Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
CHEESE AND METHOD FOR PRODUCTION THEREOF
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108416
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a high-fat cheese which has a water content of 35% or less, a pH value of 5.0 or higher, a milk fat content of 60% or more relative to the solid content and a stress at break of 500 gf or less at 10°C, and which can be produced by utilizing the coagulating activity of rennet. The high-fat cheese has good spreadability and can be kneaded readily into a processed food or a confection.

Inventors:
SUGIYAMA KAZUNOBU
KAWABATA SHIROU
AIZAWA SHIGERU
Application Number:
PCT/JP2008/053997
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
March 05, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
MEIJI DAIRIES CORP (JP)
SUGIYAMA KAZUNOBU
KAWABATA SHIROU
AIZAWA SHIGERU
International Classes:
A23C19/076
Foreign References:
JP2006075012A2006-03-23
JP2004350541A2004-12-16
JP2000245341A2000-09-12
Other References:
J.KOROLCZUK ET AL.: "Effect of homogenization of milk on the consistency of UF fresh cheeses.", MILCHWISSENSCHAFT, vol. 47, no. 4, 1992, pages 225 - 227, XP000270512
MANOJ G. NAIR ET AL.: "Yield and functionality of Cheddar cheese as influenced by homogenization of cream.", INTERNATIONAL DAIRY JOURNAL, vol. 10, no. 9, 2000, pages 647 - 657, XP001170390
Attorney, Agent or Firm:
OGURI, Shohei et al. (7-13 Nishi-Shimbashi 1-chome,Minato-k, Tokyo 03, JP)
Download PDF:
Claims:
 水分含量が35%以下であり、pHが5.0以上であり、固形分含量当たりの乳脂肪含量が60%以上であり、10℃における破断応力が500gf以下であることを特徴とするレンネット凝固作用で製造した高脂肪チーズ。
 複数のカード形成槽と連続式カード保持装置からなる連続式カード製造機により製造することを特徴とする請求項1記載の高脂肪チーズ。
 製造されるチーズが請求項1記載の高脂肪チーズであり、
 カードカッティングサイズを15~20mmの立方体とし、カード形成槽内での攪拌を12rpm以下で行い、カードのミリングサイズを20mm角以上にしたことを特徴とするチーズ製造方法。
 原料となる生乳にクリームを添加し、当該クリームが3.0~15.0MPaで均質化されたクリームであることを特徴とする請求項3記載のチーズ製造方法。
 原料となる生乳にクリームを加えることによって調整乳を調製し、当該調整乳の脂肪含有量に対するタンパク質含有量の割合が0.60以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載のチーズ製造方法。
 複数のカード形成槽と連続式カード保持装置からなる連続式カード製造機により製造することを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のチーズ製造方法。
Description:
チーズ及びその製造法

 本発明は、レンネット凝固作用により製 した高脂肪チーズを提供するものである。 た、良好な展延性を有し、練り込みが容易 ため、加工食品や洋菓子等の練り込み用チ ズとして、また、プロセスチーズ等にも簡 に利用できる高脂肪チーズを提供する。

 従来知られている高脂肪のナチュラルチ ズとして、クリームチーズがある。クリー チーズは、生クリームまたはクリームなど 牛乳に混合して高脂肪に調製し、これを酸 より凝固させた非熟成のチーズである。ク ームチーズは、その脂肪含量の高さとフレ シュな酸味が特徴であり、パンやクラッカ に塗ってそのまま食される他、製菓・製パ 原料、加工食品原料、プロセスチーズ原料 して二次加工に多く利用されている。しか 、クリームチーズを二次加工に利用する場 、チーズの水分含量が高いこと、酸味が強 こと、などの理由で用途・添加量が制限さ る場合がある。また、非熟成であるために の風味は淡泊であり、いわゆるコクが不足 ている。またフレッシュチーズと称される うに、殺菌しない限りその保存期間は比較 短い。

 一方、水分含量の低いチーズは主に熟成 ーズであり、例えばチェダーチーズ、ゴー チーズなどのいわゆる半硬質チーズやパル ザンチーズなどのいわゆる硬質チーズがあ 。これらのチーズは熟成により風味豊かで り、他の食品に添加することでそのコクを 品に付与することができる。しかし、これ のチーズは硬質であることから、利用時に ル、ミキサー、シュレッダーなどの粉砕器 より、事前にチーズを細断したり、すりお す必要があり、このための手段と時間がか ってしまう。

 保存性が良好で、適度な硬度と滑らかな 織を有する高脂肪フレッシュチーズが従来 られている(例えば特許文献1)。しかし、フ ッシュチーズは、半硬質チーズや硬質チー と比較して水分含量が高く、その品質を保 したまま長期間熟成することができない。 成しても熟成チーズの風味を有することは く、また、保存性についても未だ十分なも とは言えない。フレッシュチーズは成分組 によって、流動性のあるペースト状から保 性のある固形のものまで幅広い。一方、本 明のチーズは、詳細については後述するが 水分が35%以下の、保型性のあるチーズであ 、フレッシュチーズと異なって殺菌しなく 細菌的保存性があることから熟成も可能で り、上記のチーズとはその組成、性状、用 を異にするものである。

特開2000-245341号公報

 したがって、高脂肪含量であり、熟成チ ズの風味を有し、且つ良好な展延性を持ち 加工食品や洋菓子への練り込みが容易なレ ネット凝固作用で製造した高脂肪チーズに 、いくつものメリットがあるにも関わらず 未だ提供されていない。本発明は、このよ なチーズの提供を目的とする。

 上記の課題を解決するため、本発明では以 のような高脂肪のチーズを提供するもので る。
 即ち、本発明は、水分含量が35%以下であり pHが5.0以上であり、固形分含量当たりの乳 肪含量が60%以上であり、10℃における破断応 力が500gf以下であることを特徴とするレンネ ト凝固作用で製造した高脂肪チーズを提供 る。

 上記高脂肪チーズは、2℃~15℃で2ヶ月以 の熟成に相当する熟度で利用に供するチー とすることも可能であり、また2℃~15℃で3ヶ 月以上の熟成に相当する熟度で利用に供する チーズとすることも可能である。

 本発明の高脂肪チーズは、複数のカード 成槽と連続式カード保持装置からなる連続 カード製造機により製造することが可能で る。

 さらに、本発明は上記の高脂肪チーズを 造する方法も提供する。本製造方法におい は、カードカッティングサイズを15~20mmの立 方体とし、カード形成槽内での攪拌を12rpm以 で行い、カードのミリングサイズを20mm角以 上にしたことを特徴とする。

 本発明の製造方法においては、原料とな 生乳にクリームを添加し、当該クリームが3 .0~15.0MPaで均質化されたクリームであること 特徴とする。

 また、原料となる生乳にクリームを加え ことによって調整乳を調製し、当該調整乳 脂肪含有量に対するタンパク質含有量の割 が0.60以下であることを特徴とする。

 なお、本発明の製造方法は、複数のカー 形成槽と連続式カード保持装置からなる連 式カード製造機により行うことができる。

 本発明による高脂肪チーズは以下のメリッ を享受することができる。
 1)すりおろすことなく加工食品や洋菓子に 用することができる。
 2)殺菌しなくても長期保存が可能であり、 リームチーズ代替原料として加工食品や洋 子への利用が可能である。
 3)脂肪分を始めとする固形分が多いことか 、クリームチーズより少ない添加量で乳固 分のコクを加工食品や洋菓子に付与するこ ができる。
 4)酸味が弱いことから、酸味を求めない加 食品や洋菓子での使用が可能である。
 5)熟成したものを利用すれば、クリームチ ズにはない熟成チーズのコクを加工食品や 菓子に付与できる。
 6)チェダーチーズなどの半硬質チーズ連続 造機での製造が可能であるので、連続的に 量生産することも可能であり、経済的に有 である。

 以下、本発明を詳細に説明するが、本発 は以下に述べる個々の形態には限定されな 。なお、%表示は特に明示しない限り重量基 準を示す。

 本発明のチーズは、水分含量が35%以下で り、pHが5.0以上であり、固形分含量当たり 乳脂肪含量が60%以上であり、10℃における破 断応力が500gf以下であることを特徴とするレ ネット凝固作用で製造した高脂肪チーズで る。

 本発明のチーズは、定法によりレンネッ 凝固作用により製造されるチーズであり、 定の製造方法には限定されない。例えばこ には限定されないが、以下に、本発明のチ ズの製造方法を示す。

 チーズ原料乳としては、通常のチーズ製 に用いられる牛乳、水牛乳、羊乳、山羊乳 どを用いることができ、特に一般的に用い れる牛乳が好ましい。

 原料となる生乳に、乳からセパレーター 分離したクリームを加えることによって調 乳を調整する。調整乳は脂肪含有量に対す タンパク質含有量の割合(以下P/F比と略す) 所望の値になるようクリーム等を添加する 例えば通常のチェダーチーズの場合、P/F比 0.80~0.95であるが、本発明ではP/F比を0.60以下 することが好ましい。更には、P/F比を0.20以 上0.60以下とすることが好ましく、0.30~0.55と ることがさらに好ましい。

 また、添加するクリームとしては、ホモ ナイザーを用いて3.0~15.0MPa、好ましくは5.0~1 0.0MPaの圧力で均質化したクリームを用いるこ とが好ましい。この特定のクリームを用いる ことで、後述の工程においてホエイへの脂肪 の流出を抑制、低減することができる。

 得られた調整乳を所定温度で所定時間(例え ば72℃15秒)で殺菌し、冷却して温度調整する( 例えば約32℃)。
 次いで調整乳に乳酸菌スターターを所定量( 好ましくは1.0%~2.0%)添加し、均一に混合する これを所定温度(例えば32℃)で所定時間(好ま しくは約30分間)発酵させる。
 次いで30分程度でカードが凝固することが 能な量のレンネットを発酵した調整乳に添 ・混合し、調整乳を凝固させてカードを形 させる。

 得られたカードを、所定の大きさに細断 る。例えばチェダーチーズの場合5mm~10mmの 方体に細断するが、本発明においては15mm~20m mの立方体に細断することが好ましい。この ードカッティングサイズ制御を行うことで エイへの脂肪の流出を抑制、低減すること できる。

 カッティング完了後、約15分静置する。 の後、攪拌しながらカードを徐々に加熱し 約30分で槽内温度を37℃~40℃程度にする。こ 時、槽内における攪拌速度は、12rpm以下で ることが好ましい。この攪拌速度制御によ 、ホエイへの脂肪の流出を抑制、低減する とができる。

 攪拌保持した後、ホエイを排除する。カ ドは槽の一端に寄せ集めて、カードを密な とする。塊状カードをブロック状に切断し 積み重ねる。積み重ねたカードは、37℃~40 程度に保温しながら、15~20分毎に上下を入れ 換える。

 次に、カードをダイス状にカットする(こ の操作をミリングと称す)。例えばチェダー ーズの場合10mm~15mm角でミリングするが、本 明においては20mm角以上の大きさにミリング ることが好ましい。このミリングサイズ制 により、ホエイへの脂肪の流出を抑制、低 することができる。

 ミリングしたカードには、カード重量の 2%の食塩を添加し、混合する。混合後、ス ンレススチール製モールドに入れ、圧力を けてカードを圧搾する。

 こうして得られたブロック状のカードを 成工程を経ずに利用に供することも可能で り、また所定時間、所定温度で熟成した後 利用に供することも可能である。なお、そ 後の包装工程などを含む所定の後工程につ ては定法に従い行うことができる。

 熟成工程としては、得られたカードを2℃ ~15℃、好ましくは5℃~10℃で、1~24ヶ月、好ま くは3~12ヶ月、恒温保管することにより、熟 成チーズの豊かな風味を呈する本発明の高脂 肪チーズ製品とすることができる。

 本発明の高脂肪チーズは、上記のように 法によるチーズの製造方法を基礎として、 発明に特徴的な制御を行うことで製造する とができる。本発明の製造方法は、複数の ード形成槽(例えばバット)と連続式カード 持装置からなる連続式カード製造機により 施することができる。これにより従来の工 設備を転用することも可能であり、経済的 非常に有利である。

 本発明の高脂肪チーズは、水分含量が35% 下であり、好ましくは25%以上35%以下である

 本発明の高脂肪チーズは、そのpHが5.0以 であり、好ましくは5.0以上7.0以下であり、 らに好ましくは5.0以上6.0以下である。pHが5.0 未満の場合には、酸味が強くなってしまう。

 本発明の高脂肪チーズは、固形分含量当 りの乳脂肪含量が60%以上であり、好ましく 60%以上80%以下であり、さらに好ましくは、6 0%以上70%以下である。固形分含量当たりの乳 肪含量が60%未満の場合には、添加した食品 どに十分な乳固形分のコクを付与すること 出来ない。

 本発明の高脂肪チーズは、下記の方法によ て測定された10℃における破断応力が500gf以 下、好ましくは50gf以上500gf以下であり、さら に好ましくは50gf以上400gf以下である。破断応 力が500gfより大きい場合には、練り込み加工 展延性に問題が生じてしまうことがあり好 しくない。
 なお破断応力測定は、厚さ1.5cmに切断した ーズについて5ヶ所の貫入試験を行い求める 測定サンプルを10℃で3時間保持した後、測 に供する。測定には、物性測定器レオメー ー(レオテック社製 NRM-2002J)を用いる。プラ ンジャーは、直径3mmの円形、貫入速度は15mm/ とする。荷重の最初のピークの平均値を破 応力として評価する。

 なお、本発明の高脂肪チーズには、通常 チーズに用いられる各種安定剤やゲル化剤 風味付けのための香辛料等各種食品などに いて、本発明の効果を妨げない範囲におい 添加することができる。

 以下、本発明を実施例を挙げて説明する 、本発明はこれにより限定されるものでは い。

[試験例1]
 原料となる生乳にクリームを混合し、調整 を作製した。この際、P/F比が、0.86,0.74,0.53,0 .34になるようクリーム添加量を調整した。な お、P/F比0.86の場合のみ、脱脂乳を加えて調 した。P/F比0.86,0.74,0.53,0.34の調整乳から得ら たチーズをそれぞれ比較例1、実施例1、2、3 とする。

 調整乳は、72℃15秒で殺菌し、約32℃に冷 した。調整乳には、乳酸菌スターターを1.5% 添加し、均一に混合して30分発酵させた。発 後、調整乳にレンネットを所定量(30分で凝 する程度)添加して、均一に混合した。凝固 して得られたカードを15mmの立方体にカッテ ングし、約15分経過後、攪拌しながら徐々に 加熱し、30分で32℃から38℃にした。その後、 ホエイを排除した。

 カードはバットの一端に寄せ集め、カード 密な塊状となったところでブロック状に切 し、積み重ねた。積み重ねたカードは、37 ~40℃程度に保温しながら、15~20分毎に上下を 入れ換えた。次に、カードを20mm角程度のダ ス状にミリングした。ミリングしたカード は、カード重量の約2%の食塩を添加・混合し た。その後、カードを、プラスチック製モー ルドに入れ、圧力をかけて圧搾した。
 加圧して得られたブロック状のカードを、7 ℃で4ヶ月間熟成させた。

 得られたチーズに関して脂肪含量、水分 量、破断応力、展延性の評価を行った。得 れた結果を、脂肪・水分含量を表1に、破断 応力測定、展延性を表2に示した。

 破断応力は、厚さ1.5cmに切断したチーズ ついて5ヶ所の貫入試験を行った。測定サン ルは、10℃に3時間保持した後、測定に供し 。測定には、物性測定器レオメーター(レオ テック社製 NRM-2002J)を用いた。プランジャー は、直径3mmの円形、貫入速度は15mm/分とした 荷重の最初のピークの平均値を破断応力と た。

 展延性の評価は、調理経験のあるパネル10 により実施した。冷蔵保管したブロック状 チーズ約200gを、30分室温に放置した後、3L容 量のステンレススチール製のボールに入れ、 シリコン製のヘラを用いてパネルがチーズを 均一な厚さに展延した。展延に要する力が少 なく、また均一な厚さにしやすいことを「展 延しやすい」と定義し、以下の様に評点した 。
 1点:比較例より展延しにくい
 2点:比較例よりやや展延しにくい
 3点:比較例と同等である
 4点:比較例よりやや展延しやすい
 5点:比較例より展延しやすい

 実施例1~3のチーズは、比較例1と比べ、水 分含量が低く、乳脂肪含量が高かった。実施 例1は、比較例1と比べるとやや破断応力が低 程度であるが、展延性は比較例1と同等であ った。また実施例2,3は、比較例1と比べ破断 力が低く、展延しやすかった。

[試験例2]
 生乳とクリームを混合し、P/F比が0.34の調整 乳を作製し、表3に示すように、カードカッ サイズ、攪拌速度、ミリングサイズを変更 た以外は試験例1と同様の工程を経てチーズ 製造した。

 使用した調整乳及び作製したチーズにつ て、重量及び脂肪含量の測定を行い、チー の脂肪歩留まりを求めた。脂肪歩留まりの 果を表3に示した。尚、脂肪歩留まりは以下 の式(1)により求めた。

 チーズの脂肪歩留まりは、本発明による ッティングサイズ、攪拌速度、ミリングサ ズの制御により、顕著に高くなることが分 る。

[試験例3]
 クリームを5.0MPa、10MPaの圧力で均質化した 、生乳と混合し、P/F比が0.34の調整乳を得、 験例1と同様の工程によりチーズを製造した 。5.0MPa、10MPaの圧力で均質化したクリームを 用したチーズをそれぞれ実施例6,7とした。 た、均質化していないクリームを使用した ーズを比較例3とした。

 使用した調整乳及び作製したチーズにつ て、重量及び脂肪含量の測定を行い、チー の脂肪歩留まりを前記式(1)により求めた。 られた脂肪歩留まりの結果を表4に示す。

 チーズの脂肪歩留まりは、本発明による 質化処理クリームの使用により有意に高く ることが分かる。また、均質化の圧力が高 なるほど歩留まりは高くなった。

 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照 て説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱 ることなく様々な変更や修正を加えること できることは当業者にとって明らかである
 本出願は、2007年3月6日出願の日本特許出願( 特願2007-055154)に基づくものであり、その内容 はここに参照として取り込まれる。また、こ こに引用されるすべての参照は全体として取 り込まれる。

 本発明により、高脂肪含量であり、熟成 ーズの風味を有し、且つ良好な展延性を持 、加工食品や洋菓子への練り込みが容易な ンネット凝固作用で製造した高脂肪チーズ 提供することが可能となり、これまでに無 組成、性状、用途のチーズを提供すること 経済的にも有利である。