服部 誠 (〒58 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電装株式会社内 Mie, 5100058, JP)
ICHIKAWA, Masaharu (1-14, Nishisuehiro-cho, Yokkaichi-sh, Mie 58, 5100058, JP)
市川 雅張 (〒58 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電装株式会社内 Mie, 5100058, JP)
住友電装株式会社 (〒58 三重県四日市市西末広町1番14号 Mie, 5100058, JP)
HATTORI, Makoto (1-14, Nishisuehiro-cho, Yokkaichi-sh, Mie 58, 5100058, JP)
服部 誠 (〒58 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電装株式会社内 Mie, 5100058, JP)
ICHIKAWA, Masaharu (1-14, Nishisuehiro-cho, Yokkaichi-sh, Mie 58, 5100058, JP)
| 切圧機構部で電線を切断して端部に端子を圧着した端子付き電線を処理する切圧セット装置であって、 複数の電線保持部が並列状に設けられた電線保持バーを支持可能な電線保持バー支持部と、 前記切圧機構部で製造された端子付き電線の端部を保持し、前記電線保持バー支持部に支持された前記電線保持バーの前記複数の電線保持部に順次セットする電線端部保持セット部と、 を備えた切圧セット装置。 |
| 請求項1記載の切圧セット装置であって、 前記切圧機構部は、複数種類の端子付き電線を製造可能に構成されたものであり、 前記電線端部保持セット部は、予め設定された順で並ぶように、前記複数種類の端子付き電線の端部を前記電線保持バーの前記複数の電線保持部に順次セット可能に構成された、切圧セット装置。 |
| 請求項1記載の切圧セット装置であって、 前記切圧機構部は、同一種類の端子付き電線を連続的に製造可能に構成されたものであり、 前記電線端部保持セット部は、同一種類の端子付き電線の端部を前記電線保持バーの前記複数の電線保持部に順次セット可能に構成された、切圧セット装置。 |
| 請求項1記載の切圧セット装置であって、 前記電線端部保持セット部は、 前記端子付き電線の端部をその軸回りに回転させる電線端部回転部を有する、切圧セット装置。 |
| 複数の電線からワイヤーハーネスを製造するワイヤーハーネスの製造方法であって、 (a)電線を切断して端部に端子を圧着した端子付き電線を製造し、製造された前記端子付き電線の端部を個別に取扱って電線保持バーに並列状に設けられた複数の電線保持部にセットする工程と、 (b)前記各電線保持部にセットされた前記端子付き電線の端部を掴んで処理を行う工程と、 を備えたワイヤーハーネスの製造方法。 |
| 請求項5記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、 前記工程(a)は、 前記工程(b)における作業順に応じた順で並ぶように、前記端子付き電線の端部を前記複数の電線保持部にセットする工程を含む、ワイヤーハーネスの製造方法。 |
| 請求項6記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、 前記工程(b)は、 前記複数の電線保持部にセットされた前記端子付き電線の端部を順次掴んでコネクタハウジングに挿入する工程を含み、 前記工程(b)における作業順はそのコネクタハウジングへの挿入順である、ワイヤーハーネスの製造方法。 |
| 請求項6記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、 (c)電線を切断して端部に端子を圧着した端子付き電線を、その種類に応じた単位別に製造する工程と、 (d)前記種類別に製造された端子付き電線に対して中間処理を施す工程と、 (e)前記工程(b)で処理された前記端子付き電線と前記工程(d)で処理された前記端子付き電線とで、ワイヤーハーネスの少なくとも一部を製造する工程と、 をさらに備えたワイヤーハーネスの製造方法。 |
| 請求項8記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、 前記工程(c)は、製造された前記端子付き電線の端部を個別に取扱って、種類別に電線保持バーの各電線保持部にセットする工程を含む、ワイヤーハーネスの製造方法。 |
この発明は、自動車や各種機器用のワイ ーハーネスを製造する技術に関する。
ワイヤーハーネスの一般的な製造工程は 例えば、切断圧着工程、必要に応じた後工 、サブアッシー工程、組立工程、検査工程 有している。切断圧着工程は電線を所定長 切断して端部に端子を圧着する工程であり 後工程は必要に応じて電線の中間皮剥ぎを ったりツイスト(捻り)を加える工程であり サブアッシー工程は複数の電線端部をコネ タハウジングに挿入等してサブアッシーを 造する工程であり、組立工程は複数のサブ ッシーから最終的なワイヤーハーネスを製 する工程であり、検査工程は導通検査等の 種検査を行う工程である。
ここで、特許文献1は、複数種の電線をロ ット別に製造し、このロット別の電線を電線 ホルダに束状にまとめて一時保管し、作業者 が電線ホルダからロット別に束ねられた電線 群から電線を適宜選択して取出して電線クリ ップに係止してハーネス用セットを形成する 技術を開示している。
しかしながら、従来では、切断圧着工程 、所定長に切断され及び端部に端子圧着さ た電線は、ロット単位で束ねる等された状 で、下流工程に搬送されるのが一般的であ た。上記特許文献1でも、同様に、切断圧着 された直後の電線は、ロット別に電線ホルダ に束状に一時保管されている。
このため、切断圧着工程の下流工程にお ては、束ねられた電線から1つずつ電線を取 出して次工程の処理を行う必要があった。複 数の電線を束ねた場合、その端部は密集して 存在し、また、電線相互が絡み合い易い。こ のため、手作業で行うとしても、束ねられた 電線から1つずつ電線を取出して処理を行う とは面倒であった。まして、当該作業の機 による自動処理化は困難であった。
また、複数の電線が束ねられているので その搬送時や電線の取出し時に、端子や電 の傷付き、破損等を生じ易かった。
この発明は、切断圧着工程の下流工程で 作業利便性を向上させると共に、電線や端 への傷付き、破損等を防止することができ ようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係 る切圧セット装置は、切圧機構部で電線を切 断して端部に端子を圧着した端子付き電線を 処理する切圧セット装置であって、複数の電 線保持部が並列状に設けられた電線保持バー を支持可能な電線保持バー支持部と、前記切 圧機構部で製造された端子付き電線の端部を 保持し、前記電線保持バー支持部に支持され た前記電線保持バーの前記複数の電線保持部 に順次セットする電線端部保持セット部と、 を備えたものである。
これにより、切断及び端子圧着された端 付き電線の端部が、電線保持バーの各電線 持部に並列状にセットされたものを得るこ ができる。このため、下流工程での作業利 性を向上させることができると共に、電線 端子への傷付き、破損等を防止することが きる。
第2の態様に係る切圧セット装置は、第1 態様に係る切圧セット装置であって、前記 圧機構部は、複数種類の端子付き電線を製 可能に構成されたものであり、前記電線端 保持セット部は、予め設定された順で並ぶ うに、前記複数種類の端子付き電線の端部 前記電線保持バーの前記複数の電線保持部 順次セット可能に構成されたものである。
これにより、切断及び端子圧着された複 種類の端子付き電線の端部が、前記電線保 バーの前記複数の電線保持部に予め設定さ た順で並んだものを得ることができる。こ ため、例えば、当該順を下流工程における 業順に応じた順とすることができ、下流工 での作業利便性をより向上させることがで る。
第3の態様に係る切圧セット装置は、第1 は第2の態様に係る切圧セット装置であって 前記切圧機構部は、同一種類の端子付き電 を連続的に製造可能に構成されたものであ 、前記電線端部保持セット部は、同一種類 端子付き電線の端部を前記電線保持バーの 記複数の電線保持部に順次セット可能に構 されたものである。
これにより、同一種類の電線の端子付き 線の端部が、電線保持バーの複数の電線保 部に並列状にセットされたものを得ること できる。このため、例えば、種類別に製造 れた端子付き電線に関しても、下流工程で 作業利便性を向上させることができる。
第4の態様に係る切圧セット装置は、第1~ 3のいずれかの態様に係る切圧セット装置で あって、前記電線端部保持セット部は、前記 端子付き電線の端部をその軸回りに回転させ る電線端部回転部を有するものである。
これにより、前記電線端部保持セット部 、前記端子付き電線の端部をその軸回りに 転させる電線端部回転部を有するため、端 付き電線の端部を、下流工程での処理に適 た姿勢で回転させた状態で、電線保持部に 持させることができる。このため、下流工 での作業利便性により優れる。
第5の態様に係るワイヤーハーネスの製造 方法は、複数の電線からワイヤーハーネスを 製造するワイヤーハーネスの製造方法であっ て、(a)電線を切断して端部に端子を圧着した 端子付き電線を製造し、製造された前記端子 付き電線の端部を個別に取扱って電線保持バ ーに並列状に設けられた複数の電線保持部に セットする工程と、(b)前記各電線保持部にセ ットされた前記端子付き電線の端部を掴んで 処理を行う工程と、を備えたものである。
これにより、前記端子付き電線の端部は 電線保持バーの電線保持部にセットされた 態で、下流工程に搬送される。このため、 子付き電線の端部を個別に掴んで取出して 理を行うことが容易となり、切断圧着工程 下流工程での作業利便性に優れる。
また、端子付き電線の端部は電線保持バ の電線保持部によって並列状に保持される め、電線や端子への傷付き、破損等を防止 ることができる。
第6の態様に係るワイヤーハーネスの製造 方法は、第5の態様であって、前記工程(a)は 前記工程(b)における作業順に応じた順で並 ように、前記端子付き電線の端部を前記複 の電線保持部にセットする工程を含むもの ある。
これにより、工程(a)で、工程(b)における 業順に応じた順で並ぶように、前記端子付 電線の端部を前記複数の電線保持部にセッ するため、当該工程(b)での処理をより円滑 行える。
第7の態様に係るワイヤーハーネスの製造 方法は、第6の態様であって、前記工程(b)は 前記複数の電線保持部にセットされた前記 子付き電線の端部を順次掴んでコネクタハ ジングに挿入する工程を含み、前記工程(b) おける作業順はそのコネクタハウジングへ 挿入順であるものである。
これにより、コネクタハウジングへの挿 処理を円滑に行える。
第8の態様に係るワイヤーハーネスの製造 方法は、第6又は第7の態様であって、(c)電線 切断して端部に端子を圧着した端子付き電 を、その種類に応じた単位別に製造する工 と、(d)前記種類別に製造された端子付き電 に対して中間処理を施す工程と、(e)前記工 (b)で処理された前記端子付き電線と前記工 (d)で処理された前記端子付き電線とで、ワ ヤーハーネスの少なくとも一部を製造する 程と、をさらに備えたものである。
これにより、端子付き電線のうち中間処 を行う必要がないものについては工程(a)(b) 経て処理順に応じた処理で円滑に製造処理 施すことができる。一方、端子付き電線の ち中間処理を行う必要があるものについて 、工程(c)(d)を経て種類別に効率的に中間処 を施すことができる。そして、これらを組 わせて、ワイヤーハーネスの少なくとも一 を製造することができる。従って、端子付 電線に対して加えられる製造処理の内容に じて、効率的にワイヤーハーネスを製造す ことができる。
第9の態様に係るワイヤーハーネスの製造 方法は、第8の態様であって、前記工程(c)は 製造された前記端子付き電線の端部を個別 取扱って、種類別に電線保持バーの各電線 持部にセットする工程を含むものである。
これにより、前記工程(c)で、種類別に、 記端子付き電線の端部が電線保持バーの各 線保持部にセットされるため、工程(d)での 業利便性に優れると共に、電線や端子への 付き、破損等を防止することができる。
この発明の目的、特徴、局面、および利 は、以下の詳細な説明と添付図面とによっ 、より明白となる。
以下、実施形態に係る切圧セット装置及 その切圧セット装置の使用に適したワイヤ ハーネスの製造方法について説明する。
<1.切圧セット装置>
まず、切圧セット装置について説明する。
1は切圧セット装置の全体構成を示す説明図
である。この切圧セット装置は、切圧機構部
22で処理された端子付き電線18を電線端部セ
ト機構部30で処理するものであり、上記切圧
機構部22で電線の長尺切断及び端子圧着を行
、電線端部セット機構部30でその端子付き
線18の端部を電線保持バー10に順次セットす
ように構成されている。
ここで、端子付き電線18の端部をセット るための電線保持バー10について説明してお く。図2は電線保持バー10を示す平面図であり 、図3は同電線保持バー10を示す正面図である 。
電線保持バー10は、本体部12と、複数の電 線保持部14と、側板部16とを有している。
本体部12は、長尺棒状に形成されており その長手方向に沿って延びる一側面12f側部 に、その長手方向に沿って間隔をあけて複 の保持凹部12aが形成されている。各保持凹 12aは、本体部12の前記一側面12f及びその一側 面の隣の両側面に開口する溝状に形成されて おり、その前記一側面12f側の開口端部はその 基端側よりも狭まっている。
各電線保持部14は、端子付き電線18の端部 を保持可能に構成された部材である。ここで は、電線保持部14は、弾性を有する金属板を 曲加工することで形成されており、固定端 14aと挟持部14bとを有し、それらの間部分が 定端部14aと挟持部14bよりも幅狭に形成され いる。そして、上記固定端部14aを上記保持 部12a内に嵌め込むように挿入することで、 持部14bを本体部12の前記一側面12fより突出 せた姿勢で、電線保持部14が本体部12に対し 固定保持される。また、複数の電線保持部1 4を、同様にして各保持凹部12aに挿入嵌め込 することで、それらの複数の電線保持部14が 本体部12に対してその長手方向に沿って並列 に支持されることになる。
なお、ここでは、複数の電線保持部14は 本体部12に対して略均等間隔で並ぶように支 持されているが、必ずしもその必要はない。 例えば、電線保持部14が比較的狭い間隔で並 部分と、電線保持部14が比較的広い間隔で ぶ部分とが存在していてもよい。
また、上記挟持部14bは、互いに突合わさ る2つの端部を有している。2つの端部の先 側部分14cはその先端方向に向けてやや拡開 ると共に、突合わされた2つの端部の基端側 分14dはその基端方向に向けてやや拡開して り、それらの間部分14eが狭隘部として互い 当接するようになっている。
また、本体部12のうち上記保持凹部12aが 成された一側面12fの隣の両側面に、それぞ 側板部16がネジ止等で固定されている。この 側板部16は、上記保持凹部12aに挿入保持され 電線保持部14が当該保持凹部12aの開口部か 脱落するのを防止する役割を有している。
この電線保持バー10では、端子付き電線18 の端部を電線保持部14の先端側から挿入する 、当該端子付き電線18の外周部が挟持部14b 両端部のうち先端側部分14cの内面に摺接し 、当該挟持部14bの両端部を押広げる。そし 、端子付き電線18が前記狭隘部である間部分 14eを越えると、挟持部14bの両端部が弾性復帰 して原形に狭まる。これにより、端子付き電 線18の端部が挟持部14bの両端部間に抜止め状 保持されるようになる。
図1に戻って、切圧機構部22は、電線を切 して端部に端子を圧着可能に構成されてい 。ここでは、切圧機構部22は、複数種類の 子付き電線18を所定順で製造可能に構成され ており、複数種類の端子付き電線18を適宜混 させた順でも、同一種類の端子付き電線18 連続的にも製造可能とされている。
より具体的には、切圧機構部22は、電線 尺切断部23と、電線皮剥部24と、端子圧着部2 5とを備えると共に、電線端部を搬送する電 端部搬送機構部26とを有している。
電線調尺切断部23は、複数種類の電線を 択的に所定長に切断可能に構成されたもの あり、例えば、電線を巻回収納したリール 、前記リールから電線長を測長しつつ電線 引出す電線測長引出部と、引出された電線 切断する電線切断部と、引出された電線をU 状に折返えす折返し部とを有する構成を採 することができる。そして、電線測長引出 の駆動によりリールから電線を所定長引出 て、電線切断部により電線を切断する。ま 、引出された電線の一端部を折返し部によ 折返して略U字状にし、その両端部を上記電 線端部搬送機構部26にセットする。これによ 、所定長に切断された電線Wが得られる。ま た、上記リールが複数設けられると共に、当 該各リールから選択的に電線を供給可能にす る電線選択供給部が設けられている。これに より、複数種類の電線を適宜切替えて所定長 に切断することができる。
このように複数の種類の電線を選択的に 給して所定長の電線に切断する電線調尺切 部23自体の構成は、例えば、特開平9-306257号 公報等に開示された周知の構成を採用するこ とができる。
電線皮剥部24は、電線Wの端部を皮剥ぎす ものであり、例えば、接近離隔自在な一対 皮剥刃と、当該皮剥ぎ刃を電線W端部に向け て進退駆動させる進退駆動部とを有する構成 を採用することができる。そして、本電線皮 剥部24に搬送された電線端部に向けて一対の 剥刃を接近移動させ、一対の皮剥刃を電線W の被覆部に切込ませた状態で、電線の端部側 に向けて移動させることで、電線Wの端部の 覆部が皮剥ぎされる。このような電線皮剥 24としては、上記のように一対の皮剥刃で被 覆部を除去する構成等、種々の周知構成を採 用することができる。
端子圧着部25は、電線W端部に対して複数 類の端子を選択的に圧着可能に構成されて り、例えば、複数対のダイセットを有し、 の複数対の中から一対のダイセットを共通 端子圧着ポジションにセット可能な圧着装 において、複数種類の端子を選択的に前記 子圧着ポジションに供給可能に構成したも を用いることができる。
そして、上記電線皮剥部24で皮剥ぎされ 電線Wの端部が、本端子圧着部25に搬送され と、予め設定された所定の端子が選択され 供給されると共に、当該所定の端子に応じ 一対のダイセットが選択されて端子圧着ポ ションにセットされ、これにより、当該電 Wの端部に所定の端子が圧着され、端子付き 線18が得られることになる。
このような端子圧着部25自体は、例えば 特開2005-135822号公報等に開示された周知の構 成を採用することができる。
電線端部搬送機構部26は、電線Wの端部を 持して、電線調尺切断部23から電線皮剥部24 及び端子圧着部25を経由して、電線端部セッ 機構部30側の受渡し位置WPに向けて搬送可能 に構成されている。より具体的には、電線W 両端部を把持及び把持解除可能な一対の電 端部保持部27と、当該電線端部保持部27を、 線調尺切断部23、電線皮剥部24、端子圧着部 25に対応する各位置及び受渡し位置WP間で往 移動させる電線端部往復駆動部28とを有して いる。
各電線端部保持部27は、開閉自在な一対 把持片27aを有している。一対の把持片27aの 端部は所定の軸周りに回転自在に支持され おり、エアシリンダ等のアクチュエータ等 駆動によって、立設状に閉じた閉姿勢と、 伏状に開いた開姿勢との間で視線変更自在 されている。この一対の電線端部保持部27は 、電線端部往復駆動部28に所定間隔あけた状 で移動可能に設けられている。
電線端部往復駆動部28は、リニアモータ のアクチュエータを有しており、上記一対 各電線端部保持部27を、電線調尺切断部23か 電線皮剥部24、端子圧着部25を経て、受渡し 位置WPに向けて移動させるように構成されて る。電線端部往復駆動部28は、各電線端部 持部27に保持された電線Wの端部が、電線皮 部24及び端子圧着部25における各作業位置を 過する際に一旦停止し、当該電線Wの端部に 対して皮剥ぎ処理や端子圧着処理等を行わせ る。そして、所定長に切断され、端部の皮剥 ぎ及び端子圧着された端子付き電線18の端部 、上記端子圧着部25よりも電線端部セット 構部30よりの位置に設定された受渡し位置WP 搬送し、ここで、それらの端部を電線端部 ット機構部30に渡すように構成されている
なお、本実施形態では、切圧機構部22は 電線の種類及び端子の種類の双方を変更可 に構成されているが、その一方のみ変更可 であっても構わない。また、切圧機構部22は 、一種類の電線の端部に対して一種類の端子 を連続的に圧着するものであっても構わない 。
電線端部セット機構部30は、電線端部保 セット部32と、電線保持バー支持部40とを備 ている。
電線端部保持セット部32は、切圧機構部22 で端子圧着された端子付き電線18の端部を保 し、端子付き電線18の端部を電線保持バー 持部40に支持された電線保持バー10の各電線 持部14に順次セット可能に構成されている
ここでは、電線端部保持セット部32は、 対の電線端部回転部33と、電線端部搬送セッ ト部36とを有している。
図4は電線端部回転部33を示す正面図であ 、図5は電線端部回転部33を示す側面図であ 。一対の電線端部回転部33は、図1、図4及び 図5に示すように、それぞれ端子付き電線18の 端部をその軸回りに回転できるように構成さ れている。より具体的には、一対の電線端部 回転部33は、上記受渡し位置WPにおける一対 電線端部保持部27からそれぞれ端子付き電線 18の端部を受取り可能な位置に設けられてい 。各電線端部回転部33は、一対の把持爪部34 aと、爪部駆動部34bと、爪部回転駆動部34cと 有している。
一対の把持爪部34aは、略平行姿勢で延び 一対の板材の先端部をその近接方向に向け 略L字状に折曲げた形状に形成されている。 この一対の把持爪部34aは、エアシリンダ等の アクチュエータによって構成された爪部駆動 部34bの駆動によって、接近方向及び離間方向 に往復移動可能に構成されている。
また、爪部回転駆動部34cは、モータ等の クチュエータによって構成されており、上 一対の把持爪部34aを爪部駆動部34bと共に回 できるように構成されている。
そして、一対の把持爪部34aを上下に離間 せた状態で、上記各電線端部保持部27を受 し位置WPに配設することで、当該各電線端部 保持部27に保持された端子付き電線18の端部 、各電線端部回転部33における一対の把持爪 部34a間にそれぞれ配設されるようになる。ま た、この状態で、爪部駆動部34bの駆動によっ て一対の把持爪部34aを閉じ、各電線端部保持 部27を開くことで、端子付き電線18の各端部 各電線端部保持部27から各電線端部回転部33 受渡され、各一対の把持爪部34aで把持され 。この後、必要に応じて、爪部回転駆動部3 4cの駆動により一対の把持爪部34aを例えば180 回転させることで、端子付き電線18の端部 その軸回りに回転される。端子付き電線18の 端部が回転された場合、当該回転姿勢がその まま維持されるように、後での電線端部搬送 セット部36における搬送及び受取り、受渡し がなされる。
なお、端子付き電線18の端部を回転させ かどうかは、下流工程での作業に応じて決 され、予め制御ユニット50に設定されており 、当該設定に応じて動作する。例えば、下流 工程で、端子付き電線18の端部をコネクタハ ジングに挿入する場合、その挿入姿勢に応 て回転させるかどうかが決定される。回転 要な場合には、本各電線端部回転部33は、 電線端部保持部27から端子付き電線18の端部 受取った後、回転させることなく、次の電 端部搬送セット部36に渡す。なお、電線端 回転部33は、省略されてもよい。
図6は電線端部搬送セット部36を示す正面 であり、図7は電線端部搬送セット部36の要 を示す正面図であり、図8は電線端部搬送セ ット部36の要部を示す側面図である。
電線端部搬送セット部36は、上記各電線 部回転部33から受取った端子付き電線18の端 を、電線保持バー10に順次セットしていく うに構成されている。より具体的には、電 端部搬送セット部36は、電線端部把持セット 部37と、電線端部把持セット部37を移動させ セット部移動機構部39とを有している。
電線端部把持セット部37は、ベースプレ ト37aに対して第1昇降駆動部37bを介して昇降 動可能に支持された中間プレート37cと、当 中間プレート37cに対してそれぞれ第2昇降駆 動部37dを介して昇降駆動可能に支持された一 対の個別プレート37eと、一対の個別プレート 37eにそれぞれ支持された一対の把持部38とを している。
上記第1昇降駆動部37bは、エアシリンダ等 のアクチュエータによって構成されており、 中間プレート37cを昇降駆動させるように構成 されている。一対の第2昇降駆動部37dは、そ ぞれエアシリンダ等のアクチュエータによ て構成されており、一対の個別プレート37e それぞれ別々に昇降駆動させるように構成 れている。これにより、第1昇降駆動部37bは 対の把持部38を同期して昇降駆動し、一対 第2昇降駆動部37dは一対の把持部38を個別に 降駆動する構成となっている。
一対の把持部38は、一対の個別プレート37 eのそれぞれに垂下状に支持されており、端 付き電線18の端部を把持及び把持解除可能に 構成されている。より具体的には、各把持部 38は、一対の爪部38aと、エアシリンダ等のア チュエータによって構成され当該一対の爪 38aを接近及び離間移動させる爪部駆動部38b を有している。一対の爪部38aは、先端側に けて2つに分岐しており、端子付き電線18の 部をその長手方向において間隔をあけた2箇 所で把持可能に構成されている。そして、爪 部駆動部38bの駆動により一対の爪部38aを接近 移動させることで、両爪部38a間に端子付き電 線18の端部が把持され、爪部駆動部38bの駆動 より一対の爪部38aを離隔移動させることで 両爪部38a間から端子付き電線18の端部の把 が解除される。
また、セット部移動機構部39は、上記電 端部把持セット部37を、電線端部回転部33に 応する位置と電線保持バー支持部40との間 往復移動させる。ここでは、セット部移動 構部39は、一対のプーリー体39aと、一方側の プーリー体39aを正逆両方向に回転駆動可能な モータ39bと、一対のプーリー体39aに巻掛けら れた無端環状のベルト体39cとを備えている。 上記電線端部把持セット部37のベースプレー 37aは上記ベルト体39cの途中に連結されてい 。そして、モータ39bの正逆両方向への回転 動によって、電線端部把持セット部37が電 端部回転部33に対応する位置と電線保持バー 支持部40との間で往復駆動されると共に、そ 途中の任意の位置で停止可能に構成されて る。なお、本セット部移動機構部39は、上 構成の他、モータとボールネジ機構等を用 た直線移動機構等、各種アクチュエータに って構成することができる。
本電線端部搬送セット部36では、次のよ にして端子付き電線18の端部を搬送して電線 保持バー10にセットする。
すなわち、セット部移動機構部39の駆動 より電線端部把持セット部37を電線端部回転 部33に対応する上方位置に移動させる。そし 、一対の把持部38のそれぞれの一対の爪部38 aを離間させた状態で、第1昇降駆動部37bの駆 により一対の把持部38を下降させて、それ れの一対の爪部38aを、電線端部回転部33で把 持された端子付き電線18の端部を挟込み可能 位置に移動させる。この状態で、各爪部駆 部38bの駆動によりそれぞれの一対の爪部38a 接近移動させることで、それぞれの一対の 部38aで端子付き電線18の各端部が把持され 。この後、第1昇降駆動部37bの駆動により一 の把持部38を上昇させ、さらに、セット部 動機構部39の駆動により電線端部把持セット 部37を、電線保持バー支持部40に支持された 線保持バー10の上方に移動させる。
電線保持バー支持部40に支持された電線 持バー10の上方では、まず、一方の把持部38 把持された端子付き電線18の端部が、電線 持バー10の各電線保持部14のうちセットすべ 位置上方に位置するように、セット部移動 構部39の駆動により電線端部把持セット部37 を移動させる。この状態で、第2昇降駆動部37 dの駆動により或は第1昇降駆動部37bと第2昇降 駆動部37dとの両駆動により、当該一方の把持 部38で把持された端子付き電線18の端部が、 記セットすべき電線保持部14で保持される位 置まで、当該一方の把持部38を下降させる。 して、爪部駆動部38bの駆動により当該一方 把持部38の一対の爪部38aを離間移動させる とで、当該一方の把持部38による把持を解除 する。これにより、端子付き電線18の一方の 部が所望の電線保持部14にセットされる。
端子付き電線18の端部を、電線保持バー10 におけるどの電線保持部14にセットするかは 後述するように、制御ユニット50に対する 業指令に応じて決定される。つまり、作業 令として複数種類の端子付き電線18の製造順 、及び、製造された各端子付き電線18の並び が設定されており、制御ユニット50は、当 設定内容に基づいて、当該把持している端 付き電線18の端部を電線保持バー10における の電線保持部14にセットすべきかを判別す 。そして、制御ユニット50が、当該位置の電 線保持部14にセットするように電線端部搬送 ット部36を制御する。これにより、複数種 の端子付き電線18の端部が、予め設定された 上記順で並ぶように、電線保持バー10の各電 保持部14に順次セットされる。
また、作業指令として同一種類の端子付 電線18を製造する旨入力されることで、制 ユニット50は、同一種類の端子付き電線18の 部を電線保持バー10に各電線保持部14に順次 セットしていくように、電線端部搬送セット 部36を制御する。
なお、複数種類の端子付き電線18の製造 と電線保持バー10における端子付き電線18の 部の並び順とは必ずしも一致しなくともよ 。製造順及び端部の並び順は、例えば、次 程での製造状況に応じて適宜決定される。
この後、第2昇降駆動部37dの駆動により或 は第1昇降駆動部37bと第2昇降駆動部37dとの両 動により、当該一方の把持部38が上昇する 次に、他方の把持部38で把持された端子付き 電線18の端部についても、上記と同様動作に り、他の所望の電線保持部14にセットする そして、端子付き電線18の両端部を、電線保 持バー10の各電線保持部14にセットし終ると セット部移動機構部39の駆動により、電線端 部把持セット部37を電線端部回転部33に対応 る上方位置に移動させて、上記動作を繰返 。これにより、切圧機構部22で端子圧着され た端子付き電線18の両端部が、その製造順で 次電線保持バー10の各電線保持部14にセット される。
図9は電線保持バー支持部40を示す正面図 ある。電線保持バー支持部40は、上記電線 持バー10を支持可能に構成されている。ここ では、端子付き電線18の端部が保持された電 保持バー10を、空の電線保持バー10に入替え て円滑な処理が行われるように次の構成を採 用している。
すなわち、電線保持バー支持部40は、2つ バー支持機構部42、45を有している。
一方のバー支持機構部42は、バー支持部43 と、支持部水平移動部44とを有している。バ 支持部43は、電線保持バー10のうち電線保持 部14が設けられた部分とは反対側の一部を嵌 込み可能な凹部43aを有している。そして、 線保持バー10は、その一部を当該凹部43aに め込むようにして支持される。支持部水平 動部44は、エアシリンダ等のアクチュエータ によって構成されており、バー支持部43を、 線端部搬送セット部36側の電線端部セット 能位置とそこから側方に離れた脱着位置と 間で往復移動させるように構成されている
他方のバー支持機構部45は、上記と同様 バー支持部46と、支持部水平移動部47と、支 部昇降移動部48とを有している。支持部昇 移動部48は、エアシリンダ等のアクチュエー タによって構成されており、バー支持部46を 上記バー支持部43と略同じ高さ位置とそれ りも下方の高さ位置との間で昇降駆動可能 支持している。支持部水平移動部47は、エア シリンダ等のアクチュエータによって構成さ れており、バー支持部46を支持部昇降移動部4 8と共に、電線端部搬送セット部36側の電線端 部セット可能位置とそこから側方に離れた脱 着位置との間で往復移動させるように構成さ れている。
そして、一方のバー支持部43に支持され 電線保持バー10に対して端子付き電線18の端 をセットする場合には、支持部水平移動部4 4の駆動により一方のバー支持部43を上記電線 端部セット可能位置に移動させる。この状態 で、支持部水平移動部47の駆動により、他方 バー支持部46を脱着位置に移動させる。こ により、他方のバー支持部46に対して、端子 付き電線18の端部をセット済の電線保持バー1 0を取外したり、或は、空の電線保持バー10を セットすることができる。
そして、一方のバー支持部43に支持され 電線保持バー10に対して端子付き電線18の端 のセットが終了すると、支持部水平移動部4 4の駆動により一方のバー支持部43を上記脱着 位置に移動させる。この状態で、支持部水平 移動部47の駆動により、他方のバー支持部46 電線端部セット可能位置に移動させると共 、支持部昇降移動部48の駆動により、当該他 方のバー支持部46を上方に移動させる。これ より、当該他方のバー支持部46に支持され 電線保持バー10に対して端子付き電線18の端 をセットできる。
上記のように、2つのバー支持部43、46を 互に電線端部セット可能位置と脱着位置と 移動させることで、電線保持バー10に対する 端子付き電線18の端部のセットと電線保持バ 10の脱着を連続的に行うことができる。
なお、上記切圧機構部22及び電線端部セ ト機構部30の動作は、CPU、ROMおよびRAM等を備 える一般的なマイクロコンピュータによって 構成された制御ユニット50によって制御され 。制御ユニット50には各種キー等によって 成された入力部52が接続されており、当該入 力部52を通じて作業指示が入力される。本制 ユニット50は、当該入力部52を通じて切圧機 構部22における複数種の端子付き電線18の製 順に関する指令を受付け、当該指令に応じ 複数種の電線や複数種の端子を選択して指 に応じた端子付き電線18を製造するように制 御する。本制御ユニット50は、当該入力部52 通じて製造された端子付き電線18の端部の並 び順を受付け可能に構成されており、当該指 令に応じて各端子付き電線18の端部を電線保 バー10の各電線保持部14にセットしていくよ うに構成されている。また、本制御ユニット 50は、入力部52を通じて切圧機構部22で製造さ れた端子付き電線18のうちどの電線のどの端 を回転させるかの指示を受け可能に構成さ ており、当該支持に応じて、上記各電線端 回転部33を制御して必要に応じた回転動作 行わせる。
このように構成された切圧セット装置の 体動作について説明する。
まず、切圧機構部22において所定の電線 所定長に切断して所定の端子を圧着した端 付き電線18が順次製造される(図1参照)。する と、製造された端子付き電線18の両端部が電 端部往復駆動部28の一対の各電線端部保持 27によって受渡し位置WPに搬送される。なお 同種の端子付き電線18を連続して製造する 、或は、複数種類の端子付き電線18を所定の 順で製造するかは、予め上記入力部52を通じ 制御ユニット50に与えられた指令に応じて される。
受渡し位置WPでは、端子付き電線18の両端 部が一対の電線端部回転部33にそれぞれ渡さ る。そして、必要に応じて、端子付き電線1 8の各端部が一対の電線端部回転部33のそれぞ れで回転される(図1、図4及び図5参照)。
一対の電線端部回転部33に把持された端 付き電線18の両端部は、電線端部搬送セット 部36の一対の把持部38でそれぞれ把持され、 線保持バー支持部40にセットされた電線保持 バー10の上方に移動する。そして、電線保持 ー10の長手方向に沿った適宜位置に移動し 状態で、一対の把持部38が個別に下降移動す ることで、端子付き電線18のそれぞれの端部 、電線保持バー10における所望位置の電線 持部14にセットされる(図1、図6~図8参照)。
切圧機構部22において順次製造された端 付き電線18に対して上記処理を繰返すことで 、電線保持バー10の各電線保持部14には、複 の端子付き電線18の両端部がセットされる。 これにより、複数の端子付き電線18の両端部 電線保持バー10の各電線保持部14にセットさ れたものが得られる。
そして、電線保持バー10を空のものに交 しつつ、上記を繰返すことで、端子付き電 18の端部がセットされた複数セットの電線保 持バー10を得ることができる。
以上のように構成された切圧セット装置 よると、切断及び端子圧着された端子付き 線18の端部が、電線保持バー10の各電線保持 部14に並列状にセットしたものを得ることが きる。このため、下流工程での作業利便性 向上させることができると共に、電線や端 への傷付き、破損等を防止することができ 。
また、複数種類の端子付き電線18の端部 、電線保持バー10の複数の電線保持部14に予 設定された順で並んだものを得ることがで る。このため、例えば、当該順を下流工程 おける作業順に応じた順とすることができ 下流工程での作業利便性をより向上させる とができる。
また、同一種類の端子付き電線18を製造 る場合においても、当該同一種類の端子付 電線18の端部が電線保持バー10の複数の電線 持部14に並列状に並んだものを得ることが きる。このため、同一種類の端子付き電線18 を製造する場合に関しても、下流工程での作 業利便性を向上させることができる。
また、端子付き電線18の端部を電線端部 転部33で回転させているため、端子付き電線 18の端部を、下流工程での処理に適した姿勢 回転させた状態で、電線保持部14にセット ることができる。このため、下流工程での 業利便性により優れる。
なお、本実施形態では、端子付き電線18 両方の端部を電線保持バー10にセットする例 で説明したが、一方の端部だけを電線保持バ ー10にセットする構成であってもよい。この 合、端子付き電線18の他方の端部について 、コネクタハウジングに挿入してしまって よいし、或は、束ねた状態としてもよい。 た、切圧機構部22から搬送される端子付き電 線18の両端部に端子が圧着されている必要は く、例えば、一端だけに端子が圧着された 線等が存在していてもよい。また、端子付 電線18の一端部と他端部とを別々の電線保 バー10にセットするようにしてもよい。
また、切圧機構部22で端子圧着された直 の端子付き電線18の端部を把持する機構部を 、電線端部セット機構部30側の構成として備 ていてもよい。
<2.ワイヤーハーネスの製造方法>
上記切圧セット装置の使用に適したワイヤ
ハーネスの製造方法について説明する。
ワイヤーハーネスは、複数の電線に対し 切断や端子圧着等の各種処理を施し、これ を所定の配線形態で束ねることで製造され 。このように製造されたワイヤーハーネス 、自動車等に搭載される各種電気機器(例え ば、電子制御ユニットや各種センサ、各種ア クチュエータ)同士を電気的に接続する配線 して用いられる。
図10は実施形態に係るワイヤーハーネス 製造方法を示す工程図である。ワイヤーハ ネスの製造方法は、電線に対して切断処理 び端子圧着処理を施して電線保持バー10にセ ットする切断セット工程と、電線保持バー10 セットされた端子付き電線18の端部を掴ん 処理を行う端部処理工程と、端子付き電線18 に対して中間処理を行う中間処理工程と、サ ブアッシーを組立てるサブアッシー製造工程 と、ワイヤーハーネス組立工程とを備えてい る。
切断セット工程は、電線を切断して端部 端子を圧着した端子付き電線18を製造する 程と、製造された端子付き電線18の端部を個 別に取扱って上記電線保持バー10の各電線保 部14にセットする工程である。
本工程を実施するための装置としては、 記した切圧セット装置を用いることができ 。
このような切圧セット装置を用いた場合 上記したように、異なる種類の端子付き電 18を混在させて製造することも、端子付き 線18をその種類別に製造することも可能であ る。
もっとも、異なる種類の端子付き電線18 混在させて製造する場合、必ずしも上記切 セット装置を用いて実施される場合に限ら ない。
例えば、種類別に端子付き電線18を保持 た電線保持バー10を複数準備し、各電線保持 バー10にセットされた各種類の端子付き電線1 8を適宜別の電線保持バー10に移し替えてセッ トしていくことで、異なる種類の端子付き電 線18を混在させた電線保持バー10を得ること できる。
つまり、製造された端子付き電線18の端 を個別に取扱って上記電線保持バー10の各電 線保持部14にセットするとは、製造された端 付き電線18を束ねる形態を経ないで、機械 による相互区別及び個別処理可能な状態を て、上記電線保持バー10の各電線保持部14に ットすることをいう。
なお、本工程から搬送される全ての電線 両端部に端子が圧着されている必要はなく 例えば、一端だけに端子が圧着された電線 が存在していてもよい。
本実施形態における切断セット工程は、 り具体的には、次の2つの工程を含んでいる 。
一つ目の工程は、製造された端子付き電 18の端部を個別に取扱って、後述する次工 である端部処理工程における作業順に応じ 順で並ぶように、端子付き電線18の端部を複 数の電線保持部14にセットする工程である(工 程(a))。
ここで、次工程である端部処理工程にお る作業順とは、後述するように、端子付き 線18の端部をコネクタハウジングに挿入し いく順である。この作業順に応じた順で、 子付き電線18の端部が複数の電線保持部14に んでセットされることで、端子付き電線18 端部をコネクタハウジングに容易に挿入し いくことができる。
つまり、本工程の対象となる端子付き電 18は、後述する中間処理を経ることなく、 工程において、複数種の端子付き電線18の端 部を掴んで順次処理されるものである。より 具体的には、中間処理を経ることなく、コネ クタハウジングに順次挿入される端部を持つ 複数種の端子付き電線18が対象である。
なお、作業順に応じた順で並ぶように、 子付き電線18の端部を複数の電線保持部14に セットするとは、作業順と端子付き電線18の 部の並び順とが必ずしも完全に一致する必 はなく、次工程での作業に適した順で端子 き電線18の端部を並べた場合を含むことを 味している。次工程での作業に適した順は 例えば、作業順で端子付き電線18の端部を並 べて試行的に実際の作業を行い、端子付き電 線18の中間部分同士の交差状況等を見て相互 渉しないように並び替えを行う等して、決 することができる。
2つ目の工程は、製造された端子付き電線 18の端部を個別に取扱って、端子付き電線18 種類別に電線保持バー10の各電線保持部14に ットする工程である(工程(c))。
本工程の対象となるのは、後述する中間 程を施される端子付き電線18である。つま 、中間工程が必要となる端子付き電線18に関 しては、当該中間工程を同一種の端子付き電 線18に対して連続的に行った方が効率がよい そこで、このような端子付き電線18につい は、種類別にまとめて製造するのである。
端部処理工程は、電線保持バー10の各電 保持部14で保持された端子付き電線18の端部 掴んで処理を行う工程であり(工程(b))、よ 具体的には、複数の電線保持部14で保持され た端子付き電線18の端部を順次掴んでコネク ハウジングに挿入する工程である。
すなわち、ワイヤーハーネスを製造する あたっては、その完成品形態よりも小さい 態であるサブアッシーに分けて製造し、そ サブアッシーを複数組合わせてワイヤーハ ネスの完成形態とする工法が採用される。 工程では、そのようなサブアッシーを構成 るための一又は複数のコネクタハウジング 準備し、当該コネクタハウジングを一列又 複数列に並べて設置する。なお、ここで用 られるコネクタハウジングは、通常多極コ クタ用のものであり、従って、複数の端子 入孔を並列状に有している。そして、上記 線保持バー10に並列状にセットされた端子 き電線18の端部を順次コネクタハウジングの 各端子挿入孔に挿入していく。ここで、端子 付き電線18の端部をコネクタハウジングに挿 していく挿入作業順は、例えば、各コネク ハウジング毎に、左方から右方の順又はそ 逆順に及び上方から下方の順又はその逆順 、端子付き電線18の端部を各端子挿入孔に 入していくことができるような順に決定さ る。もっとも、実際の作業性、例えば、端 付き電線18の中間部が相互干渉しないように 、上記挿入作業順を適宜変更してもよい。
本工程は、電線保持バー10にセットされ 端子付き電線18の端部を電線端部把持機構に て把持して、並列配置されたコネクタハウジ ングに順次挿入していく装置60を用いて行っ もよいし、或は、手作業にて行ってもよい いずれにせよ、電線保持バー10には、端子 き電線18の端部が並列状にセットされ、かつ 、ここでの作業順に応じた順で並んでいるの で、ここでの挿入作業を容易に行うことがで き、かつ、電線や端子への傷付き、破損等を 防止できる。
本工程を経ることで、端部をコネクタハ ジングに挿入することで、複数の端子付き 線18がまとめられたサブアッシーの前形態 ものを得ることができる。
中間処理工程は、種類別に製造された端 付き電線18に対して中間処理を施す工程で る(工程(d))。
中間処理としては、端子付き電線18のう 端子が圧着されていない側の端部に電線端 にゴム栓付の端子等の特殊な端子を圧着す 圧着処理(図10のM1参照)や、端子付き電線18の うち端子が圧着されていない側の端部同士を 溶接する溶接処理(図10のM2参照)、端子付き電 線18の中間部の被覆を除去する中間皮剥処理( 図10のM3参照)、複数の端子付き電線18を捩り わせてツイストを加えるツイスト処理(図10 M4参照)等が挙げられる。これらの中間処理 、ワイヤーハーネスを構成する電線のうち 部に対して行われるものであり、同一種類 端子付き電線18に対して連続的に行う処理と して適した処理である。
これらの処理は、部分的又は全体的に自 処理機械にて行ってもよいし、或は、手作 にて行ってもよい。
特に、端子付き電線18の端部が電線保持 ー10の各電線保持部14にセットされた状態で 送されている場合には、各端子付き電線18 端部を自動処理機械によって把持して上記 ような特殊端子の圧着、溶接、中間皮剥、 イスト等の処理を行い易いという利点があ 。もちろん、手作業で行う場合にも、端子 き電線18の端部を個別に掴んで取出して処理 を行うことが容易である。
本工程で得られた中間処理を施された端 付き電線18は、サブアッシー製造工程又は イヤーハーネス組立工程に搬送される。
サブアッシー製造工程は、上記端部処理 程で処理されたもの、即ち、複数の端子付 電線18がコネクタハウジングを介して連結 れてまとめられたものと、中間処理工程で 理された少なくとも一つの端子付き電線18と で、ワイヤーハーネスの一部であるサブアッ シー19を製造する。例えば、中間処理工程で 理された少なくとも一つの端子付き電線18 端部を、上記コネクタハウジングの空きの 子挿入孔に挿入することで、サブアッシー19 を製造する(工程(e))。
かかる工程は、通常、作業者による手作 により行われる。場所的には、端子付き電 18の端部をコネクタハウジングに挿入する 業位置の傍で行ってもよく、全く別位置で ってもよい。
ワイヤーハーネス組立工程では、上記サ アッシー19や中間処置された端子付き電線18 を適宜用いて最終的なワイヤーハーネスの形 態に組立てる工程である。この工程は、通常 、作業者による手作業により行われる。ワイ ヤーハーネス組立工程は、上記端部処理工程 で処理された端子付き電線18と、中間処理工 で処理された少なくとも一つの端子付き電 18とで、ワイヤーハーネスを製造する工程( 程(e))であるともいえる。
このようにして製造されたワイヤーハー スは、検査工程等を経て、車両等に組付け れる。
このワイヤーハーネスの製造方法では、 子付き電線18の端部は、電線保持バー10の電 線保持部14にセットされた状態で、下流工程 搬送される。このため、従来のように、端 付き電線を束ねて取扱っていた場合と比較 て、端子付き電線18の端部を個別に掴んで 出して処理を行うことが容易となり、当該 流工程での作業利便性に優れる。
また、端子付き電線の端部は電線保持バ 10の各電線保持部14によって並列状に保持さ れているため、端子同士又は端子と電線中間 部との接触が有効に回避され、電線や端子の 傷付き、破損等を有効に防止できる。
なお、端子付き電線18の両端部が電線保 バー10にセットされても、端子付き電線の一 端だけが電線保持バー10にセットされてもよ 。
特に、切断セット工程で、次の端部処理 程での作業順に応じた順で並ぶように、端 付き電線18の端部を電線保持バー10の各電線 保持部14にセットしているため、当該端部処 工程での処理、ここでは、複数の端子付き 線18の端部をコネクタハウジングへ順次挿 していく処理を容易かつ円滑に行うことが きる。
また、端子付き電線18のうち中間処理を う必要がないものについては、上記のよう 、切断セット工程で、次の端部処理工程で 作業順に応じた順で並ぶように、端子付き 線18の端部を電線保持バー10の各電線保持部1 4にセットする一方で、端子付き電線18のうち 中間処理を行う必要があるものについては、 端子付き電線18を種類別に製造し、次の中間 理工程で、種類別に中間処理を施している そして、これらを組合わせてサブアッシー1 9或はワイヤーハーネスを組立てる。従って 端子付き電線18に対して加えられる製造処理 の内容に応じて、複数種の端子付き電線18の 続処理又は同種の端子付き電線18の連続処 を施して効率的にワイヤーハーネスを製造 ることができる。
しかも、端子付き電線18を種類別に製造 る場合にも、種類別に端子付き電線18の端部 を電線保持バー10にセットしているため、こ らの端子付き電線についても、次に中間処 作業での作業利便性に優れると共に、電線 端子への傷付き、破損等を有効に防止でき 。
なお、上記中間処理工程は、必ずしも必 ではないし、従って、端子付き電線18を種 別に製造する工程は省略されてもよい。
以上のようにこの切圧セット装置及びワ ヤーハーネスの製造方法は詳細に説明され が、上記した説明は、すべての局面におい 、例示であって、この発明がそれに限定さ るものではない。例示されていない無数の 形例が、この発明の範囲から外れることな 想定され得るものと解される。
