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Title:
CONTROLLER AND CONTROL METHOD FOR A RIDER-ASSISTANCE SYSTEM ON A STRADDLE-TYPE VEHICLE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2021/161135
Kind Code:
A1
Abstract:
The present invention provides a controller and a control method which enable the early identification of an object that a rider of a straddle-type vehicle should pay attention to through a perceived haptic operation. A controller (51) of a rider assistance system (50) on a straddle-type vehicle (100), wherein the controller (51) comprises a determination unit for determining the necessity of warning a rider, and a haptic operation execution unit 5 for executing, at least once, a haptic operation that momentarily reduces or increases the acceleration/deceleration of the straddle-type vehicle (100). The haptic operation execution unit 5 alters the priority of each wheel (3, 4) when the braking force is altered to momentarily decrease or increase acceleration/deceleration for the haptic operation according to the direction of gaze, which is the direction the rider should look according to a warning.

Inventors:
IGARI YOSHIHIDE (JP)
Application Number:
PCT/IB2021/050849
Publication Date:
August 19, 2021
Filing Date:
February 03, 2021
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Assignee:
BOSCH GMBH ROBERT (DE)
International Classes:
B60T8/17; B60T8/1755; B60T8/26; B60W50/16
Domestic Patent References:
WO2018185577A12018-10-11
WO2019087579A12019-05-09
Foreign References:
US20160090037A12016-03-31
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Claims:
\¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849

【書類名】請求の範囲

【請求項 1】 前輪 (3) 及び後輪 (4) を備える鞍乗型車両 ( 1 0 0) に搭載されるライダ-支援システム (

5 0) の制御装置 (5 1) であって、 前記鞍乗型車両 ( 1 0 0) の走行中に、該鞍乗型車両 ( 1 0 0) のライダ-に与える警告の必 要性を判定する判定部 (5 2) と、 前記判定部 (5 2) で前記警告が必要であると判定された場合に、前記鞍乗型車両 ( 1 0 0) のカロ減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させるハプティクス動作を少なくとも 1回実行するハプティクス動 作実行部 (5 3) と、 を備えており、 前記ハプティクス動作実行部 (5 3) は、前記ハプティクス動作において前記加減速度を一瞬間だけ 低下又は上昇させるために制動力を変化させる際の各車輪の優先度を、前記ライダ-を前記警告によっ て注視させるべき方向である注視方向に応じて変化させる、 制御装置。

【請求項 2】 前記ハプティクス動作は、前記前輪 (3) 及び前記後輪 (4) のうちの一方の車輪のみの制動力 を変化させる動作であり、 前記ハプティクス動作実行部 (5 3) は、前記前輪 (3) 及び前記後輪 (4) のうちから、前記八 プティクス動作において前記制動力を変化させる前記一方の車輪を前記注視方向に応じて選択すること で、前記優先度を変化させる、 請求項 1に記載の制御装置。

【請求項 3】 前記ハプティクス動作は、前記前輪 (3) 及び前記後輪 (4) のうちの両方の車輪の制動力を変 化させる動作であり、 前記ハプティクス動作実行咅5 (5 3) は、前記ハプティクス動作において前記前輪 (3) に生じさせ \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 る制動力の変化と前記後輪 (4) に生じさせる制動力の変化との配分を前記注視方向に応じて変化 させることで、前記優先度を変化させる、 請求項 1に記載の制御装置。

【請求項 4】 前記警告が、走行中の前記鞍乗型車両 (1 0 0) の前方に位置する事物に対する警告である場 合に、前記ハプテイクス動作実行咅5 (5 3) は、前記ハプテイクス動作において、前記後輪 (4) よりも 前記前輪 (3) の優先度を高くする、 請求項 1〜 3の何れか一項に記載の制御装置。

【請求項 5】 前記前方に位置する事物は、前記鞍乗型車両 (1 0 0) に生じる前方衝突である、 請求項 4に記載の制御装置。

【請求項 6】 前記前方に位置する事物は、交通状況である、 請求項 4に記載の制御装置。

【請求項 7】 前記前方に位置する事物は、道路標識である、 請求項 4に記載の制御装置。

【請求項 8】 前記警告が、走行中の前記鞍乗型車両 (1 0 0) の後方に位置する事物に対する警告である場 合に、前記ハプテイクス動作実行咅5 (5 3) は、前記ハプテイクス動作において、前記前輪 (3) よりも 前記後輪 (4) の優先度を高くする、 請求項 1〜 7の何れか一項に記載の制御装置。

【請求項 9】 前記後方に位置する事物は、前記鞍乗型車両 (1 0 0) に生じる後方衝突である、 請求項 8に記載の制御装置。 \¥02021/161135 卩(:17132021/050849

【請求項 1 0】 前記後方に位置する事物は、前記鞍乗型車両 ( 1 0 0) の斜め後方の他車両の走行である、 請求項 8に記載の制御装置。

【請求項 1 1】 前記警告が、前記ライダ-に対して操作を促す警告である場合に、前記ハプティクス動作実行部 (5 3 ) は、前記ハプティクス動作において、前記後輪 (4) よりも前記前輪 (3) の優先度を高くする、 請求項 1〜 1 0の何れか一項に記載の制御装置。

【請求項 1 2】 前記操作は、前記鞍乗型車両 ( 1 0 0) の運転操作である、 請求項 1 1に記載の制御装置。

【請求項 1 3】 前記操作は、前記鞍乗型車両 ( 1 0 0) の設定操作である、 請求項 1 1に記載の制御装置。

【請求項 1 4】 前記ハプティクス動作実行部 (5 3) は、前記ハプティクス動作において、前記鞍乗型車両 ( 1 0 0 ) の制動系統 ( 1 0) 、駆動系統 (2 0) 及び変速系統 (3 0) のうちの少なくとも一つを制御 して前記制動力を変化させる、 請求項 1〜 1 3の何れか一項に記載の制御装置。

【請求項 1 5】 前輪 (3) 及び後輪 (4) を備える鞍乗型車両 ( 1 0 0) に搭載されるライダ-支援システム (

5 0) の制御方法であって、 制御装置 (5 1) の判定部 (5 2) が、前記鞍乗型車両 ( 1 0 0) の走行中に、該鞍乗型車 両 ( 1 0 0) のライダ-に与える警告の必要性を判定する判定ステップ (5 1 0 1) と、 前記制御装置 (5 1) のハプティクス動作実行咅5 (5 3) が、前記判定ステップ (5 1 0 1) で 前記警告が必要であると判定された場合に、前記鞍乗型車両 ( 1 0 0) の加減速度を一瞬間だけ \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 低下又は上昇させるハプテイクス動作を少なくとも 1回実行するハプテイクス動作実行ステップ (5 1 0

2 ) と、 を備えており、 前記ハプティクス動作実行ステップ (5 1 0 2) では、前記ハプティクス動作実行咅5 (5 3) が、前 記八プティクス動作において前記加減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させるために制動力を変化させる 際の各車輪の優先度を、前記ライダ-を前記警告によって注視させるべき方向である注視方向に応じて 変化させる、 制御方法。

Description:
\¥02021/161135 卩(:17132021/050849

【書類名】明細書

【発明の名称】 鞍乗型車両に搭載されるライダ-支援システ の制御装置及び制御方法 【技術分野】

[00 01] 本発明は、鞍乗型車両に搭載されるライダ- 援システムの制御装置及び制御方法に関す 。

【背景技術】

[00 02] 八プティクス動作によって鞍乗型車両のライ ダ-に警告を与える技術が公知である。制御 置は、鞍乗 型車両の走行中に警告の必要性を判定する。 制御装置は、警告が必要であると判定された 場合に、 鞍乗型車両の加減速度を一瞬間だけ低下又は 上昇させる八プティクス動作を少なくとも 1回実行する。 【先行技術文献】

【特許文献】

[00 03]

【特許文献 1】国際公開第 2018/185577 号 【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

[00 04] 従来の制御装置では、警告の種類に関わらず 同じハプティクス動作が実行される。そのた め、ライダ-が 、ハプティクス動作の発生を知覚した後に、 多くの睾物のうちから注視すべき睾物を自ら 特定する必要が ある。特に、鞍乗型車両では、他の車両 (例えば、 自動車、 トラック等) と比較して、その特定を既存の 機器 (例えば、インストルメントパネル、スピ- 等) を用いて補助することの困難性が高いため、 注視すベ き事物の特定がより遅れる傾向にある。

[00 05] 本発明は、上述の課題を背景としてなされた ものであり、八プテイクス動作を知覚した鞍 乗型車両のラ イダ-による注視すべき事物の特定を早期化 ることが可能な制御装置及び制御方法を得 ものである \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849

【課題を解決するための手段】

[ 0 0 0 6 ] 本発明に係る制御装置は、前輪及び後輪を備 える鞍乗型車両に搭載されるライダ-支援シ テムの 制御装置であって、前記鞍乗型車両の走行中 に、該鞍乗型車両のライダ-に与える警告の 要性を 判定する判定部と、前記判定部で前記警告が 必要であると判定された場合に、前記鞍乗型 車両の加 減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させるハプ ティクス動作を少なくとも 1回実行するハプティクス動作実 行部と、を備えており、前記ハプティクス動 作実行部は、前記ハプティクス動作において 前記加減速度を 一瞬間だけ低下又は上昇させるために制動力 を変化させる際の各車輪の優先度を、前記ラ イダ-を前 記警告によって注視させるべき方向である注 視方向に応じて変化させる。

[ 0 0 0 7 ] 本発明に係る制御方法は、前輪及び後輪を備 える鞍乗型車両に搭載されるライダ-支援シ テムの 制御方法であって、制御装置の判定部が、前 記鞍乗型車両の走行中に、該鞍乗型車両のラ イダ-に 与える警告の必要性を半 定する半 定ステップと、前記制御装置の八プティクス 動作実行部が、前記判 定ステップで前記警告が必要であると判定さ れた場合に、前記鞍乗型車両の加減速度を一 瞬間だけ 低下又は上昇させるハプティクス動作を少な くとも 1回実行するハプティクス動作実行ステップ 、を備えて おり、前記ハプティクス動作実行ステップで は、前記ハプティクス動作実行咅5が、前記 プティクス動作にお いて前記加減速度を一瞬間だけ低下又は上昇 させるために制動力を変化させる際の各車輪 の優先度 を、前記ライダーを前記警告によって注視さ せるべき方向である注視方向に応じて変化さ せる。

【発明の効果】

[ 0 0 0 8 ] 本発明に係る制御装置及び制御方法では、ハ プティクス動作実行部が、ハプティクス動作 においてカロ 減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させるため に制動力を変化させる際の各車輪の優先度を 、ライダ-を 警告によって注視させるべき方向である注視 方向に応じて変化させる。そのような芾 I】御により、八プテイクス 動作を知覚したライダーが、そのハプティク ス動作の生じ方の違いから、注視すべき事物 の位置する方向を \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 大まかに認識できるため、ライダーによる注 視すべき睾物の特定を早期化することが可能 となる。特に、鞍 乗型車両では、ライダーの搭乗姿勢に起因し て、その優先度の変化によってもたらされる ハプティクス動作 の生じ方の違いがより認識されやすい。その ため、ライダーによる注視すべき事物の特定 をより確実に早期 化することが可能である。

【図面の簡単な説明】

[ 0 0 0 9 ]

【図 1】本発明の実施の形態に係るライダ-支援シ テムの、鞍乗型車両への搭載状態を示す図 ある。

【図 2】本発明の実施の形態に係るライダー支援 ステムの、概略構成を説明するための図で る。 【図 3】本発明の実施の形態に係るライダ-支援シ テムの、制御装置における制御フロ-の一例 を 示す図である。

【発明を実施するための形態】

[ 0 0 1 0 ] 以下に、本発明に係るライダー支援システム ついて、 図面を用いて説明する。

[ 0 0 1 1 ] なお、以下で説明する構成及び動作等は一例 であり、本発明に係るライダ-支援システム 、そのよう な構成、動作等である場合に限定されない。

[ 0 0 1 2 ] 例えば、以下では、本発明に係るライダー支 援システムが、 自動二輪車に用いられる場合を説明してい るが、本発明に係るライダー支援システムが 、 自動二輪車以外の他の鞍乗型車両に用いられ てもよい。鞍 乗型車両は、ライダ-が跨って乗車する車両 意味する。鞍乗型車両には、例えば、モ-タ イクル (自動 二輪車、 自動三輪車) 、パギ-、 自転車等が含まれる。モ-タサイクルには、 えば、才-トパイ、スク _夕_ 、電動スクーター等が含まれる。また、 自転車は、ペダルに付与されるライダーの踏 力によって路上を谁進す ることが可能な車両を意味する。 自転車には、普通自転車、電動アシスト自転 車、電動自転車等が含 まれる。 \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849

[ 0 0 1 3 ] また、以下では、同一の又は類似する説明を 適宜簡略化又は省略している。また、各図に おいて、同 一の又は類似する咅^才又は咅5分については 同一の符号を付している。また、細かい構 については、適 宜図示を簡略化又は省略している。

[ 0 0 1 4 ] また、本発明における「加減速度」は、加速 度が正の値として表現され、減速度が負の値 として表現さ れる概念である。つまり、本発明における「 加減速度が低下する」との表現は、加速度が 低下する状態又 は減速度が上昇する状態を意味する。また、 本発明における「加減速度が上昇する」との 表現は、加速 度が上昇する状態又は減速度が低下する状態 を意味する。

[ 0 0 1 5 ] 実施の形態. 以下に、実施の形態に係るライダー支援シス テムを説明する。

[ 0 0 1 6 ]

<ライダー支援システムの構成> 実施の形態に係るライダー支援システムの構 成について説明する。 図 1は、本発明の実施の形態に係るライダ-支援 ステムの、鞍乗型車両への搭載状態を示す で ある。図 2は、本発明の実施の形態に係るライダー支 システムの、概略構成を説明するための図 ある

[ 0 0 1 7 ] 図 1及び図 2に示されるように、鞍乗型車両 1 0 0は、胴体 1と、胴体 1に旋回自在に保持されて いる八ンドル 2と、胴体 1にハンドル 2と共に旋回自在に保持されている前輪 3と、胴体 1に回動自在 に保持されている後車侖 4と、芾 I】動系統 1 0と、駆動系統 2 0と、変速系統 3 0と、を備えている。また、 鞍乗型車両 1 0 0は、制御装置 5 1を含むライダー支援システム 5 0を備えている。

[ 0 0 1 8 ] 制動系統 1 0は、前輪 3を制動するための前輪制動機構 1 1と、後輪 4を制動するための後輪制 動機構 1 2と、を含む。前輪制動機構 1 1に対応した入力部 (例えば、ブレ-キレパ - 1 3) がライダ- によって操作されると、その操作量に応じた 力で前輪制動機構 1 1のブレ-キパッド (図示省略) が前 \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 輪 3と共に回転する □-夕 (図示省略) に押し付けられて、前輪 3が制動される。また、後輪制動機構 1 2に対応した入力咅5 (例えば、ブレーキペダル 1 4) がライダーによって操作されると、その操作 量に応 じた力で後輪制動機構 1 2のブレ-キパッド (図示省略) が後輪 4と共に回転する □-夕 (図示省略 ) に押し付けられて、後輪 4が制動される。

[ 0 0 1 9 ] 制御装置 5 1は、前輪制動機構 1 1及び後輪制動機構 1 2のそれぞれに生じさせる制動力を個 別に制御することが可能である。例えば、制 御装置 5 1は、前輪制動機構 1 1のブレ-キパッドを □-夕 から離れるように制御して、前輪 3に生じさせる制動力を減少させることが可 である。また、制御装置 5 1 は、前輪制動機構 1 1のブレーキパッドを □-夕に近づくように制御して、前輪 3に生じさせる制動力を ±曽カロさせることが可能である。また、制 装置 5 1は、後輪制動機構 1 2のブレーキパッドを □-夕から離 れるように制御して、後輪 4に生じさせる制動力を減少させることが可 である。また、制御装置 5 1は、 後輪制動機構 1 2のブレーキパッドを □-夕に近づくように制御して、後輪 4に生じさせる制動力を増カロさ せることが可能である。つまり、制御装置 5 1は、前輪 3及び後輪 4に生じさせる制動力を制御すること で、鞍乗型車両 1 0 0のカロ減速度を制御することが可能である また、制御装置 5 1は、前輪 3及び 後輪 4のそれぞれに生じさせる制動力の変化の配 を制御することも可能である。

[ 0 0 2 0 ] 駆動系統 2 0は、駆動源 (例えば、エンジン、モ-夕等) 2 1の出力を変速系統 3 0に伝達する。 入力部 (例えば、アクセルグリップ 2 2) がライダーによって操作されると、その操作 量に応じた出力が、変 速系統 3 0で変速されて駆動輪 (例えば、後輪 4) に伝達される。

[ 0 0 2 1 ] 制御装置 5 1は、駆動系統 2 0の駆動源 2 1の出力を制御することが可能である。例え 、制御 装置 5 1は、スロットル (図示省略) の開度を制御して、駆動源 2 1の出力を増減させることが可能で ある。制御装置 5 1は、スロットルを閉じるように制御するこ で、駆動輪に制動力 (いわゆるエンジンブレ —キ) を生じさせることも可能である。つまり、制 御装置 5 1は、駆動源 2 1の出力を制御することで、鞍 乗型車両 1 0 0のカロ減速度を制御することが可能である また、制御装置 5 1は、駆動輪に生じさせ \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 る制動力を制御することも可能である。制御 装置 5 1は、前輪 3及び後輪 4のそれぞれに生じさせる制 動力の変化の配分を制御する際に、制動系統 1 0に換えて又は加えて駆動系統 2 0を制御することが できる。

[ 0 0 2 2 ] 制御装置 5 1は、変速系統 3 0の変速比を制御することが可能である。例 ば、制御装置 5 1は、 多段変速機構 3 1の選択段を下げるように芾1】御して、変速 を上げることが可能である。ここで、スロ ト ルが閉じている状態で変速比が上がる場合に は、駆動輪に生じている制動力 (いわゆるエンジンブレ-キ ) が増カロする。また、制御装置 5 1は、多段変速機構 3 1の選択段を上げるように制御して、変速比 を下げることが可能である。ここで、スロッ トルが閉じている状態で変速比が下がる場合 には、駆動輪に生 じている制動力 (いわゆるエンジンブレーキ) が減少する。つまり、制御装置 5 1は、変速系統 3 0の変 速比を芾 I】御することで、鞍乗型車両 1 0 0のカロ減速度を芾 I】御することが可能である。また、制御装 5 1は、駆動輪に生じさせる制動力を制御する とも可能である。制御装置 5 1は、前輪 3及び後輪 4 のそれぞれに生じさせる制動力の変化の配分 を制御する際に、制動系統 1 0に換えて又はカロえて変 速系統 3 0を芾 I】御することができる。

[ 0 0 2 3 ] 芾 I】御装置 5 1は、半 ^定咅 5 5 2と、ハプティクス動作実行咅5 5 3と、を備えている。芾 I】御装置 5 1の一 咅5又は全ては、例えば、マイコン、マイク □プロセッサユニット等で構成されていても よく、また、ファームウエア等 の更新可能なもので構成されていてもよく、 また、 0 II等からの指令によって実行されるプログラ モジユー ルであってもよい。また、芾 卸装置 5 1は、例えば、 1つにまとめられていてもよく、また、複数 分かれていて ちよい。

[ 0 0 2 4 ] 判定部 5 2は、鞍乗型車両 1 0 0の走行中に、鞍乗型車両 1 0 0のライダ-に与える警告の必要 性を判定する。判定部 5 2は、例えば、鞍乗型車両 1 0 0又はライダ-の各咅5の状態を検出する各種 センサの出力に基づいて警告の必要性を判定 してもよく、また、鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている周 囲環境センサの出力に基づいて警告の必要性 を判定してもよく、また、他車両又はインフ ラストラクチャ設 \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 備との無線通信を介して取得される情報に基 づいて警告の必要性を判定してもよい。

[ 0 0 2 5 ] 八プティクス動作実行咅^ 5 3は、判定部 5 2で警告が必要であると判定された場合に、 乗型車両 1 0 0の加減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させ ハプティクス動作を少なくとも 1回実行する。一瞬 間だけ低下又は上昇させた後の加減速度が、 低下又は上昇させる前の加減速度と等しくな ってもよく、 また、等しくならなくてもよい。ハプティク ス動作実行咅^ 5 3は、車輪 (前輪 3、後輪 4) の制動力を増 減させることで、加減速度を一瞬間だけ低下 又は上昇させる。その増減量、増減の勾配及 び増減の間 隔は、警告が生じたことをライダーが知覚で きる程度の値に設定される。ハプティクス動 作は、各車輪に制 動力が生じている状態で実行されてもよく、 また、各車輪に制動力が生じていない状態で 実行されてもよ い。

[ 0 0 2 6 ] ここで、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、ライダーを警告によって注視させるべ 方向である注視方向に 応じて、芾 I】動力を増減させる際の前輪 3及び後輪 4の優先度を変化させる。つまり、ハプティ ス動作実 行咅5 5 3は、ライダーに与える警告の種類に応じて 制動力を増減させる際の前輪 3及び後輪 4の優 先度を変化させる。

[ 0 0 2 7 ] なお、ハプティクス動作は、前輪 3及び後輪 4のうちの一方の車輪のみの制動力を変化さ る動作で あってもよく、また、前輪 3及び後輪 4のうちの両方の車輪の制動力を変化させる 作であってもよい。八 プティクス動作が、前輪 3及び後輪 4のうちの一方の車輪のみの制動力を変化さ る動作である場合に は、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、前輪 3及び後輪 4のうちから、ハプティクス動作において芾 I】動力を 変化させる一方の車輪を注視方向に応じて選 択することで、優先度を変化させる。また、 八プティクス動 作が、前輪 3及び後輪 4のうちの両方の車輪の制動力を変化させる 作である場合には、ハプティクス 動作実行咅5 5 3は、ハプテイクス動作において前輪 3に生じさせる制動力の変化と後輪 4に生じさせる 制動力の変化との配分を注視方向に応じて変 化させることで、優先度を変化させる。

[ 0 0 2 8 ] \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 八プティクス動作実行部 5 3は、判定部 5 2で必要と判定された警告が、鞍乗型車両 1 0 0の前 方に位置する睾物に対する警告である場合に 、後輪 4よりも前輪 3の優先度を高くする。つまり、八プテ ィクス動作が、前輪 3及び後輪 4のうちの一方の車輪のみの制動力を変化さ る動作である場合におい ては、判定部 5 2で鞍乗型車両 1 0 0の前方に位置する事物に対する警告が必要 あると判定され ると、ハプティクス動作実行咅5 5 3が前輪 3のみに芾1】動力の変化を生じさせるハプテ クス動作を実行す る。また、ハプティクス動作が、前輪 3及び後輪 4のうちの両方の車輪の制動力を変化させる 作である ±易合においては、判定部 5 2で鞍乗型車両 1 0 0の前方に位置する事物に対する警告が必要 ある と半 定されると、ハプティクス動作実行咅5 5 3が後輪 4に生じさせる制動力の変化よりも前輪 3に生じさ せる芾 I】動力の変化が大きいハプティクス動作を 行する。

[ 0 0 2 9 ] 一例として、ハプティクス動作実行咅^ 5 3は、判定部 5 2で必要と判定された警告が、鞍乗型車両 1 0 0に生じる前方衝突 (例えば、障害物の存在、対向車のはみだし 等) に対する警告である場合に 、後輪 4よりも前輪 3の優先度を高くする。つまり、半 定咅 5 5 2において、鞍乗型車両 1 0 0に前方衝 突が生じる可能性が高いと判定されると、ハ プティクス動作実行咅^ 5 3は、後輪 4よりも前輪 3の優先 度が高い八プティクス動作を実行する。半 ^定咅 5 5 2が、鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている周囲環境 センサの出力に基づいて前方衝突に対する警 告の必要性を判定してもよく、また、他車両 又はインフラス トラクチャ設備との無線通信を介して取得さ れる情報に基づいて前方衝突に対する警告の 必要性を判 定してもよい。ハプティクス動作実行咅5 5 3が、鞍乗型車両 1 0 0のカロ減速度を一瞬間だけ低下させる 八プティクス動作を実行するとよい。

[ 0 0 3 0 ] 一例として、ハプティクス動作実行咅^ 5 3は、判定部 5 2で必要と判定された警告が、交通状況 ( 例えば、鞍乗型車両 1 0 0の進行方向で生じている渋滞、事故等) に対する警告である場合に、後 輪 4よりも前輪 3の優先度を高くする。つまり、半 定咅 5 5 2において、鞍乗型車両 1 0 0に減速を生じ させる必要が生じかねない交通状況であると 判定されると、八プテイクス動作実行咅5 5 3は、後輪 4より も前輪 3の優先度が高いハプティクス動作を実行す 。判定部 5 2が、鞍乗型車両 1 0 0に搭載され \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 ている周囲環境センサの出力に基づいて交通 状況に対する警告の必要性を判定してもよく 、また、他車 両又はインフラストラクチャ設備との無線通 信を介して取得される情報に基づいて交通状 況に対する警告 の必要性を判定してもよい。

【0 0 3 1】 一例として、ハプティクス動作実行咅^ 5 3は、判定部 5 2で必要と判定された警告が、道路標識 ( 例えば、制限速度、進入禁止等) に対する警告である場合に、後輪 4よりも前輪 3の優先度を高くす る。つまり、判定部 5 2において、鞍乗型車両 1 0 0の運転操作に影響する道路標識があると判 され ると、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、後輪 4よりも前輪 3の優先度が高いハプティクス動作を実行す 。判定部 5 2が、鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている周囲環境センサの出力に づいて道路標識に対 する警告の必要性を半 定してもよく、また、他車両又はインフラス トラクチャ設備との無線通信を介して取 得される情報に基づいて道路標識に対する警 告の必要性を判定してもよい。

[ 0 0 3 2 ] 八プティクス動作実行部 5 3は、判定部 5 2で必要と判定された警告が、鞍乗型車両 1 0 0の後 方に位置する睾物に対する警告である場合に 、前輪 3よりも後輪 4の優先度を高くする。つまり、八プテ ィクス動作が、前輪 3及び後輪 4のうちの一方の車輪のみの制動力を変化さ る動作である場合におい ては、判定部 5 2で鞍乗型車両 1 0 0の後方に位置する事物に対する警告が必要 あると判定され ると、ハプティクス動作実行咅5 5 3が後輪 4のみに芾1】動力の変化を生じさせるハプテ クス動作を実行す る。また、ハプティクス動作が、前輪 3及び後輪 4のうちの両方の車輪の制動力を変化させる 作である ±易合においては、判定部 5 2で鞍乗型車両 1 0 0の後方に位置する事物に対する警告が必要 ある と半 定されると、ハプティクス動作実行咅5 5 3が前輪 3に生じさせる制動力の変化よりも後輪 4に生じさ せる芾 I】動力の変化が大きいハプティクス動作を 行する。

[ 0 0 3 3 ] 一例として、ハプティクス動作実行咅^ 5 3は、判定部 5 2で必要と判定された警告が、鞍乗型車両 1 0 0に生じる後方衝突 (例えば、後続車の急接近、後続車のあおり 等) に対する警告である場合に 、前輪 3よりも後輪 4の優先度を高くする。つまり、半 定咅 5 5 2において、鞍乗型車両 1 0 0に後方衝 \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 突が生じる可能性が高いと判定されると、ハ プティクス動作実行咅^ 5 3は、前輪 3よりも後輪 4の優先 度が高い八プティクス動作を実行する。半 ^定咅 5 5 2が、鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている周囲環境 センサの出力に基づいて後方衝突に対する警 告の必要性を判定してもよく、また、他車両 又はインフラス トラクチャ設備との無線通信を介して取得さ れる情報に基づいて後方衝突に対する警告の 必要性を判 定してもよい。ハプティクス動作実行咅^ 5 3が、鞍乗型車両 1 0 0の加減速度を一瞬間だけ上昇させる 八プティクス動作を実行するとよい。

[ 0 0 3 4 ] 一例として、ハプティクス動作実行咅^ 5 3は、判定部 5 2で必要と判定された警告が、鞍乗型車両 1 0 0の斜め後方の他車両の走行 (例えば、隣接するレーンを走行する車両に よる並走、追い越し等 ) に対する警告である場合に、前輪 3よりも後輪 4の優先度を高くする。つまり、半 ^定咅 5 5 2において、 斜め後方の他車両の走行があると半 定されると、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、前輪 3よりも後輪 4 の優先度が高い八プティクス動作を実行する 。半 ^定咅 5 5 2が、鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている周囲 環境センサの出力に基づいて斜め後方の他車 両の走行に対する警告の必要性を判定しても よく、また、 他車両又はインフラストラクチャ設備との無 線通信を介して取得される情報に基づいて斜 め後方の他車両 の走行に対する警告の必要性を判定してもよ い。

[ 0 0 3 5 ] ハプティクス動作実行咅5 5 3は、半 定咅 5 5 2で必要と半 定された警告が、ライダーに対して操作を促 す 警告である場合に、後輪 4よりも前輪 3の優先度を高くする。つまり、ハプティク 動作が、前輪 3及び 後輪 4のうちの一方の車輪のみの制動力を変化さ る動作である場合においては、判定部 5 2でライダ- に対して操作を促す警告が必要であると判定 されると、ハプティクス動作実行咅^ 5 3が前輪 3のみに制 動力の変化を生じさせるハプティクス動作を 実行する。また、ハプティクス動作が、前輪 3及び後輪 4のう ちの両方の車輪の制動力を変化させる動作で ある場合においては、判定部 5 2でライダ-に対して操作を 促す警告が必要であると判定されると、ハプ ティクス動作実行咅^ 5 3が後輪 4に生じさせる制動力の変 化よりも前輪 3に生じさせる制動力の変化が大きいハプテ クス動作を実行する。

[ 0 0 3 6 ] \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 一例として、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、半 ^定咅 5 5 2で必要と半 定された警告が、ライダーに対し て鞍乗型車両 1 0 0の運転操作 (例えば、加減速、旋回等) を促す警告である場合に、後輪 4より も前輪 3の優先度を高くする。つまり、半 ^定咅 5 5 2において、ライダーに運転操作を促す必要 あると半 定されると、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、後輪 4よりも前輪 3の優先度が高いハプティクス動作を実 行する。半 ^定咅 ^ 5 2が、鞍乗型車両 1 0 0又はライダ-の各部の状態を検出する各種セ サの出力に 基づいて運転操作を促す警告の必要性を判定 してもよく、また、鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている周 囲環境センサの出力に基づいて運転操作を促 す警告の必要性を判定してもよく、また、他 車両又はイン フラストラクチヤ設備との無線通信を介して 取得される情報に基づいて運転操作を促す警 告の必要性を 半 定してちよい。

[ 0 0 3 7 ] 一例として、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、半 ^定咅 5 5 2で必要と半 定された警告が、ライダーに対し て鞍乗型車両 1 0 0の設定操作 (例えば、機器又は機能の 0 1\1 / 0 「 「、モ-ド切り替え、パラメ-夕 変更等) を促す警告である場合に、後輪 4よりも前輪 3の優先度を高くする。つまり、判定部 5 2にお いて、ライダーに設定操作を促す必要がある と半 定されると、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、後輪 4より も前輪 3の優先度が高いハプティクス動作を実行す 。半 ^定咅 5 5 2が、鞍乗型車両 1 0 0又はライダー の各部の状態を検出する各種センサの出力に 基づいて設定操作を促す警告の必要性を判定 してもよく、 また、鞍乗型車両 1 0 0に搭載されている周囲環境センサの出力に づいて設定操作を促す警告の必 要性を半 定してもよく、また、他車両又はインフラス トラクチヤ設備との無線通信を介して取得さ れる情報 に基づいて設定操作を促す警告の必要性を判 定してもよい。

[ 0 0 3 8 ]

<ライダー支援システムの動作> 実施の形態に係るライダー支援システムの動 作について説明する。 図 3は、本発明の実施の形態に係るライダ-支援 ステムの、制御装置における制御フロ-の一 例を示 す図である。

[ 0 0 3 9 ] \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 制御装置 5 1は、ライダ-支援動作が有効になっており、 つ、鞍乗型車両 1 0 0が走行している間 において、図 3に示される制御フローを繰り返し実行する

[ 0 0 4 0 ]

(半 定ステップ) ステップ 5 1 0 1において、制御装置 5 1の判定部 5 2は、鞍乗型車両 1 0 0のライダ-に与える警 告の必要性を判定する。判定部 5 2が、警告の必要性があると判定すると、ス ップ 5 1 0 2に進み、 そうではない場合には、 5 1 0 1に戻る。

[ 0 0 4 1 ]

(ハプティクス動作実行ステップ) ステップ 5 1 0 2において、制御装置 5 1の八プティクス動作実行咅5 5 3は、鞍乗型車両 1 0 0の 加減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させるハ プティクス動作を少なくとも 1回実行する。ハプティクス動 作実行部 5 3は、車輪 (前輪 3、後輪 4) の制動力を増減させることで、加減速度を一 瞬間だけ低 下又は上昇させる。ここで、ハプティクス動 作実行咅5 5 3は、ライダーを警告によって注視させるべ 方向で ある注視方向に応じて、制動力を増減させる 際の前輪 3及び後輪 4の優先度を変化させる。

[ 0 0 4 2 ]

<ライダー支援システムの効果> 実施の形態に係るライダー支援システムの効 果について説明する。

[ 0 0 4 3 ] ライダー支援システム 5 0では、制御装置 5 1が、鞍乗型車両 1 0 0のライダーに与える警告の必要 性を判定する判定部 5 2と、判定部 5 2で警告が必要であると判定された場合に、 乗型車両 1 0 0 のカロ減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させ るハプティクス動作を少なくとも 1回実行するハプティクス 動作実行咅5 5 3と、を備えている。そして、ハプティクス 作実行咅5 5 3は、ハプティクス動作においてカロ 減速度を一瞬間だけ低下又は上昇させるため に制動力を変化させる際の各車輪 (前輪 3、後輪 4) の優先度を、ライダーを警告によって注視さ せるべき方向である注視方向に応じて変化さ せる。そのような 芾御により、ハプティクス動作を知覚したラ イダーが、そのハプティクス動作の生じ方の 違いから、注視すべき \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849 睾物の位置する方向を大まかに認識できるた め、ライダーによる注視すべき睾物の特定を 早期化すること が可能となる。特に、鞍乗型車両 1 0 0では、ライダ-の搭乗姿勢に起因して、その 先度の変化によっ てもたらされるハプティクス動作の生じ方の 違いがより認識されやすい。そのため、ライ ダーによる注視すべき 事物の特定をより確実に早期化することが可 能である。

[ 0 0 4 4 ] 好ましくは、警告が、走行中の鞍乗型車両 1 0 0の前方に位置する事物に対する警告である 合に 、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、ハプティクス動作において、後輪 4よりも前輪 3の優先度を高くする。 そのように芾御されることで、ハプティクス 動作を知覚したライダーが、注視すべき睾物 が前方に位置すること を認識できるため、ライダーによる注視すべ き睾物の特定を早期化することが可能となる 。

[ 0 0 4 5 ] 好ましくは、警告が、走行中の鞍乗型車両 1 0 0の後方に位置する事物に対する警告である 合に 、ハプティクス動作実行咅5 5 3は、ハプティクス動作において、前輪 3よりも後輪 4の優先度を高くする。 そのように芾御されることで、ハプティクス 動作を知覚したライダーが、注視すべき睾物 が後方に位置すること を認識できるため、ライダーによる注視すべ き睾物の特定を早期化することが可能となる 。

[ 0 0 4 6 ] 好ましくは、警告が、ライダーに対して操作 を促す警告である場合に、ハプティクス動作 実行咅5 5 3は、 ハプティクス動作において、後輪 4よりも前輪 3の優先度を高くする。そのように芾 I】御されることで、ハプティ クス動作を知覚したライダーが、前方に位置 する睾物を早期に注視したうえで操作を行う こととなって、安 全性が向上する。

[ 0 0 4 7 ] 以上、実施の形態について説明したが、本発 明は実施の形態の説明に限定されない。例え ば、実施 の形態の一部のみが実施されてもよい。また 、例えば、図 3に示される芾 I】御フローにおいて、他のステップが 加えられてもよい。

【符号の説明】

[ 0 0 4 8 ] \¥0 2021/161135 卩(:17132021/050849

1 胴体、 2 八ンドル、 3 前輪、 4 後輪、 1 0 制動系統、 1 1 前輪制動機構、 1 2 後輪制動機構、 1 3 ブレ-キレパ-、 1 4 ブレ-キペダル、 2 0 駆動系統、 2 1 駆動源、 2 2 アクセルグリップ、 3 0 変速系統、 3 1 多段変速機構、 5 0 ライダ-支援システム、 5 1 制 御装置、 5 2 判定部、 5 3 ハプティクス動作実行部、 1 0 0 鞍乗型車両。