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Patent Searching and Data


Title:
CUTTER BLADE FOR PACKING CONTAINER AND PACKING CONTAINER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/069639
Kind Code:
A1
Abstract:
The central portion (30) of a V-shaped cutter blade (20) has a plurality of central large teeth (31) and a plurality of central middle teeth (32) having a tooth height shorter than that of the central large tooth (31). Each end portion (50) of the cutter blade (20) has a plurality of first end teeth (51) and a plurality of second end teeth (52) having a tooth height shorter than that of the first end tooth (51). The tooth tip of the first end tooth (51) at each end portion (50) is located on a straight line (L1) passing the tooth tips of central large teeth (31) located in one of the right half and the left half of the central portion (30).

Inventors:
HIDEOKA, Makoto (3-3-2 Nihonbashi-HamachoChuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
秀岡 誠 (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 株式会社クレハ内 Tokyo, 1038552, JP)
UMETSU, Tadashi (3-3-2 Nihonbashi-HamachoChuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
梅津 正 (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 株式会社クレハ内 Tokyo, 1038552, JP)
NASU, Asako (3-3-2 Nihonbashi-HamachoChuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
那須 麻子 (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 株式会社クレハ内 Tokyo, 1038552, JP)
AMANO, Yoshikazu (3-3-2 Nihonbashi-HamachoChuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
天野 嘉和 (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 株式会社クレハ内 Tokyo, 1038552, JP)
Application Number:
JP2008/071419
Publication Date:
June 04, 2009
Filing Date:
November 26, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KUREHA CORPORATION (3-3-2, Nihonbashi-Hamacho Chuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
株式会社クレハ (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 Tokyo, 1038552, JP)
KYODO PRINTING CO., LTD. (14-12, Koishikawa 4-chome Bunkyo-k, Tokyo 01, 1128501, JP)
共同印刷株式会社 (〒01 東京都文京区小石川4丁目14番12号 Tokyo, 1128501, JP)
HIDEOKA, Makoto (3-3-2 Nihonbashi-HamachoChuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
秀岡 誠 (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 株式会社クレハ内 Tokyo, 1038552, JP)
UMETSU, Tadashi (3-3-2 Nihonbashi-HamachoChuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
梅津 正 (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 株式会社クレハ内 Tokyo, 1038552, JP)
NASU, Asako (3-3-2 Nihonbashi-HamachoChuo-k, Tokyo 52, 1038552, JP)
那須 麻子 (〒52 東京都中央区日本橋浜町三丁目3番2号 株式会社クレハ内 Tokyo, 1038552, JP)
International Classes:
B65D5/72; B26D1/02; B65D25/52
Attorney, Agent or Firm:
ONDA, Hironori et al. (12-1, Ohmiya-cho 2-chome Gifu-sh, Gifu 31, 5008731, JP)
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Claims:
 ロール状に巻かれた包装材を収容する包装容器に、前記包装材を切断するべく取り付けて使用される非金属製でV字状の切断刃であって、
 切断刃は、V字の頂点を含んだ中央部分と、同V字の両末端のうちの一つをそれぞれ含んだ一対の末端部分と、前記末端部分のうちの一つと前記中央部分の間にそれぞれ位置する一対の中間部分とを備え、
 前記中央部分は、複数の第1中央歯と、前記第1中央歯の歯高よりも歯高の低い複数の第2中央歯とを有し、前記第1中央歯は、互いに隣り合う第1中央歯同士の間の間隔が一定になるようにして並んでおり、前記第1中央歯のうち中央に位置する一つは前記V字の頂点に位置し、前記第2中央歯はそれぞれ、前記第1中央歯のうち互いに隣り合う二つの間に位置し、前記第1中央歯の歯先を結ぶ第1歯先線と、前記第2中央歯の歯先を結ぶ第2歯先線と、前記第1中央歯の歯元及び前記第2中央歯の歯元を結ぶ歯元線は互いに平行であり、前記第2歯先線は、前記第1歯先線と前記歯元線の間に位置し、
 前記中間部分のそれぞれは複数の中間歯を有し、前記中間歯の歯先は前記第2歯先線上に又は前記第2歯先線と前記歯元線の間に位置し、
 前記末端部分のそれぞれは複数の第1末端歯を有し、前記第1末端歯は前記第1歯先線に重なって位置することを特徴とする切断刃。
 前記第1末端歯の歯先は前記第1歯先線上に位置する請求項1に記載の切断刃。
 前記第1末端歯のそれぞれは、当該第1末端歯の内側に向かって凹んだ円弧状の斜辺を少なくとも1つ有している請求項1又は2に記載の切断刃。
 前記第1末端歯のそれぞれの歯先は、前記包装容器の長手方向外側を向いている請求項1~3のいずれか一項に記載の切断刃。
 前記末端部分のそれぞれは、前記第1末端歯のうち互いに隣り合う二つの間にそれぞれ位置する第2末端歯をさらに有し、前記第2末端歯の歯高は前記第1末端歯の歯高よりも低い請求項1~4のいずれか一項に記載の切断刃。
 前記中央部分は、前記中間部分のそれぞれに近接して位置する第3中央歯を有し、前記第3中央歯の歯元は前記歯元線上に位置し、前記第3中央歯の歯先は前記第2歯先線と前記歯元線の間に位置する請求項1~5のいずれか一項に記載の切断刃。
 ロール状に巻かれた包装材を収容する包装容器であって、前記包装材を切断するべく請求項1~6のいずれか一項に記載の切断刃を備えることを特徴とする包装容器。
Description:
包装容器用の切断刃及び包装容

 本発明は、包装容器用の切断刃及び包装 器に関する。

 ラップフィルム用の包装容器は、ロール に巻かれたラップフィルムを収容する厚紙 の容器本体と、容器本体に一体形成された 体と、蓋体に取り付けられてラップフィル を切断する鋸歯状の切断刃とを備えている

 ロール状のラップフィルムの軸方向に延 る直線状の外形形状を有する切断刃に代え 、中央部分が両末端部分よりも包装容器の 部に近い位置にあるV字状の外形形状を有す る切断刃を使用することが提案されている。 V字状をなす切断刃を用いてそのV字の頂点に 応する箇所においてラップフィルムの切断 開始した場合、ラップフィルムの切断を確 かつ容易に行うことが可能である。

 また、切断性や耐久性を向上させる観点 ら金属製の切断刃が従来使用されていたが 近年、環境への影響等を配慮して紙や樹脂 の非金属製の切断刃の使用が検討されてい (例えば、特許文献1)。

 非金属製の切断刃は概して、金属製の切 刃に比べて切断性が良好でない。そのため に、例えばポリエチレン、ポリプロピレン ポリ塩化ビニリデン等からなる伸縮性に富 だラップフィルムの切断に非金属製の切断 を用いた場合、比較的大きな力がその切断 必要となる。こうしたことから、非金属製 切断刃には切断性の向上が強く望まれてい 。

 特許文献2及び特許文献3には、ラップフ ルムへの切断刃の歯の突き刺さりを容易に るために、両末端部分に位置する歯の歯先 外側を向くように形成された直線状の切断 が記載されている。特許文献4及び特許文献5 には、ラップフィルムの切断初期におけるラ ップフィルムへの切断刃の歯の突き刺さりを 容易にするために、中央部分に位置する刃の サイズを相対的に大きくしたV字状の切断刃 記載されている。特許文献6には、ラップフ ルムへの切断刃の歯の突き刺さりを容易に るために、両末端部分に位置する歯の歯先 内側を向くように形成された逆V字状の切断 刃が記載されている。

 切断刃によるラップフィルムの切断の方 は、切断刃の形状に応じて異なる。例えば V字状の切断刃を用いる場合には、包装容器 から所望の長さだけ引き出したラップフィル ムの幅方向略中央に切断刃の中央部分を押し 当てる。そして、切断刃の中央部分に位置す る歯をラップフィルムの幅方向略中央に突き 刺す。その後、包装容器を捻ることによって 、ラップフィルムは切断される。

 一方、直線状又は逆V字状の切断刃を用いる 場合には、包装容器から所望の長さだけ引き 出したラップフィルムの幅方向一端に切断刃 の両末端部分のうちの対応する一方を押し当 てる。そして、切断刃の当該末端部分に位置 する歯をラップフィルムの幅方向一端に突き 刺す。その後、引き出したラップフィルムの 先端を持ち上げることによって、ラップフィ ルムは切断される。

特許第3573605号公報

実開平6-20224号公報

実開平11-151号公報

登録実用新案第2547868号公報

特開平5-178344号公報

特開平8-40433号公報

 本発明者らは、切断刃の形状を検討する で、直線状の切断刃を用いた場合、V字状の 切断刃を用いた場合に比べて、切断刃の歯を ラップフィルムに突き刺した後の切断刃によ るラップフィルムの切断の進行が円滑でない ことが分かった。

 また、ラップフィルム用の包装容器にV字 状の切断刃を採用した場合であっても、切断 刃の形状がV字状であるか否かを使用者は必 しも確認するものでなく、V字状の切断刃に した方法でラップフィルムを切断するとは らない。本発明者らの実験によれば、V字状 の切断刃を用いて切断刃の両末端部分のうち の一方においてラップフィルムの切断を開始 した場合、ラップフィルムの切断を良好に行 うのが難しいことが分かった。

 そこで本発明の目的は、切断刃の中央部 に位置する歯と切断刃の両末端部分のうち 一方に位置する歯のいずれを最初にラップ ィルムなどの包装材に突き刺して包装材の 断を開始する場合も、包装材の切断を良好 行うことが可能であって、かつ耐久性に優 た切断刃を提供すること、及び該切断刃を える包装容器を提供することにある。

 上記の目的を達成するために、本発明の 態様によれば、ロール状に巻かれた包装材 収容する包装容器に、前記包装材を切断す べく取り付けて使用される非金属製でV字状 の切断刃が提供される。切断刃は、V字の頂 を含んだ中央部分と、同V字の両末端のうち 一つをそれぞれ含んだ一対の末端部分と、 記末端部分のうちの一つと前記中央部分の にそれぞれ位置する一対の中間部分とを備 る。前記中央部分は、複数の第1中央歯と、 前記第1中央歯の歯高よりも歯高の低い複数 第2中央歯とを有する。前記第1中央歯は、互 いに隣り合う第1中央歯同士の間の間隔が一 になるようにして並んでいる。前記第1中央 のうち中央に位置する一つは前記V字の頂点 に位置する。前記第2中央歯はそれぞれ、前 第1中央歯のうち互いに隣り合う二つの間に 置する。前記第1中央歯の歯先を結ぶ第1歯 線と、前記第2中央歯の歯先を結ぶ第2歯先線 と、前記第1中央歯の歯元及び前記第2中央歯 歯元を結ぶ歯元線は互いに平行である。前 第2歯先線は、前記第1歯先線と前記歯元線 間に位置する。前記中間部分のそれぞれは 数の中間歯を有する。前記中間歯の歯先は 記第2歯先線上に又は前記第2歯先線と前記歯 元線の間に位置する。前記末端部分のそれぞ れは複数の第1末端歯を有する。前記第1末端 は前記第1歯先線に重なって位置する。

 本発明の別の態様によれば、ロール状に かれた包装材を収容する包装容器が提供さ る。包装容器は、前記包装材を切断するべ 上記の切断刃を備える。

本発明の第1実施形態における包装容器 の使用形態を示した同包装容器の斜視図。 図1の包装容器の一部を示す断面図。 図1の包装容器が備える切断刃の正面図 。 図3の一部を拡大して示す図。 図3の別の一部を拡大して示す図。 図1の包装容器の別の使用形態を示した 同包装容器の斜視図。 本発明の第2実施形態における切断刃の 一部を示す正面図。 本発明の第3実施形態における切断刃の 一部を示す正面図。 本発明の変更例における切断刃の一部 示す正面図。 本発明の別の変更例における切断刃の 一部を示す正面図。

 第1実施形態
 以下、本発明の第1実施形態を図1~6に従って 説明する。図1に示すように、第1実施形態の 装容器10は、容器本体13と、容器本体13に一 形成された蓋体14とを備える。容器本体13は 、円筒状の紙管11に巻き付けられたロール状 ラップフィルム12を収容する。包装容器10は 、1枚の厚紙、好ましくは1枚のコートボール から形成される。

 容器本体13は、上向きの開口を有する箱 に形成されており、容器本体13の上部からの ラップフィルム12の引き出しが可能である。 体14は、容器本体13の後壁の上縁13aから延び て、容器本体13の開口の全体を覆う。蓋体14 、容器本体13の前記開口を開閉可能である。 蓋体14の前壁の下端縁14aはV字状に形成されて いる。蓋体14の前壁の裏面には、下端縁14aに ったV字状の切断刃20が取り付けられている 包装容器10は、蓋体14を閉じた状態において 略直方体の形状を呈する。蓋体14を開いた状 でラップフィルム12は包装容器10からの取り 出しが可能である。ラップフィルム12は、例 ばポリ塩化ビニリデン製である。

 ラップフィルム12を幅方向中央から切断 る場合には、一方の手でラップフィルム12の 先端を把持し、他方の手で包装容器10を持つ そして、包装容器10を持った手の親指で蓋 14の前壁の中央部を押さえながら、包装容器 10を前側へ、すなわち図1中の矢印Aの方向に る。これにより、切断刃20の中央部分に位置 する歯がまずラップフィルム12に突き刺さる その後、包装容器10を更に捻ることによっ 、ラップフィルム12は切断される。

 ラップフィルム12を幅方向両端のうちの 方、例えば図1の右端から切断する場合には 一方の手でラップフィルム12の先端右寄り 把持し、他方の手で包装容器10を持つ。そし て、包装容器を持った手で蓋体14を押さえな ら、もう一方の手に持ったラップフィルム1 2を上に持ち上げる。これにより、切断刃20の 右端部分に位置する歯がまずラップフィルム 12に突き刺さる。その後、ラップフィルム12 更に持ち上げることによって、ラップフィ ム12は切断される。

 蓋体14の下端縁14aの付近を示した図2に示 れるように、蓋体14の前壁の裏面14bと切断 20の間には、シーラント材15及び接着層16が けられている。切断刃20は、例えばポリウレ タン系の接着剤からなる接着層16によって、 えばエチレンメタクリル酸共重合体を主成 とするシーラント材15に接着されている。 ーラント材15は、超音波接着法により蓋体14 裏面14bに接着されている。切断刃20は、蓋 14から容易に脱落しないだけの十分な強さで シーラント材15及び接着層16を介して蓋体14に 取り付けられている。

 次に、切断刃20について以下に詳細に説 する。切断刃20の全体を示した図3に示され ように、切断刃20は、切断刃20の外形が描くV 字の頂点を通る中心線CLを中心にして左右対 (すなわち包装容器10の長手方向に関して対 )であり、V字の頂点を含んだ中央部分30と、 中央部分30の左右両側に位置する一対の中間 分40と、V字の両末端のうちの一つをそれぞ 含んだ一対の末端部分50とを備える。

 切断刃20のV字の内角θは、例えば172.5°で る。切断刃20の左右方向の幅(全長)が304mmの 合、中央部分30の幅Wcは例えば36.6mmであり、 各中間部分40の幅Wmは例えば116.5mmであり、各 端部分50の幅Weは例えば17.2mmである。切断刃 20の左右方向の幅(全長)が222mmの場合、中央部 分30の幅Wcは例えば36.6mmであり、各中間部分40 の幅Wmは例えば75.5mmであり、各末端部分50の Weは例えば17.2mmである。

 切断刃20は非金属製であり、例えば樹脂 であってもよい。切断刃20を形成する樹脂の 例としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロ ピレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステ ル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET) 樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリフェニレン ルファイド系樹脂、ポリアセタール系樹脂 ポリ乳酸系樹脂、ポリグリコール酸系樹脂 エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂等が挙 られる。その中でも、熱可塑性で加工が容 でかつ、実用上十分な硬度と強度を有するP ET系樹脂、ポリ乳酸系樹脂、ポリグリコール 系樹脂が好ましい。環境に特に配慮する場 には、生分解性樹脂が好ましい。生分解性 脂の代表例としては、ポリ乳酸、ポリグリ ール酸等が挙げられる。本発明においては 上記特許文献1に開示されているポリ乳酸系 の樹脂組成物を二軸延伸して形成される切断 刃を好適に用いることができる。より具体的 には、切断刃20は、ポリ乳酸系の樹脂組成物 二軸延伸して得られるシートに例えばプレ 加工やレーザ切削を施して歯を形成したも であってもよい。切断刃20は、上記特許文 1に開示されている無機充填剤を樹脂以外に んでもよいし、熱安定剤、光安定剤、防水 、離型剤、顔料、染料等をさらに含んでも い。

 図4に示されるように、切断刃20の中央部 30は、第1中央歯としての複数の中央大歯31 、第2中央歯としての複数の中央中歯32と、 3中央歯としての複数の中央小歯33とを有し いる。左右対称の切断刃20のうち左半分の中 央部分30及び中間部分40を示す図4中には、中 大歯31のうちの三つと、中央中歯32のうちの 四つと、中央小歯33のうちの一つとが示され いる。中央部分30の左半分と右半分のそれ れに位置する中央大歯31、中央中歯32及び中 小歯33の歯元はいずれも、一つの基準直線LB )上に位置している。各歯の先端と対応する 準直線LBの間の最短距離、つまり各歯の歯元 と歯先の間の距離を、歯高と言う。

 中央大歯31の歯高H1は、中央中歯32の歯高H 2よりも大きい。中央大歯31は、互いに隣り合 う中央大歯31同士の間の間隔が一定になるよ にして並んでいる。中央大歯31のうちの1つ 切断刃20のV字の頂点に位置している。中央 分30の左半分と右半分のそれぞれに位置す 中央大歯31の歯先は、一つの第1中央歯先直 L1上に位置している。各第1中央歯先直線L1は 、対応する基準直線LBと実質的に平行である

 中央中歯32の歯高H2は、中央小歯33の歯高H 3よりも大きい。図4中に示されている中央中 32のうち切断刃20のV字の頂点寄りに位置す 二つを含んだ同V字の頂点寄りに位置する中 中歯32はそれぞれ、対応する互いに隣り合 一対の中央大歯31の間に位置している。中央 部分30の左半分と右半分のそれぞれに位置す 中央中歯32の歯先は、一つの第2中央歯先直 L2上に位置している。各第2中央歯先直線L2 、対応する基準直線LBと実質的に平行であり 、かつ、同基準直線LB及び対応する第1中央歯 先直線L1の間に位置する。

 中央小歯33の歯高H3は、中央中歯32の歯高H 2よりも小さい。各中央小歯33は、中央部分30 左半分と右半分の対応する一つに位置する 央中歯32のうち切断刃20のV字の頂点から離 て位置する二つの間に位置している。中央 歯33は、切断刃20の歯によるラップフィルム1 2への突き刺さり及びその後の切断が、切断 20の中央部分30から中間部分40へと円滑に移 するのに寄与する。

 切断刃20の各中間部分40は、複数の第1中 歯41と、互いに隣り合う一対の第1中間歯41の 間にそれぞれ位置する複数の第2中間歯42とを 有している。各中間部分40の第1中間歯41及び 2中間歯42の歯元はいずれも、対応する基準 線LB上に位置している。

 各中間部分40の第1中間歯41の歯先は、一 の第1中間歯先直線Lm1上に位置している。各 1中間歯先直線Lm1は、対応する第2中央歯先 線L2の延長線上に位置する。より正確には、 各第1中間歯先直線Lm1は、対応する第2中央歯 直線L2と同一の直線である。第1中間歯41の 高は、中央中歯32の歯高H2と同じである。

 ただし、第1中間歯41の歯高は、必ずしも 央中歯32の歯高H2と同じでなくてもよく、例 えば、歯高H2よりも小さくてもよい。また、 第1中間歯先直線Lm1は、必ずしも対応する第 2中央歯先直線L2の延長線上に位置しなくても よく、例えば、対応する基準直線LBと実質的 平行であり、かつ同基準直線LB及び対応す 第2中央歯先直線L2の間に位置してもよい。

 各中間部分40の第2中間歯42の歯先は、一 の第2中間歯先直線Lm2上に位置している。各 2中間歯先直線Lm2は、対応する中央小歯33の 先を通過する。第2中間歯42の歯高は、中央 歯33の歯高H3と同じである。

 ただし、第2中間歯42の歯高は、必ずしも 央小歯33の歯高H3と同じでなくてもよく、例 えば、歯高H3よりも小さくてもよい。また、 第2中間歯先直線Lm2は、必ずしも対応する中 央小歯33の歯先を通過しなくてもよく、例え 、対応する基準直線LBと実質的に平行であ 、かつ対応する中央小歯33の歯先と歯元の間 を通過してもよい。

 図5に示されるように、切断刃20の各末端 分50は、複数(例えば5つ)の第1末端歯51と、 いに隣り合う一対の第1末端歯51の間にそれ れ位置する複数の第2末端歯52とを有してい 。各末端部分50の第1末端歯51及び第2末端歯52 の歯元はいずれも、対応する基準直線LB上に 置している。なお、切断刃20の左半分の中 部分30及び末端部分50を示す図5において描か れている第1末端歯51及び第2末端歯52の数は、 便宜上、実際の数よりも少なくなっている。

 各末端部分50の第1末端歯51の歯先は、一 の第1末端歯先直線Le1上に位置している。各 1末端歯先直線Le1は、対応する第1中央歯先 線L1の延長線上に位置する。より正確には、 各第1末端歯先直線Le1は、対応する第1中央歯 直線L1と同一の直線である。第1末端歯51の 高は、中央大歯31の歯高H1と同じである。

 ただし、第1末端歯51の歯高は、必ずしも 央大歯31の歯高H1と同じでなくてもよく、例 えば、歯高H1よりも大きくてもよい。また、 第1末端歯先直線Le1は、必ずしも対応する第 1中央歯先直線L1の延長線上に位置しなくても よく、例えば、対応する基準直線LBと実質的 平行であり、対応する中央大歯31の歯先よ も上を通過してもよい。すなわち、各末端 分50の第1末端歯51は、対応する第1中央歯先 線L1に重なって位置しさえすればよい。

 各末端部分50の第2末端歯52の歯先は、一 の第2末端歯先直線Le2上に位置している。各 2末端歯先直線Le2は、対応する第2中央歯先 線L2の延長線上に位置する。より正確には、 各第2末端歯先直線Le2は、対応する第2中央歯 直線L2と同一の直線である。第2末端歯52の 高は、中央中歯32の歯高H2と同じである。

 ただし、第2末端歯52の歯高は、必ずしも 央中歯32の歯高H2と同じでなくてもよく、例 えば、中央大歯31の歯高H1よりも小さくさえ ればよい。また、各第2末端歯先直線Le2は、 ずしも対応する第2中央歯先直線L2の延長線 に位置しなくてもよく、例えば、対応する 準直線LBと実質的に平行であり、対応する 準直線LB及び第1末端歯先直線Le1の間に位置 さえすればよい。

 次に、包装容器10を用いてラップフィルム12 を切断する2つの方法を以下に説明する。
 まず、切断刃20の中央部分30の歯を最初にラ ップフィルム12に突き刺して開始される第1の 切断方法は次のとおりである。

 図1に示すように、一方の手で包装容器10 持ち、他方の手でラップフィルム12の先端 把持する。所望の長さのラップフィルムを 器本体13から引き出した後、包装容器10を持 た手の親指で蓋体14の前壁の中央部を押さ ながら、包装容器10を前側へ、すなわち図1 の矢印Aの方向に捻る。そうすると、切断刃2 0のV字の頂点に位置する中央大歯31が最初に ップフィルム12に接触して突き刺さり、続い てV字の頂点に近い順に残りの中央大歯31がラ ップフィルム12に接触して突き刺さる。こう てラップフィルム12に突き刺さった中央大 31がさらにラップフィルム12に深く刺し込ま ることによってラップフィルム12の切断は 始される。

 ラップフィルム12に中央大歯31を突き刺す のに要する力は、ラップフィルム12に同時に き刺される中央大歯31の数が多くなるほど きくなる。本実施形態の包装容器10において は、包装容器10を矢印Aの方向へ捻るにつれて 、切断刃20のV字の頂点に位置する中央大歯31 ら始まって、その後はV字の頂点に近い順に 残りの中央大歯31が順次にラップフィルム12 接触して突き刺さるため、ラップフィルム12 に同時に突き刺される中央大歯31の数は少な 。したがって、ラップフィルム12に中央大 31を突き刺すのに要する力は小さい。これに より、ラップフィルム12の切断初期における 用者の切断フィーリングは良好になる。し も、中央大歯31は歯元の幅が比較的広いた 、歯元の幅が狭い歯に比べて高い機械的耐 性を有する。そのため、切断刃20の中央部分 30は、中央大歯31の数の分だけ高い機械的耐 性を有する。

 ラップフィルム12への中央大歯31の突き刺 さりが開始された後、包装容器10を矢印Aの方 向へ更に捻ると、切断刃20のV字の頂点に近い 順にまず中央中歯32がラップフィルム12に接 して突き刺さり、その後、続いて中央小歯33 がラップフィルム12に接触して突き刺さる。 に中央中歯32を省いた場合には、中央大歯31 の歯元の幅が広いがために、互いに隣り合う 一対の中央大歯31の間でラップフィルム12の 断に対する大きな抵抗が生じ、これがラッ フィルム12の切断に要する力を大きくする原 因になる。これに対し、本実施形態の包装容 器10においては、互いに隣り合う一対の中央 歯31の間にそれぞれ位置する中央中歯32がそ のような抵抗を大幅に軽減する。また、各中 央小歯33は、互いに隣り合う対応する一対の 央中歯32の間で生じるラップフィルム12の切 断に対する抵抗を軽減する。しかも、ラップ フィルム12への中央中歯32及び中央小歯33の突 き刺しに要する力は、中央大歯31の先行する し込みによりラップフィルム12が脆弱にな ていることから、中央大歯31の突き刺しに要 する力に比べて小さくて足りる。これにより 、切断刃20の中央部分30によるラップフィル 12の切断は良好に進行する。

 中央部分30によるラップフィルム12の切断 の後、包装容器10を矢印Aの方向へ更に捻ると 、中間部分40の第1中間歯41がまずラップフィ ム12に接触して突き刺さり、続いて第2中間 42がラップフィルム12に接触して突き刺さる 。こうして切断刃20の中間部分40によるラッ フィルム12の切断は行われる。このとき、中 央部分30の左右両端部に第1中間歯41と同じ歯 H3の中央小歯33が設けられているがために、 切断刃20の中央部分30によるラップフィルム12 の切断から切断刃20の中間部分40によるラッ フィルム12の切断への移行は円滑に進む。ま た、中央部分30によってラップフィルム12が 断されているがために、その後の中間部分40 によるラップフィルム12の切断にはそれほど きな力が必要とされない。

 中間部分40によるラップフィルム12の切断 の後、包装容器10を矢印Aの方向へ更に捻ると 、末端部分50の第1末端歯51がまずラップフィ ム12に接触して突き刺さり、続いて第2末端 52がラップフィルム12に接触して突き刺さる 。こうして切断刃20の末端部分50によるラッ フィルム12の切断が行われ、その結果、ラッ プフィルム12は全幅にわたって切断される。

 次に、切断刃20の末端部分50のうち一方、例 えば右側の末端部分50の歯を最初にラップフ ルム12に突き刺して開始される第2の切断方 は次のとおりである。
 図6に示すように、一方の手で包装容器10を ち、他方の手でラップフィルム12の先端を 持する。所望の長さのラップフィルムを容 本体13から引き出した後、包装容器10を持っ 手で蓋体14の前壁を押さえながら、引き出 たラップフィルム12を上方へ、すなわち矢印 Bの方向に持ち上げる。そうすると、切断刃20 の右端に位置する第1末端歯51が最初にラップ フィルム12に接触して突き刺さり、続いて右 の末端部分50に位置する残りの第1末端歯51 右から順にラップフィルム12に接触して突き 刺さる。こうしてラップフィルム12に突き刺 った第1末端歯51がさらにラップフィルム12 深く刺し込まれることによってラップフィ ム12の切断は開始される。

 ラップフィルム12に第1末端歯51を突き刺 のに要する力は、ラップフィルム12に同時に 突き刺される第1末端歯51の数が多くなるほど 大きくなる。本実施形態の包装容器10におい は、引き出したラップフィルム12を矢印Bの 向に持ち上げるにつれて、右から順に第1末 端歯51が順次にラップフィルム12に接触して き刺さるため、ラップフィルム12に同時に突 き刺される第1末端歯51の数は最小である。し たがって、ラップフィルム12に第1末端歯51を き刺すのに要する力は小さい。これにより ラップフィルム12の切断初期における使用 の切断フィーリングは良好になる。しかも 第1末端歯51は歯元の幅が比較的広いため、 元の幅が狭い歯に比べて高い機械的耐久性 有する。そのため、切断刃20の末端部分は、 第1末端歯51の数の分だけ高い機械的耐久性を 有する。

 ラップフィルム12への第1末端歯51の突き さりが開始された後、引き出したラップフ ルム12を矢印Bの方向へ更に持ち上げると、 から順に右側の末端部分50に位置する第2末 歯52がラップフィルム12に接触して突き刺さ 。仮に第2末端歯52を省いた場合には、第1末 端歯51の歯元の幅が広いがために、互いに隣 合う一対の第1末端歯51の間でラップフィル 12の切断に対する大きな抵抗が生じ、これ ラップフィルム12の切断に要する力を大きく する原因になる。これに対し、本実施形態の 包装容器10においては、互いに隣り合う一対 第1末端歯51の間にそれぞれ位置する第2末端 歯52がそのような抵抗を大幅に軽減する。し も、ラップフィルム12への第2末端歯52の突 刺しに要する力は、第1末端歯51の先行する し込みによりラップフィルム12が脆弱になっ ていることから、第1末端歯51の突き刺しに要 する力に比べて小さくて足りる。これにより 、切断刃20の右側の末端部分50によるラップ ィルム12の切断は良好に進行する。

 右側の末端部分50によるラップフィルム12 の切断の後、引き出したラップフィルム12を 印Bの方向へ更に持ち上げると、右側の中間 部分40に位置する第1中間歯41がまずラップフ ルム12に接触して突き刺さり、続いて右側 中間部分40に位置する第2中間歯42がラップフ ィルム12に接触して突き刺さる。こうして切 刃20の右側の中間部分40によるラップフィル ム12の切断は行われる。このとき、第2末端歯 52の歯高が第1中間歯41の歯高と同じであるが めに、切断刃20の右側の末端部分50によるラ ップフィルム12の切断から切断刃20の右側の 間部分40によるラップフィルム12の切断への 行は円滑に進む。また、右側の末端部分50 よってラップフィルム12が切断されているが ために、その後の右側の中間部分40によるラ プフィルム12の切断にはそれほど大きな力 必要とされない。

 右側の中間部分40によるラップフィルム12 の切断の後、引き出したラップフィルム12を 印Bの方向へ更に持ち上げると、切断刃20の 央部分30に位置する中央大歯31がまずラップ フィルム12に接触して突き刺さり、続いて中 中歯32及び中央小歯33がラップフィルム12に 触して突き刺さる。こうして切断刃20の中 部分30によるラップフィルム12の切断は行わ る。

 中央部分30によるラップフィルム12の切断 の後、引き出したラップフィルム12を矢印Bの 方向へ更に持ち上げると、左側の中間部分40 位置する第1中間歯41がまずラップフィルム1 2に接触して突き刺さり、続いて左側の中間 分40に位置する第2中間歯42がラップフィルム 12に接触して突き刺さる。こうして切断刃20 左側の中間部分40によるラップフィルム12の 断は行われる。このとき、中央部分30の左 部に第1中間歯41と同じ歯高H3の中央小歯33が けられているがために、切断刃20の中央部 30によるラップフィルム12の切断から切断刃2 0の左側の中間部分40によるラップフィルム12 切断への移行は円滑に進む。

 切断刃20の左側の中間部分40によるラップ フィルム12の切断の後、引き出したラップフ ルム12を矢印Bの方向へ更に持ち上げると、 側の末端部分50に位置する第1末端歯51がま ラップフィルム12に接触して突き刺さり、続 いて左側の末端部分50に位置する第2末端歯52 ラップフィルム12に接触して突き刺さる。 うして切断刃20の左側の末端部分50によるラ プフィルム12の切断が行われ、その結果、 ップフィルム12は全幅にわたって切断される 。

 中央大歯31あるいは第1末端歯51は、その 高が他の歯の歯高に比べて過度に大きい場 、機械的強度が低下して耐久性が低下する 能性がある。また、中央大歯31あるいは第1 端歯51は、その歯間ピッチが他の歯の歯間ピ ッチに比べて過度に大きい場合、歯間にラッ プフィルム12が引っ掛ることによりラップフ ルム12の切断に支障を来たす可能性がある 反対に、中央大歯31あるいは第1末端歯51は、 その歯間ピッチが他の歯の歯間ピッチに比べ て過度に小さい場合、歯の数が増えることか らラップフィルム12への突き刺しに要する力 大きくなる。以上のことを考慮すると、各 の好ましい歯高及び歯間ピッチは次のとお である。

 中央大歯31の歯高は、好ましくは1.0mm~4.0mm 、より好ましくは1.2mm~3.5mm、さらに好ましく 1.5mm~3.0mmであり、中央大歯31の歯間ピッチは 、好ましくは3.0mm~9.0mm、より好ましくは4.0mm~7 .0mm、さらに好ましくは4.5mm~6.0mmである。中央 中歯32の歯高は、好ましくは1.0mm~3.0mm、より ましくは1.2mm~2.5mmである。中央小歯33の歯高 、好ましくは0.5mm~2.5mm、より好ましくは0.6mm ~2.0mmである。

 第1中間歯41の歯高は、好ましくは0.3mm~2.5m m、より好ましくは0.5mm~2.0mmであり、第1中間 41の歯間ピッチは、好ましくは1.0mm~3.5mm、よ 好ましくは1.2mm~3.0mmである。第2中間歯42の 高は、好ましくは0.3mm~1.5mm、より好ましくは 0.5mm~1.2mmである。

 第1末端歯51の歯高は、好ましくは1.0mm~4.0m m、より好ましくは1.2mm~3.5mm、さらに好ましく は1.5mm~3.0mmであり、第1末端歯51の歯間ピッチ 、好ましくは3.0mm~9.0mm、より好ましくは4.0mm ~7.0mm、さらに好ましくは4.5mm~6.0mmである。第2 末端歯52の歯高は、好ましくは1.0mm~3.0mm、よ 好ましくは1.2mm~2.5mmである。

 上記第1実施形態によれば、以下の効果を得 ることができる。
 切断刃20の各末端部分50の第1末端歯51は、対 応する基準直線LB上に歯元が位置し、かつ対 する第1中央歯先直線L1に重なって位置して る。切断刃20の中央部分30からまずラップフ ィルム12の切断を開始する場合には、切断初 においては中央部分30の中央大歯31のみがラ ップフィルム12に突き刺さることから、切断 期に必要とされる力が小さくて足りる。切 刃20の末端部分50のうち一方からまずラップ フィルム12の切断を開始する場合には、切断 期においては当該末端部分50の第1末端歯51 みがラップフィルム12に突き刺さることから 、切断初期に必要とされる力が小さくて足り る。したがって、切断刃20によれば、切断刃2 0の中央部分30に位置する歯と切断刃20の両末 部分50のうちの一方に位置する歯のいずれ 最初にラップフィルム12に突き刺して包装材 の切断を開始する場合も、ラップフィルム12 切断を良好に行うことができる。

 このように切断性を向上させる目的で使用 れている中央大歯31及び第1末端歯51は、サ ズが比較的大きいがために、切断刃20の耐久 性の向上にも寄与する。
 対応する第1中央歯先直線L1上に各末端部分5 0の第1末端歯51の歯先が位置していることか 、切断刃20は、その全長にわたりほぼ均一な 耐久性を有する。

 切断刃20の末端部分50によるラップフィル ム12の切断は、第1末端歯51だけでなく、互い 隣り合う一対の第1末端歯51の間にそれぞれ 置して第1末端歯51の歯高よりも歯高の低い 2末端歯52によっても行われることにより、 り一層円滑に進む。このことは、切断刃20 よるラップフィルム12の切断をより一層良好 にする。

 切断刃20の中央部分30の左右両端部に中央 小歯33が設けられているがために、切断刃20 中央部分30によるラップフィルム12の切断と 断刃20の中間部分40によるラップフィルム12 切断との間の移行は円滑に進む。このこと 、切断刃20によるラップフィルム12の切断を より一層良好にする。

 第2実施形態
 以下、本発明の第2実施形態を図7に従って 明する。第2実施形態の包装容器は、第1実施 形態の包装容器10とは第1末端歯51の形状が異 る。以下においては、この相違点を詳しく 明する。

 第2実施形態の切断刃20の左半分の中央部 30及び末端部分50を示す図7に示されるよう 、各第1末端歯51は、当該第1末端歯51の内側 向かって凹んだ円弧状の二つの斜辺51aを有 、歯元に向かって幅広になる銀杏の葉に似 形状を呈する。各第1末端歯51の歯先におけ 円弧状の斜辺51aの接線同士がなす角度を歯 角度αと言う。歯先角度αは、第1末端歯51が ップフィルム12に突き刺さるのに適した角 である。ラップフィルム12がポリ塩化ビニリ デン製である場合には、好ましくは30°≦α≦ 90°、より好ましくは40°≦α≦70°である。歯 角度αが90°よりも大きいと、ラップフィル 12への第1末端歯51の突き刺しに要する力が に大きくなる可能性がある。歯先角度αが30 よりも小さいと、第1末端歯51の耐久性が低 する可能性がある。

 上記第2実施形態によれば、以下の効果を得 ることができる。
 各第1末端歯51の二つの斜辺51aを円弧とする とにより、ラップフィルム12への突き刺し 適した鋭角に当該第1末端歯51の歯先角度αを 維持しながら、当該第1末端歯51の歯元の幅を 広くすることが可能になる。このことは、第 1末端歯51の耐久性の向上に寄与する。また、 第1末端歯51の歯元の幅が広くなることにより 、第1末端歯51の数の削減、ひいてはラップフ ィルム12への第1末端歯51の突き刺しに要する の軽減が可能である。

 第3実施形態
 以下、本発明の第3実施形態を図8に従って 明する。第3実施形態の包装容器は、第1実施 形態の包装容器とは第1末端歯51の形状が異な る。以下においては、この相違点を詳しく説 明する。

 第3実施形態の切断刃20の左半分の中央部 30及び末端部分50を示す図8に示されるよう 、各第1末端歯51は、二つの斜辺のうち外側 位置する一方が直線をなし、内側に位置す 他方が当該第1末端歯51の内側に向かって凹 だ円弧状を呈する。切断刃20上の各歯の歯元 における中点を始点として当該歯の歯先を通 って延びる半直線を歯先線と言う。第1末端 51における歯先線K5は中心線CLに対して外向 に大きく傾いている点で、切断刃20上の他の 歯の歯先線、例えば中央大歯31の歯先線K3と 異なる。すなわち、第1末端歯51は、歯先が 側を向いている点で、切断刃20上の他の歯と は異なる。各第1末端歯51の歯先における円弧 状の斜辺の接線と直線状の斜辺とがなす角度 を歯先角度βと言う。歯先角度βは、第1末端 51がラップフィルム12に突き刺さるのに適し た角度である。ラップフィルム12がポリ塩化 ニリデン製である場合には、歯先角度βは 好ましくは20°~60°、より好ましくは20°~40° ある。歯先角度βが60°よりも大きいと、ラ プフィルム12への第1末端歯51の突き刺しに要 する力が特に大きくなる可能性がある。歯先 角度βが20°よりも小さいと、第1末端歯51の耐 久性が低下する可能性がある。

 各第1末端歯51の直線状の斜辺の基端を通 して中心線CLと平行に延びる直線と、当該 1末端歯51の直線状の斜辺とのなす角度γは2° ~20°であることが好ましい。この角度γが上 の範囲にある場合、第1末端歯51は、ラップ ィルム12への突き刺し及びその後の切断のい ずれにおいても特に良好に機能する。

 上記第3実施形態によれば、以下の効果を得 ることができる。
 先に述べた第2の切断方法で第3実施形態の 断刃20によるラップフィルム12の切断を行う 合、切断刃20の右端に位置する第1末端歯51 最初にラップフィルム12に接触して突き刺さ り、続いて右側の末端部分50に位置する残り 第1末端歯51が右から順にラップフィルム12 接触して突き刺さる。こうしてラップフィ ム12に突き刺さった第1末端歯51がさらにラッ プフィルム12に深く刺し込まれることによっ ラップフィルム12の切断は開始される。こ とき、右側の末端部分50に位置する第1末端 51は、歯先が外側(右側)を向いていることか 、包装容器10から引き出したラップフィル 12を上方に持ち上げることによってラップフ ィルム12の主面(図6における上面)が第1末端歯 51の歯先に向けて引き上げられることになる このことは、ラップフィルム12への第1末端 51の突き刺しより一層に円滑する。

 上記実施形態は、以下のように変更されて よい。
 上記実施形態では、各第1末端歯先直線Le1は 、対応する第1中央歯先直線L1と同一の直線で ある。しかしこれに限らず、図9に示すよう 、各第1末端歯先直線Le1は、対応する中央大 31の歯先よりも上を通過してもよい。すな ち、切断刃20の各末端部分50の第1末端歯51は 少なくとも対応する第1中央歯先直線L1に重 って位置しさえすればよい。

 上記実施形態では、切断刃20の各末端部 50は第1末端歯51と第2末端歯52とを備える。し かしこれに限らず、図10に示すように、各末 部分50は、第1末端歯51のみを備えて第2末端 52を備えなくてもよい。各末端部分50は、少 なくとも第1末端歯51を備えさえすればよい。

 上記実施形態では、切断刃20の各中間部 40は第1中間歯41と第2中間歯42とを備える。し かしこれに限らず、各中間部分40は、第1中間 歯41のみを備えて第2中間歯42を備えなくても く、あるいは第2中間歯42のみを備えて第1中 間歯41を備えなくてもよい。各中間部分40は 少なくとも第1中間歯41を備えさえすればよ 。

 上記第2実施形態では、各第1末端歯51の二 つの斜辺51aは、当該第1末端歯51の内側に向か って凹んだ円弧状である。しかしこれに限ら ず、第2末端歯52や中央大歯31などの第1末端歯 51以外の歯の斜辺が、同様に当該歯の内側に かって凹んだ円弧状であってもよい。この 合、ラップフィルム12への突き刺しに適し 鋭角に第1末端歯51以外の歯の歯先角度αを維 持しながら、当該歯の歯元の幅を広くするこ とが可能になる。

 上記第3実施形態において、各第1末端歯51だ けでなく各第2末端歯52の歯先も外側に向いて いてもよい。
 上記第3実施形態において、各第1末端歯51の 斜辺の一方は必ずしも内側に向かって凹んだ 円弧状でなくてもよく、例えば、各第1末端 51の斜辺はいずれも直線であってもよい。

 包装容器10に収容されて切断刃20を用いて 切断される包装材は、ラップフィルム12の代 りに、例えばアルミフォイル又は紙であっ もよい。