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Patent Searching and Data


Title:
COSMETIC APPLICATOR AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/114686
Kind Code:
A1
Abstract:
A cosmetic applicator that realizes substantially uniform move of fine solid powdery cosmetic to the distal end face of brush part, prevention of fly of the cosmetic from the brush part and substantially uniform sticking of the cosmetic applied onto the skin to the skin. The cosmetic applicator is one for application of a powdery cosmetic containing fine powder, composed of a handle part and a brush part with a bristle material implanted on the handle part, characterized in that the bristle material of the brush part extends upward from the handle part, and that the distal end thereof forms a peripheral edge of configuration parallel to the handle part, from which a gradually sinking configuration is provided toward the center axis of the brush part.

Inventors:
NAKAMURA, Koji (3-41 Nishiawaji 6-chomeHigashi Yodogawa-ku, Osaka-sh, Osaka 31, 5330031, JP)
Application Number:
JP2008/054616
Publication Date:
September 25, 2008
Filing Date:
March 13, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NAKAMURA, Koji (3-41 Nishiawaji 6-chomeHigashi Yodogawa-ku, Osaka-sh, Osaka 31, 5330031, JP)
International Classes:
A45D33/36; A46B9/02
Attorney, Agent or Firm:
KODAMA, Yoshihiro et al. (Enju-Ochanomizu Bldg. 3F, 17-2 Sotokanda 2-chom, Chiyoda-ku Tokyo 21, 1010021, JP)
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Claims:
 柄部と該柄部に毛素材が植毛されたブラシ部から成る微細な粉体を含む粉体化粧料を塗布する化粧料塗布具であって、
 前記ブラシ部の毛素材が前記柄部から上方に延び、その先端が前記柄部に対して水平の形状の外周縁が形成されると共に、その外周縁からブラシ部の中央軸に向かって徐々に窪む形状に形成されていることを特徴とする化粧料塗布具。
 前記窪む形状が、逆円錐状であることを特徴とする請求項1記載の化粧料塗布具。
 前記窪む形状が、曲面状であることを特徴とする請求項1記載の化粧料塗布具。
 前記窪む形状が、階段状であることを特徴とする請求項1記載の化粧料塗布具。
 前記窪む形状の凹率が約0.05~約0.3であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1に記載の化粧料塗布具。
 柄部と該柄部に毛素材が植毛されたブラシ部とを備えた、化粧料を塗布する化粧料塗布具の製造方法であり、
 前記ブラシ部の先端面を、ブラシ部の外周縁からブラシ部の中央軸に向かい徐々に窪む形状に形成することを特徴とする化粧料塗布具の製造方法。
Description:
化粧料塗布具及び該化粧料塗布 の製造方法

 本発明は、顔に化粧料を塗布する化粧料 布具に関する。詳しくは、微細な粉体を含 粉体化粧料を塗布する化粧料塗布具に関す 。

 近年、固形粉体化粧料は、平均粒径が0.1~ 10μmの微細な粉体を油性成分等に混合したも が用いられてきており、化粧料塗布時の滑 かな伸び広がりや肌への付着力や保湿感の では優れているが、肌への密着力が高すぎ 粉が皮膚の凹凸に沿って付着するため、シ や毛穴等の好ましくない凹凸を強調するも となっている(特許文献1参照)。

 一方、前記微細な固形粉体化粧料を顔に塗 する際に、従来の平均粒径が大きい固形粉 化粧料用として、図8(特許文献2の図1参照) 示すブラシ部の先端面が凸状に形成された 粧用ブラシが多く用いられている。該化粧 ブラシを用いて、化粧容器から前記平均粒 の微細な固形粉体化粧料を該ブラシに移行 せて、化粧料が肌に略均一になるように該 ラシで塗布を行っている。しかし、化粧用 器から微細な固形粉体化粧料を該ブラシに 行させると、該ブラシの先端面が凸状なた にブラシの先端面に略均一に該化粧料が移 されず、凸状な凸部にだけ移行された状態 該ブラシを用いて顔に化粧料の塗布を行っ いる。そのために、最初に塗布した部位に 量に塗布されて他の部位が少なく塗布され ので、塗布量が顔の部位により異なること 発生して、斑(濃淡)が生じる虞がある。
 更に、該ブラシで化粧容器の化粧料を移行 せる際、図8に示すように、凸状の凸部は毛 素材が密集しているので剛性が大きく、化粧 料を移行させるために該ブラシを押圧した状 態で往復動させると、該凸状の凸部に移行し た化粧料がその押圧に対する反発力で飛散す る傾向がある。

 他方、多くの女性は、美容のプロが行な たような化粧に対する関心が高まり、該美 のプロの化粧の仕上がりを簡単に得たいと うニーズが高まっているが、上記の化粧用 ラシを用いて化粧をすると、化粧料がメリ リなく且つ不均一に塗布されるので、本来 イライトが出るべき部分とそうでない部分 差が少なく、平面的な仕上がりとなってし い、また、厚くなったり、仕上がりが粉っ くなるという問題がある。その問題を解消 るために、平均粒径が50μm程度の板状粉体 らなる化粧料を、先端が略球形状のブラシ からなる化粧用ブラシを用いて、そのブラ 毛のコシを使いながら少しずつ回転させつ 一方方向に動かして化粧料の塗布を行って る。(特許文献3参照)

特開2006-265214号公報

特開平10-295441号公報

特開2006-69902号公報

 平均粒径の微細な固形粉体化粧料を特許文 1で示す化粧用ブラシで塗布すると、上述し たように、該ブラシの凸状の凸部にだけ前記 固形粉体化粧料が移行された状態で、該ブラ シで肌に塗布を行うので、最初に塗布した部 位に大量の化粧料が付着する。このように化 粧料の塗布量が最初に塗布した部位と他の部 位とにより異なる状態が発生する。そこで凸 部に付着した化粧料を手等で毛素材に移行し た量を均してから顔に塗布を行っている。一 方、微細でない化粧料と比べて、微細な化粧 料を塗布すると、その平均粒径が微細なため に小鼻の横から口の両端に伸びるシワ、目尻 からこめかみにかけての放射状のシワ、又は 、毛穴等に沿って略均一に付着する傾向があ り、皮膚の凹凸が強調される虞がある。
 そのために化粧料の塗布量を略均一にする めに、そして、凹凸の強調を低減するため 、ブラシで何回も往復動させながら上手く 布する必要があり、化粧が非常に煩雑であ 、時間がかかるという問題がある。

 一方、特許文献3で示す先端が略球形状の ブラシ毛からなる化粧用ブラシで塗布するに は、そのブラシ毛のコシを使いながら少しず つ回転させつつ一方方向に動かして化粧する という、化粧が非常に煩雑であり時間がかか り、又、50μm程度の板状粉体からなる化粧料 塗布する場合には、皮膚の凹凸が強調され 虞が少ないが、該化粧用ブラシで微細な固 粉体化粧料を塗布する際には、皮膚の凹凸 強調されるという問題が発生する。

 本発明の課題は、上記問題点を解決する のであって、微細な固形粉体化粧料がブラ 部の先端面に略均一に移行して、且つ、該 粧料が該ブラシ部から飛散せず、そして、 膚に塗布された該化粧料が肌に略均一に付 されると共に、該化粧料により凹凸が強調 れないように塗布できる化粧料塗布具を提 することである。

 上記課題を達成するために、請求項1に係る 発明は、柄部と該柄部に毛素材が植毛された ブラシ部から成る微細な粉体を含む粉体化粧 料を塗布する化粧料塗布具であって、前記ブ ラシ部の毛素材が前記柄部から上方に延び、 その先端が前記柄部に対して水平の形状の外 周縁が形成されると共に、その外周縁からブ ラシ部の中央軸に向かって徐々に窪む形状に 形成されていることを特徴とする。
 請求項2に係る発明は、前記窪む形状が、逆 円錐状であることを特徴とする。
 請求項3に係る発明は、前記窪む形状が、曲 面状であることを特徴とする。
 請求項4に係る発明は、前記窪む形状が、階 段状であることを特徴とする。
 請求項5に係る発明は、前記窪む形状の凹率 が約0.05~約0.3であることを特徴
とする。
 請求項6に係る発明は、柄部と該柄部に毛素 材が植毛されたブラシ部とを備えた、化粧料 を塗布する化粧料塗布具の製造方法であり、 前記ブラシ部の先端面を、ブラシ部の外周縁 からブラシ部の中央軸に向かい徐々に窪む形 状に形成することを特徴とする。

 本発明の化粧料塗布具は、ブラシ部の外 縁からブラシ部の中心軸に向かって徐々に む形状に形成されていることにより、ブラ 先端面に化粧料を略均一に移行させるとい 移行機能と、化粧料が飛散するのを防止す 防止機能と、肌に略均一に化粧料を塗布さ て付着させるという付着機能と、そして、 膚の凹凸が強調されるのを低減させるとい 低減機能とを備えている。

 本発明の化粧料塗布具は上記機能を備えて ることにより、化粧料を手等で毛素材に移 した量を均す必要がなくなり、毛素材に化 料を移行させるだけでブラシ先端面に化粧 が略均一に移行されるので、すぐに化粧す ことができるという優れた効果を奏する。
 そして、化粧容器から化粧料が飛散するの 防止できるので、貴重な化粧料を有効に利 できると共に清掃作業が不要になるという れた効果を奏する。
 又、ブラシ部に化粧料が略均一に移行され いるため、ブラシを塗布する部位に複数回 復動するだけで、肌に略均一に化粧料を塗 させることができると共に、皮膚の凹凸が 調されるのを低減することができ、シワや 穴等の凹凸感が生じることを抑制でき、美 のプロのような化粧の仕上がりが簡単に得 れるという優れた効果を奏する。

第1実施形態を示した斜視図 第1実施形態のA-A’断面図 本実施形態の化粧料塗布具で化粧容器 から化粧料をブラシ先端面21に移行させる模 図 本実施形態の化粧料塗布具でブラシ先 端面21に移行された化粧料を肌に付着させる 式図 第2実施形態を示した斜視図 第2実施形態のA-A’断面図 第3実施形態を示した斜視図 第3実施形態のA-A’断面図 従来用いられていた化粧料塗布具の斜 図

符号の説明

 1 化粧料塗布具
10 柄部
20 ブラシ部
21 ブラシ先端面
22 外周縁
23 中心軸
30 逆円錐状
31 曲面状
32 階段状

 以下、本発明の化粧料塗布具について、 面を参照しながら詳細に説明する。

(第1実施形態)
 図1は本発明に係る化粧料塗布具1の第1実施 態を示した斜視図である。
 図2は第1実施形態の化粧料塗布具1を図1のA-A ’面で切断した断面図である。

 図1及び図2に示すように、本実施形態の化 料塗布具1は、略円柱状の柄部10とブラシ部20 とを備えた化粧料を塗布する化粧料塗布具で ある。
 前記柄部10の先端部は、該柄部10の中心軸23 対して垂直に切断された面を形成しており その面に毛素材が植毛されブラシ部20を形 している。そして、該毛素材は、前記柄部10 の先端部から逆円錐状に広がっている。

 本実施形態に係る化粧料塗布具1において、 前記柄部10は、持ちやすく化粧料を塗布しや い形状であれば、略円柱状には限定されず 適宜の形状及び大きさのものを選択して用 ることができる。また、該柄部10を構成す 材質についても金属製、合成樹脂製、木製 のものを適宜選択して、又はそれらを適宜 み合わせて用いることができる。
  前記毛素材としては、獣毛、合成樹脂製 を用いることができ、又、前記毛素材の長 等についても適宜調整することができる。

 前記ブラシ部20の先端面(柄部10に植設さ ている方の反対側の面)(以下、「ブラシ先端 面21」という。)は、図2に示すようにブラシ 20の外周縁22からブラシ部20の中心軸23に向か い徐々に窪む形状である逆円錐状30に形成さ ている。前記中心軸23の深さがもっとも深 なる。前記ブラシ先端面21を上記の如くの形 状に形成することで、該ブラシ先端面21に略 一に化粧料を移行させることができ、そし 、該化粧料が飛散するのを防止できる。

 前記逆円錐状の凹率は、約0.05~約0.3が好ま く、0.1~0.2がより好ましい。
 ここで、前記凹率は、毛が植設されている 部10の先端部からブラシ部20の外周縁22まで 高さを(A)、ブラシ部20の外周縁22から凹部の 最深部までの高さを(B)とした場合、B/Aで表さ れる値である。
 前記凹率が、上記範囲内にあれば、ブラシ 先端面への化粧料の移行量を略均一にでき 且つ、該化粧料が飛散するのを防止できる 、肌への付着量を略均一にできる。

 図3Aは化粧容器から化粧料をブラシ先端面21 に移行させる模式図である。
 図3Bはブラシ先端面21に移行された化粧料を 肌に付着させる模式図である。
 上記したブラシ部先端面への化粧料の移行 及び肌への付着量を略均一にできる理由、 して、化粧料が飛散しない理由を、この模 図を用いて詳細に説明する。

 図3Aに示すように、最初の1回目に化粧料塗 具1で化粧料を肌に塗布するために、最初に 化粧容器から化粧料をブラシ先端面21に移行 せると、ブラシ先端面21の柄部10からの毛素 材の長さが、外周縁22が長く中心軸23に行く 従い短くなっているので、毛先の曲がりが 周縁22から中心軸23に向かうに従い小さくな ている(左図参照)。
 そのために、毛素材の長さと曲がりの大き 外周縁22付近に大量の化粧料が移行するが 該化粧料塗布具1を複数回往復動させると中 軸23付近の毛素材の長さと曲がりの小さい 素材に、毛素材の長さと曲がり大きい外周 22付近から小さい中心軸23付近に化粧料が移 (図3A中○印で示す)して、全体として化粧料 の移行量を略均一にできる(中央及び右図参 )。

 次に、化粧料が飛散しない理由を説明す 。図3Aの左図及び図2に示すように、化粧容 から化粧料を移行させる際には、化粧料塗 具1の外周縁22が化粧料に当接して押圧され 。該当接する外周縁22の毛素材は、従来の 状ブラシと違って一カ所に集中しておらず 散された構造であるから剛性は小さい。そ ために化粧料塗布具1で化粧料を押圧した状 で往復動させても、その押圧に対する反発 が小さいので前記外周縁22に移行した化粧 が飛散するのが防止される。

 一方、図3Bに示すように、ブラシ先端面21 に移行された化粧料を肌に付着させるために 、ブラシ先端面21を肌に軽く押圧するが、ブ シ先端面21の形状が逆円錐状30であるので、 顔の曲面と近似したものとなっている。その ために、化粧料塗布具1を複数回往復動させ と、顔の肌をブラシ先端面21が略均等の圧力 で押圧され、ブラシ先端面21に略均一に移行 れた化粧料を肌に略均一に付着できると共 、前記ブラシ先端面21の往復動により、毛 等の凹凸に対してその表面を略均一な表面 することができるので、皮膚の凹凸感が抑 される。

 更に、従来の先端面が凸状に形成された ラシで、化粧容器の皿部に平坦状に充填さ た化粧料を移行する場合、平坦状に充填さ た化粧料の中央部付近が凹状となり、前記 部に残存している化粧料を移行するのが困 となるが、第1実施形態の化粧料塗布具1を いれば、化粧料が上層から略均一に減少し いくので常にブラシに化粧料を移行するの 容易に行える。

 なお、化粧料として微細な固形粉体化粧 を対象に説明したが、本発明の化粧料塗布 は、固形粉体化粧料に限定されるものでは く、微細粉末を水に溶かした溶液状の粉体 化粧料にも使用できる。溶液状の粉体化粧 を化粧容器の平皿に注いだ状態で、前記化 料塗布具で該化粧料を移行させるために、 布具を複数回程度往復動させれば、固形粉 化粧料と同様に毛の先端部分にのみ化粧料 移行し、全体として、ブラシ先端面の化粧 の移行量が略均一になる。

 そして、ブラシ先端面21の化粧料の移行 が略均一な状態で、顔に対してブラシ先端 21を顔の肌に接触させて往復動させると、ブ ラシ先端面21を構成している多数の毛素材が 肌に対してほぼ近似した押圧力で化粧料を 布することになる。その結果、該ブラシ先 面21の形状である逆円錐状に沿った状態で 粧料が塗布されるので、固形粉体化粧料と 様に、肌に略均一に化粧料を塗布させるこ ができると共に、シワや毛穴等の凹凸に対 て逆円錐状に化粧料が付着されるので、ブ シ先端面21の形状が逆円錐状である化粧料塗 布具を用いることにより、化粧料により凹凸 が強調されないように塗布することできる。

(第2実施形態)
 図4は本発明に係る化粧料塗布具1の第2実施 態を示した斜視図である。
 図5は第2実施形態の化粧料塗布具1を図4のA-A ’面で切断した断面図である。
 第2実施形態の化粧料塗布具1は、徐々に窪 形状が曲面状31である点のみ、前記第1実施 態の化粧料塗布具1と相違するが、その他の においては、前記第1実施形態の化粧料塗布 具1と同じ構成である。
 徐々に窪む形状が曲面状31であれば、一層 毛の先端部分のみに化粧料が移行し、全体 して、ブラシ先端面21の化粧料の移行量が略 均一にできる。

 また、ブラシ先端面21が、曲面状31である ため、化粧料を塗布する顔の部位の曲面状に 近い形状になっている。そのために、該ブラ シ先端面21を顔の肌に接触させて往復動させ と、ブラシ先端面21を構成している多数の 素材が、肌に対してほぼ近似した押圧力で 粧料を塗布することになる。その結果、該 ラシ先端面21の形状である曲面状に沿った状 態で化粧料が塗布されるので、肌に略均一に 化粧料を塗布させることができると共に、シ ワや毛穴等の凹凸に対して曲面状に化粧料が 付着される。従って、ブラシ先端面21の形状 曲面状である化粧料塗布具を用いることに り、化粧料により凹凸が強調されないよう 塗布することできる。

(第3実施形態)
 図6は本発明に係る化粧料塗布具1の第3実施 態を示した斜視図である。
 図7は第3実施形態の化粧料塗布具1を図6のA-A ’面で切断した断面図である。
 第3実施形態の化粧料塗布具1は、徐々に窪 形状が階段状32である点のみ、前記第1実施 態の化粧料塗布具1と相違するが、その他の においては、前記第1実施形態の化粧料塗布 具1と同じ構成である。

 第3実施形態の化粧料塗布具1は、ブラシ部 先端面21が、ブラシ部の外周縁22から中心軸2 3に向かい段差部が設けられて徐々に窪む形 (同心円状に窪む形状)に形成されているもの である。設けられる段差部の個数については 、適宜調整できるものである。
 本第3実施形態の化粧料塗布具においても前 記第1及び第2実施形態と同様の作用効果が得 れる。

 一方、従来より、柄部の内部に粉体状化 料が内蔵されている化粧料塗布具が知られ いる。この化粧料塗布具の柄部の中心部分 粉体状化粧料の吐出口があり、該吐出口か 吐出された粉体状化粧料は、先端面が凸状 形成されたブラシ部の中心部分を通り先端 に達する。そのためにブラシ部の先端面の 心軸付近に多量の化粧料が移行するが、周 部に化粧料の移行がほとんどなく、上記し 特許文献2で示す化粧用ブラシと同様に、ブ ラシの先端面に略均一に該化粧料が移行され ず、凸状な凸部にだけ移行された状態で該ブ ラシを用いて顔に化粧料を塗布している。

 本第1~3の実施形態に、上記した柄部の内 に粉体状化粧料を内蔵させた構造のものを いてもよい。第1~3の実施形態のブラシ部20 、外周縁22からブラシ部20の中心軸23に向か 徐々に窪む形状に形成されているので、該 み形状の中心軸23付近に吐出された化粧料は 、窪み形状をした面に沿って化粧料が広がっ ていくので、化粧料の移行量がほぼ全面に略 均一になり、そして、その状態で化粧料を顔 に塗布すると、肌に略均一に化粧料を塗布さ せることができる。そして、皮膚の凹凸が強 調されるのを低減することができるので、シ ワや毛穴等の凹凸感が生じることを抑制でき る。

 以上のように、本第1~3の実施形態は、ブ シ部20の外周縁22からブラシ部20の中心軸23 向かって徐々に窪む形状に形成されている とにより、ブラシ先端面21に化粧料を略均一 に移行させるという移行機能と、肌に略均一 に化粧料を塗布させて付着させるという付着 機能と共に、皮膚の凹凸が強調されるのを低 減させるという低減機能を備えていることが 分かる。

 前述したように、近年化粧料の平均粒径が 層微細化される状況において、多くの女性 一層美しく見せたい、シワ等の凹凸を目立 ないようにさせたい等の美に対する憧れか 、非常に煩雑な化粧、長時間かかる化粧等 多大な努力を傾注している。
 本第1~3の実施形態の化粧料塗布具は、女性 憧れている美に対して、簡単に肌に化粧料 略均一に塗布でき、シワ等の凹凸を目立た いようにすることができるので、非常に煩 な化粧、長時間かかる化粧等から女性を解 することができ、しかも美容のプロのよう 化粧の仕上がりが簡単に得られるものであ 。

 なお、化粧料塗布具の窪み形状は顔の形 、即ち、顔の肌の曲面の大小に応じて選択 ればよい。例えば、顔の曲面の大きいふく かな女性には曲面状を選択し、顔の曲面の さい平坦な女性には逆円錐状又は段階状を 択すると効果が一層顕著なものとなる。こ ように、化粧料塗布具の窪む形状は、上記 た3種類の形状に限定されるものではなく、 本発明の化粧料塗布具の技術思想に合致した ものが含まれることは明らかである。

 次に、本実施形態に係る化粧料塗布具の製 方法について説明する。
 本実施形態に係る化粧料塗布具は、ブラシ の先端面を、ブラシ部の外周縁から中心軸 向かい徐々に窪む形状に形成することで製 する。

 具体的な製造方法について説明するが、下 に示す製造方法は、一例であり、該製造方 に限定されるものではない。
 まず、毛素材を植設する柄部断面形状に合 せるように束ね揃える。束ね揃えた毛素材 一端側に凸状物を押し当て、該一端側に窪 形状を形成させる。
 次いで、前記束ね揃えた毛素材の他端側を 記柄部の植設に接合することで製造できる
 前記凸状物としては、金属製、樹脂製のも を挙げることができ、形成させる窪む形状 合った凸状物を適宜選択して用いることが きる。
 前記接合させる手段としては、例えば、接 剤により接合させる方法或いは中空筒状の 部の一端側に、前記一端側に窪む形状を形 させた毛素材の他端側を押し込み、押し込 だ部分の柄部をかしめることで接合させる 法等を挙げることができる。

 上記で説明したように、本発明の化粧料塗 具は、ブラシ部の先端面が、ブラシ部の外 縁から略中心部に向かい徐々に窪む形状に 成されているため、化粧料をブラシ部の先 面に略均一に付着させることができる。
 また、本発明の化粧料塗布具においては、 ラシ部には、化粧料が略均一に付着してい ため、皮膚等の塗布部へほぼ均一に化粧料 塗布させることができ、斑(濃淡)が生じる とを抑制できる。
 更に、本発明の化粧料塗布具においては、 形状化粧料の減り方が略均一となり、特定 箇所のみが極端に減少することが防止でき 。

(実施例1)
 毛素材が植設されている柄部先端部からブ シ部最先端までの高さ35mm、ブラシ部最先端 におけるブラシの直径35mm、毛が植設されて る柄部先端部におけるブラシの直径20mm及び ラシ部最先端から凹部の最深部までの高さ5 mmに形成した窪む形状(逆円錐状)の化粧料塗 具を用いて、化粧料付着試験を行った。
 上記化粧料塗布具を用いて、化粧容器に充 された平面状の化粧料面を往復で2回撫でて 化粧料を移行させ、その後に顔の複数の部位 に対して、往復2回撫でて部位を移動させ顔 体に化粧料を塗布して肌に付着させた。
 3人の目視で、ブラシ先端面及びブラシ内部 に略均一に化粧料が付着していることが確認 された。そして、顔の化粧料の塗布量、凹凸 の強調の状態を確認した結果、肌に対して略 均一に付着しており、凹凸の強調される部位 を見つけられなかった。

(比較例1)
 毛素材が植設されている柄部先端部からブ シ部最先端までの高さ35mm、ブラシ部最先端 におけるブラシの直径35mm、毛が植設されて る柄部先端部におけるブラシの直径20mm及び ラシ部先端面が略凸状な化粧料塗布具を用 て、化粧料付着試験を行った。
 試験方法は、上記実施例1と同様に行い、3 の目視で、ブラシ先端面の略凸状部分に大 の化粧料が移行しており、ブラシ内部では ブラシの略凸状部分の移行量が多く、外周 にいくに従い化粧料の移行量が少なかった とが確認された。そして、顔の化粧料の塗 量、凹凸の強調の状態を確認した結果、肌 対して不均一に付着して斑が発生しており 凹凸の強調される部位が複数見つけられた