:図8)を使用することにより、撹拌
根53と仕切り壁20間に蓄積している触媒2及
/又は廃プラスチック・有機物4を該穴を介し
て通過させ、容易に仕切り壁20の向こう側に
搬できる。
上記実施態様を示した図2~6では、混合槽23
触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1に設置している。しかし、混合槽23を触
循環型廃プラスチック・有機物の分解装置1
設置しない場合には、循環槽3に投入口6(参
:図1)を設置することにより、予め数cm 3
~数mm 3
程度に粉砕した廃プラスチック・有機物4を
入口6を介して循環槽3に投入することができ
る。好ましくは、投入口6は、第1区分の上流
に設置する。これにより、最終区分の下流
25の付近の循環後の触媒2を投入した廃プラ
チック・有機物4に投下することができる。
なお、投入口6は、廃プラスチック・有機物
4の投入だけに利用されるのではなく、触媒2
投入口としても利用することもできる。
本発明の上記の触媒循環型廃プラスチック
有機物の分解装置1の実施態様では、図2~5の
各区分の内側の領域19は、以下に述べるモー
等の駆動源、加熱手段8、送風チャンバ9、
ゴ運搬レーン601等の装置を収納可能である
これにより、本発明の触媒循環型廃プラス
ック・有機物の分解装置は、コンパクト化
大きく成功した。
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置では、回転車を使用することに
り、従来のスクリューフィーダを使用する
解装置と比較して、触媒使用量が同じでも
応槽(分解槽)の容積を小さくすることがで
る。
さらに、本発明の触媒循環型廃プラスチッ
・有機物の分解装置では、回転車を使用す
ことにより、従来のスクリューフィーダを
用する分解装置と比較して、触媒寿命を約5
~20倍にすることができる。これは、従来のス
クリューフィーダは、回転車と比較して、触
媒磨耗が非常に大きいからである。
加えて、本発明の触媒循環型廃プラスチッ
・有機物の分解装置では、従来の触媒循環
廃プラスチック・有機物の分解装置と比較
て、反応槽の容積が同じでも、約1/3~2/5の大
きさにすることができる。
(回転車)
回転車5は、駆動源により回転する回転軸18
車輪51を設け、さらに回転軸18は反応槽3に
入されている。回転車5は、触媒2及び/又は
プラスチック・有機物4を撹拌しながら循環
の循環方向(次の区分の方向)に運搬する機
(水平方向運搬機能)、低位置から高位置に運
搬する機能(上下方向運搬機能)を有する。
回転車5は、図7に示すように、2枚の車輪51
に複数の撹拌羽根53を有する構造である、い
わゆる水車構造をしている。
また、回転車5は、図8に示すように、1枚の
輪51の片側に複数の撹拌羽根53が設置されて
いる構造である、いわゆる片車輪構造でも良
い。
さらには、1枚の車輪51の両側に複数の撹拌
根53が設置されている構造の片車輪構造で
良い。また、片車輪構造では、循環槽の容
を抑えることができるので、冷却手段、加
手段を循環槽3に容易に設置することができ
。
好ましくは、車輪51には、複数の穴52が設置
されている。触媒2、廃プラスチック及び/又
有機物4は、穴52を介して、自由に移動可能
なり、より撹拌効率が高まる。
さらに、好ましくは、車輪51及び/又は撹拌
根53には、補助羽根54が設置されている。補
助羽根54は、回転車の循環方向への撹拌とは
方向の撹拌を可能とするので、撹拌効率を
げることができる。さらに、突起55を撹拌
根53に設置することができる。これにより、
触媒2が粉状であるか、又は粒状であるかを
わず、触媒2及び廃プラスチック・有機物4が
塊となるのを阻止することができる。
また、図1では、回転車5の回転方向は、反
計回りの回転を示しているが、当然に回転
18の回転方向を変えることにより、時計回り
の回転も行うことができる。また、回転軸18
、モータ等の駆動源により回転される。
(混合槽)
本発明の混合槽23は、大きく分けると以下
3つに分類される。
(A)廃プラスチック及び/又は有機物を撹拌す
ための撹拌手段と、廃プラスチック及び/又
有機物を該混合槽に導入するための導入口
、循環終了後の触媒を溜めるための1又は2
上の触媒滞留領域とを備える混合槽(参照:図
9)。
(B)廃プラスチック及び/又は有機物を収容す
ための1又は2以上のカゴ収納領域と、カゴを
混合槽内へ搬入するための搬入口、カゴを混
合槽内から搬出するための搬出口と、循環終
了後の触媒を溜めるための1又は2以上の触媒
留領域とを備える混合槽(参照:図10)。
(C)上記(A)及び(B)の混合槽の機能を備える混合
槽
なお、循環槽3と上記いずれかの混合槽23と
連結するため(触媒及び/又は廃プラスチッ
・有機物を運搬するため)の接続管234をいず
の位置に設置しても良い。
さらに、混合槽23では、触媒滞留領域中に
カゴ収納領域を含んでも良いし、触媒滞留
域中とは別にカゴ収納領域を設けても良い
加えて、触媒滞留領域は、好適には2以上配
する(第1触媒滞留領域240、第2触媒滞留領域2
41)。
また、混合23では、好適には循環終了後の
媒2を混合槽23内に導入するための触媒導入
232を設ける。
本発明の上記(A)の態様の混合槽23は、図9に
すように、循環後の触媒2を溜めるための触
媒滞留領域(第1触媒滞留領域240、第2触媒滞留
領域241)、廃プラスチック・有機物を混合槽
導入するための廃プラスチック・有機物の
入口233、導入された廃プラスチック・有機
を撹拌するための撹拌手段231を少なくとも
える。
なお、撹拌手段231は、廃プラスチック・有
物を触媒と撹拌するための手段(装置)であ
。よって、廃プラスチック・有機物と触媒
撹拌できるような手段であれば特に限定さ
ないが、例えば上記回転車5、スクリュフィ
ダ等が例示される。加えて、撹拌手段231は
廃プラスチック・有機物4と循環終了後の触
媒2を良く混合した後に、両者を接続管234を
して循環槽3に送り出す役割も有する。
触媒導入口232は、触媒2を廃プラスチック・
有機物4に投下する量を調整する役割を有す
。さらに、該量を調整するための弁242を設
しても良い。また、触媒導入口232は、触媒2
常に収納しておくことが好ましい。該触媒2
は、混合槽23内で発生したガスを外部に排出
るのを防ぐための栓の役割も有する。
廃プラスチック・有機物の導入口233には、
プラスチック・有機物を粉砕するためのス
リューフィーダを設置しても良い。又は、
体公知の破砕手段を混合槽23又は反応槽3に
続しても良い。
これにより、本発明の混合槽23は、循環後
触媒2(分解途中の廃プラスチック・有機物が
混入していない触媒)を廃プラスチック・有
物と接触及び/又は撹拌させることができる
置である。これにより、本発明の混合槽23
備えた分解装置1は、従来の分解装置とは異
り、高効率で廃プラスチック・有機物を分
することができる。
本発明の上記(B)の態様の混合槽23は、図10に
示すように、循環後の触媒2を溜めるための
媒滞留領域(第1触媒滞留領域240、第2触媒滞
領域241)、廃プラスチック及び/又は有機物を
収容するための1又は2以上のカゴ収納領域235
、カゴを混合槽内へ搬入するための搬入口2
36、カゴを混合槽内から搬出するための搬出
237とを少なくも備える。
なお、カゴを混合槽内へ搬入するための搬
口236は、カゴを混合槽内から搬出するため
搬出口237の役割を兼ねることができる。
さらに、触媒2を循環槽3に運搬する(滑り落
す)ためのシュート239を設置しても良い。加
えて、シュート239には、撹拌手段231を設置し
ても良い。
これにより、本発明の混合槽23は、廃プラ
チック・有機物、例えば固形廃棄物、金属
付着した廃棄物、より詳しくは、実験動物
を未処理の状態で処理することができる装
である。さらに、本発明の混合槽23は、循環
後の触媒2(分解途中の廃プラスチック・有機
が混入していない触媒)を該実験動物等と接
触及び/又は撹拌させることができる装置で
る。これにより、本発明の混合槽23を備えた
分解装置1は、従来の分解装置と比較して、
処理の実験動物等を低温条件下でほぼ完全
分解することができる。
本発明の上記(C)の態様の混合槽23は、図11に
示すように、上記(A)及び(B)の混合槽23の両方
機能を備える。
これにより、上記(A)及び(B)の利点の両方を
する混合槽である。
本発明の上記(A)~(C)の混合槽23に投入する廃
ラスチック及び/又は有機物は、少なくとも
廃プラスチックを含んでいることが好ましい
。廃プラスチックは、触媒との接触により発
熱反応を起こし、循環槽3と混合槽23内部の温
度を最適な触媒活性温度に保つことができる
。これにより、外部からの連続した熱供給を
必要とすることなく最適な触媒活性温度領域
に保つことができる。
また、投下する触媒量を制御する網605は、
適には金網であり、触媒2を上流端から下流
端へ均一に投下(流下)させる。好適には、網6
05は2枚以上の金網で構成されており、複数の
金網をスライドさせることで、触媒投下(流
量)を制御することができる。また、スライ
ゲート等を使って、投下する触媒量を制御
ても良い。加えて、図9~12では、触媒2は、
応槽内の全面に投下しているが、一部の面
投下しても良い。 さらに、混合槽の底部及
び/又は側部、さらには触媒導入口の付近か
担体ガスを供給する手段238を混合槽23に導入
しても良い。混合槽の底部及び/又は側部、
らには触媒導入口の付近から担体ガス、好
しくは空気を供給することにより、触媒を
合槽内に充満させて、触媒と廃プラスチッ
及び/又は有機物の接触効率を向上させるこ
ができる。
(カゴ運搬レーン)
本発明の上記(B)、(C)の混合槽23では、好適
は、図12に示すように、複数のカゴ602を混合
槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーン601を備
える。また、カゴ602を混合槽内に搬入する時
に、混合槽内の熱源が放出されることを防ぐ
ために、カゴ602を混合槽内へ搬入するための
搬入口236及びカゴを混合槽内から搬出するた
めの搬出口237は、二段シャッターであっても
良い。
なお、カゴ運搬レーン601は、好適には、熱
が外部に放出させるのを防ぐために自体公
の断熱材で覆われていても良い。また、カ
運搬レーン601のカゴ602の駆動源は、特に限
されないが、例示としてベルトコンベアー
が挙げられる。
また、カゴ602は、好適には金網であり、流
してくる触媒2は通過可能であるが、さらに
は廃プラスックに混在し、またはその少なく
とも一部に蒸着しあるいは貼着等された金属
・無機物は通過不能とする網である。さらに
、触媒2と廃プラスチック・有機物4を効率良
接触させるために、カゴ602を混合槽23内で
転及び/又は振動させる手段を導入しても良
。
以上により、1又は複数のカゴ602を搬出口237
を介して該混合槽から搬出すると同時に、次
の1又は複数のカゴを搬入口236を介して混合
23へ搬入するが可能である。
本発明のカゴ運搬レーン601は、好適には、
13に示すように、カゴ運搬レーンの下流端60
4がカゴ運搬レーン601の上流端603に混合槽23を
介して連結している。
これにより、新たに処理する廃プラスチッ
及び/又は有機物を搬出されたカゴに入れし
、該カゴを再度混合槽23へ搬入することで、
プラスチック・有機物を分解することが可
である。なお、カゴの運搬の流れ606に示す
、当然に逆方向の流れでも良い。
よって、本発明のカゴ運搬レーンが設置さ
た触媒循環型廃プラスチック・有機物の分
装置1では、新たに処理する廃プラスチック
・有機物をカゴに投入することにより、半自
動的に廃プラスチック・有機物4を分解処理
ることができる。
また、カゴ運搬レーン601は、各区分の内側
領域19に設置しても良い。
(循環後の触媒の投下方法)
上記循環槽の最終区分に設置された回転車5
は、連結されている前の区分に設置された回
転車5よりも高く配置されており、循環終了
の触媒を該最終区分の下流端から前記循環
内又は前記混合槽内の新たに投入した廃プ
スチック及び/又は有機物の真上に投下する
より詳しくは、ふりかける。
なお、好ましくは、各区分に設置された回
車5は、連結されている前の区分に設置され
た回転車5よりも高く配置することにより、
終区分を第1区分よりも高く設置する。
特に、投入された直後の廃プラスチック・
機物4は、触媒2と混合される前に熱せられ
と、有害ガスを発生する。本発明の分解装
の特徴として、投入された直後の廃プラス
ック・有機物4がすぐに触媒2と混合されるこ
とが可能であり、それにより有害ガス発生を
著しく抑えること及び/又は効率的に廃プラ
チック・有機物4を分解することを可能にし
。さらに、本発明の分解装置の特徴として
図11、図12に示すように、カゴ内の廃プラス
チック・有機物4は、触媒2の層に埋没させる
より詳しくは、廃プラスチック・有機物4を
含むカゴを触媒2の層内に搬入する。そして
循環終了後の触媒を埋もれていないカゴの
面に投下、より詳しくは、ふりかけること
より、廃プラスチック・有機物4を含むカゴ
完全に触媒2の層に埋没させる。これにより
、本発明の分解装置では、従来完全に分解す
ることが困難であったラット等の実験動物を
有害ガス発生を抑えながら効率的にほぼ完全
に分解することを可能にした。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の別の実施態様)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の別の実施態様として、触媒を
循環させる循環槽3と、上記(A)~(C)のいずれか1
の混合槽23と、循環槽内には、廃プラスチッ
及び/又は有機物を該触媒と共に循環及び/
は撹拌をする手段(循環及び/又は撹拌手段)
を、少なくとも備える。
なお、該循環及び/又は撹拌手段701(参照:図1
4)は、触媒並びに/又は廃プラスチック・有機
物4を撹拌しながら循環槽の循環方向(次の区
の方向)に運搬する機能(水平方向運搬機能)
低位置から高位置に運搬する機能(上下方向
運搬機能)を可能とするものなら特に限定さ
ない。なお、例示として、スクリューフィ
ダ、コンベヤ特にパケットコンベヤ、パド
、ピストン、上記回転車5が挙げられる。し
しながら、触媒2の磨耗の低減、撹拌効率を
考慮すると、パケットコンベヤ、上記回転車
5が好ましい。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1のその他の実施態様)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1のその他の実施態様では、図14
示すように、触媒を循環させる循環槽3と、
該触媒を上流端702から下流端703に投下する混
合槽23と、該循環槽内には、該触媒を循環及
/又は撹拌をする手段(循環及び/又は撹拌手
701)と、該混合槽には、廃プラスチック及び
/又は有機物を収容するための1又は2以上のカ
ゴ収納領域235と、カゴを混合槽内へ搬入する
ための搬入口236、カゴを混合槽内から搬出す
るための搬出口237とを、備え、廃プラスチッ
ク及び/又は有機物を含むカゴを搬入口236を
して混合槽内のカゴ収納領域235に搬入し、
環終了後の触媒を該廃プラスチック及び/又
有機物に投下し、該廃プラスチック及び/又
は有機物を触媒2と接触させ、続いて、触媒2
循環槽内に運搬することを特徴とする触媒
環型廃プラスチック・有機物の分解装置で
る。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様6)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様6では、図15に示すよ
うに、循環槽3が2枚の仕切り壁20により3つの
域(2つの両端領域801及び中央領域802)に分け
れており、1又は2以上の回転車5が2つの両端
領域801にそれぞれ設置されている。
さらに、担体ガス(空気)供給手段としての
風ブロア7、分解反応に必要な熱を供給する
熱手段8、送風チャンバ9、排気口10も好適に
は備える。
仕切り壁20は、1又は2以上の穴を有しても良
い。これにより、一つの回転車5で持ち上げ
れた触媒2及び/又は廃プラスチック・有機物
4は、該穴を介して、仕切り壁20の向こう側の
中央領域802に運搬される。同様に、もう一方
の回転車5で持ち上げられた触媒2及び/又は廃
プラスチック・有機物4は、該穴を介して、
切り壁20の向こう側の中央領域802に運搬され
る。この2つの回転車の回転により、触媒2及
/又は廃プラスチック・有機物4は、循環槽3
循環することができる。特に、1枚の車輪51
複数の撹拌羽根53を有するいわゆる片車輪(
照:図8)を使用することにより、撹拌羽根53
仕切り壁20間に蓄積している触媒2及び/又は
プラスチック・有機物4を該穴を介して通過
させ、容易に仕切り壁20の向こう側の中央領
802に運搬できる。
さらに、2つの回転車5は、触媒2及び/又は廃
プラスチック・有機物4を上に持ち上げるの
同時に、仕切り壁に対して略垂直方向にも
媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4を運
する。これは、回転車5の回転方向に対する
媒の横吐き出し機能である。これにより、
媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4は、
切り壁を越えて、中央領域802に運搬される
なお、中央領域802には、未粉砕の固形産業
棄物等を直接投入することができる。
さらに、図16に示すように、循環槽3は、カ
を循環槽内へ搬入するための搬入口236と、
ゴを循環槽内から搬出するための搬出口237
、該循環槽の中央領域802には、廃プラスチ
ク及び/又は有機物を収容するための1又は2
上のカゴ収納領域235とを備える。
加えて、循環槽3は、複数のカゴを前記循環
槽内へ運搬するためのカゴ運搬レーン601を備
える。また、前記カゴ運搬レーン601の下流端
604が該カゴ運搬レーンの上流端603と循環槽3
介して連結しても良い。
上記実施態様の分解装置の特徴として、 ゴ内の廃プラスチック・有機物4は、中央領 域802中の触媒2の層に埋没させる。より詳し は、廃プラスチック・有機物4を含むカゴを 媒2の層内に搬入する。そして、回転車5の 転により持ち上げられた触媒2を埋もれてい いカゴの上面に投下、より詳しくは、ふり けることにより、廃プラスチック・有機物4 を含むカゴを完全に触媒2の層に埋没させる
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様7)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様7では、図17に示すよ
うに、循環槽3が2枚の仕切り壁20により3つの
域(右領域901、左領域903及び中央領域902)に
けられている。そして、1又は2以上の回転車
5が3つの領域(右領域901、左領域903及び中央領
域902)にそれぞれ設置されている。なお、好
しくは、各領域に2つの回転車5を設置する。
さらに、担体ガス(空気)供給手段としての
風ブロア7、分解反応に必要な熱を供給する
熱手段8、送風チャンバ9、排気口10も好適に
は備える。
仕切り壁20は、1又は2以上の穴を有しても良
い。これにより、中央領域902の回転車5-2で持
ち上げられた触媒2及び/又は廃プラスチック
有機物4は、該穴を介して、仕切り壁20の向
う側の右領域901及び左領域903に運搬される
同様に、回転車5-4及び5-6で持ち上げられた
媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4は、
穴を介して、仕切り壁20の向こう側の中央
域902に運搬される。なお、回転車5-1、5-3及
5-5は、回転方向に触媒2及び/又は廃プラスチ
ック・有機物4を運搬する。この6つの回転車
回転により、触媒2及び/又は廃プラスチッ
・有機物4は、循環槽3を循環することができ
る。
特に、1枚の車輪51に複数の撹拌羽根53を有
るいわゆる片車輪(参照:図8)を使用すること
より、撹拌羽根53と仕切り壁20間に蓄積して
いる触媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4
を該穴を介して通過させ、容易に仕切り壁20
向こう側の中央領域902、右領域901又は左領
903に運搬できる。
さらに、6つの回転車5は、触媒2及び/又は廃
プラスチック・有機物4を上に持ち上げるの
同時に、仕切り壁に対して略垂直方向にも
媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4を運
する。これは、回転車5の回転方向に対する
媒及び/又は廃プラスチック・有機物4の横
き出し機能である。
なお、本実施例では、新規に循環槽3内での
2方向の触媒循環を達成するこができた(参照:
図17の触媒及び/又は廃プラスチック・有機物
の流れ906)。該2方向の触媒循環は、同一の容
での1方向の触媒循環と比較して、触媒2と
プラスチック・有機物4の接触効率を高くす
ことができるので廃プラスチック・有機物
高効率分解を達成できた。
加えて、右領域901及び/又は左領域903に設 置された回転車5は、中央領域902に設置され 回転車5よりも高く配置することにより、循 終了後の触媒2を該右領域及び/又は左領域 下流端904から前記循環槽3内の新たに投入し 廃プラスチック及び/又は有機物4に投下す ことが可能になる。
さらに、図18に示すように、各回転車の回
方向を適宜逆方向にすることにより、触媒2
循環方向を図17の循環方向と逆にすること
できる。
なお、図17に記載の触媒2の循環方向は、図1
8に記載の触媒2の循環方向と比較して、投入
た廃プラスチック・有機物4の上面に対して
2方向から触媒2を落下することができるので
媒2と廃プラスチック・有機物4の接触効率
高くすることができる。
さらに、図19に示すように、循環槽3には 補助撹拌手段905、廃プラスチック及び/又は 有機物を収容するための1又は2以上のカゴ収 領域235と、カゴを混合槽内へ搬入するため 搬入口236、カゴを混合槽内から搬出するた の搬出口237を設置しても良い。なお、補助 拌手段905は、スクリューフィーダ、コンベ 特にパケットコンベヤ、パドル、ピストン 上記回転車5のいずれも利用可能である。
加えて、図20に示すように、混合槽23を循 環槽3に連結又は導入しても良い。さらに、 記説明したカゴ運搬レーン601を混合槽23に連 結しても良い。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置1の実施態様8)
本発明の触媒循環型廃プラスチック・有機
の分解装置1の実施態様8では、図21に示すよ
うに、循環槽3が1枚の仕切り壁20により2つの
域(前方領域1001、後方領域1002)に分けられて
いる。そして、1又は2以上の回転車5が2つの
域(前方領域1001、後方領域1002)にそれぞれ設
されている。なお、好ましくは、前方領域1
001では、1つの回転車5を設置し、後方領域1002
では、2つの回転車5を設置する。
さらに、担体ガス(空気)供給手段としての
風ブロア7、分解反応に必要な熱を供給する
熱手段8、送風チャンバ9、排気口10も好適に
は備える。
仕切り壁20は、1又は2以上の穴を有しても良
い。これにより、前方領域1001の回転車5-7で
ち上げられた触媒2及び/又は廃プラスチック
・有機物4は、該穴を介して、仕切り壁20の向
こう側の後方領域1002に運搬される。
同様に、回転車5-9で持ち上げられた触媒2及
び/又は廃プラスチック・有機物4は、該穴を
して、仕切り壁20の向こう側の前方領域1001
運搬される。なお、回転車5-8は、回転方向
触媒2を運搬する。
この3つの回転車の回転により、触媒2及び/
は廃プラスチック・有機物4は、循環槽3を
環することができる。特に、1枚の車輪51に
数の撹拌羽根53を有するいわゆる片車輪(参
:図8)を使用することにより、撹拌羽根53と仕
切り壁20間に蓄積している触媒2及び/又は廃
ラスチック・有機物4を該穴を介して通過さ
、容易に仕切り壁20の向こう側の前方領域10
01又は後方領域1002に運搬できる。
さらに、3つの回転車5は、触媒2及び/又は廃
プラスチック・有機物4を上に持ち上げるの
同時に、仕切り壁に対して略垂直方向にも
媒2及び/又は廃プラスチック・有機物4を運
する。これは、回転車の回転方向に対する
媒及び/又は廃プラスチック・有機物4の横吐
き出し機能である。
加えて、好ましくは、前方領域1001の回転車
5-7を、片車輪にすることにより、反応槽内部
にスペースができる。廃プラスチック及び/
は有機物を収容するための1又は2以上のカゴ
収納領域235を該スペース内に設置可能である
。
さらに、下記で説明する金属及び/又は無機
物分離・回収手段21を前方領域1001の下流端100
3に設置することがことができる。
(金属及び/又は無機物分離・回収手段)
金属及び/又は無機物分離・回収手段21(参照
:図2、21)を上記いずれの実施例の触媒循環型
プラスチック・有機物の分解装置に備える
とができる。該分離・回収手段21は、触媒2
最大径が通過することができる程度の網目
有する金網211を、循環槽3又は混合槽23のい
れかの位置にでも嵌めても良い。しかし、
適には循環槽3の最終区分の下流端付近、接
続管234の付近に嵌める。そして、金網に止め
られた金属・無機物を回収できるポケット212
を該金網211と接続する。ここで、該金網211は
ポケット212よりも高い位置に設定すること(
網からポケットに傾斜をつけること)により
網に止められた金属・無機物はポケット212
自重で滑り落ちていく、又は該金網211をモ
タ等により振動させることにより金網に止
られた金属・無機物をポケット212に落とす
とでも、金属・無機物を回収することがで
る。
さらに、ポケット212は2段シャッターになっ
ており、循環中に随時金属・無機物を回収す
ることができる。しかし、金属・無機物があ
る程度溜まったところで、ポケット212から金
属・無機物を回収すれば良い。
よって、本発明では、金属及び/又は無機物
分離・回収手段21が金属・無機物を該ポケッ
212から分離・回収するとき、循環及び/又は
撹拌手段(回転車5)を停止させる必要がないの
で、廃プラスチック・有機物の処理量を高く
維持させることができる。しかも、分離・回
収手段が金属・無機物を選別するとき、循環
槽3又は混合槽23を開放する必要がないので、
当該分解装置及び分解システムの熱効率を高
く保つことができる。当然に循環槽3又は混
槽23を一端開放した後に、金属及び/又は無
物分離・回収を行うこともできる。
加えて、廃プラスチック・有機物4に高価な
金属が混在している場合において、該金属を
効率的に回収する方法として、金属・無機物
取り出し口22(参照:図2)を使用する。例えば、
予め高価な金属が混在している廃プラスチッ
ク・有機物4を触媒循環の邪魔にならない形
(例:立方体、多面体)の金網(触媒2は通過可能
な程度の金網)に入れた状態で循環槽3又は混
槽23に投入する。
該金網は循環槽を循環する工程で該金網中
廃プラスチック・有機物4は気化されるが、
気化されない金属は金網中に残存する。そし
て、該形状の金網は、金属・無機物取り出し
口22から直接回収する。これにより、該球体
状の金網中に残存する金属を効率的に回収
ることができる。
さらに、上記の場合と異なり、回収する金
の径が触媒2の径より小さい場合は、金属及
び/又は無機物分離・回収手段21として、循環
槽3のいずれかの区分又は混合槽23内に金網を
設置するのが好ましい。金網の下に金属収集
容器を載置すれば、自動的に廃プラスチック
・有機物4から分離された金属を収集するこ
ができる。さらには、回収する金属及び/又
無機物、触媒2並びに廃プラスチック・有機
物4を含む混合物を循環の流れから一旦出し
、風力、比重、磁気で分離し、金属を除く
媒2及び廃プラスチック・有機物4を循環の流
れにもどすこともできる。
加えて、金属・無機物が付着した廃プラス
ック・有機物をカゴ602に入れて、混合槽23
分解処理した場合には、カゴ602を混合槽23か
ら搬出する。これにより、金属・無機物のみ
がカゴ602に残っているので、容易に金属・無
機物を回収することができる。
以上により、本発明の分解装置は、優れた
属及び/又は無機物分離・回収方法も提供す
る。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置の詳細)
図1に示すように、本発明の分解装置1の通
性底材24は、金属メッシュである。金属メッ
シュは、触媒2を受止めることができ、且つ
体の通過を許容する材料である。しかし、
気性底材は金属メッシュに限られない。
上記いずれかの触媒循環型廃プラスチック
有機物の分解装置1の加熱手段8は、送風ブ
ア7等の担体ガス供給手段により供給された
体ガスを加熱するものである。すなわち、
熱手段8は送風ブロア等で供給された担体ガ
スが送風チャンバ9に送りこまれる工程にお
て、該担体ガスを加熱することにより、分
反応に必要な触媒活性温度まで触媒を熱す
働きを行う。なお、熱源は電気が好ましい
、しかし特には限定されない。
さらに、直接ヒータ等を使用して循環槽内
加熱することもできる。この場合には、加
に係る電気量を、上記加熱手段と比較して
約1/2~1/3に抑えることができる。
また、送風チャンバ9は、いわゆる担体ガス
供給槽と反応初期に必要な熱を供給する槽の
2つの役割を有する。また、送風チャンバ9の
在により、通気性底材24に複数の穴を有す
ことにより、送風ブロア7等から供給された
体がスを触媒内部の全体に均一に分散供給
ることができる。
(触媒循環型廃プラスチック・有機物の分解
置の追加手段)
さらに、本発明の触媒循環型廃プラスチッ
・有機物の分解装置1では、好ましくは以下
のいずれか1の手段を含む。
(1)無機・金属触媒処理手段
(2)担体ガス供給手段
(3)サイクロン集塵手段
(4)フィルター付き集塵手段
(5)熱交換手段
(6)プレヒート手段
(7)排気手段
(8)冷却手段
(9)熱回収手段
(10)HCl連続測定手段
(11)CO連続測定手段
(12)警報手段
(13)石灰中和処理手段
(1)無機・金属触媒処理手段
本発明の廃プラスチック分解装置には、酸
触媒処理工程前に「無機・金属触媒処理手
」を導入することが好ましい。無機・金属
媒処理手段とは、酸化触媒にSi, Mg, Cr, Pb,
Fe 等、又はダスト(塵)等が付着するのを防
することである。なお、無機・金属触媒と
て、アルミナ触媒が好ましい。
なお、アルミナ触媒は、酸化触媒槽の前段
設置するのが好ましい。別途アルミナ触媒
を設けても良い。なお、アルミナ触媒の加
温度は、好適には350度以上で行うのが良い
(2)担体ガス供給手段
循環槽及び/又は混合槽に供給する担体ガス
としては、酸素が好ましいが、通常、空気が
用いられる。また、必要に応じて不活性ガス
を利用しても良い。なお、担体ガスの供給方
法は、送風ブロア等を使用し、好ましく触媒
の内部全体に均一に分散供給する。供給量は
分解有機物の酸化分解に必要な酸素量を含む
常温空気で、理論酸素必要量の1.3倍~4.0倍が
ましい。さらに、分解効率の点から、1.6倍~3
.0倍が良い。なお、ブロア等を用いることが
きるが、特に限定されない。
なお、本発明の分解装置では、循環槽底部
金網の網目から担体ガス好ましくは空気を
環している触媒の内部に直接供給すること
より、従来の反応槽の上部より担体ガスを
給する方法よりも、格段に分解効率が向上
る。なお、金網を緻密なメッシュ構造を使
することにより、担体ガスを触媒の内部に
一に供給可能である。
集塵手段
本発明の集塵手段は、循環槽3から排出され
る飛散した金属・無機物及び/又は触媒を回
する。また、回収した触媒2を再利用するこ
もできる。また、集塵手段は、石灰中和手
を挟んで2つあるのが好ましい。さらに、第
1集塵手段はサイクロン集塵手段(装置)、第2
塵手段はフィルター付き集塵手段(装置)が好
ましい。
(3)サイクロン集塵手段(第1集塵手段)
第1集塵手段で回収した触媒は、サイクロン
で集め、循環槽に連結している循環経路より
循環槽にもどすことにより、触媒の循環に利
用することができる。なお、発明者らは、実
験結果により、第1集塵手段で約95%~約99%の触
が回収できることを確認している。
(4)フィルター付き集塵手段(第2集塵手段)
第2集塵手段で回収した触媒は、微粉末であ
れば、微粉末触媒を固めることにより、望み
の粒径にした後に、循環槽にもどすこともで
きる。
(5)熱交換手段
二酸化炭素と微量の水分を含んだ熱風から
交換を通して熱を回収する手段である。ま
、得られた熱源は、加熱手段に利用するこ
ができるが、特に限定されない。例えば、
給する空気を加熱する、プレヒートに利用
たり、工場施設の給湯関係又は融雪等に利
することができる。
(6)プレヒート手段
酸化触媒処理の前にはヒート手段によりプ
ヒートー(前保温)を行うことが好ましい。
度の低いガスが流れてきたり、分解槽での
熱が低い場合に酸化触媒を確実に反応させ
のに好適である。好ましくは、ヒータを使
する。
(7)排気手段
廃プラスチック・有機物が分解されて生成
た安全な炭酸ガス、微量の水分を含む空気
本発明の廃プラスック・有機物の分解装置
に排出する手段である。好ましくは、排気
ロアを使用する。
(8)冷却手段
循環槽内が触媒の最適活性温度領域を超え
場合に、循環槽の触媒を冷却する手段であ
。冷却する方法は、好適には冷却水を循環
の外周又は内周に流すことにより、循環槽
らの熱を回収する(好適は潜熱を利用する、
又は冷却水を温める)方法であるが、特に限
されず、羽根等に冷却水を流すこともでき
。
(9)熱回収手段
上記冷却水から得た熱を保存又は利用する
段である。回収した熱は、工場施設の給湯
係又は融雪等に利用することができる。し
し、これらの利用に限られるものではない
(10)HCl連続測定手段
HCIが石灰中和処理手段で吸収除去されてい
かを確認するための手段である。すなわち
一定以上のHCI濃度を本発明の廃プラスック
有機物の分解装置外に排出するのを防ぐ手
である。
(11)CO連続測定手段
COが酸触媒処理手段で二酸化炭素に変換さ
ているかを確認するための手段である。す
わち、一定以上のCO濃度を本発明の廃プラス
ック・有機物の分解装置外に排出するのを防
ぐ手段である。
(12)警報手段
本発明の分解装置は、法規制基準内で安全
運転を行っているが、安全域をわずかに超
た場合に、該安全域を超えたことを知らせ
警告手段と自動運転停止手段を備える。す
わち、上記HCl連続測定手段及び/又はCO連続
定手段における測定中にわずかに基準値以
のCO、HCI濃度が検出された場合に異常を知
せる手段を備えることができる。好適には
異常を検出した場合には、安全手段(装置)を
介して外部に有害ガスを排出させない。
本発明の廃プラスチック・有機物の分解シ
テム
本発明の廃プラスチック・有機物の分解シ
テムは、上記いずかに記載の分解装置を使
して、さらに好適な触媒の使用及び/又は好
適な分解条件を使用して廃プラスチック・有
機物の分解を行うことを意味する。
本発明の「触媒の加熱温度」は、少なくと
、300度以上かつ600度以下、好ましくは、350
以上かつ600度以下、特に好ましくは、420度~
560度であり、さらに好ましくは450度~530度の
囲であり、最も好ましくは約480度である。
なお、加熱温度とは、触媒と廃プラスチッ
及び/又は有機物を反応させるための循環槽
内及び/又は混合槽内の触媒温度であり、そ
触媒の設定温度を保つための設定温度を指
。すなわち、設定温度を480度としても、循
槽内、混合槽内の触媒温度の振れ範囲は設
温度からプラス・マイナス約30度となる。
さらに、循環槽内のある箇所では、循環槽
形状や大きさにより、本発明の特に好まし
「触媒の加熱温度」よりも高く又は低くな
場合がある。しかしながら、触媒は循環槽
を循環しているので、触媒の大部分が特に
ましい触媒加熱温度に維持されていれば良
。
本発明の触媒は、好適には、活性成分が酸
チタンである酸化チタンの顆粒体からなる
媒である。また、酸化チタンの顆粒体から
る触媒は活性成分としての酸化チタンのみ
らなる酸化チタンの顆粒体だけでなく、酸
アルミニウム、酸化ケイ素から選ばれる少
くとも1種と酸化チタンとの混合物(以下、
化チタン混合物と称する場合がある)の顆粒
も含まれる。既に知られているように、酸
チタンは光触媒としての機能も有している
で、上記いずれかの触媒を用いて、廃プラ
チック・有機物を分解するに際して、必要
応じて、光照射特に紫外線の照射の下に、
媒と廃プラスチック・有機物とを加熱撹拌
てもよい。しかしながら、多種の廃プラス
ックや有機物の単体、またはそれらの固体
液体、又は金属、無機物の含まれた様々な
態の物を分解しようとすると、紫外線の照
下では、実用性としての効果は乏しい。
しかしながら、本発明の分解装置及び分解
ステムでは、回転車を用いること、触媒を
環するための反応槽とは別途に混合槽を導
すること、好適な触媒を使用することによ
、光照射を必要とすることなく、高効率で
プラスチック、有機物の分解を行うことが
き、さらには、実験動物等をほぼ完全に分
することもできる。
本発明の廃プラスチックの分解装置又は分
システムに用いる酸化チタンの顆粒体の形
は好ましくは略球形であり、また粒子径は3
.5mesh(5.60mm)以下、好ましくは10mesh(1.70mm)以下
ある。
使用前の酸化チタンの顆粒体の粒子径の範
は、5.60mm~110μm、より好ましくは3.50mm~150μm
ある。
以上により、本発明の「酸化チタンの顆 体からなる触媒」は、酸化チタンの顆粒体 、又は酸化チタン混合物の顆粒体からなり 3.5mesh(5.60mm)以下、好ましくは10mesh(1.70mm)以 の形状を有すると共に、エッジ処理の結果 2.0%以下、より好ましくは1.0%以下の摩耗率を 有するものである。従って、本発明によれば 、上述したような触媒を用いることによって 、長時間にわたって廃プラスチック、有機物 を高効率にて分解することができる。
また、本発明の「酸化チタンの顆粒体から
る触媒」は、活性成分としての酸化チタン
比表面積が30m 2
/g 以上であり、好ましくは33m 2
/g以上~65 m 2
/g以下、より好ましくは35m 2
/g以上~50 m 2
/g以下である。さらには、使用前の酸化チタ
の顆粒体からなる触媒の比表面積は、35m 2
/g以上~50 m 2
/g以下である。これは、比表面積が大きいほ
、廃プラスチックとの接触面が大きくなり
分解効率を上げることができる。しかし、
表面積が大きすぎると耐熱性が弱くなり、
つ顆粒体が崩れやすく粉末化しやすくなる
なお、酸化チタンの顆粒体からなる触媒の
表面積の測定方法は、自体公知の方法を利
することができるが、本発明ではBET法を使
して測定する。
より好ましくは、本発明の「酸化チタンの
粒体からなる触媒」は、略球形であり、か
該顆粒体の「粒子径」が、0.15~1.0mm、好まし
くは0.2~0.9mm、より好ましくは0.20~0.80mmである
より詳しくは、使用前の全酸化チタンの顆
体中の70%以上、好ましくは80%以上、より好
しくは90%以上の顆粒体の粒子径が、0.15~0.90m
m、好ましくは0.20~0.80mm、より好ましくは0.20~0
.80mmである。
加えて、粒子径の中心分布は、使用前の全
化チタンの顆粒体中の70%以上、好ましくは8
0%以上、より好ましくは90%以上の顆粒体では
0.20~0.90mm、好ましくは0.25~0.80mm、より好まし
くは0.30~0.80mmである。
加えて、本発明の「顆粒体の形状が略球形
とは、従来の酸化チタン触媒の形状と比較
て、顆粒体(粒子)表面の角が取れ、粒子形
の球形の度合いが高いことを意味する。
さらに、例えば、処理する廃プラスチック
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、テフロン(
登録商標)等、様々な医療廃棄物プラスチッ
の場合には、処理工程中に塩化水素、硫黄
合物、フッ化水素、シアンガス、窒素含有
合物が生成する。塩化水素等をそのまま大
放出させることができない。よって「石灰
和処理手段」を導入する。
石灰中和処理手段とは、分解処理工程中に
生する塩化水素、硫黄化合物、フッ化水素
シアンガス、窒素含有化合物等を大気中に
出させないために吸着除去することを意味
る。石灰中和処理手段では、これらを大気
に放出させないために吸着除去する手段(装
置)を意味する。
詳しくは、生石灰、消石灰又はその混合物
主成分とする石灰材であって、それを多孔
で、サイズが2mm以上に成形した塩化水素吸
材ペレットを除去容器に充填し、その除去
器に前記分解された廃プラスチック由来の
化水素等含有気体を通過させ、塩化水素等
反応吸収させることである。
本発明でいう石灰材の主成分は、生石灰で
、消石灰でも、その混合物でもいい。この
灰材を多孔質のペレット状にし、2mm以上の
きさにしたものを用いるのがよい。
さらに、石灰中和処理工程の加熱温度は、
ましくは150度~500度、より好ましくは200度~40
0度、最も好ましくは250度~350度である。
石灰中和処理手段は、好適には石灰中和 理装置を使用する。石灰中和処理装置では 充填槽を利用する。充填槽上部からペレッ が下部に向かい落下し、処理の必要なガス 下部から上部へ、石灰ペレットと接触しな ら通過するものである。上部にはペレット ストック部、下部には使用済みのペレット 排出部が設けられている。もちろん反応容 の層とはシャッター、ロータリーバルブな で遮断されている。処理濃度、処理速度に り排出量を制御して使用する。装置には潮 現象の防止のためヒーターが設けられてい 。本分解方法では、高温で処理するため潮 現象は起こさないが、加熱しない状態時の めに好適にはヒート工程を設ける。
さらに、本発明の廃プラスチック・有機物
解装置には、「酸化触媒処理手段」を導入
ても良い。
酸化触媒処理手段とは、上記の加熱された
化チタンの顆粒体触媒によって分解された
プラスチックや有機物でも、すべてが完全
分解されるとは限らない。未反応物や中間
成物がそのまま反応容器を出ていく可能性
ある。このため、本発明では、その後の工
として酸化触媒処理によってさらに酸化又
還元することが好ましい。なお、酸化触媒
理手段は、好ましくは石灰中和処理手段の
に行う。
酸化触媒とは、一般的に無触媒時より低い
度で且つ短時間で酸化、分解反応を起こす
のである。このような酸化触媒は従来から
々のものが知られ、市販もされている。一
的に反応温度は、200~500度で使用されるが、
本発明では、300度以上が良いが、好ましくは
350度以上である。それは雑多な廃プラスチッ
ク、有機物などを分解した場合、単一の未分
解ガスが発生するとは限らないため、混合し
た未分解ガスを完全分解するためには350度以
上が好ましい。本発明では効率、装置面の有
効性からハニカムタイプが好ましい。
この触媒処理の前にはプレヒート処理(前保
温)を行うことが好ましい。濃度の低いガス
流れてきたり、分解槽での発熱が低い場合
化触媒を確実に処理するためである。
この酸化触媒は、一酸化炭素や炭化水素 ような未燃物の酸化に対して大きな効果を するもので、酸素と所定の温度があれば直 に、且つほとんどが酸化分解される。一酸 炭素ならば二酸化炭素に、炭化水素ならば 酸化炭素と水になる。
さらに、本発明の廃プラスチック分解装 には、酸化触媒処理手段前に「無機・金属 媒処理手段好適にはアルミナ触媒処理手段 を導入することが好ましい。アルミナ触媒 理工程とは、酸化触媒にSi, Mg, Cr, Pb, Fe 、又はダスト(塵)等が付着するのを防止す ことである。なお、アルミナ触媒は、酸化 媒槽の前段に設置するのが好ましい。別途 ルミナ触媒槽を設けても良い。なお、アル ナ触媒の加熱温度は、好適には350度以上で うのが良い。
このように本発明は酸化チタンによる酸 ・分解と、石灰中和処理による塩化水素、 ッ化水素、硫黄化合物、窒素含有化合物等 除去、アルミナ触媒処理によるダスト等の 去、及び/又は酸化触媒によるさらなる酸化 ・分解とを組み合わせることができる。
本発明の分解装置又は分解システムに適用
ることができる廃プラスチック、有機物は
特に限定されるものではなく、ポリエチレ
、ポリプロピレン等の、汎用の熱可塑性プ
スチックのほか、熱硬化性プラスチックも
発明の方法によって分解し、ガス化するこ
ができる。また、廃プラスチック、有機物
、破砕して、数mm 3
角程度の大きさにしたものが分解効率から好
ましいが、破砕することなく分解処理もする
ことができる。
なお、本発明の廃プラスチック、有機物の
解装置又は分解システムで分解できる対象
、プラスチック例えばポリエチレン、ポリ
ロピレン、ポリエステル、ポリエチレンテ
フタレート、ポリスチレン、ポリカーボネ
ト、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、テフ
ン(登録商標)、また、オムツ、人工透析装
、抗がん剤、実験動物、遺伝子研究関係処
物特に発光微生物、情報端末物、機密情報
(例えば、CD-R等)、自動車・家電廃プラ、有
物金属回収、有機物と金属無機物の分離等
挙げられるが、有機物を含め、特に限定は
れない。さらに、医療廃棄物の場合では、
途に応じてステンレス、アルミニウムなど
金属が混在していたり、表面に金属が蒸着
貼着等されていたりする。また、廃プラス
ックとは、使用済みプラスチックのみを対
とするのではなく、未使用であるが不要な
ラスチック、有機物も対象とする。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する 、本発明はこれら実施例により何ら限定さ るものではない。
以下の実施例では、病院等で廃棄される 用済みの注射器、包装袋、又は薬瓶のよう 医療廃棄物を、本発明の分解装置の廃プラ チック・有機物処理手段によって処理する 程を説明する。既に述べた要素には、引続 同じ呼称、又は同じ符号を用いるものとす 。
上記実施態様4及び実施態様7の触媒循環型
プラスチック・有機物の分解装置を使用し
。
触媒2を循環槽3内に投入し、次に、送風ブ
ア7によって循環槽3に空気を供給した。次に
、加熱手段8を起動させることにより、空気
加熱して、該加熱された空気(熱風)を循環槽
3の内部に供給することにより、触媒2の温度
420度~560度になるようにした。
次に、数mm 3 程度の大きさの医療廃棄物を循環槽3の投入 6から投入した。投入した医療廃棄物は、触 2と共に回転車5により循環槽3内を循環させ 。この循環の工程で、触媒2と医療廃棄物と は、撹拌羽根53によって撹拌され続けるので 触媒2と医療廃棄物との接触が繰り返され、 触媒2の作用に基づき、医療廃棄物に含まれ 廃プラスチック・有機物4の分解が促進され 。これにより、循環槽3に投入された総ての 医療廃棄物に含まれる廃プラスチック・有機 物4は、触媒の循環工程中に気化した。廃プ スチック・有機物4が気化する過程で、その 解が起こると、二酸化炭素と水蒸気を主成 とするガスが発生した。
上記のガス(気化した有機物)は、石灰中 処理手段、続いて酸化触媒処理手段へ送っ 処理をした。
また、上記の循環工程で、医療廃棄物の 部分を占める廃プラスチック・有機物4は気 化するが、医療廃棄物に混入した金属は、循 環の後に至っても触媒2の中に残る。このよ な金属を、触媒2と共に更に循環される工程 選別できるようにしても良い。例えば、触 2の最大径が通過することができる程度の網 目を有する金網211を、金属及び/又は無機物 離・回収手段として循環槽3のいずれか1の区 分に嵌めこむ。そして、金網に止められた金 属・無機物を回収できるポケット212を設置し 、ポケットから金属・無機物を回収すること ができる。
従って、本発明の分解装置によれば、環 ・産業用廃棄物に含まれる金属、無機物を 環槽3に残留させることがなく、金属の酸化 を抑え、そのリサイクルを実現することがで きる。しかも、金属及び/又は無機物分離・ 収手段が金属を選別するとき、回転車5を停 させる必要がないので、医療廃棄物の処理 を高く維持させることができる。また、金 及び/又は無機物分離・回収手段21が金属を 別するとき、循環槽3の扉を開放する必要が ないので、廃プラスチック・有機物処理手段 の熱効率を高く保つことができる。
本発明の廃プラスチック・有機物の分解シ
テム
上記実施態様4の分解装置{上記(B)の混合槽
き}を使用し、循環槽内の酸化チタンの顆粒
を420度~560度に加熱した。
なお、使用した酸化チタンの顆粒体の活性
分としての酸化チタンの特性は、(1)比表面
が35m 2
/g以上~50m 2
/g以下、(2)顆粒体が3.5mesh(5.60mm)以下であった
なお、使用した廃プラスチック・有機物は
実験で使用したラット1匹(約560g)である。
ラット1匹をカゴに収納して混合槽内に導入
した。そして、循環槽内の触媒を約2時間循
させた後に、カゴを搬出した。なお、触媒
環で発生したガス(気化した有機物)は、石灰
中和処理手段、続いて酸化触媒処理手段へ送
り処理をした。
また、酸化触媒処理手段後のガス濃度を触
循環前のガス濃度と比較した。
さらに、循環後の触媒にタンパク質が付着
ているかを確認した。
(回収したラットの確認)
回収したカゴの中には、ラットの頭蓋、大
骨、上腕骨、椎骨が灰化残存していた。し
し、ラットの体毛、皮膚、筋肉は完全に分
消失されていた。
これにより、触媒量を増やすことにより、
ットの頭蓋、大腿骨、上腕骨、椎骨も短時
でほほ完全に分解消失させることができる
考えられる。
(酸化触媒処理手段後のガス濃度の確認)
ガスクロマトグラフィーにより、酸化触媒
理手段後のガス濃度及び触媒循環前のガス
度を測定した。測定結果は、以下の表1であ
る。
以下の表1からわかるように、循環前後では
各ガス濃度の変化がほぼなかった。すなわち
、本発明の分解装置は、有害ガスであるNOx、
SO 2
、CO等を環境中に放出することなく、廃プラ
チック・有機物を分解することができる。
(循環後の触媒に付着しているタンパク質の
認)
上記循環後の触媒500gに蒸留水500mlを加え、
媒を撹拌洗浄し、さらに超音波で5時間洗浄
し、静置した。次に、上澄液{pH2.0 OD(A280nm 0.
002)}を回収した。そして、回収した上澄液250m
lを20mMTris-HCl緩衝液pH8.0で透析して、透析溶液
を得た。
上記透析溶液でタンパク質定量を行なった
タンパク質定量法は、以下の通りである。
タンパク質定量法:試験管マイクロアッセイ
法2.5~25μg/ml
試験管に800μlの試験溶液にCBB溶液(ナカライ
テスクタンパク質定量試薬)200μlを加え、十
に撹拌して10分間放置した。次に、1時間以
に、試薬ブランクを対照として、吸光度(595n
m)を測定した{(試薬ブランク(0.002)でゼロ点補
後測定)}。
測定結果は、以下の表2である。
以下の表2からわかるように、検体中にはタ
ンパク質を検出することができないか、又は
1ml中2.5μg以下であった。
上記透析後の洗浄液40mlをDEAEカラムに添加
た。塩濃度0~0.4モルで溶出した後にタンパク
質分析を行った。
未吸着、吸着画分ともにタンパク質ピーク
認められなかった。
上記透析後の洗浄液50mlに硫化アンモニウム
(0-70%飽和)を加え、遠心分離をした。沈殿画
は認められなかったが、上澄液を捨て、20mM
Tris-HCl緩衝液pH8.0 1.0mlで洗浄した。次に、洗
浄液を回収して、透析した後にタンパク質定
量(UV OD A280nm)を行った。
タンパク質は検出することができなかった
以上の結果から、ラット体内に存在して たタンパク質は、ほぼ完全に分解消失した のと考えられる。
本発明の廃プラスチック・有機物の分解シ
テム2
上記実施態様7の分解装置(カゴ収納領域付
)を使用し、下記使用する酸化チタンの顆粒
以外は上記実施例2と同様に実験を行った。
使用した酸化チタンの顆粒体の活性成分と
ての酸化チタンの特性は、(1)顆粒体の形状
略球形であり、(2)全顆粒体の70%以上の顆粒
の粒子径が0.15~1.0mmであった。
実施例2の結果と同様に、タンパク質は検 出することができなかった。すなわち、ラッ ト体内に存在していたタンパク質は、ほぼ完 全に分解消失したものと考えられる。
本発明の分解システムでは、従来の分解 法に比べて格段に高い分解効率を示す。ま 、石灰中和処理手段による石灰中和処理工 及び酸化触媒処理手段による酸化触媒処理 程により、分解工程中にHCI、フッ化水素、 黄化合物、窒素化合物等を発生するプラス ック、有機物又は血液等の生体由来物、フ 化水素を発生するフッ素化合物の処理も容 に行うことができた。
その他、本発明のすべての実施例は、そ 主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基 き種々の改良、修正、変更を加えた態様で 施できるものである。
本発明の分解装置及び分解システムは、 療廃棄物に限らず、あらゆるプラスチック の廃材を処理するのに有益な技術である。
1:触媒循環型廃プラスチック・有機物の分
解装置
2:触媒
3:循環槽
4:廃プラスチック・有機物(廃プラスチッ
及び/又は有機物)
5:回転車
5-1:回転車
5-2:回転車
5-3:回転車
5-4:回転車
5-5:回転車
5-6:回転車
5-7:回転車
5-8:回転車
5-9:回転車
6:投入口
7:送風ブロア
8:加熱手段
9:送風チャンバ
10:排気口
11:第1区分
12:第2区分
13:第3区分
14:第4区分
15:第5区分
16:第6区分
17:パドル
18:回転軸
19:各区分の内側の領域
20:仕切り壁
21:金属及び/又は無機物分離・回収手段
22:金属・無機物取り出し口
23:混合槽
24:通気性底材
25:最終区分の下流端
51:車輪
52:穴
53:撹拌羽根
54:補助羽根
55:突起
211:触媒2の最大径が通過することができる
度の網目を有する金網
212:ポケット
231:撹拌手段
232:触媒導入口
233:廃プラスチック・有機物の導入口
234: 接続管
235:1又は2以上のカゴ収納領域
236:搬入口
237:搬出口
238:担体ガスを供給する手段
239:シュート
240:第1触媒滞留領域
241:第2触媒滞留領域
242:弁
601:カゴ運搬レーン
602:カゴ
603:カゴ運搬レーンの上流端
604:カゴ運搬レーンの下流端
605:触媒量を制御する網
606:カゴの運搬の流れ
701:循環及び/又は撹拌手段
702:上流端
703:下流端
801:両端領域
802:中央領域
901:右領域
902:中央領域
903:左領域
904:下流端
905:補助撹拌手段
906:触媒及び/又は廃プラスチック・有機物
流れ
1001:前方領域
1002:後方領域
1003:下流端
