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Patent Searching and Data


Title:
COIN THROWING DEVICE AND COIN PROCESSING MACHINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/120344
Kind Code:
A1
Abstract:
A coin throwing device which can throw a predetermined number of coins surely through a simple mechanism and can cope with additional throwing of a coin quickly. A coin is contained on the surface side of a rotary disc (60) at a position inclining against the horizontal direction at a predetermined angle. A conveyance way (69) for guiding a coin to be thrown out through rotation of the rotary disc (60) is provided. A gate member (50) for opening/closing a coin inlet/outlet (32a) is provided. The conveyance way (69) is provided with a protrusion (75) advancing/retracting in the vertical direction. When a coin is thrown out, the protrusion (75) is interlocked with opening operation of the gate member (50) to retract from the conveyance way (69) thus permitting conveyance of the coin. When a coin is not thrown out, the protrusion (75) is interlocked with closing operation of the gate member (50) to project from the conveyance way (69) thus regulating conveyance of the coin. When the protrusion (75) is retracted from the conveyance way (69) while continuing rotation of the rotary disc (60), the coin can be thrown out additionally and quickly.

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Inventors:
KOMOTO, Kazuhiro (C/O GLORY LTD, 3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-sh, Hyogo 67, 6708567, JP)
Application Number:
JP2007/056812
Publication Date:
October 09, 2008
Filing Date:
March 29, 2007
Export Citation:
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Assignee:
GLORY LTD. (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-shi Hyogo, 67, 6708567, JP)
グローリー株式会社 (〒67 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 Hyogo, 6708567, JP)
International Classes:
G07D1/00
Attorney, Agent or Firm:
KABASAWA, Joo et al. (NSO BLDG, 1-22 Shinjuku 3-chom, Shinjuku-ku Tokyo 22, 1600022, JP)
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Claims:
 硬貨投出装置において、
 複数枚の硬貨を非整列状態に収納する収納部と、
 この収納部の硬貨を前記収納部から投出する投出口と、
 前記収納部より1枚ずつ硬貨を投出する投出手段と、
 この投出手段によって前記収納部から1枚ずつ投出される硬貨を前記投出口へ案内する投出搬送面を有する投出搬送路と、
 前記投出口よりも搬送側下流に配設され、前記投出口から投出された硬貨を検出する検出手段と、
 前記投出口を開閉する開閉部材と、
 前記投出搬送路の投出搬送面から鉛直方向に進退可能であり、硬貨を投出する場合は、前記開閉部材の前記投出口に対する開口動作と連動して前記投出搬送面から埋没し、前記投出搬送路への硬貨の搬送を許容するとともに、硬貨を投出しない場合は、前記開閉部材の前記投出口に対する閉塞動作と連動して前記投出搬送面から突出し、前記投出搬送路への硬貨の搬送を規制してその硬貨を前記収納部へ戻す突起体と
 を備えたことを特徴とする硬貨投出装置。
 前記検出手段によって所定枚数の硬貨の投出が検出された場合、前記開閉部材によって前記投出口を閉塞状態にするとともに、前記突起体を前記投出搬送路より突出させる制御手段を備えた
 ことを特徴とする請求項1記載の硬貨投出装置。
 前記投出手段は、水平方向に対して所定角度で傾斜する位置において回転する回転円盤と、この回転円盤の表面側に対向して覆い、前記回転円盤の表面を一側面として硬貨を非整列状態で貯留するとともに、上方に向けて開口された形状に形成されたホッパと、前記回転円盤の表面から鉛直方向に進退可能であり、硬貨を投出する場合は、前記回転円盤の回転によって前記回転円盤の表面より突出して投出する硬貨を係止し、該硬貨を前記投出搬送路へ送り出す複数の拾上部材とを備えた
 ことを特徴とする請求項1または2記載の硬貨投出装置。
 硬貨処理機において、
 硬貨を1枚ずつ投出する硬貨投出装置と、
 この硬貨投出装置から投出された硬貨を1枚ずつ搬送する搬送手段と、
 この搬送手段で搬送する硬貨の少なくとも金種を識別する識別部と、
 前記搬送手段で搬送する硬貨を機体外へ投出する硬貨投出口とを備え、
 前記硬貨投出装置は、
 複数枚の硬貨を非整列状態に収納する収納部と、
 この収納部の硬貨を前記搬送手段へ投出する投出口と、
 前記収納部より1枚ずつ硬貨を投出する投出手段と、
 この投出手段によって前記収納部から1枚ずつ投出される硬貨を前記投出口へ案内する投出搬送面を有する投出搬送路と、
 前記投出口よりも搬送側下流に配設され、前記投出口から投出された硬貨を検出する検出手段と、
 前記投出口を開閉する開閉部材と、
 前記投出搬送路の投出搬送面から鉛直方向に進退可能であり、硬貨を投出する場合は、前記開閉部材の前記投出口に対する開口動作と連動して前記投出搬送面から埋没し、前記投出搬送路への硬貨の搬送を許容するとともに、硬貨を投出しない場合は、前記開閉部材の前記投出口に対する閉塞動作と連動して前記投出搬送面から突出し、前記投出搬送路への硬貨の搬送を規制してその硬貨を前記収納部へ戻す突起体とを備えた
 ことを特徴とする硬貨処理機。
 前記投出手段は、水平方向に対して所定角度で傾斜する位置において回転する回転円盤と、この回転円盤の表面側に対向して覆い、前記回転円盤の表面を一側面として硬貨を非整列状態で貯留するとともに、上方に向けて開口された形状に形成されたホッパと、前記回転円盤の表面から鉛直方向に進退可能であり、硬貨を投出する場合は、前記回転円盤の回転によって前記回転円盤の表面より突出して投出する硬貨を係止し、該硬貨を前記投出搬送路へ送り出す複数の拾上部材とを備え、
 前記検出手段によって所定枚数の硬貨の投出が検出された場合、前記回転円盤の回転動作は継続させたまま、前記開閉部材によって前記投出口を閉塞状態にし、前記突起体を前記投出搬送面より突出させて硬貨の投出を規制するとともに、前記識別部によって正常硬貨と識別されない硬貨が発生した際は、前記開閉部材の前記投出口に対する開口動作と連動して前記突起体を前記投出搬送面から埋没させ、前記投出搬送路への硬貨搬送を許容し、所定枚数の正常硬貨の投出完了まで前記回転円盤の回転動作を継続させる制御手段を備えた
 ことを特徴とする請求項4記載の硬貨処理機。
 前記機体外から硬貨を受け入れる硬貨受入口と、
 この硬貨受入口に投入された硬貨を受収し、1枚ずつ前記搬送手段に繰り出す繰出手段と、
 この繰出手段によって1枚ずつ繰り出された硬貨を前記搬送手段によって搬送して前記識別部によって識別した識別結果に応じて、正常硬貨は前記投出口を通じて該当する前記硬貨投出装置へ振り分ける振分部材とを備え、
 前記突起体は、前記開閉部材と前記振分部材とに連動する
 ことを特徴とする請求項4記載の硬貨処理機。
 前記硬貨受入口に投入された硬貨を前記繰出手段に受収し、前記繰出手段に受収した硬貨を1枚ずつ繰り出して前記搬送手段によって搬送し、搬送する硬貨を前記識別部によって識別し、正常硬貨は識別結果に応じて前記投出口を通じて該当する前記硬貨投出装置へ搬送し、正常硬貨以外は前記硬貨投出口へ搬送する
 ことを特徴とする請求項6記載の硬貨処理機。
 前記機体外から硬貨を受け入れる硬貨受入口と、
 この硬貨受入口に投入された硬貨を受収し、1枚ずつ繰り出す繰出手段と、
 前記硬貨受入口から受け入れた正常硬貨を保留可能であるとともに、前記機体外から収納指令または返却指令を受けた場合は、保留硬貨を前記繰出手段へ送り込む一時保留部と、
 前記繰出手段によって繰り出された硬貨を前記識別部によって識別し、正常硬貨は識別結果に応じて前記投出口を通じて前記開閉部材と前記突起体と連動して該当する前記硬貨投出装置へ振り分ける振分部材と、
 前記機体に対して着脱可能であるとともに、前記機体内に配設され前記機体内の硬貨を回収可能な硬貨カセットとを備えた
 ことを特徴とする請求項4記載の硬貨処理機。
 前記機体外から入金指令を受けた場合、前記繰出手段に受収した硬貨を1枚ずつ繰り出して前記搬送手段によって搬送し、搬送する硬貨を前記識別部によって識別し、正常硬貨は前記一時保留部へ搬送し、正常硬貨以外は前記硬貨投出口へ搬送させる入金制御部と、
 前記入金指令後、前記機体外から前記収納指令を受けた場合、前記一時保留部の硬貨を前記繰出手段へ送り込み、前記繰出手投に受収した硬貨を1枚ずつ繰り出して搬送手段によって搬送し、搬送する硬貨を前記識別部によって識別し、正常硬貨と識別された硬貨は、該当する前記硬貨投出装置の収納状態によって、満杯の場合は前記硬貨カセットへ搬送し、満杯でない場合は前記投出口を通じて該当する前記硬貨投出装置へ収納し、前記識別部にて正常硬貨と識別されなかったものについては、前記硬貨カセットへ搬送させる収納制御部と、
 前記入金指令後、前記機体外から前記返却指令を受けた場合、前記一時保留部の硬貨を前記繰出手投へ送り込み、前記繰出手段に受収した硬貨を1枚ずつ繰り出して搬送手段によって搬送し、全ての硬貨を前記硬貨投出口へ搬送させる返却制御部とを備えた
 ことを特徴とする請求項8記載の硬貨処理機。
Description:
硬貨投出装置および硬貨処理機

 本発明は、硬貨を投出する硬貨投出装置 およびこの硬貨投出装置を用いた硬貨処理 に関する。

 従来、硬貨を投出する硬貨投出装置とし は、循環式硬貨入出金機に搭載されている 貨投出装置が知られている。この硬貨投出 置は、硬貨収納装置としても機能するもの あり、金種別の収納筒部を有し、この収納 部の上方の開口部から硬貨の収納、投出を 能としている(例えば、特許文献1参照。)。

 また、他の構造を採る硬貨投出装置として 、硬貨入出金装置に搭載されている硬貨投 装置が知られている。この硬貨投出装置で 、硬貨を投出する投出口へ向かうに従い上 傾斜する搬送ベルト面上に、硬貨を非整列 態で貯留し、投出口の手前に非整列状態で 留された硬貨を1層1列状態にする規制部を えている。この搬送ベルトは、投出搬送方 下流側に向かうに従い、高さを高くし、投 搬送方向の屈曲を2箇所以上設ける、若しく 曲面形状にすることで、搬送ベルト上での 貨詰まりを防止する形状としている(例えば 、特許文献2参照。)。

特開2004-334597号公報(第9頁、図1-2)

特許3865310号公報(第3-4頁、第6頁、図3、 6)

 しかしながら、特許文献1の硬貨投出装置 では、収納筒部の上方の開口部から硬貨の収 納、投出を可能としているが、収納筒部内に は硬貨を整列状態で重積させて収納させなけ ればならず、収納時に正しく重積せず硬貨立 ち等が発生する可能性もあり、仮に硬貨立ち 状態のまま収納されてしまうと、出金時に投 出エラーが発生してしまう。

 また、特許文献2の硬貨投出装置では、搬 送ベルトを、投出搬送方向下流側に向かうに 従い、高さを高くし、搬送方向の屈曲を2箇 以上設ける、若しくは曲面形状にすること 、搬送ベルト上での硬貨詰まりを防止する 状としているが、搬送ベルトが回転状態で 投出口付近で硬貨が停滞した場合、後続の 貨は直前硬貨に圧接して停滞しており、搬 ベルトの上方に硬貨同士の重なりを規制す 部材がないために、僅かな振動や硬貨の変 等によってバランスが崩れ、硬貨同士の重 って詰まることで、投出エラーが発生して まう。

 本発明は、これらを鑑みなされたもので り、硬貨を収納部内で詰まらせることなく 実に1枚ずつ投出できるとともに、簡単な機 構で所定枚数の硬貨の投出も確実にでき、さ らに硬貨の追加投出にも迅速に対応できる硬 貨投出装置、およびこの硬貨投出装置を用い た硬貨処理機を提供することを目的とする。

 請求項1記載の硬貨投出装置は、硬貨投出 装置において、複数枚の硬貨を非整列状態に 収納する収納部と、この収納部の硬貨を前記 収納部から投出する投出口と、前記収納部よ り1枚ずつ硬貨を投出する投出手段と、この 出手段によって前記収納部から1枚ずつ投出 れる硬貨を前記投出口へ案内する投出搬送 を有する投出搬送路と、前記投出口よりも 送側下流に配設され、前記投出口から投出 れた硬貨を検出する検出手段と、前記投出 を開閉する開閉部材と、前記投出搬送路の 出搬送面から鉛直方向に進退可能であり、 貨を投出する場合は、前記開閉部材の前記 出口に対する開口動作と連動して前記投出 送面から埋没し、前記投出搬送路への硬貨 搬送を許容するとともに、硬貨を投出しな 場合は、前記開閉部材の前記投出口に対す 閉塞動作と連動して前記投出搬送面から突 し、前記投出搬送路への硬貨の搬送を規制 てその硬貨を前記収納部へ戻す突起体とを えたものである。

 請求項2記載の硬貨投出装置は、請求項1 載の硬貨投出装置において、前記検出手段 よって所定枚数の硬貨の投出が検出された 合、前記開閉部材によって前記投出口を閉 状態にするとともに、前記突起体を前記投 搬送路より突出させる制御手段を備えたも である。

 請求項3記載の硬貨投出装置は、請求項1 たは2記載の硬貨投出装置において、前記投 手段は、水平方向に対して所定角度で傾斜 る位置において回転する回転円盤と、この 転円盤の表面側に対向して覆い、前記回転 盤の表面を一側面として硬貨を非整列状態 貯留するとともに、上方に向けて開口され 形状に形成されたホッパと、前記回転円盤 表面から鉛直方向に進退可能であり、硬貨 投出する場合は、前記回転円盤の回転によ て前記回転円盤の表面より突出して投出す 硬貨を係止し、該硬貨を前記投出搬送路へ り出す複数の拾上部材とを備えたものであ 。

 請求項4記載の硬貨処理機は、硬貨処理機 において、硬貨を1枚ずつ投出する硬貨投出 置と、この硬貨投出装置から投出された硬 を1枚ずつ搬送する搬送手段と、この搬送手 で搬送する硬貨の少なくとも金種を識別す 識別部と、前記搬送手段で搬送する硬貨を 体外へ投出する硬貨投出口とを備え、前記 貨投出装置は、複数枚の硬貨を非整列状態 収納する収納部と、この収納部の硬貨を前 搬送手段へ投出する投出口と、前記収納部 り1枚ずつ硬貨を投出する投出手段と、この 投出手段によって前記収納部から1枚ずつ投 される硬貨を前記投出口へ案内する投出搬 面を有する投出搬送路と、前記投出口より 搬送側下流に配設され、前記投出口から投 された硬貨を検出する検出手段と、前記投 口を開閉する開閉部材と、前記投出搬送路 投出搬送面から鉛直方向に進退可能であり 硬貨を投出する場合は、前記開閉部材の前 投出口に対する開口動作と連動して前記投 搬送面から埋没し、前記投出搬送路への硬 の搬送を許容するとともに、硬貨を投出し い場合は、前記開閉部材の前記投出口に対 る閉塞動作と連動して前記投出搬送面から 出し、前記投出搬送路への硬貨の搬送を規 してその硬貨を前記収納部へ戻す突起体と 備えたものである。

 請求項5記載の硬貨処理機は、請求項4記 の硬貨処理機において、前記投出手段は、 平方向に対して所定角度で傾斜する位置に いて回転する回転円盤と、この回転円盤の 面側に対向して覆い、前記回転円盤の表面 一側面として硬貨を非整列状態で貯留する ともに、上方に向けて開口された形状に形 されたホッパと、前記回転円盤の表面から 直方向に進退可能であり、硬貨を投出する 合は、前記回転円盤の回転によって前記回 円盤の表面より突出して投出する硬貨を係 し、該硬貨を前記投出搬送路へ送り出す複 の拾上部材とを備え、前記検出手段によっ 所定枚数の硬貨の投出が検出された場合、 記回転円盤の回転動作は継続させたまま、 記開閉部材によって前記投出口を閉塞状態 し、前記突起体を前記投出搬送面より突出 せて硬貨の投出を規制するとともに、前記 別部によって正常硬貨と識別されない硬貨 発生した際は、前記開閉部材の前記投出口 対する開口動作と連動して前記突起体を前 投出搬送面から埋没させ、前記投出搬送路 の硬貨搬送を許容し、所定枚数の正常硬貨 投出完了まで前記回転円盤の回転動作を継 させる制御手段を備えたものである。

 請求項6記載の硬貨処理機は、請求項4記 の硬貨処理機において、前記機体外から硬 を受け入れる硬貨受入口と、この硬貨受入 に投入された硬貨を受収し、1枚ずつ前記搬 手段に繰り出す繰出手段と、この繰出手段 よって1枚ずつ繰り出された硬貨を前記搬送 手段によって搬送して前記識別部によって識 別した識別結果に応じて、正常硬貨は前記投 出口を通じて該当する前記硬貨投出装置へ振 り分ける振分部材とを備え、前記突起体は、 前記開閉部材と前記振分部材とに連動するも のである。

 請求項7記載の硬貨処理機は、請求項6記 の硬貨処理機において、前記硬貨受入口に 入された硬貨を前記繰出手段に受収し、前 繰出手段に受収した硬貨を1枚ずつ繰り出し 前記搬送手段によって搬送し、搬送する硬 を前記識別部によって識別し、正常硬貨は 別結果に応じて前記投出口を通じて該当す 前記硬貨投出装置へ搬送し、正常硬貨以外 前記硬貨投出口へ搬送するものである。

 請求項8記載の硬貨処理機は、請求項4記 の硬貨処理機において、前記機体外から硬 を受け入れる硬貨受入口と、この硬貨受入 に投入された硬貨を受収し、1枚ずつ繰り出 繰出手段と、前記硬貨受入口から受け入れ 正常硬貨を保留可能であるとともに、前記 体外から収納指令または返却指令を受けた 合は、保留硬貨を前記繰出手段へ送り込む 時保留部と、前記繰出手段によって繰り出 れた硬貨を前記識別部によって識別し、正 硬貨は識別結果に応じて前記投出口を通じ 前記開閉部材と前記突起体と連動して該当 る前記硬貨投出装置へ振り分ける振分部材 、前記機体に対して着脱可能であるととも 、前記機体内に配設され前記機体内の硬貨 回収可能な硬貨カセットとを備えたもので る。

 請求項9記載の硬貨処理機は、請求項8記 の硬貨処理機において、前記機体外から入 指令を受けた場合、前記繰出手段に受収し 硬貨を1枚ずつ繰り出して前記搬送手段によ て搬送し、搬送する硬貨を前記識別部によ て識別し、正常硬貨は前記一時保留部へ搬 し、正常硬貨以外は前記硬貨投出口へ搬送 せる入金制御部と、前記入金指令後、前記 体外から前記収納指令を受けた場合、前記 時保留部の硬貨を前記繰出手段へ送り込み 前記繰出手投に受収した硬貨を1枚ずつ繰り 出して搬送手段によって搬送し、搬送する硬 貨を前記識別部によって識別し、正常硬貨と 識別された硬貨は、該当する前記硬貨投出装 置の収納状態によって、満杯の場合は前記硬 貨カセットへ搬送し、満杯でない場合は前記 投出口を通じて該当する前記硬貨投出装置へ 収納し、前記識別部にて正常硬貨と識別され なかったものについては、前記硬貨カセット へ搬送させる収納制御部と、前記入金指令後 、前記機体外から前記返却指令を受けた場合 、前記一時保留部の硬貨を前記繰出手投へ送 り込み、前記繰出手段に受収した硬貨を1枚 つ繰り出して搬送手段によって搬送し、全 の硬貨を前記硬貨投出口へ搬送させる返却 御部とを備えたものである。

 請求項1記載の硬貨投出装置によれば、収 納部から硬貨を投出する場合は、開閉部材の 投出口に対する開口動作と連動して突起体が 投出搬送面から埋没し、投出搬送路への硬貨 の搬送を許容し、また、収納部から硬貨を投 出しない場合は、開閉部材の投出口に対する 閉塞動作と連動して突起体が投出搬送面から 突出し、投出搬送路への硬貨の搬送を規制し てその硬貨を収納部へ戻すため、非整列状態 で収納する硬貨を収納部内で詰まらせること なく確実に1枚ずつ投出できるとともに、簡 な機構で所定枚数の硬貨の投出も確実にで 、さらに突起体を投出搬送面から埋没させ ば硬貨の追加投出にも迅速に対応できる。

 請求項2記載の硬貨投出装置によれば、請 求項1記載の硬貨投出装置の効果に加えて、 出手段によって所定枚数の硬貨の投出が検 された場合、開閉部材によって投出口を閉 状態にするとともに、突起体を投出搬送路 り突出させるため、所定枚数の硬貨を確実 投出できる。

 請求項3記載の硬貨投出装置によれば、請 求項1または2記載の硬貨投出装置の効果に加 て、投出手段は、水平方向に対して所定角 で傾斜する位置において回転する回転円盤 、この回転円盤の表面側との間に硬貨を非 列状態で貯留するホッパとを備え、回転円 の回転によって回転円盤の表面から突出す 複数の拾上部材で硬貨を係止して投出搬送 へ送り出すため、硬貨を非整列状態に収納 きるとともに、非整列状態に収納された硬 を1枚ずつ確実に投出することができる。

 請求項4記載の硬貨処理機によれば、硬貨 投出装置の収納部から硬貨を投出する場合は 、開閉部材の投出口に対する開口動作と連動 して突起体が投出搬送面から埋没し、投出搬 送路への硬貨の搬送を許容し、また、収納部 から硬貨を投出しない場合は、開閉部材の投 出口に対する閉塞動作と連動して突起体が投 出搬送面から突出し、投出搬送路への硬貨の 搬送を規制してその硬貨を収納部へ戻すため 、非整列状態で収納する硬貨を収納部内で詰 まらせることなく確実に1枚ずつ投出できる ともに、簡単な機構で所定枚数の硬貨の投 も確実にでき、さらに突起体を投出搬送面 ら埋没させれば硬貨の追加投出にも迅速に 応できる。

 請求項5記載の硬貨処理機によれば、請求 項4記載の硬貨処理機の効果に加えて、投出 段は、水平方向に対して所定角度で傾斜す 位置において回転する回転円盤と、この回 円盤の表面側との間に硬貨を非整列状態で 留するホッパとを備え、回転円盤の回転に って回転円盤の表面から突出する複数の拾 部材で硬貨を係止して投出搬送路へ送り出 ため、硬貨を非整列状態に収納できるとと に、非整列状態に収納された硬貨を1枚ずつ 実に投出することができる。また、検出手 によって所定枚数の硬貨の投出が検出され 場合、回転円盤の回転動作は継続させたま 、開閉部材によって投出口を閉塞状態にし 突起体を投出搬送面より突出させて硬貨の 出を規制するとともに、識別部によって正 硬貨と識別されない硬貨が発生した際は、 閉部材の前記投出口に対する開口動作と連 して突起体を投出搬送面から埋没させ、投 搬送路への硬貨搬送を許容し、所定枚数の 常硬貨の投出完了まで回転円盤の回転動作 継続させるため、正常硬貨と識別されない 貨の発生時における硬貨の追加投出に迅速 対応できる。

 請求項6記載の硬貨処理機によれば、請求 項4記載の硬貨処理機の効果に加えて、機体 から硬貨受入口に投入された硬貨を繰出手 によって1枚ずつ搬送手段に繰り出して識別 によって識別した識別結果に応じて、振分 材により、正常硬貨は投出口を通じて該当 る硬貨投出装置へ振り分けて収納させるこ ができ、また、突起体が開閉部材と振分部 とに連動し、硬貨の投出および収納に応じ 確実に動作できる。

 請求項7記載の硬貨処理機によれば、請求 項6記載の硬貨処理機の効果に加えて、硬貨 入口に投入された硬貨を繰出手段に受収し 繰出手段に受収した硬貨を1枚ずつ繰り出し 搬送手段によって搬送し、搬送する硬貨を 別部によって識別し、正常硬貨は識別結果 応じて投出口を通じて該当する硬貨投出装 へ搬送し、正常硬貨以外は硬貨投出口へ搬 して返却できる。

 請求項8記載の硬貨処理機によれば、請求 項4記載の硬貨処理機の効果に加えて、機体 から硬貨受入口に投入された硬貨を繰出手 によって1枚ずつ搬送手段に繰り出して識別 によって識別し、正常硬貨は一時保留部に 時保留でき、また、機体外から収納指令を けた場合は、一時保留部の硬貨を繰出手段 送り込み、この繰出手段によって1枚ずつ搬 送手段に繰り出して識別部によって識別した 識別結果に応じて、振分部材により、正常硬 貨は投出口を通じて該当する硬貨投出装置へ 振り分けて収納させることができ、正常硬貨 と識別されなかったものについては硬貨カセ ットに回収できる。

 請求項9記載の硬貨処理機によれば、請求 項8記載の硬貨処理機の効果に加えて、機体 から入金指令を受けた場合、繰出手段に受 した硬貨を1枚ずつ繰り出して搬送手段によ て搬送し、搬送する硬貨を識別部によって 別し、正常硬貨は一時保留部へ搬送して一 保留し、正常硬貨以外は硬貨投出口へ搬送 て返却でき、また、入金指令後、機体外か 収納指令を受けた場合、一時保留部の硬貨 繰出手段へ送り込み、繰出手投に受収した 貨を1枚ずつ繰り出して搬送手段によって搬 送し、搬送する硬貨を識別部によって識別し 、正常硬貨と識別された硬貨は、該当する硬 貨投出装置の収納状態によって、満杯の場合 には硬貨カセットへ搬送し、満杯でない場合 には投出口を通じて該当する硬貨投出装置へ 収納でき、正常硬貨と識別されなかったもの については、硬貨カセットへ搬送させること ができ、また、入金指令後、機体外から返却 指令を受けた場合、一時保留部の硬貨を繰出 手投へ送り込み、繰出手段に受収した硬貨を 1枚ずつ繰り出して搬送手段によって搬送し 全ての硬貨を硬貨投出口へ搬送して返却す ことができる。

本発明の一実施の形態を示す硬貨投出 置の正面図である。 同上硬貨投出装置の拡大正面図である 同上硬貨投出装置の硬貨を投出する場 の突起体および開閉部材の動作を示す底面 である。 同上硬貨投出装置の硬貨を投出しない 合の突起体および開閉部材の動作を示す底 図である。 同上硬貨投出装置を用いた硬貨処理機 内部構造を示す側面図である。 同上硬貨処理機の斜視図である。

符号の説明

 11  硬貨処理機としての硬貨入出金機
 14  硬貨受入口
 16  硬貨投出口
 18  硬貨カセット
 29  搬送手段
 30  識別部
 31  硬貨投出装置としての繰出手段である 留繰出部
 32  硬貨投出装置としての収納投出部
 32a  投出口としての硬貨出入口
 33  一時保留部
 50  開閉部材および振分部材としてのゲー 部材
 60  投出手段としての回転円盤
 61  収納部としてのホッパ
 67  拾上部材
 69  投出搬送路
 70  投出搬送面
 75  突起体
 83  検出手段

 以下、本発明の一実施の形態を、図面を 照して説明する。なお、以下の実施例は、 発明の実施の一形態に過ぎず、本発明の範 を限定するものではない。

 図5および図6に示すように、硬貨処理機 して硬貨入出金機11は、例えば、店舗におい て、顧客が支払う硬貨の入金および顧客に払 い出す釣銭の出金が可能な釣銭自動支払出装 置である。

 この硬貨入出金機11は、機体12を備え、こ の機体12の前面(図5および図6の左側)を顧客側 の操作面とし、機体12の後面(図5および図6の 側)をレジ係員側の操作面としている。この 場合、顧客自らが支払う硬貨の入金と払い出 された釣銭の受け取りを行う形態となり、レ ジ係員を常時硬貨入出金機11に配置する必要 なくなり、硬貨入出金機11を導入した店舗 よっては経費削減となる。

 また、この機体12の前面(図5および図6の 側)をレジ係員側の操作面とし、機体12の後 (図5および図6の右側)を顧客側の操作面とし もよい。この場合、レジ係員を硬貨入出金 11に配置する必要はあるが、顧客が支払う 貨の入金および顧客に払い出す釣銭の受け りをレジ係員が行うことで、金銭の授受が 客とレジ係員の双方による目視確認が行え より確実な金銭授受が可能となる。

 機体12の前側上面には、硬貨を機体12内に 投入する硬貨受入口14、および入金動作を開 させる入金開始ボタン15が配設されている

 機体12の前面には、硬貨を機体12外に投出 する硬貨投出口16、およびこの硬貨投出口16 ら投出された硬貨を受け止める前面側の出 トレイ17が配設されている。さらに、機体12 前面には、機体12に対して硬貨カセット18が 着脱可能に配設されている。この硬貨カセッ ト18には、機体12内に装着した状態において 操作で施錠、解錠する施錠部19が設けられて いる。

 次に、図5に示すように、機体12内には、 体12の前面から見て上部が左側方向に所定 度で傾斜する図示しないベースが配設され このベースの上方に臨む表面側に硬貨を搬 する環状の搬送手段29が配設されている。こ の搬送手段29には、搬送手段29で搬送する硬 の少なくとも金種、真偽、正損などを適宜 択して識別する識別部30が配設され、さらに 、硬貨受入口14に投入された硬貨を受収して 送手段29に1枚ずつ繰り出し可能とするとと に搬送手段29に対して硬貨を1枚ずつ出し入 可能とする硬貨投出装置としての繰出手段 ある貯留繰出部31、金種別に硬貨を収納す ものであって搬送手段29に対して硬貨を1枚 つ出し入れ可能とする複数の硬貨投出装置 しての収納投出部32、入金硬貨を一時保留可 能とする一時保留部33、および出金硬貨を一 保留可能とする出金一時保留部34が、それ れ接続されるように配設されている。硬貨 入口14と貯留繰出部31との間には硬貨受入口1 4に投入された硬貨を貯留繰出部31に導く受入 シュート35が配設されている。

 そして、搬送手段29は、硬貨を1列状態と て硬貨の搬送を案内する環状の硬貨通路38 およびこの硬貨通路38内の硬貨を搬送する無 端状の搬送体39を備えている。

 硬貨通路38は、ベースの表面に形成され いて硬貨の面が接する通路面40、およびこの 通路面40の両側で硬貨の周縁をガイドする両 のガイド側板41を備えている。そして、硬 通路38には、機体12の前側から後側に向けて けられる第1の通路部42、この第1の通路部42 後端から機体12の前側へ向けて折り返すた に機体12の後面に沿って設けられる折返し通 路部43、この折返し通路部43から機体12の前側 へ向かうとともにその前端が出金一時保留部 34に向けて設けられる第2の通路部44、および 1の通路部42の前端から第2の通路部44の前端 並列に出金一時保留部34に向けて設けられ 出金通路部45が形成されている。

 搬送体39は、無端状のベルト46で構成され ており、通路面40に対向するベルト46の面か 複数の突部47がベルト長手方向に所定のピッ チで突設されている。このベルト46は、複数 プーリ48により、硬貨通路38の中央域を通っ て回転するように張設されている。そして、 ベルト46は隣り合う2つの突部47の間に硬貨を け入れ、ベルト46の回転により突部47で硬貨 を押動しながら搬送する。また、モータによ りプーリ48を正逆回転させることでベルト46 正逆転する。ベルト46は、貯留繰出部31から 貨を繰り出して収納投出部32に収納する入 時などには、第1の通路部42において、前側 ら後側へ向けて移動するように正方向であ 第1の方向(以下、入金搬送方向F1という)に回 転し、一方、収納投出部32から硬貨を繰り出 て硬貨投出口16へ投出する出金時などには 入金搬送方向F1に対して逆方向である第2の 向(以下、出金搬送方向F2という)にベルト46 回転する。したがって、ベルト46の正逆転に より、硬貨通路38内の硬貨の正逆双方向へ搬 可能としている。

 硬貨通路38の第1の通路部42の下側には、 側位置に貯留繰出部31が配設され、この貯留 繰出部31より後側位置に複数であって例えば3 つの収納投出部32が第1の通路部42に沿って配 されている。これら貯留繰出部31と最前部 収納投出部32との間には識別部30が配設され いる。また、第2の通路部44の下側には、複 であって例えば3つの収納投出部32が第2の通 路部44に沿って配設され、これら収納投出部3 2の前側に一時保留部33が配設されている。第 2の通路部44の前端および出金通路部45の前端 臨んで出金一時保留部34が配設されている

 また、硬貨通路38に対して硬貨を出し入 可能とする貯留繰出部31の投出口としての硬 貨出入口31aおよび各収納投出部32の投出口と ての硬貨出入口32aは、該当する各通路部42,4 4の下側のガイド側板41の一部が開口されて形 成されている。硬貨通路38から硬貨を受け入 可能とする一時保留部33の硬貨入口33aは、 2の通路部44の下側のガイド側板41の一部が開 口されて形成されている。

 硬貨通路38の貯留繰出部31の硬貨出入口31a および各収納投出部32の硬貨出入口32aの各位 には、硬貨出入口31aおよび各硬貨出入口32a ら硬貨を出し入れするか搬送手段29で搬送 る硬貨を搬送方向下流側へ通過させるかに じて選択的に振り分けるゲート部材50が配設 されている。さらに、一時保留部33の硬貨入 33aの位置には、硬貨を分岐させるか搬送手 29で搬送する硬貨を搬送方向下流側へ通過 せるかに応じて選択的に振り分けるゲート 材50が配設されている。これら各ゲート部材 50は、向き等に違いがあるだけで、硬貨を振 分ける基本構造および動作は同一となって る。

 図1ないし図4において、収納投出部32用の ゲート部材50について説明する。このゲート 材50は、硬貨通路38と硬貨出入口32aとの間で 硬貨(図1に符号Cで示す)を案内する硬貨案内 51と、硬貨出入口32aを開閉する閉塞部52と、 れら硬貨案内部51および閉塞部52を揺動可能 に支持する支持部53を一体に備えている。こ ゲート部材50には、硬貨出入口32aを通じて 貨を収納投出部32に振り分ける振分部材と、 硬貨出入口32aを開閉する開閉部材とが一体に 形成されている。

 硬貨案内部51は、硬貨出入口32a側が位置 る硬貨通路38の通路方向に対して交差する幅 方向一側つまり下部側が、硬貨出入口32aに対 して反対側に位置する硬貨通路38の幅方向他 つまり上部側よりも、搬送手段29が入金搬 方向F1に駆動されるときの搬送方向下流側へ 向けて所定角度で傾斜するように設けられる とともに、搬送手段29が入金搬送方向F1に駆 されるときの搬送方向上流側に臨んで凹曲 状に設けられている。

 閉塞部52には、この閉塞部52が閉塞状態の ときに、下側のガイド側板41と同一面となっ 硬貨の周縁をガイドするガイド面54が設け れている。

 支持部53は、硬貨案内部51および閉塞部52 り入金搬送方向F1の下流側に位置し、硬貨 路38の幅方向に向けて突出する両側の軸53aを 支点として回動可能とし、ソレノイドなどの 電気的駆動手段で駆動される。そして、硬貨 を硬貨通路38から収納投出部32へ振り分ける き、および硬貨を収納投出部32から硬貨通路 38へ投出するときには、硬貨案内部51が硬貨 路38の通路面40より突出するとともに閉塞部5 2が硬貨出入口32aを開放状態とした硬貨振分 置(または硬貨投出位置)にゲート部材50が位 する。一方、硬貨を硬貨通路38から収納投 部32へ振り分けない、および硬貨を収納投出 部32から硬貨通路38へ投出しないときには、 貨案内部51が硬貨通路38の通路面40に埋没す とともに閉塞部52が硬貨出入口32aを閉塞状態 とした硬貨通過位置にゲート部材50が位置す 。硬貨通路38の通路面40には、硬貨案内部51 出没するための開口部が形成されている。 ート部材50の硬貨案内部51には硬貨通路38よ 突出したときにベルト46との干渉を避ける 部55が形成されている。

 なお、貯留繰出部31用、一時保留部33用お よび回収硬貨投出口20用の各ゲート部材50は 収納投出部32用のゲート部材50と同様の硬貨 内部51、閉塞部52および支持部53を備え、電 的駆動手段で駆動される。また、これら各 ート部材50は、搬送方向に対する向きに違 があるだけで、搬送手段29に対して硬貨を1 ずつ振り分ける基本構成および動作は同一 なっている。

 次に、図1に第1の通路部42に配設される収 納投出部32の構造を示す。この収納投出部32 、水平方向に対して所定角度で傾斜する位 で回転軸59を中心に回転可能な投出手段とし ての回転円盤60、この回転円盤60の表面側と 間で硬貨を貯留する収納部としてのホッパ61 、および硬貨出入口32a近傍に配置される受渡 円盤62などを備えている。

 回転円盤60は、機体12側に回転可能に取り 付けられた回転軸59により、機体12の前面か 見て、水平方向に対して右方向に傾斜して て、回転円盤60の左側が高く、右側が低く、 回転円盤60の表面が機体12の右斜め上方に対 するように配設されている。回転円盤60は、 ベルト46や受渡円盤62と連動して、硬貨を硬 通路38へ繰り出す繰出回転方向(図1の矢印方 )にモータで回転駆動する。この回転円盤60 、硬貨詰まりの発生時にその硬貨詰まりの 消のために繰出回転方向と反対の反繰出回 方向に回転駆動可能としてもよい。

 回転円盤60の表面には、中央域に高位部64 が形成され、この高位部64の外周域に環状の 位部65が形成されている。回転円盤60の高位 部64と低位部65との間には、処理する硬貨の ちの最小硬貨厚みより少し小さい寸法で、 貨の周縁が厚み方向に1枚載る段差状の硬貨 縁保持部66が形成されている。

 低位部65には、回転円盤60の表面から突出 する複数の拾上部材67が、内周側の円周方向 外周側の円周方向との2列の円周方向に沿っ て所定ピッチで配置されている。そして、回 転円盤60の繰出回転方向への回転時に、内周 の各拾上部材67が硬貨周縁保持部66との間で 硬貨を1枚ずつ保持して回転円盤60の上部域に 拾い上げ、外周側の各拾上部材67が内周側の 拾上部材67で回転円盤60の上部域に拾い上げ た硬貨を硬貨出入口32aへ向けて押し出すとと もに受渡円盤62に受け渡すように構成されて る。

 硬貨周縁保持部66は、各拾上部材67との間 で硬貨を1枚ずつ保持可能とする各位置毎に けられている。したがって、円周方向に複 の硬貨周縁保持部66が設けられている。これ ら硬貨周縁保持部66の間には、高位部64と低 部65との段差を傾斜面として、拾上部材67と 貨周縁保持部66とで保持されない硬貨を下 へ滑落させる滑落部68が形成されている。

 回転円盤60の上部域には、拾上部材67で回 転円盤60の上部域に拾い上げた硬貨を硬貨出 口32aへ向けて繰り出す投出搬送路69が形成 れている。この投出搬送路69は、回転円盤60 表面と面一であって硬貨通路38に連続した 出搬送面70と、上下両側のガイド部材71,72と 間に形成されている。

 上側のガイド部材71は、回転円盤60の上部 域から硬貨出入口32aの一方の縁部側にかけて 、回転円盤60および投出搬送面70の表面より 出して設けられている。

 下側のガイド部材72は、低位部65の表面に 硬貨が入り込まない間隙をあけて対向した状 態で、硬貨周縁保持部66側から硬貨出入口32a 他方の縁部側にわたって設けられている。 のガイド部材72の投出搬送路69内に臨む内縁 は、ゲート部材50の硬貨案内部51に連続する 面に形成されている。ガイド部材72の低位部 65に対向する面には、回転移動する各拾上部 67が通過する溝部73が形成されている。そし て、ガイド部材72により、拾上部材67で拾い げた硬貨を硬貨周縁保持部66から受け取って 硬貨出入口32aへ案内するように構成されてい る。

 投出搬送路69には孔部74が形成され、この 孔部74には投出搬送面70から鉛直方向に進退 能とする突起体75が配置されている。この突 起体75は、投出搬送路69の下側において、ゲ ト部材50の軸53aと平行な軸76を支点として揺 可能に支持されたレバー77の一端から突設 れている。このレバー77の他端には連結軸78 設けられ、この連結軸78がゲート部材50の支 持部53の連結孔79に連結されている。そのた 、突起体75は、図3に示すように、硬貨投出 置に揺動するゲート部材50の閉塞部52が硬貨 入口32aを開放する開口動作に連動して、投 搬送面70から埋没し、回転円盤60から投出搬 送路69へ送り込まれる硬貨の搬送を許容し、 た、図4に示すように、硬貨通過位置に揺動 するゲート部材50の閉塞部52が硬貨出入口32a 閉塞する閉塞動作に連動して、投出搬送面70 から突出し、回転円盤60から投出搬送路69へ り込まれる硬貨と接触してその硬貨の搬送 規制し、その硬貨を下側のガイド部材72から 落下させて収納投出部32へ戻すように構成さ ている。また、突起体75は、円柱状に形成 れており、その先端面が搬送方向上流側つ り回転円盤60側に向かって下降する傾斜状あ るいは円弧状に形成され、投出搬送面70から 出した状態でも突起体75の周面に硬貨が衝 することがなく、硬貨をスムーズに落下さ ることができる。

 なお、突起体75とゲート部材50の連動は、 機構的な連動に限られず、例えば、突起体75 ゲート部材50とをそれぞれ別駆動源で駆動 る構成であってもそれらで駆動するタイミ グを取って連動させる電気的な連動でも構 ない。

 また、ホッパ61は、回転円盤60の表面側に 対向して覆い、回転円盤の表面を一側面とし て硬貨を非整列状態で貯留するとともに、硬 貨出入口32aから硬貨を受け入れ可能に上方に 向けて開口された形状に形成されている。

 また、受渡円盤62は、投出搬送路69と硬貨 通路38とにまたがった位置に、受渡円盤62の 面が回転円盤60、通路面40および投出搬送面7 0と面一となるように回転可能に配置されて る。受渡円盤62の外周縁部には、硬貨に当接 して回転円盤60側から投出搬送路69内を通じ 硬貨通路38へ繰り出す突部81が突設されてい 。受渡円盤62は、硬貨通路38のベルト46と連 して回転し、ベルト46が出金搬送方向F2に移 動するときには、突部81が硬貨出入口32aから 出搬送路69内を通じて硬貨通路38内へ移動す る繰出回転方向であって、突部81で硬貨を回 円盤60側から投出搬送路69内を通じて硬貨通 路38へ繰り出す繰出回転方向に回転し、また ベルト46が入金搬送方向F1に移動するときに は、突部81が硬貨通路38側から硬貨出入口32a 通じて投出搬送路69内へ移動する反繰出回転 方向に回転する。

 また、硬貨出入口32aに臨む硬貨通路38の 路面40には、硬貨出入口32aから投出された硬 貨を検出するとともに硬貨通路38内を搬送す 硬貨を検出する検出手段83が配設されてい 。

 なお、第2の通路部44に設けられる収納投 部32は、第1の通路部42と第2の通路部44とで 貨の搬送方向の向きが逆になるのに対応し 、第1の通路部42に設けられる収納投出部32に 対して向きに違いがあるだけで、基本構成は 同一に形成されている。また、貯留繰出部31 、第1の通路部42に設けられる収納投出部32 対して向きが反対になるだけで基本構成は 一に形成されており、ベルト46が入金搬送方 向F1に移動するときに受渡円盤62が繰出回転 向に回転し、ベルト46が出金搬送方向F2に移 するときに受渡円盤62が反繰出回転方向に 転する。また、貯留繰出部31のホッパ61の下 には、回転円盤60で繰り出せずにホッパ61内 に残留する異物を排出する図示しない異物排 出ゲートが開閉可能に配設されている。

 次に、図5に示すように、一時保留部33は 硬貨カセット18および貯留繰出部31の上方に 配設されており、シュート部86を備えている このシュート部86は、中空形状の円筒形状 あり、シュート部86の上方域には硬貨通路38 らゲート部材50で振り分けられた硬貨を受 入れる水平な開口部87が形成され、シュート 部86の下方域には側方に向けて開口する開口 88が形成され、シュート部86の下部側が開口 部88に向かって湾曲するように形成されてい 。

 シュート部86は、機体12側に取り付けられ る上側筒部とこの上側筒部の下側に回転可能 に取り付けられた下側筒部とを有し、シュー ト部86の下側筒部が上側筒部の中心を通る鉛 方向の軸を中心として回転可能としている シュート部86の下方域の開口部88が回転する 回転域の周囲には、シュート部86が所定の回 位置である保留位置に位置するときに、下 域の開口部88を閉塞状態とする図示しない 塞部材が配設されている。そして、閉塞部 で下方域の開口部88が閉塞されたシュート部 86の保留位置において上方域の開口部87から り込まれる硬貨をシュート部86内に一時保留 し、シュート部86が閉塞部材に対して一側方 に回転することにより保留硬貨が貯留繰出 31に放出され、シュート部86が閉塞部材に対 して他側方向に回転することにより保留硬貨 が硬貨カセット18に放出される。

 次に、出金一時保留部34は、出金トレイ17 の上方に配設され、硬貨通路38の第2の通路部 44または出金通路部45から放出される硬貨を 部から受け入れ可能としており、一時保留 33と基本構造が同一に形成されている。そし て、閉塞部材で下方域の開口部88が閉塞され シュート部86の保留位置において上方域の 口部87から送り込まれる硬貨をシュート部86 に一時保留し、シュート部86が閉塞部材に して一側方向に回転することにより保留硬 が硬貨投出口16に放出され、シュート部86が 塞部材に対して他側方向に回転することに り保留硬貨が硬貨カセット18に放出される

 また、硬貨入出金機11を制御する図示し い制御部を備えている。この制御部は、硬 入出金機11を制御する各種の機能を有してい るが、一部の特徴を有する機能を次に示す。

 検出手段83によって投出に必要な所定枚 の硬貨の投出が検出された場合、ゲート部 50によって硬貨出入口32aを閉塞状態にすると ともに、突起体75を投出搬送路69より突出さ る制御手段の機能。より具体的には、検出 段83によって投出に必要な所定枚数の硬貨の 投出が検出された場合、回転円盤60の回転動 は継続させたまま、ゲート部材50によって 貨出入口32aを閉塞状態にし、突起体75を投出 搬送面70より突出させて硬貨の投出を規制す とともに、識別部30によって正常硬貨と識 されない硬貨が発生した際は、ゲート部材50 の硬貨出入口32aに対する開口動作と連動して 突起体75を投出搬送面70から埋没させ、投出 送路69への硬貨搬送を許容し、所定枚数の正 常硬貨の投出完了まで回転円盤60の回転動作 継続させる制御手段の機能を備えている。

 機体12外から入金指令を受けた場合、貯 繰出部31に受収した硬貨を1枚ずつ繰り出し 搬送手段29によって搬送し、搬送する硬貨を 識別部30によって識別し、正常硬貨は一時保 部33へ搬送し、正常硬貨以外は硬貨投出口16 へ搬送させる入金制御部の機能。

 入金指令後、機体12外から収納指令を受 た場合、一時保留部33の硬貨を貯留繰出部31 送り込み、この貯留繰出部31に受収した硬 を1枚ずつ繰り出して搬送手段29によって搬 し、搬送する硬貨を識別部30によって識別し 、正常硬貨と識別された硬貨は、該当する収 納投出部32の収納状態によって、満杯の場合 硬貨カセット18へ搬送し、満杯でない場合 硬貨出入口32aを通じて該当する収納投出部32 へ収納し、識別部30にて正常硬貨と識別され かったものについては、硬貨カセット18へ 送させる収納制御部の機能。

 入金指令後、機体12外から返却指令を受 た場合、一時保留部33の硬貨を貯留繰出部31 送り込み、貯留繰出部31に受収した硬貨を1 ずつ繰り出して搬送手段29によって搬送し 全ての硬貨を硬貨投出口16へ搬送させる返却 制御部の機能。

 次に、硬貨入出金機11の作用を説明する

 まず、入金動作について説明する。

 硬貨受入口14に投入された入金硬貨は、 留繰出部31に一括して受け入れて貯留する。

 入金開始ボタン15の操作で入金指令が出 れると、貯留繰出部31および搬送手段29をそ ぞれ駆動する。

 これにより、貯留繰出部31内の硬貨を1枚 つ硬貨通路38に繰り出し、この硬貨通路38内 に繰り出した硬貨を1枚ずつベルト46で入金搬 送方向F1に搬送し、この硬貨通路38内を搬送 る硬貨を識別部30で識別する。

 識別部30での識別の結果、正常硬貨と識 された硬貨は、一時保留部33の位置のゲート 部材50で一時保留部33に振り分け、予め保留 置に回転配置されていて下方域の開口部88が 閉塞部材で閉塞されているシュート部86内に 留する。

 識別部30での識別の結果、正常硬貨と識 されなかった硬貨は、第2の通路部44の末端 ある前端まで搬送して出金一時保留部34に放 出し、予め硬貨投出口16への放出位置に回転 置されているシュート部86を通じて出金ト イ17に放出して硬貨投出口16から返却する。

 また、入金硬貨の一時保留後、収納指令 出されると、一時保留部33のシュート部86を 保留位置から貯留繰出部31への放出位置に回 させ、一時保留部33のシュート部86内に保留 していた硬貨を貯留繰出部31に送り込む。

 その後、貯留繰出部31および搬送手段29を それぞれ駆動する。これにより、貯留繰出部 31内の硬貨を1枚ずつ硬貨通路38に繰り出し、 の硬貨通路38内に繰り出した硬貨を1枚ずつ ルト46で入金搬送方向F1に搬送し、この硬貨 通路38内を搬送する硬貨を識別部30で識別す 。

 識別部30での識別の結果、正常硬貨と識 された硬貨は、該当金種の硬貨を収納する 納投出部32のゲート部材50で硬貨通路38から 納投出部32の硬貨出入口32aに振り分け、収納 投出部32内に収納する。

 該当する収納投出部32では、ゲート部材50 が動作して、閉塞部52が硬貨出入口32aから退 して硬貨出入口32aを開放するとともに硬貨 内部51が硬貨通路38内に突出し、それに連動 して突起体75が投出搬送路69から埋没し、硬 の受け入れを許容する状態となる。そのた 、硬貨通路38内を搬送されてきた該当硬貨が 、ゲート部材50によって硬貨出入口32aに取り まれ、ホッパ61内に落下して収納される。

 一度正常硬貨と識別されているものの、 別部30での識別の結果、正常硬貨と識別さ なかった硬貨は、硬貨通路38の各収納投出部 32の位置を通過させて一時保留部33のゲート 材50で一時保留部33に振り分け、予め硬貨カ ット18側への放出位置に回転配置されてい シュート部86を通じて硬貨カセット18へ送り んで収納する。

 また、収納投出部32の硬貨収納枚数が所 の満杯枚数に達した場合には、それ以降の 当金種の硬貨は、オーバーフロー硬貨とし 硬貨通路38の各収納投出部32の位置を通過さ て一時保留部33のゲート部材50で一時保留部 33に振り分け、予め硬貨カセット18側への放 位置に回転配置されているシュート部86を通 じて硬貨カセット18へ送り込んで収納する。

 そして、一時保留した入金硬貨の収納投 部32または硬貨カセット18への収納が完了し たら、入金処理を終了する。

 また、入金硬貨の一時保留後、返却指令 出されると、一時保留部33のシュート部86を 保留位置から貯留繰出部31への放出位置に回 させ、一時保留部33のシュート部86内に一時 保留していた硬貨を貯留繰出部31に送り込む

 その後、貯留繰出部31および搬送手段29を それぞれ駆動する。これにより、貯留繰出部 31内の硬貨を1枚ずつ硬貨通路38に繰り出し、 の硬貨通路38内に繰り出した硬貨を1枚ずつ ルト46で入金搬送方向F1に搬送し、硬貨通路 38の第2の通路部44の末端である前端から出金 時保留部34に放出し、予め硬貨投出口16への 放出位置に回転配置されているシュート部86 通じて出金トレイ17に放出して硬貨投出口16 から返却する。

 次に、出金動作について説明する。

 出金すべき金種と枚数、または出金すべ 金額を含んだ出金指令を受けると、出金す き硬貨を収納した該当する収納投出部32お び搬送手段29をそれぞれ駆動する。

 これにより、該当する収納投出部32内の 貨を1枚ずつ硬貨通路38に繰り出し、この硬 通路38内に繰り出した硬貨を1枚ずつベルト46 で出金搬送方向F2に搬送し、この硬貨通路38 を搬送する硬貨を識別部30で識別する。複数 の収納投出部32から硬貨を投出する場合には いずれか1つの収納投出部32から硬貨を投出 、その収納投出部32からの出金分の硬貨の 出完了後に、次の収納投出部32から出金分の 硬貨を投出するように順番に投出していく。 なお、硬貨通路38に繰り出された硬貨が他の 納投出部32に対応するゲート部材50と干渉し ないように、各収納投出部32内の硬貨を硬貨 路38へ繰り出すタイミングの整合をとって 該当する複数の収納投出部32を同時に動作さ せることもできる。

 該当する収納投出部32では、ゲート部材50 が動作して、閉塞部52が硬貨出入口32aから退 して硬貨出入口32aを開放するとともに硬貨 内部51が硬貨通路38内に突出し、それに連動 して突起体75が投出搬送路69から埋没し、硬 の投出を許容する状態となる。そのため、 転円盤60の回転により、拾上部材67で拾い上 られたホッパ61内の硬貨が投出搬送路69に送 り込まれ、この投出搬送路69に送り込まれた 貨を受渡円盤62の突部81で投出搬送路69内を じて硬貨通路38へ繰り出すとともに硬貨通 38のベルト46の突部47に受け渡す。硬貨通路38 へ投出された硬貨を検知手段83で検出し、制 部で投出枚数をカウントする。

 さらに、該当する収納投出部32では、出 に必要な所定枚数の硬貨の投出が検出され 場合、ゲート部材50が動作して、硬貨出入口 32aを閉塞状態にするとともに、突起体75を投 搬送路69より突出させ、それ以降に回転円 60から投出搬送路69へ送り込まれる硬貨を突 体75で落下させてホッパ61内に戻す。このと き、回転円盤60の回転を停止させてもよいが 回転円盤60の回転を継続させたままとする とにより、硬貨の追加投出に迅速に対応で るようになる。

 そして、識別部30での識別の結果、正常 貨と識別された硬貨は、出金通路部45の末端 である前端まで搬送して出金一時保留部34に 出し、予め保留位置に回転配置されていて 方域の開口部88が閉塞部材で閉塞されたシ ート部86内に保留する。

 識別部30での識別の結果、正常硬貨と識 されなかった硬貨は、貯留繰出部31のゲート 部材50で硬貨通路38から貯留繰出部31に振り分 けて収納する。正常硬貨と識別されたかった 硬貨については、収納投出部32からの投出タ ミングとベルト46の搬送によって識別部30に 到達するタイミングとから金種がわかるため 、該当する金種の収納投出部32から硬貨1枚分 を追加投出する。

 このとき、上述のように、回転円盤60の 転を継続させたままとすることにより、識 部30によって正常硬貨と識別されない硬貨が 発生したときには、ゲート部材50を動作させ ば、このゲート部材50の硬貨出入口32aに対 る開口動作と連動して突起体75が投出搬送面 70から埋没し、投出搬送路69への硬貨搬送を 容するため、追加投出する硬貨を迅速に投 できる。

 また、複数の収納投出部32から硬貨を投 する場合、同時に複数の収納投出部32の回転 円盤60を回転させておく。これにより、例え 、ある収納投出部32からの硬貨の投出が完 したら、その硬貨の投出が完了した収納投 部32のゲート部材60と次に硬貨を投出する収 投出部32のゲート部材60とをそれぞれ切り換 え動作させるだけで、硬貨を投出する収納投 出部32を切り換え、異なる金種の硬貨の投出 連続的に迅速にでき、出金処理時間を短縮 きる。

 さらに、複数の収納投出部32から硬貨を 出する場合、同時に複数の収納投出部32の回 転円盤60を回転させておくとともに、各収納 出部32から硬貨の投出が完了しても各収納 出部32の回転円盤60の回転は継続させておく これにより、複数金種で正常硬貨と識別さ たかった際に、該当する収納投出部32のゲ ト部材60の切り換え動作のみで必要な金種の 硬貨を迅速に追加投出でき、複数金種で正常 硬貨と識別されたかったときでも出金処理時 間が長くなるのを抑制できる。

 そして、出金分の硬貨を出金一時保留部3 4のシュート部86内に保留したら、そのシュー ト部86を保留位置から硬貨投出口16への放出 置に回転させ、シュート部86内に保留してい た硬貨を出金トレイ17に放出して硬貨投出口1 6から出金する。

 その後、正常硬貨と識別されなかった硬 が貯留繰出部31に振り分けられている場合 は、貯留繰出部31および搬送手段29をそれぞ 駆動する。これにより、正常硬貨と識別さ ずに貯留繰出部31内に振り分けられていた 貨を1枚ずつ硬貨通路38に繰り出し、この硬 通路38内に繰り出した硬貨を1枚ずつベルト46 で入金搬送方向F1に搬送し、この硬貨通路38 を搬送する硬貨を識別部30で識別する。

 識別部30での識別の結果、正常硬貨と識 された硬貨は、該当金種の硬貨を収納する 納投出部32のゲート部材50で硬貨通路38から 納投出部32の硬貨出入口32aに振り分け、収納 投出部32内に収納する。

 識別部30での識別の結果、正常硬貨と識 されなかった硬貨は、硬貨通路38の各収納投 出部32の位置を通過させて一時保留部33のゲ ト部材50で一時保留部33に振り分け、予め硬 カセット18への放出位置に回転配置されて るシュート部86を通じて硬貨カセット18へ送 込んで収納する。

 次に、回収動作について説明する。

 外部から回収指令を受けると、収納投出 32および搬送手段29をそれぞれ駆動する。

 これにより、収納投出部32内の硬貨を1枚 つ硬貨通路38に繰り出し、この硬貨通路38内 に繰り出した硬貨を1枚ずつベルト46で出金搬 送方向F2に搬送し、出金通路部45の末端であ 前端まで搬送して出金一時保留装置34に放出 し、予め硬貨投出口16への放出位置に回転配 されているシュート部86を通じて出金トレ 17に放出して硬貨投出口16に回収する。

 複数の収納投出部32から硬貨を投出する 合には、いずれか1つの収納投出部32から硬 を投出し、その収納投出部32の硬貨の投出完 了後に、次の収納投出部32から硬貨を投出す ように順番に投出していく。なお、硬貨通 38に繰り出された硬貨が他の収納投出部32に 対応するゲート部材50と干渉しないように、 収納投出部32内の硬貨を硬貨通路38へ繰り出 すタイミングの整合をとって、該当する複数 の収納投出部32を同時に動作させることもで る。

 出金トレイ17には硬貨の満杯を検知する ンサを予め設けておき、このセンサが満杯 検知した場合には回収動作を一時停止し、 金トレイ17から硬貨が溢れ出るのを防止し、 また、出金トレイ17からの硬貨の取り出し後 再開指令により回収動作を再開するように てもよいし、センサによって満杯が解除さ たことを検知して回収動作を再開するよう してもよい。

 また、硬貨を回収する際には、全ての金 を一度に回収するようにしても、金種別に 別回収するようにしてもよい。

 また、金種別に個別回収する場合には、 貨を包装紙で包装して包装硬貨とする包装 数単位毎に出金トレイ17に放出するように てもよく、この場合には、包装枚数単位毎 硬貨を回収して整理しやすくできる。この き、硬貨を包装紙で包装して包装硬貨とす 包装枚数単位が金種別に異なる場合には、 金種毎に包装枚数単位に対応した硬貨の枚 分を出金トレイ17に放出する。

 このように構成されている硬貨入出金機1 1では、収納投出部32から硬貨を投出する場合 は、ゲート部材50の硬貨出入口32aに対する開 動作と連動して突起体75が投出搬送面70から 埋没し、投出搬送路69への硬貨の搬送を許容 、また、収納投出部32から硬貨を投出しな 場合は、ゲート部材50の硬貨出入口32aに対す る閉塞動作と連動して突起体75が投出搬送面7 0から突出し、投出搬送路69への硬貨の搬送を 規制してその硬貨を収納投出部32内へ戻すた 、非整列状態で収納する硬貨を収納投出部3 2内で詰まらせることなく確実に1枚ずつ投出 きるとともに、簡単な機構で所定枚数の硬 の投出も確実にでき、さらに突起体75を投 搬送面70から埋没させれば硬貨の追加投出に も迅速に対応できる。

 また、突起体75は、開閉部材および振分 材として機能するゲート部材50の動作に連動 するため、突起体75の専用の駆動手段が必要 く、ゲート部材50と駆動手段を兼用でき、 かも、硬貨の投出および収納に応じて確実 動作できる。

 また、収納投出部32では、回転円盤60とホ ッパ61とを用いて硬貨を非整列状態で収納す ため、従来のような筒内に重積収納する場 のように硬貨を正しく収納できずに硬貨立 等が発生することがなく、硬貨の収納、投 が確実にできる。さらに、貯留繰出部31と 納投出部32とは基本構成を共通化できる。

 また、検出手段83によって所定枚数の硬 の投出が検出された場合、回転円盤60の回転 動作は継続させたまま、ゲート部材50によっ 硬貨出入口32aを閉塞状態にし、突起体75を 出搬送面70より突出させて硬貨の投出を規制 するとともに、識別部30によって正常硬貨と 別されない硬貨が発生した際は、ゲート部 50の硬貨出入口32aに対する開口動作と連動 て突起体75を投出搬送面70から埋没させ、投 搬送路69への硬貨搬送を許容し、所定枚数 正常硬貨の投出完了まで回転円盤60の回転動 作を継続させるため、正常硬貨と識別されな い硬貨の発生時における硬貨の追加投出に迅 速に対応できる。

 なお、硬貨入出金機11の機体12内には、入 金処理時に識別部30で正常硬貨と識別されず 貨通路38から分岐されるリジェクト硬貨を 納するリジェクトボックスを機体12から着脱 可能に設けてもよい。この場合には、リジェ クトボックスが機体内に装着されているか否 かを検出し、装着されていることが検出され ていれば、リジェクト硬貨をリジェクトボッ クスに搬送して収納させ、また、装着されて いないことが検出されていれば、リジェクト 硬貨を硬貨投出口16に搬送して返却するよう してもよい。このようにすることにより、 えばリジェクト硬貨の搬送先をリジェクト ックスに設定していても、リジェクトボッ スが装着されていなければ自動的に硬貨投 口16に搬送して返却することができる。

 本発明は、硬貨入出金機、硬貨出金機な の硬貨処理機の硬貨投出装置に利用される