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Patent Searching and Data


Title:
CONNECTING BOLT
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/139555
Kind Code:
A1
Abstract:
A connecting bolt is composed of a cylindrical rod with a continuous helical rib around a circular surface thereof, and a guide member made integral with the rod in a way extending beyond a tip of the rod and having an outer diametral dimension equal or less than a dimension between diametrically opposed bottom lands in the helical rib, a cavity made throughout both the rod and the guide member to accommodate chips therein, self-tapping screw made on the helical rib near the guide member, more than two slots made throughout both the self-tapping screw and the guide member to allow the chips to move into the chip cavity, and a coupling means like the bolt or nut in shape and made integral with a tailing end of the rod. The connecting rod may be easily fixed to a wooden column or cross-beam and also desirable from the view point of appearance aesthetics because the fixture of the connecting rod is unexposed outside.

Inventors:
TANEICHI KAORU (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/059357
Publication Date:
November 20, 2008
Filing Date:
May 02, 2007
Export Citation:
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Assignee:
TANEICHI KAORU (JP)
International Classes:
F16B25/00; F16B7/18; F16B25/02; F16B37/04
Foreign References:
JPS5088458A1975-07-16
JP2005232711A2005-09-02
JP2006177405A2006-07-06
Attorney, Agent or Firm:
MIURA, Mitsuyasu (#302 Phoenix Ohki 2-28-1, Ebisu-minami, Shibuya-k, Tokyo 22, JP)
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Claims:
外周部にねじ山が形成されたねじ棒と、このねじ棒の先端部より突出するように一体形成されたねじ山の歯底径と同じ、あるいは歯底径よりも小さな外径寸法のガイド片と、このガイド片と前記ねじ棒に形成された切り粉収納孔と、前記ガイド片近傍のねじ山に形成したタップ部と、このタップ部と前記ガイド片に形成された少なくとも2個以上の前記切り粉収納孔内へ切り粉を導く切り欠き部と、前記ねじ棒の後端部に一体形成されたボルトあるいはナット形状の連結手段とからなる接続ボルト。 
外周部にねじ山が形成されたねじ棒と、このねじ棒の先端部を先端部側が順次小径となるように形成されたタップ部と、このタップ部の先端部より突出するように一体形成された小径のタップの歯底径と同じ、あるいは歯底径よりも小さな外径寸法のガイド片と、このガイド片と前記タップ部および前記ねじ棒に形成された切り粉収納孔と、前記ガイド片と前記タップ部に形成された少なくとも2個以上の前記切り粉収納孔内へ切り粉を導く切り欠き部と、前記ねじ棒の後端部に一体形成されたボルトあるいはナット形状の連結手段とからなることを特徴とする接続ボルト。
外周部にねじ山が形成されたねじ棒と、このねじ棒の先端部より突出するように一体形成されたねじ山の歯底径と同じ、あるいは歯底径よりも小さな外径寸法のガイド片と、このガイド片と前記ねじ棒に形成された切り粉収納孔と、前記ガイド片近傍のねじ山に形成したタップ部と、このタップ部と前記ガイド片に形成された少なくとも2個以上の前記切り粉収納孔内へ切り粉を導く切り欠き部と、前記ねじ棒の後端部に前記切り粉収納孔内と連通するように一体形成されたナット形状の連結手段と、前記ガイド片の内壁面あるいは該ガイド片と前記切り粉収納孔の内壁面に形成されたねじ孔とからなることを特徴とする接続ボルト。
Description:
接続ボルト

 本発明は木材の柱や桁に埋設して、ボル を用いて柱や桁を固定する場合に使用され 接続ボルトに関する。

従来、木材の柱や桁を固定する場合に、羽 子板ボルトを用いている。

 このため、羽子板ボルトのボルトの先端部 ナットの取付部およびボルト挿入孔が形成 れた羽子板が、柱や桁の外側面に突出して 苦しくなるという欠点があった。

特開2001-12442

  本発明は以上のような従来の欠点に鑑 、木材の柱や桁に容易に取付けることがで るとともに、柱や桁を固定した場合、その 定状態が外部に現れることなく、美観の向 を図ることができる接続ボルトを提供する とを目的としている。

 本発明の前記ならびにそのほかの目的と新 な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わ て読むと、より完全に明らかになるであろ 。
 ただし、図面はもっぱら解説のためのもの あって、本発明の技術的範囲を限定するも ではない。

上記目的を達成するために、本発明は外周 部にねじ山が形成されたねじ棒と、このねじ 棒の先端部より突出するように一体形成され たねじ山の歯底径と同じ、あるいは歯底径よ りも小さな外径寸法のガイド片と、このガイ ド片と前記ねじ棒に形成された切り粉収納孔 と、前記ガイド片近傍のねじ山に形成したタ ップ部と、このタップ部と前記ガイド片に形 成された少なくとも2個以上の前記切り粉収 孔内へ切り粉を導く切り欠き部と、前記ね 棒の後端部に一体形成されたボルトあるい ナット形状の連結手段とで接続ボルトを構 している。

 本発明は外周部にねじ山が形成されたね 棒と、このねじ棒の先端部を先端部側が順 小径となるように形成されたタップ部と、 のタップ部の先端部より突出するように一 形成された小径のタップの歯底径と同じ、 るいは歯底径よりも小さな外径寸法のガイ 片と、このガイド片と前記タップ部および 記ねじ棒に形成された切り粉収納孔と、前 ガイド片と前記タップ部に形成された少な とも2個以上の前記切り粉収納孔内へ切り粉 を導く切り欠き部と、前記ねじ棒の後端部に 一体形成されたボルトあるいはナット形状の 連結手段とで接続ボルトを構成している。

 本発明は外周部にねじ山が形成されたね 棒と、このねじ棒の先端部より突出するよ に一体形成されたねじ山の歯底径と同じ、 るいは歯底径よりも小さな外径寸法のガイ 片と、このガイド片と前記ねじ棒に形成さ た切り粉収納孔と、前記ガイド片近傍のね 山に形成したタップ部と、このタップ部と 記ガイド片に形成された少なくとも2個以上 の前記切り粉収納孔内へ切り粉を導く切り欠 き部と、前記ねじ棒の後端部に前記切り粉収 納孔内と連通するように一体形成されたナッ ト形状の連結手段と、前記ガイド片の内壁面 あるいは該ガイド片と前記切り粉収納孔の内 壁面に形成されたねじ孔とで接続ボルトを構 成している。

 以上の説明から明らかなように、本発明 あっては次に列挙する効果が得られる。

(1)外周部にねじ山が形成されたねじ棒と、 このねじ棒の先端部より突出するように一体 形成されたねじ山の歯底径と同じ、あるいは 歯底径よりも小さな外径寸法のガイド片と、 このガイド片と前記ねじ棒に形成された切り 粉収納孔と、前記ガイド片近傍のねじ山に形 成したタップ部と、このタップ部と前記ガイ ド片に形成された少なくとも2個以上の前記 り粉収納孔内へ切り粉を導く切り欠き部と 前記ねじ棒の後端部に一体形成されたボル あるいはナット形状の連結手段とで構成さ ているので、ねじ棒の先端部のガイド片に って、木材の柱や桁にドリルで形成した孔 沿ってねじ棒を容易にガイドすることがで る。

(2)前記(1)によって、ガイド片近傍のねじ棒 のねじ山にタップ部を形成しているので、ね じ棒の回転によってタップ部で柱や桁に形成 したドリル孔内にねじ山を形成することがで きる。この時、ねじ山を形成する時に出る切 り粉は切り欠き部より切り粉収納孔内へ導か れるので、スムーズできれいにねじ山を形成 することができる。

(3)前記(1)によって、ガイド片近傍のねじ棒 のねじ山にタップ部を形成しているので、形 成するタップ部は少なく、比較的安価に製造 することができる。

(4)前記(1)によって、連結手段に柱や桁に形 成したドリル孔内へ挿入する時は、電動工具 やナットを接続し、ねじ孔を形成しながら螺 合させた後、電動工具を外してボルトやナッ トを取付けて接続することができる。

(5)請求項2は前記(1)~(4)と同様な効果が得ら る。

(6)請求項3は前記(1)~(4)と同様な効果が得ら るとともに、先端部と後端部にボルトを接 して使用することができる。

本発明を実施するための最良の第1の形 態の正面図。 本発明を実施するための最良の第1の形 態の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形 態の底面図。 本発明を実施するための最良の第1の形 態の側面図。 図2の5-5線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形 態の柱にドリル孔を形成した状態の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形 態の連結手段に電動工具を取付けた状態の説 明図。 本発明を実施するための最良の第1の形 態の柱に接続ボルトを螺合させる状態の説明 図。 本発明を実施するための最良の第1の形 態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の 態の異なる使用状態の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の 態の異なる使用状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の 面図。 本発明を実施するための第2の形態の 面図。 本発明を実施するための第2の形態の 面図。 本発明を実施するための第2の形態の 面図。 図13の16-16線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の 面図。 本発明を実施するための第3の形態の 面図。 本発明を実施するための第3の形態の 面図。 本発明を実施するための第3の形態の 面図。 図18の21-21線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の 動工具に接続した状態の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の パナで回転させる状態の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の ルトを接続する状態の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の 面図。 本発明を実施するための第4の形態の 面図。 本発明を実施するための第4の形態の 面図。 本発明を実施するための第4の形態の 面図。 図26の29-29線に沿う断面図。 本発明を実施するための第5の形態の 面図。 本発明を実施するための第5の形態の 面図。 本発明を実施するための第5の形態の 面図。 本発明を実施するための第5の形態の 面図。 図31の34-34線に沿う断面図。 本発明を実施するための第6の形態の 面図。 本発明を実施するための第6の形態の 面図。 本発明を実施するための第6の形態の 面図。 本発明を実施するための第6の形態の 面図。 図36の39-39線に沿う断面図。

符号の説明

1、1A、1B、1C、1D、1E:接続ボルト、
2:ねじ山、         3:ねじ棒、
4:ガイド片、        5:切り粉収納孔、             
6:刃、           7、7A:タップ部、
8:切り欠き部、       9、9A:連結手段、
10:柱、          11、11A:ドリル孔、
12:電動工具、       13:ねじ、
14:土台、         15:アンカーボルト、
16:桁、          17:羽子板ボルト、
17:梁、          18:ボルト、
19:ナット、        20:スパナ、
21:長ナット、       22:ねじ孔、
23:梁。

 以下、図面に示す本発明を実施するため 最良の形態により、本発明を詳細に説明す 。

 図1ないし図11に示す本発明を実施するた の最良の第1の形態において、1は木材の柱 桁を固定する場合に使用される接続ボルト 、この接続ボルト1は外周部にねじ山2が形成 されたねじ棒3と、このねじ棒3の先端部より 出するように一体形成されたねじ山2の歯底 径と同じ、あるいは歯底径よりも小さな外径 寸法のガイド片4と、このガイド片4と前記ね 棒3に形成された切り粉収納孔5と、前記ガ ド片4近傍のねじ山2に1個あるいは複数個、 発明の実施の形態では偶数個の刃6、6を形成 したタップ部7と、このタップ部と前記ガイ 片4に形成された少なくとも2個以上、本実施 の形態では対向する部位に2個形成した、前 切り粉収納孔5内へ切り粉を導く切り欠き部8 、8と、前記ねじ棒3の後端部に一体形成され 電動工具、スパナ、ボックスレンチ、ドラ バー等の回転工具を着脱可能に接続あるい 、ボルト等と接続することができるナット 状の連結手段9とで構成されている。

上記構成の接続ボルト1は図6に示すように、 10の下端部の中央部にドリル孔11を形成した 後、図7に示すように連結手段9に電動工具12 取付け、図8に示すようにガイド片4をドリル 孔11に挿入させて電動工具12を駆動させて接 ボルト1を押し込むと、先端部のタップ部7で ドリル孔11の内壁にねじ13を形成しながら螺 挿入させる。
この場合、タップ部7でねじ13の形成する時に 生じる切り粉は、切り欠き部8、8より切り粉 納孔5内へ導かれ、スムーズできれいにねじ 13を形成しながらねじ棒3を螺合させることが できる。
接続ボルト1がドリル孔11内へ螺合挿入された ところで、連結手段9より電動工具12を取り外 し、図9に示すように土台14上に突出している アンカーボルト15のねじ部15aに、柱10に螺合 入された接続ボルト1の連結手段9のナットの ねじ孔9aに、柱10を回転させて土台14と柱10と アンカーボルト15と接続ボルト1で固定する
また、図10に示すように桁16に外部へ突出し いドリル孔11Aを形成して、接続ボルト1を螺 固定させ、羽子板ボルト17で梁23に固定した り、図11に示すように梁17の端部のほぼ中央 にドリル孔11を形成して接続ボルト1を螺合 定し、ドリル孔11を形成した桁16にボルト18 用いて固定したりして使用する。
[発明を実施するための異なる形態]

 次に、図12ないし図39に示す本発明を実施 するための異なる形態につき説明する。なお 、これらの本発明を実施するための異なる形 態の説明に当って、前記本発明を実施するた めの最良の第1の形態と同一構成部分には同 符号を付して重複する説明を省略する。

 図12ないし図16に示す本発明を実施するた めの第2の形態において、前記本発明を実施 るための最良の第1の形態と主に異なる点は ガイド片4およびタップ部7に奇数刃6、6、6 なるように等間隔で3個の切り欠き部8、8、8 形成した点で、このように3個の切り欠き部 8、8、8を形成した接続ボルト1Aにしても、前 本発明を実施するための最良の第1の形態と 同様な作用効果が得られる。

 図17ないし図24に示す本発明を実施するため の第3の形態において、前記本発明を実施す ための最良の第1の形態と主に異なる点は、 ルト形状の連結手段9Aを用いた接続ボルト1B にした点で、柱等に螺合させる場合、図22に すように連結手段9Aのボルト9bと螺合するナ ット19を電動工具12に取付けて使用したり、 23に示すように連結手段9Aに2個のナット19、1 9を螺合させて、スパナ20で回転させてもよい 。
 また、図24に示すように連結手段9Aより長い 長ナット21を用いて、接続ボルト1Bの連結手 9Aとボルト18とを接続して使用してもよい。

 図25ないし図29に示す本発明を実施するた めの第4の形態において、前記本発明を実施 るための最良の第1の形態と主に異なる点は 連結手段9のねじ孔9aとねじ棒3に形成された 切り粉収納孔5とを連通させた点で、このよ に形成した接続ボルト1Cにしても、前記本発 明を実施するための最良の第1の形態と同様 作用効果が得られるとともに、木材に螺合 せた接続ボルト1Cを外さなくても切り粉を連 結手段9のねじ孔9aより除去することができる 。

 図30ないし図34に示す本発明を実施するため の第5の形態において、前記本発明を実施す ための最良の第1の形態と主に異なる点は、 イド片4およびタップ部7を含む切り粉収納 5の内壁面にボルト18を接続するためのねじ 22を形成した点で、このようにねじ孔22を形 した接続ボルト1Dは先端部と後端部にボル 18、18を接続して使用することができる。
 なお、ボルト18と接続されるねじ孔22はガイ ド片4だけやガイド片4とタップ部7だけに形成 してもよい。

 図35ないし図39に示す本発明を実施するた めの第6の形態において、前記本発明を実施 るための最良の第1の形態と主に異なる点は ガイド片4側が順次小径となるタップ部7Aを 成した点で、このように構成した接続ボル 1Eにしても、前記本発明を実施するための 良の第1の形態と同様な効果が得られるとと に、小さな抵抗でねじ13を形成しながらね 棒3を該ねじ13に螺合させることができる。

 なお、本発明を実施する形態では電動工 12で接続ボルトを回転させるものに付いて 明したが、本発明はこれに限らずスパナ、 ックスレンチ、ドライバー等で接続ボルト 回転させてもよい。

 本発明は木材の柱や桁を固定する場合等 使用される接続ボルトを製造する産業で利 される。