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Patent Searching and Data


Title:
CHARGE DEVICE, AIR PROCESSING DEVICE, CHARGE METHOD, AND AIR PROCESSING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/057250
Kind Code:
A1
Abstract:
In a charge device having a charge unit (20) for charging particles floating in an air to be processed and in an air processing device (air cleaning device) using the charge device, the charge unit (20) uses both of a first charge unit (20a) of the collision charge method and a second charge unit (20b) of the spread charge method so that dusts can be charged and collected completely within a casing. This can prevent increase of the device size.

Inventors:
HARUNA, Shunji (Sakai Plant DAIKIN INDUSTRIES, LTD., 1304, Kanaoka-cho, Kita-ku, Sakai-sh, Osaka 11, 5918511, JP)
春名俊治 (〒11 大阪府堺市北区金岡町1304番地ダイキン工業株式会社 堺製作所 金岡工場内 Osaka, 5918511, JP)
TANAKA, Toshio (Sakai Plant DAIKIN INDUSTRIES, LTD., 1304, Kanaoka-cho, Kita-ku, Sakai-sh, Osaka 11, 5918511, JP)
田中利夫 (〒11 大阪府堺市北区金岡町1304番地ダイキン工業株式会社 堺製作所 金岡工場内 Osaka, 5918511, JP)
Application Number:
JP2008/002840
Publication Date:
May 07, 2009
Filing Date:
October 08, 2008
Export Citation:
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Assignee:
DAIKIN INDUSTRIES, LTD. (Umeda Center Bldg, 4-12 Nakazaki-nishi 2-chome,Kita-ku, Osaka-sh, Osaka 23, 5308323, JP)
ダイキン工業株式会社 (〒23 大阪府大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田センタービル Osaka, 5308323, JP)
HARUNA, Shunji (Sakai Plant DAIKIN INDUSTRIES, LTD., 1304, Kanaoka-cho, Kita-ku, Sakai-sh, Osaka 11, 5918511, JP)
春名俊治 (〒11 大阪府堺市北区金岡町1304番地ダイキン工業株式会社 堺製作所 金岡工場内 Osaka, 5918511, JP)
TANAKA, Toshio (Sakai Plant DAIKIN INDUSTRIES, LTD., 1304, Kanaoka-cho, Kita-ku, Sakai-sh, Osaka 11, 5918511, JP)
International Classes:
B03C3/40; B03C3/41
Attorney, Agent or Firm:
MAEDA, Hiroshi et al. (Osaka-Marubeni Bldg, 5-7 Hommachi 2-chome, Chuo-ku,Osaka-sh, Osaka 53, 5410053, JP)
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Claims:
 被処理空気中の浮遊粒子を帯電させる荷電部(20)を備えた荷電装置であって、
 上記荷電部(20)は、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)と、拡散荷電方式の第2荷電部(20b)とを備えていることを特徴とする荷電装置。
 請求項1において、
 上記第2荷電部(20b)に設けられる放電電極(25)が、帯状部材の少なくとも一方の縁部に所定間隔で略三角形の板状突起を有する板状電極により構成されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項1において、
 上記第2荷電部(20b)に設けられる放電電極(25)が鋸歯状電極により構成されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項1において、
 上記第2荷電部(20b)に設けられる放電電極(25)が針状電極により構成されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項2において、
 上記第2荷電部(20b)に設けられる対向電極(26)が、上記放電電極(25)の放電方向から偏倚した位置に配置されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項1において、
 被処理空気の流れ方向に対して上流側に上記第1荷電部(20a)が配置され、下流側に上記第2荷電部(20b)が配置されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項6において、
 上記第1荷電部(20a)の放電電極(25a)と上記第2荷電部(20b)の放電電極(25b)が一体型放電電極(25)により構成され、
 上記放電電極(25)に対して、気流上流側に上記第1荷電部(20a)の対向電極(26a)が配置され、気流下流側に上記第2荷電部(20b)の対向電極(26b)が配置されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項7において、
 上記一体型放電電極(25)が上記第1荷電部(20a)の放電電極(25a)を構成する第1放電部(25a)と上記第2荷電部(20b)の放電電極(25b)を構成する第2放電部(25b)とを備え、
 上記第1荷電部(20a)の対向電極(26a)と上記第2荷電部(20b)の対向電極(26b)が一体型対向電極(26)により構成されて、該一体型対向電極(26)が第2放電部(25b)よりも第1放電部(25a)の近傍に配置されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項1において、
 上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)が、頂点角度が鈍角になった断面多角形の棒状電極により構成されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項1において、
 上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)が、断面円形の棒状電極により構成されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項9または10において、
 上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)は、対角寸法または直径寸法が、放電電極(25)と対向電極(26)間の寸法の1/5以下でゼロ(mm)より大きいことを特徴とする荷電装置。
 請求項9において、
 上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)に対して放電電極(25)と反対側に空間(S1)が設けられていることを特徴とする荷電装置。
 請求項9において、
 上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)の外周全域に空間(S2)が設けられていることを特徴とする荷電装置。
 請求項12または13において、
 上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)が被処理空気の流れる空気流路内に配置されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項1において、
 上記放電電極(25)を流れる電流をI1とし、対向電極(26)を流れる電流をI2とすると、
 両電極(25,26)には、衝突荷電電流(I2)と、拡散荷電電流(I1-I2)の両方が流れるように構成されていることを特徴とする荷電装置。
 請求項15において、
 電流全体に対する拡散荷電電流の割合が5%以上であって60%以下であることを特徴とすることを特徴とする荷電装置。
 請求項16において、
 電流全体に対する拡散荷電電流の割合が10%以上であって30%以下であることを特徴とする荷電装置。
 請求項17において、
 電流全体に対する拡散荷電電流の割合が15%以上であって30%以下であることを特徴とする荷電装置。
 被処理空気中の塵埃を帯電させる荷電部(20)と、帯電した塵埃を捕集する電気集塵部(30)とを備えた空気処理装置であって、
 上記荷電部(20)は、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)と、拡散荷電方式の第2荷電部(20b)とを備える請求項1の荷電装置により構成されていることを特徴とする空気処理装置。
 被処理空気中の浮遊粒子を帯電させる荷電工程を行う荷電方法であって、
 上記荷電工程は、衝突荷電方式の第1荷電工程と、拡散荷電方式の第2荷電工程とを行う工程であることを特徴とする荷電方法。
 被処理空気中の塵埃を帯電させる荷電工程と、帯電した塵埃を電気的に捕集する電気集塵工程とを行う空気処理方法であって、
 上記荷電工程は、衝突荷電方式の第1荷電工程と、拡散荷電方式の第2荷電工程とを行う請求項20の荷電方法であることを特徴とする空気処理方法。
Description:
荷電装置、空気処理装置、荷電 法、及び空気処理方法

 本発明は、被処理空気中の塵埃などの浮 粒子を帯電させる荷電装置と荷電方法、及 帯電させた塵埃を捕集する空気処理装置及 空気処理方法に関し、特に、塵埃等の浮遊 子を小さなスペースで確実に帯電させる技 に関するものである。

 従来の空気処理装置として、特許文献1には 、電気集塵部を有する本体と荷電部を有する 荷電ユニットとが着脱自在に構成された空気 浄化装置が開示されている。この空気浄化装 置では、荷電ユニットで生成したイオンを室 内に放出して空気中に浮遊する塵埃と結合さ せることで塵埃を帯電させ、この塵埃を空気 浄化装置の本体にファンで吸い込んで電気集 塵部で捕集するようにしている。

特開2006-116492号公報

 しかし、上記特許文献1の装置では、室内 空間で塵埃をイオン化させるようにしている ので、装置の電気集塵部に取り込む前に、部 屋の壁などに塵埃が付着して壁が汚れるおそ れがある。

 また、この特許文献1のようにイオンを拡 散させて塵埃を帯電させる方式では、一般に 、大きなスペースが必要である。そのため、 空気浄化装置のケーシング内だけで塵埃の帯 電と捕集を完結させようとするとケーシング が大型化するので、実用化するのが困難にな る。

 本発明は、かかる点に鑑みてなされたも であり、その目的は、荷電部で発生させた オンを拡散させる方式を採用した荷電装置 び荷電方法と空気処理装置及び空気処理方 において、ケーシング内だけで塵埃の帯電 捕集を完結させることができるようにして ひいては装置の大型化も防止できるように ることである。

 第1の発明は、被処理空気中の浮遊粒子を 帯電させる荷電部(20)を備えた荷電装置を前 としている。

 そして、この荷電装置は、上記荷電部(20) が、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)と拡散荷電 方式の第2荷電部(20b)とを備えていることを特 徴としている。

 この第1の発明では、空気中の浮遊粒子は 、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)と拡散荷電方 式の第2荷電部(20b)とを通過することにより帯 電する。この発明では拡散荷電方式に衝突荷 電方式も併用しているので、第2荷電部(20b)で の浮遊粒子の帯電のために必要なスペースを 小さくできる。また、拡散荷電用のスペース を小さくできるので、装置のケーシング内で 塵埃等の浮遊粒子の帯電を完結できる。

 第2の発明は、第1の発明において、上記 2荷電部(20b)に設けられる放電電極(25)が、帯 部材の少なくとも一方の縁部に所定間隔で 三角形の板状突起を有する板状電極により 成されていることを特徴としている。

 この第2の発明では、拡散荷電方式の第2 電部(20b)の放電電極(25)に略三角形の板状突 を有する電極を用いており、板状突起の先 を尖らせて針状電極に近い形状にすること 、放電電極(25)の先端に電界が集中してイオ が飛び出しやすくなる。

 また、第3の発明は、第1の発明において 上記第2荷電部(20b)に設けられる放電電極(25) 鋸歯状電極により構成されていることを特 としている。

 この第3の発明では、拡散荷電方式の第2 電部(20b)の放電電極(25)に鋸歯状電極を用い おり、鋸歯状電極の先端を尖らせて針状電 に近い形状にすることで、放電電極(25)の先 に電界が集中してイオンが飛び出しやすく る。

 第4の発明は、第1の発明において、上記 2荷電部(20b)に設けられる放電電極(25)が針状 極により構成されていることを特徴として る。

 この第4の発明では、拡散荷電方式の第2 電部(20b)の放電電極(25)に針状電極を用いて るので、放電電極(25)の先端に電界が集中し イオンが飛び出しやすくなる。

 第5の発明は、第2,第3または第4の発明に いて、上記第2荷電部(20b)に設けられる対向 極(26)が、上記放電電極(25)の放電方向から偏 倚した位置に配置されていることを特徴とし ている。

 この第5の発明では、第2荷電部(20b)の放電 電極(25)からイオンが飛び出す方向に対して れた位置に対向電極(26)を設けるようにして るので、イオンが対向電極(26)に到達しにく くなる。したがって、イオンが空気中に拡散 しやすくなる。

 第6の発明は、第1から第5の発明の何れか1 つにおいて、被処理空気の流れ方向に対して 上流側に上記第1荷電部(20a)が配置され、下流 側に上記第2荷電部(20b)が配置されていること を特徴としている。

 この第6の発明では、被処理空気はまず第 1荷電部(20a)を通過し、次に第2荷電部(20b)を通 過する。ここで、衝突荷電方式の第1荷電部(2 0a)と拡散荷電方式の第2荷電部(20b)を比べると 、荷電量は、荷電時間が短い場合は衝突荷電 が有利であるのに対して荷電時間が長くなる と拡散荷電が有利になる。そのため、上流側 を衝突荷電方式にして下流側を拡散荷電方式 にすると、十分な荷電量を得やすくなる。

 第7の発明は、第6の発明において、上記 1荷電部(20a)の放電電極(25a)と上記第2荷電部(2 0b)の放電電極(25b)が一体型放電電極(25)により 構成され、上記放電電極(25)に対して、気流 流側に上記第1荷電部(20a)の対向電極(26a)が配 置され、気流下流側に上記第2荷電部(20b)の対 向電極(26b)が配置されていることを特徴とし いる。

 この第7の発明では、第1荷電部(20a)の放電 電極(25a)と第2荷電部(20b)の放電電極(25b)を一 型にして、第1荷電部(20a)側を第2荷電部(20b) よりも上流側に配置しているので、放電電 (25)の構成を簡単にしつつ、十分な荷電量を ることができる。

 第8の発明は、第7の発明において、上記 体型放電電極(25)が上記第1荷電部(20a)の放電 極(25a)を構成する第1放電部(25a)と上記第2荷 部(20b)の放電電極(25b)を構成する第2放電部(2 5b)とを備え、上記第1荷電部(20a)の対向電極(26 a)と上記第2荷電部(20b)の対向電極(26b)が一体 対向電極(26)により構成されて、該一体型対 電極(26)が第2放電部(25b)よりも第1放電部(25a) の近傍に配置されていることを特徴としてい る。

 この第8の発明では、対向電極(26)を一体 して、被処理空気の流れ方向の下流側に位 する第2放電部(25b)よりも上流側に位置する 1放電部(25a)の近傍に該対向電極(26)を配置し いるので、構成を簡単にすることが可能で り、しかも、第1放電部(25a)と対向電極(26)の 間では衝突荷電が起こりやすく、第2放電部(2 5b)と対向電極(26)の間では拡散荷電が起こり すくなる。

 第9の発明は、第1から第8の発明の何れか1 つにおいて、上記第2荷電部(20b)の対向電極(26 )が、頂点角度が鈍角になった断面多角形の 状電極により構成されていることを特徴と ている。

 第10の発明は、第1から第8の発明の何れか 1つにおいて、上記第2荷電部(20b)の対向電極(2 6)が、断面円形の棒状電極により構成されて ることを特徴としている。

 この第9,第10の発明では、対向電極(26)に いて電界がエッジに集中しないため、イオ が拡散しやすくなる。

 第11の発明は、第9または第10の発明にお て、上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)の対角 法または直径寸法が、放電電極(25)と対向電 極(26)間の寸法の1/5以下でゼロ(mm)より大きい とを特徴としている。

 この第11の発明では、放電電極(25)と対向 極(26)の間の寸法に対して十分小さい寸法に 対向電極(26)の径寸法ないし対角寸法を設定 ているため、対向電極(26)の表面積が小さく り、イオンの吸収が抑えられる。

 第12の発明は、第9から第11の発明の何れ 1つにおいて、上記第2荷電部(20b)の対向電極( 26)に対して放電電極(25)と反対側に空間(S1)が けられていることを特徴としている。

 この第12の発明では、放電電極(25)と対向 極(26)によって、対向電極(26)の裏側(放電電 (25)と反対の空間(S1)側)に回り込む電気力線 形成される。イオンは放電電極(25)と対向電 極(26)の間の直線的な電気力線に沿って飛ぶ 対向電極(26)に吸収されやすいが、対向電極( 26)の裏側に回り込む電気力線に沿って飛ぶと 対向電極(26)に吸収されにくくなる。そのた 、この空間(S1)でイオンの拡散成分が発生し 拡散荷電が行われる。

 第13の発明は、第9から第11の発明の何れ 1つにおいて、上記第2荷電部(20b)の対向電極( 26)の外周全域に空間(S2)が設けられているこ を特徴としている。

 この第13の発明では、第12の発明と同様に 、対向電極(26)の裏側に回り込む電気力線も 成されるので、その空間(S2)でイオンの拡散 分が発生し、拡散荷電が行われる。

 第14の発明は、第12または第13の発明にお て、上記第2荷電部(20b)の対向電極(26)が被処 理空気の流れる空気流路内に配置されている ことを特徴としている。

 この第14の発明では、第2荷電部(20b)の対 電極(26)が被処理空気の流れる空気流路内に 置されているので、第2荷電部(20b)の放電電 (25)から飛び出して対向電極(26)に入射する きイオンが気流の影響を受け、対向電極(26) 飛び込まずに空気中に拡散しやすくなる。

 第15の発明は、第1から第14の発明の何れ 1つにおいて、上記放電電極(25)を流れる電流 をI1とし、対向電極(26)を流れる電流をI2とす と、両電極(25,26)には、衝突荷電電流(I2)と 拡散荷電電流(I1-I2)の両方が流れるように構 されていることを特徴としている。

 この第15の発明では、放電電極(25)を流れ 電流よりも対向電極(26)を流れる電流の方が 小さければ、それが第2荷電部(20b)における拡 散荷電電流(I1-I2)となり、対向電極(26)を流れ 電流が存在すれば、それが第1荷電部(20a)に ける衝突荷電電流(I2)となる。つまり、これ らの2種類の電流が存在すれば、衝突荷電と 散荷電が同時に起こっていることになる。

 第16の発明は、第15の発明において、電流 全体に対する拡散荷電電流の割合が5%以上で って60%以下であることを特徴としている。

 また、第17の発明は、第16の発明において 、電流全体に対する拡散荷電電流の割合が10% 以上であって30%以下であることを特徴とし、 第18の発明は、第17の発明において、電流全 に対する拡散荷電電流の割合が15%以上であ て30%以下であることを特徴としている。

 第16の発明では、電流全体に対する拡散 電電流の割合を5%以上であって60%以下にし、 第17の発明では上記割合を10%以上であって30% 下にし、第18の発明では上記割合を15%以上 あって30%以下にしているので、衝突荷電方 と拡散荷電方式を有効に使うことができる つまり、十分な量の拡散荷電イオンが得ら るので、サブミクロンオーダー(1μm未満)の 子を効率よく帯電させることが可能となる

 第19の発明は、被処理空気中の塵埃を帯 させる荷電部(20)と、帯電した塵埃を捕集す 電気集塵部(30)とを備えた空気処理装置を前 提としている。

 そして、この空気処理装置は、上記荷電 (20)が、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)と、拡 散荷電方式の第2荷電部(20b)とを備える第1か 第18の発明の何れか1つの荷電装置により構 されていることを特徴としている。

 この第19の発明では、衝突荷電方式と拡 荷電方式とを併用して空気処理装置を構成 ているので、空気中の塵埃などの浮遊粒子 ミクロンオーダー(1μm以上)のものからサブ クロンオーダー(1μm未満)のものまで効率よ 帯電させて捕捉できる。また、衝突荷電方 と拡散荷電方式を併用したことにより、装 のケーシング内で塵埃等の荷電を完結でき しかも装置を小型化できる。

 第20の発明は、被処理空気中の浮遊粒子 帯電させる荷電工程を行う荷電方法を前提 している。

 そして、この荷電方法は、上記荷電工程 、衝突荷電方式の第1荷電工程と、拡散荷電 方式の第2荷電工程とを行う工程であること 特徴としている。

 この第20の発明では、空気中の浮遊粒子 、衝突荷電方式の第1荷電工程と拡散荷電方 の第2荷電工程とを経ることにより帯電する 。この発明では拡散荷電方式に衝突荷電方式 も併用しているので、第2荷電部(20b)での浮遊 粒子の帯電のために必要なスペースを小さく できる。また、拡散荷電用のスペースを小さ くできるので、この方法を採用する装置のケ ーシング内で塵埃等の浮遊粒子の帯電を完結 できる。

 第21の発明は、被処理空気中の塵埃を帯 させる荷電工程と、帯電した塵埃を電気的 捕集する電気集塵工程とを行う空気処理方 を前提としている。

 そして、この空気処理方法は、上記荷電 程が、衝突荷電方式の第1荷電工程と、拡散 荷電方式の第2荷電工程とを行う第20の発明の 荷電方法であることを特徴としている。

 この第21の発明では、衝突荷電方式と拡 荷電方式とを併用して空気処理方法を構成 ているので、空気中の塵埃などの浮遊粒子 ミクロンオーダーのものからサブミクロン ーダーのものまで効率よく帯電させて捕捉 きる。また、衝突荷電方式と拡散荷電方式 併用したことにより、この方法を採用する 置のケーシング内で塵埃等の荷電を完結で 、しかも装置を小型化できる。

 本発明によれば、荷電部(20)が衝突荷電方 式の第1荷電部(20a)と拡散荷電方式の第2荷電 (20b)とを備えた形式にして、拡散荷電方式に 衝突荷電方式も併用しているので、第2荷電 (20b)での浮遊粒子の帯電のために必要なスペ ースを小さくできる。また、拡散荷電用のス ペースを小さくできるので、装置のケーシン グ内で塵埃等の浮遊粒子の帯電を完結できる 。さらに、一般に衝突荷電方式はミクロンオ ーダーの粒子を帯電させやすく、拡散荷電方 式ではそれよりも小さいサブミクロンオーダ ーの粒子を帯電させやすい特性を有している ので、衝突荷電方式だけ、あるいは拡散荷電 方式だけを利用した荷電装置に比べて、広い 範囲の粒径の粒子を帯電させることが可能と なる。

 上記第2の発明によれば、拡散荷電方式の 第2荷電部(20b)の放電電極(25b)に略三角形状の 起を有する電極を用いており、突起の先端 尖らせて針状電極に近い形状にすることで 放電電極(25b)の先端に電界が集中してイオ が飛び出しやすくなる。したがって、第2荷 部(20b)の放電効率を高められる。その結果 装置を小型化できる。

 上記第3の発明によれば、拡散荷電方式の 第2荷電部(20b)の放電電極(25b)に鋸歯状電極を いており、鋸歯状電極の先端を尖らせて針 電極に近い形状にすることで、放電電極(25b )の先端に電界が集中してイオンが飛び出し すくなる。したがって、第2荷電部(20b)の放 効率を高められる。その結果、装置を小型 できる。

 上記第4の発明によれば、拡散荷電方式の 第2荷電部(20b)の放電電極(25b)に針状電極を用 ているので、放電電極(25b)の先端に電界が 中してイオンが飛び出しやすくなる。した って、第2荷電部(20b)の放電効率を高められ 。その結果、装置を小型化できる。

 上記第5の発明によれば、第2荷電部(20b)の 放電電極(25)からイオンが飛び出す方向に対 てずれた位置に対向電極(26)を設けるように ているので、イオンが対向電極(26)に到達し にくくなる。したがって、イオンが空気中に 拡散しやすくなる。つまり、対向電極(26)で イオンの吸収を抑えて、放電した全イオン の拡散成分を増やすことができる。

 上記第6の発明によれば、被処理空気の流 れ方向に対して上流側に上記第1荷電部(20a)を 配置し、下流側に上記第2荷電部(20b)を配置し ているので、被処理空気はまず第1荷電部(20a) を通過し、次に第2荷電部(20b)を通過する。こ こで、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)と拡散荷 電方式の第2荷電部(20b)を比べると、荷電量は 、荷電時間が短い場合は衝突荷電が有利であ るのに対して荷電時間が長くなると拡散荷電 が有利になる。そのため、上流側を衝突荷電 方式にして下流側を拡散荷電方式にすると、 十分な荷電量を得やすくなり、荷電部(20)全 としての効率が向上する。

 上記第7の発明によれば、第1荷電部(20a)の 放電電極(25)と第2荷電部(20b)の放電電極(25)を 体型にして、第1荷電部(20a)側を第2荷電部(20 b)側よりも上流側に配置しているので、放電 極(25)の構成を簡単にすることができるうえ 、十分な荷電量を得ることで荷電部(20)全体 効率を高められる。

 上記第8の発明によれば、対向電極(26)を 体化して、被処理空気の流れ方向の下流側 位置する第2放電部(25b)よりも上流側に位置 る第1放電部(25a)の近傍に該対向電極(26)を配 しているので、構成を簡単にすることが可 であり、しかも、上流側の第1放電部(25a)と 向電極(26)の間では衝突荷電が起こりやすく 、下流側の第2放電部(25b)と対向電極(26)の間 は拡散荷電が起こりやすくなるので、荷電 (20)全体としての効率も高められる。

 上記第9,第10の発明によれば、第2荷電部(2 0b)の対向電極(26)を、頂点角度が鈍角になっ 断面多角形の棒状電極や、断面円形の棒状 極により構成しているので、対向電極(26)に いて電界がエッジに集中しないため、イオ が拡散しやすくなる。したがって、拡散荷 の効率が向上する。

 上記第11の発明によれば、放電電極(25)と 向電極(26)の間の寸法に対して十分小さい寸 法に対向電極(26)の径寸法ないし対角寸法を 定しているため、対向電極(26)の表面積が小 くなり、イオンの吸収が抑えられる。した って、第2荷電部(20b)で発生するイオン全体 うちの拡散成分を増やすことができるから サブミクロンオーダーの粒子を効率よく帯 させることが可能となる。

 上記第12の発明によれば、放電電極(25)と 向電極(26)によって、対向電極(26)の裏側(放 電極(25)と反対の空間(S1)側)に回り込む電気 線が形成される。イオンは放電電極(25)と対 向電極(26)の間の直線的な電気力線に沿って ぶと対向電極(26)に吸収されやすいが、対向 極(26)の裏側に回り込む電気力線に沿って飛 ぶと対向電極(26)に吸収されにくくなる。そ ため、この空間(S1)でイオンの拡散成分が発 し、拡散荷電が行われる。したがって、拡 荷電の効率を高められる。

 上記第13の発明によれば、第12の発明と同 様に、対向電極(26)の裏側に回り込む電気力 も形成されるので、その空間(S2)でイオンの 散成分が発生し、拡散荷電が行われる。し がって、拡散荷電の効率を高められる。

 上記第14の発明によれば、第2荷電部(20b) 対向電極(26)が被処理空気の流れる空気流路 に配置されているので、第2荷電部(20b)の放 電極(25)から飛び出して対向電極(26)に入射 るべきイオンが気流の影響を受け、対向電 (26)に飛び込まずに空気中に拡散しやすくな 。したがって、イオンの拡散成分が増える とになり、拡散荷電の効率が向上する。

 上記第15の発明によれば、放電電極(25)を れる電流よりも対向電極(26)を流れる電流の 方が小さければ、それが第2荷電部(20b)におけ る拡散荷電電流(I1-I2)となり、対向電極(26)を れる電流が存在すれば、それが第1荷電部(20 a)における衝突荷電電流(I2)となる。つまり、 これらの2種類の電流が存在すれば、衝突荷 と拡散荷電を確実に同時に起こすことがで る。

 上記第15の発明によれば、電流全体に対 る拡散荷電電流の割合が5%以上であって60%以 下にし、第17の発明では上記割合を10%以上で って30%以下にし、第18の発明では上記割合 15%以上であって30%以下にしているので、衝 荷電方式と拡散荷電方式を有効に使うこと できる。つまり、十分な量の拡散荷電イオ が得られるので、サブミクロンオーダーの 子を効率よく帯電させることが可能となる

 上記第19の発明によれば、衝突荷電方式 拡散荷電方式とを併用して空気処理装置を 成しているので、空気中の塵埃などの浮遊 子をミクロンオーダーのものからサブミク ンオーダーのものまで効率よく帯電させて 捉できる。また、衝突荷電方式と拡散荷電 式を併用したことにより、装置のケーシン 内で塵埃等の荷電を完結でき、しかも装置 小型化できる。

 上記第20の発明によれば、荷電工程が衝 荷電方式の第1荷電工程と拡散荷電方式の第2 荷電工程とを備えた形式にして、拡散荷電方 式に衝突荷電方式も併用しているので、拡散 荷電工程での浮遊粒子の帯電のために必要な スペースを小さくできる。また、拡散荷電用 のスペースを小さくできるので、この方法を 採用する装置のケーシング内で塵埃等の浮遊 粒子の帯電を完結できる。さらに、一般に衝 突荷電方式はミクロンオーダーの粒子を帯電 させやすく、拡散荷電方式ではそれよりも小 さいサブミクロンオーダーの粒子を帯電させ やすい特性を有しているので、衝突荷電方式 だけ、あるいは拡散荷電方式だけを利用した 荷電方法に比べて、広い範囲の粒径の粒子を 帯電させることが可能となる。

 上記第21の発明によれば、衝突荷電方式 拡散荷電方式とを併用して空気処理方法を 成しているので、空気中の塵埃などの浮遊 子をミクロンオーダーのものからサブミク ンオーダーのものまで効率よく帯電させて 捉できる。また、衝突荷電方式と拡散荷電 式を併用したことにより、この方法を採用 る装置のケーシング内で塵埃等の荷電を完 でき、しかも装置を小型化できる。

図1は、本発明の実施形態1に係る荷電 置の概略構成図である。 図2は、実施形態2に係る荷電装置の概 構成図である。 図3は、実施形態2の荷電装置の具体構 を示す斜視図である。 図4は、実施形態2の荷電装置の具体構 を示す側面図である。 図5は、空気中のイオンの滞在時間と帯 電量との関係を示すグラフである。 図6は、実施形態2の変形例1の荷電部を す図である。 図7は、図6の荷電部に電源を接続した 態の電気回路図である。 図8は、拡散荷電電流の割合と集塵効率 との関係を示すグラフである。 図9は、図8の測定点のデータを示す表 ある。 図10は、放電電極と対向電極の間隔寸 を変化させた場合に電極間隔と集塵効率と 関係を示すグラフである。 図11は、放電電極と対向電極の間隔寸 を変化させた場合に拡散荷電電流の割合と 塵効率との関係を示すグラフである。 図12は、放電部の数を変化させた場合 拡散荷電電流の割合と集塵効率との関係を すグラフである。 図13は、対向電極の直径を変化させた 合に拡散荷電電流の割合と集塵効率との関 を示すグラフである。 図14は、放電電極と対向電極の配置例 示す図である。 図15は、放電電極と対向電極の配置例 示す図である。 図16(A)は図14及び図15の電極配置で電極 間隔と集塵効率との関係を示すグラフ、図16( B)は図14及び図15の電極配置で拡散荷電電流の 割合と集塵効率との関係を示すグラフである 。 図17は、実施形態2の変形例2の荷電部 示す図である。 図18は、実施形態2の変形例3の荷電部 示す図である。 図19は、実施形態2の変形例4の荷電部 示す図である。 図20は、実施形態3に係る空気浄化装置 の概略の内部構造を示す断面図である。 図21は、実施形態4に係る空気浄化装置 の概略の内部構造を示す断面図である。 図22は、荷電部のその他の実施形態の 略構成を示す側面図である。 図23は、電極寸法や電圧の一例を示す である。 図24は、変形例に係る横吸込方式の空 浄化装置の斜視図である。 図25は、荷電部のその他の実施形態の 略構成を示す側面図である。 図26は、対向電極のその他の実施形態 概略構成を示す断面図である。 図27は、鋸歯状の放電電極を左右非対 にした変形例を示す斜視図である。 図28は、放電電極の放電部の形状を示 外形図である。 図29は、放電電極の変形例を示す斜視 である。

符号の説明

 1  荷電装置
 10 空気処理装置
 20 荷電部
 20a 第1荷電部
 20b 第2荷電部
 25 放電電極
 25a 上流側放電部(第1放電部)
 25b 下流側放電部(第2放電部)
 26 対向電極
 26a 対向電極
 26b 対向電極
 30 電気集塵部
 S1 空間

 以下、本発明の実施形態を図面に基づい 詳細に説明する。

 《発明の実施形態1》
 本発明の実施形態1に係る荷電装置について 説明する。図1は、この荷電装置(1)の概略構 図である。図1に示すように、この荷電装置( 1)は、被処理空気中の浮遊粒子を帯電させる 電部(20)を備えている。この荷電装置(1)は、 被処理空気が流れるダクト(またはケーシン )(2)の中に上記荷電部(20)を配置することによ り構成されている。この荷電部(20)は、衝突 電方式の第1荷電部(20a)と、拡散荷電方式の 2荷電部(20b)とを備え、第1荷電部(20a)と第2荷 部(20b)は別々に設けられている。

 第1荷電部(20a)は、ダクト(2)の側板(または 天板及び底板)(3)と平行でそれぞれが等間隔 配置された板状の第1対向電極(22)と、各第1 向電極(22)間の距離を二等分する位置に各第1 対向電極(22)と平行に配置されたワイヤー状( 状)の第1放電電極(21)(イオン化線)とを有し いる。第1放電電極(21)と第1対向電極(22)には 圧電源(図示せず)が接続されている。この 1荷電部(20a)では、第1放電電極(21)から第1対 電極(22)に向かってイオンが放出され、放出 れたイオンの殆どは第1対向電極(22)に到達 る。第1放電電極(21)と第1対向電極(22)との間 はイオンが密集していて、その領域を被処 空気が通過することで被処理空気中の塵埃 どの浮遊粒子が帯電する。この第1荷電部(20 a)に採用されている衝突荷電方式は、第1放電 電極(21)から飛び出したイオンが、基本的に 1に点線で示す電気力線に沿って第1対向電極 (22)に到達する荷電方式である。

 第2荷電部(20b)は、針状の第2放電電極(23) 、その外周に配置された円筒状の第2対向電 (24)とを有している。第2対向電極(24)の先端 は、第2放電電極(23)の先端よりも後方に位 するように配置されている。この第2荷電部( 20b)も、第2放電電極(23)と第2対向電極(24)は高 電源(図示せず)に接続されている。この第2 電部(20b)では、第2放電電極(23)と第2対向電 (24)によって形成される電気力線の湾曲が大 いことに加えて、空気の流れ方向が第2対向 電極(24)へのイオンの入射方向と逆向きにな ていることも寄与して、第2放電電極(23)から 放出されたイオンの殆どは第2対向電極(24)に 達せず、空気中に放出される。被処理空気 、イオンが拡散して浮遊している空間を通 することで帯電する。この第2荷電部(20b)に 用されている拡散荷電方式は、第2放電電極 (23)から飛び出したイオンが基本的に電気力 に沿わずに流れ、第2対向電極(24)に殆ど到達 しない荷電方式である。

  -運転動作-
 この実施形態では、被処理空気中の浮遊粒 を荷電させる荷電装置(1)において、第1放電 電極(21)から飛び出したイオンが電気力線に って第1対向電極(22)に到達する衝突荷電方式 の第1荷電部(20a)と、第2放電電極(23)から飛び したイオンが電気力線に沿わずに流れて空 中に放出される拡散荷電方式の第2荷電部(20 b)とを組み合わせることにより、荷電部(20)を 構成している。

 したがって、この装置(1)では、被処理空 中の浮遊粒子を帯電させる荷電工程を行う 電方法において、上記荷電工程として、衝 荷電方式の第1荷電工程と、拡散荷電方式の 第2荷電工程とを行う工程とが行われる。

 ここで、衝突荷電方式はミクロンオーダ (1μm以上)の浮遊粒子を帯電させやすく、拡 荷電方式はサブミクロンオーダー(1μm未満) 浮遊粒子を帯電させやすい特性を有してい 。したがって、この実施形態では、衝突荷 方式の第1荷電部(20a)においてミクロンオー ー(1μm以上)の浮遊粒子を効果的に帯電させ 拡散荷電方式の第2荷電部(20b)においてサブ クロンオーダー(1μm未満)の浮遊粒子を効果 に帯電させることができる。

  -実施形態1の効果-
 このように、本実施形態では荷電部(20)に衝 突荷電方式の第1荷電部(20a)と拡散荷電方式の 第2荷電部(20b)とを併用したことによって、空 気中の浮遊粒子をサブミクロンオーダーの比 較的小さなものからミクロンオーダーの比較 的大きなものまで帯電させることが可能とな る。したがって、帯電させることができる浮 遊粒子の粒径に偏りがなくなり、装置の荷電 性能が向上する。

 また、この荷電装置(1)では、室内空間に いて塵埃などの浮遊粒子をイオン化させず 、ダクト(2)内でイオン化させるようにして る。したがって、ダクト(2)内で浮遊粒子を 捉することが可能となり、塵埃などの浮遊 子が部屋の壁などに付着することも防止で る。

 さらに、この荷電装置(1)では、拡散荷電 式の第2荷電部(20b)だけを用いるのではなく 衝突荷電方式の第1荷電部(20a)も用いるよう しているから、拡散荷電方式だけであれば きなスペースが必要になって装置が大型化 がちであるのに対して、装置(10)を全体とし て小型化することが可能となる。

  -実施形態1の変形例-
 この実施形態1において、衝突荷電方式の第 1荷電部(20a)と拡散荷電方式の第2荷電部(20b)の それぞれに関し、放電電極(21,23)と対向電極(2 2,24)の具体構成を変更してもよい。例えば、 1荷電部(20a)は、線状の第1放電電極(21)と板 の第1対向電極(22)とから構成しているが、第 1放電電極(21)を針状やその他の形状に変えて よい。また、第2荷電部(20b)は、針状の第2放 電電極(23)と円筒状の第2対向電極(24)とから構 成しているが、第2放電電極(23)からイオンが び出す方向と電気力線の向きがずれていれ 第2放電電極(23)や第2対向電極(24)の形状は適 宜変更してもよい。

 《発明の実施形態2》
 本発明の実施形態2について説明する。

 本発明の実施形態2は、ダクト(2)内で被処 理空気の浮遊粒子を帯電させる荷電装置(1)に おいて、図2に示すように、荷電部(20)の構成 実施形態1とは異なるようにした例である。 この実施形態では、ダクト(ケーシング)(2)の 板(または天板及び底板)(3)と平行に薄板状 放電電極(25)が配置され、各放電電極(25)の間 には、各放電電極(25)と平行に棒状の対向電 (26)が配置されている。

 荷電部(20)の具体構成を図3及び図4に示し いる。放電電極(25)は、帯板状の部材であっ て、両縁部には、帯状の基板部(25c)のほぼ等 隔の位置に、先端が鋭角になった三角形状 突起(先端には小さなアールを付けてもよい )(25a,25b)が形成されている。この突起(25a,25b) より放電部が形成されている。このように 実施形態2の荷電部(20)に設けられる放電電極 (25)は、鋸歯状の電極により構成されている そして、放電電極(25)には、空気の流れ方向 流側に位置する上流側放電部(後述する第1 電部(20a)の放電電極(25))(25a)と、空気の流れ 向下流側に位置する下流側放電部(後述する 2荷電部(20b)の放電電極(25))(25b)とが一体的に 形成されている。本発明において、「鋸歯状 電極」は、帯状部材の少なくとも一方の縁部 に所定間隔で略三角形ないし先端の尖った形 状の板状突起を有する板状電極のことであっ て、本実施形態の鋸歯状電極では左右対称に 三角板状の突起が形成されている。

 空気の流れ方向上流側の対向電極(上流側 対向電極)(26a)は、図4において、上流側放電 (25a)の先端ないしほぼ先端を通る仮想鉛直面 上に放電電極(25)と平行に配置されている。 た、空気の流れ方向下流側の対向電極(下流 対向電極)(26b)は、対向電極(26)の中心線ない しほぼ中心線を通る仮想鉛直面上に放電電極 (25)と平行に配置されている。

 上流側放電部(25a)と上流側対向電極(26a)は 、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)を構成してい る。また、下流側放電部(25b)と下流側対向電 (26b)は、拡散荷電方式の第2荷電部(20b)を構 している。つまり、被処理空気の流れ方向 表すと、気流上流側に上記第1荷電部(20a)が 置され、気流下流側に上記第2荷電部(20b)が 置されている。このため、上記放電電極(25) 対して、気流上流側に上記第1荷電部(20a)の 向電極(26a)が配置され、気流下流側に上記 2荷電部(20b)の対向電極(26b)が配置されている ことになる。

 この構成において、上記荷電部(20)は、第 1荷電部(20a)の対向電極(上流側対向電極)(26a) 第2荷電部(20b)の対向電極(下流側対向電極)(26 b)を含めた全体が、被処理空気の流れる空気 路内に配置されている。なお、少なくとも 記第2荷電部(20b)の対向電極(26)を、被処理空 気の流れる空気流路内に配置しておくことが 好ましい。

 上記第1荷電部(20a)は、上流側放電部(25a) 上流側対向電極(26a)がほぼ同一面上に配置さ れているため、上流側放電部(25a)と上流側対 電極(26a)によって形成される電気力線の湾 度合いが小さい。それに比べて、上記第2荷 部(20b)は、下流側対向電極(26b)が、下流側放 電部(25b)からイオンが放出される方向から偏 した位置に配置されていて、下流側放電部( 25b)と下流側対向電極(26b)とによって形成され る電気力線の湾曲度合いが大きくなっている 。

  -運転動作-
 この実施形態では、上流側放電部(25a)から 流側対向電極(26a)に向かっては、イオンはほ ぼ電気力線に沿って移動し、上流側対向電極 (26a)に衝突する。このことにより、上流側で イオン密度の高い衝突荷電方式の放電が行 れる。一方、下流側放電部(25b)から下流側 向電極(26b)に向かっては、電気力線の湾曲が 大きいことに加えて上流側から下流側への空 気の流れも作用して、イオンの殆どは下流側 対向電極(26b)に到達せずに空気中に放出され 。このことにより、下流側ではイオンが空 中に放出される拡散荷電方式の放電が行わ る。

  -実施形態2の効果-
 この実施形態2においても、荷電部(20)に衝 荷電方式と拡散荷電方式とを併用しており 衝突荷電方式によってミクロンオーダーの 遊粒子が帯電しやすく、拡散荷電方式によ てサブミクロンオーダーの浮遊粒子が帯電 やすいため、空気中の浮遊粒子をサブミク ンオーダーの小さなものからミクロンオー ーの大きなものまで帯電させることが可能 なる。したがって、装置の荷電性能が向上 る。

 また、この実施形態2の荷電装置(1)におい ても、室内空間において塵埃などの浮遊粒子 をイオン化させるのではなく、ダクトないし ケーシング(2)内でイオン化させるようにして いるので、塵埃などが部屋の壁などに付着す ることも防止できる。

 さらに、拡散荷電方式の荷電部(20)だけを 用いるのではなく、衝突荷電方式の荷電部(20 )も用いるようにしているから、装置(10)を小 化することも可能となる。

 また、図5のグラフに示しているように、 荷電時間が短い場合、荷電量は拡散荷電より も衝突荷電の方が多くなるが、荷電時間が長 くなると、荷電量は逆に衝突荷電よりも拡散 荷電の方が多くなる。そのため、被処理空気 は、第1荷電部(20a)を通してから第2荷電部(20b) を通すと、逆の場合よりも荷電量が多くなる 。この理論にしたがって、本実施形態では、 被処理空気の流れ方向上流側を第1荷電部(20a) にして下流側を第2荷電部(20b)にしているので 、被処理空気中の浮遊粒子を十分に帯電させ ることが可能となる。

  -実施形態2の変形例-
 (変形例1)
 実施形態2の変形例1は、図6に示すように、 電電極(25)に、第1荷電部(20a)を構成する上流 側放電部(第1放電部(25a))(25a)と、第2荷電部(20b )を構成する下流側放電部(第2放電部(25b))(25b) が帯状の基板部(25c)に形成された鋸歯状電 (一体型の放電電極(25))を用いた構成におい 、第1荷電部(20a)の対向電極(26a)と第2荷電部(2 0b)の対向電極(26b)も一体型にした例である。 体的には、この対向電極(26)は、鋸歯状の放 電電極(25)を挟んで上下に1本ずつ配置された 計2本の棒状(または柱状)電極(26)により構成 されている。この対向電極(26)は、上流側放 部(25a)の先端ないしほぼ先端を通る仮想鉛直 面上に放電電極(25)と平行に配置されている この構成において、上記対向電極(26)は、第2 放電部(25b)(25b)よりも第1放電部(25a)に近い位 に配置されている。具体的には、図3の例に いて上流側放電電極(26a)のみを設けた構成 同等である。

 この構成においても、第1荷電部(20a)にお る放電電極(25)と対向電極(26)の間の電気力 の湾曲度合いに比べて、第2荷電部(20b)にお る放電電極(25)と対向電極(26)の間の電気力線 の湾曲度合いが大きくなる(図7参照)。したが って、第1荷電部(20a)では衝突荷電が発生する のに対して、第2荷電部(20b)では拡散荷電が発 生する。

 このため、この変形例の構成を採用して 、上記各実施形態と同様の効果を奏するこ ができる。

 この変形例1では、図7に示すように、放 電極(25)に電源(27)のマイナス極が接続され、 対向電極(26)に該電源(27)のプラス極が接続さ ている。また、電源(27)のプラス極側は接地 されている。

 ここで、上記放電電極(25)を流れる電流を I1とし、対向電極(26)を流れる電流をI2とする 、両電極には、衝突荷電電流(I2)と、拡散荷 電電流(I1-I2)の両方が流れるように構成され いる。そして、電流全体に対する拡散荷電 流の割合が5%以上であって60%以下になるよう に定められている。

 衝突荷電電流と拡散荷電電流の両方が流 るということは、言い換えると、衝突荷電 拡散荷電の両方が起こるということである そして、電流全体に対する拡散荷電電流の 合を上記の範囲内に定めることにより、空 中の塵埃を効率よく帯電させることが可能 なる。

 上記の数値範囲は、図8のグラフに基づい て定められている。つまり、図8に示すよう 、電流全体に対する拡散荷電電流の割合を5% ~60%の範囲に定めると、約70%~95%程度の高い集 効率を得ることができるためである。特に 記割合が10%~30%であることが好ましく、さら に好ましくは15%~30%にするとよい。これに対 て、上記電流の割合が5%未満の場合は殆ど衝 突荷電しか起こらないために45%程度の集塵効 率しか得ることができず、逆に上記電流の割 合が60%を超えると殆ど拡散荷電しか起こらな いために50%~70%未満程度の集塵効率しか得る とができないことが分かる。

 ここで、図8の測定結果が得られた試験に 用いた電極の構造について簡単に説明する。 図9の表において丸数字の1~6は、図8の丸数字 測定点に対応している。丸数字の1~5は図7の 構成の電極を採用して試験を行い、丸数字の 6は図4の構成の電極を採用して試験を行った

 ここで、図9の表には、丸数字の1~6の電極 構造のそれぞれについて、表の上から順に、 対向電極の本数、対向電極の直径、鋸歯状の 放電電極と棒状の対向電極の間隔寸法d、上 側放電部(25a)の数、下流側放電部(25b)の数を している。

 この表から、丸数字の1~6のそれぞれの電 構造において、80%以上の高い集塵効率が得 れていることが分かる。また、拡散電流の 合は20%~30%の範囲内に入っており、上記の好 適な範囲内に位置している。

 また、図10,11のグラフに示すように、放 電極と対向電極の間隔寸法dを変化させて集 効率を測定したところ、d=13.5mmとd=17.5mmで特 に集塵効率が高く、d=24mmとd=30mmでは集塵効率 が若干下がる傾向が見られた。ただし、d=24mm とd=30mmでも70%以上の集塵効率は得られており 、装置の性能としては満足できるレベルであ る。これは、d寸法を変えて集塵効率を測定 たこれら全てのポイントで、拡散電流の割 が5%~60%の範囲内に入っているためで、特にd= 13.5mmとd=17.5mmでは、拡散電流の割合が15%~30%の 範囲内に入っているため、優れた効果が得ら れたものと判断できる。

 次に、図9の表で丸数字の2~4は風上側(空 の流れの上流側)と風下側(空気の流れの下流 側)で鋸歯(放電部)の数を変えた例である。図 12のグラフに示すように、上流側の放電部の が少ない方が拡散荷電電流の割合が高くな 、衝突荷電電流の割合が少なくなっている ただし、これらのデータでも、拡散電流の 合は全て15%~30%の範囲内に入っており、80%以 上の高い集塵効率が得られている。

 図13のグラフは、第2荷電部(20b)の対向電 の直径を変えて集塵効率を測定したデータ 示している。このグラフからは、対向電極 直径が小さい方が拡散電流の割合が高いこ が分かる。これらの測定値において、第2荷 部(20b)の対向電極(26)の直径寸法φは、いず も放電電極(25)と対向電極(26)の間の寸法の1/5 以下であり、80%以上の高い集塵効率が得られ ているが、特にφ=1.0mmよりもφ=1.5mmの方で優 た集塵効率が得られている。

 図14,15は、放電電極に対して対向電極の 置を変化させた例を示している。これらの では、空気の流れの上流側と下流側で放電 極と対向電極の間隔寸法d,d’を同じにして 下対向電極の間隔を変化させる図14のパター ンと、空気の流れの上流側と下流側で放電電 極と対向電極の間隔寸法d,d’を変えた場合に 上下対向電極の間隔を変化させる図15のパタ ンを含んでいる。測定結果を図16のグラフ 示している。このグラフに示すように、放 電極と下流側の対向電極の間隔は小さい方 若干集塵効率が高く、上下対向電極の間隔 小さい方が集塵効率が高くなっている。ま 、拡散荷電電流の割合は上記の好適な範囲 入っている。

 (変形例2)
 変形例2は、図17に示すように、2本の棒状の 対向電極(26)を互いに平行になるように上下 1本ずつ配置するとともに、その間に放電電 (25)(鋸歯状電極)を配置した例で、帯状の基 部(25c)の両縁部に形成した各突起(25a,25b)の 端が対向電極(26)を指向する構成にしている この例では、上側に位置する突起(25a)から る放電部と対向電極(26)との間に、この放電 と対向電極(26)だけで、衝突荷電方式の第1 電部(20a)と拡散荷電方式の第2荷電部(20b)が構 成されている。また、下側に位置する突起(25 b)からなる放電部と対向電極(26)との間にも、 この放電部と対向電極(26)だけで、衝突荷電 式の第1荷電部(20a)と拡散荷電方式の第2荷電 (20b)が構成されている。このように放電部 対して1つの対向電極(26)だけで第1荷電部(20a) と第2荷電部(20b)を構成するために、この実施 形態では、対向電極(26)に対して放電電極(25) 反対側に空間(S1)を設ける構成を採用してい る。

 このようにすると、放電部(放電電極(25)) 対向電極(26)の間に形成される電気力線が、 放電電極(25)と対向電極(26)の間の空間にでき 湾曲度合いの小さな電気力線と、放電電極( 25)と対向電極(26)の間の外側を通って対向電 (26)の裏側に回り込む湾曲度合いの大きな電 力線とを含むことになる。

 したがって、両電極の間では、湾曲度合 の小さな電気力線に沿ってイオンが対向電 (26)に入射する現象により成立する衝突荷電 方式の放電と、湾曲度合いの大きな電気力線 から外れてイオンが空気中に放出される現象 により成立する拡散荷電方式の放電とが発生 する。特に、放電電極(25)から飛び出したイ ンは電気力線に沿って対向電極(26)へ向かお とする性質を有しているが、標的となる対 電極(26)が小さいうえに、気流がイオンの動 きに影響を与えるので、イオンが電界を外れ てそのまま空間に放出されることで拡散荷電 が発生する。また、放電電極(25)から見て対 電極(26)の裏側の空間(S1)は電界強度も弱く、 イオンがこの空間(S1)へ逃れやすい領域にな ている。

 このように衝突荷電と拡散荷電が生じる で、この変形例の構成を採用しても、上記 実施形態と同様の効果を奏することができ 。また、対向電極(26)の数を図3,図4の例より も減らせるため、構成をより簡素化できる。

 (変形例3)
 変形例3は、図18に示すように、2本の棒状の 対向電極(26)を互いに平行になるように上下 1本ずつ配置するとともに、その間に放電電 (25)(鋸歯状電極)を配置した例で、鋸歯状の 電電極(25)を、2本の対向電極(26)を通る仮想 面に対して直交するように配置している。 の例では、左右の放電部(25a,25b)とその上側 位置する対向電極(26)との間に、この放電部 (25a,25b)と対向電極(26)だけで、衝突荷電方式 第1荷電部(20a)と拡散荷電方式の第2荷電部(20b )が構成されている。また、左右の放電部(25a, 25b)とその下側に位置する対向電極(26)との間 も、この放電部(25a,25b)と対向電極(26)だけで 、衝突荷電方式の第1荷電部(20a)と拡散荷電方 式の第2荷電部(20b)が構成されている。このよ うに放電部(25a,25b)に対して1つの対向電極(26) けで第1荷電部(20a)と第2荷電部(20b)を構成す ために、この実施形態では、対向電極(26)の 外周全体に空間(S2)を設ける構成を採用して る。

 このようにすると、放電部(放電電極(25)) 対向電極(26)の間に形成される電気力線が、 放電電極(25)と対向電極(26)の間の空間にでき 湾曲度合いの小さな電気力線と、放電電極( 25)と対向電極(26)の間の外側を通って対向電 (26)の裏側に回り込む湾曲度合いの大きな電 力線とを含むことになる。

 したがって、両電極の間では、湾曲度合 の小さな電気力線に沿ってイオンが対向電 (26)に入射する現象により成立する衝突荷電 方式の放電と、湾曲度合いの大きな電気力線 から外れてイオンが空気中に放出される現象 により成立する拡散荷電方式の放電とが発生 する。

 このように衝突荷電と拡散荷電が生じる で、この変形例の構成を採用しても、上記 実施形態と同様の効果を奏することができ 。また、対向電極(26)の数を図3,図4の例より も減らせるため、構成をより簡素化できる。

 (変形例4)
 変形例4は、放電電極(25)の構成を図6の例と 異なるようにした例である。

 具体的には、図19に示すように、この放 電極(25)は、導電性の棒状基部(25c)と、その 状基部(25c)に固定された先端の尖った複数の 針状の放電部(25a,25b)とを有している。各放電 部(25a,25b)は棒状基部(25c)に直角に固定されて る。また、放電部(25a,25b)は、2本を1組とし 、各組の2本が1直線上に位置するとともに、 すべての放電部(25a,25b)が一つの仮想平面に沿 うように配置されている。この例においても 、図の右側の放電部を上流側放電部(25a)とし 図の左側の放電部を下流側放電部(25b)とす 。

 この放電電極(25)に対して、対向電極(26) 上下に配置されている。対向電極(26)は、上 側放電部(25a)の先端を通る鉛直面に沿って 置されている。各対向電極(26)は、上流側放 部(25a)から等間隔で、互いに平行に配置さ ている。また、この対向電極(26)としては、 想線で示す下流側対向電極(26b)を、放電電 (25)の棒状基部(25c)の上下に該棒状基部(25c)と 平行に設けてもよい。この下流側対向電極(26 b)も上下それぞれが放電電極(25)の棒状基部(25 c)から等間隔の位置に配置される。

 このように構成しても、放電部(25a,25b)(放 電電極(25))と対向電極(26)の間には、上流側放 電部(25a)と対向電極(26)の間にできる湾曲度合 いの小さな電気力線と、下流側放電部(25b)と 向電極(26)の間にできる湾曲度合いの大きな 電気力線とが形成される。

 したがって、両電極(25,26)の間では、湾曲 度合いの小さな電気力線に沿ってイオンが対 向電極(26)に入射する現象により成立する衝 荷電方式の放電と、湾曲度合いの大きな電 力線から外れてイオンが空気中に放出され 現象により成立する拡散荷電方式の放電と 発生する。そのため、この変形例の構成を 用しても、上記各実施形態と同様の効果を することができる。

 《発明の実施形態3》
 本発明の実施形態3について説明する。

 この実施形態3は、本発明に係る荷電装置 (1)を空気浄化装置(空気処理装置)(10)に適用し た例である。図20は、空気浄化装置(10)の概略 の内部構造を示す断面図である。

 この空気浄化装置(10)は直方体で中空のケ ーシング(11)を備え、このケーシング(11)内に 数の機能部品が収納されている。ケーシン (11)の一つの壁面には空気吸込口(12a)が形成 れ、この空気吸込口(12a)と対向する壁面に 空気吹出口(12b)が形成されている。空気吸込 口(12a)には、被処理空気中に含まれる塵埃(浮 遊粒子)のうち比較的粒径の大きなものを捕 するプレフィルタ(14)が設けられている。

 ケーシング(11)内には、空気吸込口(12a)か 空気吹出口(12b)に向かって空気が流れる空 通路(13)が形成されている。この空気通路(13) には、空気の流れ方向の上流側から下流側へ 向かって順に、荷電部(20)、集塵部(電気集塵 )(30)、吸着部材(15)、そしてプロペラファン( 16)が配置されている。

 荷電部(20)は、互いに同じように構成され た2組のものが上下に配置されている。各荷 部(20)は、図3~図5の実施形態2で説明したもの と同様に、放電電極(25)と対向電極(26)とから 成されている。放電電極(25)は、空気の流れ 方向と平行に配置された帯板状の電極であり 、帯状の基板部(25c)の両縁部にほぼ等間隔で 端が鋭角になった三角形状の突起(25a,25b)が 成されている。この突起(25a,25b)により放電 が形成されている。放電部(25a,25b)には、空 の流れ方向上流側の上流側放電部(25a)と、 気の流れ方向下流側の下流側放電部(25b)とが 含まれている。

 対向電極(26)は棒状(または柱状の)電極で って、放電電極(25)を挟んで上下両側に2本 つ配置され、それぞれ、空気の流れ方向上 側の対向電極(上流側対向電極)(26a)と、空気 流れ方向下流側の対向電極(下流側対向電極 )(26b)とが含まれている。上流側対向電極(26a) 、上流側放電部(25a)の先端ないしほぼ先端 通る仮想鉛直面上に放電電極(25)と平行に配 されている。また、下流側対向電極(26b)は 放電電極(25)の中心線ないしほぼ中心線を通 仮想鉛直面上に、該放電電極(25)と平行に配 置されている。

 放電電極(25)には放電用の直流高圧電源(27 )のマイナス極が接続され、対向電極(26)には 電源(27)のプラス極が接続されている。この 高圧電源(27)は、プラス極側が接地されてい 。

 集塵部(30)は、集塵用の直流高圧電源(28) マイナス極が接続された第1電極(31)と、該電 源(28)のプラス極が接続された第2電極(32)とを 有している。電源(28)のプラス極側は接地さ ている。第1電極(31)と第2電極(32)は、電極板 等間隔で交互に配置したものでもよいし、 2電極(32)を格子状にして各格子内の小さな 間に棒状ないし針状の第1電極(31)を配置した ものでもよい。

 吸着部材(15)は、詳細は図示していないが 、空気の流れ方向に沿って多数の微細な空気 流通孔を有するハニカム状の基材の表面に、 臭気成分を吸着するゼオライトなどの吸着剤 の微粉末が担持されたものである。この吸着 部材(15)には、吸着剤とともに、脱臭触媒の 粉末も担持されている。この吸着部材(15)は 空気中の臭気物質の一部が、集塵部(30)で捕 捉されずにすり抜けてきた場合に、その臭気 物質を吸着剤で捕捉し、その表面上で脱臭触 媒の作用によって分解する。この脱臭触媒に は、荷電部(20)の放電によって発生する熱や ,オゾンなどの活性物質等によって活性化し 臭気成分の分解反応を促進する熱触媒や光 媒を用いることができる。

 以上説明したように、この空気浄化装置( 10)は、被処理空気中の塵埃を帯電させる荷電 部(20)と、帯電した塵埃を捕集する集塵部(電 集塵部)(30)とを備えている。そして、上記 電部(20)は、実施形態1,2と同様に、衝突荷電 式の第1荷電部(20a)と、拡散荷電方式の第2荷 電部(20b)とを備えている。

 この空気浄化装置(10)では、被処理空気中 の塵埃を帯電させる荷電工程と、帯電した塵 埃を電気的に捕集する電気集塵工程とを行う ものであって、上記荷電工程が、衝突荷電方 式の第1荷電工程と、拡散荷電方式の第2荷電 程とを行う工程である。

  -運転動作-
 この実施形態に係る空気浄化装置(10)を起動 すると、プロペラファン(16)が回転して、被 理空気である室内空気が空気吸込口(12a)から ケーシング(11)内に吸い込まれる。荷電部(20) は放電電極(25)と対向電極(26)の間に電位差 与えられていて、放電電極(25)からイオンが び出している。放電電極(25)の上流側放電部 (25a)から飛び出したイオンは殆どが上流側対 電極(26a)に到達するが、下流側放電部(25b)か ら飛び出したイオンは殆どが下流側対向電極 (26b)に到達せずに空気中に拡散する。

 つまり、この空気浄化装置(10)では、被処 理空気中の塵埃を帯電させる荷電工程と、帯 電した塵埃を電気的に捕集する電気集塵工程 とを行う空気処理方法において、荷電工程と して、衝突荷電方式の第1荷電工程と、拡散 電方式の第2荷電工程とが行われる。

 衝突荷電方式はミクロンオーダー(1μm以 )の比較的大きな塵埃(浮流粒子)を帯電させ すく、拡散荷電方式はサブミクロンオーダ (1μm未満)の比較的小さな塵埃を帯電させや い特性を有している。そして、第1荷電部(20a )は衝突荷電方式であって、上流側放電部(25a) から飛び出したイオンの殆どが上流側対向電 極(26a)に到達する。イオンは上流側放電部(25a )と上流側対向電極(26a)との間に密集しており 、この間を被処理空気が流れるときにミクロ ンオーダーの比較的大きな塵埃が帯電する。 一方、第2荷電部(20b)は拡散荷電方式であって 、下流側放電部(25b)から飛び出したイオンは どが空気中に放出される。したがって、イ ンは該空気中に分散しており、この空間を 処理空気が流れるときにサブミクロンオー ーの比較的小さな塵埃が帯電する。

 被処理空気は、サブミクロンオーダーの さな粒径の塵埃からミクロンオーダーの大 な粒径の塵埃まで帯電した状態で、集塵部( 30)へ流入する。集塵部(30)は、マイナスの電 を帯びた第1電極(31)とプラスの電荷を帯びた 第2電極(32)とを有しているので、イオン化さ た塵埃をクーロン力で捕捉することができ 。

 また、集塵部の後段には脱臭触媒を担持 た吸着部材(15)が配置されており、臭気成分 も除去・分解される。

 そして、塵埃が除去されて臭気成分も分 された被処理空気が空気吹出口(12b)から室 空間へ吹き出される。

  -実施形態3の効果-
 この実施形態3においても、衝突荷電方式と 拡散荷電方式の両方の荷電方式を採用したこ とにより、空気中の塵埃をサブミクロンオー ダーのものからミクロンオーダーのものまで 帯電させて除去できる。したがって、除去で きる塵埃の粒径が偏ってしまうのを防止でき る。

 また、衝突荷電方式だけ、あるいは拡散 電方式だけを採用すると、装置(10)が大型に なりがちであるが、この実施形態では、衝突 荷電方式と拡散荷電方式の両方を採用したこ とにより、装置(10)を小型化することが可能 なる。

 さらに、この実施形態では拡散荷電方式 採用しているがイオンを室内には放出せず ケーシング(11)内で塵埃を帯電させるように しているので、帯電した塵埃が部屋の壁に付 着して壁が汚れることも防止できる。

 《発明の実施形態4》
 本発明の実施形態4について説明する。

 この実施形態4は、実施形態3と同様に本 明に係る荷電装置(1)を空気浄化装置(空気処 装置)(10)に適用した例であるが、装置(10)の 体構成が実施形態3とは異なっている。図21 、この空気浄化装置(10)の概略の内部構造を 示す断面図である。

 この空気浄化装置(10)は、中空のケーシン グ(11)を備え、このケーシング(11)に複数の機 部品が収納されている。このケーシング(11) には、上下(または左右)の壁面における図の 側端部に空気吸込口(12a)が形成され、上下( たは左右)の一壁面における図の左側端部に 空気吹出口(12b)が形成されている。空気吸込 (12a)には、被処理空気中に含まれる塵埃(浮 粒子)のうち比較的粒径の大きなものを捕捉 するプレフィルタ(14)が設けられている。

 ケーシング(11)内には、空気吸込口(12a)か 空気吹出口(12b)に向かって空気が流れる空 通路(13)が形成されている。この空気通路(13) には、空気の流れ方向の上流側から下流側へ 向かって順に、荷電部(20)、集塵部(30)、吸着 材(15)、そして遠心ファン(シロッコファン)( 17)が配置されている。上記空気通路(13)は、 ーシング(11)に対して上下(または左右)から 気吸込口(12a)に入った後に空気吹出口(12b)の 向へ向かってほぼ直角に屈曲し、シロッコ ァン(17)のところで空気吹出口(12b)の方向へ かってさらに屈曲するようになっている。

 荷電部(20)は、互いに同じように構成され た2組のものが上下に配置されている。各荷 部(20)は、図3~図5の実施形態2で説明したもの と同様に放電電極(25)と対向電極(26)とから構 されている。放電電極(25)は、空気の流れ方 向と平行に配置された帯板状の電極であり、 基板部(25c)の両縁部にほぼ等間隔で先端が鋭 な三角形状の突起(25a,25b)が形成されている この突起(25a,25b)により放電部が形成されて る。放電部(25a,25b)には、空気の流れ方向上 側の上流側放電部(25a)と、空気の流れ方向 流側の下流側放電部(25b)とが含まれている。

 対向電極(26)は棒状電極であって、放電電 極(25)を挟んで両側に2本ずつ配置され、それ れ、空気の流れ方向上流側の対向電極(上流 側対向電極)(26a)と、空気の流れ方向下流側の 対向電極(下流側対向電極)(26b)とを有してい 。上流側対向電極(26a)は、上流側放電部(25a) 先端ないしほぼ先端を通る仮想鉛直面上に 電電極(25)と平行に配置されている。また、 下流側対向電極(26b)は、放電電極(25)の中心線 ないしほぼ中心線を通る仮想鉛直面上に該放 電電極(25)と平行に配置されている。

 被処理空気がこの荷電部(20)を通過した後 の位置で空気通路(13)が屈曲している。空気 路(13)には、集塵部(30)の上流側に整流部材(18 )が配置されている。また、空気通路(13)には 集塵部(30)の下流側に、実施形態3と同様に 成された集塵部(30)と、吸着剤と脱臭触媒と 担持した吸着部材(15)とが配置されている。

 吸着部材(15)の下流側には、シロッコファ ン(17)への空気の流入ガイドとしてのベルマ ス(19)が配置されている。このベルマウス(19) によりシロッコファン(17)に導入された空気 、このシロッコファン(17)により流れの向き 変えて、空気吹出口(12b)からケーシング(11) 外へ吹き出されるようになっている。

 なお、この実施形態において、荷電部(20) と集塵部(30)の電源については図示を省略し いる。

  -運転動作-
 この実施形態に係る空気浄化装置(10)を起動 すると、シロッコファン(17)が回転を開始し 被処理空気である室内空気が空気吸込口(12a) からケーシング(11)内に吸い込まれる。荷電 (20)では放電電極(25)と対向電極(26)の間に電 差が与えられていて、放電電極(25)からイオ が飛び出している。放電電極(25)の上流側放 電部(25a)から飛び出したイオンは殆どが上流 対向電極(26a)に到達するが、下流側放電部 ら飛び出したイオンは殆どが下流側対向電 (26b)に到達せずに空気中に拡散する。その際 、空気通路(13)が屈曲しているため拡散効果 高くなる。

 上流側放電部(25a)から飛び出したイオン 上流側放電部(25a)と上流側対向電極(26a)との で密集しており、この間を被処理空気が流 るときにミクロンオーダーの比較的大きな 埃が帯電する。一方、下流側放電部(25b)か 飛び出したイオンは殆どがケーシング(11)内 空間に放出されるので該空間内で分散し、 の空間を被処理空気が流れるときにサブミ ロンオーダーの比較的小さな塵埃が帯電す 。

 被処理空気は、サブミクロンオーダーの さな粒径の塵埃からミクロンオーダーの大 な粒径の塵埃まで帯電した状態で集塵部(30) へ流入する。集塵部(30)は、プラスの電荷を びた電極板(32)とマイナスの電荷を帯びた電 板(31)とを有しているので、イオン化された 塵埃をクーロン力で捕捉することができる。

 集塵部(30)を通過することにより被処理空 気中の塵埃の殆どは除去されているが、集塵 部(30)で捕捉されずに空気吹出口(12b)に向かう 塵埃も存在する。このように集塵部(30)を通 してしまった塵埃は、吸着部材(15)によって 捉される。また、吸着部材(15)は脱臭触媒も 担持しており、そこで臭気成分も分解される 。

 そして、塵埃が除去されて臭気成分も分 された被処理空気が空気吹出口(12b)から室 空間へ吹き出される。

  -実施形態4の効果-
 この実施形態4においても、衝突荷電方式と 拡散荷電方式の両方の荷電方式を採用したこ とにより、空気中の塵埃をサブミクロンオー ダーの小さなものからミクロンオーダーの大 きなものまで帯電させて除去できる。したが って、除去できる塵埃の粒径が偏ってしまう のを防止できる。

 また、衝突荷電方式だけ、あるいは拡散 電方式だけを採用すると、装置が大型にな がちであるが、この実施形態では、衝突荷 方式と拡散荷電方式の両方を採用したこと より、装置(10)を小型化することが可能とな る。また、荷電部(20)の直後で空気通路(13)を 曲させているので、イオンの拡散効果を高 やすく、装置(10)を小型化しても高効率を得 ることができる。

 さらに、この実施形態では拡散荷電方式 採用しているがイオンを室内に放出するこ はせずにケーシング(11)内で塵埃を帯電させ るようにしているので、帯電した塵埃が部屋 の壁に付着して壁が汚れることも防止できる 。

 《その他の実施形態》
 上記実施形態については、以下のような構 としてもよい。

 例えば、鋸歯状の放電電極(25)の上下に1本 つ棒状の対向電極(26)を設ける構成において 図22(a)や図22(b)に示すように、対向電極(26) 放電電極(25)の上流側端部よりもさらに気流 流側に配置してもよい。この場合の電極寸 や電圧の一例を図23に示している。図にお て、対向電極の直径をφ、上流側放電部(25a) 先端と対向電極(26)との距離をD、放電電極 印加する電圧をV、放電電極(25)の厚さをt、 状の基板部(25c)の幅をA、基板部(25c)からの各 放電部(25a,25b)の突出寸法をB、放電部(25a,25b) 先端角度をθとすると、
 1mm≦φ≦3mm
 15mm≦D≦35mm
 -7kV≦V≦-10kV
 10μm≦t≦100μm
 A=8mm
 B=5mm
 C=25mm
 10°≦θ≦30°
で表される値に設定している。

 また、図24には横吸込方式の空気浄化装置 示しており、荷電部(20)における放電電極(25) の長さLを、
L=300mmに設定している。

 そして、上記のように寸法構成すること より、衝突荷電と拡散荷電が効率よく発生 る。なお、放電電極(25)と対向電極(26)のど らにも、ステンレス鋼を用いることが可能 あるが、その他の導電性材料を用いてもよ 。

 また、鋸歯状の放電電極(25)の上下に2本 つ棒状の対向電極(26a,26b)を設ける構成にお て、図25(a)や図25(b)に示すように、放電電極( 25)から第1荷電部(20a)の対向電極(26a)までの距 よりも、該放電電極(25)から第2荷電部(20b)の 対向電極(26b)までの距離を大きくしてもよい 放電電極(25)と第2荷電部(20b)の対向電極(26b) 間隔を広げると衝突荷電の割合が減り、第2 荷電部(20b)で拡散荷電が起こりやすくなる。

 また、上記実施形態では、第2荷電部(20b) 対向電極(26b)に棒状ないし柱状で断面円形 ものを用いているが、この対向電極(26b)には 、図26に示すように頂点角度が鈍角になった 面多角形のものを用いてもよい。図の例は 面が正八角形の放電電極(26a)を示している その場合、第2荷電部(20b)の対向電極(26b)は、 対角寸法または直径寸法φが、放電電極(25)と 対向電極(26)との間の寸法(D)の1/5以下でゼロ(m m)より大きくするとよい。

 さらに、実施形態2~4において、第1荷電部 (20a)の対向電極(26a)と第2荷電部(20b)の対向電 (26b)は必ずしも同じ形状にする必要はなく、 衝突荷電方式の第1荷電部(20a)では対向電極(26 a)を板状や太い棒状にしてイオンが飛び込み すくし、拡散荷電方式の第2荷電部(20b)では 向電極(26b)を細い棒状にしてイオンが飛び みにくくなるようにしてもよい。

 さらに、集塵部(30)は、電極板などを用い た方式に限らず、静電フィルタを用いて構成 してもよい。また、荷電部(20)や集塵部(30)の 極の極性は上記各実施形態に限定されるも ではなく、例えば逆にしてもよい。

 また、鋸歯状の放電電極は、図27(A)~図27(C )に示すように、左右非対称にしてもよい。 27(A)の例は、左右で放電部の数を変化させる ようにした例で、衝突荷電電流と拡散荷電電 流の割合を左右対称のものとは異ならせるこ とができる。図27(B)の例は左右とも放電部の を減らして千鳥配置にした例(左右で異なる 位置に放電部を交互に配置した例)である。 た、図27(C)の例は、帯板の左右側縁部の一方 だけに放電部を形成した例である。これらの 放電電極を用いても、対向電極を適宜配置す ることにより、衝突荷電と拡散荷電を同時に 起こして集塵効率を高めることができる。

 放電電極の歯の形状は、図28(A)に示すよ な二等辺三角形型や、図28(B)に示すような直 角三角形型や、図28(C)に示すような鈍角三角 型などを採用することができる。

 また、図29(A)に示すように、鋸歯状電極 左右縁部を折り曲げて「コ」の字状に形成 たものや、図29(B)に示すように「V」字状に 成したものを用いてもよい。これらの放電 極を用いても、対向電極を適宜配置するこ により、拡散荷電と衝突荷電を同時に起こ て集塵効率を高めることができる。

 なお、以上の実施形態は、本質的に好ま い例示であって、本発明、その適用物、あ いはその用途の範囲を制限することを意図 るものではない。

 以上説明したように、本発明は、被処理 気中の塵埃などの浮遊粒子を帯電させる荷 装置と荷電方法、及び帯電させた塵埃を捕 する空気処理装置及び空気処理方法につい 有用である。