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Patent Searching and Data


Title:
CONTAINER AND SUPPLY PIPE CONNECTING STRUCTURE, CONTAINER, AND SUPPLY PIPE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/126412
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a container for containing a body fluid leakage preventing agent for a dead body. The container comprises a containing portion to be filled therein with the body fluid leakage preventing agent, a nozzle portion (13) disposed in the containing portion, and an engaging portion formed in the nozzle portion (13).A supply pipe for injecting the body fluid leakage preventing agent into the throat portion of the dead body includes an inserted pipe portion (15) to be inserted toward the throat portion. The inserted pipe portion (15) is equipped, on its leading end side in the insertion direction, with a connected portion (20) to be connected with the nozzle portion (13) of the container. The connected portion (20) is equipped with an engaging portion to engage with the engaging portion of the nozzle portion (13).

Inventors:
NISHIHARA, Risa (4-1-406, Nishihakushima-cho Naka-ku, Hiroshima-sh, Hiroshima 05, 7300005, JP)
Application Number:
JP2008/000917
Publication Date:
October 23, 2008
Filing Date:
April 09, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NISHIHARA, Risa (4-1-406, Nishihakushima-cho Naka-ku, Hiroshima-sh, Hiroshima 05, 7300005, JP)
International Classes:
A01N1/00; A61G17/00
Attorney, Agent or Firm:
MAEDA, Hiroshi et al. (Osaka-Marubeni Bldg, 5-7Hommachi 2-chome, Chuo-k, Osaka-shi Osaka 53, 5410053, JP)
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Claims:
 遺体用の体液漏出防止剤を収容する容器と、該体液漏出防止剤を遺体の咽喉部へ供給するための供給管との接続構造であって、
 上記容器は、内部に上記体液漏出防止剤が充填される収容部と、該収容部に設けられたノズル部と、該ノズル部に設けられた係合部とを備え、
 上記供給管は、遺体の咽喉部へ向けて挿入される挿入管部を備え、
 上記挿入管部の挿入方向先端側には、注入孔が形成され、
 上記挿入管部の基端側には、上記容器の上記ノズル部に接続される接続部が設けられ、
 上記接続部には、上記ノズル部の係合部と係合する係合部が設けられていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1に記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管の挿入管部と接続部とは、一体成形されていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1に記載の容器と供給管との接続構造において、 
 供給管の挿入管部と接続部とは、樹脂材を用いて別々に成形され、互いに溶着されて一体化されていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から3のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 容器のノズル部の外周面は、該ノズル部の先端に向かって縮径するテーパー面で形成され、
 供給管の接続部は、上記ノズル部のテーパー面を覆う筒状をなし、
 上記接続部の内周面は、上記テーパー面に沿うように形成されていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項4に記載の容器と供給管との接続構造において、
 ノズル部の係合部は、テーパー面に設けられ、
 接続部の係合部は、該接続部の内周面に設けられていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項4または5に記載の容器と供給管との接続構造において、
 ノズル部の係合部と、接続部の係合部との一方が凸部で、他方が該凸部に嵌る凹部であることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項4または5に記載の容器と供給管との接続構造において、
 ノズル部と、接続部との一方の周壁部には、貫通孔が形成され、他方の周壁部には、該貫通孔に挿入される突出部が形成され、これら貫通孔及び突出部が係合部を構成していることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項6に記載の容器と供給管との接続構造において、
 凹部が溝部からなり、凸部が該溝部に挿入される突出部からなることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項4または5に記載の容器と供給管との接続構造において、 
 ノズル部と、接続部との一方の周壁部には、その軸方向中間部において周方向に延びる第1溝部と、該第1溝部に連続して該周壁部の軸方向に延びる第2溝部とが形成され、他方の周壁部には、上記第1溝部及び上記第2溝部に挿入されるピン部が形成されていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項4または5に記載の容器と供給管との接続構造において、 
 ノズル部と、接続部との一方の周壁部には、その軸方向中間部において周方向に延びる第1凹部と、該第1凹部に連続して該周壁部の軸方向に延びる第2凹部とが形成され、他方の周壁部には、上記第1凹部及び上記第2凹部に挿入されるピン部が形成されていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から10のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 容器のノズル部の先端開口を閉塞するキャップが、該ノズル部の係合部に係合することを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から11のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 容器の収容部は、シリンジの筒状部分で構成され、
 上記シリンジの筒状部分には、体液漏出防止剤を押し出すピストンが挿入されることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から12のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管の挿入管部の先端側は、湾曲していることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から13のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管の挿入管部の先端側には、先端へ向かって細くなるように形成された先細部が設けられていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から14のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管の挿入管部の肉厚は、接続部の肉厚よりも薄く設定されていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から15のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管には、挿入管部の咽喉部への挿入量を示すマークが設けられていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から15のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管には、咽喉部へ向けて挿入された挿入管部の注入孔が所定位置に達したときに遺体の一部に当たるストッパーが設けられていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から15のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管には、挿入管部を鼻孔から咽喉部へ向けて挿入する際の挿入量を示すマーク及び/又は挿入量を所定量とするストッパーと、挿入管部を口腔から咽喉部へ向けて挿入する際の挿入量を示すマーク及び/又は挿入量を所定量とするストッパーとが設けられていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から15のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管には、挿入管部の咽喉部への挿入量を示す目印部材が着脱自在に設けられていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から15のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 鼻孔から咽喉部へ向けて挿入される鼻孔用供給管と、
 口腔から咽喉部へ向けて挿入される口腔用供給管とを備えることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 請求項1から20のいずれか1つに記載の容器と供給管との接続構造において、
 供給管の注入孔は、挿入管部の先端側の周壁部に複数形成されていることを特徴とする容器と供給管との接続構造。
 体液漏出防止剤を遺体の咽喉部へ供給するための供給管が接続される容器であって、
 上記体液漏出防止剤が充填される収容部と、該収容部に設けられたノズル部と、該ノズル部に設けられた係合部とを備え、該ノズル部が上記供給管に設けられた接続部に接続され、
 上記ノズル部の係合部は、上記接続部が有する係合部に係合することを特徴とする容器。
 遺体用の体液漏出防止剤を収容する容器に接続される供給管であって、
 遺体の咽喉部へ向けて挿入される挿入管部を備え、
 上記挿入管部の挿入方向先端側には、注入孔が形成され、
 上記挿入管部の基端側には、上記容器に設けられたノズル部に接続される接続部が設けられ、
 上記接続部には、上記ノズル部が有する係合部に係合する係合部が設けられていることを特徴とする供給管。
Description:
容器と供給管との接続構造、容 及び供給管

 本発明は、遺体の咽喉部に体液漏出防止 を注入する際に用いられる容器と供給管と 接続構造、容器及び供給管に関する。

 一般に、遺体は、埋葬または火葬するま の間、その腐敗を抑制するとともに、悪臭 発生、変色、変形等を起こさないように保 しておく必要がある。遺体の保存方法とし は、例えば、遺体をドライアイスにより冷 又は冷凍する方法や、遺体に防腐剤を塗布 る方法がある。また、他にも、防腐剤を染 込ませたものや、防腐剤を担持させたもの 遺体の上や周囲に置く方法がある。

 ところで、遺体においては、体液が咽喉部 ら鼻孔や口腔を通って外部に漏出すること ある。この体液の漏出を抑制する方法とし 、鼻孔や口腔から液化冷却ガスを遺体に供 して、体内の残留物等を直腸から排出して く方法が知られている(例えば、特許文献1 照)。また、体液漏出防止剤を咽喉部に供給 る方法も知られている(例えば、特許文献2 照)。この特許文献2の方法で使用される装置 は、体液漏出防止剤が収容された容器と、咽 喉部に挿入される供給管とを備えている。供 給管の基端部には、容器に接続される接続部 が設けられている。そして、供給管の接続部 に容器を接続してから、供給管を咽喉部に挿 入し、容器内の体液漏出防止剤を、供給管を 介して咽喉部に注入することで、体液の漏出 防止が図られる。

特開平10-45501号公報

特開2002-275001号公報

 ところで、特許文献1に示すものでは、液 化冷却ガスを鼻孔や口腔に噴射するようにし ているが、鼻孔の奥や口腔の奥は、筋肉が弛 緩していて塞がれていることが多いため、液 化冷却ガスが遺体内に入って行きにくい。特 に、液化冷却ガスを口腔に噴射した場合には 、口腔の奥は舌で塞がれているために、注入 が極めて困難である。よって、特許文献1の のでは、体液の漏出を防ぎきれない虞れが る。

 一方、特許文献2に示すものは、供給管を 遺体の咽喉部まで挿入し、この供給管によっ て体液漏出防止剤を注入するようにしている ので、体液漏出防止剤を咽喉部まで導くよう にすることができ、この点で、特許文献1の のより優れている。ところが、容器と供給 とは別体であることから、体液漏出防止剤 注入前には、これらの接続作業を行う必要 ある。この接続作業が確実に行われていな と、容器と接続管との接続部分から体液漏 防止剤が漏れ出したり、注入作業の途中に 給管が容器から外れてしまい、体液漏出防 剤が飛び散ったりすることが考えられる。

 本発明の目的とするところは、体液漏出 止剤を収容する容器と供給管との接続を確 にして、体液漏出防止剤が接続部分から漏 ること及び供給管が容器から外れることを 止することにある。

 上記目的を達成するために、第1の発明で は、遺体用の体液漏出防止剤を収容する容器 と、該体液漏出防止剤を遺体の咽喉部へ供給 するための供給管との接続構造であって、上 記容器は、内部に上記体液漏出防止剤が充填 される収容部と、該収容部に設けられたノズ ル部と、該ノズル部に設けられた係合部とを 備え、上記供給管は、遺体の咽喉部へ向けて 挿入される挿入管部を備え、上記挿入管部の 挿入方向先端側には、注入孔が形成され、上 記挿入管部の基端側には、上記容器の上記ノ ズル部に接続される接続部が設けられ、上記 接続部には、上記ノズル部の係合部と係合す る係合部が設けられている構成とする。

 第2の発明では、第1の発明において、供 管の挿入管部と接続部とは、一体成形され いる構成とする。

 第3の発明では、第1の発明において、供 管の挿入管部と接続部とは、樹脂材を用い 別々に成形され、互いに溶着されて一体化 れている構成とする。

 第4の発明では、第1から3のいずれか1つの 発明において、容器のノズル部の外周面は、 該ノズル部の先端に向かって縮径するテーパ ー面で形成され、供給管の接続部は、上記ノ ズル部のテーパー面を覆う筒状をなし、上記 接続部の内周面は、上記テーパー面に沿うよ うに形成されている構成とする。

 第5の発明では、第4の発明において、ノ ル部の係合部は、テーパー面に設けられ、 続部の係合部は、該接続部の内周面に設け れている構成とする。

 第6の発明では、第4または5の発明におい 、ノズル部の係合部と、接続部の係合部と 一方が凸部で、他方が該凸部に嵌る凹部で る構成とする。

 第7の発明では、第4または5の発明におい 、ノズル部と、接続部との一方の周壁部に 、貫通孔が形成され、他方の周壁部には、 貫通孔に挿入される突出部が形成され、こ ら貫通孔及び突出部が係合部を構成してい ものとする。

 第8の発明では、第6の発明において、凹 が溝部からなり、凸部が該溝部に挿入され 突出部からなる構成とする。

 第9の発明では、第4または5の発明におい 、ノズル部と、接続部との一方の周壁部に 、その軸方向中間部において周方向に延び 第1溝部と、該第1溝部に連続して該周壁部 軸方向に延びる第2溝部とが形成され、他方 周壁部には、上記第1溝部及び上記第2溝部 挿入されるピン部が形成されている構成と る。

 第10の発明では、第4または5の発明におい て、ノズル部と、接続部との一方の周壁部に は、その軸方向中間部において周方向に延び る第1凹部と、該第1凹部に連続して該周壁部 軸方向に延びる第2凹部とが形成され、他方 の周壁部には、上記第1凹部及び上記第2凹部 挿入されるピン部が形成されている構成と る。

 第11の発明では、第1から10のいずれか1つ 発明において、容器のノズル部の先端開口 閉塞するキャップが、該ノズル部の係合部 係合する構成とする。

 第12の発明では、第1から11のいずれか1つ 発明において、容器の収容部は、シリンジ 筒状部分で構成され、上記シリンジの筒状 分には、体液漏出防止剤を押し出すピスト が挿入される構成とする。

 第13の発明では、第1から12のいずれか1つ 発明において、供給管の挿入管部の先端側 、湾曲している構成とする。

 第14の発明では、第1から13のいずれか1つ 発明において、供給管の挿入管部の先端側 は、先端へ向かって細くなるように形成さ た先細部が設けられている構成とする。

 第15の発明では、第1から14のいずれか1つ 発明において、供給管の挿入管部の肉厚は 接続部の肉厚よりも薄く設定されている構 とする。

 第16の発明では、第1から15のいずれか1つ 発明において、供給管には、挿入管部の咽 部への挿入量を示すマークが設けられてい 構成とする。

 第17の発明では、第1から15のいずれか1つ 発明において、供給管には、咽喉部へ向け 挿入された挿入管部の注入孔が所定位置に したときに遺体の一部に当たるストッパー 設けられている構成とする。

 第18の発明では、第1から15のいずれか1つ 発明において、供給管には、挿入管部を鼻 から咽喉部へ向けて挿入する際の挿入量を すマーク及び/又は挿入量を所定量とするス トッパーと、挿入管部を口腔から咽喉部へ向 けて挿入する際の挿入量を示すマーク及び/ は挿入量を所定量とするストッパーとが設 られている構成とする。

 第19に発明では、第1から15のいずれか1つ 発明において、供給管には、挿入管部の咽 部への挿入量を示す目印部材が設けられて る構成とする。

 第20の発明では、第1から15のいずれか1つ 発明において、鼻孔から咽喉部へ向けて挿 される第1挿入管部と、口腔から咽喉部へ向 けて挿入される第2挿入管部とを備える構成 する。

 第21の発明では、第1から20のいずれか1つ 発明において、供給管の注入孔は、挿入管 の先端側の周壁部に複数形成されている構 とする。

 第22の発明では、体液漏出防止剤を遺体 咽喉部へ供給するための供給管が接続され 容器であって、上記体液漏出防止剤が充填 れる収容部と、該収容部に設けられたノズ 部と、該ノズル部に設けられた係合部とを え、該ノズル部が上記供給管に設けられた 続部に接続され、上記ノズル部の係合部は 上記接続部が有する係合部に係合する構成 する。

 第23の発明では、遺体用の体液漏出防止 を収容する容器に接続される供給管であっ 、遺体の咽喉部へ向けて挿入される挿入管 を備え、上記挿入管部の挿入方向先端側に 、注入孔が形成され、上記挿入管部の基端 には、上記容器に設けられたノズル部に接 される接続部が設けられ、上記接続部には 上記ノズル部が有する係合部に係合する係 部が設けられている構成とする。

 また、咽喉部とは、いわゆるのどと呼ば ている部分で、咽頭及び喉頭と、それらの 傍部位とを含む部分である。

 また、供給管の挿入管部の注入孔から体 漏出防止剤を咽喉部に注入する際、挿入管 の先端部が咽喉部に達していてもよいし、 喉部よりも奥に達していてもよい。挿入管 の先端部が咽喉部の奥に達している場合に 、注入孔を挿入管部の先端部よりも基端寄 に開口させておき、この注入孔が咽喉部に 置するようにすればよい。

 また、供給管の挿入管部を咽喉部の手前 で挿入し、その挿入管部の注入孔から吐出 た体液漏出防止剤を咽喉部に流し込まむよ にしてもよい。

 また、体液漏出防止剤としては、特開2002 -275001号公報に開示されたようなもの、例え 、粘性を有する流体中に、体液を吸収する 吸収性ポリマー粉末を分散させた体液漏出 止剤を使用することができる。また、クリ ム状のベース剤やムース状のベース剤に上 高吸収性ポリマー粉末を分散させた体液漏 防止剤を使用することもできる。

 また、体液漏出防止剤としては、上記高 収性ポリマー粉末を変形可能な袋体に包み むようにしたものであってもよい。この場 、袋体に包み込んだ状態の高吸収性ポリマ を容器から供給管を通して押し込むように ればよい。

 第1の発明によれば、供給管の接続部に設 けられた係合部を、容器のノズル部の係合部 に係合させることで、容器と供給管とを接続 できる。このように、容器の係合部と供給管 の係合部とを係合させていることで、容器と 供給管との接続を確実にできる。これにより 、体液漏出防止剤の遺体への注入作業中に、 体液漏出防止剤が接続部分から漏れることを 防止できるとともに、供給管が容器から外れ ることを防止できる。

 第2の発明によれば、供給管の挿入管部と 接続部とを一体成形したことで、両者を別々 に成形した場合に用いられる接着剤が不要に なる。これにより、接着剤が挿入管部と接続 部との間から挿入管部の内部通路へはみ出す ことが起こらず、接着剤による内部通路の閉 塞を回避できる。

 第3の発明によれば、供給管の挿入管部と 接続部とを接着剤によらないで一体にできる ので、上記のように接着剤を用いることによ る不具合を回避できる。また、挿入管部と接 続部との硬度や材質を変更することが可能で あり、供給管の設計自由度を高めることがで きる。

 第4の発明によれば、容器と供給管とを接 続した状態で、ノズル部のテーパー面に供給 管の接続部の内周面が嵌り、ノズル部のテー パー面と接続部の内周面とを密着させること ができる。これにより、液密性を高めること ができる。

 第5の発明によれば、ノズル部のテーパー 面に供給管の接続部の内周面が嵌った状態で 、両係合部が係合するので、供給管を容器か らより一層外れにくくすることができる。

 第6から8の発明によれば、簡単な操作で 係合部を係合させることができる。

 第9の発明によれば、ノズル部を接続部に 挿入する際、ピン部を第2溝部に挿入してい 、ピン部が第2溝部の基端に達したときに、 ズル部を接続部に対しその軸線周りに回転 せることで、ピン部が第1溝部に挿入されて いく。これにより、ピン部と第1溝部とが係 して、接続部がノズル部から抜け難くなる また、上記した回転動作により、ノズル部 テーパー面と接続部の内周面とをより強く 着させることができる。これにより、ノズ 部と接続部との間の液密性を高めることが きる。さらに、容器から供給管を外したい 合には、上記した動作と逆の動作をすれば く、作業性を良好にできる。尚、ノズル部 接続部に接続する際、接続部をノズル部に し回転させるようにしてもよい。

 第10の発明によれば、第9の発明と同様に ピン部と第1凹部とが係合して、接続部がノ ズル部から抜け難くなるとともに、ノズル部 と接続部との間の液密性を高めることができ 、さらに、容器から供給管を外す際の作業性 を良好にできる。

 第11の発明によれば、ノズル部の先端開 を閉塞するキャップがノズル部の係合部に 合するので、使用前において、容器内の体 漏出防止剤が不意に漏れ出すことを防止で る。

 第12の発明によれば、使用前においては 体液漏出防止剤をシリンジ内で確実に保持 ておくことができ、一方、体液漏出防止剤 注入するときには、ピストンをシリンジに し込むという簡単な操作で咽喉部に確実に 入できる。

 第13の発明によれば、供給管の挿入管部 先端側を湾曲させたので、挿入管部を、例 ば遺体の鼻孔や口腔から咽喉部に向けて挿 する際、遺体の咽喉部までの湾曲した形状 沿うようにスムーズに挿入していくことが きる。これにより、挿入管部の挿入作業を い力で、しかも、素早く行うことができる

 第14の発明によれば、供給管の挿入管部 先端側に先細部を設けたので、供給管の挿 管部を、例えば鼻孔や口腔から咽喉部に挿 していく際に、挿入管部の先端部が鼻孔や 腔の内壁に引っ掛かり難くなる。これによ 、挿入管部を咽喉部までスムーズに挿入で る。

 第15の発明によれば、供給管の接続部の 性を十分に確保して容器のノズル部との接 を確実にしておきながら、挿入管部を柔軟 できる。挿入管部を柔軟にすることで、挿 管部の挿入時に、該挿入管部が、遺体の咽 部までの湾曲した形状に沿うように容易に 形し、挿入作業性を良好にできる。

 第16の発明によれば、供給管の挿入管部 咽喉部に向けて挿入する際に、挿入作業を めるタイミングを容易に判断することがで る。これにより、作業者に熟練を要するこ なく、挿入管部を咽喉部まで確実に挿入で る。

 第17の発明によれば、供給管にストッパ を設けたので、作業者は、挿入管部を咽喉 へ向けて挿入する際、ストッパーが遺体に 触するか、接触する少し手前で挿入作業を めることで、挿入管部を所定位置まで挿入 ることができる。よって、作業者に熟練を することなく、挿入管部を咽喉部まで確実 挿入して体液漏出防止剤を注入できる。

 第18の発明によれば、単一の供給管を、 孔から咽喉部へ挿入する場合と、口腔から 喉部へ挿入する場合の両方で使用でき、汎 性を向上させることができる。

 第19の発明によれば、目印部材を使用す 場合と使用しない場合とで、供給管を共通 することができる。

 第20の発明によれば、鼻孔用及び口腔用 それぞれ適した供給管を用意したので、必 に応じてどちらからでも体液漏出防止剤を 入できる。

 第21の発明によれば、挿入管部の一部の 入孔が咽喉部内の粘膜等で塞がれた場合に 体液漏出防止材を他の注入孔から咽喉部に 実に注入できる。

 第22、23の発明によれば、容器の係合部と 供給管の係合部とを係合させることで、容器 と供給管との接続を確実にできる。これによ り、体液漏出防止剤が接続部分から漏れるこ とを防止できるとともに、供給管が容器から 外れることを防止できる。

 また、上述の如く体液漏出防止剤を咽喉 に注入して留まらせることで、体液の漏出 防止できる。

実施形態1に係る供給管の断面図である 。 実施形態1に係る供給管の側面図である 。 実施形態1に係る容器の断面図である。 実施形態1に係る容器の側面図である。 容器と供給管との接続部分の拡大断面 である。 図5のW内の拡大図である。 実施形態1に係る容器と供給管との接続 構造が適用された遺体処置装置の使用状態を 説明する図である。 実施形態1の変形例に係る図6相当図で る。 実施形態2に係る供給管の斜視図である 。 実施形態2に係る図1相当図である。 実施形態2の変形例1に係る接続部及び ズル部の側面図である。 実施形態2の変形例2に係る図11相当図 ある。 実施形態2の変形例3に係り、ノズル部 キャップを装着した状態の断面図である。 実施形態2の変形例4に係る図13相当図 ある。 実施形態2の変形例5に係る図1相当図で ある。 実施形態2の変形例6に係る供給管の基 側の断面図である。 実施形態2の変形例7に係る図16相当図 ある。 実施形態2の変形例7に係るノズル部の 面図である。 実施形態2の変形例7に係る容器と供給 との接続部分を拡大して示す断面図である 実施形態2の変形例8に係る供給管の先 側の断面図である。 実施形態2の変形例9に係る図20相当図 ある。 実施形態2の変形例10に係る図20相当図 ある。 実施形態3に係る図7相当図である。 実施形態3に係る図9相当図を示す。 実施形態3の変形例1に係る図9相当図で ある。 実施形態3の変形例2に係る図9相当図で ある。 実施形態4に係る図24相当図である。

符号の説明

1      遺体処置装置
2      体液漏出防止剤
3      容器
4、31   供給管
10     シリンジ
11     ピストン
12     収容部
13     ノズル部
13a    開口部
14     突出部(係合部)
15     挿入管部
16~18  第1~第3注入孔
20、34  接続部
22     ストッパー(マーク)
23     溝部(係合部)
25     キャップ
30     貫通孔(係合部)
35     貫通孔(係合部)
36     ストッパー
40     第1溝部
41     第2溝部
42     ピン部

 以下、本発明の実施形態を図面に基づい 詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施 態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発 、その適用物或いはその用途を制限するこ を意図するものではない。

 (実施形態1)
 図7は、本発明の実施形態1に係る容器と供 管との接続構造Yが適用された遺体処置装置1 の使用状態を示す図である。

 上記遺体処置装置1は、遺体用の体液漏出 防止剤2を収容する容器3と、体液漏出防止2を 遺体の咽喉部Bへ供給する供給管4とを備えて る。容器3は、シリンジ10と、ピストン11と 構成されている。シリンジ10は、図3に示す うに、内部に体液漏出防止剤2が充填される 状の収容部12と、収容部12に設けられたノズ ル部13とを有している。

 また、供給管4は、図1及び図2に示すよう 、鼻孔Aから咽喉部Bへ向けて挿入される挿 管部15を備えている。挿入管部15の断面形状 、円形状とされている。挿入管部15の挿入 向先端側(図1及び図2における左側)には、第1 、第2及び第3注入孔16、17、18が形成されてい 。挿入管部15の基端部(図1及び図2における 側)には、筒状の中間部19が設けられている この中間部19の基端部には、容器3のノズル 13に接続される接続部20が設けられている。 記挿入管部15、中間部19及び接続部20は、塩 ビニール等の柔軟性を有する合成樹脂を用 て一体成形されている。

 挿入管部15は、細長形状をなしている。 の挿入管部15は、鼻孔Aから咽喉部Bまでの内 形状に応じて変形可能な柔軟性と、鼻孔Aに 挿入した際に挿入管部15の内部通路Rが潰れな いような固さとを有している。図1に示すよ に、挿入管部15の挿入方向先端面には、上記 第1注入孔16が開口している。また、挿入管部 15の先端面よりも基端側に離れた周壁部には 2つの上記第2注入孔17、17が互いに周方向に1 80゜離れて開口している。また、挿入管部15 第2注入孔17、17よりも基端側に離れた周壁部 には、2つの上記第3注入孔18、18が互いに180゜ 離れて開口している。第2注入孔17、17の開口 置と第3注入孔18、18の開口位置とは、挿入 部15の周方向に90゜ずれている。上記第1注入 孔16は円形状とされ、第2及び第3注入孔17、18 、略楕円形状とされている。

 上記第2及び第3注入孔17、18の長径寸法は 4mmに設定され、また、短径寸法は3mmに設定 れている。第2注入孔17の中心は、挿入管部1 5の先端面から基端側へ向けて10mm離れている 第3注入孔18の中心は、挿入管部15の先端面 ら基端側へ向けて22mm離れている。

 第1~第3注入孔16~18は、挿入管部15内の体液 漏出防止剤2を咽喉部Bに注入できるものであ ばよく、上記の形態に限られない。すなわ 、第1~第3注入孔16~18の形状、数、開口位置 、挿入管部15の外径、内径、挿入管部15が有 る弾性や内部通路Rを流れる体液漏出防止剤 2の種類、流動性等の条件によって任意に設 することが可能である。例えば、第2及び第3 注入孔17、18の開口面積は、互いに異ならせ もよい。また、第2及び第3注入孔17、18は円 状にしてもよい。さらに、第1~第3注入孔16~18 のいずれか1つまたは2つを省略してもよい。 た、図示しないが、挿入管部15の第3注入孔1 8よりも基端側に、別の注入孔を開口させて よい。

 また、第2注入孔17の中心と、挿入管部15 先端面との離間寸法は、6mm以上15mm以下が好 しい。また、第2注入孔17の中心と第3注入孔 18の中心とは、挿入管部15の軸線方向に、4mm 上10mm以下の範囲で離れているのが好ましい このように第2及び第3注入孔17、18の大きさ 位置を設定することで、挿入管部15内の体 漏出防止剤2を咽喉部Bに確実に注入すること ができる。

 挿入管部15の先端側の外径は、5.0mmに設定 され、内径は3.5mmに設定されている。挿入管 15の外径及び内径は、先端部から基端部に かって僅かに拡大している。これは、挿入 部15の成形時の型抜き性を考慮したことによ るものである。

 挿入管部15の外径は、2.5mm以上8.0mm以下が ましい。また、挿入管部15の内径は、外径 りも0.6mm以上2.4mm以下の範囲で小さくなるよ に設定するのが好ましい。挿入管部15の外 の上限を8.0mm以下にしているのは、8.0mmより 大きいと鼻孔Aに挿入しにくなるからである 。また、挿入管部15の外径の下限を2.5mm以下 しているのは、2.5mmよりも小さいと内部通路 Rが狭くなって体液漏出防止剤2が流動しにく なるからである。つまり、挿入管部15の外 及び内径を上記のように設定することで、 孔Aからの挿入作業性及び体液漏出防止剤2の 注入作業性を良好にすることが可能になる。

 また、中間部19の内径は、挿入管部15の基 端部の内径と同じに設定されている。中間部 19の内周面と挿入管部15の内周面とは滑らか 連なっている。また、中間部19の外径は、挿 入管部15の外径よりも大きく設定され、接続 20側ヘ向かって徐々に大きくなっている。 間部19の外周面は、接続部20の外周面と滑ら に連なっている。中間部19の肉厚は、挿入 部15の肉厚よりも厚くなっている。

 また、接続部20は、上記容器3のノズル部1 3を覆う筒状をなしている。接続部20の先端部 (中間部19と連続する側)は、中間部19の基端部 に一体成形されている。接続部20の内径は、 間部19の内径よりも大きく設定され、具体 には、ノズル部13の外径に対応している。こ のため、中間部19の内周面と接続部20の内周 との間には、段差部21が形成されることにな り、接続部20の肉厚は中間部19の肉厚よりも くなる。また、接続部20の肉厚は、挿入管部 15の肉厚よりも厚くなっている。この段差部2 1の深さは、図5に示すように、ノズル部13の 厚と略同じに設定されており、ノズル部13を 接続部20に挿入した状態で、ノズル部13の内 面と中間部19の内周面とが連続するようにな っている。

 接続部20の内周面は、その基端へ向かっ 拡径するように形成され、上記ノズル部13の 外周面に嵌合する嵌合面20aで構成されている 。嵌合面20aの軸方向中間部には、周方向に延 びる溝部(係合部)23が設けられている。この 部23は、嵌合面20aの全周に亘って連続して環 状をなしている。

 接続部20の基端部の内周面には、面取り 施された面取り部20cが形成されている。こ 面取り部20cによって、接続部20の基端部の内 径が拡大している。これにより、シリンジ10 ノズル部13を接続部20に容易に挿入すること が可能になる。

 挿入管部15には、中間部19との境界部分近 傍から径方向外方へ突出して周方向に延びる ストッパー22が一体に形成されている。スト パー22は、挿入管部15の第1~第3注入孔16~18が 喉部Bに達したときに鼻先A1に当たるように 置付けられている。尚、ストッパー22の形 位置は、挿入管部15の先端部が咽喉部Bの近 に位置したときに鼻先A1に当たるように設定 してもよい。また、ストッパー22の形状は、 記した形状に限られるものではなく、挿入 部15の周方向に断続する形状としてもよく また、挿入管部15の周方向一部から突出する 突起形状であってもよい。また、ストッパー 22は、挿入管部15の基端側の他の部位や、中 部19、接続部20に形成してもよい。

 また、ストッパー22の代わりに、挿入管 15の咽喉部Bへの挿入量を示すマーク(目印)を 設けてもよい。このマークを設ける位置は、 上記ストッパー22と同様に設定すればよい。 記ストッパー22をマークとして利用するこ も可能である。また、複数のマークを挿入 部15の軸線方向に間隔をあけて設けてもよい 。マークは、突起部や、凹部等で構成しても よいし、文字やライン等で構成してもよい。

 上記シリンジ10は、樹脂材の一体成形品 ある。図3及び図4に示すように、ノズル部13 直線状に延びており、その軸線は、シリン 10の軸線からずれている。ノズル部13の先端 には、体液漏出防止剤2が吐出される開口部13 aが形成されている。ノズル部13の外周面は、 先端側へ行くほど縮径するテーパー面13bで構 成されており、このテーパー面13bの形状は、 上記供給管4の接続部20の嵌合面20aに沿うよう に延びており、該嵌合面20aに嵌合するように 設定されている。したがって、ノズル部13を 給管4の接続部20に挿入すると、嵌合面20aと ーパー面13bとが全周に亘って密着した状態 なり、これにより、十分な液密性が確保さ るようになっている。

 ノズル部13の軸線方向中間部の外周面に 、2つの突出部(係合部)14、14が周方向に離れ 形成されている。図6に示すように、突出部 14、14は、ノズル部13を供給管4の接続部20に完 全に挿入した状態で、溝部23内に位置するよ に配置され、かつ、溝部23に嵌るように形 されている。

 各突出部14の挿入方向先端側には、基端 へ向けて傾斜する傾斜部14aが形成されてい 。一方、突出部14の基端側には、エッジ部14b が形成されている。

 なお、ノズル部13の突出部14の数は、2つ 限られるものではく、1つや、3つ以上であっ てもよい。また、突出部14をノズル部13の周 向に連続する環状に形成してもよい。

 また、図3及び図4に示すように、上記ノ ル部13には、開口部13aを閉塞する樹脂製のキ ャップ25が装着されるようになっている。こ により、使用前に、収容部12内の体液漏出 止剤2がノズル部13から漏れることはない。

 上記ピストン11は、収容部12の内部の体液 漏出防止剤2をノズル部13の開口部13aから押し 出すためのものである。ピストン11は、収容 12のノズル部13と反対側の端部から挿入され る押出部11aと、押出部11aを操作するための押 し棒11bとを有する。押出部11aと押し棒11bは、 シリンジ10と同様な樹脂材で形成されている このため、使用後は、シリンジ10とピスト 11とを一緒に廃棄処分可能である。

 次に、上記のように構成された遺体処置 置1の容器3と供給管4とを接続する要領につ て説明する。尚、体液漏出防止剤2が充填さ れたシリンジ10のノズル部13には、キャップ25 が装着されている。また、ピストン11の押出 11aは、シリンジ10の内部に挿入され、これ より、シリンジ10が閉塞されている。

 まず、上記キャップ25をノズル部13から外 す。その後、容器3と供給管4とを接続する。 なわち、シリンジ10のノズル部13を供給管4 接続部20に挿入する。ノズル部13を接続部20 深く挿入していくと、ノズル部13のテーパー 面13bが接続部20の嵌合面20aに押し付けられる このとき、ノズル部13及び接続部20が樹脂材 で構成されているので、僅かに弾性変形しな がら、テーパー面13bと嵌合面20aとが密着した 状態になる。ノズル部13が接続部20に完全に 入される直前のタイミングで、ノズル部13の 突出部14が、接続部20の溝部23に嵌り始める。 このとき、突出部14の挿入方向先端側に傾斜 14aが形成されていることから、突出部14が 部23に嵌りやすい。そして、図5に示すよう 、突出部14が溝部23に完全に嵌った状態、即 、ノズル部13が接続部20に完全に挿入された 状態で、突出部14が溝部23に係合する。これ より、ノズル部13が接続部20から不意に抜け ことが防止され、ノズル部13のテーパー面13 bと接続部20の嵌合面20aとの密着状態が保たれ て、高い液密性を確保できる。

 また、ノズル部13が接続部20に挿入された 状態で、ノズル部13に対し接続部20から抜け 方向に力が作用した場合、突出部14のエッジ 部14bが溝部23の内面に食い込むようになる。 れにより、ノズル部13の抜けが阻止される

 また、上記のように供給管4の接続部20の 厚が、挿入管部15の肉厚より厚いので、接 部20の剛性が挿入管部15に比べて高くなって る。これにより、接続部20に外力が作用し も、該接続部20とノズル部13との密着状態を つことができる。

 次に、体液漏出防止剤2を咽喉部Bに注入 る要領について説明する。尚、図7におけるC は舌、Dは気管、Eは食道、Fは頚椎、Gは口腔 それぞれ示している。

 まず、挿入管部15をその先端側から鼻孔A 挿入していく。このとき、挿入管部15は中 部19や接続部20よりも薄肉で柔軟であるため 鼻孔Aの内部形状に沿うように変形し易く、 挿入力が小さくて済む。

 挿入管部15が鼻孔Aの奥へ深く挿入されて き、挿入管部15の第1~第3注入孔16~18が咽喉部 Bに達すると、ストッパー22が鼻先A1に当たる すなわち、ストッパー22は挿入管部15の先端 側が咽喉部Bに到達したことを示す目印とし 機能する。ストッパー22が鼻先A1に当たると 挿入管部15をそれ以上挿入できなくなる。

 一方、ストッパー22が鼻先A1からかなり離 れている状態で、作業者が挿入管部15の挿入 止めた場合には、挿入管部2の先端側が咽喉 部Bに達していないことになる。この咽喉部B 達していない場合には、挿入管部15を鼻孔A さらに押し込んでいく。

 挿入管部15を鼻孔Aに押し込むときの挿入 抗が大きいときには、一度抜く方向に動か てから挿入し直すか、他方の鼻孔Aに挿入す る。このようにすることで、挿入管部15を咽 部Bに向けて挿入することが可能になる。よ って、遺体処置の初心者であっても、挿入管 部15を咽喉部Bまで簡単に挿入できる。

 その後、ピストン11の押し棒11bをシリン 10に押し込むと、押出部11aがシリンジ10の内 を摺動してノズル部13側へ進む。これによ 、シリンジ10内の体液漏出防止剤2がノズル 13を通って開口部13aから供給管4の中間部19を 通り、挿入管部15内に送り込まれる。挿入管 15内に送り込まれた体液漏出防止剤2は、内 通路Rを流通して、第1~第3注入孔16~18から咽 部Bに注入される。この体液漏出防止剤2の 入時には、押出部11aによる圧力がノズル部13 内部から供給管4内部に亘って作用するが、 記の如くテーパー面13bと嵌合面20aとが密着 ていることと、突出部14が溝部23に嵌ってい こととにより、ノズル部13が接続部20から不 意に抜けることが防止されるとともに、体液 漏出防止剤2がノズル部13と接続部20との間か 漏れることも防止される。

 また、体液漏出防止剤2を咽喉部Bに注入 る際に、例えば、挿入管部15の第2注入孔17の 一部又は全部が鼻孔Aの内壁や咽喉部Bの内壁 り塞がれていることが考えられる。この場 、体液漏出防止剤2は、第3注入孔18から吐出 されて、挿入管部15の外周面と鼻孔Aの内壁と の間を通って、咽喉部Bに導かれるとともに 第1注入孔16から咽喉部Bに注入される。

 また、体液漏出防止剤2を咽喉部Bに注入 る要領としては、上記したように容器3と供 管4とを接続してから、供給管4の挿入管部15 を鼻孔Aに挿入する方法以外に、供給管4の挿 管部15を鼻孔Aに挿入した後に、容器3と供給 管4とを接続する方法もある。

 後者の方法では、まず、挿入管部15を鼻 Aから咽喉部Bに向けて挿入する。そして、シ リンジ10のノズル部13を供給管4の接続部20に 入して、突出部14を溝部23に係合させる。こ により、容器3と供給管4とが接続される。 して、ピストン11を操作することで、体液漏 出防止剤2が供給管4を介して咽喉部Bに注入さ れる。

 したがって、この実施形態1に係る容器3 供給管4との接続構造Yによれば、容器3のノ ル部13の外周面に突出部14を形成し、供給管4 の接続部20の内周面に溝部23を形成し、ノズ 部13を接続部20に挿入した状態で突出部14を 部23に嵌めるようにしたので、容器3と供給 4との接続を確実にできる。これにより、体 漏出防止剤2の遺体への注入作業中に、体液 漏出防止剤2が接続部分から漏れることを防 できるとともに、供給管4が容器3から外れる ことを防止できる。

 また、供給管4の挿入管部15と接続部20と 一体成形したことで、両者を別々に成形し 場合に用いられる接着剤が不要になる。こ により、接着剤が挿入管部15と接続部20との から挿入管部15の内部通路Rへはみ出すこと なく、接着剤による内部通路Rの閉塞を回避 できる。

 また、ノズル部13のテーパー面13bに供給 4の接続部20の嵌合面20aが嵌った状態で、突 部14が溝部23に嵌るので、突出部14が溝部23か ら離脱しにくい。これにより、容器3と供給 4とをより一層確実に接続できる。

 また、シリンジ10内を摺動するピストン11 によって体液漏出防止剤2をシリンジ10から押 し出すようにしたので、使用前においては、 体液漏出防止剤2をシリンジ11内で確実に保持 でき、一方、注入作業時には、ピストン11を リンジ10に押し込むという簡単な操作で体 漏出防止剤2を咽喉部Bに注入することができ る。

 尚、体液漏出防止剤2を咽喉部Bに注入し 後、遺体処置装置1を廃棄する際には、容器3 と供給管4とを接続した状態であってもよい 、分離した状態としてもよい。容器3と供給 4とを分離する場合には、シリンジ10のノズ 部13を供給管4の接続部20から強く引き抜け よい。

 また、図示しないが、供給管4の接続部20 内周面に係合部としての突出部を設け、ノ ル部13の外周面に係合部としての溝部を設 、これらを係合させるようにしてもよい。

 また、図8に示す実施形態1の変形例のよ に、供給管4の接続部20の周壁部に、ノズル 13の突出部14が嵌る貫通孔(係合部)30を設けて もよい。この変形例では、貫通孔30に、ノズ 部13の突出部14を嵌めることで、貫通孔30と 出部14とを係合させることができる。また 図示しないが、ノズル部13の周壁部に貫通孔 (係合部)を設け、接続部20の内周面に貫通孔 嵌る突出部(係合部)を設けてもよい。

 (実施形態2)
 図9及び図10は、本発明の実施形態2に係る容 器と供給管との接続構造に用いられる供給管 31を示すものである。

 実施形態2の供給管31の挿入管部32の挿入 向先端側の所定範囲は、その先端部が基端 よりも径方向一方側に位置するように湾曲 ている。また、挿入管部32の先端面には、第 1注入孔16が開口しておらず、挿入管部32の挿 方向へ膨出するように湾曲した湾曲面部32a よって閉塞されている。挿入管部32の先端 の周壁部には、上記実施形態1の第2及び第3 入孔17、17、18、18と同様に、合計4つの注入 36、36、37、37が形成されている。

 また、挿入管部32の基端側の外径は、基 に向かって徐々に大きくなっている。また 挿入管部32の基端側の肉厚は、先端側に比べ て厚くなっている。この挿入管部32の基端部 連なる中間部33と、この中間部33に連なる接 続部34とは、略同じ肉厚とされている。した って、中間部33の外周面と接続部34の外周面 とは滑らかに連なっており、また、中間部33 内周面と接続部34の内周面とも滑らかに連 っている。

 接続部34の外周面は、実施形態1と同様に 合面34aで構成されている。接続部34の周壁 には、2つの貫通孔(係合部)35、35が周方向に れて形成されている。各貫通孔35は接続部34 の周方向に延びる形状とされている。貫通孔 35は、供給管31を射出成形金型(図示せず)で成 形する際に、貫通孔35に対応する部位に配設 た抜き型によって成形されている。これに り、成形後の加工によって貫通孔35を形成 る場合に比べて、低コストで貫通孔35を形成 可能である。

 また、この供給管31の外周面には、実施 態1のストッパー22と同様に挿入管部32の挿入 し過ぎを防止するストッパー38が形成されて る。このストッパー38の周方向一部は、直 状に切り欠かれていて、その切り欠かれた 分によって直線部38aが構成されている。こ 直線部38aの周方向の位置は、挿入管部32の先 端側の湾曲方向に対応している。このように 、直線部35aの周方向の位置と、挿入管部32の 曲方向とを対応させたことで、作業者は、 入管部32を咽喉部Bに挿入した状態で、挿入 部32の湾曲方向を鼻孔Aの外側から確認する とが可能である。

 尚、この実施形態2の接続構造に用いられ る容器は、実施形態1の容器3と同じものであ ため、以下、実施形態1の符号を使用して説 明を行う。

 この実施形態2では、上記容器3と供給管31 とを接続する際、供給管31の接続部34に貫通 35、35を形成しているので、各貫通孔35に容 3のノズル部13の突出部14が嵌って係合してい るか否かを、作業者が、接続部34の外側から て確認することが可能である。

 この実施形態2においても、実施形態1と 様に、接続部34の貫通孔35にノズル部13の突 部14を係合させることで、容器3と供給管31と の接続を確実にでき、体液漏出防止剤2が接 部分から漏れることを防止できるとともに 供給管31が容器3から外れることを防止でき 。

 また、実施形態2の供給管31を咽喉部Bに向 けて挿入する際には、挿入管部32が湾曲して て鼻孔Aから咽喉部Bまでの形状に対応する うになっているので、挿入管部32を咽喉部B でスムーズに挿入できる。尚、挿入管部32の 湾曲度合いを大きくし過ぎると、鼻孔Aへの 入作業が難しくなるので、例えば、挿入管 32の先端部の中心が、基端部の中心に対して 、挿入管部32の先端直径の半分から3倍程度の 範囲で、径方向に偏位するように挿入管部32 湾曲させるのが好ましい。

 また、ストッパー38の一部を切り欠いて 線部38aを形成し、この直線部38aの位置を挿 管部32の湾曲方向に対応させているので、ス トッパー38が鼻先A1に接近した際に、鼻先A1と 上唇との間の皮膚(鼻の下方部分)に当り難く り、挿入作業性を良好にできる。

 また、図11に示す変形例1のように、供給 31の接続部34の周壁部に、係合部としての第 1溝部40及び第2溝部41を形成し、容器3のノズ 部13の周壁部には、上記第1溝部40及び第2溝 41に挿入されるピン部(係合部)42を形成して よい。第1溝部40は、接続部34の軸線方向中間 部において周方向に延びている。第2溝部41は 、第1溝部40の一端部に連続し、接続部34の周 部の軸方向に延び、接続部34の基端部に達 ている。

 この変形例1において、容器3と供給管31と を接続する際には、まず、ノズル部13を接続 34に挿入していき、ピン部42を第2溝部41に挿 入する。ピン部42が第2溝部41の先端側に達し ら、接続部34をノズル部13に対し回転させて ピン部42を第1溝部40内に位置付け、その後、 想線で示すように、ピン部42を第1溝部40の 2溝部41とは反対側の端部に位置付ける。こ により、ピン部42と第1溝部40とが係合した状 態になり、ノズル部13の抜けが阻止される。 た、接続部34をノズル部13に対し回転させる ことで、ノズル部13のテーパー面部13bと接続 34の嵌合面34aとを強く密着させることがで る。尚、容器3と供給管31とを接続する際に 、ノズル部13を接続部34に対し回転させても い。

 上記変形例1の第1溝部40は、図12に示す変 例2のように、第2溝部41と反対側へ行くに従 って接続部34の基端側に位置するように形成 てもよい。これにより、ピン部42が第1溝部4 0に入った状態で接続部34とノズル部13との相 回転が抑制され、ピン部42が第1及び第2溝部 40、41から抜けにくくなる。また、第1溝部40 、第2溝部41と反対側へ行くに従って接続部34 の先端側に位置するように形成してもよい。

 尚、図示しないが、第1溝部及び第2溝部 ノズル部13に形成し、ピン部を接続部34の内 面に形成してもよい。また、上記変形例1、 2において、第1溝部40及び第2溝部41の代わり 、これらと同様に延びる形状の第1凹部及び 2凹部を形成してもよい。

 また、図13に示す変形例3のように、キャ プ25に凹部からなる係合部25aを設け、この 合部25aをノズル部13の突出部14に嵌めるよう してもよい。キャップ25は、有底筒状をな ており、係合部25aは、キャップ25の内周面に おいて周方向に延びるように形成されている 。係合部25aは、凹部に限られるものではなく 、例えば、貫通孔であってもよい。

 また、キャップ25の開放側の端部には、 部25bが設けられている。キャップ25をノズル 部13から取り外す際に、鍔部25bに指をかける とで取り外し易くなっている。鍔部25bの形 としては、キャップ25の外周面から突出し 周方向に連続して延びる形状であってもよ し、周方向の一部にのみ突出する形状であ てもよい。また、図示しないが、キャップ25 には、指を引っ掛けることができるリング状 に形成したものを設けてもよい。

 また、図14に示す変形例4のように、キャ プ25をゴム製としてもよい。このキャップ25 は、開放側がノズル部13の外径よりも小径に 成されている。したがって、キャップ25を ズル部13に装着した状態で、キャップ25がノ ル部13の突出部14に引っ掛かって抜け落ちに くくなる。

 また、図15に示す変形例5のように、供給 31の接続部34の係合部を雌ねじ部50で構成し もよい。この雌ねじ部50は、接続部34の嵌合 面34aに螺旋状に形成されている。この変形例 5では、ノズル部13の係合部は、図示しないが 、雌ねじ部50に螺合する雄ねじ部(係合部)で 成されている。雄ねじ部を雌ねじ部50に螺合 させることで両者が係合した状態になる。

 また、図16に示す変形例6のように、供給 31の中間部33の外径を挿入管部32の外径より 大きくして供給管31の外周面に段部51を形成 してもよい。この段部51は、挿入管部32の第1~ 第3注入孔16~18が咽喉部Bに達したとき又は咽 部Bの近傍に達したときに鼻先A1に当たるス ッパーを構成している。

 また、この変形例6では、供給管31の接続 34に、軸方向に延びる4つのスリット55、55、 …が周方向に間隔をあけて形成されている。 また、接続部34の嵌合面34aには、係合部とし の溝部52が形成されている。接続部34にスリ ット55、55、…を形成したことで、ノズル部13 を接続部34に挿入した際に接続部34が変形し これにより、ノズル部13の突出部14が接続部3 4の溝部52に嵌りやすくなる。

 また、図17~図19に示す変形例7のように、 給管31の接続部34の係合部を爪部56で構成し ノズル部13の係合部を爪部56が嵌る凹部57と てもよい。この変形例7の供給管31には、変 例6と同様にストッパーとして機能する段部 51が形成されている。また、接続部34には、 形例6と同様にスリット55、55、…が形成され ている。爪部56は、4つが接続部34の周方向に れて設けられており、接続部34の基端部か 該接続部34の内方へ向けて突出している。一 方、凹部57は、ノズル部13の周方向に連続し いる。

 また、図20に示す変形例8のように、供給 31の挿入管部32の先端側に、先端へ向かって 細く形成された先細部60を設けてもよい。先 部60の先端面には、細孔からなる第1注入孔1 6が開口している。また、第3注入孔18は、円 状とされている。この変形例8では、第2及び 第3注入孔17、18が鼻孔Aの内壁等で閉塞された 場合に、体液漏出防止剤2を第1注入孔16から 喉部Bに注入することが可能である。また、 細部60に第1注入孔16を開口させたことによ 、先細部60の剛性が低下して先細部60を折れ がりやすくできる。これにより、挿入管部3 2を咽喉部Bに向けて挿入する際、先細部60を 形させて鼻孔Aの奥側へスムーズに挿入する とができる。

 また、図21に示す変形例9のように、供給 31の挿入管部32の先端面に第1注入孔を形成 ることなく、湾曲面部63で閉塞するようにし てもよい。この湾曲面部63には突出部64が形 されており、この突出部64は、挿入管部32の 線から径方向にずれて配置されている。ま 、第2注入孔17、17は、図21に示す挿入管部32 上下両側にそれぞれ形成されている。これ 第2注入孔17、17により、挿入管部32の先端側 が折れ曲がり易くなり、湾曲面部63が図21の 下方向(挿入管部32の径方向)に容易に変位す ようになっている。また、挿入管部32を挿 する際に、突出部64が鼻孔Aの内壁に当たっ 際に、挿入管部32の先端側が咽喉部B方向へ 易に折れ曲がるようになり、挿入管部32をス ムーズに挿入できる。

 また、図22に示す変形例10のように、供給 管31の挿入管部32の先端部に蓋部材66を嵌め込 んでもよい。この蓋部材66の外面は、挿入管 32の挿入方向へ向けて湾曲する湾曲面66aで 成されている。また、蓋部材66の湾曲面66aは 、上記変形例9の挿入管部32の先端面の形状と 同じようにしてもよい。

 また、第1~第3注入孔16~18は、挿入管部32に 十字状の切れ込みを入れることによって形成 してもよい。このようにすれば、体液漏出防 止剤2の注入時には、その吐出圧力によって 切れ込みが開いて開口し、体液漏出防止剤2 吐出される。注入後には、切れ込みが閉じ ので、挿入管部32を鼻孔Aから引き抜いたと に、挿入管部32内の体液漏出防止剤2が漏れ くくなる。この切れ込み形状は、直線状で ってもよいし、曲線形状であってもよい。

 また、第1~第3注入孔16~18の形状は、円形 楕円形に限られるものではなく、例えば、 線状のスリット形状、弓形に湾曲したスリ ト形状、多角形状などであってもよい。

 また、第2及び第3注入孔17、18は、それぞ 、挿入管部32の周方向に120゜おきに3つ開口 せてもよいし、90゜おきに4つ開口させても い。

 また、第1~第3注入孔16~18のうち、どれか 切れ込みで形成してもよい。

 また、挿入管部32には、図示しないが、 3注入孔18から軸方向に離れて開口する注入 を、第2注入孔17とは別に形成してもよい。

 また、図示しないが、例えば、第1~第3注 孔16~18の外側に薄膜材からなるワンウェイ を設けておき、使用後に、挿入管部32内に残 っている体液漏出防止剤2が注入孔16~18から垂 れるのを抑制するようにしてもよい。また、 上記薄膜材の一部を挿入管部32の外周面に接 しておき、挿入管部32内の体液漏出防止剤2 注入する際には、そのときの吐出圧力によ て、薄膜材が一部を残して外周面から離れ ようにしてもよい。これにより、注入時に 、体液漏出防止剤2の吐出圧力により、第1~ 3注入孔16~18が開放されて、体液漏出防止剤2 が咽喉部Bに注入される。そして、注入後は ピストン16を少し引いて、収容部12内に陰圧 作用させることで、挿入管部32内の体液漏 防止剤2をシリンジ10内に吸引するようにす 。これにより、薄膜材が挿入管部32の外周面 に密着するようになり、第1~第3注入孔16~18が 塞される。この薄膜材で閉塞する注入孔は 第1~第3注入孔16~18のうち、任意の1つであっ もよいし、2つであってもよい。

 上記実施形態2の変形例1~10は、実施形態1 ものにも適用することが可能である。

 また、容器3のノズル部13の突出部14や、 出部14よりも先端側を着色して、他の部分と 明確にわかるように区別し、さらに、供給管 31の接続部34を透光性にある材料で構成して よい。これにより、ノズル部13の突出部14が 続部34の外側から透けて見えるようになり 突出部14が貫通孔35に係合しているか否かを 視で確認できる。

 (実施形態3)
 図23及び図24に基づいて、本発明の実施形態 3に係る容器と供給管との接続構造について 明する。

 上記実施形態1、2のものでは、供給管4を 孔Aに差し込んで咽喉部Bまで挿入するよう しているが、本実施形態3では、図23に示す うに、供給管131を口から口腔Gに差し込んで 喉部Bまで挿入するようにしている点で実施 形態1、2のものとは異なっている。尚、この 施形態3の供給管4を鼻孔Aに差し込んで咽喉 Bまで挿入することもできる。この場合、供 給管131は、鼻孔Aから差し込む場合と口腔Gか 差し込む場合とで兼用される兼用供給管と る。

 この実施形態3の供給管131は、構造上、挿 入管部132に目印136が設けられている点で実施 形態2の供給管31とは異なっており、長さや太 さは実施形態2のものと同じである。目印136 、ストッパー38から挿入管部132の先端側に離 れて位置付けられている。目印136は、挿入管 部132の外周面に周方向に延びる所定幅の帯状 をなすように形成されており、挿入管部132の 色とは異なる色で着色されてなるものである 。この目印136は、単色で形成してもよいし、 多色で形成してもよいし、模様や文字等で形 成してもよい。

 目印136は、口腔Gから咽喉部Bまで差し込 際に使用されるものである。すなわち、一 に、口から口腔Gを通って咽喉部Bまで達する 距離は、鼻先A1から鼻孔Aを通って咽喉部Bま 達する距離よりも短い。このため、挿入管 132を口から咽喉部Bまで挿入するとき、例え 、鼻孔Aから挿入することを想定して位置設 定されているストッパー38が唇や前歯に当た まで挿入してしまうと、注入口36、37が咽喉 部Bの適切な位置よりも奥まで入ることにな 、体液漏出防止剤2が咽喉部Bの狙いとする部 位に注入されない虞れがある。

 つまり、図23に示すように、挿入管部132 挿入作業時に、ストッパー38が唇や前歯に当 たる前に、目印136が唇や前歯に接近したとき に挿入を中止することで、挿入管部132の挿入 し過ぎを防止できる。これにより、体液漏出 防止剤2を咽喉部Bの狙いとする部位に確実に 入することができる。

 この供給管131を鼻孔Aから咽喉部Bに挿入 る場合には、ストッパー38が鼻孔Aの鼻先A1に 当たるまで挿入すればよい。これにより、体 液漏出防止剤2を咽喉部Bの狙いとする部位に 実に注入することができる。このストッパ 38は、挿入管部132の咽喉部Bへの挿入量を示 目印としても使用可能である。

 この実施形態3のものにおいても、実施形 態1と同様な効果を奏することができる。

 なお、目印136としては、上記したものに られず、例えば、挿入管部132の外周面に形 した段差であってもよいし、挿入管部132の 周面を一部だけ粗く表面処理した部位であ てもよいし、外周部分の一部をストッパー なるように切り起こしたものでもよい。ま 、図示しないが、挿入管部132と別部材で構 した別体ストッパーを挿入管部132に設け、 の別体ストッパーを、挿入管部132の外周面 を移動できるように構成してもよい。こう ることで、挿入管部132を鼻孔Aから咽喉部B 挿入する場合と、挿入管部132を口腔Gから咽 部Bに挿入する場合とで別体ストッパーの位 置を変更して容易に対応することができ、い ずれの場合においても別体ストッパーを利用 することができるようになる。尚、この別体 ストッパーは、挿入管部132の咽喉部Bへの挿 量を示す目印としても使用可能である。

 また、図示しないが、挿入管部132のスト パー38よりも先端側に、別部材からなるリ グ状のストッパーを配置しておくようにし もよい。この場合には、挿入管部132を鼻孔A ら咽喉部Bに挿入する場合と、挿入管部132を 口腔Gから咽喉部Bに挿入する場合とで、リン 状のストッパーを対応する部位まで移動さ ることにより、いずれの場合においてもリ グ状のストッパーを使用することができる

 図25は、実施形態3の変形例1を示している 。実施形態3の変形例1では、両端が開放した バー筒235を挿入管部132に被せるようにして る。カバー筒235は、上記のようなストッパ や目印、またはその両方として機能するも であり、供給管131に対し着脱自在となって る。カバー筒235の軸方向一端部には、フラ ジ部236が形成されている。また、カバー筒2 35の内径は、挿入管部132の基端側の外径より 小さく設定されている。

 この変形例1のものを使用する際には、供 給管131の挿入管部132を口腔Gに差し込む前に カバー筒235を挿入管部132に被せてセットす 。このとき、カバー筒235のフランジ部236側 反対側がストッパー38に当たるようにカバー 筒235の向きを決めておく。そして、カバー筒 235のフランジ部236側と反対側がストッパー38 当たるまでカバー筒235を移動させると、カ ー筒235の内径が挿入管部132の基端側の外径 りも小さく設定されていることにより、カ ー筒235の内周面が挿入管部132の外周面に圧 する。これにより、カバー筒235が挿入管部1 32から簡単には抜けないようになる。尚、カ ー筒235の内周面に凸部を設け、この凸部を 入管部132の外周面に当てることによってカ ー筒235の抜けを抑制するようにしてもよい

 このようにして、カバー筒235を挿入管部1 32にセットしてから、挿入管部132を口腔Gに差 し込んでいき、カバー筒235のフランジ部236が 唇や前歯に当たるまで挿入する。これにより 、注入口36、37を咽喉部Bの適切な位置に位置 けることができる。カバー筒235のセット位 は、ストッパー38に当たる手前としてもよ 。

 また、図26は、実施形態3の変形例2を示し ている。実施形態3の変形例2では、有底のカ ー筒335を挿入管部32に被せるようにしてい 。カバー筒335の先端部は、湾曲面で構成さ ている。カバー筒335の先端側には、挿入管 132の注入口36、37に一致する開口部が形成さ ている。カバー筒335の基端側には、拡径部3 36が形成されている。この拡径部336は、上記 トッパーや目印、またはその両方として機 するものである。また、カバー筒335の内径 、挿入管部132の基端側の外径よりも小さく 定されている。さらに、このカバー筒335は 全体として湾曲しており、その湾曲度合い 、挿入管部132の湾曲度合い(同図に仮想線で 示す)よりも大きく設定されている。

 この変形例2のものを使用する際には、供 給管131の挿入管部132を口腔Gに差し込む前に カバー筒335を挿入管部132に被せてセットす 。このとき、カバー筒335の先端側の開口部 、挿入管部132の注入口36、37に合わせる。さ に、挿入管部132の先端部をカバー筒335の先 部内面に接触させることにより、カバー筒3 35を位置決めする。

 このようにして、カバー筒335を挿入管部1 32にセットしてから、挿入管部132をカバー筒3 35と一緒に口腔Gに差し込んでいき、カバー筒 235の拡径部336が唇や前歯に当たるまで挿入す る。これにより、挿入管部132の注入口36、37 咽喉部Bの適切な位置に位置付けることがで る。

 変形例2では、カバー筒335を挿入管部132に 被せているので、咽喉部Bへ挿入する部分の 径は大きくなるが、口腔Gは鼻孔Aよりも大き く開くので、咽喉部Bへの挿入に際しては問 とならない。また、カバー筒335を被せるこ で、挿入管部132が補強されて曲がり難くな 。これにより、挿入管部132を口腔Gへ差し込 際に、挿入管部132が無用に曲がり難くなり スムーズに挿入することができる。また、 が太くなることで、作業者は口腔Gから咽喉 部Bへ挿入するためのものであることを外観 判断できるようになる。

 なお、上記したカバー筒235、335以外にも 例えば、挿入管部132に嵌まるように形成さ た部材でストッパーや目印を構成してもよ 。このような部材としては、例えば、蛇腹 の管部材等が挙げられるが、これらに限ら るものではない。また、挿入管部132にテー を巻き、これをストッパーや目印としても い。また、断面C字形状の樹脂製弾性リング 部材を挿入管部132の外側に嵌めて、これをス トッパーや目印としてもよい。この弾性リン グ部材を挿入管部132に取り付ける場合には、 弾性リング部材32を径方向に拡げればよく、 入管部132への取り付け作業は容易である。

 (実施形態4)
 図27は、本発明の実施形態4に係る供給管431 示すものである。この供給管431は、口腔Gか ら咽喉部Bへ挿入する場合にのみ用いられる のであり、その長さは、上記実施形態1~3の のよりも短く設定されている。また、実施 態4の供給管431の外径D2は、実施形態2のもの 外径D1(図9に示す)よりも大きく設定されて る。

 供給管431の先端面には、注入口436が形成 れている。また、供給管431の先端側の周壁 には、2つの注入口437(図27には1つのみ示す) 周方向に間隔をあけて設けられている。供 管431には、実施形態1と同様に機能するスト ッパー438が設けられている。このストッパー 438は、円板形状である。また、供給管431は、 口腔Gの湾曲した形状に沿うように湾曲して る。また、供給管431は、口腔Gに挿入しても ど変形しないように高い剛性を有している

 この実施形態4のものを使用する場合につ いて説明する。供給管431を口腔Gから咽喉部B 向けて挿入していくと、供給管431のストッ ー438が唇や前歯に当たり、これにより、注 口436、437が咽喉部B内の最適な位置となる。 また、この供給管431を挿入するときには、遺 体が死後硬直する前であれば、口を大きく開 けるようにしてもよい。供給管431を咽喉部B 挿入した状態では、供給管431が上記のよう 高い剛性を有していて、しかも口腔Gの形状 対応するように湾曲しているので、供給管4 31が変形してその内径が狭くなることはなく 体液漏出防止剤2を咽喉部Bにスムーズに注 できる。

 尚、供給管431は、弾性変形可能に構成し もよい。この場合、供給管431が、遺体の口 Gの湾曲形状に対応して変形するようになる 。

 また、接続部34には、実施形態1の溝部(係 合部)23と同様な溝部(係合部)435が設けられて る。溝部43の代わりに、実施形態2のような 通孔を形成してもよい。

 この実施形態4のものにおいても、実施形 態1と同様な効果を奏することができる。

 また、実施形態1、2の鼻孔Aから咽喉部Bま で挿入するように構成された鼻孔用供給管4 31と、実施形態3、4の口腔Gから咽喉部Bまで 入するように構成された口腔用供給管131、43 1とをセットにしておいてもよい。

 また、実施形態1~4のものにおいて、体液 出防止剤2には、一般に使用されている防腐 剤、腐食防止剤、殺菌剤、滅菌剤、芳香剤、 消毒剤等を単独で、或いは混合して添加して もよい。また、体液漏出防止剤2には、例え 、安定化二酸化塩素、ホルマリン、アルコ ル類、フェノール類、樹木から採取した油 を添加しても良い。

 上記実施形態1~4では、容器3の収容部12を リンジ10で構成したが、これに限らず、柔 性を有するチューブのような部材を用いて 成してもよい。この場合、体液漏出防止剤2 収容部から搾り出すようにすればよい。

 また、実施形態1の供給管4や実施形態2の 給管31を口腔G(図7に示す)から咽喉部Bに向け て挿入するようにしてもよい。

 また、実施形態1~4の供給管4、31、131、431 接続部20、34と、挿入管部15、32、132とを樹 によって別々に成形しておき、これらを溶 して一体化するようにしてもよい。これに り、接続部20、34を構成する樹脂と、挿入管 15、32、132を構成する樹脂とを異ならせるこ とができ、供給管4、31の設計自由度を向上さ せることができる。

 また、供給管4、31、131、431を構成する材 は、上記した柔軟性を有する樹脂材に限ら るものではなく、例えば、硬質樹脂材や金 材料、繊維材等であってもよい。

 また、供給管4、31、131、431の挿入管部15 32、132の断面形状は、円形状以外にも、楕円 形状であってもよい。

 また、上記供給管4、31を幼児に使用する 合には、供給管4、31の先端から約5cm位の部 に目印またはストッパーを設けるのが好ま い。さらに、児童用としては、挿入管部15 先端から約8cm位の部位に目印またはストッ ーを設けるのが好ましい。また、供給管4、3 1を、鼻孔Aから咽喉部Bへ挿入する場合と、口 腔Gから咽喉部Bへ挿入する場合との両方へ使 する場合には、上述したような目印やスト パーを2箇所設けるようにしてもよい。また 、児童用の目印を、供給管4、31の軸方向に広 く形成し、その目印の先端側(供給管4、31の 端側)を口腔Gから挿入する場合に目印として 用い、後端側(供給管4、31の基端側)を鼻孔Aか ら挿入する場合に目印として用いてもよい。 幼児用の供給管と、児童用の供給管と、成人 用の供給管とをセットにしておき、必要に応 じて選択して使用可能にしてもよい。幼児用 の供給管と、児童用の供給管と、成人用の供 給管とに、識別マークを付してもよいし、こ れら供給管の色を互いに異ならせてもよい。 また、幼児用と児童用と成人用とで容器3の きさを変えてもよい。また、幼児用と児童 と成人用とで体液漏出防止剤2の成分や注入 を変えてもよい。

 以上説明したように、本発明に係る容器 供給管との接続構造、容器及び供給管は、 えば、遺体の咽喉部に体液漏出防止剤を注 する場合に適用することができる。