| JP51115385 | METHOD OF GROOVING CONCRETE |
| WO/2006/005929 | WET WHEEL CUTTER |
| JP2008229821 | RUNNING CIRCULAR SAW MACHINE |
兼房株式会社 (〒92 愛知県丹羽郡大口町中小口1丁目1番地 Aichi, 4800192, JP)
| ワーク支持部(22)の下面(22a)に当接支持したワーク(W)を、該ワーク(W)の下方から切断完了位置まで丸鋸(C)を上昇させて切断するようにした丸鋸切断装置において、 前記ワーク支持部(22)に、丸鋸(C)の外周部の進入が可能で該丸鋸(C)が前記切断完了位置まで上昇するのを許容するスリット(28)を備えた鋸歯受入部材(24)が設けられ、 前記鋸歯受入部材(24)は、前記スリット(28)の上部に形成されて該スリット(28)に連通し、前記切断完了位置まで上昇した丸鋸(C)の外周部よりも上方に広がる上方スペース(30)を備えている ことを特徴とする丸鋸切断装置。 |
| 前記鋸歯受入部材(24)における前記スリット(28)に進入した丸鋸(C)の外周部の回転方向前方側に臨む部位に、前記スリット(28)および前記上方スペース(30)に連通する側方スペース(32)を設けた請求項1記載の丸鋸切断装置。 |
この発明は、丸鋸切断装置に関するもの あって、更に詳細には、丸鋸を上昇させて ークを切断する丸鋸切断装置に関するもの ある。
例えば、ワークとしてのパイプを丸鋸で 断する丸鋸切断装置として、特許文献1に示 すように、剛性を有するビームの下面により ワークを上方から支持するよう構成された丸 鋸切断装置がある。図5は、従来の丸鋸切断 置10の要部を示す拡大縦断面図であって、ビ ーム22の下方に設けたワーク切断領域には、 定バイス12および可動バイス14が配設され、 両バイス12,14によってワークW,Wを挟持するよ になっている。
丸鋸切断装置10のビーム22の下面(支持面)2 2aは、ワークW,Wを支持する支持面として機能 、該下面22aがワークW,Wの上部に当接して上 規制を行なっている。そして、ワークW,Wの 方から丸鋸Cが上昇することで、該ワークW,W を切断するよう構成される。
ここで、ワークWとして鋼材等の金属材料 からなる中空パイプを採用し、該ワークWを2 並べて切断する場合について、以下詳細に 明する。図6(a)は、丸鋸CによってワークW,W 半分程度切削された状態を示しており、ワ クW,Wの切削時に生ずる切屑eが丸鋸Cによって 切出されている。一方、ワークW,Wの表面側で は、切削時の丸鋸CによってワークW,Wを外側 押し出そうとする力(背分力の反力)が生ずる が、この力によって、該丸鋸Cが通過する各 ークWの表面部が該丸鋸Cとほぼ同じ幅寸法で 薄皮状に捲り上がってくる。すなわち、図6(a )における右側のワークWについては、左側の ークWとの接触部近傍の表面が、左側のワー クWについては、前記固定バイス12との接触部 近傍の表面が、夫々、外方へ捲り上げられ始 める。なお、以下の説明では、丸鋸Cによっ 捲り上げられるワークW,Wの表面を、表面剥 片d(a peel-off skin)と指称する。また、図6(a) 、表面剥離片dの一端(左端)が捲り上がり始 た状態を示している。
ワークW,Wの切削が更に進行すると、図6(b)に
示すように、前記表面剥離片d,dの一端側がよ
り長尺化し、カール状に巻かれる。また、各
ワークWの他端側(右側)の表面が、表面剥離片
dの他端(右端)として捲り上げ始める。そして
、図6(c)に示す如く、ワークW,Wが完全に切断
れると、各ワークWの表面剥離片dは両端側が
繋がり、1つの長尺な表面剥離片dとしてワー
Wの表面から剥離される。すなわち、ワーク
Wの材質や切削条件によって変化するものの
この表面剥離片dはワークWの略半周分の長さ
寸法を有し、前記切屑eよりもはるかに長尺
大きなものである。そして、図6(d)に示すよ
に、ワークW,Wの切断後、丸鋸Cが更に上昇す
ると、前記ワークW,Wから離脱した表面剥離片
d,dが丸鋸Cによって上方へ押し上げられる。
ところで、丸鋸Cが最も上昇したときの外 周部(切削刃t)の到達位置(切断完了位置)は、 ークW,Wを完全に切断し得るよう該ワークW,W 上端面よりも上方に設定する必要がある(図 5参照)。そのため、切断完了位置に到来した 鋸Cの切削刃tがビーム22の下面22aに干渉しな いよう、該下面22aに、丸鋸Cの進入を許容す スリット18aが形成された丸鋸進入部材18が設 けられている。丸鋸進入部材18のスリット18a 幅寸法は、丸鋸Cの鋸厚に近いほどワークW 切断精度が向上するため、通常、スリット18 aは丸鋸Cによって直接削成される。すなわち ビーム22の下面22aに設置した丸鋸進入部材18 に対し、下方から丸鋸Cを切断完了位置まで 昇させ、該丸鋸進入部材18を切削して前記ス リット18aが形成されている。そのため、スリ ット18aの上部形状は、図5に示す如く、丸鋸C 切削刃tがなす軌跡と一致する円弧形状をな しており、スリット18aに臨んだ丸鋸Cの外周 がぴったり納まるようになっている。
ところが、このようなスリット18aでは、 ークW,Wを切断する際にスリット18aの内部が 鋸Cにより占有された状態となる。そうする と、図6(d)に示すように、ワークW,Wの切断後 丸鋸Cにより上方に押し上げられた表面剥離 dが、前記スリット18a内で逃げる余地がなく なってしまう難点があった。そのため、前記 切屑eよりも長尺な表面剥離片dは、スリット1 8a内で圧縮的に堆積して硬質な堆積物となり 丸鋸Cの切削刃tがこの堆積物に衝突して欠 することがあった。この欠損により、丸鋸C 寿命が大幅に低下し、丸鋸Cの製品価値が著 しく損なわれる問題が生じてしまう。
そこで本発明は、従来の丸鋸切断装置に 在する前記問題に鑑み、これを好適に解決 るべく提案されたものであって、切断時に ずる表面剥離片を好適に排出して、該表面 離片による切削刃の欠損を好適に抑制し得 丸鋸切断装置を提供することを目的とする
前記課題を克服し、所期の目的を達成する
め、請求項1に係る丸鋸切断装置は、
ワーク支持部の下面に当接支持したワーク
、該ワークの下方から切断完了位置まで丸
を上昇させて切断するようにした丸鋸切断
置において、
前記ワーク支持部に、丸鋸の外周部の進入
可能で該丸鋸が前記切断完了位置まで上昇
るのを許容するスリットを備えた鋸歯受入
材が設けられ、
前記鋸歯受入部材は、前記スリットの上部
形成されて該スリットに連通し、前記切断
了位置まで上昇した丸鋸の外周部よりも上
に広がる上方スペースを備えていることを
徴とする。
本発明に係る丸鋸切断装置によれば、切 時に生ずる表面剥離片を好適に排出して、 鋸の切削刃が欠損するのを抑制し、丸鋸寿 の低下を防止し得る。
次に、本発明に係る丸鋸切断装置につき 好適な実施例を挙げて以下詳細に説明する なお、以下の説明で、「表面剥離片(a peel-o ff skin)」とは、従来技術で説明したように、 切削時にワークの表面が丸鋸の切削時の背分 力の反力によって薄皮状に捲れ上がり、該ワ ークから剥離したものを示す。実施例では、 ワークとしてのパイプを2つ並べて切断する 合を例示するが、本発明に係る丸鋸切断装 の応用範囲はこれに限定されるものでなく 中実鋼材や木材等の切断にも採用でき、単 のワークを切断することも可能である。ま 、ワークとしては、断面円形状に限られず 角材等の切断も可能である。更に、ワーク 切断する丸鋸としては、超硬合金等の硬質 料を刃材としたチップソー等が使用される
図1は、実施例に係る丸鋸切断装置20の要 を一部破断して示す正面図である。丸鋸切 装置20には、剛性を有する角柱状のビーム( ーク支持部)22が水平に配設され、その下方 丸鋸Cによる切断が行なわれるワーク切断領 域が設定されている。丸鋸Cは、図示しない 鋸作動機構によって上下に往復移動されて 下方の退避位置から上方の切断完了位置ま 変位するようになっている。そして、丸鋸C 切断完了位置に到来したときに、ワークW,W 切断が完了するよう設定される。前記ビー 22の下方には、ワーク切断領域で一方(図1で は左側)のパイプWの(左)側部を当接支持する 定バイス12,12と、該固定バイス12,12に対し進 自在に移動可能であって、前進時に他方(図 1では右側)のパイプWの(右)側部を当接支持す 可動バイス14,14とが設けられている。図2に すように、前記固定バイス12,12は、前後に 定間隔離間して一対設けられており、両固 バイス12,12の間を丸鋸Cが通過し得るように っている。また、各固定バイス12における前 記可動バイス14と対向してワークW,Wに当接す 当接面12aは、可動バイス14へ向けて僅かに め下方へ傾斜している。
前記可動バイス14,14は、固定バイス12,12と 同様に、前後に所定間隔離間して一対設けら れており、両可動バイス14,14は、ビーム22の 方において長手方向(図1の左右方向)に沿っ 同期的に進退自在に移動し得るようになっ いる。各可動バイス14における前記固定バイ ス12,12と対向して前進時にパイプWの側部と当 接する当接面14aは、前記固定バイス12側へ向 て僅かに斜め下方へ傾斜している。すなわ 、前記固定バイス12および可動バイス14の何 れの当接面12a,14aも、下方に向かうにつれて 互に近接する緩い傾斜が付されており、両 イス12,14でパイプW,Wを挟持した際に、該パイ プW,Wを上方へ押し上げる合成力が作用するよ うになっている。これによりパイプW,Wは、後 述するビーム22の下面(支持面22a)に確実に押 当てられる。なお、前記可動バイス14,14は、 図示しないシリンダのピストンにより往復移 動するようになっている。
前記ビーム22の支持面22aは、ワーク切断 域のパイプWの上部に当接して上方規制を行 うと共に、該パイプWに作用する強大な負荷 を支持して、丸鋸切断装置20の上方基準面を 成している。前記ビーム22の支持面22aに臨 ワーク切断領域には、丸鋸Cの鋸歯の進入を 容する鋸歯受入部材(a tooth accepter)24が設け られている。この鋸歯受入部材24は、図2,図3 示すように、前記ビーム22に沿って延在す 角柱状の部材を図示形状の如く成形して構 される。また、鋸歯受入部材24は、前記ビー ム22の支持面22aであって、固定バイス12,12の 後の間から前記可動バイス14,14側へ向けて延 在するよう設けた設置凹部26に、図示しない 定手段を介して着脱自在に取付けられてい 。鋸歯受入部材24の下面24aは、図4に示すよ に、前記支持面22aに一致している。但し、 歯受入部材24の下面24aを必ずしも支持面22a 同レベルに設定する必要はなく、下面24aを 持面22aよりも僅かに上方に位置させてもよ 。また、切断完了位置まで移動する丸鋸Cの 入を許容するスリット28が、鋸歯受入部材24 の下面24aに鋸厚より僅かに大きな幅寸法lで 成されている。スリット28は、一方の端部( 1では、左方)が開放している。なお、このス リット28は、従来例で説明したように、丸鋸C によって鋸歯受入部材24に直接削成される。
前記鋸歯受入部材24には、スリット28の上 部において該スリット28に連通すると共に上 に開放した空間が内部画成され、この空間 表面剥離片dを上方へ逃がすための上方スペ ース30として機能する。この上方スペース30 、図4に示すように、切断完了位置に到来し 丸鋸Cの切削刃t(外周部)より更に上方にも開 放するよう十分な広さに設定されている。す なわち、上方スペース30の上部は前記ビーム2 2(設置凹部26の上面26a)により閉塞されるもの 、スリット28に臨んだ丸鋸Cと設置凹部26の 面26aとの間に十分な広さのスペースが確保 れるので、切削時に生ずる表面剥離片dは上 に押し上げられ、上方スペース30まで追い られる。従って、表面剥離片dは、丸鋸回転 向前方に飛ばされ、表面剥離片dがスリット 28内で堆積するのを抑制し得る。また、図4に 示すように、上方スペース30の幅寸法(図4で 、左右の寸法)Lは、スリット28の幅寸法lより も大きくなっている。
図3に示すように、鋸歯受入部材24の一方 であって下側略半分が切り欠かれており、 記スリット28の開放端が、その切り欠かれ 部位に臨んでいる。そして、鋸歯受入部材24 における切り欠かれた部位が、前記表面剥離 片dを鋸歯受入部材24の内部空間から外部へ排 出するための側方スペース32として機能する すなわち、前記側方スペース32は、前記鋸 受入部材24において該スリット28に臨む丸鋸C の切削刃tの回転方向前方(図1では、左方)に 成され、該スリット28の一端および前記上方 スペース30と空間的に連通している。従って 切削刃tにより左方へ追いやられた切屑eお び表面剥離片dを、側方スペース32を介して 部へ排出し得るようになっている。なお、 施例では、側方スペース32は前後の固定バイ ス12,12の間に位置している(図2参照)。
(実施例の作用)
次に、実施例に係る丸鋸切断装置20の作用
つき説明する。先ず始めに、2本のパイプW,W
並列にセットし、図示しない送りバイスに
って、2つのパイプW,Wをワーク切断領域へ間
欠的に送出する。パイプW,Wがワーク切断領域
に到来すると、前記可動バイス14,14が前進し
、該パイプW,Wは固定バイス12,12と可動バイ
14,14の当接面12a,12a,14a,14aによって側方から挟
持される。すると、両当接面12a,14aによりパ
プW,Wが上方へ押し上げられ、該パイプW,Wの
部がビーム22の支持面22aに当接する。
次いで、丸鋸作動機構により丸鋸Cが退避 位置から上昇を始め、パイプW,Wの切断が開始 される。このとき、パイプW,Wの切断の際に生 じる大きな負荷は、剛性が高いビーム22の支 面22aによってしっかりと支持されるので、 度な切断精度が保たれる。丸鋸Cが更に上昇 すると、丸鋸Cの外周部(切削刃t)が前記鋸歯 入部材24のスリット28内に進入し始める。ま 、切断の進行と共に、パイプW,Wの表面から 記表面剥離片dがカール状に巻き上げられな がら発生するが、図7に示すように、丸鋸Cが 記スリット28に進入しても、表面剥離片dは スリット28の上方で拡がる上方スペース30内 へ逃げることができ、従来例の如く、該表面 剥離片dがスリット28内で堆積することはない 。なお、切削刃tにより切出される切屑eは、 7に示すように、基本的に丸鋸Cの歯袋34内に 一時的に収容され外部に放出される。また、 切屑eの一部はパイプW,Wの中空部に落下堆積 る。
更に丸鋸Cが上昇して2つのパイプW,Wは所 長さで切断され、その後、丸鋸Cは切断完了 置に到来する。このとき、丸鋸Cの切削刃t 上方スペース30に臨む。しかるに、前記上方 スペース30は、切断完了位置に到来した丸鋸C (切削刃tの刃先)より更に上方にも広がるよう 設けられているので、この時点においても表 面剥離片dが逃げるスペースは確保される。 なわち、パイプW,Wの表面剥離片dは上方スペ ス30へ好適に排出され、スリット28内で堆積 することはない(図7参照)。しかも、上方スペ ース30の幅寸法Lは、スリット28の幅寸法lより も大きく設定されているので、切屑eに比べ 尺な表面剥離片dも効率よく逃がすことがで る。そして、上方スペース30内の表面剥離 dは、丸鋸Cの切削刃tにより回転方向前方側( 1の左方)へ飛ばされ、前記側方スペース32を 介して外部へ排出される。
以上に説明したように、実施例に係る丸 切断装置20は、スリット28の上方および側方 に表面剥離片dを排出するためのスペース(上 スペース30および側方スペース32)を確保し ので、従来例の如く表面剥離片dがスリット2 8内で堆積して切削刃tを欠損させてしまうと ったことがなく、丸鋸寿命の低下を防止す ことができる。そして、この効果は、単一 ワークWを切断するときのように、丸鋸Cの リット28内への進入量が極めて小さい場合よ りも、実施例の如く、パイプWを2本並列にし 切断するときのように、丸鋸Cのスリット28 への進入量が大きくなる場合に殊に発揮さ るものである。
なお、実施例では、鋸歯受入部材24をビ ム22に着脱自在に取付ける構成としたが、鋸 歯受入部材24をビーム22の下面に一体的に形 してもよい。また、上方スペース30を鋸歯受 入部材24の上方に開放する構成としたが、上 スペース30が内部に画成されているのであ ば、必ずしも鋸歯受入部材24の上部を開放さ せる必要はない。更に、実施例では、固定バ イス12および可動バイス14によりワークWを支 する構成としたが、ワークWをワーク切断領 域で固定し得るのであれば、各種の固定手段 を採用することが可能である。実施例では、 ワーク支持部としてビーム22を採用したが、 性を備えた上方基準面を構成し得るもので れば、他の部材をワーク支持部として採用 ることが可能である。
Next Patent: MAGNETORESISTIVE EFFECT ELEMENT AND MAGNETIC RANDOM ACCESS MEMORY
