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Title:
CORE UNIT FOR REFRIGERATION DEVICE AND REFRIGERATION DEVICE USING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/117341
Kind Code:
A1
Abstract:
A refrigeration device that stores frozen products so that they are fresh even after thawing, and more specifically, so that, when they are perishables such as meat and fish, they maintain an attractive color even after thawing. Substantially rectangular first and second plate-like members are arranged spaced parallel and opposite to each other, and a radio wave emission antenna emits radio waves toward the first and second plate-like members to generate substantially uniformly distributed and unidirectional static magnetic fields in a direction substantially normal to major surfaces of the first and second plate-like members.

Inventors:
FUJISAKI, Yukihiro (FUJIMOTO Bldg. lF3-10, Omiya-cho 6-chome,Nara-shi, Nara 15, 6308115, JP)
藤崎幸博 (〒15 奈良県奈良市大宮町六丁目3番地の10 藤本ビル1階 株式会社菱豊フリーズシステムズ内 Nara, 6308115, JP)
Application Number:
JP2007/000845
Publication Date:
October 02, 2008
Filing Date:
August 07, 2007
Export Citation:
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Assignee:
RYOHO Freeze-Systems Corporation (FUJIMOTO Bldg. lF, 3-10 Omiya-cho 6-chome,Nara-shi, Nara 15, 6308115, JP)
株式会社菱豊フリーズシステムズ (〒15 奈良県奈良市大宮町六丁目3番地の10 藤本ビル1階 Nara, 6308115, JP)
FUJISAKI, Yukihiro (FUJIMOTO Bldg. lF3-10, Omiya-cho 6-chome,Nara-shi, Nara 15, 6308115, JP)
International Classes:
F25D13/00; A23L3/32; A23L3/36; F25D11/04; F25D17/06; F25D17/08; F25D23/00; F25D23/12; F25D13/00; A23L3/32; A23L3/36; F25D11/04; F25D17/06; F25D17/08; F25D23/00; F25D23/12
Attorney, Agent or Firm:
NAKA, Koichi (Nissei-Yodoyabashi Building 5F, 5-29 Kitahama 3-chome, Chuo-k, Osaka-shi Osaka, 541-0041, JP)
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Claims:
 間隔をあけて互いに対向して平行に設置された略矩形の第1板状部材及び略矩形の第2板状部材;
 前記第1板状部材の第1の辺と前記第2板状部材の第1の辺との間において、前記第1板状部材及び前記第2板状部材の側に電波を発信することができるように設けられた電波発信アンテナ;
 前記第1板状部材のうちの前記第2板状部材の側に設けられた第1磁石体、及び前記第2板状部材のうちの前記第1板状部材の側に設けられた第2磁石体;を具備し、
 前記第1板状部材と前記第2板状部材との間において、前記第1板状部材の主面及び前記第2板状部材の主面の略法線方向に一方向性で略均等な静磁場が形成されていること、
を特徴とする冷凍装置用コアユニット。
 前記第1板状部材の第2の辺と前記第2板状部材の第2の辺との間において、前記第1板状部材及び前記第2板状部材の側に流れる風を整流することができるように設けられた整流板、を具備し、
 前記第1板状部材の主面及び前記第2板状部材の主面と、前記整流板の主面と、が略直交するように、前記第1板状部材、前記第2板状部材及び前記整流板が配置されていること、
を特徴とする請求項1に記載の冷凍装置用コアユニット。
 前記電波発信アンテナが、コイルアンテナであること、を特徴とする請求項1又は2に記載の冷凍装置用コアユニット。
 前記電波発信アンテナが防水カバーで覆われていること、を特徴とする請求項1~3のうちのいずれかに記載の冷凍装置用コアユニット。
 前記第1磁石体及び前記第2磁石体が永久磁石で構成されていること、を特徴とする請求項1~4のうちのいずれかに記載の冷凍装置用コアユニット。
 前記整流板が開口部を有するステンレス鋼板で構成されていること、を特徴とする請求項1~5のうちのいずれかに記載の冷凍装置用コアユニット。
 請求項1~6のうちのいずれかに記載の冷凍装置用コアユニット;
 前記コアユニットを収容する冷凍庫;
を具備することを特徴とする冷凍装置。
 請求項2~6のうちのいずれかに記載の冷凍装置用コアユニット;
 前記コアユニットを収容する冷凍庫;
 前記整流板を介して前記第1板状部材と前記第2板状部材との間に冷風を供給する冷風循環装置;
を具備することを特徴とする冷凍装置。
Description:
冷凍装置用コアユニット及びこ を含む冷凍装置

 本発明は、被冷凍物の解凍後に解凍前の 度を損なうことのない冷凍装置に好適に用 られるコアユニット、及び当該コアユニッ を用いた冷凍装置に関する。

 従来から、魚や野菜などの生鮮品などを む食材や食品及び生体や生体試料などをは めとする被冷凍物について、その鮮度を長 にわたって維持しつつ保存する方法として 凍保存が行われているが、被冷凍物の色調 変化、味覚の劣化及びドリップ (解凍時に ける被冷凍物内からの液体の流出)などによ り、品質及び鮮度の低下を完全に防止するこ とができないのが実情である。

 上記のような被冷凍物は、それらを構成 る蛋白質などの分子に拘束された結合水、 び上記分子に拘束されずに被冷凍物内を自 に移動し得る自由水を含む多量の水分を有 ている。冷凍時には、上記自由水が凍結し 氷の結晶が生成及び成長して粗大化し、被 凍物に含まれる細胞などの構造が破壊され しまう。そのため、被冷凍物の解凍時には 記破壊された構造に起因してドリップが発 し、被冷凍物を冷凍前の新鮮な状態に復元 ることが困難となる。

 一般的に、上記のような氷の結晶の粗大 は、冷凍時に氷結晶生成温度域を通過する 間が長い場合に起こる。この点に鑑みて、 凍後に解凍前の鮮度を損なうことのないよ な冷凍装置及び冷凍方法が種々提案されて る。例えば、被冷凍物を液体冷媒に浸漬し り、又は被冷凍物に液体冷媒を散布したり て、かかる氷結晶生成温度域を速やかに通 させるべく急速冷却し、氷の結晶の粗大化 抑制する方法が考えられる。

 ところが、被冷凍物を液体冷媒に浸漬し り被冷凍物に液体冷媒を散布したりする方 では、被冷凍物の表層を急速に冷却するこ が可能であるものの、表層のみに凍結層が 成される傾向にある。そして、被冷凍物の 部の冷却は、表面からの熱伝達により律速 れるが、表層の凍結層の存在により熱伝達 阻害されるために遅れ、被冷凍物の内部で 氷の結晶の粗大化を有効に防止できないと う問題がある。

 このような問題に対し、例えば特許文献1 においては、収容されている被冷凍物の周囲 温度を-30~-100℃に冷却可能な冷凍庫と、冷凍 内の被冷凍物に一方向のゆらぎ変動する磁 を作用させる静磁場発生手段と動磁場発生 段を含む磁場発生手段と、を有する超急速 凍装置が提案されている。

 また、例えば特許文献2においては、上記特 許文献1における問題、すなわち変動磁場が 一さに欠けて被冷凍物に変動磁場の効果が 一に発揮されずその一部の品質に劣化が認 られるという問題、を解決すべく、被冷凍 に均一な変動磁場を印加することが提案さ ている。

国際公開第01/24647号パンフレット

特開2003-139460号公報

 しかしながら、上記のような従来技術に いても、被冷凍物の周囲に存在する酸素を 全に排除することはできず、特に被冷凍物 肉や魚などの生鮮品の場合には、冷凍及び 凍を経て血液成分に含まれるヘモグロビン ミオグロビンなどがメト化し、特に解凍後 血合いの色彩がよくないという問題がある

 そこで、本発明は、被冷凍物の解凍後に 凍前の鮮度を損なうことがなく、かつ特に 冷凍物が肉や魚などの生鮮品の場合に、解 後の血合いの色彩などを良好に維持するこ が可能な冷凍装置を提供することを目的と る。

 上記のような課題を解決すべく、特に本 明者らが、冷凍前後のブリ、ハマチ、マグ 及びカツオなどの生鮮品について、血合い 色彩の劣化、取り扱い時の衝撃による劣化 及び長期保存による劣化を抑制すべく鋭意 討した結果、本発明に係る冷凍装置用コア ニット及びこれを含む冷凍装置を用いて冷 すれば、自然解凍や冷蔵庫内における解凍 どによっても、冷凍前の新鮮さの喪失を最 限に保持することができることを見出した

 すなわち、本発明は、
 間隔をあけて互いに対向して平行に設置さ た略矩形の第1板状部材及び略矩形の第2板 部材;
 前記第1板状部材の第1の辺と前記第2板状部 の第1の辺との間において、前記第1板状部 及び前記第2板状部材の側に電波を発信する とができるように設けられた電波発信アン ナ;
 前記第1板状部材のうちの前記第2板状部材 側に設けられた第1磁石体、及び前記第2板状 部材のうちの前記第1板状部材の側に設けら た第2磁石体;を具備し、
 前記第1板状部材と前記第2板状部材との間 おいて、前記第1板状部材の主面及び前記第2 板状部材の主面の略法線方向に一方向性で略 均等な静磁場が形成されていること、
を特徴とする冷凍装置用コアユニットを提供 する。

 このような構成を有する冷凍装置用コア ニットにおいては、前記第1板状部材と前記 第2板状部材との間において、前記第1板状部 の主面及び前記第2板状部材の主面の略法線 方向に一方向性で略均等な静磁場が形成する ことができるとともに、当該静磁場の方向に 対して略直交する方向に電波を伝播させるこ とができる。そして、かかるコアユニットを 冷凍装置に搭載し、上記のような静磁場及び 電波に曝された環境で被冷凍物を冷凍すれば 、自然解凍や冷蔵庫内における解凍等によっ ても、被冷凍物の冷凍前の新鮮さの喪失を最 大限に保持することができる。

 上記の効果が得られることについて科学 に確定的には証明されていないが、本発明 らは以下のようなメカニズムによるものと えている。すなわち、一方向性で略均等な 磁場によって、被冷凍物中の自由水(水分子 )が所定の間隔をおいて略均等に配列した状 となり、かかる状態において伝播する電波 よって水分子が揺動し、上記間隔を確保し 状態で被冷凍物が冷凍されるものと考えら る。

 通常、水を凍らせて氷にすると水分子間 水素結合によって体積が膨張するが、上記 ような状態で冷凍された被冷凍物の場合、 分子が略一定に配列した状態で冷凍される め、冷凍前と解凍後とにおいて被冷凍物に まれる水分の体積変化を効果的に抑制する とができ、当該被冷凍物の細胞等が破壊さ ることを抑制することができる。その結果 解凍後に、冷凍前の新鮮さを維持すること できるものと考えられる。

 換言すると、被冷凍物に静磁場及び電波 所定の方向に照射しながら冷凍することか 、特に静磁場によって自由水(水分子)を一 の方向に配列させ、かつ特に電波によって 記水分子に一定の揺らぎを持たせたまま冷 することができるため、冷凍時の氷の結晶 粗大化、水分を含む細胞の破壊及び解凍に るドリップ等をより効果的に抑制すること でき、解凍後の被冷凍物の鮮度をより確実 維持することができると考えられる。

 また、本発明に係る冷凍装置用コアユニッ は、前記第1板状部材の第2の辺と前記第2板 部材の第2の辺との間において、前記第1板 部材及び前記第2板状部材の側に流れる風を 流することができるように設けられた整流 、を具備し、
 前記第1板状部材の主面及び前記第2板状部 の主面と、前記整流板の主面と、が略直交 る位置関係で、前記第1板状部材、前記第2板 状部材及び前記整流板が配置されていること 、が好ましい。

 このような構成によれば、上記コアユニ トを冷凍装置に搭載した場合に、第1板状部 材と第2板状部材との間に配置した被冷凍物 全体に冷風を供給することができ、冷凍効 を向上させることができる。

 上記本発明の冷凍装置用コアユニットに いては、前記電波発信アンテナとして、コ ルアンテナを好適に用いることができる。 のような構成によれば、より確実に第1板状 部材と第2板状部材との間に電波を伝播させ ことができる。

 また、前記電波発信アンテナを防水カバ で覆っておくことが好ましい。通常、冷凍 置内には水分が存在してこれによって金属 部材がさびるとその耐久性が低下するため このように防水加工を施しておくことが好 しい。

 また、前記第1磁石体及び前記第2磁石体 永久磁石で構成されていること、が好まし 。このような構成によれば、第1磁石体と第2 磁石体との間に半永久的に静磁場を形成する ことができる。

 また、前記整流板が開口部を有するステ レス鋼板で構成されていること、が好まし 。このような構成によれば、上記コアユニ トを冷凍装置に搭載した場合に、第1板状部 材と第2板状部材との間に配置した被冷凍物 全体に冷風を供給することができ、冷凍効 を向上させることができる。また、ステン ス鋼板を用いることにより、水分が存在す 冷凍装置内における耐久性の低下を抑制す ことができる。

 さらに本発明は、
 上記冷凍装置用コアユニット;
 前記コアユニットを収容する冷凍庫;
を具備することを特徴とする冷凍装置を提供 する。

 このような構成を有する冷凍装置によれ 、前記第1板状部材と前記第2板状部材との において、前記第1板状部材の主面及び前記 2板状部材の主面の略法線方向に一方向性で 略均等な静磁場を形成することができるとと もに、当該静磁場の方向に対して略直交する 方向に電波を伝播させることができる。そし て、上記のような静磁場及び電波に曝された 環境で被冷凍物を冷凍すれば、自然解凍や冷 蔵庫内における解凍等によっても、被冷凍物 の冷凍前の新鮮さの喪失を最大限に保持する ことができる。

 さらにまた、本発明は、
 上記冷凍装置用コアユニット;
 前記コアユニットを収容する冷凍庫;
 前記整流板を介して前記第1板状部材と前記 第2板状部材との間に冷風を供給する冷風循 装置;
を具備することを特徴とする冷凍装置をも提 供する。
 このような構成を有する冷凍装置によれば 第1板状部材と第2板状部材との間に配置し 被冷凍物の全体に冷風を供給することがで 、冷凍効率を向上させることができる。

 本発明によれば、被冷凍物の解凍後に解 前の鮮度を損なうことがなく、かつ特に被 凍物が肉や魚などの生鮮品の場合に、解凍 の血合いの色彩などを良好に維持すること 可能な冷凍装置、並びに当該冷凍装置に搭 されるコアユニットを提供することができ 。

本発明の冷凍装置に搭載される本発明 冷凍装置用コアユニットの構成の一実施の 態を示す斜視図である。 電波発振アンテナ14の一例を示す拡大 である。 電波発振アンテナ14の防水カバー22の内 部の空間26a、26b、26c、26d及び26eに充填される 充填部材28a、28b、28c、28d及び28eの概略斜視図 である。 図1に示す本発明の冷凍装置用コアユニ ット1を搭載した本発明の冷凍装置100の一実 の形態を示す一部破断概略斜視図である。

 以下、図面を参照しながら本発明の好適 実施の形態について説明する。ただし、下 の実施の形態は代表的なものであるに過ぎ 、本発明はこれらのみに限定されるもので ない。

 図1は本発明の冷凍装置に搭載される本発 明の冷凍装置用コアユニットの構成の一実施 の形態を示す斜視図であり、図2は、図1に示 本発明の冷凍装置用コアユニット1を搭載し た本発明の冷凍装置100の一実施の形態を示す 一部破断概略斜視図である。

 図1に示すように、本実施の形態のコアユ ニット1は、略矩形の第1板状部材10、略矩形 第2板状部材12、電波発信アンテナ14、整流板 16、第1磁石体18及び第2磁石体20を具備し、第1 板状部材10の主面及び第2板状部材12の主面と 整流板16の主面と、が略直交する位置関係 、第1板状部材10、第2板状部材12及び整流板16 が配置されており、第1板状部材10と第2板状 材12との間において、第1板状部材10の主面及 び第2板状部材12の主面の略法線方向に一方向 性で略均等な静磁場(略均等な磁束)が形成さ ている。

 「一方向性で略均等な静磁場」とは、第1 板状部材10と第2板状部材12との間の空間にお て、第1板状部材10の主面から第2板状部材12 主面に向かって、又は、第2板状部材12の主 から第1板状部材10の主面に向かって、一方 にほぼ直線状に磁力線が走っており、第1板 状部材10の主面及び第2板状部材12の主面に略 行な面のいずれの部分においても、磁束密 が略一定であることをいう。

 略矩形の第1板状部材10と略矩形の第2板状 部材12とは間隔をあけて互いに対向して平行 設置されており、当該間隔、すなわち第2板 状部材12の上に被冷凍物を配置して冷凍され ことになる。かかる第1板状部材10及び第2板 状部材12は、種々の材料で構成することがで るが、水分や低温によって劣化しない材料 用いるのが好ましい。例えばSS330、SS400、SS4 90及びSS540等の一般構造用圧延鋼材を用いる とができる。

 電波発信アンテナ14は、第1板状部材10の 1の辺10aと第2板状部材12の第1の辺12aとの間に おいて、第1板状部材10及び第2板状部材12の側 (すなわち、第1板状部材10及び第2板状部材12 間の空間)に電波を伝播させることができる うに設けられている。このような電波発信 ンテナとしては、従来公知の種々のものを いることができるが、低電力でもより確実 電波を発信することができ、後述する周波 を考慮して寸法が大きくなり過ぎないとい 観点から、コイルアンテナを用いるのが好 しい。

 また、コイルアンテナは電線又は同軸ケ ブルなどで構成することができ、絶縁性、 電率及び耐寒温度、並びに寸法の観点から 種々の電線や同軸ケーブルを用いることが きる。電線としては、例えば銅線と当該銅 を被覆する外部絶縁被膜(例えばフッ素樹脂 製)とで構成された電線が挙げられる。また 同軸ケーブルとしては、例えば銅製の内部 体と、当該内部導体を覆うポリエチレン製 絶縁体と、前記絶縁体を覆う銅製網組導体 構成された外部導体と、前記外部導体を被 する外部絶縁被膜(例えばフッ素樹脂製)とで 構成された同軸ケーブルが挙げられる。

 図1に示す電波発信アンテナ14は、水分及 低温による劣化を抑制するために、箱状の 水カバー22で覆われている。かかる防水カ ー22としては、電波の伝播を遮断することな く防水効果を有する材料で構成すればよく、 種々の材料を用いることができる。例えば、 強度の観点から、種々の繊維補強プラスチッ ク(FRP)を用いることが考えられる。なお、繊 補強プラスチックに用いる充填材としては 例えばパルプ、ガラス、カーボン及びベー ライトのいずれを用いてもこれらのうちの 数を用いてもよい。

 図2に、電波発振アンテナ14の一例の拡大 を示す。図2に示すように、この電波発振ア ンテナ14は、箱状の防水カバー22と、防水カ ー22の内部に設けられたコイルアンテナ24と で構成されている。コイルアンテナ24には 例えばフィーダーケーブルを介してアンプ 接続し、電流を流すことによって、矢印Xの 向に電波を伝播させることができる。なお コイルアンテナ24の捲回数及び太さ等につ ては、後述する周波数を考慮して当業者で れば適宜選択することができる。

 また、図2に示す防水カバー22の内部の空 26a、26b、26c、26d及び26eには、コイルアンテ 24の位置決めをするために、それぞれ、例 ば発泡スチロール(発泡材)等の充填部材(ス ーサー)28a、28b、28c、28d及び28eを充填してお ことが好ましい。なお、図3は、電波発振ア ンテナ14の防水カバー22の内部の空間26a、26b 26c、26d及び26eに充填される充填部材28a、28b 28c、28d及び28eの概略斜視図である。

 充填部材28aは略円盤状の形状を有してお 、充填部材28b、28c、28d及び28eは防水カバー2 2の内部の4隅の空間26b、26c、26d及び26eを埋め ような形状を有している。充填部材28aか、 は、充填部材28b、28c、28d及び28eか、のいず かを用いても、コイルアンテナ24の位置決 をすることが可能である。

 もっとも、このような充填部材を用いず 電波の伝播に影響を与えない材料で構成さ たストラップ等を用いて、コイルアンテナ2 4を防水カバー22に固定して設置してもよい。 また、防水カバー22の開口部や隙間等には、 水効果をより確実にするために例えばシリ ーン樹脂系の耐水性材料で封止しておくこ が好ましい。

 整流板16は、第1板状部材10の第2の辺10bと 2板状部材12の第2の辺12bとの間において、第 1板状部材10及び第2板状部材12の側(すなわち 第1板状部材10及び第2板状部材12の間の空間) 流れる冷風を整流することができるように すなわち、第1板状部材10の主面及び第2板状 部材12の主面と、整流板16の主面と、が略直 する位置関係で、第1板状部材10、第2板状部 12及び整流板16が設けられている。

 このような整流板16としては、種々の整 板を用いることができるが、安価で加工し くより容易に整流効果が得られるという観 から、配列した複数個の開口部16bを有する 流板16を用いるのが好ましい。

 図1における開口部16aは六角形であるが、 これに制限されるものではなく、例えば円形 、楕円形又は三角形その他の多角形であって も構わない。種々の形状を組み合わせても構 わない。開口部16aの形状、寸法、数及び配列 方法は、冷風の量、方向及び到達場所等を考 慮して適宜調整すればよい。

 また、整流板16を構成する材料は、水分 び低温によって劣化することがなく、加工 より開口部16aを形成し易い材料であれば特 制限なく用いることができる。例えば、種 の厚みを有する各種ステンレス鋼板(例えばS US304等)を用いることができる。

 第1磁石体18と第2磁石体20とは、一方向性 略均等な静磁場が形成されるように、一方 S極と他方のN極とが対向して設置されてい 。図1においては、第1板状部材10及び第2板状 部材12にそれぞれ複数個の第1磁石体18及び第2 磁石体20が埋設された構成を有している。第1 磁石体18及び第2磁石体20は第1板状部材10及び 2板状部材12の表面に設置されていてもよい

 第1磁石体18及び第2磁石体20としては、種 の磁石を用いることができるが、本発明の 果をより確実に得るという観点から、第1板 状部材10及び第2板状部材12の間の空間に、例 ば10~2000ガウス、好ましくは50~1000ガウス、 らに好ましくは100~150ガウスの静磁場を発生 せることのできる磁石を用いるのが好まし 。

 上記第1磁石体18及び第2磁石体20に用いる とのできる磁石としては、外部から磁場や 流の供給を受けることなく磁石としての性 を比較的長期にわたって保持し続けるとい 観点から、例えばアルニコ磁石、フェライ 磁石又はネオジム磁石等の永久磁石を用い のが好ましい。なかでも、酸化鉄を主原料 しているため安価であり、高い透磁率を持 様々な用途に用いられているフェライト磁 が好ましい。

 アルニコ磁石は、アルミニウム(Al)、ニッ ケル(Ni)及びコバルト(Co)等を原料として鋳造 れた磁石(鋳造磁石)であり、鉄や銅等が添 物として加えられていてもよい。フェライ 磁石は、酸化鉄を主原料にしてバリウムや トロンチウム等を微量加えて焼き固め、そ 後に粉砕したものを成型し焼結し、電磁石 着磁して得られる。ネオジム磁石はネオジ 、鉄及びホウ素を主成分とする希土類磁石( アアース磁石)である。これらのなかでも、 酸化鉄を主原料としているため安価であり、 高い透磁率を持ち様々な用途に用いられてい るフェライト磁石が好ましい。

 第1磁石体18及び第2磁石体20の形状、寸法 び個数については、第1板状部材10と第2板状 部材12との間の空間に、第1板状部材10の主面 び第2板状部材12の主面の略法線方向に一方 性で略均等な静磁場が形成されて略均等な 束が形成されるように適宜選択する。

 次に、図4に示すように、本実施の形態に 係る冷凍装置100は、上述のような本発明の冷 凍装置用コアユニット1、冷凍庫102、扉104、 波受信アンテナ106、冷風循環装置108、及び 凍装置100を制御するための制御装置(図示せ 。)を操作するための操作パネル112を具備す る。

 本実施の形態に係る冷凍装置100には、上 のような本発明の冷凍装置用コアユニット1 を4個積層したコアユニットスタック2が収容 れている。積層されるコアユニット1の数は 特に制限されるものではなく、冷凍装置100の スペックによって適宜変更することが可能で ある。

 コアユニットスタック2を収容する冷凍庫 102を閉じることができるように、冷凍装置100 には両側に開く扉104が設けられている。そし て、扉104の内側には、当該扉104を閉じた際に 、コアユニット1に含まれる電波発信アンテ 14(図1参照)に対向するように、4つの電波受 アンテナ106が設けられている。

 この電波受信アンテナ106としては、図1に おける矢印で示すように、第1板状部材10と第 2板状部材12との間の空間において、静磁場( 束)の方向に略直交する方向に電波が伝播さ ることができるものであれば種々のものを いることができる。従来公知の種々のもの 用いることができるが、上記の電波発信ア テナ14と同じものを用いればよい。

 ただし、本明細書においては、電波「受 」アンテナとの表現を用いているが、この 波受信アンテナ106は電波を受信せず、電波 信アンテナ14と同様に電波を発信するもの ある。すなわち、電波受信アンテナ106は、 二の電波発信アンテナ14とも呼ぶことができ る。本明細書においては、電波受信アンテナ 106が電波発信アンテナ14に対向する位置に設 されることから、便宜上「発信」及び「受 」との表現を用いている。さらに、コアユ ット1、冷凍庫102及び冷凍装置100の寸法及び スペックによっては、電波受信アンテナ106を 設けなくてもよい。電波を発信するアンテナ はコアユニット1の一方の側に存在するだけ もよい。

 また、図4に示す電波受信アンテナ106は、 水分及び低温による劣化を抑制するために、 箱状の防水カバー110で覆われている。かかる 防水カバー110としては、上述した電波発信ア ンテナ14の防水カバー22と同じものを用いる とができる。

 なお、図示しないが、冷凍装置100には、 述のような電波を伝播させるための発信器 び高周波増幅器が設けられている。かかる 信器及び高周波増幅器としては従来公知の のを用いることができるが、下記のような 波数の電波を伝播させることができるよう 設計することが好ましい。

 すなわち、上記電波としては、例えば約3 00kHz~約2MHz、好ましくは約500kHz~約1MKHz、さら 好ましくは約600kHz~約1MKHzの周波数を有する ジオ波の領域に含まれる電波とするのが好 しい。このような波長の長い電波を被冷凍 に供給することにより、被冷凍物に含まれ 水分子の位置を大きく変えることなく揺り かすことができ、上記静磁場と相俟って冷 時における水分子の配列をより確実に実現 ることができる。

 冷風循環装置108は、整流板16の開口部16a 経て冷風を被冷凍物に供給するためのもの ある。かかる冷風循環装置108があれば、冷 が冷凍庫102内に偏在することを防止するこ ができ、個々の被冷凍物をより確実に均一 冷凍することが可能になる。

 ここで、冷凍装置100は冷凍機能を備えた 凍庫102を有するものである。なお、図1にお ける冷凍庫102はラック型バッチ式であるが、 その他トンネル型及びスパイラル型などのい ずれであってもよく、それぞれの場合に本発 明を適宜設計変更して実施することができる 。

 図示しないが、冷凍装置100は少なくとも 凍手段を含み、さらに冷蔵手段及び冷凍冷 保管手段のうちの少なくとも1つを含んでい てもよい。かかる冷凍手段としては、例えば 圧縮機、凝縮器、膨張弁及び冷却パイプ(蒸 器)などを具備し、冷媒を循環させる通常公 の急速冷凍サイクル装置等を用いることが きる。なお、膨張弁及び冷却パイプ(蒸発器 )は冷凍装置100の内部空間に設置され、冷気 発生に寄与する。

 さらに、被冷凍物の急速な温度低下を促 させるために、冷凍装置100の内壁面を、断 材や遠赤外放射吸収能を有する部材で構成 てもよい。内壁面に遠赤外放射吸収能を有 る材料を内壁面にコーティングしてもよく また、内壁面にプレート状の遠赤外放射吸 能を有する部材を配設してもよい。これに り、被冷凍物から放射される輻射熱(遠赤外 線)を速やかに吸収することができ、被冷凍 の温度低下を速やかに実現することが可能 なる。

 以上のような構成を有する本発明の冷凍 置100によれば、被冷凍物をその鮮度を維持 たまま冷凍することができ、かつ解凍後に その鮮度が損なわれることをより確実に抑 することができる。

 ただし、本発明は上記の一実施の形態の に限定されるものではない。例えば、コア ニットの数は適宜変更することができる。 た、冷凍庫がラック型バッチ式の場合には 図4に示すような構成を採用すればよいが、 冷凍庫がトンネル型で、冷凍庫の内部閉空間 に被冷凍物をネットコンベアベルトにより連 続的に収容、冷凍する場合には、ベルトコン ベアを、第1板状部材と第2板状部材との間を らせる構成をとることもできる。

 また、冷凍庫が、スパイラル型で、冷凍 の内部閉空間に被冷凍物がベルトコンベア より連続的にスパイラル状に収容され、下 から上側に移動する間に冷凍される場合に 、ベルトコンベアを第1板状部材と第2板状 材とで挟むような構成をとってもよい。

 本発明によれば、被冷凍物の解凍後に解 前の鮮度を損なうことがなく、特に被冷凍 が肉や魚などの生鮮品の場合に、解凍後の 合いの色彩が良好な状態を維持することが きる冷凍装置を提供することができる。し がって、本発明に係る冷凍装置は、レスト ン、すし屋、居酒屋及び割烹料理屋などを む食品業界において好適に用いることがで る。さらに、本発明は、例えば生体試料を 存・分析したり、これを用いて臨床試験を ったり、培養皮膚を作製したりする薬品業 、医療機器及び医療業界などにおける利用 考えられる。