Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
CUTTER HEAD DEVICE FOR GLASS CUTTING MACHINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/093660
Kind Code:
A1
Abstract:
A cutter head device for a glass cutting machine has a cutter wheel for making a cut line in a glass plate, a cutter holder for rotatably supporting the cutter wheel, a head body for supporting the cutter holder via a plate spring so that the cutter holder can advance and retract relative to the glass plate and adapted to be movable in the direction of forming the cut line in the glass plate, and pressing means provided to the head body and pressing the cutter holder against the glass plate. The cutter holder has a guide member for guiding advance and retraction of the cutter holder relative to the glass plate with a twist of the plate spring restricted.

Inventors:
MOTOMURA HIDEO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/050982
Publication Date:
July 30, 2009
Filing Date:
January 22, 2009
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
ASAHI GLASS CO LTD (JP)
MOTOMURA HIDEO (JP)
International Classes:
C03B33/027; B28D1/24
Foreign References:
JP2000256026A2000-09-19
JPH07223829A1995-08-22
JP2005225730A2005-08-25
Attorney, Agent or Firm:
OGURI, Shohei (7-13 Nishi-Shimbashi 1-chome,Minato-k, Tokyo 03, JP)
Download PDF:
Claims:
 ガラス板に切線を加工するカッターホイールと、該カッターホイールを回転自在に支持するカッターホルダと、該カッターホルダが板ばねを介してガラス板に対し進退移動自在に支持されるとともにガラス板の切線加工方向に移動自在に設けられたヘッド本体と、該ヘッド本体に設けられ前記カッターホルダをガラス板に加圧する加圧手段と、を備えたガラス切断機用カッターヘッド装置において、
 前記カッターホルダには、前記板ばねの捩れを規制した状態で前記ガラス板に対する、前記カッターホルダの進退移動を案内する案内部材が設けられていることを特徴とするガラス切断機用カッターヘッド装置。
 前記案内部材は、前記ヘッド本体に摺接されるリング状の回動部材である請求項1に記載のガラス切断機用カッターヘッド装置。
 前記回動部材は、前記カッターホルダに前記カッターホイールを挟んで水平方向両側に各々配置され、前記ヘッド本体の垂直面を摺動可能に設けられた請求項2に記載のガラス切断機用カッターヘッド装置。
 前記回動部材が、ベアリングである請求項2に記載のガラス切断機用カッターヘッド装置。
 前記回動部材が、ベアリングである請求項3に記載のガラス切断機用カッターヘッド装置。
Description:
ガラス切断機用カッターヘッド 置

 本発明はガラス切断機用カッターヘッド 置に係り、特にガラス板を切断するために ラス板の表面に切線を加工するガラス切断 用カッターヘッド装置に関する。

 特許文献1には、カッターホイールが設け られたカッターホルダと、カッターホルダを 被加工脆弱材料側に向けて付勢する加圧手段 と、加圧手段をカッターホイールが被加工脆 弱材料側に向けて進退する方向に昇降移動さ せる駆動手段と、加圧手段をカッターホイー ルが被加工脆弱材料側に進退自在に支持しか つ被加工脆弱材料のスクライブ方向に移動自 在に設けられたヘッド本体とを備え、加圧手 段にカッターホルダが板ばね片にて連結され た被加工脆弱材料用カッターヘッド装置が開 示されている。

 この被加工脆弱材料カッターヘッド装置に れば、まず、被加工脆弱材料の上面レベル 出に際し、空気圧による加圧手段によりカ ターホルダを押圧しながら、カッターホイ ルが被加工脆弱材料に接触する方向に駆動 段により加圧手段を下降移動させる。そし 、カッターホイールが被加工脆弱材料に接 すると、その接触圧によって、カッターホ ダを加圧手段に支持した板ばね片が瞬間的 撓むことにより、被加工脆弱材料の上面レ ルが検出される。そして、この検出した被 工脆弱材料の上面レベルと切り込み深さと 応じて設定したカッターホイールによりヘ ド本体を被加工脆弱材料の切線方向に移動 せて、カッターホイールにて被加工脆弱材 の上面に切線を加工する。

特開2005-225730号公報

 しかしながら、特許文献1のガラス板など の被加工脆弱材料切断機用カッターヘッド装 置は、近年の生産効率向上の要求により切線 加工速度を上げた場合、切線が規定の切線か ら外れて湾曲するという不具合が発生した。 また、切線を連続して加工することができず 、切線にいわゆる「飛び」という加工不良が 生じ、更に、切線の深さにバラツキが生じる とともに、カッターホイールに負荷がかかる のでカッターホイールの使用寿命が短くなる という不具合も発生した。

 本発明は、このような事情に鑑みてなさ たもので、切線加工速度を上げた際に生じ 、切線の湾曲、飛び、深さのバラツキとい 切線加工不良を解消するとともにカッター イールの使用寿命を延ばすことができるガ ス切断機用カッターヘッド装置を提供する とを目的とする。

 本発明者は、前述した特許文献1のガラス 切断機用カッターヘッド装置による不具合の 発生原因を、実機装置を用いて検証した。

 まず、特許文献1のカッターヘッド装置は 、ガラス板の表面に生じる「うねり(広範囲 の凸凹)」に対し、カッターホルダが板ばね を介して上下移動(ガラス板の表面に対して 直交方向に進退移動)することにより、カッ ーホイールが「うねり」に追従して一定深 の切線をガラス板に加工する装置であると えられていた。

 しかしながら、特許文献1のカッターヘッ ド装置では、ガラス板に「うねり」が生じて いる場合、カッターホイールがガラス板から 受ける反力の変化によって、カッターホイー ルが切線の加工に不要な方向に微動するとい う現象を実験により確認し、この現象によっ て特許文献1のカッターヘッド装置がもつ不 合が発生することを確認した。

 このようなカッターホイールの不安定な 作は、板ばね片が本来の方向に弾性変形せ 捩れてしまうことが原因であり、板ばねの れを規制することができればカッターホイ ルの動作が安定し、特許文献1のカッターヘ ッド装置が持つ不具合を解消できることをつ きとめた。

 本発明の第1の実施様態は、ガラス板に切 線を加工するカッターホイールと、該カッタ ーホイールを回転自在に支持するカッターホ ルダと、該カッターホルダが板ばねを介して ガラス板に対し進退移動自在に支持されると ともにガラス板の切線加工方向に移動自在に 設けられたヘッド本体と、該ヘッド本体に設 けられ前記カッターホルダをガラス板に加圧 する加圧手段と、を備えたガラス切断機用カ ッターヘッド装置において、前記カッターホ ルダには、前記板ばねの捩れを規制した状態 で前記ガラス板に対する、前記カッターホル ダの進退移動を案内する案内部材が設けられ ていることを特徴とするガラス切断機用カッ ターヘッド装置を提供する。

 前記第1の実施様態によれば、案内部材が板 ばねの捩れを規制した状態でガラス板に対す る、カッターホルダの進退移動を案内するの で、切線の湾曲、飛び、深さのバラツキとい う切線加工不良を解消することができ、また 、ガラス板に「うねり」が生じている場合で あっても、板ばねは捻じれることなく本来の 方向にのみ弾性変形するので、カッターホイ ールはガラス板の表面に直交する方向のみに 動き、「うねり」に滑らかに追従する。
 また、カッターホイールの負荷が低減でき のでカッターホイールの使用寿命も伸ばす とができる。

 本発明の第2の実施様態は、前記第1の実 様態において、前記案内部材は、前記ヘッ 本体に摺接されるリング状の回動部材であ ことを特徴としている。

 前記第2の実施様態によれば、カッターホル ダに、案内部材であるリング状の回動部材を 回動自在に設けることが好ましい。この回動 部材の周縁がヘッド本体に摺接されて、板ば ねの捩れを規制した状態でカッターホルダの ガラス板に対する進退移動を案内する。
 前記第2の実施様態の装置によれば、加工速 度を上げた際に生じる、切線の湾曲、飛び、 深さのバラツキという切線加工不良を確実に 解消することができ、また、カッターホイー ルの使用寿命に関しては、特許文献1の装置 対して略2倍に延ばすことができる。
 カッターホルダの一部とカッター本体とを 接触させて摺動させる形態で、板ばねの捩 を規制する構造でもよいが、前記第2の実施 様態の如く、案内部材として回動部材である リング状部材を使用すれば、回動部材とカッ ター本体とは線接触となり面接触に比べ摩擦 抵抗が減少するため、カッターホルダはガラ ス板の微妙な「うねり」にさらに円滑に追従 できる。よって、切線を正確に加工すること ができ、またカッターホイールの負荷がさら に低減できるのでカッターホイールの長寿命 化に寄与する。

 本発明の第3の実施様態は、前記第2の実 様態において、前記回動部材は、前記カッ ーホルダに前記カッターホイールを挟んで 平方向両側に各々配置され、前記ヘッド本 の垂直面を摺動可能に設けられたことを特 とする。

 前記第3の実施様態によれば、カッターホ ルダを挟んで水平方向両側に回動部材を配置 することが好ましい。これにより、カッター ホルダが「うねり」に対してより傾斜するこ となく安定して追従動作する。

 本発明の第4の実施様態は、前記第2又は 3の実施様態において、前記回動部材が、ベ リングであることを特徴とする。

 前記第4の実施様態によれば、回動部材と して市販のベアリングを使用することが好ま しい。ベアリングは、転動体により回転抵抗 も小さく、また、外輪の外形寸法のバラツキ も小さいため、より回転精度、摺動精度のよ い回動部材を提供できる。

 本発明のガラス切断機用カッターヘッド 置によれば、案内部材が板ばねの捩れを規 した状態でガラス板に対する、カッターホ ダの進退移動を案内するので、切線の湾曲 飛び、深さのバラツキという切線加工不良 解消することができ、また、カッターホイ ルの使用寿命も伸ばすことができる。

実施の形態のガラス切断機用カッター ッド装置の縦断面図である。 板ばねが弾性動作した際のカッターホ ールの動作を示した要部拡大斜視図である 図2の動作を側面から見た説明図である 。 図2の動作をベアリングの後方側から見 た説明図である。

符号の説明

 10…ガラス切断機用カッターヘッド装置
 12…カッターホイール
 14…カッターホルダ
 16…板ばね
 18…ヘッド本体
 19…ガイド面
 20…エアシリンダ装置(加圧手段)
 22…ベアリング(回動部材)
 24…軸
 26…カッターホイール支持体
 28…軸
 30…ベアリング
 32…昇降体
 34…シリンダー部
 36…枠部
 38…ピストン
 40…ローラ
 42…軸
 44…通気路
 46…摺動室
 48…スライドガイド
 50…空気供給口
 52…貫通孔
 54…昇降軸
 56…駆動手段
 58…ボルト
 59…ボルト
 60…回り止めピン
 62…ストッパー板
 64…ストッパーピン
 66…軸

 以下、添付図面に従って本発明に係るガ ス切断機用カッターヘッド装置の好ましい 施の形態について説明する。

 図1には、実施の形態のガラス切断機用カ ッターヘッド装置10の縦断面図が示されてい 。このカッターヘッド装置10はカッターホ ール12、カッターホルダ14、板ばね16、ヘッ 本体18、エアシリンダ装置(加圧手段)20、及 ベアリング(案内部材、回動部材)22等から構 されている。

 ガラス板Gの表面に切線を加工するカッタ ーホイール12は、水平方向に配置された軸24 介してカッターホイール支持体26の下端に回 転自在に支持されている。このカッターホイ ール支持体26の上面には、軸28が鉛直方向に 設され、この軸28がカッターホルダ14にベア ング30を介して支持される。これにより、 ッターホイール12がカッターホイール支持体 26を介してカッターホルダ14に支持されると もに、カッターホイール支持体26が、軸28を 転軸として水平方向に回転自在となってい 。

 エアシリンダ装置20は、カッターホルダ14 をエア圧によりガラス板Gの表面に向けて下 に付勢する手段であり、このエアシリンダ 置20は上部に昇降体32を有している。昇降体3 2は、下部にシリンダー部34と、シリンダー部 34の下部周縁部に配置した枠部36とから構成 れる。

 シリンダー部34の中空部には、この中空 を上下移動するピストン38が摺動自在に配置 され、このピストン38の下端部には、カッタ ホルダ14の上面を押圧するローラ40が、水平 方向に配置された軸42を介して回転自在に軸 されている。

 また、昇降体32の上部には、シリンダー 34の中空部に連通する通気路44が形成され、 の通気路44は昇降体32の上部側面に開口され ている。

 更に、昇降体32は、ヘッド本体18の中空部 であって下面が開口されている摺動室46に上 方向に摺動自在に設けられている。

 一方、摺動室46の内周面と昇降体32の下部 外周面との間にはスライドガイド48が配置さ ている。昇降体32は、このスライドガイド48 によって気密が保持されながら摺動室46に対 上下方向に摺動される。また、摺動室46の 部は気密構造となっている。よって、ヘッ 本体18に形成した空気供給口50から供給され エア圧は、昇降体32の通気路44を介してピス トン38の上部に加えられ、これによって、ピ トン38が下方に移動される。

 また、ヘッド本体18の上部には貫通孔52が 開口されている。この貫通孔52に、昇降体32 上部に突設された昇降軸54が、貫通孔52との で気密が保持された状態で上下方向に突没 れる。この昇降軸54は、カッターホイール12 がガラス板Gの表面に対して進退する方向に テッピングモータなどの駆動手段56によって 昇降移動される。

 更に、エアシリンダ装置20の枠部36の図1 で左側部とカッターホルダ14の左側部とが、 鉛直方向に配置された板ばね16によって連結 れている。この板ばね16は、枠部36とカッタ ーホルダ14とにボルト58、59によって固定され ている。更にまた、枠部36は、ヘッド本体18 回り止めピン60によって回り止めされている 。これにより、カッターホルダ14は板ばね16 枠部36、及び回り止めピン60を介してヘッド 体18に支持される。

 また、カッターホルダ14の図1上で右側部 は、ストッパー板62が水平方向に突設され おり、このストッパー板62の下面が当接され るストッパーピン64がヘッド本体18の下部に り付けられている。

 したがって、カッターホルダ14はヘッド 体18に対し、板ばね16の弾性力により、ボル 58の固定点を支点として上下方向に揺動自 に支持されるとともに、ストッパー板62がス トッパーピン64に当接されることにより下方 の揺動が規制されている。

 ところで、ベアリング22は、カッターホ ダ14の図1上で右側面に、水平方向に突設さ た軸66を介して回転自在に取り付けられてい る。このベアリングはいわゆるミニチュア( 径)のボールベアリングであり、内輪、外輪 転動体から構成され、内輪が軸66に嵌合さ ることにより、外輪が回転自在となってい 。なお、このようなベアリング22に代えて、 リング状の回動部材を軸66に回転自在に支持 せてもよい。

 図2は、切線加工時に板ばね16が弾性動作 た際のカッターホイール12の動作を示した 部拡大斜視図であり、図3はその動作を側面 ら見た説明図、図4はその動作をベアリング 22の後方側から見た説明図である。

 図2、図4に示すようにベアリング22は、カ ッターホイール12を挟んで両側に配置される ともに、同軸上に配置されている軸66を回 軸として回動自在に配置されている。これ のベアリング22、22は同型番のベアリングで る。

 また、ヘッド本体18の下部には、ベアリ グ22、22が当接されるガイド面(垂直面)19が形 成され、このガイド面19は鉛直方向にフラッ に形成されている。これによって、ベアリ グ22、22は、ベアリング22、22とガイド面19と の間の摩擦抵抗により回動しながらガイド面 19に沿って上下方向に昇降移動される。また ベアリング22、22が上昇移動した際に、ベア リング22、22を逃がすための円弧状の逃げ溝68 がヘッド本体18の下部に形成されている。

 次に、前記の如く構成されたガラス切断 用カッターヘッド装置10の作用について説 する。

 まず、エアシリンダ装置20及び駆動手段56 を駆動して、カッターホイール12による、ガ ス板Gに加工する切線の切り込み深さを設定 する。この切り込み深さの設定は既知の方法 なので、ここではその説明を省略する。

 次に、水平方向に置かれたガラス板Gに対 し、カッターヘッド装置10を水平方向に移動 せてガラス板Gに切線を加工する。

 加工を開始すると、加工開始点において ッターヘッド装置10のカッターホルダ14は、 カッターホイール12がガラス板Gから受ける反 力によって、上方方向の力と切線加工方向に 対して反対方向の力を受ける。これにより、 板ばね16はカッターホルダ14が上昇する方向 弾性変形し、カッターホルダ14の移動を許容 する。この作用によりベアリング22、22は、 2の実線で示すようにヘッド本体18のガイド 19に当接し、上下に摺動しながら切線加工が 継続される。

 そして、カッターホイール12がガラス板G 「うねり」に追従するように、板ばね16が 性変形してカッターホイール12の前記方向の 移動を許容する。

 このとき、ベアリング22、22は、ヘッド本 体18のガイド面に摺接された状態で回動しな ら図2~図4の二点鎖線の如く上下移動する。 なわち、ベアリング22、22は、板ばね16の捩 を規制した状態でカッターホルダ14のガラ 板Gに対する上下移動(進退移動)を案内する

 したがって、実施の形態のカッターヘッ 装置10によれば、ガラス板Gの「うねり」に って、板ばね16は捻じれることなく本来の 向にのみ弾性変形するので、カッターホイ ル12はガラス板Gの表面に直交する方向のみ 動き、「うねり」を滑らかに追従する。

 以上の安定した動作により、カッターヘ ド装置10は、加工速度を上げた際に生じる 切線の湾曲、飛び、深さのバラツキという 線加工不良を解消することができる。

 更に、実施の形態のカッターヘッド装置1 0は、カッターホルダ14を挟んで水平方向両側 にベアリング22、22が配置されているため、 ッターホルダ14が「うねり」に対して傾斜す ることなく安定して追従動作する。

 更にまた、実施の形態のカッターヘッド 置10は、回動部材として市販のベアリング22 を使用している。ベアリング22は、転動体に り回転抵抗も小さく、また、外輪の外形寸 のバラツキも小さいので、回転精度、摺動 度のよい回動部材を提供できる。

 なお、実施の形態では、案内部材として、 動部材であるベアリング22、22を例示したが 、これに限定されるものではない。すなわち 、案内部材は、板ばね16の捩れを規制した状 でガラス板Gに対する、カッターホルダ14の 退移動を案内することができる部材であれ よい。
〔実験例〕
 特許文献1のカッターヘッド装置では、切線 加工速度を300mm/sに上げると前述した不具合 発生したが、実施の形態のカッターヘッド 置10では、切線加工速度を300mm/s以上(例えば6 50mm/s)に設定してガラス板の切線加工を行っ が、切線の湾曲、飛び、深さのバラツキと う切線加工不良は発生しなかた。

 カッターホイールの寿命に関しては、実 の形態のカッターヘッド装置10は特許文献1 カッターヘッド装置に対して略2倍の寿命を 得た。