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Patent Searching and Data


Title:
CONNECTOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/113345
Kind Code:
A1
Abstract:
Vertical opposite sides of flanges (21, 22) of a filter (10) which is a one-directional fluid device are provided with clamp sections (24), and guide grooves (28, 29) having different shapes are formed between a connection head (14) and the remaining two sides. Further, clamp sections (34) are formed on the four sides of flanges (31, 32) of a regulator (11) which is a fluid device having no directionality. Clamp grooves (35) are formed between a connection head (18) and the clamp sections (34). A connector (13) has tongues (52) engaging with the clamp sections (24, 34), guide projections (53) inserted into the guide grooves (28) and the clamp grooves (35), and guide projections (54) inserted into the guide grooves (29) and the clamp grooves (35). The regulator (11) is connected to the filter (10) in a desired attitude.

Inventors:
YAMAUCHI TAKESHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/052060
Publication Date:
September 17, 2009
Filing Date:
February 06, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KOGANEI LTD (JP)
YAMAUCHI TAKESHI (JP)
International Classes:
F16L39/00; F16L23/04
Foreign References:
JPH071756T
JPS62174101U1987-11-05
JPH10238681A1998-09-08
JP2003035300A2003-02-07
Attorney, Agent or Firm:
TSUTSUI, Yamato et al. (JP)
Tsutsui Daiwa (JP)
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Claims:
 流体ポートが開口される突き当て面を有するフランジが連結ヘッドに設けられ前記フランジの相互に平行をなす2辺に前記連結ヘッドとの間でクランプ溝を形成するクランプ部を有する第1の流体機器、および流体ポートが開口される突き当て面を有するフランジが連結ヘッドに設けられ前記フランジの4辺に前記連結ヘッドとの間でクランプ溝を形成するクランプ部を有する第2の流体機器のうち同種または異種の2つの流体機器を連結するコネクタであって、
 2つの前記流体機器の突き当て面に接触するシール面が両面に形成されるとともに前記流体ポートを連通させる貫通孔が形成されたスペーサ部および当該スペーサ部の一方側に設けられた操作部を備える連結ブロックと、
 前記操作部に前記スペーサ部の両面に対応させて設けられ2つの前記流体機器の前記クランプ部の楔面に接触する楔面がそれぞれ形成された舌部と、
 前記突き当て面と前記シール面との間に前記貫通孔を囲むように取り付けられるシール材と、
 前記舌部に対向し前記クランプ部の楔面に接触する舌部を備え前記連結ブロックの他方側に着脱自在に締結される締結部材と、
 前記操作部の端部に設けられ、前記連結ブロックが前記舌部を前記2辺のクランプ溝の一方に挿入させて前記第1の流体機器の前記フランジに装着されるときには前記フランジの2辺に形成されたガイド凹部に挿入され、前記連結ブロックが前記舌部を前記4辺のクランプ溝のいずれかに挿入させて前記第2の流体機器の前記フランジに装着されるときには前記フランジの4辺にそれぞれ形成されたガイド凹部のいずれにも挿入されるガイド突起とを有し、
 上下の方向性を有する第1の流体機器に対して第2の流体機器を上下および水平方向のうち任意の方向で連結し得ることを特徴とするコネクタ。
 請求項1記載のコネクタにおいて、前記第1の流体機器の前記フランジの他の2辺に設けられるガイド部と前記連結ヘッドとの間に前記ガイド凹部が形成され、前記連結ブロックが前記第1の流体機器の前記フランジに装着されるときには前記フランジの前記他の2辺に形成された前記ガイド凹部に前記ガイド突起が挿入され、前記連結ブロックが前記第2の流体機器の前記フランジに装着されるときには4辺の前記クランプ溝が前記ガイド突起が挿入される前記ガイド凹部を形成することを特徴とするコネクタ。
 請求項2記載のコネクタにおいて、前記操作部の一端部に設けられる第1のガイド突起は前記第1の流体機器の2辺の前記ガイド凹部の一方に対応した形状であり、前記操作部の他端部に設けられる第2のガイド突起は前記第1の流体機器の2辺の前記ガイド凹部の他方に対応した形状であることを特徴とするコネクタ。
 請求項3記載のコネクタにおいて、前記一方のガイド凹部と前記他方のガイド凹部は相互に長さ寸法が相違し、前記第1のガイド突起は前記一方のガイド凹部に対応した長さを有し、前記第2のガイド突起は前記他方のガイド凹部に対応した長さを有することを特徴とするコネクタ。
 請求項3記載のコネクタにおいて、前記一方のガイド凹部と前記他方のガイド凹部は相互に幅寸法が相違し、前記第1のガイド突起は前記一方のガイド凹部に対応した幅を有し、前記第2のガイド突起は前記他方のガイド凹部に対応した幅を有することを特徴とするコネクタ。
 請求項3~5記載のコネクタにおいて、前記第1のガイド突起に向けて突出し前記第1のガイド突起に対応した形状の第3のガイド突起を前記締結部材の一端部に設け、前記第2のガイド突起に向けて突出し前記第2のガイド突起に対応した形状の第4のガイド突起を前記締結部材の他端部に設けることを特徴とするコネクタ。
 請求項1~6のいずれか1項に記載のコネクタにおいて、前記第2の流体機器の前記クランプ部の外周部全体にクランプ溝が形成され、前記連結ブロックを前記第2の流体機器の前記フランジに装着するときには4辺の前記クランプ溝のいずれにも前記ガイド突起が挿入されることを特徴とするコネクタ。
 請求項1記載のコネクタにおいて、前記第1の流体機器の前記フランジの前記2辺に前記ガイド凹部が形成され、前記第2の流体機器の前記フランジの4辺に前記ガイド凹部が形成され、前記連結ブロックが前記第1の流体機器の前記フランジに装着されるときには前記フランジの前記2辺に形成された前記ガイド凹部に前記ガイド突起が挿入され、前記連結ブロックが前記第2の流体機器の前記フランジに装着されるときには4辺の前記ガイド凹部のいずれにも前記ガイド突起が挿入されることを特徴とするコネクタ。
 請求項8記載のコネクタにおいて、前記操作部の一端部に設けられる第1のガイド突起は前記第1の流体機器の2辺にそれぞれ形成された2つのガイド凹部の一方に対応した形状であり、前記操作部の他端部に設けられる第2のガイド突起は前記第1の流体機器の2辺にそれぞれ形成された前記2つのガイド凹部の他方に対応した形状であることを特徴とするコネクタ。
 請求項9記載のコネクタにおいて、前記一方のガイド凹部と前記他方のガイド凹部は相互に長さ寸法が相違し、前記第1のガイド突起は前記一方のガイド凹部に対応した長さを有し、前記第2のガイド突起は前記他方のガイド凹部に対応した長さを有することを特徴とするコネクタ。
 請求項9記載のコネクタにおいて、前記一方のガイド凹部と前記他方のガイド凹部は相互に断面形状が相違し、前記第1のガイド突起は前記一方のガイド凹部に対応した断面形状を有し、前記第2のガイド突起は前記他方のガイド凹部に対応した断面形状を有することを特徴とするコネクタ。
 請求項9~11記載のコネクタにおいて、前記第1のガイド突起に向けて突出し前記第1のガイド突起に対応した形状の第3のガイド突起を前記締結部材の一端部に設け、前記第2のガイド突起に向けて突出し前記第2のガイド突起に対応した形状の第4のガイド突起を前記締結部材の他端部に設けることを特徴とするコネクタ。
Description:
コネクタ

 本発明は、フィルタ、レギュレータ、ル リケータ等の流体機器を相互に取り外し自 に気密状態に連結するコネクタに関する。

 空気圧シリンダ等のように流体エネルギ を機械エネルギーに変換する空気圧アクチ エータには空気圧回路を介して空気圧源か の圧縮空気が供給される。空気圧回路には 気圧源から供給される圧縮空気中の埃や水 を除去するためにフィルタが設けられ、空 圧アクチュエータに供給される圧縮空気の 力を調整するためにレギュレータが設けら ている。さらに、圧縮空気中に霧状の潤滑 を注入して圧縮空気を空気圧アクチュエー に供給する場合には、空気圧回路にはルブ ケータが設けられる。

 フィルタやレギュレータ等の流体機器は、 れらの保守点検を容易にするために、相互 取り外し自在に連結されて調質ユニットと てユニット化されて空気圧回路に設けられ いる。流体機器相互を取り外し自在に気密 態に連結するためにコネクタが用いられて る。コネクタは、貫通孔とシール面を有し れぞれの流体機器の流体ポート間に配置さ る部材と、隣接する流体機器を相互に締結 る部材とを有しており、流体機器はコネク により気密状態で接合されるとともに貫通 を介して連通される。このようなコネクタ しては、例えば、特許文献1~3に記載されて る。

特表平9-501756号公報

特許第2715049号公報

特許第2902389号公報

 フィルタは流入側の流体ポートと流出側 流体ポートが設けられた連結ヘッドと、こ に組み付けられて空気中から除去した水滴 埃を収容するためのボウルとを有しており ボウルが連結ヘッドよりも下側となるよう して空気圧回路に取り付けられる。ルブリ ータも潤滑油を収容するボウルが下側とな ように空気圧回路に取り付けられている。 のように、フィルタやルブリケータを設置 る際には上下の方向性を持たせる必要があ 、フィルタに対してレギュレータを連結す 場合には、レギュレータはフィルタに対応 せて連結ヘッドよりも弁組立体が下側とな ようにレギュレータに連結されている。し がって、流体機器のそれぞれの機能部品が 側に揃うようにして調質ユニットは組み立 られている。

 しかしながら、調質ユニットの周囲に他 機器が配置される場合には、他の機器と流 機器の機能部品とが干渉することがあり、 られたスペースに多くの機器を配置するこ ができない場合がある。フィルタやレギュ ータは機能部品であるボウルが下側となる うに設置する必要があり方向性を有してい のに対し、レギュレータは方向性を有して らず、機能部品である弁組立体が連結ヘッ に対して上側となっても水平方向となって その機能を果たすことができる。同様に、 圧排気弁も上下の方向を有していない。

 方向性を有していない流体機器を方向性 有する流体機器に対して複数の姿勢のうち ずれかの姿勢で連結することができれば、 られたスペースに他の機器を配置すること できる。

 本発明の目的は、方向性を持つ流体機器 対して方向性を持たない流体機器を任意の 勢で連結し得るコネクタを提供することに る。

 本発明のコネクタは、流体ポートが開口 れる突き当て面を有するフランジが連結ヘ ドに設けられ前記フランジの相互に平行を す2辺に前記連結ヘッドとの間でクランプ溝 を形成するクランプ部を有する第1の流体機 、および流体ポートが開口される突き当て を有するフランジが連結ヘッドに設けられ 記フランジの4辺に前記連結ヘッドとの間で ランプ溝を形成するクランプ部を有する第2 の流体機器のうち同種または異種の2つの流 機器を連結するコネクタであって、2つの前 流体機器の突き当て面に接触するシール面 両面に形成されるとともに前記流体ポート 連通させる貫通孔が形成されたスペーサ部 よび当該スペーサ部の一方側に設けられた 作部を備える連結ブロックと、前記操作部 前記スペーサ部の両面に対応させて設けら 2つの前記流体機器の前記クランプ部の楔面 に接触する楔面がそれぞれ形成された舌部と 、前記突き当て面と前記シール面との間に前 記貫通孔を囲むように取り付けられるシール 材と、前記舌部に対向し前記クランプ部の楔 面に接触する舌部を備え前記連結ブロックの 他方側に着脱自在に締結される締結部材と、 前記操作部の端部に設けられ、前記連結ブロ ックが前記舌部を前記2辺のクランプ溝の一 に挿入させて前記第1の流体機器の前記フラ ジに装着されるときには前記フランジの2辺 に形成されたガイド凹部に挿入され、前記連 結ブロックが前記舌部を前記4辺のクランプ のいずれかに挿入させて前記第2の流体機器 前記フランジに装着されるときには前記フ ンジの4辺にそれぞれ形成されたガイド凹部 のいずれにも挿入されるガイド突起とを有し 、上下の方向性を有する第1の流体機器に対 て第2の流体機器を上下および水平方向のう 任意の方向で連結し得ることを特徴とする

 本発明のコネクタは、前記第1の流体機器 の前記フランジの他の2辺に設けられるガイ 部と前記連結ヘッドとの間に前記ガイド凹 が形成され、前記連結ブロックが前記第1の 体機器の前記フランジに装着されるときに 前記フランジの前記他の2辺に形成された前 記ガイド凹部に前記ガイド突起が挿入され、 前記連結ブロックが前記第2の流体機器の前 フランジに装着されるときには4辺の前記ク ンプ溝が前記ガイド突起が挿入される前記 イド凹部を形成することを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記操作部の一端 に設けられる第1のガイド突起は前記第1の 体機器の2辺の前記ガイド凹部の一方に対応 た形状であり、前記操作部の他端部に設け れる第2のガイド突起は前記第1の流体機器 2辺の前記ガイド凹部の他方に対応した形状 あることを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記一方のガイド 部と前記他方のガイド凹部は相互に長さ寸 が相違し、前記第1のガイド突起は前記一方 のガイド凹部に対応した長さを有し、前記第 2のガイド突起は前記他方のガイド凹部に対 した長さを有することを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記一方のガイド 部と前記他方のガイド凹部は相互に幅寸法 相違し、前記第1のガイド突起は前記一方の ガイド凹部に対応した幅を有し、前記第2の イド突起は前記他方のガイド凹部に対応し 幅を有することを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記第1のガイド突 起に向けて突出し前記第1のガイド突起に対 した形状の第3のガイド突起を前記締結部材 一端部に設け、前記第2のガイド突起に向け て突出し前記第2のガイド突起に対応した形 の第4のガイド突起を前記締結部材の他端部 設けることを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記第2の流体機器 の前記クランプ部の外周部全体にクランプ溝 が形成され、前記連結ブロックを前記第2の 体機器の前記フランジに装着するときには4 の前記クランプ溝のいずれにも前記ガイド 起が挿入されることを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記第1の流体機器 の前記フランジの前記2辺に前記ガイド凹部 形成され、前記第2の流体機器の前記フラン の4辺に前記ガイド凹部が形成され、前記連 結ブロックが前記第1の流体機器の前記フラ ジに装着されるときには前記フランジの前 2辺に形成された前記ガイド凹部に前記ガイ 突起が挿入され、前記連結ブロックが前記 2の流体機器の前記フランジに装着されると きには4辺の前記ガイド凹部のいずれにも前 ガイド突起が挿入されることを特徴とする

 本発明のコネクタは、前記操作部の一端 に設けられる第1のガイド突起は前記第1の 体機器の2辺にそれぞれ形成された2つのガイ ド凹部の一方に対応した形状であり、前記操 作部の他端部に設けられる第2のガイド突起 前記第1の流体機器の2辺にそれぞれ形成され た前記2つのガイド凹部の他方に対応した形 であることを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記一方のガイド 部と前記他方のガイド凹部は相互に長さ寸 が相違し、前記第1のガイド突起は前記一方 のガイド凹部に対応した長さを有し、前記第 2のガイド突起は前記他方のガイド凹部に対 した長さを有することを特徴とする。

 本発明のコネクタは、前記一方のガイド 部と前記他方のガイド凹部は相互に断面形 が相違し、前記第1のガイド突起は前記一方 のガイド凹部に対応した断面形状を有し、前 記第2のガイド突起は前記他方のガイド凹部 対応した断面形状を有することを特徴とす 。

 本発明のコネクタは、前記第1のガイド突 起に向けて突出し前記第1のガイド突起に対 した形状の第3のガイド突起を前記締結部材 一端部に設け、前記第2のガイド突起に向け て突出し前記第2のガイド突起に対応した形 の第4のガイド突起を前記締結部材の他端部 設けることを特徴とする。

 本発明によれば、上下の方向性を有する 1の流体機器のフランジの2辺にはガイド溝 設けられており、2辺のガイド溝は相互に形 が相違している。上下の方向性を有しない 2の流体機器のフランジの4辺にはクランプ が設けられている。2つの流体機器を連結す コネクタは、第1の流体機器の2辺のフラン のガイド溝の一方に挿入され、第2の流体機 の4辺のクランプ溝のいずれにも挿入される ガイド突起を有している。これにより、上下 の方向性を有しない第2の流体機器を上下い れかの姿勢、または左右いずれかの姿勢と て、他の流体機器に対して連結することが きる。

 したがって、第1の流体機器に隣接させて 第2の流体機器を連結する際に、第1の流体機 の周囲に設ける必要がある周囲のスペース 応じて第2の流体機器の姿勢を設定すること により、周囲のスペースに他の機器を配置す ることによりこのスペースを有効に活用する ことができる。

 本発明によれば、第1の流体機器と第2の 体機器とを連結することができるだけでな 、2つの第1の流体機器または2つの第2の流体 器を相互に連結することができる。それぞ の流体機器の順序も任意の順序として連結 ることができる。

本発明の一実施の形態であるコネクタ 装着された調質ユニットを示す斜視図であ 。 図1に示されたフィルタ、レギュレータ およびコネクタを示す分解斜視図である。 図1における3-3線断面図である。 図1における4-4線断面図である。 フィルタの図2における矢印5方向から 側面図である。 レギュレータの図2における矢印6方向 らの側面図である。 コネクタの図2における矢印7方向から 側面図である。 (A)は図1における8A-8A線断面図であり、( B)は図1における8B-8B線断面図である。 フィルタに対して連結ブロックと締結 材とを上下関係を逆にした状態を示す断面 である。 調質ユニットの変形例を示す斜視図で ある。 他の実施形態のコネクタを示す分解斜 視図である。 (A),(B)はそれぞれフィルタの図11におけ る矢印12A方向からの側面図および矢印12B方向 からの正面図である。 (A),(B)はそれぞれ連結ブロックの図11に おける矢印13A方向からの側面図および矢印13B 方向からの正面図である。 フィルタに対して図11に示す連結ブロ クを上下関係を逆にした状態を示す正面図 ある。 他の実施形態のコネクタを示す分解斜 視図である。 (A),(B)はそれぞれフィルタの正面図お び側面図である。 (A),(B)はそれぞれレギュレータの正面 および側面図である。 (A)は連結ブロックおよび締結部材の側 面図であり、(B)は連結ブロックの正面図であ る。 (A),(B)はそれぞれフィルタの正面図お び側面図である。 (A),(B)はそれぞれレギュレータの正面 および側面図である。 (A)は連結ブロックおよび締結部材の側 面図であり、(B)は連結ブロックの正面図であ る。 (A),(B)はそれぞれフィルタの正面図お び側面図である。 (A),(B)はそれぞれレギュレータの正面 および側面図である。 (A)は連結ブロックおよび締結部材の側 面図であり、(B)は連結ブロックの正面図であ る。 (A),(B)はそれぞれフィルタの正面図お び側面図である。 (A),(B)はそれぞれレギュレータの正面 および側面図である。 (A)は連結ブロックおよび締結部材の側 面図であり、(B)は連結ブロックの正面図であ る。

 以下、本発明の実施の形態を図面に基づ て詳細に説明する。

 図1に示す調質ユニットは、フィルタ10、 ギュレータ11およびルブリケータ12の3つの 体機器を有している。空気圧源から供給さ た圧縮空気はフィルタ10に流入し、フィルタ 10の持つ遠心分離作用およびろ過作用により 縮空気中に微細な水滴となって含まれる水 が取り除かれる。フィルタ10から減圧弁で るレギュレータ11に流入した圧縮空気は、入 口側圧力よりも低い所定の設定圧力に減圧さ れルブリケータ12に案内される。ルブリケー 12では空気流量に応じて潤滑油が霧状にな て圧縮空気中に混入され、空気圧アクチュ ータの可動部分に潤滑油が供給される。

 フィルタ10はコネクタ13によりレギュレー タ11に連結されるほぼ立方体形状の連結ヘッ 14を有し、連結ヘッド14の下側にはボウル15 取り付けられるとともに図示しないフィル エレメントが取り付けられている。フィル 10に流入した圧縮空気中の水分はボウル15内 に貯留され、異物はフィルタエレメントによ り除去される。ボウル15の外側にはこれを覆 ようにボウルガード15aが装着されている。 ブリケータ12も同様にほぼ立方体の連結ヘ ド16を有し、連結ヘッド16の下側には潤滑油 収容するボウル17が取り付けられており、 縮空気中には潤滑油がミスト状に供給され 。ボウル17の外側にはこれを覆うようにボウ ルガード17aが装着されている。これらフィル タ10とルブリケータ12は、それぞれボウル15,17 を下側にして配置する必要があり、上下の方 向性を有する第1の流体機器となっている。

 一方、レギュレータ11はほぼ立方体形状 連結ヘッド18を有し、この連結ヘッド18内に フィルタ10を通過して清浄化された圧縮空 の圧力を調整する弁機構が組み込まれてい 。連結ヘッド18には図において下方に延びる ハンドル19が設けられ、ハンドル19により出 側圧力の設定圧力が調節される。レギュレ タ11は、ハンドル19を上側や水平方向にして 置しても良く、上下および水平任意の方向 を有しており、方向性を有さない第2の流体 機器となっている。

 フィルタ10とレギュレータ11はそれぞれの 連結ヘッド14,18の部分でコネクタ13により取 外し自在に気密状態に連結され、レギュレ タ11とルブリケータ12も同様にコネクタ13に り連結される。

 図2は図1に示されたフィルタ、レギュレ タおよびコネクタを示す分解斜視図であり 図3は図1における3-3線断面図であり、図4は 1における4-4線断面図であり、図5はフィルタ の図2における矢印5方向からの側面図であり 図6はレギュレータの図2における矢印6方向 らの側面図であり、図7はコネクタの図2に ける矢印7方向からの側面図である。図8(A)は 図1における8A-8A線断面図であり、図8(B)は図1 おける8B-8B線断面図である。

 フィルタ10の連結ヘッド14の相互に反対側 の両側面には、それぞれ突き当て面20を有す フランジ21,22が設けられている。図1および 2に示されるように、一方のフランジ21の突 当て面20には流入側の流体ポート23aが開口 、反対側の突き当て面20には図3に示される うに流出側の流体ポート23bが開口している これにより、流体ポート23aから流入した圧 空気はフィルタエレメントにより異物が除 されるとともに水分が除去されて流出側の 体ポート23bから流出する。

 それぞれのフランジ21,22はほぼ正方形と っており、それぞれのフランジ21,22のうち縦 方向を向くとともに相互に平行となった2辺 はクランプ部24が設けられ、クランプ部24と 結ヘッド14との間にはクランプ溝25が形成さ れている。フランジ21,22の上辺の両端部には イド部26が設けられ、下辺の両端部にはガ ド部27が設けられている。ガイド部26と連結 ッド14との間にはガイド溝28が形成され、ガ イド部27と連結ヘッド14との間にはガイド溝29 が形成されている。ガイド溝28は第1のガイド 凹部であり、ガイド溝29は第2のガイド凹部で ある。

 図5に示されるように上辺のガイド溝28は 法L1の長さに設定され、下辺のガイド溝29は 寸法L2の長さに設定されており、上下のガイ 溝28,29は長さ寸法が相互に相違しており、 互に形状が相違している。ガイド部26の中央 部分は連結ヘッド14の突起部14aに連なってお 、突起部14aによりガイド溝28の底面が形成 れている。同様に、突起部14bによりガイド 29の底面が形成されている。

 このように、上下の方向性を有するフィ タ10の連結ヘッド14には、上下で長さ寸法が 相違したガイド溝28,29が設けられている。図1 に示されるルブリケータ12も上述のように上 の方向性を有しているので、その連結ヘッ 16には、フィルタ10と同様の形状となったフ ランジ21,22が設けられている。

 レギュレータ11の連結ヘッド18の相互に反 対側の両側面には、突き当て面30を有するフ ンジ31,32が設けられている。図2に示される うに、一方のフランジ31の突き当て面30には 流入側の流体ポート33aが開口し、反対側の突 き当て面30には図6に示されるように流出側の 流体ポート33bが開口している。これにより、 流体ポート33aから流入した圧縮空気は圧力が 調整されて流出側の流体ポート33bから流出す る。

 それぞれのフランジ31,32はほぼ正方形と っており、各辺の寸法Lはフランジ21,22の各 の寸法とほぼ同一寸法となっている。フラ ジ31,32の4辺にはクランプ部34が設けられ、ク ランプ部34と連結ヘッド18との間にはクラン 溝35が設けられている。このように、上下に 方向性を有していないレギュレータ11の連結 ッド18には上下左右対称形状となったフラ ジ31,32が設けられ、フランジ31,32の外周面全 にクランプ溝35が設けられている。

 フィルタ10のクランプ部24の内面には、図 3に示されるように、クランプ部24の外側から 内側に向けて連結ヘッド14に向かうように傾 した楔面36が形成されている。フィルタ10の ガイド部26,27の内面には、図4に示されるよう に、楔面36と同様の方向に傾斜したガイド面3 7が形成されている。レギュレータ11のクラン プ部34の内面には、図3および図4に示される うに、クランプ部34の外側から内側に向かう に従って連結ヘッド18に向かうように傾斜し 楔面38が形成されている。

 コネクタ13は図2に示されるように連結ブ ック41を有している。連結ブロック41はフィ ルタ10の突き当て面20と、レギュレータ11の突 き当て面30とにそれぞれ接触するシール面42 両面に形成されたスペーサ部43を有し、スペ ーサ部43はフランジ22,31に対応したサイズと っている。スペーサ部43にはフィルタ10の流 ポート23bとレギュレータ11の流体ポート33a を連通させる貫通孔44が形成されている。

 図2~図4に示すように、それぞれのシール 42には貫通孔44を囲むように同心円状のシー ル溝45が形成され、シール溝45にはそれぞれ シール面42と突き当て面20,30との間をシール るシール材46が装着される。これにより、 れぞれの流体ポート23b,33aは貫通孔44に対し 気密状態で連通される。

 連結ブロック41はスペーサ部43の1つの辺 沿って伸びるとともにスペーサ部43と一体と なった操作部47を有している。操作部47はス ーサ部43の厚みよりも大きく、連結ヘッド14, 18の相互間に入り込む厚み寸法となっている 図2に示すように、連結ブロック41には操作 47から突出するブラケット48が一体に設けら れ、ブラケット48には取付孔49が形成されて る。ブラケット48は操作部47に対して下側に けられており、連結ブロック41はフィルタ10 に対してはブラケット48が下側となるように て取り付けられる。このように、連結ブロ ク41は上下の方向性を有し、取付孔49に取り 付けられるボルト等の締結部材によって図示 しない所定の据え付け位置に固定されるよう になっている。

 このように、コネクタ13はフィルタ10とレ ギュレータ11とを連結する機能を有するとと に、これらを据え付け位置に固定する機能 有している。なお、ブラケット48を操作部47 に対して上側に一体に設けるようにしても良 く、その場合にはブラケット48が上側となる うにしてフィルタ10に取り付けられること なる。ただし、コネクタ13にフィルタ10とレ ュレータ11とを連結する機能のみを持たせ のであれば、ブラケット48は不要となる。

 操作部47にはスペーサ部43の両面に対応さ せて舌部51が設けられており、それぞれの舌 51はスペーサ部43の反対側の辺に向けて突出 している。それぞれの舌部51には、クランプ 24の楔面36とクランプ部34の楔面38との一方 選択的に接触する楔面52が形成されている。

 操作部47の上下両端部にはスペーサ部43の 両面に対応させてガイド突起53,54が設けられ おり、それぞれのガイド突起53,54は舌部51と 平行となって操作部47から突出している。ガ ド突起53は第1のガイド突起であり、ガイド 起54は第2のガイド突起である。それぞれの イド突起53,54にはガイド面37と楔面38との一 に選択的に接触する傾斜したガイド面55が 成されている。上方のガイド突起53は、それ ぞれフィルタ10のガイド溝28に対応した長さL1 を有し、下方のガイド突起54はそれぞれフィ タ10のガイド溝29に対応した長さL2を有して る。したがって、連結ブロック41はフィル 10に対してブラケット48が下側となるように 着される。これに対し、レギュレータ11に ガイド突起が挿入されるガイド凹部を形成 るクランプ溝35がフランジ31の全周に設けら ているので、レギュレータ11はハンドル19を 図2において下向き、上向き、右向きおよび 向きのいずれの向きとなるようにしても連 ブロック41に対して装着される。

 連結ブロック41にはこれに対して着脱自 に締結部材57が装着されるようになっている 。締結部材57は操作部47に対応した幅と長さ 有し、連結ブロック41のスペーサ部43の端面 形成されたねじ孔58にねじ結合される六角 付きボルト59が取り付けられる取付孔60が締 部材57に形成されている。ボルト59により締 結部材57は連結ブロック41に締結される。締 部材57の内面にはそれぞれの舌部51に対応す 舌部61が突出して設けられている。それぞ の舌部61には、クランプ部24の楔面36とクラ プ部34の楔面38との一方に選択的に接触する 面62が形成されている。

 締結部材57の上下両端部にはスペーサ部43 の両面に対応させてガイド突起63,64が設けら ており、それぞれのガイド突起63,64は舌部61 と平行となって締結部材57の内面から突出し いる。それぞれのガイド突起63,64にはガイ 面37、楔面38に接触する傾斜したガイド面65 形成されている。ガイド突起63は第3のガイ 突起であり、ガイド突起64は第4のガイド突 である。上方のガイド突起63は、それぞれフ ィルタ10のガイド溝28に対応した長さL1を有し 、下方のガイド突起64はそれぞれフィルタ10 ガイド溝29に対応した長さL2を有している。 たがって、締結部材57はフィルタ10に対して 上方のガイド突起63が上側となるようにして 着される。これに対し、レギュレータ11は ンドル19を図2において下向き、上向き、右 きおよび左向きのいずれの向きとなるよう しても締結部材57に対して装着される。

 コネクタ13によりフィルタ10とレギュレー タ11とを連結するには、連結ブロック41に対 てフィルタ10の連結ヘッド14とレギュレータ1 1の連結ヘッド18とを装着する。このときには 、連結ブロック41のブラケット48とフィルタ10 のボウル15とが図2において下側となるように して、スペーサ部43の一方面側に沿って伸び 第1のガイド突起としてのガイド突起53を上 のガイド溝28に挿入し、第2のガイド突起と てのガイド突起54を下側のガイド溝29に挿入 する。これにより、舌部51の楔面52はクラン 部24の楔面36に接触する。一方、レギュレー 11の4辺のクランプ部34と連結ヘッド18との間 にガイド凹部を形成するクランプ溝35がフラ ジ31の外周面全体に形成されているので、 ペーサ部43の他方面側に沿って伸びる第1の イド突起としてのガイド突起53を上側のクラ ンプ溝35に挿入し、第2のガイド突起としての ガイド突起54を下側のクランプ溝35に挿入す 。これにより、舌部51の楔面52はクランプ部3 4の楔面38に接触する。

 このようにして、フィルタ10とレギュレ タ11は、連結ブロック41に対してそれぞれの 結ヘッド14,18の部分で装着される。両方の イド突起53,54は、クランプ部34と連結ヘッド1 8との間に形成された4辺のクランプ溝35のい れの辺のクランプ溝35にも挿入されるので、 レギュレータ11の連結ブロック41に対する装 は、ハンドル19が下側となる下向き、上側と なる上向き、左右いずれかの向きとなる左右 向きのいずれかとすることが可能となる。

 連結ブロック41に対して締結部材57を取り 付けるには、締結部材57の第3のガイド突起と してのガイド突起63を上側のガイド溝28に挿 し、第4のガイド突起としてのガイド突起64 下側のガイド溝29に挿入する。これにより、 舌部61の楔面62はクランプ部24の楔面36に接触 る。一方、他の第3のガイド突起としてのガ イド突起63を上側のクランプ溝35に挿入し、 の第4のガイド突起としてのガイド突起64を 側のクランプ溝35に挿入する。これにより、 舌部61の楔面62はクランプ部34の楔面38に接触 る。この状態のもとで、ボルト59をねじ孔58 にねじ結合することによって、連結ブロック 41と締結部材57は相互に接近するように締め けられ、フィルタ10とレギュレータ11はコネ タ13により気密状態となって連結される。

 フィルタ10とレギュレータ11とからなる調 質ユニットを据え付け箇所に取り付ける際に は、フィルタ10とレギュレータ11とをコネク 13により連結した状態のもとでコネクタ13を え付け箇所に締結することになる。ただし 予めコネクタ13を据え付け箇所に締結した 態のもとで、コネクタ13の連結ブロック41に ィルタ10とレギュレータ11とを組み付けた後 に、締結部材57を連結ブロック41に取り付け ようにしても良い。いずれの場合において 、フィルタ10のボウル15が下側となるように て調質ユニットは据え付けられる。

 図1に示されるように、フィルタ10とレギ レータ11とルブリケータ12とからなる調質ユ ニットを据え付け箇所に取り付ける際には、 さらに他のコネクタ13によりルブリケータ12 レギュレータ11に連結される。図1に示され 調質ユニットのフィルタ10には上流側の配管 がコネクタ13により接続されることになり、 の配管の端部にはフランジ21,22またはフラ ジ31,32と同一形状のフランジを有する接続ジ ョイントが設けられている。調質ユニットの ルブリケータ12には下流側の配管がコネクタ1 3により接続されることになり、その配管の 部にはフランジ21,22またはフランジ31,32と同 形状のフランジを有する接続ジョイントが けられている。同様に、フィルタ10とレギ レータ11とからなる調質ユニットには、上流 側の配管がコネクタ13によりフィルタ10に連 され、下流側の配管がコネクタ13によりレギ ュレータ11に接続される。

 図9は上下の方向性を有するフィルタ10に して連結ブロック41と締結部材57とを上下関 係を逆にした状態を示す断面図である。連結 ブロック41のガイド突起53をガイド溝29に挿入 し、ガイド突起54をガイド溝28に挿入すると 連結ブロック41は長いガイド突起53が短いガ ド溝29の底面に当接するので、連結ブロッ 41を組み付け完了位置まで装着することがで きなくなる。同様に、締結部材57のガイド突 63をガイド溝29に挿入し、ガイド突起64をガ ド溝28に挿入すると、締結部材57を組み付け 完了位置まで装着することができなくなる。 したがって、作業者がフィルタ10とコネクタ1 3とを相互に上下関係を逆にして組み立てる いうことが防止される。一方、上下関係の 向性を有していないレギュレータ11は、上下 左右のうちの任意の姿勢でコネクタ13に取り けることができる。

 図10はフィルタ10とルブリケータ12とをコ クタ13により連結し、ルブリケータ12に対し て他のコネクタ13によりレギュレータ11を連 した調質ユニットを示す。フィルタ10とルブ リケータ12は、それぞれ上下の方向性を有し おり、これらをコネクタ13に装着すると、 れぞれのボウル15,17が並ぶようにして連結さ れる。これに対し、レギュレータ11は上下の 向性を有しておらず、図10に示すように、 ギュレータ11はハンドル19が上側となるよう してコネクタ13に対して装着することがで る。このようにハンドル19が上側となるよう に装着すると、レギュレータ11の下側のスペ スを有効に活用してその部分に他の機器を 置することができる。

 コネクタ13は、上下の方向性を有する流 機器と上下の方向性を有しない流体機器と 連結することができるだけでなく、上下の 向性を有する2つの流体機器を相互に連結す ことができるとともに上下の方向性を有し い2つの流体機器を相互に連結することもで きる。

 図11は他の実施形態のコネクタを示す分 斜視図であり、図12(A),(B)はそれぞれフィル の図11における矢印12A方向からの側面図およ び矢印12B方向からの正面図であり、図13(A),(B) はそれぞれ連結ブロックの図11における矢印1 3A方向からの側面図および矢印13B方向からの 面図である。

 図11に示すように、フィルタ10のフランジ 21,22はレギュレータ11のフランジ31,32と同様の 形状をしており、フランジ21,22の上辺のガイ 部26と下辺のガイド部27とがそれぞれ辺の全 長Lにわたって設けられている。連結ヘッド14 の上端部には突き当て面20に向けて水平に突 する突起部66が設けられており、突起部66に よりガイド溝28の幅寸法が設定されている。 方、連結ヘッド18の下端部に一体に設けら て連結ヘッド18とボウルガード15aとを取り付 けるための取付リング部67が突き当て面20と ぼ同一面の位置に向けて突出しており、取 リング部67によりガイド溝29の幅寸法が設定 れている。

 図12に示されるように上辺のガイド溝28は 寸法T1の幅に設定され、下辺のガイド溝29は 法T1よりも小さい寸法T2の幅に設定されてお 、上下のガイド溝28,29は幅寸法が相互に相 し相互に形状が相違している。このように 上下の方向性を有するフィルタ10の連結ヘッ ド14には、上下で幅寸法が相違したガイド溝2 8,29が設けられている。

 上下の方向性を有していないレギュレー 11の連結ヘッド18には上下左右対称となった フランジ31,32が設けられている。したがって レギュレータ11のそれぞれのクランプ溝35は 図2に示されたレギュレータ11と同様であり、 クランプ溝35の幅寸法は制限されていない。

 操作部47に設けられた上方のガイド突起53 はそれぞれフィルタ10のガイド溝28に対応し 幅T1を有し、下方のガイド突起54はそれぞれ ィルタ10のガイド溝29に対応した幅T2を有し いる。したがって、連結ブロック41はフィ タ10に対してブラケット48が下側となるよう 装着される。これに対し、レギュレータ11 クランプ溝35がそれぞれ幅方向に制限されて いないので、ハンドル19を図11において下向 、上向き、右向きおよび左向きのいずれの きとなるようにしても連結ブロック41に対し て装着される。

 同様に、締結部材57に設けられた上方の イド突起63はそれぞれフィルタ10のガイド溝2 8に対応した幅T1を有し、下方のガイド突起64 それぞれフィルタ10のガイド溝29に対応した 幅T2を有している。したがって、締結部材57 フィルタ10に対して上方のガイド突起63が上 となるようにして装着される。これに対し 、レギュレータ11はハンドル19を図11におい 下向き、上向き、右向きおよび左向きのい れの向きとなるようにしても締結部材57に して装着される。

 図14は上下の方向性を有するフィルタ10に 対して連結ブロック41を上下関係を逆にした 態を示す正面図である。連結ブロック41の イド突起53をガイド溝29に挿入し、ガイド突 54をガイド溝28に挿入しようとすると、連結 ブロック41は太いガイド突起53が細いガイド 29内に挿入されないので、連結ブロック41を 着することができない。締結部材57の場合 同様に、ガイド突起63がガイド溝29内に挿入 れないので、締結部材57を装着することが きない。したがって、作業者がフィルタ10と コネクタ13とを相互に上下関係を逆にして組 立てるということが防止される。一方、上 関係の方向性を有していないレギュレータ1 1は、上下左右のうちの任意の姿勢としてコ クタ13に取り付けることができる。

 図15は他の実施形態のコネクタを示す分 斜視図であり、図16(A),(B)はそれぞれフィル の正面図および側面図であり、図17(A),(B)は れぞれレギュレータの正面図および側面図 あり、図18(A)は連結ブロックおよび締結部材 の側面図であり、図18(B)は連結ブロックの正 図である。

 図15および図16に示すように、フィルタ10 相互に反対側の両側面には、ほぼ正方形の き当て面20を有する突出部が設けられてお 、突出部により突き当て面20の4辺に対応し 4つの締結面を有するフランジ21,22が形成さ ている。それぞれのフランジ21,22のうち縦方 向をむくとともに相互に平行となった2つの 結面にはクランプ溝25が形成され、このクラ ンプ溝25により対応した2辺にクランプ部24が 成されている。それぞれのクランプ溝25は 結面の両端にまでは延びておらず長手方向 中央部のみに設けられており、断面円形の イド孔70が締結面の上端部に開口してフラン ジ21,22に設けられている。このように、上下 方向性を有するフィルタ10のフランジ21,22に は、縦方向をむくとともに相互に平行となっ た2つの締結面の上端部のみにガイド凹部と てのガイド孔70が設けられており、フィルタ 10は上下に相違した形状となっている。

 図15および図17に示すように、レギュレー タ11の相互に反対側の両側面には、突き当て 20と同様に各辺の寸法Mのほぼ正方形の突き て面30を有する突出部が設けられており、 出部により突き当て面20の4辺に対応した4つ 締結面を有するフランジ31,32が形成されて る。それぞれのフランジ31,32の4つの締結面 はクランプ溝35が形成され、このクランプ溝 35により対応した4辺にクランプ部34が形成さ ている。それぞれのクランプ溝35は締結面 両端部にまでは延びておらず長手方向の中 部のみに設けられており、断面円形のガイ 孔72がそれぞれの締結面の両端部に開口して フランジ31,32に設けられている。このように 上下の方向性を有していないレギュレータ1 1のフランジ31,32には、4つの締結面のそれぞ の両端部にガイド凹部としてのガイド孔72が 設けられ、上下左右対称な形状となっている 。

 図15および図17に示すように、連結ブロッ ク41のスペーサ部43はフランジ22,31に対応して 各辺の寸法Mのほぼ正方形となっており、操 部47の上下両側には取付孔49が形成されたブ ケット48が突出して設けられている。操作 47の中央部に設けられた舌部61の上側つまり 作部47の上端部には、ガイド突起73がスペー サ部43の両面に対応させて設けられている。 イド突起73は舌部61と平行となって操作部47 内面から突出しており、フィルタ10のガイ 孔70に対応した断面円形状をしている。この ように、連結ブロック41は、ガイド突起73が 作部47の上端部のみに設けられ上下に方向性 を有しており、フィルタ10に対してガイド突 73が上側となるように装着される。これに し、レギュレータ11はガイド孔72が4つの締結 面のそれぞれの両端部に設けられているので 、ハンドル19を上下方向および水平方向のい れの向きとなるようにしても連結ブロック4 1に対して装着される。

 同様に、締結部材57の上端部には締結ブ ック41のガイド突起73に対応した断面円形の イド突起75が設けられている。したがって 締結部材57はフィルタ10に対してガイド突起7 5が上側となるように装着される。これに対 、レギュレータ11はガイド孔72が4つの締結面 のそれぞれの両端部に設けられているので、 ハンドル19を上下方向および水平方向のいず の向きとなるようにしても連結ブロック41 対して装着される。

 このように、上下関係を有するフィルタ1 0に設けられたガイド孔70に対応させてコネク タ13にガイド突起73,75を設けたので、フィル 10とコネクタ13の上下関係が一致した場合に って、ガイド孔70内にガイド突起73,75が挿入 されて舌部51,61の楔面52,62がクランプ部24の楔 面36に接触する。逆に、フィルタ10に対して ネクタ13の上下関係を逆にした状態で装着し ようとすると、ガイド突起73,75が縦方向をむ とともに相互に平行となった2つの締結面に 当接してコネクタ13を装着することができな 。したがって、作業者がフィルタ10とコネ タ13とを相互に上下関係を逆にして組み立て ることが防止される。

 一方、上下関係を有していないレギュレ タ11には4つの締結面のそれぞれの両端部に イド突起73,75を挿入可能なガイド孔72を設け たので、上下左右の任意の姿勢としてコネク タ13を装着することができる。なお、フィル 10の縦方向をむくとともに相互に平行とな た2つの締結面の下端部のみにガイド孔70を けるようにするとともに、締結ブロック41の 操作部47および締結部材57の下端部のみにガ ド突起73,75を設けるようにしても良い。

 図19~図21に他の実施形態におけるフィル 、レギュレータおよびコネクタを示す。図19 (A),(B)はそれぞれフィルタの正面図および側 図であり、図20(A),(B)はそれぞれレギュレー の正面図および側面図であり、図21(A)は連結 ブロックおよび締結部材の側面図であり、図 21(B)は連結ブロックの正面図である。

 図19に示すように、フィルタ10のフランジ 21,22は図16に示すフィルタ10のフランジ21,22と ぼ同様の形状となっている。縦方向をむく ともに相互に平行となった2つの締結面の上 端部つまりクランプ溝25の上側には、長さ寸 M1の断面円形のガイド孔70が開口しており、 この締結面の下端部つまりクランプ溝25の下 には、ガイド孔70よりも長寸となった長さ 法M2の断面円形のガイド孔71が開口している このように、上下の方向性を有するフィル 10のフランジ21,22には、縦方向をむくととも に相互に平行となった2つの締結面上端部お び下端部にそれぞれ長さ寸法が相違したガ ド孔70,71が設けられており、フィルタ10は上 に相違した形状となっている。ガイド孔70 第1のガイド凹部であり、ガイド孔71は第2の イド凹部である。

 図20に示すように、レギュレータ11のフラ ンジ31,32は図17に示すレギュレータ11のフラン ジ31,32とほぼ同様の形状となっている。4つの 締結面のそれぞれの両端部には、クランプ溝 35を挟むようにして2つのガイド孔72が開口し おり、ガイド孔72はガイド孔71と同様に長さ 寸法M2の断面円形状となっている。このよう 、上下の方向性を有していないレギュレー 11のフランジ31,32には、4つの締結面のそれ れの両端部にガイド凹部としてのガイド孔72 が設けられ、上下左右対称な形状となってい る。

 図21に示すように、連結ブロック41のスペ ーサ部43は図18に示す連結ブロック41とほぼ同 様の形状となっており、操作部47の上端部と 端部には、それぞれスペーサ部43の両面に 応させてガイド突起73,74が設けられている。 上側のガイド突起73はガイド孔70に対応した さ寸法M1の断面円形状をしており、下側のガ イド突起74はガイド孔71に対応した長さ寸法M2 の断面円形状をしている。このように、連結 ブロック41は、上下に長さ寸法が相違するガ ド突起73,74がそれぞれ上端部および下端部 設けられ上下に方向性を有しており、フィ タ10に対してガイド突起73が上側、ガイド突 74が下側となるように装着される。これに し、レギュレータ11はガイド突起73,74のいず をも挿入可能なガイド孔72が4つの締結面の れぞれの両端部に設けられているので、ハ ドル19を上下方向および水平方向のいずれ 向きとなるようにしても連結ブロック41に対 して装着される。ガイド突起73は第1のガイド 突起であり、ガイド突起74は第2のガイド突起 である。

 同様に、締結部材57の上端部と下端部に それぞれ締結ブロック41のガイド突起73,74に 応した長さ寸法M1の断面円形のガイド突起75 および長さ寸法M2の断面円形のガイド突起76 設けられている。したがって、締結部材57は フィルタ10に対してガイド突起75が上側、ガ ド突起76が下側となるように装着される。こ れに対し、レギュレータ11はガイド突起75,76 いずれをも挿入可能なガイド孔72が4つの締 面のそれぞれの両端部に設けられているの 、ハンドル19を上下方向および水平方向のい ずれの向きとなるようにしても連結ブロック 41に対して装着される。ガイド突起75は第3の イド突起であり、ガイド突起76は第4のガイ 突起である。

 このように、上下関係を有するフィルタ1 0に設けられたガイド孔70,71に対応させてコネ クタ13にガイド突起73~76を設けたので、フィ タ10とコネクタ13の上下関係が一致した場合 限って、ガイド孔70,71内にガイド突起73~76が 挿入されて舌部51,61の楔面52,62がクランプ部24 の楔面36に接触する。逆に、フィルタ10に対 てコネクタ13の上下関係を逆にした状態で装 着しようとすると、ガイド突起74,76がガイド 70に完全に挿入されずコネクタ13を装着する ことができない。したがって、作業者がフィ ルタ10とコネクタ13とを相互に上下関係を逆 して組み立てることが防止される。

 一方、上下関係を有していないレギュレ タ11には4つの締結面のそれぞれの両端部に イド突起73~76のいずれをも挿入可能なガイ 孔72を設けたので、上下左右の任意の姿勢と してコネクタ13を装着することができる。な 、フィルタ10のガイド孔70,71の上下関係を逆 にするとともに、コネクタ13のガイド突起73,7 4およびガイド突起75,76の上下関係を逆にする ようにしても良い。

 図22~図24に他の実施形態におけるフィル 、レギュレータおよびコネクタを示す。図22 (A),(B)はそれぞれフィルタの正面図および側 図であり、図23(A),(B)はそれぞれレギュレー の正面図および側面図であり、図24(A)は連結 ブロックおよび締結部材の側面図であり、図 24(B)は連結ブロックの正面図である。

 図22に示すように、フィルタ10のフランジ 21,22は図16に示すフィルタ10のフランジ21,22と ぼ同様の形状となっている。縦方向をむく ともに相互に平行となった2つの締結面の上 端部つまりクランプ溝25の上側には、直径Dの 断面円形のガイド孔70が開口しており、この 結面の下端部つまりクランプ溝25の下側に 、1辺の寸法Dの断面正方形のガイド孔71が開 している。このように、上下の方向性を有 るフィルタ10のフランジ21,22には、縦方向を むくとともに相互に平行となった2つの締結 の上端部および下端部にそれぞれ断面形状 相違したガイド孔70,71が設けられており、フ ィルタ10は上下に相違した形状となっている

 図23に示すように、レギュレータ11のフラ ンジ31,32は図17に示すレギュレータ11のフラン ジ31,32とほぼ同様の形状となっている。4つの 締結面のそれぞれの両端部にはクランプ溝35 挟むようにして2つのガイド孔72が形成され おり、ガイド孔72はガイド孔71と同様に1辺 寸法Dの断面正方形状となっている。このよ に、上下の方向性を有していないレギュレ タ11のフランジ31,32には、4つの締結面のそ ぞれの両端部にガイド孔72が設けられ、上下 左右対称な形状となっている。

 図24に示すように、連結ブロック41のスペ ーサ部43は図18に示す連結ブロック41とほぼ同 様の形状となっており、操作部47の上端部と 端部には、それぞれスペーサ部43の両面に 応させてガイド突起73,74が設けられている。 上側のガイド突起73はガイド孔70に対応した 径Dの断面円形状をしており、下側のガイド 起74はガイド凹部71に対応した1辺の寸法Dの 面正方形状をしている。このように、連結 ロック41は、断面形状が相違するガイド突 73,74がそれぞれ上端部および下端部に設けら れ上下に方向性を有しており、フィルタ10に してガイド突起73が上側、ガイド突起74が下 側となるように装着される。これに対し、レ ギュレータ11はガイド突起73,74のいずれをも 入可能なガイド孔72が4つの締結面のそれぞ の両端部に設けられているので、ハンドル19 を上下方向および水平方向のいずれの向きと なるようにしても連結ブロック41に対して装 される。

 同様に、締結部材57の上端部と下端部に それぞれ締結ブロック41のガイド突起73,74に 応した直径Dの断面円形のガイド突起75およ 1辺の寸法Dの断面正方形のガイド突起76が設 けられている。したがって、締結部材57はフ ルタ10に対してガイド突起75が上側、ガイド 突起76が下側となるように装着される。これ 対し、レギュレータ11はガイド突起75,76のい ずれをも挿入可能なガイド孔72が4つの締結面 のそれぞれの両端部に設けられているので、 ハンドル19を上下方向および水平方向のいず の向きとなるようにしても連結ブロック41 対して装着される。

 このように、上下関係を有するフィルタ1 0に設けられたガイド孔70,71に対応させてコネ クタ13にガイド突起73~76を設けたので、フィ タ10とコネクタ13の上下関係が一致した場合 限って、ガイド孔70,71内にガイド突起73~76が 挿入されて舌部51,61の楔面52,62がクランプ部24 の楔面36に接触する。逆に、フィルタ10に対 てコネクタ13の上下関係を逆にした状態で装 着しようとすると、ガイド突起74,76をガイド 70に挿入できずコネクタ13を装着することが できない。したがって、作業者がフィルタ10 コネクタ13とを相互に上下関係を逆にして み立てることが防止される。

 一方、上下関係を有していないレギュレ タ11には4つの締結面のそれぞれの両端部に イド突起73~76のいずれをも挿入可能なガイ 孔72を設けたので、上下左右の任意の姿勢と してコネクタ13を装着することができる。な 、フィルタ10のガイド孔70,71の上下関係を逆 にするとともに、コネクタ13のガイド突起73,7 4およびガイド突起75,76の上下関係を逆にする ようにしても良い。

 図25~図27に他の実施形態におけるフィル 、レギュレータおよびコネクタを示す。図25 (A),(B)はそれぞれフィルタの正面図および側 図であり、図26(A),(B)はそれぞれレギュレー の正面図および側面図であり、図27(A)は連結 ブロックおよび締結部材の側面図であり、図 27(B)は連結ブロックの正面図である。

 図25に示すように、フィルタ10のフランジ 21,22は図16に示すフィルタ10のフランジ21,22と ぼ同様の形状となっている。縦方向をむく ともに相互に平行となった2つの締結面の上 端部つまりクランプ溝25の上側には、直径D1 断面円形のガイド孔70が開口しており、この 締結面の下端部つまりクランプ溝25の下側に 、ガイド孔70よりも大径の直径D2の断面円形 のガイド孔71が開口している。このように、 下の方向性を有するフィルタ10のフランジ21 ,22には、縦方向をむくとともに相互に平行と なった2つの締結面の上端部および下端部に れぞれ断面形状が相違したガイド孔70,71が設 けられており、フィルタ10は上下に相違した 状となっている。

 図26に示すように、レギュレータ11のフラ ンジ31,32は図17に示すレギュレータ11のフラン ジ31,32とほぼ同様の形状となっている。4つの 締結面のそれぞれの両端部にはクランプ溝35 挟むようにして2つのガイド孔72が開口して り、ガイド孔72はガイド孔71と同様に直径D2 断面円形状となっている。このように、上 の方向性を有していないレギュレータ11の ランジ31,32には、4つの締結面のそれぞれの 端部にガイド孔72が設けられ、上下左右対称 な形状となっている。

 図27に示すように、連結ブロック41のスペ ーサ部43は図18に示す連結ブロック41とほぼ同 様の形状となっており、操作部47の上端部と 端部には、それぞれスペーサ部43の両面に 応させてガイド突起73,74が設けられている。 上側のガイド突起73はガイド孔70に対応した 径D1の断面円形状をしており、下側のガイド 突起71はガイド孔71に対応した直径D2の断面円 形状をしている。このように、連結ブロック 41は、断面形状が相違するガイド突起73,74が れぞれ上端部および下端部に設けられ上下 方向性を有しており、フィルタ10に対してガ イド突起73が上側、ガイド突起74が下側とな ように装着される。これに対し、レギュレ タ11はガイド突起73,74のいずれをも挿入可能 ガイド孔72が4つの締結面のそれぞれの両端 に設けられているので、ハンドル19を上下 向および水平方向のいずれの向きとなるよ にしても連結ブロック41に対して装着される 。

 同様に、締結部材57の上端部と下端部に それぞれ締結ブロック41のガイド突起73,74に 応した直径D1の断面円形のガイド突起75およ び直径D2の断面円形のガイド突起76が設けら ている。したがって、締結部材57はフィルタ 10に対してガイド突起75が上側、ガイド突起76 が下側となるように装着される。これに対し 、レギュレータ11はガイド突起75,76のいずれ も挿入可能なガイド孔72が4つの締結面のそ ぞれの両端部に設けられているので、ハン ル19を上下方向および水平方向のいずれの向 きとなるようにしても連結ブロック41に対し 装着される。

 このように、上下関係を有するフィルタ1 0に設けられたガイド孔70,71に対応させてコネ クタ13にガイド突起73~76を設けたので、フィ タ10とコネクタ13の上下関係が一致した場合 限って、ガイド孔70,71内にガイド突起73~76が 挿入されて舌部51,61の楔面52,62がクランプ部24 の楔面36に接触する。逆に、フィルタ10に対 てコネクタ13の上下関係を逆にした状態で装 着しようとすると、ガイド突起74,76をガイド 70に挿入できずコネクタ13を装着することが できない。したがって、作業者がフィルタ10 コネクタ13とを相互に上下関係を逆にして み立てることが防止される。

 一方、上下関係を有していないレギュレ タ11には4つの締結面のそれぞれの両端部に イド突起73~76のいずれをも挿入可能なガイ 孔72を設けたので、上下左右の任意の姿勢と してコネクタ13を装着することができる。な 、フィルタ10のガイド孔70,71の上下関係を逆 にするとともに、コネクタ13のガイド突起73,7 4およびガイド突起75,76の上下関係を逆にする ようにしても良い。

 本発明は前記実施の形態に限定されるも ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 変更可能である。例えば、フィルタ10、レ ュレータ11およびルブリケータ12以外の流体 器を連結するようにしても良く、方向性を する流体機器にはフィルタ10やルブリケー 12と同様のフランジを設けるようにし、方向 性を有さない流体機器にはレギュレータ11と 様のフランジを設けるようにする。方向性 有しない流体機器としては、減圧弁つまり ギュレータ11以外に残圧排気弁等のような 々の弁がある。また、フィルタ10とルブリケ ータ12の上下のガイド溝28,29やガイド孔70,71の 形状は、相互に相違していれば種々変更可能 である。