| JP11245707 | CABLE STRINGING VEHICLE |
| JP2011131763 | FREE CLIMBING VEHICLE |
| WO/1994/025168 | MOBILE TIRE SHREDDER |
中内 健夫 (〒05 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 旭硝子株式会社内 Tokyo, 10084, JP)
NIIMI, Kazuhiko (12-1, Yurakucho 1-chome, Chiyoda-k, Tokyo 05, 10084, JP)
旭硝子株式会社 (〒05 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 Tokyo, 10084, JP)
NAKAUCHI, Takeo (12-1, Yurakucho 1-chome, Chiyoda-k, Tokyo 05, 10084, JP)
中内 健夫 (〒05 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 旭硝子株式会社内 Tokyo, 10084, JP)
| 車両に積載されるウイング式コンテナであって、 コンテナの側面と屋根とが一体に構成された跳ね上げ式に開閉されるウイングと、 コンテナの内部に設置された板状貨物を固定する架台と、 前記架台を傾斜状態又は水平状態に変更可能に支持する架台支持装置とを備え、 コンテナの床面は、横断面において、前後方向の全長に亘って中央部分が高くその両側部分が低いハット形の形状をなし、 前記架台支持装置が前記床面の中央部分に設置されており、かつ、 前記架台支持装置が前記架台を傾斜状態で支持するときは、前記架台の下部が前記床面の両側部分の一方に入り込むことを特徴とするウイング式コンテナ。 |
| 前記床面の中央部分の両側にはコンテナの前後方向の全長に亘って延びるメインビームが配置されるとともに、前記床面の中央部分の下方には前記メインビームの間を接続する複数の中央クロスビームが固着されており、前記中央クロスビームが、前記ウイング式コンテナを積載する車両の前後方向に延びるメインレール上に載置される請求項1に記載のウイング式コンテナ。 |
| 前記メインビームには、前記中央クロスビームと反対側に、前記床面の両側部分の下方に配置される複数の両側クロスビームがそれぞれ固着されており、前記両側クロスビームの強度及び剛性が、前記中央クロスビームよりも小さく設定されている請求項2に記載のウイング式コンテナ。 |
| コンテナの側面の下部には、下方に回動する煽り板を備えた請求項1に記載のウイング式コンテナ。 |
| コンテナの前後方向における中間部の底面には、横方向に延びる中空矩形断面形状のフォークポケットが固着された請求項1に記載のウイング式コンテナ。 |
| 請求項5のウイング式コンテナを積載し、トラクタに牽引されるトレーラであって、 前記トレーラは前後方向に全長に亘って延びるメインレールを備え、前記メインレールの上面の高さは、前部及び後部において同一の高さとなるとともに、中間部分において高さが低下して、コンテナの底面との間に前記フォークポケットの上下方向の寸法に相当する間隙を生じるよう設定されており、コンテナの前記床面の中央部分が前部及び後部の前記メインレール上に載置され、前記フォークポケットが中間部分の前記メインレール上に載置されるトレーラ。 |
本発明は、車両に着脱自在に積載され輸 用容器として用いられるコンテナ及びそれ 積載するトレーラに関するものであり、特 、側面及び屋根部分が跳ね上げ式に開閉す ウイングを備え、大型のガラス板等の貨物 収容し輸送するコンテナ及びそのコンテナ 積載するに適したトレーラに関するもので る。
輸送用容器として使用されるコンテナは 風雨などによる貨物の損傷が防止可能であ て貨物の梱包を簡易化できるとともに、反 して長期の使用が可能である等の特性を有 ており、各種の物品の輸送に利用されてい 。コンテナは、車両に着脱自在に取り付け れる大型の容器であり、トラクタによって 引される車台であるトレーラ上に積載され 場合が多い。トレーラは、全長に亘って前 方向に並行して延びる2本のメインレールを 備え、そのメインレール上にコンテナを載置 して緊締具により固定する。コンテナを、運 転台及びエンジン等が搭載されたトラックの シャシフレーム上に、着脱可能に載置するこ ともある。
コンテナは箱型の形状をなしており、通 は、その後面又は側面に設けられたドアか 貨物の積み降ろしを行うが、コンテナの中 は、トラックのウイングボディと同様に、 ね上げ式の屋根と下方に回動する煽り板と 備えたウイング式のコンテナが存在する。 イング式コンテナにおいては、中心線に沿 て左右に分割された屋根パネルがコンテナ 側面パネルと一体となってウイングを構成 、左右のウイングは、コンテナの屋根のセ タービームに取り付けられたヒンジを中心 して油圧シリンダ等のアクチュエータによ 跳ね上げ式に開閉される。貨物の積み降ろ 時には、アクチュエータを作動させてウイ グを開き、さらに、コンテナの側面下方に 置される煽り板を開くと、コンテナの側面 全面に亘り開放されるから、ウイング式コ テナでは荷役作業が大幅に合理化される。 面パネルをコンテナの床面まで延長し、側 全体をウイングとして煽り板を省略するウ ング式コンテナもある。
コンテナは、それを積載した車両が一般 路等を走行する関係上、横幅や高さ等が関 法規などに適合したものでなければならず コンテナの横幅及び高さの寸法は一定限度 に制限される。したがって、コンテナ内に 容される貨物は、基本的には、その寸法以 の大きさのものに制限され、例えば、車両 横幅を超えるような貨物をコンテナ内に収 して輸送することはできない。
これに対して、幅方向の寸法が車両の横幅
超える建材用パネルを、車両の平面状の荷
に積載して輸送する方法が、特許文献1に開
示されている。この公報に開示された輸送方
法は、図9に示すように、車両の横幅を超え
大型の建材用パネル100を傾斜させて荷台に
定し、傾斜した状態の建材用パネル100の横
を車両の横幅以内に納めるようにして運搬
るものである。
車両の荷台上には、建材用パネル100を取り
ける支持枠101が載置され、これは、荷台の
方端部に固定されたヒンジ102を中心として
斜可能に構成されている。車両への積み込
時には、支持枠101を水平状態にしてフォー
リフト等によって建材用パネル100を支持枠1
01に載せて固定する。次いで、クレーンによ
支持枠101の一端を吊り上げて傾斜させ、支
103でこの傾斜状態に保持して車両を走行さ
る。建築現場では、支持枠101を水平状態に
した後、建材用パネル100をクレーンにより
定の場所まで吊り上げて取り付ける。
幅方向の寸法が車両の横幅を超える大型 板状貨物であっても、特許文献1に示される ように、これを傾斜状態にすると横幅が減少 し、車両による輸送が可能となる。しかし、 板状貨物が、例えば、ガラス板や化粧パネル のような傷つき易い貨物である場合、平面状 の無蓋の荷台ではなく、コンテナ内に板状貨 物を収容して輸送し、風雨による損傷あるい は異物の衝突による損傷を防止することが望 ましい。そして、車両の横幅を超える寸法の 傷つき易い板状貨物をコンテナに搬入、搬出 をするときには、後部ドア等からの積み降ろ しは実質的に不可能であって、輸送のために ウイング式コンテナを利用し、板状貨物の積 み降ろしの際には、その側面を全面的に開放 して積み降ろしを行う必要がある。
板状貨物を傾斜状態でコンテナ内に収容 ると、板状貨物がコンテナの横断面の対角 に沿って位置することになるため、このよ なコンテナでは、横断面の対角線の長さを きる限り大きくしなければならない。ウイ グ式コンテナにおいてウイングを閉鎖した きのコンテナの横断面は矩形であって、床 及び屋根部分は平面状になっており、車両 体の高さ及び横幅が制限されている条件の では、対角線の長さは所定値を超えるもの することができない。
そして、収容された板状貨物の荷重はコ テナの床面により支持されるが、板状貨物 輸送中に変形や損傷を起こすことのないよ 支持するには、荷重が作用する部分の強度 び剛性を確保する必要がある。ウイング式 ンテナでは、ウイング及び煽り板がコンテ の固定部分に対して可動となっているため コンテナの全体的な剛性が、箱型の各面が 体的に固定された通常のコンテナに比べて い傾向にある。そのため、図9に示す特許文 献1の支持フレームと支柱とのように、床面 コンテナ側方の両端部に板状貨物の荷重が 用する構造を採用するのは不適当である。
また、トラクタに牽引されるトレーラにコ
テナを積載して輸送する場合、トラクタと
結されるトレーラの前部のメインレールは
通常、連結具であるカプラに接続するよう
さが大きくなっているため、コンテナは、
方の連結部を除いたメインレールの高さが
い部分に積載される。このときには、コン
ナの前後方向の長さは、トレーラの全長よ
も連結部分だけ短い長さとなり、収容され
貨物もその分制約される。このようなコン
ナでは、トレーラの全長の長さを有するコ
テナであれば積載可能な貨物の個数よりも
ない個数の貨物しか積載できないことがあ
。
本発明の課題は、ウイング式コンテナにお
て、幅方向の寸法がコンテナの横幅を超え
ような大型板状貨物を、コンテナ内になる
く多数収容して輸送可能とし、かつ、大型
状貨物を支持する部分の強度及び剛性を向
して、輸送中の貨物を的確に支持しながら
ンテナ全体の重量の軽減を図ること、そし
、そのようなコンテナを積載するに適した
レーラを提供することにある。
上記の課題に鑑み、本発明は、板状貨物を
定する架台を傾斜状態で支持できるように
イング式コンテナ内に設けるとともに、コ
テナの床面の断面を、前後方向の全長に亘
て中央部分が高くその両側部分が低いハッ
形の形状に形成し、架台を傾斜したときに
の下部が床面の低い部分に入り込むことに
り、極力寸法の大きい板状貨物を積載可能
するものである。
すなわち、本発明は、コンテナの側面と屋
とが一体に構成された跳ね上げ式に開閉さ
るウイングを備え、車両に積載されるウイ
グ式コンテナであって、コンテナの内部に
、板状貨物を固定する架台と、前記架台を
斜状態又は水平状態に変更可能に支持する
台支持装置とが設置されており、さらに、
ンテナの床面は、横断面において、前後方
の全長に亘って中央部分が高くその両側部
が低いハット形の形状をなし、前記架台支
装置が前記床面の中央部分に設置されてお
、かつ、前記架台支持装置が前記架台を傾
状態で支持するときは、前記架台の下部が
記床面の両側部分の一方に入り込むことを
徴とするウイング式コンテナを提供する。
なお、前記ウイング式コンテナにおいて 、前記床面の中央部分の両側にはコンテナ 前後方向の全長に亘って延びるメインビー を配置するとともに、前記床面の中央部分 下方には前記メインビームの間を接続する 数の中央クロスビームを固着し、前記中央 ロスビームを、前記ウイング式コンテナを 載する車両の前後方向に延びるメインレー 上に載置することができる。さらに、前記 インビームには、前記中央クロスビームと 対側に、前記床面の両側部分の下方に配置 れる複数の両側クロスビームをそれぞれ固 し、前記両側クロスビームの強度及び剛性 、前記中央クロスビームよりも小さくする うな構成とすることができる。
なお、前記ウイング式コンテナにおいて 、コンテナの側面の下部には、下方に回動 る煽り板を設けることが好ましい。
また、前記ウイング式コンテナの前後方 における中間部の底面には、横方向に延び 中空矩形断面形状のフォークポケットを固 することが好ましい。ここで「フォークポ ット」とは、大型のフォークリフト作業車 使用してコンテナを車両に着脱する際に、 ォークを挿入する中空矩形断面形状の鋼材 いう。
そして、フォークポケットを固着した前 ウイング式コンテナを積載するトレーラと ては、前後方向に全長に亘って延びるメイ レールを備え、前記メインレールの上面の さは、前部及び後部において同一の高さと るとともに、中間部分において高さが低下 て、コンテナの底面との間に前記フォーク ケットの上下方向の寸法に相当する間隙を じるよう設定されており、コンテナの前記 面の中央部分が前部及び後部の前記メイン ール上に載置され、前記フォークポケット 中間部分の前記メインレール上に載置され 構成が好ましい。
本発明のウイング式コンテナには、板状貨
を固定する架台と架台支持装置とが設置さ
、架台支持装置は、架台の姿勢を傾斜状態
は水平状態に変更することが可能である。
ウイング式コンテナを積載した車両が走行
る際には、ウイングが閉鎖されてコンテナ
横断面は略矩形の形状となるが、このとき
架台を傾斜状態とすることにより、コンテ
の横幅を超える大型の板状貨物であっても
コンテナ内に収容し風雨等による損傷を防
ながら輸送することができる。一方、板状
物の積み降ろしを行う際には、ウイングや
り板を開いてコンテナ側面の全面を開放し
さらに、架台を水平状態とする。これによ
て、大型のガラス板等、傷つき易く慎重な
扱いを要する板状貨物であっても、フォー
リフト等による積み降ろし作業が容易とな
、荷役作業の作業性が格段に向上する。
そして、本発明のウイング式コンテナの 面は、横断面において、前後方向の全長に って中央部分が高くその両側部分が低いハ ト形の形状をなしており、架台支持装置が 面の高くなった中央部分に設置され、架台 傾斜状態としたときは、架台の下部が床面 両側部分の一方に入り込むよう構成されて る。つまり、コンテナの床面は、両側部分 中央部分よりも低くなるように形成されて るため、矩形断面形状をなすコンテナの対 線の長さが、床面を平面としたコンテナと べて増加することになる。したがって、車 全体の高さ及び横幅が制限されている条件 下でも、コンテナ内に収容される板状貨物 寸法を可及的に大きなものとすることが可 となる。
ところで、コンテナを積載するトレーラ 、全長に亘って前後方向に並行して延びる2 本のメインレールを備えており、そのメイン レール上にコンテナが載置される。メインレ ールは、車輪が取り付けられた強度の大きい 長尺の部材であり、トレーラの横方向の中央 部分に並行して配置されている。本発明のウ イング式コンテナの床面は、前後方向の全長 に亘って中央部分が高く、この中央部分に板 状貨物の重量を支持する架台支持装置が設置 される。本発明のウイング式コンテナをトレ ーラに積載する場合、床面の中央部分がトレ ーラのメインレールに対向するので、板状貨 物の荷重がメインレールによって直接的に支 えられるようになり、荷重の作用する部分の 強度及び剛性が十分に確保される。メインレ ールの上面の高さを、トレーラ前部のトラク タとの連結部及びその後方部分が同一となる よう、つまり、メインレールの高さをトレー ラの全長において等しく設定したときは、コ ンテナの前後方向の長さをトレーラの全長に 亘るものとすることができるため、収容され る板状貨物の個数の増大を図ることが可能で ある。
なお、コンテナを輸送するような大型ト ックにおいては、車両の全長に亘るフレー が設けてあり、運転台、エンジン及び車輪 の主要部品は全てこのフレームに取り付け れる。フレームには、トレーラと同様に、 後方向に延びる2本のメインレール(サイド ール)が車両の横方向の中央部分に配置され おり、本発明のウイング式コンテナをトラ クに積載する場合においても、板状貨物の 重が作用するコンテナ床面の中央部分の強 及び剛性を確保することができる。
さらに、本発明は、架台支持装置が設置さ
る床面の中央部分の構造に関するものであ
てもよい。この発明では、床面の中央部分
両側にコンテナの前後方向の全長に亘って
びるメインビームを配置するとともに、メ
ンビームの間を複数の中央クロスビームに
って接続し、この中央クロスビームをトレ
ラ等の車両のメインレール上に載置する。
中央クロスビームには、架台支持装置を介
て板状貨物の荷重が作用するから、その強
及び剛性は比較的大きなものとなっている
床面の中央部分の両側にコンテナの全長に
って延びるメインビームを配置し、その間
複数の中央クロスビームを固着することに
り、コンテナ床面の中央部分に作用する板
貨物の荷重を、コンテナの前後方向に均等
することが容易となる。また、メインビー
の間に設ける中央クロスビームの個数を、
台支持装置の重量や寸法に応じて増減する
とにより、床面の中央部分の強度及び剛性
必要かつ十分なものとすることができる。
さらに、本発明は、コンテナの前後方向 全長に亘って延びるメインビームの中央ク スビームと反対側に、床面の両側部分を支 する複数の両側クロスビームをそれぞれ固 するものであってもよい。床面の両側部分 は板状貨物の荷重が作用しないので、両側 ロスビームの強度及び剛性は、中央クロス ームよりも小さく設定されており、例えば 板状貨物の積み降ろしの際に作業員が床面 で作業するのに差し支えない程度の強度に っている。そのため、両側クロスビームの 量は比較的小さく、コンテナ床部分の全体 な重量が軽量化される。
さらに、本発明は、コンテナの側面の下 に、下方に回動する煽り板を設けたもので ってもよい。ウイング式コンテナには、側 全体をウイングとしたフルウイングと呼ば るコンテナもあるが、煽り板を設けると、 ンテナの側面の上部と下部とが独立して開 可能となるので、荷役作業の利便性が向上 る。
さらに、本発明は、上記本発明のウイン 式コンテナの前後方向における中間部分の 面に、横方向に延びる中空矩形断面形状の ォークポケットを固着するものであっても い。フォークポケットは、コンテナのトレ ラ等への着脱に大型のフォークリフトを使 可能とするために設けた、フォークを挿入 る中空矩形断面形状の鋼材であって、これ コンテナの底面に固着すると、着脱のとき コンテナを吊り上げるクレーン等の設備が 要となる。
ただし、フォークポケットを固着したとき
これがコンテナ底面から突出するので、コ
テナを積載するトレーラとしては、メイン
ールの上面の高さをトレーラ全長に亘って
一に設定し、この上にコンテナの床面の中
部分を載置することはできない。
本発明のトレーラでは、前後方向に延びるメ
インレールの上面の高さが、前部及び後部に
おいて同一に設定されるとともに、中間部分
において高さが低下して、コンテナの底面と
の間にフォークポケットの上下方向の寸法に
相当する間隙を生じるよう設定されている。
このトレーラに本発明のウイング式コンテ
を積載したときは、コンテナの前部及び後
が直接メインレールで支持されるとともに
中間部が、フォークポケットを介してメイ
レールの高さが低い中間部分に支持される
つまり、コンテナの荷重は略均一にメイン
ールに作用し、板状貨物等の重量に起因す
コンテナの変形を防止することができる。
1 ウイング
3 煽り板
4 架台
5 架台支持装置
54 油圧シリンダ
6 床構造
61 中央部分
62 両側部分
63 メインビーム
64 中央クロスビーム
65 両側クロスビーム
67 フォークポケット
X 板状貨物
P ヒンジピン(架台支持用)
MR メインレール(トレーラ)
以下、図面に基づいて、本発明の板状貨 の輸送用ウイング式コンテナ及びそれを積 するトレーラについて説明する。図1は、本 発明のウイング式コンテナに設置された板状 貨物を固定する架台と、架台を傾斜状態又は 水平状態に変更可能に支持する架台支持装置 との基本的な作動を示す概略図である。図1(a )は、板状貨物の積み降ろし時において、ウ ング及び煽り板が開放された状態を表すコ テナの横断面図であり、図1(b)は、ウイング 閉鎖して車両を走行させる時の横断面図と っている。図2及び図3は、それぞれ、架台 架台支持装置とを単体で示すものである。
図1において、本発明のウイング式コンテナ
は、屋根パネルと側面パネルとが一体となっ
た断面L字状のウイング1を左右の両側に備え
おり、ウイング1は、コンテナの屋根の中心
部を前後方向に延びるセンタービーム2にウ
ングヒンジにより取り付けられる。
図示は省略するが、コンテナの前端部パネ
及び後端部パネルの屋根にはアクチュエー
(油圧シリンダ)が装着され、ウイング1は、
クチュエータによって跳ね上げ式に開閉さ
る。コンテナの側面の下部には、下方に回
する煽り板3が取り付けられている。こうし
た点は、一般的なウイング式コンテナに共通
の構造であって、本発明のウイング式コンテ
ナにおいても変わるものではない。
ウイング式コンテナを積載する車両の走行
には、図1(b)のように、ウイング1を閉鎖す
とともに煽り板3を上方に回動してコンテナ
部を閉鎖空間とし、輸送中の貨物を風雨等
ら保護する。貨物の積み降ろし時には、図1
(a)のように、アクチュエータを作動させてウ
イング1を開き、さらに、コンテナの側面下
の煽り板3を開くと、コンテナの側面が全面
亘り開放され、コンテナ側面からの荷役作
が可能となる。
本発明のウイング式コンテナは、コンテ の横幅を超える大型の板状貨物を傾斜状態 輸送するものであり、板状貨物Xを固定する 架台4と、架台4を傾斜状態又は水平状態に変 可能に支持する架台支持装置5とが設置され ている。架台4は、図2に示すとおり、例えば 面がコ字状の鋼材41を、縦横に格子状に組 合わせた基本構造を備えており、縦方向の 材41の下方端には、傾斜状態の板状貨物Xの 部を支持する折り曲げ部が形成されるとと に、架台4の側部には、板状貨物Xを横方向に 位置決めするガイド部材42が固着される。中 部分における縦方向の2本の鋼材41a、41bには 、架台4を傾斜させるためのヒンジピンP(図1) 架台側受具43が溶接等で固着され、また、 央部に設けた短い縦方向の鋼材41cには、油 シリンダ53(図1)の操作端を接続する接続具44 固着される。
架台支持装置5は、図3に示すとおり、側 視において略台形形状の支持フレーム51を両 側に立設し、その底部の両端を棒状の鋼材52 よって連結したものであり、2個の支持フレ ーム51間の距離は、架台4の縦方向の鋼材41a、 41b間の距離と同一に設定されている。支持フ レーム51は、傾斜辺51aと垂直辺51bとを備えて り、支持フレーム51の上部には、架台4を傾 させるヒンジピンPの支持装置側受具53が固 される。また、底部の鋼材52の中央部を連 する連結鋼材52aが設けてあり、ここに架台4 傾斜させる油圧シリンダ54が取り付けられ 。
架台4及び架台支持装置5は、図1に示すと り、ヒンジピンPの架台側受具43と支持装置 受具53とを整列させて、ヒンジピンPを両方 受具に挿入し、かつ、油圧シリンダ54の操 端を架台4の接続具44に接続して組み付けら る。つまり、板状貨物Xを固定する架台4は、 架台支持装置5の油圧シリンダ54を伸縮すると 、その姿勢を傾斜状態又は水平状態に変更で きるように構成されている。
そして、本発明のウイング式コンテナの 面は、図1に示す横断面において、中央部分 61が高く両側部分62が低いハット形の形状に 成され、そのハット形の形状は、コンテナ 前後方向の全長に亘るものとなっている。 台支持装置5は、床面の高い中央部分61に設 されるが、コンテナをトレーラに積載する 、床面の中央部分61が、トレーラの前後方向 に並行して延びる断面I形のメインレールMRの 上面に載置される。メインレールMRは、いわ トレーラの骨格をなす強度及び剛性の大き 部材であるので、架台支持装置5を介して作 用する板状貨物Xの荷重を確実に支持するこ ができ、床面の中央部分61の変形が防止され る。
大型の板状貨物Xの積み降ろしを行う際に は、図1(a)のように、ウイング1及び煽り板3を 開いてコンテナ側面を開放し、さらに、油圧 シリンダ54を縮めて架台4を水平状態とする。 このときに架台4はヒンジピンPを中心に回動 、水平状態に達すると、架台4が支持フレー ム51の垂直辺51b(図3)の上端と当接し、その状 に保持される。架台4を水平状態とすること により、大型の板状貨物Xを水平にした状態 フォークリフト等による積み降ろしが可能 なり、大型のガラス板等、慎重な取扱いを する貨物の荷役作業が容易となる。架台4上 載置した板状貨物Xは、輸送中の車両の振動 による損傷を防止するよう、制振ゴム等を介 在させた締結具45により架台4に固定される。
車両が走行する際には、油圧シリンダ53を
長して架台4をヒンジピンPの回りに回動する
。これにより、図1(b)に示すとおり、架台4は
斜状態となって、それに固定された板状貨
Xがコンテナの横幅を超えるような寸法のも
のであっても、コンテナ内部に収容すること
が可能となる。そして、傾斜状態としたとき
は、架台4の下部が、床面の中央部分61よりも
低い両側部分62の一方(図では左方)に入り込
ため、本発明のウイング式コンテナにおい
は、床面を平面としたコンテナと比べて、
り一層大きな寸法の板状貨物を収容するこ
が可能である。
架台4を傾斜状態とすると、架台4は支持フ
ーム51の傾斜辺51a(図3)と平行な状態となる。
架台4の下部と傾斜辺51aの下部には、ロック
ン挿入具46、56が対応する位置にそれぞれ固
されており、これらにロックピンを挿入し
、架台4を傾斜状態に保持する。その後、ウ
イング1及び煽り板3を閉鎖してコンテナを密
し、輸送を行うこととなる。
ここで、本発明のウイング式コンテナに ける床構造6の実施例について、図4により 明する。図4(a)は、床の上面に置かれるアル 薄板等からなる床面パネルを取り除いた、 構造6のフレーム部分を示す平面図であり、 図4(b)は、図4(a)のA-A断面矢視図を拡大して表 たものである。
図4(a)に示すとおり、この実施例の床構造の
フレームでは、中央部分の両側にコンテナの
前後方向の全長に亘って平行に延びる2本の
インビーム63が配置されている。
メインビーム63は、図4(b)から分かるように
断面コ字状の高強度の鋼材であるが、例え
、断面I形の鋼材を用いてもよい。2本のメ
ンビーム63の間は、強度及び剛性が比較的大
きな複数の中央クロスビーム64によって接続
れる。中央クロスビーム64の上面には、ア
ミ薄板等からなる床面パネルがねじにより
着され、この部分が、架台支持装置5の設置
れる床面の高い中央部分61を構成する。中
クロスビーム64は、トレーラ等の車両のメイ
ンレール上に載置されて、板状貨物の荷重を
直接メインレールに伝達するものであり、そ
の個数あるいは位置等は、板状貨物の重量や
架台支持装置の設置場所などに応じて調整さ
れる。
2本のメインビーム63の下端には、中央ク スビーム64と反対側に、複数の両側クロス ーム65がそれぞれ固着され、これらは煽り板 3を取り付けるサイドビーム66に連結されてい る。両側クロスビーム65の上面には、やはり ルミ薄板等からなる床面パネルがねじによ 固着され、この部分は、床面の低い両側部 62を構成する。両側クロスビーム65には板状 貨物の荷重が作用しないので、その強度は、 荷役作業を行う作業員を支える程度で十分で あり、したがって、中央クロスビーム64の強 よりも大幅に小さく、その分、コンテナ床 分の重量が軽減される。
次いで、フォークポケットを有する本発 のウイング式コンテナの構造及びその構造 コンテナを積載するに適したトレーラにつ て、図5及び図6により説明する。図5は、ト ーラに着脱する際に大型のフォークリフト 使用できるように、フォークポケットを設 たコンテナの実施例の全体図を示すもので り、図6は、このコンテナを積載するための トレーラの全体図を示すものである。
図5の実施例のウイング式コンテナは、前 後方向の全長が40フィート(約12m)の長大なコ テナであり、その床構造は、図4に示す構造 採用され、全長に亘って中央部分の高いハ ト形断面となっている。コンテナの底面に 、その前後方向の中間部分において2個のフ ォークポケット67が固着される。フォークポ ット67は、コンテナの横方向に延びる中空 形断面形状の鋼材であって、フォークポケ ト67にフォークリフトのフォークを挿入して 、コンテナを持ち上げることが可能である。 なお、この実施例のウイング式コンテナでは 、ウイング1は一体であるのに対し、煽り板3 前後方向で2分割され、それぞれ独立に回動 可能に構成されている。
フォークポケット67を備えたウイング式コ
テナを積載するトレーラは、図6に示すとお
、全長に亘って前後方向に並行して延びる2
本のメインレールMRを有しており、メインレ
ルMRの上面の高さが、トレーラの前部及び
部においては同一であり、中間部分におい
は高さがHだけ低下して、コンテナの底面と
間にフォークポケットの上下方向の寸法に
当する間隙を生じるよう設定されている。
たがって、トレーラにコンテナを積載した
きは、コンテナの前部及び後部が直接メイ
レールMRで支持されるとともに、中間部分
、フォークポケット67を介してメインレール
MRに支持されるため、コンテナの荷重は略均
にメインレールMRに伝達されることとなる
メインレールMRは強度の大きい長尺の部材で
あり、このメインレールMRにサスペンション
構によって車輪Wが取り付けられ、前端の部
分には、トラクタと連結するキングピンKPが
着される。また、メインレールMRの前端と
端に固着したクロスメンバの両端部には、
載されたコンテナを固定する緊締具Lが設け
れている。
ちなみに、フォークポケットを備えていな
ウイング式コンテナの場合には、メインレ
ルの上面の高さが前後方向の全長に亘って
一に設定されたトレーラを使用し、そのメ
ンレール上にコンテナの床面の中央部分を
置することが好ましい。
図7(a)には、図5の実施例のウイング式コン
ナに板状貨物を収容し、これを図6のトレー
に積載したときの全体図を概略的に示す。
た、図7(b)には、一般的なトレーラに積載す
る場合の全体図を比較例として示す。
図7(b)の一般的なトレーラでは、メインレー
ルMRの上面がトラクタに連結される連結部に
いて高くなっており、コンテナは、連結部
後部の、メインレールMR上面が低い部分に
載される。このため、積載可能なコンテナ
、その全長が連結部の長さだけ短いものと
り、板状貨物Xの横方向寸法が図7(b)に示す寸
法である場合、2個の貨物しか収容すること
できない。これに対し、図7(a)のトレーラは
メインレールMRの上面の高さが、トレーラ
前部及び後部において同一で中間部分では
ォークポケット67を収容できるよう低下して
いるので、連結部を含めたトレーラ全長に相
当する長さのウイング式コンテナを積載する
ことができ、その結果、図7(b)に示す寸法の
状貨物Xであれば、3個の貨物を収容し輸送す
ることが可能となる。コンテナを積載するメ
インレールMRの上面の地上高は、図7(b)のトレ
ーラと比べて高くなるが、本発明のウイング
式コンテナの床面は、両側部分が中央部分よ
りも低くなっているため、両側部分の床面を
メインレールMRの上面よりも低い位置に設定
て、コンテナ横断面の対角線の長さを増大
ることができる。
図8は、図7(b)のB-B断面、C-C断面及びD-D断面
それぞれにおいて、コンテナ床部分とメイ
レールMRとの関係を概略的に示すものである
。
B-B断面は、トレーラの前部であるトラクタ
の連結部の横断面であり、D-D断面は、トレ
ラの後部の横断面である。B-B断面では、ト
クタとの連結具が下方に配置される関係上
メインレールMRの上下方向の寸法は小さく
っているが、B-B断面及びD-D断面においては
メインレールMRの上面の高さは同一であって
、ともにメインレールMR上に中央クロスビー
64が置かれ、また、床面の両側部分はメイ
レールMRの上面よりも低い個所に位置してい
る。一方、C-C断面は、フォークポケット67を
ンテナ底面に固着した中間部分の横断面で
って、フォークポケット67の上面がメイン
ーム63の下端に当接しており、板状貨物の荷
重は、メインビーム63及びフォークポケット6
7を介してメインレールMRに伝達されるよう構
成されている。
以上詳述したように、本発明は、車両に 載されるウイング式コンテナにおいて、板 貨物を傾斜状態で支持する架台をコンテナ に設けるとともに、コンテナの床面を、中 部分が高くその両側部分が低い形状として 架台を傾斜したときにその下部が床面の低 部分に入り込むよう構成することにより、 法の大きい板状貨物を積載可能とするもの ある。上記の実施例では、トレーラに着脱 在に積載するコンテナについて説明したが 本発明のコンテナは、トラックに積載され 着脱自在な荷台あるいはトラックに固定さ た荷台としても利用可能であることは言う でもない。また、架台を傾斜するための油 シリンダに代えて、送りねじ機構を有する 転式のアクチュエータを採用するなど、実 例に対し種々の変形が可能であることは明 かである。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参 して説明したが、本発明の精神と範囲を逸 することなく様々な変更や修正を加えるこ ができることは当業者にとって明らかであ 。本出願は、2008年3月10日出願の日本特許出 願(特願2008-059676)に基づくものであり、その 容はここに参照として取り込まれる。
