日本電気株式会社 (〒01 東京都港区芝五丁目7番1号 Tokyo, 1088001, JP)
| 金属フィラーと、 樹脂と、 該樹脂より比重が小さい可融性の油脂と、を含み、 前記金属フィラーの体積が、前記樹脂と前記油脂との合計体積以上である、導電性ペースト。 |
| 前記油脂の含有量が、0.01重量%以上、0.5重量%以下である、請求項1に記載の導電性ペースト。 |
| 前記金属フィラーが、銀、金、銅、ニッケル、及びパラジウムから選択された1つ、またはこれらの2つ以上の組合せからなる、請求項1または2に記載の導電性ペースト。 |
| 20nm以下の大きさの前記金属フィラーが含まれている、請求項1から3のいずれか1項に記載の導電性ペースト。 |
| 前記油脂の融点が50℃以上である、請求項1から4のいずれか1項に記載の導電性ペースト。 |
| 金属フィラーと、樹脂と、該樹脂より比重が小さい可融性の油脂と、を含む導電性ペーストであって、前記金属フィラーの体積比率が前記樹脂と前記油脂との合計の体積比率以上である前記導電性ペーストを準備し、 前記導電性ペーストを基材に塗布し、 前記導電性ペースト中の前記樹脂を熱硬化し、 界面活性剤を含む中性に近い溶液に前記基材を浸漬させることで、前記導電性ペーストの表面を覆う前記油脂を除去する、導電性ペースト中の金属フィラーの露出方法。 |
| 前記油脂の含有量が0.01重量%以上、0.5重量%以下である、請求項6に記載の導電性ペースト中の金属フィラーの露出方法。 |
| 前記界面活性剤を含む前記溶液の水素イオン濃度指数(ph)が、6~9の範囲である、請求項6または7に記載の導電性ペースト中の金属フィラーの露出方法。 |
| 金属フィラーと、樹脂と、該樹脂より比重が小さい可融性の油脂と、を含む導電性ペーストであって、前記金属フィラーの体積が前記樹脂と前記油脂との合計体積以上である前記導電性ペーストを準備し、 該導電性ペーストを基材に塗布し、 前記導電性ペースト中の前記樹脂を熱硬化し、 界面活性剤を含む中性に近い溶液に前記基材を浸漬させることで、前記導電性ペーストの表面を覆う前記油脂を除去し、 前記導電性ペーストに触媒を付着し、 金属を含む溶液に前記基材を浸漬して、前記導電性ペーストに金属めっきを施す方法。 |
| 前記金属が、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、ニッケル(Ni)/金(Au)およびニッケル(Ni)/パラジウム(Pd)/金(Au)のいずれかからなる、請求項9に記載の金属めっきを施す方法。 |
| 前記触媒は、前記金属および前記金属フィラーに選択的に結合する物質である、請求項9または10に記載の金属めっきを施す方法。 |
| 前記油脂の含有量が0.01重量%以上、0.5重量%以下である、請求項9から11のいずれか1項に記載の金属めっきを施す方法。 |
| 前記界面活性剤を含む前記溶液の水素イオン濃度指数(ph)が、6~9の範囲である、請求項9から12のいずれか1項に記載の金属めっきを施す方法。 |
| 導電性ペーストによって配線が形成された基材と、 前記導電性ペーストに金属めっきを介して接続された半田と、 前記半田に接続された電子部品と、を有し、 前記導電性ペーストが油脂を含んでいる、電子装置。 |
本発明は、導電性ペースト、導電性ペー ト中の金属フィラーを導電性ペーストの表 に露出させる方法、およびその導電性ペー トにめっきを施す方法、およびこれらの方 を用いて配線が形成された電子装置に関す 。
半導体パッケージなどに用いられる配線 、一般的には、フォトリソグラフィー法を いて形成される。この場合、基板表面に銅 を形成した後、銅配線として残す部分以外 銅をエッチングにより除去する。使用済み エッチング液は廃棄されるため、環境問題 いう観点から、配線形成の代替技術に関す 需要が高まっている。また、フォトリソグ フィー法は複雑かつ多数の製造ステップを しているため、初期設備投資が大きく、コ トアップが避けられない。
近年、フォトリソグラフィー法ではなく 導電性ペーストの塗布による配線形成が試 られている。図1は、関連技術に関する導電 性ペーストが塗布されている基材の概略断面 図である。導電性ペースト24は、熱硬化性樹 24aと金属フィラー24bとから構成される。
導電性ペースト24が基材21に塗布された後 、樹脂24aを熱硬化することで、配線が形成さ れる。導電性ペースト24の塗布方法としては スクリーン印刷法などの印刷法を用いるこ ができる。
半導体チップのような電子部品を回路基 に接続する場合、一般的には半田が用いら る。しかし、特殊な導電性ペーストを除き 導電性ペースト24に直接半田付けを行うこ はできない。そのため、導電性ペースト24を 用いた配線に半田付けする場合には、半田付 けの前に、半田付け可能な金属を導電性ペー スト24にめっきする。その後、半田に所望の 子部品を接続して、電子装置が作製される
なお、半導体装置などに用いられる導電 ペーストの一例が、特開2003-68141号公報(特 文献1)に開示されている。また、特開2007-2658 02号公報(特許文献2)には、脂肪酸エステル化 物を含んだ導電性ペーストを用いることで 導電性ペーストの接着強度、耐熱性および 電性が向上すると記載されている。
一般的に、金属フィラーの比重は樹脂の 重よりも大きい。そのため、図1に示すよう に、金属フィラー24bは導電性ペースト24中で みやすい。従って、金属フィラー24bは導電 ペースト24の表面に露出せず、導電性ペー ト24の表面には薄い樹脂24aの膜が形成される 。このような導電性ペースト24に金属をめっ する場合、導電性ペースト24の表面に形成 れた樹脂24aの膜を除去して、導電性ペース 24中の金属フィラー24bの一部を、導電性ペー スト24の表面に露出させる必要がある。酸性 たはアルカリ性溶液に、導電性ペースト24 形成された基材21を浸漬させることで、樹脂 24aを除去することができる。
しかし、基材の表面に金属部がある場合 は、酸性またはアルカリ性溶液によって、 属部が腐食および溶解するという課題があ 。例えば、印刷基材がLSIチップの場合には 表面にアルミ電極パッドのような金属部が る。また、印刷基材が回路基板の場合には 表面に金属部である銅電極を有している。
上記の課題を解決する一手段として、金属
を覆うレジストを形成した後、導電性ペー
トが形成された基材を、酸性またはアルカ
性溶液に浸漬することが考えられる。しか
、この場合には、レジストを形成するステ
プが追加され、場合によってはレジストを
離するステップがさらに追加されるため、
造ステップが複雑となる。
本発明の目的は、上述した課題のいずれ を解決する、導電性ペースト、金属フィラ の露出方法およびめっき方法を提供するこ にある。
本発明に係る導電性ペーストは、金属フ ラーと、樹脂と、該樹脂より比重が小さい 融性の油脂と、を含む。そして、金属フィ ーの体積が、樹脂と油脂との合計体積以上 ある。
また、本発明に係る導電性ペースト中の 属フィラーの露出方法では、導電性ペース を準備し、導電性ペーストを基材に塗布し 導電性ペースト中の樹脂を熱硬化し、界面 性剤を含む中性に近い溶液に基材を浸漬さ ることで、導電性ペーストの表面を覆う油 を除去する。導電性ペーストは、金属フィ ーと、樹脂と、該樹脂より比重が小さい可 性の油脂と、を含み、金属フィラーの体積 樹脂と油脂との合計体積以上である。
また、本発明に係るめっき方法では、導 性ペーストを準備し、該導電性ペーストを 材に塗布し、導電性ペースト中の樹脂を熱 化し、界面活性剤を含む中性に近い溶液に 材を浸漬して、導電性ペーストの表面を覆 油脂を除去する。その後、導電性ペースト 触媒を付着し、金属を含む溶液に基材を浸 して、導電性ペーストに金属をめっきする 導電性ペーストは、金属フィラーと、樹脂 、該樹脂より比重が小さい可融性の油脂と を含み、金属フィラーの体積が樹脂と油脂 の合計の体積以上である。
さらに、本発明に係る電子装置は、導電 ペーストによって配線が形成された基材と 導電性ペーストに金属めっきを介して接続 れた半田と、半田に接続された電子部品と を有している。そして、導電性ペーストは 脂を含んでいる。
上記の導電性ペーストを用いれば、基材 腐食および溶解を防ぎつつ、金属フィラー その表面に容易に露出させることができる そのため、上記の導電性ペーストに金属を 易にめっきすることも可能である。
本発明の上記及び他の目的、特徴、利点 、本発明を例示した添付の図面を参照する 下の説明から明らかとなろう。
1、21 基材
1a 基材の一面
1b 基材の他面
2 電極パッド
2a 露出部
3 絶縁層
4、24 導電性ペースト
4a、24a 樹脂
4b、24b 金属フィラー
4c 油脂
5 触媒
6 めっき金属
7 ソルダーレジスト
8 半田
9 孔
10 電子部品
11 基板
以下、本発明の実施形態について図面を 照して説明する。本発明の導電性ペースト 、例えば半導体装置のような電子装置が有 る配線基板に形成される配線として好適に いられる。
図2は、本発明の導電性ペーストを用いて 、電極パッドと接続した配線が形成されてい る基材の模式的な断面図である。基材1は、 えばウエハなどの基板11と、電極パッド2と 絶縁層3と、を有する。絶縁層3としては、エ ポキシやポリイミドなどの絶縁樹脂を用いる ことができる。導電性ペースト4は、絶縁層3 に塗布されている。導電性ペースト4の一部 は電極パッド2と接触している。このように 導電性ペースト4は、例えば電子装置の配線 して利用することができる。
以下、本発明の導電性ペースト4、導電性 ペースト4中の金属フィラーを表面に露出さ る露出方法、及び導電性ペーストへのめっ 方法について、図3および図4A~図4Dを参照し 説明する。
図3は、金属フィラーの露出方法のフロー チャートである。図4A~図4Bは、金属フィラー 露出方法のステップ図である。また、図4~ 4Dは、めっき方法のステップ図である。
まず、準備ステップとして、本発明に係 導電性ペースト4を準備する(ステップS1)。 発明の導電性ペースト4は、樹脂4aと、金属 ィラー4bと、油脂4cと、を含む。油脂4cは可 性を有し、油脂4cの比重は、樹脂4aの比重及 金属フィラー4bの比重よりも小さい。金属 ィラー4bの体積は、樹脂4aと油脂4cとの合計 積以上である。金属フィラー4bの金属種は特 に限定されないが、導電性の高いものである ことが好ましい。そのような金属としては、 例えば銀、金、銅、ニッケル、及びパラジウ ムから選択された1つ、またはこれらの2つ以 組合せがある。
次に、塗布ステップとして、導電性ペー ト4を基材1に塗布する(ステップS2)。導電性 ースト4の塗布方法としては、例えばスクリ ーン印刷を用いることができる。
次に、熱硬化ステップとして、導電性ペ スト4に含まれる樹脂4aを熱硬化する(ステッ プS3)。樹脂4aの硬化方法は、樹脂4aの具体的 成分構成に依って、種々の公知技術を使用 ることができる。
油脂4cの比重が樹脂4a及び金属フィラー4b 比重よりも小さい。さらに、硬化時の熱に って油脂4cは融解して、油脂4cの流動性が増 す。そのため、図4Aに示すように、導電性ペ スト4の表面に油脂4cの膜が形成される。
なお、導電性ペースト4中の油脂4cの含有 は、0.01重量%以上、0.5重量%以下であること 望ましい。これは、油脂4cの含有量が0.01重 %未満である場合、油脂4cが導電性ペースト4 の表面全体を覆うことが困難であり、油脂4c 含有量が0.5重量%を超える場合、樹脂4aの量 相対的に少なくなり、基材1と導電性ペース ト4との密着強度が低下するためである。油 4cは、パラフィンワックスやカルナウバワッ クスなどのワックス類、および脂肪類等を用 いることができる。
油脂4cは熱硬化時の熱により融解し、室 で固化することが好ましい。すなわち、油 4cの融点は、およそ50℃以上であることが望 しい。これにより、熱硬化時の熱により融 した油脂4cは、導電性ペースト4の表面で固 する。導電性ペースト4の表面を覆う油脂4c 、金属フィラー4bの酸化や汚れを防ぐ。
また、油脂4cが導電性ペースト4の表面全 を覆うように、導電性ペースト4が塗布され た面を上にした状態で、樹脂4aを熱硬化する とが望ましい。
次に油脂除去ステップとして、導電性ペ スト4の表面の油脂4cを除去する(ステップ4) 具体的には、界面活性剤を含む溶液に基材1 を浸漬させる。これにより、油脂4cを容易に 去することができる。上述のように、金属 ィラー4bの体積比率が大きいため、金属フ ラー4bは容易に露出する(図4B参照。)。
界面活性剤を含む溶液は、中性に近い溶 であることが望ましい。それは、基材1の表 面に露出した金属部(例えば、図2に示す基材1 上に設けられた電極パッド2の露出部2a。)が 在する場合でも、金属部が腐食、溶解され いからである。また、油脂4cだけでなく、樹 脂4aの表面も僅かにエッチングする場合、弱 ルカリ性溶液、望ましくは水素イオン濃度 数(ph)が9以下の弱アルカリ性溶液を用いて 良い。この場合、基材1に形成された金属部 過度に浸食されないように、浸漬時間が調 される。上述の理由により、界面活性剤を む溶液の水素イオン濃度指数(ph)は、6~9の範 囲であることが望ましい。
以上のようにして、導電性ペースト4の表 面に、容易に金属フィラー4bを露出すること できる。
次に、金属フィラー4bが露出した導電性 ースト4に、金属をめっきする方法について 図5を参照して説明する。まず、上記のステ ップ1~4を実施して、基材1に導電性ペースト4 塗布し、導電性ペースト4中の金属フィラー 4bを露出させる。
次に、金属フィラー4bに金属をめっきす ための触媒5を付着させる(ステップS5。図4C 参照。)。その後、金属を含むめっき溶液に 材1を浸漬させて、導電性ペースト4にめっ 金属6を析出させる(ステップS6。図4Dも参照 )。
触媒5は、めっきする金属との結合性の良 いものを用いればよい。また、触媒5として 、金属フィラー4bに選択的に結合する触媒5 利用することが好ましい。これにより、基 1表面ではなく導電性ペースト4の表面にのみ 、触媒が付着する。したがって、導電性ペー スト4の表面にのみ、めっき金属6を析出させ ことができる。触媒5の材料は特に限定され ないが、例えばパラジウムを用いた物質を用 いることができる。
めっき金属6の金属種は、導電性が高く、 半田付け可能なものであれば特に限定されな い。そのような金属としては、銅(Cu)、ニッ ル(Ni)、ニッケル(Ni)/金(Au)、およびニッケル( Ni)/パラジウム(Pd)/金(Au)のうち、いずれかで ることが好ましい。
上記のようにして、導電性ペースト4に容 易に金属をめっきすることができる。析出さ れためっき金属6には、容易に半田8を溶着さ ることが出来る。したがって、半導体装置 どの電子部品を、導電性ペーストに容易に 続することができる。
例えば、図2に示す基材1上の導電性ペー ト4に、上述のように金属をめっきする。そ 後、図6に示すように、基材1にソルダーレ スト7を形成し、めっき金属6の所望の位置に 半田8を搭載、溶着させる。このようにして 大規模集積回路(LSI)パッケージを製造するこ とができる。
また、基材1としてウエハを用いて、ウエ ハの状態で上述のステップを実施した後、ウ エハをダイシングすることで、WLCSP(Wafer Level Chip Size Package)型の半導体装置を製造する とができる。
本発明の導電性ペーストへのめっき方法 、基材表面の金属部の浸食を防止すること 可能である。したがって、本めっき方法を いて製造されたLSIやWLCSPなどの電子装置は 信頼性の高い装置となる。また従来技術に いて困難であった、印刷法によるWLCSPの再配 線層の形成および導電性ペースト表面への無 電解めっきが容易になる。
本発明の導電性ペースト4は、金属フィラ ー4bの外形及び大きさは特に限定されない。 ピン化や高密度配線化された半導体装置の 線として導電性ペースト4を用いる場合、金 属フィラー4bの大きさは5μm以下とすることが 好ましく、0.5μm~3μm程度であれば更に好まし 。金属フィラー4bが小さいほどスクリーン 刷が容易になるが、金属フィラー4bが小さく なりすぎると接触抵抗が増加するため、上述 の範囲の大きさが望ましい。
導電性ペースト4は、粒子径が10nm以上、20 nm以下の金属フィラー4bを含んでいることが ましい。また、粒子径が5nm程度の金属フィ ー4bが含まれていてもよい。これにより、狭 ピッチ化(微細印刷)に対応した導電性ペース 4となる。20nm程度以下の大きさの金属は、 属本来の融点よりも低温で融着するという 質を有している。そのため、このような金 微粒子を含んだ導電性ペースト4では、樹脂 熱硬化する際の熱によって、金属微粒子同 が融着する。これにより、導電性ペースト4 の導電率が向上する。
本発明の導電性ペースト4は、電極パッド が無い基材に回路配線を形成する場合にも好 適に用いられる。図7Aは本発明の導電性ペー ト4が塗布された基材1の断面図である。図7 示す例では、基材1には電極パッドが無く、 導電性ペースト4の塗布によって回路配線が 成されている。
導電性ペースト4を準備し、塗布し、樹脂 を熱硬化し、油脂を除去し、導電性ペースト にめっきする方法は、上述のステップと同様 に実施する。
めっき形成後、図7Bに示すように、ソル ーレジスト7を形成し、半田8をめっき金属6 の所望の位置に搭載する。その後、導電性 ースト4と所望の電子部品10とを半田8を介し 接続することで、電子装置を製造すること 出来る。
図8A~図8Dは、孔9を有する基材1の両面に回 路配線を形成する方法を示すステップ図であ る。まず。準備ステップとして、あらかじめ 孔9を形成した基材1(図8A参照。)と、本発明に 係る導電性ペースト4と、を準備する。
次に、基材1の一面1aに導電性ペースト4を 塗布し、導電性ペースト4中の樹脂を熱硬化 る。このとき、孔9に導電性ペースト4を、一 括で充填する(図8B参照。)。
次に、基材1の他面1bに導電性ペースト4を 更に塗布し、樹脂を熱硬化させる。これによ り、基材1の両面1a,1bに配線パターンを形成す ることができる(図8C参照。)。
次に、油脂除去ステップとして、導電性 ースト4の表面の油脂を除去し、当該表面に 金属フィラーを露出させる。それから、導電 性ペースト4に金属をめっきするための触媒 付着させた後、金属を含むめっき溶液に基 1を浸漬させる。これにより、基材1の両面の 導電性ペースト4にめっき金属6を同時に析出 せることができる。このようにして、基材1 の両面に配線が形成された両面基板を作製す ることができる(図8D参照。)。
上記のように製造された両面基板の配線 はめっき金属6が形成されているため、ソル ダーレジストの形成後、電子部品10を半田8に よって容易に実装することができる。なお、 このようにして製造された電子装置の基材に 形成された導電性ペーストには、除去されず に残留した油脂がわずかに含まれている。
本発明の導電性ペーストへのめっき付け 法は、酸性およびアルカリ溶液等の薬液に って、前処理を実施する必要がない。その め、基材の腐食および溶解を防ぐことが可 であり、半田付けの際の応力の緩和効果が 待できる。そのため、製造された電子装置 信頼性が向上する。まためっきを行う際に 電極パッドを被うレジストを形成する必要 ないため、レジスト材料や製造ステップの 加によるコストアップが抑えられる。
以上、本発明の望ましい実施形態につい 提示し、詳細に説明したが、本発明は上記 施例に限定されるものではなく、要旨を逸 しない限り、さまざまな変更及び修正が可 であることを理解されたい。例えば、金属 ィラーの大きさが十分に小さい場合、スク ーン印刷法ではなく、インクジェットやデ スペンサーによって基材へ導電性ペースト 塗布しても良い。また、導電性ペースト中 樹脂の成分は、どのようなものであっても い。
この出願は、2007年12月10日に出願された 本国特許出願番号第2007-318446号を基礎とする 優先権を主張し、参照によりその開示の全て をここに取り込む。
本発明の望ましい実施形態について提示 、詳細に説明したが、添付の特許請求の範 の趣旨または範囲から逸脱しない限り、さ ざまな変更及び修正が可能であることを理 されたい。
